ふたご座流星群

 ふたご座流星群は、12月の中旬に見られます。毎年安定して、1時間あたり50個以上出現する流星群です。今年の極大は、14日の昼ころと予想されていたので、12日の夜から14日の夜まで、3日間ビデオ撮影を中心に、観測しました。

 12日の夜は、22時30分〜25時ころまで、WATECのビデオカメラと6mmレンズで撮影し、10個ほど撮影できました。ただ暗いものが、多くぱっとしません。その中で、2個連続したものをUPしてみました。

右が24時34分52秒ころ、左が24時34分54秒ころ
WATEC N-100+6mmF0.8(35ミリ換算約35ミリ)
 画像は一部トリミングしています。


 ふたご座は、画像の上の左より方向(視野の外)にあります。この方向から、下に向けて流星が流れています。右側のほうが明るく、経路が長く見えます。長い経路は、ふたご座から離れているためです。
 上の画像は、ビデオ画像から静止画を取り出して、合成しています。自宅のベランダからの撮影ですが、4等星くらいまで何とか分かります。

 さて今度は動画です。画像中央にオリオン座が見えています。静止画より少しまえのものですが、上の画像を参考にすると分かりやすいでしょう。画像形式はmpg1で1秒間、容量は200kほどです。一度ダウンロ−ドしてご覧ください。出現時刻は、24時23分24秒ころです。

          MPG動画ダウンロ−ド。約200k

 13日の夜は雲が多く、極大の日だったのですが、あまり見えませんでした。比較的晴れ間が多い14日の午前2時30分〜3時ころまでの間に、13個ほど写っていたのですが、暗いものが多くUPしても分かりにくいので、今回はUPしません。・・・・・・・
 

 14日は20時30分ころから24時まで撮影しました。この間に約40個ほどのふたご座流星群が写っていました。この中で、21時56分20秒ころに出現したものは、痕が残りきれいでした。この画像は次を右クリックして、保存した後ご覧ください。  MPEG1動画ダウンロ−ド 約430k。 画像はMpeg1形式で2.3秒ほどです。
 この日は、ケンコ−の0.7倍のワイドコンバ−タ−を使用しているので、35mm換算で24ミリほどです。画像の右側にオリオン座。左下の明るい星が木星となります。木星の上の明るい光点は飛行機になります。
 ちなみに、COOLPIX4500で5分露出を8枚しましたが、完全にからぶりでした。

 なお詳しいふたご座流星群の様子は、流星の世界をご覧ください。

 

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