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旬が命、今年初のスクープ&速攻レポです(^^)v 東京都奥多摩町の「もえぎの湯」で2/13より新源泉「奥多摩温泉第2源泉」の使用が 始まったとのことなので、使用開始5日目の昨日、行ってきました。 もえぎの湯自体は今から十年ほど前の1998年のオープン直後に行って以来、2度目です。 もちろん、みしゅらん掲示板にレポしたことはありません。 みしゅらん、イッサキさんレポあり。
F市からは小川町・飯能経由で85km、下道2時間。最寄のICは圏央道青梅ICでしょうか。 青梅からR411青梅街道を塩山方面へ、奥多摩町に入り新氷川トンネルを抜けてすぐを左折。 R411の旧道の行き止まりにもえぎの湯駐車場があります。通り抜け不可。JR奥多摩駅より 徒歩10分。駐車場は冬場とあって2/3くらいの入り。
手前には100円有料(もえぎの湯入浴者・町民・小学生以下・身障者は無料)の足湯が 新たにできていました。足湯は建物の中にあります。利用時間は16:00まででしたので、 入れませんでした。ここも新源泉を利用しています。
玄関を入り簡易下足入れに靴を入れ、キーは受付へ。受付で大人750円、身障者450円を 払います。3/31までこのHPをプリントアウトすると2名以上で100円引、2月中の平日の 午前中(12時まで)の入館はこのHPをプリントアウトすると200円引、又は午後も含め ドリンクサービス。私は100円引特典忘れました(^_^;)。2月中は2時間制限のところ、 3時間までサービス。私も2時間半いました。番号指定のロッカーキーを受取ます。
受付を奥へ行き正面の階段を上がると休憩所・食堂。お茶はサービス。右手の階段を 下りるとマッサージルーム。左手が下流側浴室、右手が上流側浴室で男女月交代。 2月は男は左手下流側でした。脱衣所の脱衣ロッカーに服を脱ぎ、浴室へ。
内湯は換気が悪いのか湯気がモウモウと立ち込め霧中状態。奥側に投入と吸込、手前側が 強力な泡風呂となっています。窓側は露天風呂の通路から吹抜になっていますが、ちょっと 薄暗いです。奥から階段を下り、内湯の下を通って寒いカランを抜け(日の出つるつる 温泉そっくり)、扉を開けると檜造りの露天風呂です。露天風呂は以前は真湯でしたが、 新源泉が導入され、さらに「季節のお楽しみ露天風呂」になっていて、今月はドクダミ。 来月はよもぎだそう。露天風呂は木々が生い茂り、間から対岸が望めます。瀬音の湯は 木々がない分開放的ですが、壁で閉鎖的。もえぎの湯は幽玄的ですが、壁がないので 圧迫感がなく、緑いっぱいで気持ちいいです。
さていよいよ注目の内湯・露天・足湯に使用されている新源泉ですが、受付に尋ねると 「従来はフッ素やメタけい酸が多かったですが、新源泉はメタほう酸が加わり、お湯が濁る ようになった」 とのこと。まさにお湯は灰色っぽく濁り、底が見えません。やや茶緑色がかっているように 見えます。河辺温泉梅の湯を薄くしたような感じです。お湯の中にはお湯の落下により 生じたのか、気泡で白っぽくなっていて、水面には白い浮遊物もみられます。露天の色に ついてはドクダミの色も出ているのかなと思ったのですが、内湯も薄暗くてはっきり しませんが露天と同じくらい濁っているので温泉成分の濁りのようです。 時たま数十分に1回くらいの割合で投入量が多くなり、冷たくなり、これは非加熱源泉かも。 その時だけは硫黄臭が漂い、肌も激しくヌルヌルします。浴後は強烈に火照ります。 内湯はやや塩素臭、内湯・露天共オーバーフローなしの循環仕様。湯量は以前の28L→ 50Lに増えたせいか、加水もなくなったようです。利用状況の加水のところにはテープで 修正してあります。
新源泉も規定泉ですが、利用開始直後とあって意外と濃いお湯が味わえたと思います。 今、この濃い濁り湯もしばらくするとお湯が安定してきて、恐らく薄くなるかと…。 やはり温泉は湧き立てが一番すばらしいので、なるべく早い訪問をオススメします。
新源泉「第2源泉」の温泉分析書はマッサージ室の壁にありました。以下の通りです。
温泉分析書 甲第3290号 1.分析申請者:氏名
奥多摩町長 2.源泉名及び湧出地:源泉名 奥多摩温泉第2源泉 湧出地 東京都西多摩郡奥多摩町氷川118番地5 (もえぎの湯住所:氷川119-1) 3.湧出地における調査及び試験成績 (ハ/ニ)調査/試験年月日:平成19年4月27日 (ホ)泉温:21.9℃(調査時に於ける気温18℃) (ヘ)湧出量:50L/min(掘さく・動力楊湯) (ト)知覚的試験:僅微灰濁無味無臭、口中に含むと僅かに硫化水素臭を発する (チ)pH値:9.9(ガラス電極法) (ト)電気伝導率:33mS/m(25℃) 4.試験室における試験成績※ ※但し、検水に濁りが認められたため、ろ過したものについて分析を行った。 (ロ)分析終了年月日:平成19年5月16日 (ハ)知覚的試験:殆ど無色澄明無味無臭 (ニ)密度:0.9986g/cm3(20℃/4℃) (ホ)pH値:9.72 (ヘ)蒸発残留物:0.208g/kg(110℃) 5.試料1kg中の成分 Na=71.5
アンモニウム=0.4 Ca=0.4 陽計=72.3 F=9.6 Cl=4.1 水酸化物=1.2 硫化水素=0.3 硫酸=5.8
炭酸水素=56.9 炭酸=34.2 メタケイ酸水素=23.0
メタホウ酸=7.5 陰計=142.6 成分総計・溶存物質=0.215 その他微量成分:総水銀・銅・鉛=不検出 6.判定 温泉法第二条の別表中に示されたメタほう酸(HBO2)、ふっ素(F)の項で温泉に適合する。 平成19年5月22日 財団法人 中央温泉研究所 理事所長
温泉成分に影響を与える項目の表示 1.加水の有無 奥多摩温泉源泉からの源泉水をそのまま使用しています。 2.加温の有無 入浴に適した温度に保つため通年加温しています。 3.循環の状況 温泉資源保護のため循環方式を採用しており、同時に衛生管理のため に、ろ過装置を使用しています。 また泉質保持及び衛生管理のため各浴槽容積6m3に対し一日当り (営業時間中)6m3の新たな源泉水をそれぞれの浴槽に追加しています。 *浴槽から溢れたお湯の再利用はしておりません。 4.入浴剤使用の有無 温泉成分をそのままに保つため入浴剤は使用していません。 お楽しみ露天風呂は入浴剤(柚、よもぎ、どくだみ等)を使用しています。 5.消毒の有無 東京都公衆浴場条例の基準を満たすため、塩素系薬剤による消毒を行っています。
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