競輪一発勝負
平塚記念後節、大垣記念前節
平塚記念 後節 特選 11R 2000年05月05日
▲ | 1 | 佐々木龍也 | 神奈川 | 57期 | 差脚 |
× | 2 | 堤洋 | 徳島 | 75期 | 逃脚 |
◎ | 3 | 神山雄一郎 | 栃木 | 61期 | 逃捲 |
△ | 4 | 出口眞浩 | 神奈川 | 63期 | 差捲 |
| 5 | 鈴木誠 | 千葉 | 55期 | 差脚 |
| 6 | 前田拓也 | 大阪 | 71期 | 差脚 |
○ | 7 | 稲村成浩 | 群馬 | 69期 | 自在 |
| 8 | 新田康仁 | 静岡 | 74期 | 逃脚 |
| 9 | 齋藤登志信 | 山形 | 80期 | 逃捲 |
齋藤が後方から、一気に混戦を飲み込んだ。
周回は、堤−前田、新田−出口−佐々木、稲村−神山、齋藤−鈴木、の並びで青板を回る。
4角で早くも齋藤が動き始めると鈴木に稲村−神山が続き、堤は車を引いていく。
齋藤は後方の出方を見ているがピッチを上げない、新田が焦れたようにアウトから一気に発進して先頭に出ると打鐘になった。
今度は、後方に下げていた堤がピッチの緩んだ前団を前田と共にカマシ切って最終HSを通過した。
堤−前田−新田−出口−佐々木−齋藤−鈴木を3番手新田も最終BSから捲り発進すると、追い上げてきた稲村−神山が番手に入り込んだ。
堤も捲りを許さない力強い先行で最終4角を回る。ゴール線は横一列の大混戦になるが、大外から齋藤が強襲して1着。
2着は中を割って伸びた佐々木であった。
齋藤と稲村の連携もなく、神山も稲村に前を任せたので結果を残せなかったようだ。齋藤は思っている以上に成長したぞ。
齋藤−佐々木の車連(9-1)は5,010円、枠連(1-6)は2,560円で混戦車券でした。
神山から狙いたいが、堤の動きに警戒したい。
機関車は、齋藤、新田、稲村、堤、と揃い平塚バンクならではの見応えのある競争になる。
齋藤には鈴木、新田には地元神奈川勢の出口と佐々木、南関勢4車は別れて競争する。関東勢は稲村と神山で並んでオリンピック疲れ気味ラインである。
西日本勢が寂しく好調の堤に前田で気楽なラインで波乱の目になりそうだ。
並びは、齋藤−鈴木、新田−出口−佐々木、稲村−神山、堤−前田、と想定した。
齋藤も前回車体故障で調子もリズムに乱れを来している。稲村と神山もオリンピック強化で調整が出来ていないだろう。
新田が地の利を生かすように地元勢の為に捨て身の先行をしそうだ。堤は前々で捲り勝負だろう。
狙い目は、お遊びで過去の実績から神山と稲村の折り返し、堤に振って、別線で地の利は出口と佐々木を狙いたい。
神山=稲村(3=7)、神山−堤(3-2)、出口−佐々木(4-1)の4点で勝負する。
大垣記念 前節 特選 11R 2000年05月03日
| 1 | 高谷雅彦 | 青森 | 67期 | 逃捲 |
◎ | 2 | 吉岡稔真 | 福岡 | 65期 | 逃捲 |
▲ | 3 | 山口富生 | 岐阜 | 68期 | 差脚 |
| 4 | 有坂直樹 | 秋田 | 64期 | 自在 |
| 5 | 松岡彰洋 | 三重 | 69期 | 逃捲 |
| 6 | 室井健一 | 徳島 | 69期 | 差捲 |
○ | 7 | 山田裕仁 | 岐阜 | 61期 | 逃捲 |
| 8 | 十河哲治 | 岡山 | 60期 | 差脚 |
△ | 9 | 金田健一郎 | 大阪 | 60期 | 差脚 |
山田が松岡を利して、地元記念優勝を飾る。
周回は、吉岡−十河、高谷−有坂−金田、松岡−山田−山口−室井、の並びになった。
金田は北日本ラインへ、室井は地元中部ラインへマークする。
赤板で、機関車松岡が動き出すと、高谷も主導権を奪いに行く、吉岡は車を下げる。
高谷ラインが出切ると、中団が吉岡ラインと松岡ラインで併走になった。
インから松岡が攻めると吉岡が番手に入り、マーク十河が続いて、打鐘を聞いた。
山田はアウトから追い上げて行く、連携の切れた松岡はピッチを緩めてふらつくと吉岡と接触する。
最終HSは、松岡−山田−山口のドッキングが完成して主導権を奪った。
松岡−山田−山口−室井、吉岡−十河、高谷−有坂−金田の一列棒状のまま最終BSを回る。
松岡との車間を空けた山田が第2センターで松岡を番手捲りして、そのまま山口とゴール線を通過した。
松岡も3着に逃げ粘り、中部123を独占した。
山田−山口の車連(7-3)は460円、枠連(3-5)は340円で地元ワンツー車券でした。
今度こそ、地元山田と山口が松岡を機関車に必勝態勢だ。
中部勢は、一丸が動き悪く準決から脱落し、松岡に山田と山口で並ぶのではないだろうか。
北日本勢は有坂が高谷のハコから優勝を狙える競争になった。吉岡は準決で思えぬ捲る届かず3着で不安も残る。
金田は吉岡の番手を主張して、室井と十河も吉岡ラインからであろう。
並びは、松岡−山田−山口、高谷−有坂、吉岡−金田−十河−室井、と想定した。
先行は高谷より松岡では無いだろうか、特選は高谷に先行を許したので、此処は意地で地元のために先行を見せてくれるだろう。
やはり、吉岡が縺れた前団をキッチリと捲りきるのではないだろうか。
狙い目は、吉岡から山田の折り返し、マーク金田の流れ込み。山田と山口の地元ワンツーをご祝儀としたい。
吉岡=山田(2=7)、吉岡−金田(2-9)、山田−山口(7-3)の4点で勝負する。