競輪一発勝負



岐阜記念 後節 特選 99年12月23日

1山口富生 岐阜 68期差脚
2稲村成浩 群馬 69期自在
  3加倉正義 福岡 68期差脚
  4松井一良 青森 61期差脚
5内林久徳 滋賀 62期差捲
 6渡邉隆 大分 67期逃捲
7高木隆弘 神奈川64期差捲
  8本田晴美 岡山 51期自在
× 9松岡彰洋 三重 69期逃捲

渡邉がかき回し、稲村の先行を利した高木が恵まれた。

 周回は、稲村−高木−松井、渡邉−加倉−本田、松岡−山口−内林、の予想とおりの綺麗な三分戦になった。 赤板で、松岡が地元山口に内林を連れ、さらに渡邉ラインも続き、稲村ラインを押さえて上昇する。
 打鐘で渡邉が発進すると、松岡がブロック気味にアウトに振る、加倉が空いたインから先頭に出てピッチが緩みラインが乱れた。 稲村はチャンス到来と最終HSから発進した。
 稲村−高木−松井、松岡−山口−内林、渡邉−加倉−本田、で最終BSを回る。 赤い3番車の加倉が内を付いて行く位置が悪い。稲村は目一杯に藻掻いてゴール線は高木に食われるが、良い走りだった。 松井が3着に流れ込んで、東日本勢の123独占という結果になった。

高木−稲村の車連(7-2)は840円、枠連(2-5)は360円で東日本スジ車券でした。



松岡の先行を使う、地元山口から狙いたい。

 東日本勢は機関車がいないので稲村が前になり、高木と松井でラインを形勢する。 地元の山口は松岡を足場にして、内林が後ろを固め中部近畿ラインになる。 九州勢は渡邉に加倉がマークして、本田はこの3番手に位置取ろう。
 並びは、松岡−山口−内林、渡邉−加倉−本田、稲村−高木−松井、と想定した。 此処は松岡の先行が考えられる。稲村は高木のために先行するより、中団から捲り狙いだろう。 渡邉は主導権を奪いに動くだろうが、どこかのラインを潰して自滅模様であろう。
 狙い目は、松岡の先行に乗る地元岐阜の山口から内林、松岡に流して、別線で稲村の捲りが決まった時の高木との折り返しが常道だろう。

山口−内林(1-5)、山口−松岡(1-9)、稲村=高木(2=7)の4点で勝負する。