競輪一発勝負



高松宮杯 東日本王座 11R 2000年06月03日

1神山雄一郎栃木 61期逃捲
  2會田正一 千葉 68期差捲
× 3齋藤登志信山形 80期逃捲
  4高木隆弘 神奈川64期差捲
5太田真一 埼玉 75期逃捲
 6中村淳 栃木 69期差捲
 7出口眞浩 神奈川63期差捲
  8金子真也 群馬 69期逃捲
9佐々木龍也神奈川57期差脚

関東ラインの連携ならず、神山の先行押し切り。

 スタートは位置取りを巡って出渋り状態になった、並びはなかなか落ち着かない。
 赤板は、會田−齋藤−高木−佐々木−出口−神山−中村−太田−金子、の順で通過する。 齋藤が神奈川3車を連れて會田を押さえると打鐘を受けた。3角から太田が踏み上げて主導権を握るとピッチを緩めた。 神山が一気にスパートして太田を押さえ、太田が3番手に収まった。
 齋藤が捲るが不発、インから會田が太田番手の金子に襲いかかる。 太田は3角から捲り発進するが、中村がブロックする、太田は外に浮いて失速。 直線で會田、高木、佐々木が落車、そのまま神山が強さを見せつけて1着、中村がキッチリ流れ込んで栃木ワンツー車券になった。
 太田は5着に沈み決勝進出に望みを託した。

神山−中村の車連(1-6)は2,000円、枠連(1-5)は1,270円で栃木ワンツー車券でした。



南関の風強い、北風が寂しく、ナショナルチームは。

 北日本は齋藤1車と南関勢がマークしよう、関東勢は太田、神山、金子、中村で結束できるのであろうか。 南関勢は神奈川勢が3車、千葉勢1車であり、機関車が不在だ。
 並びは、太田−金子−神山−中村−會田、齋藤−高木−佐々木−出口、でも難しそうだ。 太田が先行して、齋藤が捲る展開が見える。太田が先行すれば、神山も切り替えはしない遅めの仕掛けになろう。 齋藤が捨て身で逃げると佐々木が恵まれそうだ。
 狙い目は、太田から神山の折り返し、齋藤、佐々木に流したい。

太田=神山(5=1)、太田−齋藤(5-3)、太田−佐々木(5-9)の4点で勝負する。


高松宮杯 西日本王座 12R 2000年06月03日

1児玉広志 香川 66期差捲
2山田裕仁 岐阜 61期逃捲
  3池尻浩一 福岡 63期差捲
  4渡邉隆 大分 67期逃捲
  5小倉竜二 徳島 77期自在
 6金山栄治 広島 72期逃脚
 7伊藤保文 京都 71期自在
  8渡邊泰夫 大阪 62期差脚
× 9小橋正義 岡山 59期差脚

強さを見せて山田が1着、逃げた金山がヒモ残り。

 周回は、伊藤−渡邊、渡邉−池尻、山田−小倉、金山−小橋−児玉、で赤板を通過する。 隊列はそのままで打鐘を受けた。3角から金山が踏み上げると、併せて渡邉も踏み込む。
 金山−小橋−児玉−渡邉−池尻−伊藤−渡邊を山田−小倉が中団に追い上げて、最終HSを回った。 金山がピッチを緩め一息入れて、第1センターから発進した。山田は2角から捲り込んで、3角で金山を捕らえた。 金山の番手小橋が、山田には牽制が通用せずせず、山田マークに切り替えた渡邉をブロックすると内が空いて児玉が突っ込んでくるわ、池尻が落車する。
 山田が1着、金山が後続の縺れを生かして2着に残った。なんとも東西王座戦はヒモに6番車が絡む結果になった。

山田−金山の車連(2-6)は8,430円、枠連(2-5)は1,360円で逃げ逃げ車券でした。



新旧交代の風が吹いている、小橋の鬼脚が?!

 中部は山田1車、近畿勢は伊藤に渡邊、中国は金山に小橋、四国は児玉と小倉、九州勢は池尻−渡邉、と混戦になった。 吉岡が消え、中部勢が寂しい限りである。
 並びは、金山−小橋−児玉、山田−小倉、伊藤−渡邊、渡邉−池尻、と想定した。 好調な選手が勝ち上がった、児玉と小橋も上昇気流になったようだ。両渡辺が絶好調と言える。 金山と渡邉のどちらかが先行して縺れたところを伊藤の出方を気にしながら、山田の捲り頃の展開になりそうである。
 狙い目は、実力1の山田から児玉の折り返し、両者から小橋のヒモ流し。

山田=児玉(2=1)、山田−小橋(2-9)、児玉−小橋(1-9)の4点で勝負する。