2002年10月9日 18時25分 露出10秒 オリンパスC3100 
35mmレンズ換算 約60mm 感度100 ノイズリダクションON リサンプリングで1/2へザイズダウン 
撮影地 愛媛県松山市瀬戸風峠
 中央の小高い山の上にあるのが、松山城。すぐ上に金星が輝いています。画像上に輝く月は、三日月状に見えていました。その部分は明るく光っていますが、薄暗い部分も含めると、月は丸く見えます。明るい部分は、直接太陽の光があたっているところ。薄暗い部分は、太陽の光が地球に反射し、月を照らしているところです。この薄暗い部分を、地球照(ちきゅうしょう)といいます。肉眼でもその部分は、よく見えていました。
 このほか、画像の左上端に見える明るい星が、アンタレス。さそり座の心臓にあたります。すぐ右側に、縦に並ぶ3つの星が、さそりの頭の星です。

 この日は透明度がよかったのですが、金星のあるあたりは、少しうす雲がありました。このため、金星はそれほど明るく写っていません。
 金星は、これからますます太陽に見かけ上近くなり、見えなくなっていきます。そして、11月に入ると、明け方に見える明けの明星となります。
 

 

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