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元マイクロソフトの社長だった成毛さんと娘さんによる、実戦的就活論＆体験談。
表題から感じられる通り、一般的な就活論の逆をいくような意見と実践がとても面白い。痛快と言っても良いでしょう。
一般的な就活ノウハウ本とは一線を画した異色のノウハウ本として読んでも役に立つでしょうし、父娘一緒になっての就活戦線攻略物語として読んでも面白いこと間違いなし！
不景気、採用減という背景から就活が大変だとは判りますが、何かノウハウ本に洗脳されたように同じスタイル一色というのは、私自身サラリーマンとはいえ、何だかなぁと感じます。
そんな小手先で表面だけ装っても何になるのか、ということがまずスタートにあります。
本書で成毛さんが言おうとし、娘さんに実践させたことを汲み取ると、要は相手に一方的にへりくだるだけではく、対等に向かい合ってみよう、ということではないかと思います。
相手に評価されると同時にこっちも相手を評価してみよう、どうせならありのままの自分で相手と対等に向かい合ってみよう、折角の機会をこちらも楽しんでみよう、というように。
ただ、そのためには自分自身に自信、余裕がないとだめだろうなぁ、とも思います。
卓越したアドバイザーが傍についていない限り中々難しいようです。その点、成毛さんのお嬢さんは幸運だった、というべきか。
1.父娘の就活戦略会議／2.面接では｢コイツだったら｣を目指せ！／3.大学は就活のためにある場所だ／4.私なら、こんな人を採用する／5.今、親のあなたへ
これから親になる人へ／最後に 成毛のおまけ
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