競輪一発勝負



大宮記念後節、玉野記念前節


大宮記念 後節 準決 11R 2002年01月13日

1太田真一 埼玉 75期逃捲
2會田正一 千葉 68期差捲
× 3山口幸二 岐阜 62期差脚
  4酒井耕介 京都 56期差脚
  5藤井久之 広島 55期差捲
 6川口直人 神奈川84期逃捲
 7金子貴志 愛知 75期逃捲
  8宮倉勇 千葉 58期自在
9坂巻正己 茨城 55期差脚

直線強襲で太田が1着、山口が落車して會田が失格。

 周回は、金子−山口−酒井、太田−坂巻−藤井、川口−會田−宮倉、の綺麗な三分戦となった。 太田は中団を奪っての捲り勝負を頭に描いたようだ。準決9,10Rでは続けて2万車券と荒れ模様となり、人気は太田から坂巻、會田、山口が売れていた。 本場のBHから見ていて、先行を嫌った太田に罵声が飛ぶ。
 川口−會田−宮倉の南関ラインが上昇して主導権を握る、中団が中部近畿ラインと地元ラインとで併走となった。 やっぱり太田は7番手に置かれてしまった。前団が縺れて山口が落車、會田が失格となり、太田が地元の意地で直線一気に強襲して1着となった。 2着が抜け目の酒井となって準決は荒れ放題となった。

太田−酒井の車連(1-4)は3,700円、枠連(1-4)は680円で地元根性車券でした。



地元ホームバンクは太田真一の先行押し切りに期待。

 太田は特選で動きが悪く6着に破れたが、準決は負けずに勝ち上がって貰いたい。 太田には同期金子と新鋭84期川口が挑む。太田にはベテラン坂巻、川口には會田、金子には山口と番手がしっかりしている。 金子の捲り残り2着が印象に残っている、川口も2着で予選を勝ち上がってきた。太田だけが力を出し切れずに破れた悔しさをバネにしてくれるだろう。
 並びは、太田−坂巻−藤井、川口−會田−宮倉、金子−山口−酒井、と想定した。 川口が先行するのではないだろうか、捲る金子を會田がブロックして縺れたところを一気に太田が捲る。 しかし、太田は先行で勝負してくれるだろう。捲りより先行の方が勝ち上がりに優位であるからだ。 先行すれば坂巻が後続を牽制し、押し切る事ができるだろう。
 狙い目は、太田から坂巻の折り返し、會田と山口の強襲を期待したい。

太田=坂巻(1=9)、太田−山口(1-3)、太田−會田(1-2)の4点で勝負する。


玉野記念 前節 決勝 11R 2002年01月13日

  1鈴木誠 千葉 55期差脚
  2松岡彰洋 三重 69期逃捲
3小倉竜二 徳島 77期自在
  4星島太 岡山 66期差脚
5小橋正義 新潟 59期差脚
 6川口秀人 徳島 57期差脚
7岡部芳幸 福島 66期逃捲
  8前反祐一郎広島 81期逃捲
9小野俊之 大分 77期逃捲

GPコンビは岡部の捲りが決り、小橋が流れ込んだ。

岡部−小橋の車連(7-5)は1,500円、枠連(4-5)は530円で捲りスジ車券でした。



松岡の先行を小野と岡部で捲り合戦か。

 特選同様に東日本勢は岡部に小橋と鈴木でラインを結成、小野と小倉の77期で川口が3番手を固める。 地元星島は前反より先行松岡を前にして戦いそうだ。
 並びは、松岡−星島−前反、小野−小倉−川口、岡部−小橋−鈴木、と想定してみた。 先行は松岡で、小野と岡部は捲りで優勝を狙う展開と思われる。準決では小野の捲りは小倉が交わせないほど冴えていた。 岡部は特選で小橋と鈴木のズブズブに有ったので、遅めの発進と思える。さて松岡の先行を捲れるのは岡部と小橋のGPコンビではないだろうか。
 狙い目は、岡部から小橋の折り返し、小野と小倉の折り返し、で良いだろう。

岡部=小橋(7=5)、小野=小倉(9=3)の4点で勝負する。