2002年2月1日 20時56分 露出10分  
PENTAX 17mmF3.5 コダックロイヤルゴ-ルド400
 固定撮影
2002年2月6日 20時36分 露出10分
PENTAX 17mmF3.5 コダックロイヤルゴ-ルド400
 フォガイドで自動ガイド撮影
撮影地 伊予郡中山町松森城森林公園
大きなサイズの画像 220k 大きなサイズの画像 210k
 

 冬の夜空は、1等星が一番多く大変にぎやかです。そして2002年には、木星と土星が加わり、まさに夜空でオ−ルスタ−ゲ−ムが行われているようです。
 上の画像は、その明るい星たちを魚眼レンズで捕らえています。左は、三脚にカメラをつけて10分シャッタ−を開けた、オ−ソドックスな撮影法です。星は動いているので、線状に伸びています。右は、カメラを赤道儀につけ、星の動きをキャンセルしたもので、星が点状になります。それぞれ特徴があり、どっちがいいかは、みなさんの好みによるでしょう。
 さて、上の明るい星のなかで、一番明るいものが木星です。画像上のよりの少し左側です。木星から右にいくと、土星とおうし座のアルデバランが並びます。土星が少し明るく見えます。
 木星からまっすぐに下の降りると、おおいぬ座のシリウス。これが星座の中で一番明るい星です。シリウスの右上に。オリオン座のベテルギウス、左上にこいぬ座のプロキオンがあり、3つの星で冬の大三角を作ります。
 木星に戻り、左上にはふたご座のカストルとポルックスが並び、上には、ぎょしゃ座のカペラも明るく目立ちます。

 二つの画像は、違った日にとっています。このため低空の星の写りかたが違います。左のほうが、低空まで晴れています。その低空、山の稜線ぎりぎりに光るのが、長寿の星、りゅうこつ座のカノ−プスです。本当は、1等星ですが、大気の影響でかなり暗く見えます。
 画像の方位は、カノ-プスがほぼ真南、左が東、右が西。木星の少し上ががほぼ天頂となります。

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