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●「鞄図書館1 Stories of the Library in a Bag」● ★★ |
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「司書さん」と呼ばれる男性が持ち歩くその鞄は、あらゆる書物を所蔵し、どんな本でも揃っているという、“鞄図書館”。 その鞄の中には、大きな図書館の世界が広がり、司書さんでさえロープ無しに入り込んだら二度と現世界には戻ってこれない、またロープの届く範囲でしか入り込めないという。 そんな司書さんと鞄図書館が、本を読みたい人たちのために旅して回る途中で出会った様々な出来事を描いた、連作ストーリィ。 ただし本書、小説ではなく、コミックです。 鞄図書館とはいえ、図書館であるからには、ストーリィの殆どは本絡み、人々の本に関わる思い出が描かれています。 普段読んでいる小説とはまた違った味わい。それなりに楽しめました。 |