NGC3242は、うみへび座の惑星状星雲です。星雲に濃淡があり、これが木星のような感じに見える、ということから木星状星雲と呼ばれます。しかし、画像を見ると、目玉のように見えます。
 木星状星雲は、単位面積あたりの明るさが明るく、デジカメでもよく写る天体です。見かけけの大きさが惑星の木星より小さく、銀塩写真ではなかなか模様が分かりませんでした。この分野では、デジカメの勝ちのようです。
2001年3月13日 20時52分〜21時16分
60秒露出 8枚コンポジット合成
 画像処理は、まず8枚の画像を処理しやすいように、中央部をトリミングしました。もとは、300万画素ですが、5万画素ほどにおとしました。この画像のノイズをカットした後、8枚の加算合成し、RGBの3色に分解します。このうちG画像のみを取り出し、ウイ−ナ−フィルタ-で画像復元後、レベル調整、ト−ンカ−ブの調整をしました。この画像をL画像とし、元のカラ-の画像をRGB画像にして、LRGB法で合成しました。これらのフィルタ−や合成は、ステライメ−ジ3で行っています。
ビクセンR200SS+LV9mm
+カシオQV-3000EX(広角側)、
感度は+1標準 ISO 180相当
撮影地:伊予市谷上山

  

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