房総の湯巡り-1[17] byうつぼ ■旧旭市の温泉 |
旭市の海沿いにあるかんぽの宿が日帰り開放するもの。正式名は旭簡易保険保養センター。えらく立派な外観で、宿泊のフロントとは別に建物左手に日帰り入浴用の受付があります。券売機で買ったチケットを自動改札に入れて入館します。 内湯はクリーム色の析出の出た石の湯口から大量投入+側面注入、半身浴&寝湯槽は石の湯口からの投入+側面注入で、ともに底面排湯口はほとんど引いておらずオーバーフローがあります。露天は石の湯口から間欠的に投入で、ここも底面排湯口は引いておらずオーバーフロー。 緑黄色透明(半身浴&寝湯槽は赤味が強く緑茶色)のお湯には酸化鉄らしき赤茶色の浮遊物。明瞭な塩味にタール臭+薬品(うがい薬)臭。軽いツルすべとそこそこの濃度感とあたたまり感はありますが、スペックから想像するほどの浴感はなく、かなりの希釈があるとみました。 Na-塩化物強塩温泉 27.6℃、pH=7.5、湧出量不明、成分総計=26650mg/kg、Na^+=9327mg/kg (89.77mval%)、NH4^+=8.7、Mg^2+=178.2、Ca^2+=425.8、Sr^2+=52.3、Ba^2+=98.5、Fe^2+=5.9、Cl^-=15840 (98.84)、HCO_3^-=227.6、Br^-=91.7、I^-=43.2、陽イオン計=10350 (451.9mval)、陰イオン計=16200 (452.0mval)、メタほう酸=39.8 <H15.3.20分析> ※ Ba^2+=98.5は凄い。ちょっと他に記憶がありません。 〔 2006年3月5日レポ 〕 |
![]() 「かんぽの宿 旭九十九里温泉」の外観 |
![]() 「かんぽの宿 旭九十九里温泉」の男湯内湯 |
![]() 「かんぽの宿 旭九十九里温泉」の男湯露天 |
![]() 「かんぽの宿 旭九十九里温泉」の男湯内湯の湯口 |