故郷の風景



泉地区より愛宕山を望む(写真) 泉地区より愛宕山を望む 

 愛宕山は岩間町の西方に位置し標高は約303mの山です。山頂には「愛宕神社」が祭られています。

 また、愛宕山頂脇には、町が管理運営する、あたご天狗の森公園があり宿泊できるログハウスがあります。










愛宕山頂にある愛宕神社(写真)  火防の神様愛宕神社 
 愛宕神社は、大同元年(806年)の創建、祭神は伊邪那美命、火具土命、火結命、水波能女命、埴山比売命の五神と伝えられています。江戸時代には幕府より朱印地三石が与えられました。

 愛宕山は、その昔、天狗たちが住み、修行したという伝説があり、本殿の裏には奥の院の飯綱神社には「十三天狗の祠」があり、修道場としての性格を今に伝えています。

 また、火防の神である火具土命を祀る神であるため大祭の1月24日には消防関係者の参拝で賑わいます。信仰の範囲は県内各地また県外にまで及んでいます。






愛宕山より関東平野を望む(写真) 愛宕山より関東平野を望む

 愛宕山山頂より、関東平野が一望できます。北に水戸市街、南に土浦、筑波学園都市、またよく晴れた日には霞ケ浦や太平洋まで望むことができます。

 また、あたご天狗の森公園のスカイロッジには、宿泊できるログハウスが4人用、6人用、12人用と合計10棟用意されており、バーベキュー施設と併せて家族やグループで利用できる様になっています。








難台山写真 南北朝時代へのロマンを誘う難台山

 常総における最後の南北朝の合戦が行われた城跡が、難台山中にあります。天授六年(1380年)南朝方の小山義政が難台山中に城郭を造り足利軍と合戦し破れました。さらに元中四年(1387年)小田五郎藤綱と義政の子牛若丸が再度ここに陣を構え足利軍と合戦したと伝えられています。

 現在城の遣構は定かではありませんが、山腹に「小田五郎挙兵難台城跡追弔碑」が建てられています。