競輪一発勝負



静岡記念 後節 特選 2000年02月11日

1出口眞浩 神奈川63期差捲
2太田真一 埼玉 75期逃捲
  3小川巧 岡山 57期差脚
  4新田康仁 静岡 74期逃脚
  5松岡慶彦 栃木 74期逃捲
6戸辺英雄 茨城 51期差脚
×7小川圭二 徳島 68期差捲
  8前田拓也 大阪 71期差脚
  9佐々木龍也神奈川57期差脚

太田真一は7番手からの向かい風で、捲り不発になる。

 周回は、出口、太田−松岡−戸辺−小川圭二−小川巧、新田−佐々木−前田、で並んだ。事故点の多い出口と太田がスタートで誘導員を追い、 出口が車を下げられないまま正攻法の位置取りとなった。
 赤板で新田がゆっくりと上昇して出口が難なく番手に入り、小川−小川は前々に切り替える。太田真一は7番手に車を下げた。 新田がバンクをいっぱいに使って打鐘を向かえた。
 新田−出口−佐々木−前田−小川圭二−小川巧、太田−松岡−戸辺、の一本棒で最終HSを通過する。 新田の掛かり先行が良いぞ、太田は巻き返しに出るが、スピードが上がらないで3角まで来てしまった。 4番手前田がインを突いて追い上げる。直線に向いて、出口が新田を捕らえてワンツーを決めた。 3着は好調小川圭二が鋭く伸びた。
 太田真一は風に泣かされたようである。7番手からでも捲れる自信があったのだろうか。 やはり先行勝負で戦ってこそ太田である。明日に期待したい。

出口−新田の車連(1-4)は2,890円、枠連(1-4)は1,220円で南関車券でした。



地の利を生かす新田か、格上太田真一の先行が本線だろう。

 先行は、関東の太田と南関地元静岡の新田の2車で、西日本勢に機関車が不在となった。 太田には戸辺と松岡でラインができそうだ。新田には神奈川コンビの佐々木と出口で並ぼう。 佐々木と出口の前後は微妙だ。問題は前田、小川、小川の位置が無いことである。
 並びは、太田−戸辺−松岡−小川圭二−小川巧、新田−佐々木−出口−前田、と想定した。 西日本勢がどのようになるのだろうか。注目は小川圭二の動きであろう。先行の太田と新田を 比べても今では格が違い、地の利があっても太田で勝てるだろう。
 狙い目は、太田からマーク戸辺の折り返し、小川圭二と出口に流したい。

太田=戸辺(2=6)、太田−小川(2-7)、太田−出口(2-1)の4点で勝負する。