ルーリン彗星 C/2007N3  

2007年に発見され、2009年に地球に接近して明るくなった。見かけ上尾が左右に見えるめずらしい彗星。ただ尾はあまりはっきりしない。詳しい情報や位置、明るさは、アストロア−ツをご覧ください。
 

2009年3月1日 22時58分〜23時07分までの間に、120秒露出を4枚合成 
カメラ:EOS KissX2 レンズEF80-200L 200mmF2.8→3.5 ISO800
3x3ソフトビニング、デジタル現像、レベル調整、色調補正、トーンカーブ調整、トリミング、伊予市谷上山にて撮影
  いい天気に恵まれ、久々に姿をとらえることができました。彗星の明るさは、少し暗くなりましたが、チリ尾は、相変わらず写りやすくなっています。しかし、イオンの尾はほとんど見えなくなりました。空が暗い状態で撮れたので、淡い緑色のコマが広がっているのが分かります。

2009年2月25日 22時24分〜29分までの間に、90秒露出を2枚合成 
カメラ:EOS KissX2 レンズEF80-200L 200mmF2.8→3.5 ISO400
3x3ソフトビニング、デジタル現像、レベル調整、色調補正、トーンカーブ調整、トリミング、松山市内自宅ベランダにて撮影
  雨上がりの晴れ間から4日ぶりに見えました。といっても、自宅ベランダなので、条件はかなり悪い状態です。この条件にしては、左へ伸びる、チリの尾がよく分かります。少し尾が濃く見えるようになったのでしょうか?肉眼では3等星くらいしか見えないので、明るさなどの詳細は不明です。でも撮れて良かったです。

2009年2月21日 22時42分〜50分までの間に、120秒露出を4枚合成 
カメラ:EOS KissX2 レンズEF80-200L 200mmF2.8→3.5 ISO1600
3x3ソフトビニング、デジタル現像、レベル調整、色調補正、トーンカーブ調整、トリミング、伊予市谷上山にて撮影
  空の暗い郊外で撮影できました。少し黄砂の影響が残り、かすんでいましたが、肉眼でも存在が分かるような?7x42の双眼鏡では、尾が伸びているのが分かりました。画像でみると、左へ伸びるチリの尾がより長く伸びています。また、右へ伸びるイオンの尾はかすかですが、こちらも細長く伸びています。まるで串刺しの団子のように見えます。

2009年2月17日 1時24分〜28分までの間に、120秒露出を2枚合成 
カメラ:EOS KissX2 レンズEF80-200L 200mmF2.8→3.2 ISO800
3x3ソフトビニング、デジタル現像、レベル調整、色調補正、トーンカーブ調整、トリミング、松山市内自宅ベランダにて撮影
  青緑色の本体から、左少し下にチリの尾、右少し上に、イオンの尾が伸びています。ただ、街の中なので条件が悪く、はっきりしません。条件が良ければ、もう少し尾が写るでしょう。地球最接近の2/24ころは、一晩中見えるようになるので、郊外のいい条件の所で撮影したいですね。


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