競輪一発勝負



大宮記念 特選 09R 2004年01月12日

1吉岡稔真 福岡 65期逃捲
× 2渡邉晴智 静岡 73期差脚
  3吉田敏洋 愛知 85期逃捲
4戸邉英雄 茨城 51期差脚
  5中井達郎 静岡 74期自在
 6川崎洋 岡山 69期自在
 7高谷雅彦 青森 67期逃捲
  8酒井耕介 京都 56期差脚
9合志正臣 熊本 81期自在

後方7番手に引いた吉岡は捲り不発。

 周回は、高谷−戸邉、吉岡−合志−川崎、中井−渡邉、吉田−酒井、の細切れ戦となった。 赤板2角から吉田−酒井が上昇すると中井−渡邉が続いて打鐘を受け、主導権を握り4角を回る。
 HSは、吉田−酒井、中井−渡邉、(イン高谷−戸邉、アウト吉岡−合志)−川崎、となり、吉岡は此処で車を引いて7番手に下げた。 そのまま一本棒となり、中井、高谷、吉岡が車間を空けて発進のタイミングを待っている。吉岡が動かない、動けないのか。 3角から中井が捲り発進、高谷も踏み込む、吉岡は外に車を持ち出す、直線では吉田ラインを中井が捲り切って、マーク渡邉が交わして南関ワンツー車券となった。 なんと吉岡は4着に沈んでしまった。

渡邉−中井の車連(2-5)は2,700円、枠連(2-4)は1,240円で南関車券でした。



戦力復活の吉岡が人気となるが、沈没すると大きな穴になる。

 南関の静岡勢が中井と渡邉で連携するので、北日本高谷の番手は関東の戸邉になるだろう。 中部の吉田には近畿の酒井、吉岡には合志の九州勢に中国の川崎が3番手と思われる。
 並びは、吉岡−合志−川崎、高谷−戸邉、吉田−酒井、中井−渡邉、と想定した。 先行はBK回数から吉田が有力である、この位置を狙って中井が動いて来るだろう。 高谷は大宮バンクを苦にしない先行を見せてくれた事もあるが、今の勢いでは敵うまい。 じっくりと吉岡が脚を貯めて捲り込んで決着するのではないだろうか。GPでの吉岡は鋭かった。
 狙い目は、吉岡からスジの合志の折り返し、渡邉と戸邉の縦脚に期待した。

吉岡=合志(1=9)、吉岡−渡邉(1-2)、吉岡−戸邉(1-4)の4点で勝負する。


大宮記念 特選 10R 2004年01月12日

1渡辺一貴 滋賀 58期差脚
2伏見俊昭 福島 75期逃捲
  3増田鉄男 徳島 74期差脚
  4室井健一 徳島 69期差脚
  5茂木和臣 埼玉 63期差脚
 6中塚記生 熊本 63期差脚
7佐藤慎太郎福島 78期差脚
  8高城信雄 兵庫 77期逃捲
× 9佐々木則幸高知 79期逃捲

伏見は位置取りに拘り、捲り不発で沈没。

 周回は、伏見−佐藤−茂木、高城−渡辺−中塚、佐々木−増田−室井、の綺麗な三分戦となって赤板を通過する。 佐々木ラインが伏見ラインと並んで打鐘を受けるが、ピッチが緩んだままで、高城がアウトから追い上げて主導権を握る。
 最終HSは、高城−渡辺−中塚、佐々木−増田−室井、伏見−佐藤−茂木、となり、佐々木が伏見をアウトに牽制しながら最終BSを向かえた。 佐々木が捲り発進すると、渡辺がこれを阻みながら直線に向かう。高城を渡辺が交わす、内から中塚が鋭く伸びて、高城が3着に逃げ粘った。
 伏見は捲り不発に9着に終わる、吉岡、伏見と沈んでしまった。渡邉、渡辺がピンピンだぞ。

渡辺−中塚の車連(1-6)は6,450円、枠連(1-5)は2,060円で先手ライン車券でした。



伏見と佐藤のGPコンビを破るのは、佐々木ラインではないか。

 機動型は伏見、高城、佐々木の3車でそれぞれにラインが出来る。 伏見には佐藤の北日本GPコンビに地元茂木が3番手になる。四国勢は佐々木に増田と室井で結束する。 近畿勢は高城に渡辺で位置の無い中塚が3番手に入る。
 並びは、伏見−佐藤−茂木、高城−渡辺−中塚、佐々木−増田−室井、と想定した。 大宮500バンクで競争ルールが改正になり、黄線が気に掛かる。先行するのも覚悟が必要で、遅め遅めになりはしないだろうか。 GPで村上を競り落とした伏見の意地、村上は和歌山記念で惜敗を飲んで連に絡めない結果で終わった。 伏見と佐藤の相性は良く、地元茂木が3番手ならば先行主体に挑んでくれば佐々木は敵では無くなる。 主導権争いになった場合は、高城マークの渡辺に要注意である。
 狙い目は、伏見を使う佐藤から伏見の折り返し、佐々木と渡辺に流してみたい。

佐藤=伏見(7=2)、佐藤−佐々木(7-9)、佐藤−渡辺(7-1)の4点で勝負する。


大宮記念 特選 11R 2004年01月12日

1太田真一 埼玉 75期逃捲
  2桑原大志 山口 80期自在
× 3小嶋敬二 石川 74期逃捲
  4山原利秀 高知 63期差脚
5山口富生 岐阜 68期差脚
 6秋山智幸 大阪 75期自在
7小橋正義 新潟 59期差脚
  8出口眞浩 神奈川63期差捲
  9井上剛 岡山 85期逃捲

ゴール直前で太田、山口、小橋が落車転倒してしまった。

 周回は、井上−桑原−山原、太田−小橋−出口、小嶋−山口−秋山、と地元太田は中団を選んで赤板を通過した。 小嶋ラインが上昇する、太田ラインも続いて、小嶋が主導権を握り中団が併走となり打鐘を受けた。 太田が踏み出し、井上の上昇を待つかのようにピッチを緩める。
 最終HSからは、井上−桑原−山原、太田−小橋−出口、小嶋−山口−秋山、の並びに戻った。 小嶋が3角から先に発進すると太田が此に併せて踏み込んで直線を向いた。 太田は加速できないで小橋が並び、前が山原に塞がれ、サイドに山口が襲い掛かり3車が落車してしまった。 空いた内を付いた秋山がゴール線を突き抜け、山原、小嶋が外からやって来た。
 太田が中団を奪い、小嶋の仕掛けに併せる以前に踏み込むべきであった。展開的には太田の楽勝かに思えたが伸びることなく終わったのが不思議だ。 太田の無事を祈る。

秋山−山原の車連(6-4)は82,610円、枠連(4-5)は880円でヨーロッパ車券でした。



地元太田と小嶋のGP両者のライン戦だ。

 東日本勢は太田と小橋に出口、中部近畿勢は小嶋に山口と秋山、中四国勢は井上に桑原と山口、の綺麗な三分戦模様である。
 並びは、太田−小橋−出口、小嶋−山口−秋山、井上−桑原−山口、と想定した。 先行は井上であろう、太田と小嶋は先行主体であるが捲りを有力な武器に近況はしてきている。 地元ホームバンクの太田が先行で勝負してくれればとファンは期待している。マーク小橋がキッチリと小嶋の捲りを捌いてくれるのではないだろうか。 GPでの太田の捲りは良かったが、吉岡、山田が実力で捕らえた競争から、太田を推奨する、 太田は地元記念優勝に向けて気合いも体も万全であろう。そこへ行くと小嶋は調整が不安ではないだろうか。
 狙い目は、太田真一から小橋の折り返し、小嶋、山口、に付けたい。

太田=小橋(1=7)、太田−小嶋(1-3)、太田−山口(1-5)の4点で勝負する。