競輪一発勝負



観音寺記念後節、熊本記念前節


熊本記念 前節 特選 11R 2001年10月20日

× 1松本整 京都 45期差捲
2西川親幸 熊本 57期差脚
  3佐々木龍也神奈川57期差脚
  4前田拓也 大阪 71期差脚
5太田真一 埼玉 75期逃捲
6高橋光宏 群馬 56期差脚
 7池尻浩一 福岡 63期差捲
  8渡邉隆 大分 67期逃捲
  9高木隆弘 神奈川64期差捲

太田真一が先行するが、力の渡邉に捲られて失速。

 周回は、渡邉−西川−池尻、太田−高橋−高木−佐々木、松本−前田、の予想とおりの並びとなった。 最後方の松本と前田がゆっくりと上昇して、渡邉ラインを押さえて赤板を通過する。 渡邉は車を引いて、3番手が太田ラインと渡邉ラインの併走となって打鐘を聞いた。 太田は4角からゆっくりと上昇して、最終HSで前団を交わして先行発進する。
 太田−高橋−高木−佐々木−松本−前田を渡邉が捲り発進するが、地元西川が千切れてしまった。 単騎の渡邉が最終3角で失速する太田を捕らえると、高橋がスイッチして最終4角を回る。 高橋が渡邉を交わして1着、佐々木が中割強襲で2着の万車券となった。

高橋−佐々木の車連(6-3)は15,240円、枠連(3-5)は3,610円で先行番手車券でした。


先行2車は太田と渡邉の一騎打ち模様だ。

 先行車は太田と渡辺の2車で、近畿勢に機関車が不在となった。太田には高橋の南関の高木と佐々木で結束する。 渡邉には地元の西川と池尻で九州ラインを結成する。さて近畿の松本と前田は切り替え勝負であろう。
 並びは、太田−高橋−高木−佐々木、松本−前田、渡邉−西川−池尻、と想定した。東日本で結束ならば太田は優位と思われるが、危ない危ない。 神奈川コンビが切り替えて最悪の8番手に置かれると力を出し切れないで沈没することも考慮に入れたい。 先行は太田か渡邉か、どちらにしても近畿勢は中団キープで動いていくだろう。太田の先行ならば、しかし此処は熊本バンクで逃げ切るのは容易ではあるまい。 遅め遅めで動けずに終わらないように、頑張って貰うしかない。
 狙い目は、弱気だが太田真一から高橋の折り返し、押さえは松本から太田と西川へ振ってみたい。

太田=高橋(5=6)、太田−松本(5-1)、松本−西川(1-2)の4点で勝負する。


観音寺記念 後節 特選 11R 2001年10月20日

  1内林久徳 滋賀 62期差捲
2吉岡稔真 福岡 65期逃捲
3後閑信一 群馬 65期差捲
  4香川雄介 香川 76期自在
  5山口幸二 岐阜 62期差脚
 6伊藤保文 京都 71期自在
7小川圭二 徳島 68期差捲
  8松岡彰洋 三重 69期逃捲
× 9加倉正義 福岡 68期差脚

松岡の力での捲りが決まり、番手山口が1着。

 周回は、伊藤−内林−小川、松岡−山口−香川−後閑、吉岡−加倉、の並びで四国勢は別れての戦になった。 吉岡と加倉が上昇して、伊藤を押さえて打鐘を受け、赤板を回った。
 中団から、松岡−山口−香川−小川が吉岡−池尻−伊藤−内林、後閑を叩いて最終BSを通過する。 伊藤も捲るが不発。先行番手に切り替えて始終脚を貯めていた高橋となった。

山口−小川の車連(5-7)は13,040円、枠連(4-5)は1,950円で番手車券でした。


東日本は後閑1車と苦しいが、何処でも切り込めるぞ。

 中部勢は松岡と山口、近畿勢は伊藤に内林、九州勢は吉岡と加倉で四国勢の小川と加倉が連携しそうだ。 後閑は切り替えて、前々と駒を進めて直線強襲に望みを託す。
 並びは、松岡−山口、−後閑、伊藤−内林、吉岡−加倉−小川−香川、と想定した。 先行は松岡ではないだろうか、西京勢で結束すれば吉岡も先行を辞さないだろう。伊藤は中団からの捲り勝負と読んだ。 問題は単騎となった後閑の取り扱いである、「共同通信社杯」を優勝して上昇気分が幸いと働くのではないだろうか。
 狙い目は、復調した吉岡から後閑の折り返し、加倉と小川に流したい。

吉岡=後閑(2=3)、吉岡−加倉(2-9)、吉岡−小川(2-7)の4点で勝負する。