16-2 zu不定詞句の作り方

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文章から主語を取り払い、人称変化をしていた動詞(定動詞)を不定詞にもどしたものが「不定句」です。主語と定動詞がないので、もはや「文」ではなく「句」になります。その不定詞の前に(目印としての)zuをつけたのが「zu不定詞句」です。

zu不定詞句の最大の特徴は、zu不定詞が句全体の最後に置かれることです。

そのためにzu不定詞句は「,」から始まることになります(英語なら「to~」からto不定詞句が始まることは明白ですが、ドイツ語は「zu~」が最後に置かれるので、どこから zu不定詞句が始まるかはっきりさせる必要があります)。

zu不定詞以外の語順は、文のときの並べ方と同じです(ということはほぼ日本語の語順でOKだということです)

Ich spiele mit dir Tennis.
→ , mit dir Tennis zu spielen
「きみとテニスをする(こと)」

同じようにやってみましょう。

Ich wohne jetzt in Berlin.

「いまベルリンに住んでいる(こと)」
(先頭にコンマ+スペースを入れること!)

Du fährst morgen um 9 Uhr nach Osaka.

「あした9時に大阪へ行く(こと)」

Er spricht sehr gut Englisch.

「とても上手に英語を話す(こと)」


分離動詞では、分離する前綴りと基礎動詞の間に zu を入れ1語で綴ります

aufstehen「起きる」の zu不定詞は → aufzustehen

Er ruft mich heute Abend wieder an.

「私に今晩もう一度電話をする(こと)」


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完了や受動の助動詞を使ったzu不定詞は、対応する語を zu不定詞の直前に置きます。

1)完了不定詞 gespielt zu haben (to have played),
          gegangen zu sein (to have gone)
2)受動不定詞 geliebt zu werden (to be loved)
3)話法の助動詞の不定詞 spielen zu können

(英語では話法の助動詞はto不定詞では使えません。to be able to play と書き換えるのでしたね)

Ich habe mit dir Tennis gespielt.

「きみとテニスをした(こと)」

Sie wird von dem Lehrer gelobt.

「その先生から誉められる(こと)」

Du muss alles allein machen.

「すべてをひとりでしなければいけない(こと)」