NGC5139  ケンタウルス座にある球状星団。見かけ上最も大きな星団で、天気に恵まれれば肉眼でも見える。

2005年5月7日 22時40分〜49分までの間に2分露出を4枚 ISO 800で撮影
カメラ:CANON EOS Kiss Digital 望遠鏡:ビクセンR200SS 20cm反射F4+コマコレクター 
赤道儀:P2-Zにて自動ガイド撮影 気温約13度
撮影地:愛媛県 伊予市谷上山 
RAPでダ−ク補正後、2x2ソフトビニング、色調調整、レベル調整、デジタル現像、コントラスト調整、
スターエンハンス、スタ−シャ−プフィルター、トリミングしています。
 この球状星団は、見かけ上最も大きな星団で、月よりも大きく見えます。しかし、高度が低く、最も高くなっても10度もありません。ですから、本当の明るさや大きさは、なかなか実感できません。この日は透明度がよく、肉眼でも存在が分かりました。このように明るいので、昔は普通の星と考えられていました。ケンタウルス座のオメガ星と呼ばれるのは、このためです。一般的にはオメガ星団と呼ばれています。
 日本では高度が低いのですが、南半球に行くと高度が高くなります。オーストラリアではほぼ頭の上に輝き、肉眼でもよく見えるそうです。 

 
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