あっという間に11月である。気が付いたら20世紀も残りわずかである。……いや、そんなことは問題ではない。今年がもうすぐ終わると言うことが問題なのだ……そう、毎年おなじみ郵政省の策謀である。まだ二ヶ月も、なんて言っているとツボにハマって酷い目に遭うのは毎度おなじみである。わかっていてもやってしまうのが怖いところである。(ぉぃ)
そんなわけで、徹夜を回避して閉店まで残り30分の鉄拳屋さんに向かう私である。流石に客はいないだろうと思ったのだが、今日は客が居る。しかも、アーマーキングとカンガルーという妙な組み合わせである。
で、早速乱入する。……負けぇ〜。
ダメである。うぅぅ、再乱入っ! ……負けぇ〜。
はぅぅぅぅぅぅぅぅ。やはり、私も相当腕が落ちているらしい。
帰ろうかな、とも思ったが、このまま帰っては男が廃る。仏の顔も三度までというではないかっ!(謎)
まだまだまだぁっ!
で、勢いで三本取って勝利する。そのまんま蛍の光でエンディングを迎える。うーん、よかったのだろうか、これで。
そんなわけで、今日は社外でお仕事だったので、さっさと撤収してくる。しかし、鉄拳屋さんには客はいない……うーん。
仕方なく、『GUN誌』、『ARMS MAGAZINE』、『COMBAT MAGAZINE』を買って帰ってくる。ぐっすし。
文化の日でお休みである。で、久しぶりに魔導師ヴォムラーの襲撃を受け、大須を攻略する。特に買い物の予定はなかったのだが、気が付くと64Mスマートメディアと『2010年 宇宙の旅』をゲットしている。さらっと書いたが福沢諭吉級重戦艦、爆沈である。流石はヴォムラー。彼の策略には恐れ入る。(自爆しただけだろ、コラ!)
仕方ないので(何がだ?)、メモリが 256+128M で快適になった火龍壱号改を駆り、『DIABLO
II』をプレイする。旧HDDから28レベルのネクロマンサーをサルベージしたのだが、とりあえず、別キャラのパラディンを鍛える。ポーションなしで資源を消費せずに体力回復可能な唯一のクラスであるパラディンは、なんか世間ではいまいち受けが良くないのだが私は最も好きなキャラだったりする。
そんなわけでレベルも12になる。エキスパンション発売までにディアブロを倒さねばならない。いや、倒してはいるのだが、倒したのはネクロマンサーなので、パラディンも鍛えておきたいのである。
で、頑張っていると、……ハングアップする。ぐはぁ。
しかたないので、影清氏と MECH WARRIOR III に燃える。影清氏の友人、官途氏(仮名)をまじえてバトルロイヤルしたのだが、我が75t級オリオン改(連装PPCを主兵装とするレーザー主体装備のメック)は、官途氏の連装磁気ライフル装備メックにけちょんけちょんに敗れる。
ぅぅぅぅぅぅ。
修行しよう。
快晴なので『MECH WARRIOR III』に燃える。……何も言うな、である。で、恐怖の連装PPC装備メック、35t級ピューマを蹴散らしてようやくミッション4に辿り着いたのはいいのだが……。
詰まる。いや、敵が手強いわけではない。何をしたらいいのかわからないのである。敵の司令部はあっけなく破壊できるし、何故か敵部隊は最初から壊滅していることになっているのだが、MFB(機動戦場基地)の護衛が達成できないのである。なにせ、最初からMFBはいないのだ。いないものをどーやって護衛すりゃええっちゅーんじゃ? 他の護衛ミッションでは、護衛ポイントまでMFBを誘導すればいいのだが、いないものは誘導しようがない。うぅぅ。
なんか、ミッションポイントも変だし……バグかしらん。
しょうがないので(最近、こんなのばっかりだ)、『DIABLO II』に燃える。色々やってみるが、やっぱりある程度時間がたつと突然ハングアップする。BIOSをいじってみたりもしたが、らちがあかないのでBansheeに戻してみることにする……。
Diablo II Critical Error
Error 23 : A critical error has occured while initializing
Direct 3D
……起動しなくなっちまった。はぅぅぅぅぅぅぅ。……いや、待て。ここは冷静に Direct X7a を再インストールだ! で、も一回やってみる……。
Diablo II Critical Error
Error 23 : A critical error has occured while initializing
Direct 3D
……同じである。はぅぅぅぅぅぅ。ま、待て。冷静に冷静に……。
で、DIABLO II のインストーラCDからVGAテストを実施、ボードを3Dfxに戻して再起動、事なきを得る。ふぅ。で、本命の実行テストの方は……「一定時間たつと止まる」というあいまいな状況なので何とも言えないが、今のところきちんと動いているみたいである。……まさか、また相性かいっ!
うーんうーん。うーん。
どーしよ。
九州の友人改め帰ってきたココストアな男と一緒に『頭文字D 最速タイピング理論』に燃える。……カナ打ちできないので苦戦を強いられ、シルエイティに勝てない。むぅ。
しかたないので、打開策である。……カナ打ちの方ではない。謎のハングアップ現象の方である。前回の経験からすると、今回も相性である可能性は高い。相性だとすれば、GTSを買うのは論外である。ULTRAの発売で前モデルとなってしまったためGTSでも価格も3万を切るものが出始め、結構お買い得なのだが……Bansheで安定していた教訓からするとVoodooだろう。本当なら5なのだが、何せ高い。その上電源馬鹿喰いボードを追加するとろくなことになりそうにないので、Voodoo4を買うことにする。かつて各メーカーから多数が発売され、一世を風靡したVoodooも今では3dfxだけしかない。哀しい限りである。
……で、試してみる。『MECH WARRIOR III』が1ミッションと終わらぬうちにハングアップしてくれる。
はぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ。
悪化してるぢゃねーか。
うーん。
ううぅぅぅーん。
うぅ。どーしよ。
久方ぶりにさっさと帰ってきたので鉄拳である。客がいないので一人寂しくプレイしているとジン&高校生な恋人タッグが乱入してくる。こちら、本気モードの李&アンナだったのだが意外に苦戦する。結構手強い。結果だけ見ると1本取られただけで5ほんとって勝利したのだが、空中コンボもかなり決めてきたのでそりなりの使い手だったみたいである。再乱入してくれば言い闘いが出来ただろうが、それっきりであった……ちょっと残念。
そんなわけで、ついでに本屋さんによって『実銃 −REAL GUNS−』を買って帰途につく。久方ぶりに幸せなアフターエイトである。
で、家に着いてから『MECH WARRIOR III』の調子を見る。ついでにメック関連のHPを巡っていて重大な情報を発見する。なんと、ミッション3−1がクリアできないのはバグだったらしい。なんてこったい。で、試しにパッチを当ててみたらきちんと動く。これで数少ない謎の一つは解けたわけである。……一つだけだけど。うーん。困ったもんだ。
そんなわけで『MECH WARRIOR III』が動くようなので『DIABLOII』である。Bansheならやっぱり安定して動くみたいである。で、レベルは21のまま、とりあえずACT2をクリア、ACT3に進む。ネクロマンサーはレベル28でクリアしてるんだけどなぁ……まだまだ先は長いか……。
なんとか鉄拳可能時間に撤退してきたので鉄拳屋さんに赴く。可能といっても残りわずか1時間、正直言って対COMプレイでさらっとクリアして帰ってこようと思っていたのだが、プレイヤーが居る。それも黄金のTETSUJINとブルースのタッグである。下にWINS15って書いてある。
……殺るしかあるまい。
結果。
殺られまくる。ここは3本先取り制なのだが、1本は取れるものの、勝てない。勝たせてくれているのか、実力なのかよくわからないが、かなりの腕である。むぅぅぅぅ。
結局、5戦5敗して撤退する。く、くやしい。
修行が足りないか、うぅ。
今日も鉄拳可能時間に撤退してきたので鉄拳屋さんに赴く。……いる。TESUJINである。今日のパートナーはジンである。WINS5と書いてある。
……もはや宿命である。
結果。5回突っ込んで5回敗れる。気が付くと、相手が金色になっている。うぅぅぅぅぅ。一応今日も3本のうち一本づつ取ったものの、やはり勝てない。最後だけ2本先取したものの、本気になった相手の猛攻にさらっと敗北して果てる。
うーん。う゛ーん。
なんだかなぁ。
バイク通勤だったので24時まで営業の本屋さんにダッシュする。目的は 『DIABLOII』必勝本である。久しぶりにプレイしているおかげで、イベントを忘れてしまっているものがあるのである。ははは。
……で、探してみるが売ってない。流石にブームが過ぎているせいだろうか。
ま、実力でクリアするのがゲーマー魂というモノだし……。
明日は駅前の本屋さんに寄れる時間に帰ってこようと固く誓った私なのであった。(爆)
仕方ないので、必勝本ナシで『DIABLOII』に燃えてみる……吹き矢を撃ってくる原住民と、その酋長の放つ火炎放射に何度も殺られつつ、レベルは23に達する。しかし、無理な進撃を続けたせいで敵に包囲され、殺られてしまう……何回か死体回収を試みるが、回収した途端に殺されたりしてあえなく失敗する。うが。パラディンは特殊な技能も多々持ってはいるが所詮戦士系のキャラクターなので、一度殺されるとほとんど無防備の雑魚と化してしまうのである。この辺り、素っ裸でもある程度闘える魔導師系キャラクターとは異なってかなり辛い……。
結局、回収を諦めてセーブ&ロードする……ACTIIIのロード時死体保管場所はスタート地点のすぐ近くなので、町の中で探し回る必要はない……のだが死体を回収しても盾しか持っていない。
……あらあ? どうやら、回収直後に死亡、ということを何度か繰り返すうちに装備を地面に落としたままセーブ&ロードしてしまったらしい。ぐはあっ! 新しい兜を購入したばかりだったので、資金もかなり貧乏である。はうあーっ!
そんなわけで一気に丸裸になってしまった我がキャラクターなのであった。どーしよ、うぅ。
当然の如く本屋さんの閉店に間に合わなかったので鉄拳である。WINS4って書かれたカズヤ&ブライアンがいるので挑んでみる。
つ……つええ。激戦を演じたものの2本先取りされ、ダメかと思ったものの、奇跡的に逆転して3本取り返して勝つ……か、勝った。しかし、すぐにジュリア&ニーナで乱入し返されて敗れる。その後3回ほど乱入するが、1本は取れるものの勝てない。うーん。
一旦退いた後に時間をおいて戻ってみると他の人がプレイしている。なかなか華麗な空中コンボを対COMでキめている。あら、さっきの人負けたかな、と思ったら一面である。エンディングまで行ってしまったらしい。レイ&ジンと凶悪なタッグだったので、苦戦すると思いきや、あっけなく勝ってしまい、そのまま閉店を迎える……あらら。ちなみにラスボスには勝てなかったりのだった。
この辺りがなんというか……修行しなきゃなぁ。
休日なので『DIABLOII』に燃えてみる……装備の過半を喪ったものの、手当たり次第にアイテムを拾い集めてそこそこの装備が整う。……が、所詮寄せ集めの装備、やはり辛いので影清氏のソーサラーの増援を得ていざ出陣する……ソーサラー強し。周囲に氷の矢が降り注ぐ様は凄まじい……。で、一気にACTIIIをクリアしてしまい、ACTIV、最終章に突入してしまう。
しかし、ここまでくると敵も手強い。流石の影清氏もモンスターに殺られる……うーむ。まぁ、それでもここまでくればディアブロは目前である。既にレベルは24、ネクロマンサーがレベル28でクリアしたことを考えると、クリアも時間の問題であろう。
フッ、待ってろディアブロ!
会社の焼き肉な人がパソコンを組んでくれと言われるので、組みに出かける。自分で組むのが一番いいのだが、正直言って私も最初は人に組んでもらってみながら覚えた人なのであんまり大きなことは言えない。慣れればあっけないものなのだが、最初はやっぱり不安なものなのだ。
で、焼き肉な人が揃えたのは以下の通りである。
CPU : Celeron 667MHz (Socket370 リテイル)
マザーボード : AOpen AX34 ProII
(SoundCard OnBoard)
メモリ : BUFFALO MV-VS133-256M
HDD : Seagate ST320423A(20.4GB)
VGAカード : I・Oデータ機器 GA−PG3DV4/PCI
SCSIカード : I・Oデータ機器 SC−UPCI−5A
CD−ROM : AOpen 40x
FDドライブ : Panasonic バルク品
ケース : ミニタワー
通な人ならぱっと見ただけで気づくだろうが、VGAカードが……である。4Mしか積んでいないVGAカードではアレなのだが、これは焼き肉な人が旧愛機から持ってきたものなので仕方ない。
で、早速組んでみる。まずはマザーボードの組み付けである。……いきなり詰まる。は……はいらんっ! 5インチベイの外側カバーに引っかかってマザーボードが入らないのだ。ミニタワーってこういうものなのかっ!?
必死でベイをヤスリで削り、なんとか入れ込んだものの、ギリギリである。いいのか?
……次は……やはり頭脳であるCPUである。例によってCPUクーラーの組み付けにえらく苦労するが、経験からマイナスドライバーで入れ込めばうまくいくことを知っていたので苦労しながらも組み付けに成功する。
次にメモリを付け、最後に焼き肉な人が取り出したVGAカードを見ておののく。ぴ……PCI。うーん、PCIか……まぁため息をついていても仕方ないので取り付けてみて……奥まではめ込めぬっ! マザーの高さ(無論スペーサーは入れてある)と本体背面の固定金具位置が微妙にずれていて、奥まできっちりカードが刺さらないのだ。ぬぉぉぉおおお!? なんぢゃ、このケースわっ!
焼き肉な人曰く、3,980円だったそうだが、えっと……な感じではある。
まぁ、それでも動けばいいのだが……次に本体電源スイッチ、リセットスイッチ、スピーカ、電源LED、HDDのLEDのコードを差し込む。グランドのコードがないのが気になるがまぁ、良かろう。
最後に電源コードを差し込んで完成である。HDDもFDDもCD−ROMも付けていないが、これでも起動はするはずである。
ABIT以外のメーカーは全てディップスイッチで設定、みたいなイメージがあったのだが、クロックアップしない限りはディップは何もいじらずともいいらしい。拍子抜けである。
いざ、起動……何も映らん。つーか、ディスプレイに入力信号が来ていない。あらぁ?
マザーの電源LEDは点灯している。CPUファンも回っている。これで何も映らない? 仕方ないので本体からマザーを取り外し、きちんとPCIにVGAカードを差し込んで再度電源を入れ込んでみるが反応はない。なんでだ?
普通、こういう場合はBeep音が高らかに鳴るのだが、スピーカーケーブルがきちんと正しくつながっているかどうか自信がないので鳴らなくても何とも言えない。(汗)
もう一度マザーボードのマニュアルを読んでみる。
……よくわからない(爆)ので、とりあえず、一旦家に帰って例のWinFast製GeForce2MX(AGP)カードを取って帰ってくる。不安を覚えつつGeForce2MXをAGPにぶち込んで起動する……AOpenの起動画面が何事もなかったかのように表示される……あら?
うまくいってしまったぞ? とりあえずBIOSを起動、VGASearchをPCI優先にして再起動するが、きちんと起動画面が出る。そりゃそうだ、PCI優先にしてなくてもAGPがなければPCIで映るだろうし、AGPしかなければPCI優先でも映るはずだ。……うーむ。それでも一度AGPからGeForce2MXを外してGA−PG3DV4を差し込み、起動してみる……。
きちんと映る。……あら? 謎である。謎ではあるが、映っているのだからよしとせねばなるまい。しかし、これってAGPカードがなかったらなにも出来なかった気がするんですけど……。
なにはともあれ、仕上げにHDD、FDD、CD−ROMを取り付けて完成である。BIOSからは全デバイスを認識している。おし、完璧。んでもって、Windows95の起動ディスク(これしか手元になかったのだ)でHDDをフォーマット、システムを転送して再起動……。
HDDからブートしない。あらあ?
謎である。個人的にはSeagateは好きなメーカーなのだが、残念ながら多少クセがあるのも事実である。まぁ、専用FDでブートセクタを書いてやれば……ってFD付いてないぢゃん。
ぐはぁ。もうダメってな感じで、本体を預かって撤収することにする。駄目な感じなので帰りに寄った鉄拳屋でもポール&ブライアンに完敗している。もっとも、大須の鉄拳屋はレベル高めではあるのだが……いや、言い訳はよそう。
帰ってから、まず、ブートセクタを書くべくSeagateのFDを探す……って、うちの付属品はCDぢゃん! SeagateのHDDは専用ユーティリティが付いてくるのだが、これが型式一緒でもFDだったり、CDだったりするのである。あぅぅぅ。
たぶん、CDからFDを作れるのだろうが……。ううううううううぅ。
ええいっ、ダメ元でWindows98をインストールぢゃ。
Windows98の起動ディスクで起動して、C:\WINDOWS\OPTIONS\CABSにQ:\WIN98下をコピー、SETUPを起動……で、最初のリブート……Windows98のインストーラの続き……って、あれ、HDDからブートしてんぢゃん。
で、知らないうちになんか、うまく行ってしまう。マザーのユーティリティCDからドライバインストールして音もばっちり、VGAカードなんざ、最初からきちんと認識している。あら。
そんなわけでうまくいってしまったのだった。はははのは。
いいのか?
いや、レベルも25になったし、いっか。(ぉーぃ)
そこそこ早く帰ってきたので喜び勇んで鉄拳屋さんに出かけるが、誰もいないのでさらっとクリアして帰ってくる。……虚しい。
仕方なく、家に帰ってきてから『DIABLOII』に燃える。なんとか
River of Flame は突破できるものの、Chaos Sanctuary のモンスターにまるで歯が立たず、死にまくる。Wraithには包囲されるわ、Undead
Horrorには魔法攻撃を喰らいまくるわ……うー。
特にDoom Knightの一斉射撃のおそろしいことといったら、もう……もちろん、Dark
Shapeの包囲網も怖い。
こんなことなら対アンデット系のスキル強化しておけば良かった……。そんなわけでACT IVはSuper Healing Potion御用達なのである。4×4をベルトに装備していてもあっという間に尽きてしまうのだが、これが1つ250Goldもするのでお金もあっという間に尽きてしまうのだった。まともにポーション使い切るまで冒険すると、再装備に4,000Goldもかかるのだからたまらない。どーなっとんぢゃ、うぅ。
ディアブロ退治までの道は辛く厳しい……はぁ。
社外講習会だったので、そのまますたこら帰ってくる。ははは。(体調がいまいちだったという説有り) しかし、そのまますたこら帰るのもなんなので、家の近くの本屋さんに寄ってみる。ここは21時まで「しか」やってないので、滅多に寄れないのだ。
で……なにをトチ狂ったか、『ブルー・プラネット −星のパイロット−』(笹本祐一著/ソノラマ文庫/495円)、『pcjapan
2000 december』(SOFTBANK/780円)、『平成12年版 防衛白書』(大蔵省印刷局/2,200円)、『世界の統計2000』(総務庁統計局編/1,760円)を買い込んでくる。
……『pcjapan 2000 december』まではいい。『平成12年版 防衛白書』も、まぁ、理解できないでもない。しかし、『世界の統計2000』は……なに? 情景が目に浮かぶようだ? まぁよい。
『平成12年版 防衛白書』、これは凄い。なにせ、CD−ROM付きである。ただし、DOS/V用である。ええい、大蔵省印刷局、許すマジ。アンケート葉書、書いてやろうかしらん。防衛庁長官官房広報課宛に。えーっと。
『世界の統計2000』、こういう統計もの、実は私は大好きなのだ。世界の主な湖沼の水質、全リンと全窒素まで載ってる……ちなみに琵琶湖の南部の全リンは1994年で.008mgP/l
だそうだ。フィンランドのユリキトカ湖と同値である……よくわからん。
わかりやすいものをいこう。
世界の電力発電量。
1位、3,459,974,000,000 kWh、アメリカ合衆国。ダントツのトップである。
2位、1,081,310,000,000 kWh、なんと、中国。
3位、1,012,145,000,000 kWh、当然なのか意外なのか……日本。
ロシアは847,200,000,000 kWhで、4位である。大国の凋落、哀しきかなである。1993年では世界第2位だったのに……。
そんなわけでそんなわけである。映画館の数とか結構面白いものもあるのだが、年度が違っていたりして、比較するにはちょっと辛い。しかし、インドの映画館数がやけに多いとか凄い事実がわかったりする。95年の日本が1,714館(35mm以上)に対して91年のインドが13,275館!である。……しかし、「常設でないものも含む」ってのは凄い。(謎) ちなみにアメリカは95年、14,960館と相変わらずトップである。インド人って映画好きなのか? 謎である。
今日も鉄拳な時間に帰ってきたので、鉄拳である……誰もいない。仕方ないので一人でやっていると乱入される。
ふふふ……こうでなくてはな! 相手は……鉄人&ブルース。
……ま、まじかい。
で、あっけなく負ける。4回ほど続けて挑むが、やはりことごとく負ける。ダメぢゃん。
うーん、なんだかなぁ。
なんというか天気が今ひとつ良くないので今日は素直に帰ってくる。はぁ。
ま、いっか。
明日に期待を賭けよう……ぐっすし。
そ〜とは、きょおも〜あめっ……なのだが。
腕が鈍るといけないので修行である。……ブルース&カズヤな人がカズヤ&リンな人と激戦を繰り広げている。闘いはブルース圧倒的優位である……でブルース圧勝である。あの膝打ち空中コンボは卑怯臭い。
びびっていても仕方ないので挑戦して……惨敗する。その後、カズヤ&リンな人と交互に戦うが全然勝てない。そのうちに、カズヤ&リンな人な人が勝ってしまう……あらら。
ここで挑戦して恥の上塗りするのもいやなので、とぼとぼ帰ってくる。負け犬である……うぅ。
ぐっすし。
久しぶりに快晴である。快晴なので火龍一号にGeForceMX搭載計画を再度行うことにする。(爆) 友人の影清氏によると、彼も同じトラブルでかつて悩んでいたが、以下の対策でハングアップを克服したらしい。
・AGPコマンドのDMA割込をオフにする。
・AGP Sideband Adressingをオフにする。
・AGP First Writeをオフにする。
・AGPポートの作動倍率を×4から×2にする。
・Memory Setting conservativeを下げる。
……なんか、ひょっとしたら私のも動くかもしれないと思ったので、とりあえず、leadtek社のHPから最新版のドライバを落としてきて、倍率を×2にして、『DIABLOII』をテストしてみる……動く。なんか、とんでもなく安定して動く。謎である。うーん。
で、テストを兼ねて『DIABLOII』に燃える。(爆) とりあえずレベル26になり、ようやくディアブロの封印を解くところまでたどり着けるようになったモノの……やはり辛い。とてもディアブロ退治どころではないので、影清氏に増援を頼む……なんか、仲間を2人ほど引き連れてやってくる。(笑) 本人がほとんど何もしないうちに、魔物は一掃され、ディアブロは仲間の凶刃の前にあっけなく倒れたのだった……いいのだろうか、これで。
次に、『MECH WARRIOR3 日本語版』である。特定のシナリオ(3−1)まで進むとクリアできなくなるとか、対戦用のあるマップが使えないとかの不具合は、既にパッチを当てれば解決することが判明している。実際パッチを当てたら解決したので、残る問題は突然のハングアップだけである。で、やってみる……安定して動くぞ、おい。そんなわけで、テストを兼ねて対戦に燃える。最初は2連PPC搭載の35t級ピューマを愛用していたのだが、勝てないので40t級ストライダーに乗り換える。高性能な電子装備を搭載した中量級の鳥足メックである。主兵装は6連短距離ミサイルランチャー、これを両腕にそれぞれ1基、これに加えて小型ビーム砲を1基装備している。ジャンプジェットは残念ながら装備していないが、最高速度97Km/hの高速メックである。
で、このメックで影清氏の友人を交えて4人でバトルロイヤルしたのだが、何故か圧勝してしまう。相手がシャドウキャット(45t)やピューマ(35t)など、軽〜中量級だったこともあるのだが、なんといってもこの勝利はアルテミスIVという高性能なFCSと、優れた高機動性によるところが大きい。しかし、次回もうまくいくかどうか……。
そんなわけで、なんかよくわからないがGeForceMXが快適に動くようになって幸せな私であった。その代わり、寒い部屋でゲームしていたおかげで手に霜焼けが出来てしまったが……か、かゆい。まさか寒いおかげで熱暴走しなかっただけなんてことはないよな……まさかなぁ……ははは。
ココストア氏を召還して大須に出かける。遂に彼もCPUを買い換えたらしい。というか、正確にはCPUだけ買ったらしい。Athron Thanderbird 700MHz(Slot)をゲットしたので、次にマザーボードをゲットするから付きあえと言われる。……もとより望むところなので同行させていただく。別にSlotAのマザボならどれでもいいぢゃん、と思ったのだが、実はこれが大間違いなのであった。なんか、Thanderbirdでもブルーコアとグリーンコアのモノがあり、運が悪いとチップセットKT133では動かず、AMD純正か、一世代前のKTXでないと動かないそうなのだ。
個人的にはファミコンカセットみたいでいかにもユニットという感じのスロット型CPUは好きなのだ(もっとも中身はほとんどヒートシンクだ)が、既にSlotタイプのマザー自体レガシーアイテムになりつつある昨今、更にレガシーなAMD純正のチップセット搭載マザーを捜すとなると……これは厳しい。しかし、気合いで探し回った結果、彼望みのGIGA・BYTE製マザーを二つの店で発見、一安心する。
……発見するまでの間にこちらは『MECH COMANDER GOLD(日本語版)』、『RISK』、『コンダクティブペン』などを買い込んで爆沈している。うがあ。
で、被害はこれだけに押さえるつもりだったのだが、気が付くと更にマルゼン『COLT
GOVERNENT Series'70』をゲットしている。ぉぃぉぃぉぃ。実銃は非常に有名な銃である。有名なベレッタM92Fが採用される前に米軍正式拳銃としてM1991A1として採用されていた拳銃で、最終モデルはMKIV
Series 80である。Series 70は刻印が美しいことで知られている。当時は並列弾倉がなかったため、現行の自動拳銃に比べると装弾数は非常に少なく、最終モデルのSeries
80でも8+1発というレボルバーに毛が生えた程度の弾数しか装填できない。
……で。このマルゼン・コルトガバメントも装弾数は12+1発と、この手のオートマチック・ハンドガスガンとしてはかなり少ない。実戦投入するなら予備マガジン必須な感じである。困ったもんだ。
見た目、木目調のグリップがいかにもプラ製な点以外は特に気になる点はないが、使ってみるとハンマーにガタがあるのが少し気になる。デコッキングした状態でハンマーががたがたなのだ。実射性能には影響しないかもしれないが、これはちょっと……である。あと、マガジンの装填に多少引っかかりがあるのも気になる。これは「慣らし」で解決するのかもしれないが、たまにマガジン・リリースボタンを押してもマガジンが出てこないのはちょっと勘弁して欲しい気はする。スライドを引いた後に押し直すと出てくるのだが……ひょっとして仕様か? 装弾数が少ないだけにマガジン周りのトラブルは避けたいので、少し気になる次第である。
大きさ的には扱い易い銃で、全ての自動拳銃の基本とも言うべき銃なだけに、細かいところまで作り込んで欲しかった気もしないではないのだが……¥8,800と破格の特価だったから、まぁ、よしとせねばならないか。うーん。
そんなわけでトドメにFREEWAYデザインの300w電源ミドルタワーケースを買ってシめる私である。……えーっと。
そんなわけで、ココストア氏が帰った後、早速組み立ててみる。というか、組み立てには彼をつき合わせたのだが、電源を入れるのは「私が帰ってからにして」と泣きつかれたので、電源を入れてなかったのだ。
もっとも、旧火龍壱号の余剰パーツ(Celleron 300AとA・BITのBH6、MXが動いたので余ったBanseeと、余剰の128Mメモリ)で組んだのだから、ほぼ動くこと間違いないのだが。電源オン。……予想通りと言うべきか、電源を入れてもファンが回るだけで画面が映らない。
……えーっと。まだまだ闘いは続くみたいである。憂さ晴らしに『MECH
WARRIOR3(日本語版)』に燃えたらミッションクリアしたモノのMFB(移動地上基地)を一台破壊されてやり直す羽目になるし。合掌。
昨日とはうって変わって雨模様の天気である。そんなわけで帰ってから問題の弐号機地龍の対策に取り組むことにする。命名の基準は動かざること山の如く、からである。……情けない。
さて、まず、ファンは回っている。電源ランプは点灯している……が、画面は映らないし、電源を入れると電源は切れなくなってしまう。困った。
こういう画面が映らない場合は、経験から言うとたいていAGPの差し込みが甘いせいなのだが、何回か刺し直してみても変化がない。それに、AGPの接触不良の場合はBEEPが鳴るのが普通である。メモリの接触不良も同様にBEEPが鳴るはずである。
電源が切れないのも少し気になる。CPUかマザーがイカれた可能性もあるが、最近まで動いていただけにその可能性は低い。と、なると……。
残るはCPUか、LED、スイッチ系のケース本体から延びるケーブルの接続ミスである。それ以前に、基本的対策としてマザーからCPU、メモリ、AGP以外を取っ払うというのがあるが、今回は元々それらは取り付けていない。HDDも未装備である。何でかというと、弐号機地龍に搭載しているA・BIT製BH6の本体側IDEコネクタはフルピンなのだ。私が持っているIDEケーブルの残りは火龍壱号改搭載のA・BIT製KT7付属のモノしかないのだが、こちらは端子の穴が一つ埋まっているのでBH6には刺せないのである。HDDも付いていないのに他のボードをPCIに差しても意味はない。合掌。
で、再度CPUを抜き差しした上で、電源とスピーカを除くスイッチ、LEDケーブルを外し、再度電源を入れてみる……。
BIOS画面がディスプレイに映る。おう? で、残りのLED、スイッチケーブルを再確認しながら接続してみる。色つきの黄、赤がプラス、白、黒はマイナス……と。
再度、電源オン。OK、完璧である。
さて、後はHDDケーブル買ってくるだけである。なはは。……あっけなくケリが付いて良かった。ふぅ。
久しぶりにコンピュータに負ける。それも4面でおまけに3本先取り制である。まぁ、メインキャラにブライアン、サポートにリーという、ほとんどサブキャラ練習用のタッグだったことは認めるが、それにしても情けない……。
仕方ないので今日は素直に帰ることにする。弐号機も何とか目途がついた(HDD接続でトラブることは考えたくない……)ことだし、『MECH
WARRIOR 3 日本語版』にでも燃えようかと、家に帰ってから壱号機火龍の電源を入れる。……うんともすんともいわない。
あら。昨日、弐号機地龍のテストしてた時に電源を外したかな、と、背面をのぞく。やっぱりコンセント外れてんぢゃん。で、コンセントをはめて電源をオン……うんともすんともいわない。あら? 試しにコンセントを抜いて弐号機地龍の電源に差してみる。(この辺りまではいつもドジ踏んでいるので、全く冷静な対応) 電源オン。うぃぃぃぃぃん。起動する。……あ゛ら゛。
ここに至って、少し焦る。弐号機地龍はともかく、壱号機火龍の方はコンセントとディスプレイケーブル引っこ抜いたくらいで何も触っていない……ハズだ。何も映らないだけならまだしも、電源ファンすら回らない……となると……。
可能性其の壱、単にコンセントの差し込みが甘い。……念のため再度押し込んでみるが、反応ナシである。もう一度、同じコンセントを弐号機地龍につないでみる。こちらは起動する。……元電源が死んでいるわけでも、電源ケーブルが断線しているわけでもないらしい。
可能性其の弐、無意識に壱号機火龍のマザーの電源を抜いた。……試しにマザーボードの電源供給コネクタを抜き差ししてみるが、変化ナシである。
可能性其の参、無意識に壱号機火龍の本体スイッチケーブルをいじった。……試しにスイッチ系のケーブルとマザーボードの接続を調べてみるが、触った形跡はないし、抜き差ししてからスイッチを入れてもまるで変化なしである。
……壱号機火龍、完全に沈黙しました。
どうも事態は思ったより重大である。こうなると、もはや考えられるのは二つしかない。
1、電源ユニットが突然死した。
2、マザーボードが突然死した。
CPUやメモリが死んだ可能性もあるが、それならファンくらいは回るはずである。……いや、しかし電源やマザーが壊れたというのも、仮説を立てた本人が言うのもアレだが嘘臭い……。だが、確認することは出来る。弐号機地龍のマザーの電源供給ケーブルを引っこ抜いて壱号機火龍のマザーボードに差してみれば……。
ものは試し、やってみることにする。せっかく弐号機地龍が動いたのでいじりたくはなかったのだが、背に腹は代えられない。で、2台の筐体の側面カバーを取り外し、弐号機地龍の電源ユニットから壱号機火龍のマザーに電源ケーブルを接続。無論、コンセントは弐号機地龍につなぐ。弐号機地龍の電源スイッチをオン……反応ナシ。
はうっ。
い、いや待てよ。冷静に考えてみる。電源ユニットの各ケーブルはマザーボードをはじめとし、各デバイスに電源を供給している。しかし、本体の電源スイッチとは一切接続されていない。じゃあ、電源ユニットはどうやってスイッチが入るのか。本体の電源スイッチはマザーボードにつながっている。つまり、マザーボードが電源ユニットに(電源供給ケーブルを通じて)スイッチオンの指令を出すのだ。……ということは。
弐号機地龍の電源ユニットから壱号機火龍のマザーボードに電源供給ケーブルをつないだまま、壱号機火龍の電源スイッチを入れてみる。
うぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃん。壱号機火龍起動実験成功!
とりあえず、壱号機の電源ユニットを取っ払って、弐号機の電源ユニットを取り外し、移植する。HDDなどをつなげ直して再度、電源オン……やはり、きちんと動く。
……ということは。半信半疑で壱号機の電源ユニット(L&CというメーカーのLC−250ATXという電源。フルタワーのくせに250W電源だった)を弐号機につないでみる……起動しない。つまり、こういうことだ。
こたえ。でんげんゆにっとがとつぜんしした、でした。……悪い夢だ。はぁ。
……鉄拳屋さんでテツジン&デビルにボロ負けして帰還する私である。……はぁ。
そんなわけで、今日は何事もなく平穏に寝床につく私なのである。そりゃそうだ、こうも毎日どかどかとイベントが起きれば、たまには休憩したくなろうというものである。
しかし、まぁ、自分で言うのもナンだが、何というか……日記を読み直すとまるで漫画みたいである。はぁ……まいった。
なんだかなぁ。
……勤労感謝でお休みである。勤労に感謝して勤労した人も多くいるであろうから、お休みで幸せである。
で、とりあえず弐号機の電源ユニットをゲットしに大須に出かける。……そのハズだったのだが、気がつくと10倍速書き込み内蔵CD−Rと仮想CDドライブ用ソフト付きFDドライブ、それにバックアップBIOS−ROM、『ROM焼き大丈夫』を買ってくる。……あれ?
……結局、電源は影清氏に230Wの電源を譲ってもらい、なんとかなったので、帰って早速付けてみる。
うぃぃぃん。おっけーおっけー。影清氏に大感謝。後は、FDを付けるだけである。
あ、そだ。『ROM焼き大丈夫』つけなきゃ……まず説明書を読む。なになに。とりあえず、BIOS−ROMを取って、「ROM焼き大丈夫」に元のBIOSを取り付けて、最後に「ROM焼き大丈夫」をマザーに取り付ければ完了らしい。簡単そうである。
とりあえず、BIOS−ROMを……き、きつい。専用工具がついているのだがかなりきつい。なんとか「ROM焼き大丈夫」を取り付け、起動してみる……うぃぃぃん……画面が映らない。あら? と、とりあえず、元のBIOSに戻してみるか……
とりあえず、「ROM焼き大丈夫」からROMを外さなくちゃ。よっこいしょ、ぱき。
あ……足が折れた。がげぐぎょばきーんっ!(爆泣)
弐号機地龍。短い一生であった……。(爆泣)
……なんというか、気分的にブルーである。で、さっさと帰ってきたのだが、カズヤ&ブルースにけちょんけちょんに殺られて、すごすごと帰ってくる。……うぅ。
なんというか駄目な気分なので、DVD『妖怪伝 さくや』と、『Gun's COLLECTION
VOL.4』を買って憂さを晴らす、うぅ。『妖怪伝 さくや』は¥2,000と格安だったこともあるのだが、大須で何度も宣伝を観ていて結構惹かれていたのである。なんでも、あの平成ガメラのスタッフが参加しているらしいし……もはや買うしかあるまい。
で、ついでに12時まで営業の古本屋さんでPS『サブマリンハンター鯱』を買ってくる。かなり前から気になっていたゲームだったのだが、価格が高くて手を出さなかったのだ。¥2,680だったのだが、まぁ妥当だろう。そのうち¥1,000とかで売ってそうではあるが、手にはいること自体珍しいモノなので、買っておいて損はあるまい。
そんなわけで、傷心を癒すべく『サブマリンハンター 鯱』に燃える。……結構面白い。宣伝文句からソナーの音をヘッドホンで聴いて敵の艦種、速力、進路を判断するえらいマニアックなゲームかと思っていたのだが、全然そんなことはなかったのであった。ノリとしては、むしろかつての名作『WOLF
PACK』に近い。流石に(近未来が舞台とは言え)水上砲撃戦はやらないみたいだが。(笑)
潜水艦ゲームの傑作『RED STORM RISING』のようなノリを期待する向きには向かないかもしれないが、単純明快な潜水艦アクション(!)を楽しみたい人には向いているだろう。ただ、今の目から見るとどうしても古くささが目立つので、潜水艦戦ファンではない人には向かないかもしれない。
そんなわけで今日も漂流島から風間艦長の駆るシーウルフIIは出撃するのだった。艦橋に燦然と輝く髑髏マークは彼らの誇りである。(そう、このゲーム、艦のマークを数種類から選べるのだ)
メインタンクブロー! 急速潜航!
しばらくは遊べるかな。
出勤日でブルーである。はぁ。おそらく給料日までずっとブルーに違いない。
対策。
案其の壱。弐号機はすっぱり諦める。
案其の弐。Slot1の安いマザーを捜す。
案其の参。この際、CPUとマザーを買い換える。
とりあえず、壱は論外である。最も正しい選択という説もあるが……。
すると、案其の弐か、其の参である。Slot1のマザーは大体一万円前後である。しかし、将来性は皆無である。下駄をはめてSocket370仕様にするという手はあるが……それならCPUも買ってしまうと言うのは暴論だが正論かもしれない。どの道Celleron300Aには未来はないだろうし……って、つい先月、同じ台詞を言っていたような気がする……はっ。
どーしよ。
お休みである。お休みなので、『サブマリンハンター 鯱』に燃える。現実逃避という説は濃厚だが、まぁ、良い。
近未来。地球は急速な温暖化により海面が上昇し、地上は全てが海に覆われてしまった。後に「大異変」と呼ばれたこの災害から生き延びたわずかな人々は海賊に怯えながら日々を暮らしていた。そんな中、長期哨戒任務を終えた連邦艦隊原子力潜水艦「鯱」は、この厄災を海中で迎えた。途方に暮れる彼らを、海賊と化した各国の潜水艦が襲い来る。海洋開発と平和のためであった力……「鯱」の乗組員は生き残るために、その力を行使することを決断した。今日を生きるために。そして、安住の地を見つけるために。
ストーリーはなかなかだが、グラフィックはやはり一昔前の……という感が拭えない。また、ゲーム自体もリアルな潜水艦シミュレーションと言うより、フライトシミュレーターのノリに近い。もっとも、潜水艦は3次元運動が行えるという点で水上艦とは決定的に異なる特性を持つのだから、その意味ではこのゲームはリアルなのかもしれない。まぁ、実際の潜水艦のブリッジでこれほどリアルな前方イメージ画像が投影されるのはもう少し先のことだとは思うが……。つまるところ、このゲーム、フライトシミュレーター的な潜水艦戦シミュレータと言うべきゲームなのだ。
その意味ではアクションゲームに近いノリなのだが、潜水艦ゲームとして別の切り口から挑んだと思えば評価できるゲームである。魚雷の種類も豊富に用意されており、通常魚雷(無誘導)、音響追跡魚雷(受動誘導)、反響追跡魚雷(能動誘導)、推進機雷(範囲攻撃)、データ魚雷(パターン走行魚雷)、ハープーンミサイル(対空、対艦、対潜、水中発射ミサイル)、迎撃魚雷(対魚雷)、デコイ、チャフなど9種類も用意されており、潜水艦戦独特の何番の発射管にどの魚雷を装填するかという戦術が楽しめる。
主人公の潜水艦自体も耐圧殻を防御力強化型や軽量型、深海用などに換装でき、発射管の門数も変更可能で、さらにはエンジン、ラダーの変更も可能である。ついでに副兵装として音波兵器や機雷射出装置、衝角(!)までもが装備可能である。この辺はいかにもTVゲームといったノリである。
こういうノリなので、近未来が舞台なのだがシーウルフ級やタイフーン級といった現実世界の潜水艦は登場しない。武器も架空のモノで、例えばハープーンミサイルも現実の対艦巡航ミサイルのハープーンとは異なる。UUM-44A サブロックや計画中止となったUUM-125A シー・ランスに近い性格の、キャニスターに弾頭を搭載して目標地点に向けて射出する水中発射型ミサイル(正確にはシー・ランスはカプセルのみ水中で射出して海面にカプセルが出てからブースターに点火するのでサブロックより静粛性が高い)なのだが、対艦、対潜はともかく、なぜか対空ミサイルとしても機能するという脅威の高性能兵器だったりする。おかげで対潜ヘリを撃墜できたりするので、タイフーン級もびっくりである。
潜水艦のデザインも、序盤こそいかにも原潜といった形の潜水艦が登場するが、後半は双胴型になったり、ほとんど宇宙艦か要塞(!)かといったノリになっていく。懐かしの某ブルーウォーターをイメージしてもらえればよいだろう。ただし、主人公の艦は昔ながらのイメージの艦である。反動推進も採用していない。(笑)
ミッションも対潜水艦戦、対水上艦戦と、豊富に用意されている。謳い文句で地形を利用して、というのがあるのだが、本当に地形を利用して戦うこともあったりする。魚雷を岩を盾にして爆破するのは快感である。海底に沈んだ都市を舞台に戦ったりするのは楽しい。
ちなみに難易度は低めである。豊富に用意された魚雷も、根が貧乏性の私は、通常魚雷で押し切っていたりする。このゲームは収入固定型ゲーム(ランダムに出現する敵を倒して金稼ぎをするという要素は一切ない)なので、金は貴重なのである。調子に乗って魚雷を買いまくっていたらあっという間に資金が尽きてしまう。しかし、流石に終盤は通常魚雷だけでは辛くなる。
あるシナリオ以降、インフレ状態になるので、それまではじっと我慢の子なのだ。ちなみに最後のシナリオは魚雷はタダである。(爆) 自艦の強化装備は、というと、店が潰れて(!)買えなくなるので、インフレ状態になったら早めに買い占めるべきである。なお、敵艦から奪取した物資(ほんとに海賊ゲームみたいだ)は大事に取って置いても仕方ないので売ってしまって可である。略奪品は売る店がなくなる前に売り払うべし、だ。
……で、なんだかんだですっかりはまってしまい、あっけなくクリアした私なのであった。クリアするとミッション選択できるようになるので、まだまだ楽しめそうではあるが。重雷装艦として本編をクリアした私だが、果たして一撃必殺の高機動艦の方が有利だったのか、とか、通常魚雷だけで最後まで勝てるか? とか、まだまだ遊べるのである。
(ミッション選択モードでも装備は変更可能。ただし、搭載魚雷数は固定)
そんなわけで、もう少し楽しませてもらおうと思っている私である。しかし、現実の潜水艦戦闘で水上艦を雷撃するのに潜望鏡深度に浮上したりはしないだろうが。(笑)
帰りにいつもの如く鉄拳である。今日のお相手はJACK−2&厳竜である。楽勝、楽勝! ……と思っていたら、いつの間にか負けている。あら? で、もう一回やってみる。負ける。あらぁ?
ダメである。ダメなので、『COMBAT MAGAZINE 2001/1』と『ARMS MAGAZINE
JAN.2001』と、PS『サンパギータ』を買ってくる。
銃関連の2冊は定番だが、正直言って今月号はあんまり読むところはない。しかし、どの雑誌もここまでマルシンS&W
M629 Classicを無視してくれるのは凄い。(一誌だけ発売前に見開きで記事を載せていたが) なんでだ? そんなにいいか、ペガサスシステム? レボルバーって言ったらカート式だろ? うーん。 なんだかなぁ、である。
PS『サンパギータ』は前から気になっていたゲームである。個人的には「やるドラ」ゲームは好きなジャンルなのだが、買うのは初めてである。本当ならPS2『スキャンダル』を買うべきなのだが、あれはまだ高いし……。
ま、まだ『サブマリンハンター 鯱』もあるし、うん。ははは。
はっ。
今日は誰も対戦相手がいないのでラスボスに負けて帰ってくる……あら? しかも使用キャラはリー&アンナでこの有様である。な、情けない。やっぱり腕が落ちている。哀しい。
……仕方ないので帰ってからPSやるドラ『サンパギータ』に燃える。
妙にパトカーのサイレンの騒がしい土曜の夜、いや、正確には日曜の朝、終電に乗り遅れた主人公は雨の中を一人とぼとぼと家に向かって歩いていた。ある路地で物音に足を止めた主人公は、そこで東洋系の少女が足を挫いて蹲っているのを発見する。彼女を家に連れ帰った主人公だが、彼女は記憶を喪っていたのだった……そして、彼女のハンドバッグの中には、拳銃と大金が入っていた……。
図らずも、彼女と奇妙な同居生活を送ることになった主人公。いつしか彼女との平穏な毎日に慣れ始めた主人公だったが、ある日、平和は一瞬にして崩れ去ったのだった!
と、まぁ、そんなOPストーリーなのだが、ここまでがCD−ROM1枚目だったりする。(爆) なので、ここまででもドラマはあるのだ。家に連れ帰ってから、何も覚えていないと言う彼女の身の上を聞き出そうとせず、今夜はそっとしておこう……なんて考えるとゲームオーバーになってしまったりするし。なんでだ!? ちなみに、エンディングにはHAPPY
END、NORMAL END、BAD ENDの3種類があるが、当然というか何というかBAD ENDが最も多い。(HAPPY
ENDが3種、NORMAL ENDが5種に対し、BAD ENDは20種!)困ったモノである。幸いそれ以降はストーリーはスムーズに進み、ゲームオーバーになることもなく2枚目突入したのだが、ここに至るまでには全然アクションシーンなど皆無なのであった。バイオレンスドラマじゃないのか、これ!?
うーん。ま、後半に期待しよう。しかし、彼女が持っていた拳銃……気になるな。コルトポケットか? ブローニングベビーかな。まさかベレッタM950ではあるまいが。飛ばし見してしまったからなぁ……あとでリプレイモードでよく見てみることにしよう、うむ。
社外講習会なので速攻で帰ってくる。こんな日は大須に寄るに限る。とりあえず、大須のゲームセンターで鉄拳するが、誰もいないので一人でクリアして帰ってくる。で、大須をうろつくが財布が寂しいので特に買う物は……ないはずなのだが、気がついたら『クラッカーお断り UNIXセキュリティ管理の基礎の基礎』(ドナルド・L・ペプキン著 ピアソン・エデュケーション 2,000円)、『すみからすみまでLinux テクニカル編』(1,880円)、『MkLinuxDR3/NetBSD1.3.2サーバー構築入門』(発行/LOCUS 4,000円)、などを買い込んでいる……いや、待て、待ってくれ。これらは全て年賀状のためなのだ!
……何か冷たい視線を感じるので、説明しよう。タイムボカンシリーズのノリで。この時期、年賀状が重要な社会問題となることは、言を待たない。では、何故Linuxなのか? 家の印字環境は基本的にMacintoshである。火龍一号は2階に設置されているので、これに接続すると何かと不便である。メイン機の PowerBook G3 とPC-9821Xa9改は1階に設置しているが、PC-9821Xa9改はUSBポートがない(当時そんなものはなかったし、Cバス用のUSB増設ポートなんざ、おそらく存在しない。まぁPCIスロットが1つだけあるにはあるが……)ので、PowerBook G3が印刷するしか選択の余地はないのだ。そのためのCanon K10190 でもあるわけだし。
さて。しかるに、だ。親は旧式のPC-9821Xa9改を使っている。で、こいつからデータをPowerBook
G3に転送する手段は、FDを2階の PowerMacintosh 8500/180に持っていって1階のPowerBook
G3にAppleTalkで移す(かなり馬鹿)か、PowerBook G3用FDDを買う(猿)か、PowerBook
3400c/240 にFDを付けて、ここから赤外線ポートのAppleTalkで転送する(……あのなぁ)の、三つに一つしかない。……だが、もう一つ合理的手段がある。それが
Sambaサーバーなのだッ!(なお、私はNuBASなPowerMacintosh 7100/66AV
なのでMkLinuxなのだが、最近の人ならLinuxPPCで何ら問題はない)
と、こうなる。完璧な理論である。
勿論、この際、MacLinkがあるぢゃんとか、 Windows機をFTPサーバにするツールあんじゃん、とか、くだらないことを言ってはならない。OK?
みなさんのご理解を得られたところで……問題が一つある。うちのMkLinuxサーバは外付けHDDを付けたPowerMacintosh
7100/66AVである。どういうことかというと、サーバーの電源を入れるためには2階に上がらねばならず、TELNET
から Shutdown した後に外付けHDDの電源を切りに2階に上がらねばならないというかなり馬鹿なことになるのである。無論、PowerMacintosh
7100/66AVにWakeOnRunなんざない。ちなみに、私の持っているPCIスロット用LANカードはLinux対応ペンギンマーク&WakeOnRun対応である。
……えーっと。
考えてはいけない。ついでに、本の代金だけでマザーボード買えたんじゃないかとかいう意見も禁止である。
さて。みなさんの同意を得られたところで、3.5"UltraSCSI2
4.3G IBM DCAS34300 を19,800円で買ってくる。……えーっと。
ちなみにいくらSCSIと言っても、9Gで2万円前後のモノはある。敢えて4.3Gにしたのは、認識しないんじゃないかという不安感があったからである。はははははは。はは。はぁ。
早速、帰ってきてから取り付けにかかる。PowerMacintosh 7100/66AV は悪名高き鉄仮面筐体(メンテナンス性が改善されたのは、この次の世代)だが、HDD付け替えは簡単である。後ろの大きなネジを弛めてカバーを手前にひいて外し、HDD取り付け金具ごとHDDを外すだけである。この際、周りのネジにだまされそうだが、真のネジはSCSIケーブルの下に隠れている一本だけである。毎回引っかかってFDDまで外しているお馬鹿さんは私である。
さて、次にMacOSのインストールである。純正HDDではないのでフォーマットできるか不安だったが、MacOS8.5のCD−ROMから起動してドライブ設定してやったら見事に認識してくれる。この分なら、9Gを買っても全然OKだったかもしれない。MacOSは最小限でいいので300Mを割り振る。ちなみに、本体の元々のHDDは250M(!)である。繰り返すが、メモリではなくてHDDである。いい時代になったモノである。
で、次にシステムフォルダをCDからコピーするが、ついでにインストーラで最小限のコントロールパネルを、「このコンピュータ用のシステム」と一緒にインストールしてやる。何せ、CD−ROMのシステムフォルダのコントロールパネルは「ドライブ設定」だけしかないのだ。それでも、カラーのアイコンだから最小環境ではないのだが。
で、だいぶ待たされた後、ようやく再起動する……爆弾がでる。あらぁ?
[SHIFT]を押しながら再起動してみる。……起動する。つまり、機能拡張が原因らしい。色々やってみるが、面倒になってきたのでCD−ROMのシステムフォルダに必要な機能拡張を追加してMacOSパーティションは終わりにする。何で爆弾がでたかは謎のままである。AppleTalkとか、妖しいモノも追加したままなのだが、動くしなぁ。ま、いっか。
次にパーティーションの設定である。本のCD−ROMにpdiskが付属しており、使い方も親切に書いてあるのでこれで設定しても良かったのだが、今回はApple
HDD Setup を使うことにする。理由はいくつかある。
まず、今回は内蔵HDDを操作するため、付録のCD−ROMのpdiskが使えなかったのが最大の理由である。内蔵HDDから起動して、CD−ROMからアプリケーションを起動しても、操作する対象はあくまで起動ドライブになってしまうため、操作できないのだ。
次に、今回買ったIBMのHDDがAppleParkで購入したモノだったため、MacOSの起動CDに入っているApple
HDD Setup特有のApple純正品以外操作できないプロテクトの対象にならなかったという理由である。おかげで、普通にMacOSのCD−ROMから起動して、CD−ROM内のApple
HDD Setupで簡単に内蔵ドライブを操作することが出来た。これが出来ないと、外付けHDDから起動したり、FDから起動したりと面倒な話になるのだ。
……最初はなんで eコマンドで /dev/scsi0.6 を指定しても can't open
file '/dev/scsi0.6' になるか悩んでいたことは黙っておこう……おかげで何度もLコマンドで確認する羽目になってしまった。はっはっはっ。はっ。
ついでにApple HDD Setupでパーティーションを切るときは未使用エリアの最も上の方をクリックするようにしないと、パーティーションが思わぬ場所に出来てしまい、後で移動したりする羽目になるので要注意である。ははははは。はっ。
さて。Linuxの場合、最初のパーティションの分け方はかなり重要である。今回、私は本を参考にして以下のように分けることにした。
MacOS : 300M ( 307,200 K)
A/UX /root : 300M ( 307,200 K)
A/UX /swap : 64M ( 65,534 K)
A/UX /usr : 1.5G (1,956,200 K)
A/UX /home : 2.0G (2,097,150 K)
swapは搭載メモリの倍が基本らしいが、どうせ最大128Mまでしか使わない。64Mも割り振れば十分だろう。ちなみに私のPowerMacintosh
7100/66AVは、何故か48M「も」メモリを積んでいる。これでも当時は凄かったのだ。はぁ。
なお、LinuxパーティションはDR3では2Gまでしか使えないので要注意である。(インストール時に警告される) /usrとかは正確に1G単位になっていないが、これは/homeを割り当てた後に何故か2k残るので、これを/usrに入れた結果である。まぁ2Gを超えなければ問題ない。
……本当は次はインストールなのだが、ここで力つきたので、続きは明日である。はぁ。
今日も社外講習会なので速攻で帰ってくる。で、『MkLinuxDR3/NetBSD1.3.2インターネットサーバー構築入門』(発行/LOCUS 4,400円)を買い込む。やっぱり参考書は豊富にあった方がいい。せっかくのオープンソースなのだから、ダウンロードしてくればいいじゃんという説は確かにあるが、手元に参考書があった方が無難なことは言うまでもない。この2冊を買うと下手なパッケージ版Linuxを買える値段になってしまうので、Linuxでファイルサーバを立てるだけが目的の人、特にWindows〜MacOS間のデータ交換だけが目的の人なら、こちらは買わなくてもいいかもしれない。その意味で『MkLinuxDR3/NetBSD1.3.2サーバー構築入門』(発行/LOCUS 4,000円)は貴重である。Sambaとnetatalkの両方の解説が書かれていてパッケージも同梱されているMkLinux本というのは意外に少ないのだ。あとは日本語環境の本があれば完璧なのだが、どうせ日本語環境が使えるのはX−Windowだけなので、とりあえずはサーバを起動するところまで頑張ってみることにする。
さて、いよいよインストールである。MacOSの機能拡張に[Mklinux
Booter][Mach Kernel]を、コントロールパネルに[Mklinux]を、初期設定に[lilo.conf][MkLinux.prefs]をぶちこんで再起動するところまではDR2と変わらない。
しかし、MkLinuxインストーラ起動後は少し違う。DR2まではCUIバリバリなインストールだったのだが、DR3はパッケージ化され、同じCUIでも今風な画面でインストールである。何故か画面が灰色だが。DR2で何かの拍子に起動時のブルーバックが灰色になったのだが、その影響かもしれない。HDDはDR2とは別物なので、ハード的要因だろう。
ちなみに、インストーラの中でパーティションを切ることも可能である。先にやっておいた方が楽なのは間違いないが。あとは、パーティションに/(root)、/usr、/homeを指定するだけだ。(ここでは/varはなくてもいいらしい……英文では必要みたいなことが書いてあるが)
swapパーティションの指定[Active Swap Space]の後、パーティションの初期化[Format
Partitions]画面までの間が妙に長いので少し焦ったが、あとは特に止まることもなく、スムーズに進んでいく。コンソールベースではないので、流れていくメッセージが見れないのが少し残念だが……。(DOS/V版のFreeBSDだとここで[Alt]+[F1]でコンソール画面になり、[Alt]+[F2]でインストーラ画面に戻る) GUI風のCUIなグラフのバーが伸びていくのも現代風でいい感じではある。なんにしろ、Mac風な画面でないことだけは確かだ。
……で、かなり待たされた後、マウスと時間の設定を行って完了である。このとき注意しないといけないのが、最後に表示される「Info」表示である。このとき"rootdev
equal to /dev/sda6" といったように、起動デバイスの表示がでるのだが、後で再起動した後、一度MacOSを立ち上げてlilo.confの中にある起動デバイス指定をこれと同じ内容、"rootdev=/dev/sda6"というように書き換えねばならないのだ。
これを忘れてただ[OK]を押していくと、せっかくインストールしたのに起動不能という、かなり哀しい事態になるのだ。
で、MacOSを立ち上げてlilo.confを書き換え、いよいよMkLinuxを起動する。おお、完璧!
……と、言いたいところだが、やっぱり画面が灰色である。うーむ、困ったもんだ。ま、画面が灰色とはいえ動くは動くので、rootでログインしてメンテナンス用ユーザを作る。
#adduser darkknight
#passwd darkknight
telnetではrootでは入れないので、これをやっておかないと、また電源を切りに来ないといけない。(馬鹿) というより、別ユーザでのログインは基本ではある。
……そんなわけで、なんとかめでたく動くようになった……のだが、画面が灰色は気になるな。困った。以前X−Windowの解像度が、なぜかMacOSで指定した解像度になるという体験をしていたので、もしやと思い、MacOSで色数を256色にしてみると……豪快にブルーバックになってくれた。……もう少し薄めで上品なブルーバックだったような気もするが、灰色よりはマシである。インターネットで検索してみると、他にもこういう体験をした方がいるみたいである。が、解決策らしきものは見つからない。かゆいところに手が届かない、まぁ、インターネットってこういうモノである。
……と、思っていたら、前言撤回。解決策らしきモノを発見する。
$ setterm -background black -foreground white -store
まぁ、Telnetで使う分には関係ないか……。(ぉぃ)
さて、後は明日にするか……。