石川サークルの日頃の活動の様子です。
ひまさえあれば、がんばって更新します!


2020年サークル活動


































2月12日 定例サークル 金森先生提案

12月26日27日 冬の集会
2015年
1月11日 新年会
1月23日 定例サークル 北川さん提案
2月6日 定例サークル 中曽根さん提案
2月20日 定例サークル 奥山さん提案

4月 定例サークル 新学期、子どもたちと出会って・・・全員報告
5月8日9日 春の合宿
5月22日 定例サークル

一人目は中村さん。クラスのAさんについての報告でした。授業になかなか集中できず、時には教室を飛び出してしまうAさん。自分が気に入らないことがあると大きな声を出してみんなの邪魔をしていまうことも。でも活動が大好きで外で楽しく過ごすことも多い。今はハーブに夢中で図鑑をよく見ているそうだ。中村さんはなんとかAさんをクラスの仲間として一緒に過ごさせたいとあれこれと作戦を考えた。サークルのメンバーからもAさんの言動をどうとらえるか、またAさんへの具体的な手立てのアドバイスなど討議が深まった。

二人目は宮坂さん。ギリギリまでレポート仕上げていたようで、当日までの実践を持ってきてくれた。その内容が気になる子を分析 算数の授業の導入の工夫 校長にいじめられながらも手のかかる子たちへの支援を考えたこと 子どもたちと遊んだこと と宮坂さんが心がけて取り組んできたことがとても丁寧に書かれていた。「まず何をしたらいいのか・・・」と言ってはいたけど、やっていることは間違ってはいなかった。サークルのメンバーからも「すぐに大きな成果は出てこないかもしれないけど、コツコツと積み重ねていくことで必ずいいものが見えてくるよ。」と言うアドバイスがあった。

この忙しい中、仕事が終わった後に遅くまで論議したことに大切な意味があると思います。毎日苦戦はしているけど、それがとても大切な経験になると思います。2人のこれからに期待です!ありがとうございました!
 

6月5日 定例サークル

『たんぽぽりん紙芝居 ~いたずらおばけ~ を取り組んで』 金沢 幼稚園  宮崎さん

『春花と勇太の関わりから自分と友を知り、次への意欲を見いだす子どもたち~国語:なまえつけてよ~』 長野 小学校 中曽根さん

  
若い人から遠方の方まで、最近はいろいろな人が参加してくれて、とってもうれしいです!!
どんどん学び合う仲間が増えたらいいなぁ~。
というわけで、意欲的に深く!学び合いました。


6月19日(金) 定例サークル

スイミーの実践を提案したのは初めて。金森さんの数年前の模擬授業が大変参考になり、教材研究をしっかり考えて臨むことが出来た。この作品を読むときに大事な場面は一場面だった。この場面では、「小さな魚たちが楽しく暮らしていた。」どのようにくらしていたか?を想像して読んだ。おにごっこやかくれんぼなどの遊び、えさ取りをはじめとする食事、遠足や散歩などの旅、そうじやえさをとる練習や逃げる練習などの勉強、すみかをさがすとか、住みかをきれいにするなどの住など、子どもたちがいろいろ想像して豊かに読んだ。だから、そのあと、マグロに赤い魚たちが飲み込まれてスイミーがひとりぼっちになったときの怖さや寂しさ、悲しさを、楽しく暮らしていた豊かなイメージを持っているだけに読むことが出来た。そこを読めたことで次の展開も続けて楽しく豊かに読めた。二つ目は、教科書の文だけでは読み切れないものを絵本の絵で補って豊かな読みを創れたことだ。水中ブルドーザーのようないせえびを出したとき「うおー」と声が上がった。「かっこいい」「怪獣見たいや」『色がきれい』など、素晴らしいものおもしろいものを見るたびにスイミーは元気を取り戻したことを絵本の力で豊かに読んだ。三つ目はふりかえりを小さな魚のきょうだいたちやスイミーになってセリフで書くことでスイミーに寄り添って読むことが出来た。また、指摘された、子どもの感想の「また、楽しく暮らせてよかった」ときの突っ込みが弱いと指摘されたので、子どもの感想を読み合っているときにそのことを聞いた。「楽しく暮らしていたって、前の楽しさと同じかな・」と聞くと、「違うよ、勉強に、大きな魚の練習があるよ。」「もっと怖がるために口を大きく開ける練習もしてるよ」「スイミーが元気をとりもどしたクラゲや伊勢エビを見に遠足に行ってるよ」などと発言。最初の楽しく暮らしていたとの比較は読めていたようだ。このように、作品を読む大切さをこの実践で学んだ。そして、そのことを子どもと一緒に楽しく豊かに読めた。スイミーの物語だが、人間そのものだと思う作品で、今の子どもだけでなく大人に対してもレオレオニが伝えたいメッセージは意味があるなあと思った.優れた作品によって楽しめた実践だった。(松村一成)

 

 問い合わせ 09046808216  (加藤まで)