4-7 名詞の複数形 1.(無語尾/-e /-er 型)
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ドイツ語や英語は「ゲンマン語」と呼ばれる言語グループに属します。
このグループの特徴の一つは複数形がいろいろあって厄介なことです。
現代英語の複数形は簡素化されていますが、それでも、
deer 「シカ」→ deer、man → men、ox 「牛」 → oxen、
child → children など、不規則な古い形が幾つもありました。
ドイツ語は古い形を比較的多く残す言語です。
上の英語の不規則なものが、ドイツ語では規則としてしっかり残っています。
それでは、そのタイプを大きく5つと+α に分けて憶えましょう。
<タイプ1> うしろに何も付けない「無語尾型」
<タイプ2> うしろに -e を付ける「-e 型」
この2つのタイプは、
アクセントのある母音にウムラウトが付く場合があります。
どの名詞のときにウムラウトが付くかは、原則として分かりません。
個々の単語ごとに覚えてください。この2つのタイプに対して、
<タイプ3> うしろに -er を付ける「-er型」
ではアクセントのある母音が必ずウムラウトします。
ただし、ウムラウトがあるのは、a, o, u, au の4母音だけですから、
それ以外の母音ではウムラウトしません。
それでは、各名詞を複数形にして綴ってみましょう。
なお複数形に付く定冠詞は、女性名詞のときと同じ die です。
その他の冠詞類のときも、女性名詞と同じで、
冠詞類の語尾が -e (diese, meine 等) になります。