競輪一発勝負



オールスター 高知 優秀 08R 2000年10月11日

1内林久徳 滋賀 62期差捲
2太田真一 埼玉 75期逃捲
  3小野俊之 大分 77期逃捲
  4島野浩司 愛知 62期逃捲
  5小川圭二 徳島 68期差捲
6廣川貞治 東京 61期自在
 7鰐渕正利 愛知 65期差脚
× 8松岡慶彦 栃木 74期逃捲
9村上義弘 京都 73期逃捲

機関車村上を利す内林に、太田は捲り届かず惜敗3着。

 周回は、太田−廣川、小野−小川、松岡、村上−内林、島野−鰐渕、の並びになった。 打鐘で先頭が太田になったが、HSでは積極的な小野が主導権を握り、番手には村上が収まった。 BSでは村上が抜け出して、車間を空けて内林が村上を守りながら余裕で1着。太田は後方に置かれたまま、競争心を失った。

内林−小川の車連(1-5)は2,880円、枠連(1-4)は610円で番手番手車券でした。


徹底先行の村上にマーク内林だが、太田に期待したい。

 関東勢は太田に埼京ラインで廣川が番手を主張するのか、動ける松岡が番手で回るのか判らないが一応地域優先で廣川と考えた。 近畿勢と中部勢が結束して、村上に内林で島野と鰐渕が続きそうだ。西京勢は小野と小川の「小さい」同志で組む。
 並びは、太田−廣川−松岡、村上−内林−島野−鰐渕、小野−小川、と想定した。内林の番手なら村上の後攻め先行が有力であろう。 此処は太田もツッパテ主導権を握ると期待したい。村上は逃げて逃げて此処まで勝ち上がってきた選手であり、太田も同様である。 先行争いが見られそうだ。近況として力を付けてきた小野が捲れるかが勝負の彩になる。
 狙い目は、太田真一から廣川と松岡のスジ、内林と村上に流したい。

太田−廣川(2-6)、太田−松岡(2-8)、太田−内林(2-1)、太田−村上(2-9)の4点で勝負する。


オールスター 高知 決勝 2000年10月11日

1児玉広志 香川 66期差捲
2神山雄一郎栃木 61期自在
  3渡邉隆 大分 67期逃捲
4山口富生 岐阜 68期差脚
  5小橋正義 新潟 59期差脚
 6茂木和臣 埼玉 63期差脚
×7池尻浩一 福岡 63期差捲
  8幸田光博 栃木 67期自在
  9新田康仁 静岡 74期逃脚

地元四国で児玉が涙、涙のガッツポーズで優勝。

 周回は、神山−幸田−茂木、渡邉−池尻−児玉、新田−小橋−山口、の綺麗な三分戦で赤板を通過した。 小橋が新田マークを選んだ、やはりマーク屋は先行ハコに拘るようだ。2角で新田がゆっくり動き始める、渡邉がこれを阻むように併せて踏み込む。 ピッチが緩んだまま、中団を新田が神山を内に押さえ込んで確保した。
 渡邉−池尻−児玉、新田−小橋−山口、神山−幸田−茂木、の一列棒状と成って1角を回る。 最終BSで動かない新田を捨てて内から攻める、神山はタイミング遅く3角から捲り発進するが手遅れだ。 第2センターから児玉が自力で外に車を運び、ゴール線で先行番手の池尻を寄せ付けずに優勝した。
 やはり児玉が地元地区の意地とGP連続出場を賭けて気合いが入っていた。涙、涙、のガッツポーズでファンサービスに徹した。

児玉−池尻の車連(1-7)は2,390円、枠連(1-5)は1,230円で涙雨車券でした。


佐藤さんから

 素直に児玉おめでとうと言いたいです。相変わらず泣き虫ですね、児玉は。 去年の寛仁親王杯以来の優勝!バックでの捲りではなかったが、強かったと思います。 2次予選であれだけ不利な位置から突っ込んできた足は本物でした。ひそかに期待してました。 小橋と違うのは自分で行ける足があるかないかの違いじゃないでしょうか?  小橋は前が潰れたときは本当弱いし、前ががんばってくれれば強い。 しかし、2次予選での太田番手で4着なんざ調子悪いもいいところだと思います。 その点児玉は仮に前がダメでも早め早めの切り替えと捲り足を持っているからここ一番では児玉のが信頼できますね。 神山は本当面白いですね。予想でも書きましたが準決勝まで強い勝ち方した神山は決勝で沈む、去年も1・1・1で決勝で6着とかありましたよね。 だから今回も負けるのでは?と思っていました。でもあれだけ強い勝ち方されちゃ・・・でも次からは迷いません。 特別での強い神山と太田番手の神山は信頼置くな!を心がけます。 渡辺は欲が出るかと思ったら、主導権のレースをしましたね。ちょっと感心しました。最終直線頭で入ってきたのは今後価値あると思います。 池尻は・・・やっちゃいましたね。おそらく最終Bでは「特別初優勝」が頭によぎったのではないか?  そんなことしているから捲られるんです。児玉に対して一仕事でもすればもう少し展開も変わったのに・・・。 あと、茂木の4着は立派でした。
 今年のグランプリは岡部・金子・金古・神山が優勝で太田と賞金で、小嶋・山田とかでたらみんな自力型になってしまう。 そんな中の児玉の優勝は「まだマーク屋だってがんばっているぞ!」と見せ付けているようにも感じました。 でも児玉も自力足あるし・・・グランプリでは小橋・梶応・金田あたりのバリバリのマーク屋でも入ってこないもんだろうか?


900さんから

 このところの岡部、金古、などの「遅れて来た60期代」の活躍で、池尻にばかり目が行ってしまいました。 終わってみれば、渡辺のラインが先行と予想するのなら、池尻=児玉の折り返しは必要ですよね、みごとに裏くらいました。 HPの他のみなさんの予想を読むとそのへんをちゃんと考えていらっしゃって、自分はまだまだ甘いなと思いました。  それにしても児玉のレース後のインタビューはすごかったですね。 「今年は身体もぼろぼろで、精神も病みました」、 「周回中は自分の魂は速いんだと自分にいいきかせていました」など、印象的でした。
 競輪祭の結果次第ですが、福島2段がけの後ろに児玉が行くようだと、グランプリは一気に混戦模様ですね。楽しみです。


中部近畿勢不在だ、四国の意地で児玉が頭狙いだ。

 埼玉の茂木が勝ち上がったが、太田が破れ残念だ、記念競輪で埼玉コンビのワンツーを見たい。 栃木ワンツーは夢ではなさそうだがね。中部近畿勢は山田、内林と消え、先行屋も消えた。四国は児玉が勝ち上がった。 なんとも味気のない決勝メンバーだ。
 神山と幸田、渡邉と池尻、の並びはハッキリしているが、後は何とも読みがたい。 新田の番手が空席であり、茂木あたりが神山4番手を嫌うとマークしそうだ、それは神山が新田を前に置かない前提の時だ。 児玉は九州勢から様子を見て前々で勝負しよう。山口も準決同様に前受けも考えられる。 
 並びは、渡邉−池尻−児玉−山口、新田−茂木、神山−幸田−小橋、と想定した。 先行は渡邉か新田のどちらかであるが、九州ラインの結束で渡邉が有力と思われる。新田は南関1車で優勝を狙う戦いでラインが無く、先行は無さそうだ。 すれば先行番手の池尻が優勝に一番近い位置に在る、児玉が池尻をマークしてゴール線交わす力が地の利でありそうだ。 神山が渾身の力で吉岡の分まで強襲する戦いだ。今年の記念競輪から穴は新田絡みか。
 狙い目は、四国の意地は児玉から実力で、神山の折り返し、渡邉を利す池尻と山口に振り込みたい。

児玉=神山(1=2)、児玉−池尻(1-7)、児玉−山口(1-4)の4点で勝負する。


佐藤さんの予想

 並びは 神山-幸田-小橋 渡辺-池尻-山口 新田-茂木 児玉   児玉は相変わらず単騎じゃないでしょうかね。? 新田もこのメンバーじゃ逃げより中断捲りが理想でしょう。 そうなると逃げるのは渡辺か神山か。渡辺は3勝したから、欲が出てくるのではないか? 同県や先輩がいない以上、捲り勝負に出てくると思います。 こうなると、我慢しきれない神山が主導権を取る気がする。
 最終B 神山-幸田-小橋-児玉-渡辺-池尻-山口-新田-茂木  っていうか後ろのほうはよくわかりません。 決勝で1列棒状になるわけないんだから。 2次予選では千切れた幸田も先行神山なら付いて行けるのでは?  でも小橋・児玉のマーク屋2人敵に回して番手を死守できるのかが超不安。
 神山は絶好調じゃないでしょうか?2次予選は本当強かった。でも、格下メンバーじゃあの捲りも納得。 注目すべきは準決勝。2度張られて最終4角で会田に張られても1着とは見事以外言えない。 だから神山の頭で勝負!!と言いたいところだが今まで準決勝まで物凄く強い勝ち方した神山には何かしら落とし穴がある。 強いけど・・・信用しません。
 本線は児玉の去年のグリーンドーム前橋の3番手捲りを思わせる走りに期待したいです。相手は一応神山に。 あとは運を買って渡辺・池尻まで適当に購入。小橋は久しぶりに決勝です。でも2次予選の走りがどうも気になる。 太田マークから仕事をしたけど4着と捲られた以上調子はよくないのでは?

児玉=神山 児玉-渡辺 神山-渡辺 児玉-池尻 神山=池尻


900さんの予想

 並びは神山−幸田−茂木、新田−小橋−山口、渡邉−池尻−児玉。 鍵は渡邉の動きだが、児玉が3番手にいるだけに早めの番手まくりを打たれないような器用な先行が必要になる。 今回の神山の出来に対抗できるのは渡邉と思っていたが、先行してもまくって難しいレースになった。 それでも神山と中団を取り合うよりも新田を押さえて先行したほうが勝機があると考えるのではないか。 新田が先行した場合は、神山−小橋。神山−山口。渡邉が先行となれば神山=池尻。神山=児玉。 穴は渡邉が中団をとって捲くった時の渡邉を頭で有力選手に流し。


もりながさんの予想

 周回中は神山-幸田-小橋-茂木、渡邉-池尻、新田-山口。 単騎の児玉の動向が解らない。バック回数は渡邉、新田共にほぼ互角。 逃げるイメージとしては新田の方が強いように思うが、 番手の山口富生は兄幸二同様、タテの選手で、かつ新田-山口のラインの結びつきが薄いことを考えれば、新田も早逃げは無いように思うし・・・。 さて、児玉の行く末は、今後も義理が生じる九州3番手か、新田の番手で勝負するか、或いは単騎で切れ目から・・・。
 打鐘で新田上昇、渡邉、神山の出方をうかがい、スローペースの逃げに持ち込みたいところだろうが、そこを一気に渡邉発進、と見た。 神山の捲り不発に期待して

渡邉=池尻、池尻−児玉、渡邉−児玉、池尻−山口、渡邉−山口 で勝負。

 ここんとこ、元気の無か九州勢。吉岡こけたら皆こけたっちゅうとは、寂しかバイ。 ここんにきで一発、勝ってくれんかねぇ。