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1976年愛媛県生、徳島大学総合科学部卒。大学在学中の1997年から2年間 中国・吉林大学に国費留学。出版社勤務を経て、2005年よりフリーランスのライター。日本生まれの中国残留孤児二世という独自の立場・視点から残留孤児、二世、三世への取材活動を続け、ノンフィクションを発表。08年、中国残留孤児だった実父の半生を追った「あの戦争から遠く離れて 私につながる歴史をたどる旅」にて第39回大宅壮一ノンフィクション賞、第30回講談社ノンフィクション賞、第7回黒田清JCJ新人賞を受賞。 |
「黒島の女たち −特攻隊を語り継ぐこと−」 ★☆ |
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沖縄県八重山諸島にある小さな島、黒島が本ノンフィクションの舞台。 “黒島”という島のことをご存知でしょうか。私はまるで知りませんでした。地図を見て、石垣島と西表島の間にある小さな島だったのかとようやく認識した次第。 第1・2章を読んだ後に戸惑いを覚えたのは、内容が上記の出来事から遠ざかってしまったこと。 |