仙人の会1月例会発表
発表者:田村和彦氏 (東京大大学院綜合文化研究科博士課程)
日時:1月25日(土)
場所:法政大学市ヶ谷校舎80年館7階会議室
アクセス、地図はこちら http://www.hosei.ac.jp/gaiyo/campusmap/020407ichigaya.gif
※80年館(図書館)は大学の正面入口から左最奥に回
り込んだところにある建物です。80年館正面の石段を上がらず、右横の自動扉から入ってください。入って右奥のエレベーターで7階会場へ。
時間:14:00−17:00頃まで
発表題目
「単姓」村から復姓村へ-陝西省関中平原地域の村落に関する事例報告-
要旨
従来研究の少なかった中国内陸部の村落について事例報告を行なう。発表者は、周
辺村落から「単姓」村と見なされている村落にてフィールドワークを行なったが、そ
こには少なからぬ外来者が含まれていた。今回は、このような人々がどのように吸収
/非吸収されてゆくかを、村落の変遷、付近の移民村の事例に簡単に触れながら取り
上げる。そのなかで、しばしば安易に言及されてきた漢族の中心文化としての中原に
ついていくらかの相対化が図れれば幸いである。