IC1805と1848  カシオペヤ座の散光星雲。右上がIC1805、左下がIC1848。ペルセウス座の二重星団のすぐ近くにある。

2005年12月26日 19時15分〜19時36分までの間に5分露出を4コマ合成 ISO 800 
カメラ:CANON EOS Kiss Digital(IRC改造)レンズ:CANON EF80-200mmL 80mmF2.8開放 
P2-Zで自動ガイド撮影 気温約3度  
撮影地:愛媛県 松山市北条公園
RAWで撮影し、RAPでダーク補正、色調調整、レベル調整、スターシャープフィルター、トーンカーブ調整、サイズ修正、トリミングしています。
  右上のIC1805は複雑に変形し、かなりの濃淡があります。いっぽう左下のIC1848は楕円形に広がり、周辺部分が明るく見えます。この二つの星雲は、ほとんど目に見えない赤い光をはなっています。このため、望遠鏡を使ってもほとんど見ることはできません。画像にすると、浮かび上がってくる星雲なのです。
 場所は、カシオペヤ座とペルセウス座の境界で、二重星団のすぐ近くです。この付近は天の川が流れ、無数の星が輝いています。なお星雲が淡いために、少し強力に画像処理しています。このため、バックの星の色や大きさが少し不自然になってしまいました。 

 

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