| 2025.12.10 舞台「飛び立つ前に」を観てきました。 劇場は、東京芸術劇場シアターイースト。 出演者は、橋爪功、若村麻由美、奥貫薫、前田敦子、岡本圭人、剣幸。 ストーリーはかなり複雑で、注意して観て、聞いていないと混乱しそうなもの。 事前にネットで出演者のコメント等を聞いていましたので、混乱することはありませんでしたが、事前の認識がないとかなりミステリアスな劇という印象だろうと思います。 要は、年老いた父親(橋爪功)が認知症、長年連れ添った母親(若村麻由美)が死去し、父親独りで住まわせておくのはもう無理、娘二人が施設に入所させようとしている、という設定。 認知症の父親の頭の中には、まだ妻が生きていて、いつものように暮らしているという幻想が繰り広げられており、舞台上ではその妻と娘たちがやり取りまでしているので、困惑させられる、といったストーリー。 橋爪功さん、84歳というのに声がよく通っていて、こんな父親が認知症になって大声で怒鳴られたら怖いなぁ、大変だなぁ、と思わされます。 若村麻由美さんは、実年齢よりかなり年上の役を演じている訳で、老け顔、かつ老女らしい声を出して演じており、流石。 決して面白いというような作品ではありませんが、観応えは十分、そして認知症になるとこうなるのか、と思うと恐くなりました。 |
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| ●図書館等から借出中 | ||
| 嶋津 輝 | カフェーの帰り道 11/24 | 東京創元社 |
| M・アトウッド | ペネロピアド 読書中 | 角川文庫 |
| C・キーガン | 青い野を歩く 11/26 | 白水社 |
| 小川 哲 | 火星の女王 11/29 | 早川書房 |
| 志水辰夫 | 新蔵 月に吼える 11/29 | 徳間書店 |
| 安壇美緒 | イオラと地上に散らばる光 11/29 | 角川書店 |
| 小野寺史宜 | タクジョ! あしたのみち 11/29 | 実業之日本社 |
| 一穂ミチ | アフター・ユー 12/05 | 文藝春秋 |
| 山崎ナオコーラ | 陽ちゃんからのそよ風 12/06 | 河出書房新社 |
| 垣根涼介 | 蜻蛉の夏 12/06 | 小学館 |
| くどうれいん | スノードームの捨てかた 12/07 | 講談社 |
| 濱野京子 | 読書会を魔女といっしょにやってみたら 12/10 | あかね書房 |
| ●購入済等未読本 | ||
| 現在なし | ||
| ●図書館へリクエスト中 | ||
| 麻沢 奏 | 放課後、レンズ越しの君と 11/06(予約順1) | 角川書店 |
| 山崎ナオコーラ | 魔法のつららペン 11/13(予約順1) | 静山社 |
| 佐原ひかり | リデルハウスの子どもたち 11/20(予約順1) | 東京創元社 |
| いとうみく | 空木の庭 11/20(検討中) | 静山社 |
| 辻堂ゆめ | ミステリ作家、母になる 11/26(予約順1) | 小学館 |
| 竹宮ゆゆこ | 寝てる場合じゃねえんだよ 11/27(予約順1) | 実業之日本社 |
| 吉川英梨 | 海蝶-沈黙のヨダ- 11/27(順番待3) | 講談社 |
| 梶よう子 | ほおずき、きゅっ 11/28(予約順3) | 新潮文庫 |
| 上村裕香 | ぼくには笑いがわからない 12/01(予約順1) | 角川書店 |
| 高野知宙 | その糸を文字と成し 12/04(予約順1) | 河出書房新社 |
| 砂原浩太朗 | 武家女人記 12/05(予約順1) | 集英社 |
| 須藤アンナ | 超 すしってる 12/08(予約順1) | 中央公論新社 |
| 長谷川まりる | 花売り姫 12/09 | PHP研究所 |
| 武内 涼 | 湯船 12/11(予約順1) | 祥伝社 |
| 高瀬乃一 | うらぎり長屋 12/15(予約順1) | 角川春樹事務所 |
| 奥田英朗 | 普天を我が手に 第三部 12/17(予約順2) | 講談社 |
| 原田マハ | 晴れの日の木馬たち 12/17(予約順4) | 新潮社 |
| 町田そのこ | ハヤディール戀記(上) 12/23(予約順1) | PHP文芸文庫 |
| 町田そのこ | ハヤディール戀記(下) 12/23(予約順1) | PHP文芸文庫 |
| 岩井圭也 | 竜血の一族 12/23 | 中公文庫 |