競輪一発勝負



和歌山記念 決勝 11R 2009年01月11日

武田豊樹 茨城 88期逃捲
 齋藤登志信宮城 80期自在
稲垣裕之 京都 86期逃捲
荻原尚人 宮城 89期逃捲
紫原政文 福岡 61期自在
 吉岡篤志 徳島 82期差脚
稲村成浩 群馬 69期自在
 吉永和生 広島 80期差脚
 加倉正義 福岡 68期差脚

稲垣が主導権を握り、3番手の加倉が鋭く伸びて抜け出し優勝。

加倉−稲垣−武田の車連(9-3)は14,330円、三連単(9-3-1)は125,450円で3番手車券でした。


先頭は武田と稲垣に荻原で、誰が主導権を握り仕掛け時は。

 風向きが競争中に変化する難しく予想泣かせの展開ばかりとなり、勝ち上がってみれば吉岡を除いて8車は初日特選メンバーである。 米国の失業率が戦後最悪となり、ドルが売られ円が買われる。経済も冷え切る、競輪も厳しい環境となる。
 北日本勢は荻原に齋藤、関東勢は武田に稲村、近畿は稲垣、九州勢は紫原に加倉、中四国勢は吉岡に吉永、である。 目標のない九州勢が稲垣マークとなり、中四国の吉永と吉岡は空いている3番手で別線となろう。
 並びは、荻原−齋藤−吉村、武田−稲村−吉永、稲垣−紫原−加倉、と想定した。 先頭の荻原、武田、稲垣を比べると、武田が頭一つ抜け出しているが最後方に置かれると沈没しよう。 荻原の近況からは3着までの連帯率が高く安定して実績を上げている。稲垣は地元近畿地区で1車となり優勝を狙う競争となろう。 荻原が主導権を握り、稲垣は位置により踏みこむタイミングが変わろう。武田は中団に拘るか、荻原が出渋る一気に仕掛けて逃げよう。
 狙い目は、武田から稲村の折り返し、稲垣を絡めたい。

武田=稲村(1=7)、武田−稲垣(1-3)、稲垣−紫原(3-5)の4点で勝負する。