旅の思いでドイツ・ベルリン

 

 東西ドイツがひとつになって間もない1991年にベルリンへ行きました。


 ベルリンへは、ドイツ国鉄(当時)の夜行でベルリン・ズー駅へ向かい、明け方着きました。もちろん簡易寝台クシェットでした(二度と乗るまい)。Uバーンで移動し、ユースホステルを確保すると、ブランデンブルク門を観に行きました。
 

 ブランデンブルク門は、東西ベルリン分断の象徴でした。ご覧の通り、すでに自由に東西へ移動できるようになっていました。門のまわりでは、撤退したソビエト軍の残した物か、横流し品か、軍帽やコートが売られていました。

 東西を分け、多くの悲劇を生んだ「かべ」は、このようになくなっていました。
 近くでは、かべ博物館ができ、入り口で本物のかべを見たのち、かべを越えようとする多くの努力と多くの悲劇を見ることができます。

 また、かべのかけらを販売する露店商もあり、本物かどうか良く分からない物から、判の印し付いた確実に本物らしい物まで、いろいろありました。もちろんうっている人はなんだかうさん臭そうでしたが。


 印象的だったのは、旧東ベルリンの郵便局で日本へ電話をかけようとした時、職員に「西の郵便局へ行ってくれ」と言われたことです。

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1999年1月9日