2003年11月22日 19時40分〜3分露出
PENTAX *istD A135mm F2.8→F3.3 ISO400 
RAW形式で記録し2x2ソフトビニング、色調、レベル調整後、周辺部をトリミング
撮影地 愛媛県伊予郡中山町松森城森林公園
  矢印の先の緑色の天体が、リニア彗星(2002T7)です。この彗星は、2004年春に肉眼で見えるほど明るくなると言われています。まだ、かなり暗い状態ですが、望遠レンズでも撮影できるようになりました。オリジナルの画像は、すこしコマが広がっているのが分かりました。
 いっぽう、左側に何か赤い部分が広がっているのが分かりますか・・・。これがカリフォルニア星雲です。北アメリカ大陸のカリフォルニア半島の形に見えることから、この名前がつきました。この赤い星雲の光りは、フィルムで撮影するとよく写るのですが、デジタルカメラの*istDはあまり写りません。デジタルカメラは、赤外線の感度がもともと高く、オリジナルのままでは赤外線も写り、色がかなり変ってしまいます。このため、赤外線をカットするフィルタ−が内蔵されています。このため、カリフォルニア星雲の光りもほとんどカットされ、わずかにしか写らないのです(ーー;)。
 

 

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