ブラッドフィールド彗星 C/2004F4

  2004年の4月太陽に急接近し、明け方に現れ長い尾を見せてくれました。詳しい位置や明るさは、アストロア−ツをご覧ください。
 

2004年4月29日 4時00分〜09分までの間に60秒露出を4枚合成
 PENTAX*istD+43mmF1.9→F2.8 RAW形式 ISO400
2x2ビニング(1/2にサイズダウン)後、レベル調整、コントラスト調整、色調調整、一部トリミング
 松山市内 自宅にて撮影
  26日に比べ、わずかに暗くなりましhたが、高度が少し高くなり、まだ長い尾が見られます。淡いところまで見ていくと、10度くらいあるでしょうか?ただ、街の明かりがあるため肉眼では見えませんでした。7x42の双眼鏡を使うと。頭部と上に伸びる尾がわずかに分かりました。位置が少し北上しアンドロメダ銀河に近づいてきました。画像左上の小さな円盤状の雲がアンドロメダ銀河です。
 自宅からこれほど写るので、郊外ではもっと長い尾が見られるでしょう。また、3日たってもまだ十分明るいので、5/3の明け方まで見やすいと思われます。これ以降は、月明かりで見にくくなります。


2004年4月26日 4時17分〜21分までの間に60秒露出を2枚合成
 PENTAX*istD+43mmF1.9→F2.8 RAW形式 ISO400
2x2ビニング(1/2にサイズダウン)後、レベル調整、コントラスト調整、色調調整、一部トリミング
 松山市内 自宅にて撮影
  山のすぐ上に淡く見える彗星から、上へ長い尾が見えています。かなりの長さで、5度以上はあるでしょう。自宅のベランダの撮影なので、街明かりのためその先ははっきりしません。また、双眼鏡でも頭部は分かりましたが、尾の部分は見えませんでした。本当にきれいな彗星です。尾の見え方から想像すると、おそらくチリの尾が長く見えているようです。
 下の画像は、望遠レンズに切り替えて撮影しました。空がさらに明るくなり、バックが青くなっています。彗星の頭部は良く分かりますが、尾の部分は少し見にくくなっています。また、開放で撮影しているので、周辺減光が目立ちました。なお、二つの画像は、彗星を分かりやすくするために、かなりコントラストを高めています。

2004年4月26日 4時25分〜30分までの間に45秒を1枚と30秒露出を2枚合成
 PENTAX*istD+135mmF2.8開放 RAW形式 ISO400
2x2ビニング(1/2にサイズダウン)後、レベル調整、コントラスト調整、色調調整、一部トリミング
 松山市内 自宅にて撮影

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