競輪一発勝負



四日市記念 特選 09R 2002年04月13日

1海田和裕 三重 65期逃捲
2戸辺英雄 茨城 51期差脚
× 3安田光法 大阪 54期差脚
  4高橋武 神奈川50期差脚
5坂本英一 栃木 59期差脚
 6三和英樹 滋賀 69期逃捲
7佐久間重光三重 41期差脚
  8加藤渉 岐阜 67期自在
  9小泉俊也 岩手 77期逃脚

小泉の先行番手は戸辺が人気に応える、高橋が中割2着。

 周回は、三和−安田、海田−佐久間−加藤、小泉−戸辺−坂本−高橋、で青板を通過する。 早くもBSから6番手の小泉が上昇を始める、海田も此を嫌ってか併せて上昇をした。 3つのラインが重なって赤板を向かえた。三和ラインが車を下げ、小泉が主導権を握り打鐘となった。
 最終HSは、小泉−戸辺−坂本−高橋、海田−佐久間−加藤、三和−安田、の一本棒となる。 2角から海田が捲り発進する、後ろを見ながら戸辺が海田を飛ばす、三和は位置が悪すぎる。 4角で坂本が海田をブロックし、内を高橋が突っ込んでいった。小泉を利した戸辺が1着、ヒモは中割った高橋と坂本の際どい勝負となった。 戸辺−坂本の一番人気ではなく、戸辺−高橋の中穴車券となってしまった。

戸辺−高橋の車連(2-4)は6,160円、枠連(2-4)は320円で先行番手車券でした。



地元中部ラインの海田が人気に応えよう。

 自在屋は、海田、三和、小泉、の3車である。海田には同県佐久間に加藤で地元中部ラインが出来る。 三和と安田で近畿ライン、小泉には戸辺と坂本の栃茨に高橋で東日本ラインといったところであろう。
 並びは、小泉−戸辺−坂本−高橋、三和−安田、海田−佐久間−加藤、と想定した。 機関車の海田、小泉、三和で、誰が主導権を握るかであろう。東日本ラインが4車と長くなれば小泉、地元の意地の海田、逃げが良い三和、どれも侮れない。 ここは地元海田が人気を集めるのであろう。問題はマーク佐久間と加藤の調子であろう。
 狙い目は、海田を中心に佐久間、三和を利す安田、小泉を使う戸辺と坂本を押さえたい。

海田−佐久間(1-7)、海田−安田(1-3)、海田−戸辺(1-2)、戸辺−坂本(2-5)の4点で勝負する。


四日市記念 特選 10R 2002年04月13日

1川口満宏 東京 58期差脚
2冨田卓 千葉 76期自在
3松岡彰洋 三重 69期逃捲
  4上方啓次 茨城 54期差脚
  5渡会宏和 愛知 65期自在
 6門野匡秀 滋賀 61期差脚
7山口富生 岐阜 68期差脚
  8高橋健太 静岡 80期逃捲
  9中澤央治 大阪 59期差脚

松岡は逃げる高橋マークの冨田に飛ばされちゃった。

 周回は、門野−中澤、松岡−山口−渡会、高橋−冨田−川口−上方、と位置のない近畿勢が前で受ける並びとなって赤板を通過した。 2角から高橋ラインが上昇して、中部ラインを押さえ、近畿勢の後ろ3番手で一休みで、打鐘を受けた。 第2センターから3番手の高橋が先行発進して、HSで先頭に出る。
 高橋−冨田−川口−上方、門野−中澤、を第1センターから松岡ラインが捲り発進する。 この動きを見た冨田が松岡を飛ばした、何だ、難だ、前レースと同じ展開だぞ。 直線で冨田が高橋を交わし、外から川口が伸びて1勝を上げた。

川口−冨田の車連(1-2)は2,680円、枠連(1-2)は1,040円で交わしの交わし車券でした。



80期高橋健太には負けられぬ松岡が中心だ。

 中部勢は松岡に山口と度会で結束、中澤と門野の近畿勢は機関車が不在で中部ラインの隙を狙いそうだ。 東日本勢は高橋に冨田の南関、動ける川口が続いて上方がマークしての二分戦模様である。
 並びは、高橋−冨田−川口−上方、松岡−山口−度会、−中澤−門野、と想定した。 中部勢を見方に付けたラインが優勢であり、松岡は高橋に先行を許さない競争に持ち込むと期待したい。 東日本勢でも冨田、川口の縦脚にも期待を寄せた。
 狙い目は、松岡を中心に山口との折り返し、冨田と川口に振り込みたい。

松岡=山口(3=7)、松岡−冨田(3-2)、松岡−川口(3-1)の4点で勝負する。


四日市記念 特選 11R 2002年04月13日

1神山雄一郎栃木 61期自在
  2一丸安貴 愛知 70期自在
3新藤敦 神奈川62期差脚
× 4市田佳寿浩福井 76期逃脚
  5西川親幸 熊本 57期差脚
 6市野茂 愛知 64期差脚
 7酒井耕介 京都 56期差脚
  8村本大輔 静岡 77期差脚
  9桜井健 徳島 71期逃脚

市田を神山は3番手から捲れず、巧みに動いた一丸が1勝。

 周回は、一丸−市野−桜井、神山−新藤−村本、市田−酒井−西川、の三分戦となった。 4角から市田ラインがスルスルと上昇して赤板を通過、神山ラインが此に続いて動く。 一丸は車を中団まで下げて、神山ラインと併走すが、此を嫌って外から上昇して市田番手を伺い打鐘を受けた。
 空いた内を掬って一丸も市田番手に入り、市田の後ろは神山、酒井、一丸と混戦となった。 インから一丸が抜け出し市田を迎え入れ、最終HSを回った。
 市田−一丸−市野−神山−新藤−村本、桜井、酒井、西川、で3番手神山が早くも第1センターから捲り発進する、新藤が追いつけず切れてしまった。 神山の捲りに一丸がスイッチする、市田が意地で神山の捲りを牽制、空いたインを一丸が突いて直線を向いた。 なんと新藤と村本が直線を伸びてくる。神山は失速してしまった。大穴の村本が2着となって、おかしな車券となった。

一丸−村本の車連(2-8)は8,480円、枠連(2-6)は1,620円で前々車券でした。



神山は勝てるのだろうか、大穴は村本か?

 東日本勢は神山に新藤と村本の南関勢がマークする。近畿勢は市田に酒井、中部勢は一丸に市野、西京勢は桜井に西川ので、細切れ戦に見える。 先行は市田1車と考えてよく、中段を争う展開になると波乱含みで、神山が捲り切れるかである。
 並びは、市田−酒井、一丸−市野、桜井−西川、神山−新藤−村本、と想定した。 市田も調子を戻して、前回はA@@で優勝している、マーク酒井が何処まで市田を守り、上位に食い込む事が出来るかであろう。 神山は勝負運に見放されたように立川ダービーでは失格を貰っている。
 狙い目は、このメンバーで負けられぬ神山から新藤の折り返し、好調な市田との折り返しが面白そうだ。

神山=新藤(1=3)、神山=市田(1=4)の4点で勝負する。