4-4 -zehn と -zig/-ßig を付けよう

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英語の -teen は、ten (10) を長母音化して、綴りもそれに合わせたものですが、ドイツ語の zehn (10) は初めから長い音です。ですから zehn のままで、13 から 19 までの数詞の語尾として使います。

しかし、4つの数詞で、前の幹母音(アクセントのあるところ)で、音の収縮現象が起こります。14 と 18 では、綴りはそのままで、

vier 「フィーァ」=> 「フィァ」又は「フィル」、
acht 「アハト」=> 「アハ(t を読まない)」となります。

16 と 17 では、綴りの脱落も見られます。前問で覚えた前から4文字の短縮形を使います。

sechs 「ゼクス」=> sech- 「ゼヒ (s が落ちる)」
sieben 「ズィーベン」=> sieb- 「ズィープ (en が落ちる)」


英語の -ty にあたるドイツ語は、-zig 「ツィヒ」です

-zig 「ツィヒ」には、-ßig 「スィヒ」という異形があって、これは 30 のみ使います。

13から19までの数詞で起こった母音と綴りの変化は、そのまま引き継がれます。

ただし 2 → 12 → 20 には注意が必要です。母音が 「ei → ö (lf) → a (nzig)」 と変遷し、
zwei → zwölf → zwanzig となります。

ではこのページを見ないで、右の問題をやってみましょう
そのまま付けられるもの:
13 →     
15 →    50 →
19 →    90 →

そのまま付けられが、発音が変わっているもの:
14 →    40 →
18 →    80 →

綴りが短く(前から4文字)なり、かつ音も変わっているもの:
16 →    60 →
17 →    70 →

語尾が別の形になっているもの:  30 →

すぺての母音が変わっているもの:
2 →    12 →    20 →