競輪一発勝負
福井記念前節、小松島記念後節
福井記念 前節 特選 11R 2001年07月07日
◎ | 1 | 太田真一 | 埼玉 | 75期 | 逃捲 |
| 2 | 市田佳寿浩 | 福井 | 76期 | 逃脚 |
| 3 | 渡邉隆 | 大分 | 67期 | 逃捲 |
| 4 | 渡辺一貴 | 滋賀 | 58期 | 差脚 |
| 5 | 高谷雅彦 | 青森 | 67期 | 逃捲 |
| 6 | 前田拓也 | 大阪 | 71期 | 差脚 |
注 | 7 | 香川雄介 | 香川 | 76期 | 自在 |
× | 8 | 大井啓世 | 奈良 | 58期 | 差脚 |
○ | 9 | 渡邉晴智 | 静岡 | 73期 | 差捲 |
市田先行を渡邉隆が捲る、太田はインに包まれ沈没。
周回は、高谷−渡邉晴智、太田−香川、渡邉隆−前田、市田−渡辺−大井、の並びとなった。
渡邉晴智は北日本と南関ラインで高谷マーク、太田の番手が空いて香川、渡邉隆に近畿4番手を嫌った前田がマークし、地元市田には渡辺と大井の結束となった。
やはり東日本勢3車連合は成らなかった。
赤板手前で、7番手の市田が上昇して太田と並び誘導員を交わすタイミングを計り、市田がダッシュして打鐘を向かえた。
主導権を握った市田はピッチを落として外バンクで一休みすると、太田が内を掬って中団を求めた。
最終HSは。市田−渡辺−大井、(イン太田−香川、アウト渡邉隆−前田)、高谷−渡邉晴智、となった。
2角から高谷が発進、それを読んで渡邉隆が発進する。近畿ラインを渡邉隆−前田−高谷−渡邉晴智で捲る展開になり、太田は始終内に包まれて沈没してしまった。
最終4角で渡邉が前団を捲りきってゴール線は前田とのスジでのワンツー車券となった。
まだまだ、太田真一は修練が足りないようだ、内を付いて中団を狙うのは良いが、一気に先行策に出るべきであった。
中途半端な競争では力を出し切れずに、一番人気に推されたファンは気の毒である。
渡邉−前田の車連(3-6)は3,390円、枠連(3-5)は1,340円でスジ車券でした。
ワタナベが3人で、田の字が3車、ゴロゴロか。
機関車は太田、市田、渡邉、高谷の4車である。太田には渡邉晴智、渡邉隆には香川、市田には近畿勢である。
さて地元市田のラインが長くなり先行優位な番組となった。太田には東日本ラインで、渡邉隆には西京ラインとなり、血は薄くなる。
やはり市田が先行するのではないだろうか。東日本勢は高谷と太田で風よけが高谷になるかもしれない。また、市田後位の並びも不明瞭だ。
並びは、市田−大井−渡辺−前田、太田−渡邉晴智−高谷、渡邉隆−香川、と想定した。
先行は市田が有力だ、中団を狙って渡邉隆と太田でじゃれ合うと市田ラインで上位独占もあり得る。
函館「ふるさと」では番手を内林と競りになった太田は戦法に幅を持たせる競争をするのかな。やはり太田は先行で戦ってもらいたい。
狙い目は、太田真一から渡邉晴智の折り返し、大井と香川に流したい。
太田=渡邉晴智(1=9)、太田−大井(1-8)、太田−香川(1-7)の4点で勝負する。
小松島記念 後節 特選 11R 2001年07月07日
△ | 1 | 稲村成浩 | 群馬 | 69期 | 自在 |
注 | 2 | 小倉竜二 | 徳島 | 77期 | 自在 |
| 3 | 岡部芳幸 | 福島 | 66期 | 逃捲 |
▲ | 4 | 波潟和男 | 東京 | 57期 | 自在 |
| 5 | 加藤慎平 | 岐阜 | 81期 | 逃捲 |
| 6 | 桜井健 | 徳島 | 71期 | 逃脚 |
○ | 7 | 松本整 | 京都 | 45期 | 差捲 |
| 8 | 藤田和彦 | 神奈川 | 63期 | 差脚 |
◎ | 9 | 川原義哲 | 大阪 | 72期 | 逃捲 |
稲村は何もしない出来ない、岡部の捲りが決まった。
周回は、加藤−松本−川原、稲村−波潟、岡部−藤田、桜井−小倉、の並びとなった。
細切れラインで赤板から、最後方に置かれた地元桜井と小倉が上昇をする、岡部−藤田−稲村−波潟が続いて、加藤−松本−川原が後方に車を下げた。
第2センターから、加藤−松本−川原がダシュすると、主導権を握った桜井も踏み込んだ。
加藤は前団を押さえきれずに岡部の後方に入り込んでしまった。
桜井−小倉を3番手の岡部が最終BSから発進する。岡部が捲り切り、藤田が番手をキープして直線に向いた。
松本が外を強襲して、岡部と松本での決着となった。
岡部−松本の車連(3-7)は5,640円、枠連(3-5)は2,070円で捲り強襲車券でした。
捲りタイプが揃って、展開は誰が優位か
地元ホームバンクの小倉と桜井が、加藤率いる近畿勢と稲村、岡部の捲りに何処まで抵抗できるかである。
近況としては岡部も稲村も今ひとつ不安が残るが、加藤慎平は成長が著しい。
並びは、加藤−川原−松本、桜井−小倉、稲村−波潟、岡部−藤田、と想定した。
加藤と桜井の先行で始まり、稲村か岡部が捲りに動いての展開であろう。やはり中部近畿勢が力的にも優位で、川原を含め強力な捲りタイプが揃った。
要するに位置取りという展開で勝敗が決まるだろう。縺れると前で残る選手も侮らない。
狙い目は、加藤を使え自力もある川原の一発で松本との折り返しを本線にして、稲村と波潟の折り返しを押さえたい。
川原=松本(9=7)、稲村=波潟(1=4)の4点で勝負する。