競輪一発勝負



西武園「日本選手権競輪」準決 9R 98年03月25日

1太田真一 埼玉 75期逃捲
  2濱口高彰 岐阜 59期差脚
  3東出剛 千葉 54期差脚
4岡崎孝士 熊本 77期逃脚
  5山田裕仁 岐阜 61期逃捲
 6松井英幸 愛知 52期差脚
7稲村成浩 群馬 69期逃捲
  8松岡彰洋 三重 69期逃捲
9井上茂徳 佐賀 41期差脚

太田と山田は、岡崎の逃げに破れる。

 競争を見ていません。周回は、山田−濱口−松岡−松井、太田−神山−東出、岡崎−井上。

稲村−岡崎の車連(7-4)は1,350円、枠連(5-4)は4,070円でスジ違い車券でした。


「真の一着」さんから

 我らが太田真一はこの第五十一回日本選手競輪決勝戦に駒を進める事は出来ませんでしたね。 あぁ、残念ですが、これも競輪、仕方がないでしょう。
 今日の敗因は”油断”だったと思います。私が思い描いていた通りの展開になって 私も最終バックでは”やった! 太田優参だ!!”という感じだったのですが、まさか最終回3角で井上に張られる、 という事を考えていなかった(私もそうですが)という点ではないでしょうか。
 ただ、太田ファンが思うにあそこで失格まではともかく赤旗の一本は上げて欲しかったのですが...
 太田に希望する事は、これからも続けていく競走を今回のダービーの経験を充分に生かして戦い抜いて欲しい。 もう、素質は十分にある、という事は証明されているので彼はすぐにでもタイトルを獲得出来るのだから。
 まぁ、私のこの選手権は終わった、という気持ちもあるので明日の決勝はどうするか複雑なのですが、 GR賞では”太田付きの神山”を吉岡が捲った訳で、今度は”岡崎付きの吉岡”を神山が捲る、 という実に安易な考えと、得てして”逃げ−逃げ”ラインは失敗に終わるケースは多いので何か 神山有利な様な気はします。相手は微妙ですがともに3番手で切り替え可能な4枠 の両者ではないでしょうか。
 どうしても敗れてしまったので気勢が上がりませんけれど、藤森さん、これからも太田真一を応援していきましょう。 私としては太田は秋が(彼は10月生まれだし)コンディションが良い印象があるので一宮オールスターか寛仁親王牌あたりが チャンスな様な気はしているのですが...
 近場で太田が出場していれば参戦するつもりですので... (ホント、気勢が下がって...) それでは失礼します。



吉岡と神山が不在、山田に岡崎を破れ太田。

 東日本勢3車、中部勢4車、九州勢2車で機関車も揃っての三分戦になる。 東は当然地元の太田に稲村がマークして東出であるが、東出は前々で切り替えるだろう。九州の機関車は岡崎にガッチリと井上がマークする。 中部は松岡次第であるが、いづれにしろ早めに山田が自力勝負に出て岐阜両者で昨年同様ワンツーを決めたともくろもう。
 並びは、岡崎−井上、太田−稲村−東出、松岡−山田−濱口−松井と想定したい。 太田は中段を取りに行くと思われる。最悪は太田と岡崎の主導権争いを山田がわけなく捲ってしまう展開だけは避けたい。 太田が勝つには中部ラインを後方に置いて、九州ラインをタイミング良く捲る展開であろう。 或いはカマシで主導権を取って稲村と東出に番手の仕事をして貰って逃げ切る。中部ラインが主導権を取って2段掛けになると怖い。 井上の番手指示で岡崎が捨て身になる。ああ、大変である。
 狙い目は、東ラインの太田から稲村の裏表、別線で井上と岡崎の一発に賭けたい。

太田=稲村(1=7)、岡崎=井上(4=9)の4点で勝負する。