2005年7月27日 21時30分〜34分の間に 2分露出を2枚合成
CANON EOS KissDN EF100mmF2→F2.8 ISO800 
RAW形式で記録し、レベル調整、色調補正、トーンカーブ調整、バックグラウンドスムース、スターシャープ、リサンプリング、トリミング
撮影地 愛媛県伊予市谷上山
 矢印の先の星が、さそり座新星(NOVA SCORPII 2005)です。この新星は、静岡県掛川市にお住いの西村栄男(にしむらひでお)さんが、日本時間26日深夜に、独立発見しまたものです。新星は、太陽くらいの大きさの星の最後の姿だ、といわれています。つまり新しい星ではなく、星の最後の姿なのです。ここには、これほどの明るい星はありませんでした。もとはかなり暗い星だったのが、爆発して明るくなり見えるようになったのです。しかし、これから爆発がおさまり、しだいに暗くなっていくでしょう。
 この日の明るさは、おおよそ9等星でした。新星の左側には、散開星団M7、上にはM6が輝き、天の川が流れ、無数の星が輝いています。こんなにたくさんの星から発見するのは、本当にたいへんなことなのでしょう。  
 

 

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