クチコミ 情報
2008年1月21日〜1月31日

妙義温泉長寿の湯「妙義グリーンホテル」  投稿者:ONKEN21  投稿日:2008年 1月31日(木)23時28分4秒    編集済
   1月中に入った地元の温泉のレポです。熊野の旅をレポしている間に、以下の温泉に
入りました。
1.妙義グリーンホテル(長寿の湯):群馬県富岡市
2.真名井の湯岩槻店:さいたま市岩槻区
3.栃木温泉湯楽の里(3度目):栃木県栃木市

 まずは群馬県富岡市(旧妙義町)の妙義温泉長寿の湯「妙義グリーンホテル」から。
イッサキさん、うつぼさん(やませみさん・ばんさん)、めがねさん各レポあり。
妙義グリーンホテルへの入浴は初めてで、妙義温泉長寿の湯の源泉としては日帰り温泉専門
施設だった旧鶴亀の湯以来6年ぶりに入ってみたくなりました。旧・鶴亀の湯の私のレポはこちら。

 妙義グリーンホテルは旧鶴亀の湯とともに旧緑営グループ(スプリングスカントリークラブ)
直営のホテルでしたが、破産により外資系の「アコーディア・ゴルフ」の直営施設となり
ました。鶴亀の湯は火災により営業再開を断念しましたが、妙義グリーンホテルの方は
アコーディア・ゴルフ運営移管後も700円で日帰り入浴を受け付けています。
同じアコーディア・ゴルフでも埼玉県ときがわ町の玉川カントリークラブのクラブハウス
の方は日帰り入浴不可になったので注意。もっともあちらは「湯郷玉川」(旧玉川温泉
保養所)がありますしね。

 妙義グリーンホテルへの行き方ですが、上信越道富岡ICより30分、松井田妙義ICより10分。
アコーディア・ゴルフの「妙義カントリークラブ」の黒い看板が要所要所にありますので、
それを目印に行きます。上信越道の下仁田IC-松井田妙義IC間を走ると山の中に大きな
ホテルの建物が目につきますが、そのホテルです。私は富岡市街方面の岡部温故館側から
入りました。山をしばらく登り峠を越えると右手に妙義カントリークラブ(日帰り温泉
長寿の湯)の入口があります。手前がゴルフ場のクラブハウス、奥が11階建てとバブリー
な建物の「妙義グリーンホテル」です。駐車場端からは高崎方面の夜景が美しいです。

 ホテルの玄関を入り、バブリーな豪華ホールを抜け、フロントへ。フロントマンに入浴料
700円を払います。奥のエレベーターで2階から1階へ降ります。エレベーターを出ると、
長寿の湯入口、靴を脱ぎ下足入れに入れて、奥へ進みます。左手には小さな休憩室やエステ
コーナーが並んでいます。一番奥が浴室入口、脱衣籠に服を脱ぎ、浴室へ。脱衣籠なので、
貴重品はフロントで預かってもらえます。脱衣室にはヘアトニック・リンス・リキッドや
冷水機あり。

 浴室は手前に内湯の大浴槽、奥から屋外に出ると小さな露天風呂があります。カランは
ブースで区切られています。埼玉の白寿や玉川と同じ緑営の建設なので、浴室のつくりが
そっくり。私的には古巣に戻ってきたような懐かしさです。内湯のガラス窓や露天からは
鋸形の妙義山が雄大に望め、旧鶴亀の湯を彷彿させます。私が行った時は夕方だったので、
夕日で赤々と染まった空に真っ黒のギザギザの妙義山がそびえ、何とも幻想的でした。
入浴客は日曜日のホテルとあって少なく5人くらい、貸切状態の時間もありました。

 温泉は内湯は吸込・注入多数・オーバーフローなし・カルキ臭の循環仕様。
露天も塩素臭はあるものの、吸込・注入口は未作動でオーバーフローもしています。
私も内湯より露天の方がいいように思いました。入った瞬間に肌が強烈にヌルヌルします。
さすがは加水ながらわが国トップクラスの重曹泉です。しかし加水が多過ぎるのか、
秩父梵の湯・山梨初花・鳴子琢ひで、そしてMAXの山形・羽根沢にも及びませんし、
鶴亀の湯はもっとヌルヌルしてた記憶があるのですが、記憶違い?それでも、これだけ
ヌルヌルするお湯も珍しいと思いました。色は黄緑色、味はちょい塩味、浴後は冬だと
いうのに強烈に火照って汗が止まらないほど。においは塩素臭との判別が難しいですが、
やませみさんの源泉見学レポを読む限りではアブラ臭等の成分臭もかなり強いように
感じました。今は鶴亀の湯もなく湯量的には余裕があると思いますし、やませみさん提案
の飲泉所で飲みたい、もしくは加水少なめの源泉浴槽に入ってみたい思いにかられます。

 最近、湯郷白寿と峠の湯を巡る、はとバスツアーができたそうですが、峠の湯に行くの
だったら、妙義グリーンホテルも景色・お湯両面でいいんじゃないんかな〜と思いますね。
妙義山の雄大な眺めと国内有数の重曹泉を味わえるホテルとしてオススメします。

 温泉分析書と温泉利用状況は浴室入口に掲示されていました。旧鶴亀の湯とは分析年と
データが若干違うようですね。()は平成7年11月7日分析の旧・鶴亀の湯掲示データ

 妙義温泉長寿の湯の成分
温泉利用施設名称:妙義グリーンホテル (浴室名)(男湯)
泉質:含二酸化炭素-ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉(中性高張性冷鉱(低温)泉)
泉温(分析時)16.2(26.6)℃
水素イオン濃度(PH)7.1(7.3)
蒸発残留物 30.67(28.27)g/kg
成分総計 45.53(41.57)g/kg
Na=12902(11905) K=60.5(67.1) Mg=1.78(1.82) Ca=12.3(11.8) 鉄2=14.1(5.84)
Mn=0.01(0.52) Al=0.53(<0.05) 陽計=12991(11992)
F=2.64(2.03) Cl=6510(5765) 硫酸=25.9(25.2) 炭酸水素=24225(22271)
炭酸=24.7(30.7) Br=23.7(22.5) 陰計=30811(28116)
メタけい酸=37.7(50.1) メタほう酸=110(95.3) 非解離計=148(145) 遊離CO2=1584(1319)
その他の微量成分 総ひ素=0.032(0.017) 鉛=0.006(検出せず) 銅=0.045(0.005) 総水銀=検出せず
分析年月日 平成8年3月4日(平成7年11月7日)
分析機関 群馬県衛生環境研究所
※地下2000mから湧出

 妙義グリーンホテル 長寿の湯
加水の理由:源泉(ナトリュウムイオン)が、真水の10倍と濃い為加水して お湯の調整をしています。
加温の理由:源泉の温度が低い為、入浴に適する温度まで加温しています。
循環装置の理由:衛生管理のため、循環ろ過装置を使用しています。
入浴剤使用は:使用しておりません。
消毒処理の理由:衛生管理の為、塩素系薬剤を使用しています。

※この温泉固有の適応症
高血圧症、動脈硬化症、きりきず、やけど、慢性皮膚病、居弱児童、慢性婦人病

※埼玉・群馬周辺温泉写真集2008前編@妙義グリーンホテル

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.myogi-hotel.com%2F

 

ももさんへ  投稿者:湯姫  投稿日:2008年 1月31日(木)22時33分49秒
   初めまして。
まあ。温泉スキー場で仕事をされていたのですか。毎晩温泉に入ることができただんてどんなにいいでしょうねえ。冷えてしまった体を温泉の温かい湯で温めるだなんて。
わたくしは深く温泉が好きですけどここにいらしている方達などのように温泉についての専門知識は全く持っていないものですから。それでもわたくしも本当に温泉が大好きなものですから。
 

関温泉  投稿者:もも  投稿日:2008年 1月30日(水)00時59分9秒
  学生の頃、スキー部だったので、関温泉スキー場でバイトをしていました。その時毎晩入っていたお湯がとても心地よく、疲れを癒してくれたのを覚えています。温泉に関しては素人なので、効能についてや周辺の温泉施設などに詳しい方がいらっしゃいましたら教えてください。  

関温泉  投稿者:もも  投稿日:2008年 1月30日(水)00時57分24秒
  学生の頃、スキー部だったので、関温泉スキー場でバイトをしていました。その時毎晩入っていたお湯がとても心地よく、疲れを癒してくれたのを覚えています。温泉に関しては素人なので、効能についてや周辺の温泉施設などに詳しい方がいらっしゃいましたら教えてください。  

六峰温泉  投稿者:ONKEN21  投稿日:2008年 1月30日(水)00時30分38秒    編集済
   正月の熊野の旅、最後のレポです。何とか今月中にレポを終えることができました(^_^;)
 帰りは三重県桑名市の伊勢湾岸道・湾岸長島PAで足湯して、愛知県刈谷市の刈谷ハイ
ウェイオアシスで温泉を味見、長野道・岡谷ICで下りて、長野県下諏訪町の六峰温泉の
入浴で〆としました。

★湾岸長島PA足湯
 奈良健康ランドを後にし、天理ICから名阪国道、亀山ICから東名阪道を通り、伊勢湾岸道へ。
ナガシマスパーランドが見えてくると、湾岸長島ICに併設された湾岸長島PAがあります。
前回3年前の愛知万博の後に泊まったウェルハートピア長島の帰りに寄ろうとしましたが、
湾岸長島ICからPAへ入ることができず、課題となっていました。(前回レポ
湾岸長島PAの足湯は天然温泉の足湯としては高速道路で初だったと思います。他にSA・PAで
天然温泉の足湯のあるところはあるんでしょうか?人気の足湯シリーズin長島です。

 湾岸長島PAのレストランの横に無料の足湯が2ヶ所(客席各10席)あります。何と足湯に
着替室が3席あるのは驚き。さすが高速道路です。でも着替室を使ってる人はいなかったなあ…
足湯の客席は満席状態で大好評。私も靴下をぬいで、ズボンをまくり足湯に入ります。

 お湯は黄色〜琥珀色です。向かって右端から注がれ、左端からオーバーフローのかけ流し。
しかし、塩素臭はものすごく強烈でした(^_^;)。塩素が少なければモール臭がしそうですけど。
目の前は温泉の湯だまりになっています。目の前は庭園で駐車場が目隠しされ風流です。

 入ると肌の感触が変わる美肌系かな。足だけ浸かっていても全身が強烈に火照り、
冬なのに暑いくらい。全身入った後の浴後とそんなに変わりません。やっぱり足湯って
体にいいようですね。運転疲れも取れました。近くに温泉のあるSA・PAでは眠気冷ましの
給茶サービスと並んで、足湯なんていうのも、運転疲れの解消にどんどん増えてほしいですね。

 成分値入りの温泉分析書は掲示されていませんでしたが、以下の省略掲示が着替室の
壁に貼ってありました。源泉井戸はウェルハートピア長島のR15・16とは違いますね。

【温泉の成分】
1.源泉名:長島温泉R-3号泉・R-5号泉混合
2.源泉所在地:三重県桑名郡長島町大字浦安27
3.温泉分析申請者:長島観光開発株式会社
4.泉質:アルカリ性単純温泉
5.温泉の分析年月日:平成5年11月11日 三重県衛生研究所
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.nagashimapa.jp%2F

 再び伊勢湾岸道に入り、木曽川を渡り、愛知県名古屋市へ。名港トリトンの三連橋を
渡り、名古屋市の郊外・刈谷市へ走ると刈谷PA・ハイウェイオアシスがあります。
ここには中央道・諏訪湖SAや北陸道・松任PAや秋田道・錦秋湖SAと並んで、天然温泉の
日帰り温泉施設があります。刈谷ハイウェイオアシスの場合、「天然温泉かきつばた
という温泉施設があるので下見。上り豊田方面の場合、観覧車の向こうまでちょっと歩き
ます。下り名古屋・四日市方面の方が目の前の近鉄レストランのすぐ後ろなので近いです。
一般道からもアクセスでき、最も近い目の前に駐車できます。

 かきつばたは内容的にはスパ銭のような感じみたいですね。さすが、名古屋はスパ銭
発祥の地です。庭先に足湯もありましたが、ここはしっかりと100円の入場料を取ります。
手を伸ばして温泉のお湯をなめてみましたが、無色透明ながら強烈にしょっぱく、長島温泉
とはかなり違うベタツキそうなお湯でした。ここもちょっと消毒臭が強かったですね。
この後、下諏訪の六峰温泉で入りたかったので、入浴はパスします。ここはまもなく開通
する第2名神で関西方面に行く際も途中になるので、いつか途中にでも入ってみたい
ものですね。

★下諏訪「六峰温泉」
 いよいよ本題の入浴レポです。中京方面から群馬・埼北方面に帰る場合、最短コースは
中央道・岡谷ICで下りて、R142和田トンネルを越え、佐久ICから上信越道に乗ると、長野道
更埴JCTまわりと比べて、ショートカットする分、時間的な大差はなく、なおかつガソリン
代と高速代が節約でき、おまけに温泉にも入れる、非常においしいコースとなります。
関西・中京と群馬を行き来するトラックドライバーには有名なルートです。その途中にある
長野県下諏訪町の六峰温泉もドライバーにはかなり有名な温泉みたいです。

 長野道・岡谷ICを諏訪方面に下り、R20岡谷バイパスを進み、突き当たりをR142上田方面
に左折。下諏訪バイパスを通り、下諏訪温泉街のR142旧道と合流、少し走ると左手に
「そば蔵六峰(食亭六峰)」と右手に六峰温泉のタンクと早朝時の玄関があります。
ドライブインだけあって駐車場はたくさんあります。R142は何十回と通りましたが、
六峰温泉に入るのは初めてです。100円で入れた時代、長期休業していた時代もあって、
いつも気になっていましたが、やっと入ることにしました。

 朝5:30〜9:00はタンク横の入口から、11:00〜21:00は左手の「そば蔵」から入ります。
AM9:00〜11:00は清掃時間のため入れません。そば蔵の玄関を入って、左手レジで入浴料
300円を払います。休業前は100円だったらしいので、結構上がりましたね。
ところで、そば蔵って埼玉県F市の「道の駅おかべ」と同じ系列店みたいですね。味は?
玄関を入って右手をずっと下へ下りていくと、浴室があります。

 脱衣所は籠式です。浴室へ入るとすごい湯気で視界不良。窓側に10人くらい可の長方形の
浴槽がありました。カランはありますが、石鹸・シャンプーは一切ないので、必要な方は
持込ましょう。投入1ヶ所で火傷防止のためか、布がぶらさがり、鉄分もあるのか、茶色く
染まっています。浴槽縁の切れ込みから、オーバーフロー、床にゴウゴウと流れています。
浴槽内に吸込・注入の循環なし、加水・加温・消毒すべてなしの完璧なかけ流しです。
お湯は無色透明無味無臭。

 ここでビックリしたのはお湯の熱さ。肌にピリピリ刺すような熱さでなかなか入れません。
地元の方は平気な顔で入ってますが、スキー帰りの学生さんは悲鳴を上げて入れません。
私は意地で入りましたけど、数秒でノックアウト(^_^;)。浴槽縁にへたりこむのでした。
しかし、この熱いお湯が運転疲れには一番効くようで、その後の車中の軽快感・爽快さは
やはりいい温泉の証しです。これは中京・関西帰りの際にいつも病み付きになりそう。
中央道-上信越道のショートカットルート上の温泉として大いにオススメしたいと思います。

 温泉分析書は平成14年分析の一部の成分のものが早朝玄関のパネルに掲示、長野県統一
フォーム図による温泉利用状況が脱衣所に掲示してありました。

()内は平成2年データ(施設名:株式会社六恊)
六峰温泉の成分
1.源泉名:六峰温泉
2.泉質:カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物温泉
3.泉温:49℃(気温14℃)(51.9℃(気温4℃))
4.温泉の成分:温泉分析書のとおり
主な成分:Na=320.1 Ca=438.5 鉄2=0.2 塩素=382.3 硫酸=231.0
5.温泉分析年月日:平成14年1月30日(平成2年12月7日)
6.分析者:社団法人 長野県薬剤師会 検査センター 第ニ課長(主任研究員)
営業時間AM5:30〜AM9:00 AM11:00〜PM9:00
清掃時間AM9:00〜AM11:00
※清掃時間中は入浴できません。
※午前11:00〜午後9:00の時間は食亭六峰よりお入り下さい
大人300円/小人(小学生まで)100円/未就学児無料

(長野県の統一フォームによる温泉利用状況)
長野県温泉協会会員は、安全で安心して利用できる温泉を提供します。
長野県温泉協会天然温泉標示マークを掲示している
施設は、「天然温泉」を使用していることを保証します。
お宿・施設名・浴場名 六峰温泉
泉質名 カルシウム・ナトリウム-炭酸水素塩-硫酸塩温泉です。
ここの施設の温泉は次のように扱ってます
その1 源泉の引湯(供給)方法:○パイプ送湯
その2 給湯方式:貯湯槽を設置して利用
その3 加水の有無:加水はしていません
その4 加温の有無:加温はしていません
その5 入浴剤・殺菌剤の有無:入浴剤は入れてません、殺菌剤は入れてません
長野県温泉協会

(正月の旅終わり)

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.rokkyo.co.jp%2Frest.html

 

Re:塔之沢温泉 「塔の沢 一の湯新館」など  投稿者:シバク@箱根よいとこ隊  投稿日:2008年 1月29日(火)22時49分46秒    編集済
  >アルカリ性単純温泉 34.2℃、pH=8.9、湧出量不明、成分総計=0.534g/kg、Na^+=137g/kg、Ca^2+=32.9、Cl^-=136、SO_4^2-=134、HCO_3^-=18.9、メタけい酸=56.4 <H17.7.7分析> (源泉名:湯本第107号)
※この源泉は「一の湯本館」ではつかっておらず、自家源泉かもしれません。

突然、すみません。
昨年のうつぼさんの書き込みに、僭越ながら補足させていただきます。
ここは、自家源泉です。
昨年から源泉の温度が上がり、現在は約44℃です。
以上、失礼しました。

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fshibaku.s280.xrea.com%2F

 

ここの温泉はいかがでしょうか?  投稿者:湯姫  投稿日:2008年 1月28日(月)17時44分6秒
   最近より少しばかり前にか父が昔買った温泉の本を見つけましたのよ。それで読んでみましたけど。裏に載っております「法師 法師温泉長寿館」の温泉の湯を囲む造りがわたくしはとても気にいってしまいましたわ。今まで100パーセントの掛け流しの湯と岩風呂に桶は木でできていることがいいものだわと思っておりましたけど。もちろんそれにいいにこしたことはないのですけどね。今までのわたくしの理想の温泉を超えてしまうようなそのような温泉を知ってしまいましたのよ。それが「法師 法師温泉長寿館」なことと思いますわ。

 もしお気になってしまいましたら調べてみて下さいまし。
 

大和温泉「奈良健康ランド」  投稿者:ONKEN21  投稿日:2008年 1月27日(日)01時33分58秒    編集済
   正月の熊野の旅、長い帰路に入ります。初めて奈良県の温泉に入ります。
帰りは以下のようなコースと日程でした。

1/4(金)
熊野本宮大社14:40〜15:55(723.8km)〔10℃〕→<R168>→谷瀬の吊橋17:40(775.0km)〔4℃〕
→<R168>→五條18:58(818.4km)→<R24>→天理・奈良健康ランド21:17(854.0km)〔7℃〕

1/5(土)
10:38→天理IC11:00(861.0km)→<R25名阪国道>→亀山IC12:25(936.0km)〔11℃〕
→<東名阪・伊勢湾岸・東海環状・中央・長野道>→岡谷IC17:52(1208.0km)→<R20・142>
→六峰温泉18:01〜50(1214.7km)〔2℃〕→<R142>→佐久平ETC20:14(1273.0km)
→藤岡IC20:47(1339.0km)→帰宅22:30(1363.2km)〔1℃〕

★十津川温泉郷とその周辺
 熊野の帰りは茶褐色の濃いお湯入之波温泉「山鳩湯」を予定していましたが、しまった、
熊野本宮-十津川村とは谷筋が違うことが判明、電話問い合わせした日帰り入浴時間の
17時までに上がれそうにありません。では、日本三美人湯の川中(群馬)・湯ノ川(島根)・
龍神(和歌山)のうち、唯一未湯である龍神温泉はどうか?ここは十津川から山越えのようです。
ここへ行ったら恐ろしく遅くなりそうなのでやはり断念。残るは“第1号全村源泉かけ流し
宣言”の奈良県十津川村。ここは本宮-五條の谷筋・本宮を流れる十津川上流なので入れる
かと思いきや、そこは日本一広い村、縦断に3時間もかかり断念。いや〜、その遠さ・
距離たるは秩父や飛騨の比ではないです。静岡の井川並か?こんなに初めての所で距離感
のつかめないドライブも北海道以来、久々かも知れません。

 途中、十津川温泉にて奈良交通バス十津川営業所に「源泉スタンド」があったので、
分析書を掲示しておきます。また「ホテル昴」にも、1/1より温泉スタンドが営業を
開始したばかりです。共に10L200円は湯の峰温泉くみとり所を参考にしたのか、かなり
高いですね。

十津川源泉販売スタンド
1.源泉名:十津川温泉 2号源泉・7号源泉
2.泉質:ナトリウム-炭酸水素塩泉(中性、低張性、高温泉)
3.泉温:75.6℃(気温13.0℃)
4.温泉の成分
Na=441.7 K=17.1 Mg=1.4 Ca=16.6 鉄2=0.1 Li=2.1 Sr=0.6 Ba=0.2 アンモニウム=1.8 陽計=481.6
F=5.4 Cl=125.1 Br=0.3 HS=0.2 硫酸=0.6 炭酸水素=1008 炭酸=1.5 チオ硫酸=0.2 陰計=1141
メタケイ酸=89.1 メタホウ酸=21.3 非解離計=110.4 遊離CO2=104.6 遊離H2S=0.1 溶存ガス=104.7
溶存物質計=1.733g 成分総計=1.838g
As・Zn・Pb・Hg・Cd・Cu=未検出
5.温泉分析年月日:平成17年3月25日
6.分析者:奈良県保健環境研究センター
7.その他
(1)源泉の所在地:吉野郡十津川村大字平谷815番地の1
(2)温泉利用施設の名称及び所在地:名称=奈良交通十津川営業所(温泉スタンド) 所在地:大字平谷498-1
10L=200円(源泉は56℃)

 十津川村には十津川温泉(下湯)の他、上湯温泉、湯泉地(とうせんじ)温泉があります。
このうち湯泉地温泉は1581年開湯と最も歴史もあるので入ってみたかったのですが、
「道の駅十津川郷」にはその湯泉地温泉の足湯がありました。投入口の無色透明のお湯を
なめてみたところ、明瞭な硫黄臭がして、川湯温泉にそっくりだと思いました。
とってもいいお湯だと思いましたが、共同浴場「泉湯」の前を通りかかって下見しながらも
時間がなく断念。十津川温泉郷については山鳩湯や龍神温泉と共に別の機会にリベンジ
したいと思います。最後に暗くなりかかった「谷瀬(たにせ)の吊橋」を散策して、
あまりに広過ぎる十津川村を後にしました。

★奈良健康ランド
 前日は寒過ぎる車中泊に難渋したので、この日は健康ランドで仮眠することにします。
最初、三重県伊賀市の昇龍温泉「名阪健康ランド」をめざしましたが、手前の奈良県
天理市に大和温泉「奈良健康ランド」を発見。ここに泊まることにします。
奈良県五條市からはR25をひたすら奈良市方面へ。天理市街・西名阪道郡山IC手前、R25が
右折する嘉幡町交差点のちょっと手前、パチンコ屋左手奥に奈良プラザホテルと奈良健康
ランドがありました。広い立体駐車場もあり、駐車には困りません。JR天理・郡山、
近鉄天理・平端各駅より無料送迎バスあり。近鉄二階堂駅徒歩15分。

 手前側が派手なネオンの健康ランド入口、反対側がホテル入口。下足ロッカーに靴を
入れ、キーは各自保管、紛失注意。正月の入館料は今年の場合、1/1〜3は2000円、1/4〜6
は1500円でした。その後はGWやお盆も含め大晦日まで通年1050円です。JAF割引や障割は
ないとのことでした。券売機で入館券を買います。入館券を自動改札機に通し、受付に
入館券を提出すると、ロッカーキーを渡されます。チェックアウトは朝10:30まで、
ロッカーキーを自動精算機に通し、午前2〜5時の深夜料金1260円や館内利用料金を払い
退場券を受取、10分以内に自動改札機に通して出場します。退場券15枚で1回無料。
フロント要員の人件費対策でしょうけど、ここまでオートメーション化すると高齢者は
もちろん、多くの方が戸惑いそうです。

 館内に入ると1Fのレストランや2Fのレストルームなど、すべてがバカデカくて、ビックリ。
日本でもトップクラスに入る巨大な健康ランドかも知れません。正月で客は多くて混んで
いましたが、キャパが大きいので、休む場所や寝る場所には困らない感じです。
リクライニングチェアの数と広さはホント壮観ですね。

 入場して廊下左手のロッカー室入口カウンターでタオルとバスタオル・館内着の入った
バックを受取、脱衣ロッカーで着替えます。ロッカー室の2階には別料金なしで入れる
「屋内レジャープール エルソル」があるので、川湯温泉で使った水着を持って入ろうと
したのですが、この日は20時で既に営業を終了していました。土曜・祝前日のみ22時まで
やってるようです。いよいよ浴室へ。

 大浴場も非常にスケールが大きく、多種多様な浴槽があって壮観です。天然温泉の大和
温泉を使っているのは内湯の「天然温泉浴槽」と「露天風呂」(打たせ湯付)の2ヶ所のみ。
その他は真湯です。遠赤サウナあり。

 内湯「天然温泉浴槽」は20人くらい可で黄色っぽい色をしています。投入1、吸込・注入
多数でオーバーフローはなし、やや塩素臭の循環使用か。露天風呂は岩風呂と打たせ湯が
あって、岩風呂は四日市ユーユカイカンと同じく岩の上から滝のように大量投入され、
打たせ湯に流し込み。打たせ湯から少しオーバーフロー。吸込や注入・塩素臭もありま
したが、投入量自体はかなり多いので良かったです。滝のような投入湯は高さもありますし、
飛沫でレジオネラ菌の危険性も高いので、循環湯は入っていないと思います。お湯は黄色
〜琥珀色でモールぽいにおいは若干あったかも、塩味はかなり強いです。浴後は冬でも
火照る感じでさすが塩の湯。

 奈良県では初めての温泉となりましたが、十津川に入れず健康ランドとなってしまった
のは本当、残念。それにしても奈良健康ランドの温泉は十津川以外にめぼしい温泉の少ない
奈良にあってはそれほど悪くはないかな、と思いました。埼玉と奈良は温泉的には似てる
と思われますが、埼玉レベルで比較してもそう感じます。京都や奈良では天然温泉に
入れるだけでもありがたいという感じかも知れませんが、奈良で泊まる場所に困ったら、
天理まで行って、天然温泉のある奈良健康ランドで仮眠するのも良いと思います。

 温泉分析書は浴場入口横の壁に小さく目立たないように掲げられていました。以下の通りです。

奈良健康ランド・温泉の成分
1.源泉名:大和温泉
2.温泉の泉質:ナトリウム-塩化物温泉
3.泉温:源泉35.1℃(気温27℃)公共の浴用に供する場所41.0℃
4.温泉の成分
Na=1367 K=24.2 アンモニウム=8.9 Mg=98.4 Ca=276.2 Al=0.5 鉄2=2.9 Mn=0.2 陽計=1778
F=0.1 Cl=2711 Br=8.8 HS=0.1 炭酸水素=391.7 陰計=3112
メタケイ酸=26.7 メタホウ酸=65.9 非解離計=92.6 遊離CO2=28.2 遊離H2S=0.1 溶存ガス=28.3
溶存物質計=4.983g 成分総計=5.011g
Hg・Cu・Pb・Cd=未検出 As=0.01 Zn=0.03
5.温泉の成分の分析年月日:平成19年8月22日
6.登録分析機関の名称:財団法人 中央温泉研究所
7.温泉の成分に影響を与える事項※
(1)入浴に適した温度に保つため、加温しています。
(2)温泉資源保護と衛生管理及び浴槽内の温度を均一に保つ為、循環ろ過装置を使用しています。
(3)衛生管理のため、塩素系薬剤を使用しています。
8.その他
(1)源泉の所在地:天理市嘉幡町九ノ坪600-1
(2)温泉利用施設の名称及び所在地:名称=奈良健康ランド 所在地:嘉幡町九ノ坪600-3

※掲示対象浴槽の名称:【奈良健康ランド(露天風呂・大和温泉)】
加水無・入浴剤等の添加無
地下800mより湧出

※「伊勢神宮初詣と熊野の旅」アルバム@奈良

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.narakenkoland.net%2F

 

Siさん  投稿者:おかざき  投稿日:2008年 1月24日(木)00時28分54秒
  旅館花屋の「大理石の湯」は雰囲気良さそうですね。いいところを教えていただき、ありがとうございます。僕らは立寄り湯ばっかですから、日帰り不可でいいところを探し出してきてくれると助かります。  

Re: 河辺温泉「梅の湯」  投稿者:うつぼ  投稿日:2008年 1月23日(水)01時29分38秒    編集済
  > Agさん
ありゃま〜、ご指摘のとおり。ぜんぜんまちがってました。
CO_3^2-=90.1です。訂正です。
28.6じゃ、あれほどのヌルすべにはなりませんね(^^;)

> ONKEN21さん
「湯楽とみおか」閉館ですか・・・。
個人的にはけっこう気に入っていたので残念。
健ラ系施設はどこも苦戦気味ですな。
 

Re:河辺温泉「梅の湯」他/湯楽とみおか1/15で営業終了  投稿者:ONKEN21  投稿日:2008年 1月23日(水)00時47分50秒    編集済
  Agさん、うつぼさん、私のデータでは炭酸=90.1となっています。どうぞご自由にご利用下さい。
最近行かれた方の話を総合するとオープン当初よりは濁りやにおいも相当薄くなっている
みたいです。お昼寝さん、瀬音の湯は秩父でなく、あきる野市の秋川でしたね(^_^;)。
ちなみに秩父は星音の湯です、紛らわしいですが。瀬音の湯のにおいは秩父のたまご湯に
似てますね。

ところで、群馬県富岡市の「湯楽とみおか」は1月15日を以って破産のため営業を終了したそうです。(参考ブログ
あ〜最近、十数年ぶりに再訪しようとしたのですが、かなわず残念。
群馬では沼田のスパリゾートゆにーいく、太田の湯源郷、新中之条温泉観音の湯に続く
閉館となります。埼玉でも新座の彩泉楼の閉館が記憶に新しいですが…
 

Re:別所温泉の旅館花屋さん  投稿者:すなっち  投稿日:2008年 1月23日(水)00時35分46秒
  Siさん、別所は柏屋別荘には泊まりましたが、花屋さんの情報は私には全くありませんでした。花屋さんのHPを見ました。とってもよさそうですね。
飲泉可となっているので、消毒無しの浴槽もあるのかもしれないですね。
これに懲りずご報告がてらまたいらしてください。
 

川湯温泉「仙人風呂」  投稿者:ONKEN21  投稿日:2008年 1月23日(水)00時28分13秒    編集済
   正月の熊野の旅のレポの続きです。和歌山県田辺市本宮温泉郷、湯の峰温泉の次は
仙人風呂で知られる川湯温泉です。11月〜2月はその仙人風呂に入れるので入ってみました。
その後、蟻の熊野詣の終点、熊野本宮大社に参拝します。

 伊勢神宮参拝後の夜、熊野市でめはり寿司を食べた後、瀞峡を通って川湯温泉へ向かい
ます。仙人風呂は夜10時で終了ですが、伊勢神宮参拝で遅くなってしまったので、21:40と
ギリギリセーフで到着。仙人風呂の管理者から照明を落として鍵をかけるので、早く出る
ようにせかされながら、烏の行水で入ります。当然、真っ暗なので裸で入りました。
服を着るときは服が見えなくて大変でした。浴後は肌の感触が変わり、ポカポカします。

 次にR311や湯の峰温泉へ向かう温泉隧道の手前にある「川湯みどりや」の入口に「川湯
浦島湯源泉飲泉所」を発見、飲んでみます。投入口では白い析出物や硫黄特有緑藻の付着が
多く、甘苦い硫黄の味が強かったです。川湯はかなり良いお湯ですね。
泉質:ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉 泉温:65.5℃ 湧出量:200L/分
飲用の効能:慢性消化器病、慢性便秘、痛風
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.urashimachain.co.jp%2Fsansui%2F

 湯の峰温泉で車中泊と入浴した後、中辺路の名水百選「野中の清水」を汲んだ後、引き返して
世界遺産の熊野古道を走りながら、R311から温泉隧道を抜け、川湯温泉へ。
今度は景色を見ながらゆっくり入浴したいと思い、再度、仙人風呂に入ります。

 駐車場は大塔川の川縁に並んだ温泉街の一番下流の河原にあります。昼間は警備員が出て、
交通整理をしています。路肩は駐車禁止なので止めないようにしましょう。駐車場から
大塔川の河原を上流に5分位あるくと川の対岸に巨大な「仙人風呂」があります。
入れるのは11〜2月の冬季ですが、その間も雨が降って増水した日は入れません。
入浴の可否については富士屋の「仙人風呂の状況」のHPで“体力の続く限り”更新してるので、
見てから行かれると良いでしょう。

 仮設橋を渡り男女別脱衣所もしくは仮設の目隠しの壁に服をかけ、必要とあらば水着を
着て入ります。ここで一番問題になるのは水着の有無でしょうね。状況的には昼間は女性も
いますし、入っている人もたくさんいるので、裸で入浴されている方は一人もいません。
昨夏、秋田県の川原毛湯滝もそうでしたが、水着をもっていない方は足湯だけされて
いる方がほとんどです。昨年はそれで辛酸をなめましたので、今回は残念ながら水着を
着ました。どうしても裸でという方は夜がよろしいでしょう。まあ、川湯温泉は私が温泉
好きとなって以来、ニ十年近く昔から憧れていましたから、水着であれ何であれ入れただけ
でも良かったです。

 仙人風呂ですが、川湯の東の雄、群馬県の尻焼温泉とは方式が違います。尻焼温泉は
まさに川全体がお風呂ですが、川湯温泉の場合、河原の川上部分を堰き止め、川下の方向
だけが大塔川本流とつながっています。川下側から川水を引き込みながら、川底から湧出
する温泉をためる方式のようです。広さはまさに千人くらい可か(笑)

 仙人風呂に入って隅々まで探検してみます。どちらかというと川本流・ホテル側よりも
山側の方が温泉の湧出が多く、熱くなっています。川底至るところから、硫黄香のする
アブクを上げながら温泉が湧出しています。山側でも上流側には源泉湧出所があって、
そこはものすごいゲキ熱です。やはり川水が入っているせいか、飲泉所のような強い硫黄香
はなく、薄い感じでした。浴中・浴後は火照り感が強く、入浴中は汗が止まりません。

 千人風呂は1時間以上、温泉プールや川遊び感覚で入りましたが、周りの山々を眺め
ながらの河原の開放感は露天風呂好きとしてはこの上ないものでいい思い出となりました。
話のタネに一生に一度は入ってみても良いかと思います。

 午後は道の駅奥熊野古道ほんぐうで遅い昼食。古道弁当をいただきます。
その後、いよいよ熊野本宮大社を参拝。深い山々の中腹にある社が荘厳ですばらしかったです。
ちなみに熊野の守り神である「八咫烏」(やたがらす)は日本サッカーのシンボルデザイン
となっています。熊野三山のうち那智大社&那智の滝は十年くらい昔に今はなきカー
フェリーで行ってますので、残るは新宮の速玉大社のみです。あの辺は未湯の勝浦温泉と
合わせて行ってみたいですね。この後、本宮から奈良県十津川村に入り、一路北上します。
それはものすごく長い山道でしたよ。

※「伊勢神宮初詣と熊野の旅」ブログアルバム(目次)@川湯

↓熊野本宮観光協会の川湯温泉HP

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.hongu.jp%2Fkawayu%2F

 

Re:四万の積善館のような・・・  投稿者:Si  投稿日:2008年 1月22日(火)23時51分47秒
   先日こちらで質問させて頂いた者です。悩みに悩んだ挙句別所温泉の旅館花屋さんになりそうです。ご意見頂いたみなさん、大変有難うございました。どのご返事もとっても参考になりました。

 追伸:こちらのサイトは主に日帰りで車を移動手段とする方々のもので、宿泊や私たちのように電車で移動する者にはちょっとお門違いだったかもしれません。ご容赦下さい。
 

はじめまして  投稿者:お昼寝  投稿日:2008年 1月22日(火)14時24分45秒
  こんにちわ。
現在仕事中なのですが、掲示板を楽しく読んでおります。
皆さんのレポを読むと、あ〜早く温泉に行きたいと思ってしまいます。
私は最近2日連続で、宮前平の「湯けむりの庄」と稲城の「季乃彩」に夜10時からお風呂に行きました。
お風呂には人がまばらでゆっくり入れたので大満足でしたが、食事やお昼寝が楽しめないのは少し残念でした。また行かなければっ!
個人的には宮前平の方が気に入りました。お洒落なホテルかマンションを思わせるようなロビー(?)と露天風呂が広いところが☆
次回行ってみたいのは皆様お勧めの青梅の「梅の湯」、秩父「瀬音の湯」です!
またレポ参考にさせてもらいま〜す!
 

河辺温泉「梅の湯」  投稿者:Ag  投稿日:2008年 1月21日(月)11時03分52秒
  こんにちは。
河辺温泉の炭酸イオンの数値が違ってません?
こちらが間違ってたらスミマセン…
 

河辺温泉 「梅の湯」  投稿者:うつぼ  投稿日:2008年 1月21日(月)02時43分24秒    編集済
  2発目です。長文連打ごめんなさい。

<河辺温泉「梅の湯」>(東京都青梅市、10:00〜11:30、840円(21:00〜 525円)、0428-20-1026)

昨年2007年12月18日にオープンした駅前型温泉施設で、桃猫。さんONKEN21さんのレポあり。
JR青梅線「河辺駅」前、「河辺タウンビルB」の5.6階。車だと、となりの「河辺TOKYU」の5〜8階のPにとめ、5階の連絡通路からアクセスします(Pは入浴で4h無料)。青梅線というとかなり郊外に感じますが、周辺はマンション建ち並ぶベッドタウンです。

ビルインタイプのわりにはしっかりと和風調に仕上げられた館内。5階には受付、食材にこだわった食事処、ボディケア、ゲルマ温浴など。
浴室は6階。内湯ゾーンに主浴槽(黒みかげ石枠石タイル貼6-7人+半身浴3人、温泉)、機能浴槽とサウナ、ミストサウナ、水風呂(井水、19℃、弱カルキ臭ながら入りごこちいいもの)。
内湯は窓が広く明るいですが、仕切が多く開放感はさしてありません。
カランセパ式28、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。日曜14時で常時40人以上と予想外の盛況。

露天は和風庭園に浴槽がゆったりと配置され、開放感があってビルインとは思えない出来。立ち上がれば奥多摩の山なみも眺められます。
ひのき湯(檜&鉄平石枠鉄平石貼3人、温泉)、岩風呂、井桁湯、寝ころび湯という構成。

温泉槽は内湯主浴槽と露天ひのき湯の2槽、ほかは井水使用の強カルキ湯なので、温泉2槽のみレポします。

露天ひのき湯は、檜の湯口から加温源泉を投入でたぶん槽内注排湯はなく、全量をオーバーフローの加温かけ流し。
ほぼ適温のお湯は灰色にささにごり、白と灰と硫化鉄らしき黒い湯の花が舞っています。湯中にはこまかな気泡もあり、少量ながらアワつきもありました。
重曹味+微苦味+微たまご味。石油系アブラ臭に裏で甘イオウ臭がきいている感じ。このアブラ臭は、河口湖の「天水」と同系かと思いますが、「天水」よりは弱いです。
明瞭なヌルすべととろみを帯びたすこぶる入りごこちのいいお湯ですが、長湯するとけっこう疲れます。この強いヌルすべは高pHとCO_3^2-=90.1によるものと思われますが、BO_2^-=28.6も効いているかもしれません。
分析書にイオウ分は出ていませんが、たしかにイオウの気配があります。また、異常にあとを曳く独特の浴感があります。
鉄分や硫酸塩を比較的多く含み、奥多摩によくある微イオウ含みの高pH単純温泉と明礬緑礬泉をミックスしたようなお湯に思えますが、どうでしょうか・・・。
イメージ的には静岡の「カブラヲ温泉」にかぶるものもありました。

内湯主浴槽は石の湯口から投入+底面注入で底面吸湯+よわいオーバーフロー。湯口はお湯の感じからみて加温源泉かと思います。
ほぼ適温のお湯は灰色うすにごりでわずかに黒い湯の花がうかびます。
湯口の味は露天ひのき湯とほぼ同じですが、アブラ臭は感じられませんでした。
湯面のお湯はしぶいイオウの残留臭?+弱い薬品臭。
とろみは弱いものの、露天ひのき湯に匹敵するヌルすべがあって、循環ながらなかなか入りごたえがあります。

他の浴槽は強カルキの真湯なので、温泉好きはどうしてもこの温泉2槽に集中することになります。とくに露天ひのき湯はちいさい上に人気があるので、ほとんど満杯状態。女湯ではなんと常時5人のスシ詰め状態だったそうです。

奥多摩地区屈指の個性的なお湯が楽しめる施設ですが、混雑が最大のネックかな?
露天ひのき湯を堪能するには平日か、休日AMを狙うのが賢いかもしれません。

アルカリ性単純温泉(Na-HCO3・(CO3)型) 28.3℃、pH=9.4、70L/min、成分総計=0.68g/kg、Na^+=182mg/kg (84.51mval%)、Fe^2+=10.0、Al^3+=3.75、F^-=9.5、Cl^-=4.5 (1.39)、HS^-=記載なし、SO_4^2-=12.6、HCO_3^-=281 (50.53)、CO_3^2-=90.1 (31.89)、BO_2^-=28.6、NO_3^-=2.5、陽イオン計=209 (9.36mval)、陰イオン計=429 (9.12mval)、硫化水素=0.00 <H18.9.11分析> (源泉名:河辺温泉)

<温泉利用掲示> 加水:なし 加温:あり 循環:主浴槽/あり、檜風呂/源泉かけ流し 消毒処理:主浴槽/あり、檜風呂/なし
 

市原温泉 「市原温泉 湯楽の里」など  投稿者:うつぼ  投稿日:2008年 1月21日(月)02時40分19秒    編集済
  >Siさん
ざっと思いつくところで、箱根湯本「萬翠楼 福住」箱根小湧谷「三河屋旅館」箱根塔之沢「環翠楼」湯河原温泉「藤田屋」、こんなところでしょうか・・・。


先月のニューフェース2湯いきます。1発目です。

<市原温泉「市原温泉 湯楽の里」>(千葉県市原市、9:00〜翌1:00、750円(土日祝800円)会員割引あり、0436-40-4126)

以前からあったスパ銭が昨年2007年12月8日に温泉を導入したもの。
チェーン店らしい典型的和風スパ銭は、日曜夜にいったので広いPがほぼ満車の大盛況。
内湯ゾーンに温泉槽はなく、カルキの強い真湯の機能浴槽群にサウナ、水風呂。水風呂は20℃くらいでカルキもあまり感じない入りごこちのいいもの。
カラン28、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり、日曜19時で常時80人程度と修羅場的大混雑。ファミリー層メインでマナーをわきまえないお客が目立ちます。

庭園造りの露天ゾーンに時計まわりに、ミストサウナ、寝ころび湯、寝湯、滝風呂、壺風呂×3(陶製1人)。中央右に上の湯(鉄平石造6-7人)ととなりあって左に下の湯(同7-8人)。うち、壺風呂、上の湯、下の湯の3槽が温泉使用です。

壺風呂は、木樋の湯口から投入+底面注入でオーバーフロー。みな大好きな壺風呂にいちもくさんに駆けよってくるものの、かなりの熱湯なのですぐに出ていってしまいます。(で、空いてる(笑)) 紅茶色透明ですが色味が重なって透明度70cmくらい。アンモニア臭が卓越したお湯のイメージは競合店「江戸遊」に似ているものの、かなり消毒臭が強いです。

循環の下の湯は、上の湯からの流し込み+たぶん槽内注入で側溝への上面排湯。
赤味がかった褐色、透明度70cmくらいのにごり湯でほぼ適温。味不明、うがい薬臭+薬品臭。浴感はあるもののなんとなくまた〜りとした勢いのないお湯。

さて、本題のかけ流しの上の湯です。
石の湯口からゲキ熱湯を投入で槽内注排湯はみあたらず、下の湯への流し出しはお湯の感じからしてもかけ流しでしょう。
かなり熱めのお湯は緑がかった茶褐色透明度20cmのにごり湯で強鹹味+弱金気だし味+微苦味。金気貝汁臭+粘土系アブラ臭+メタンガス臭+ヨウ素?臭+臭素?臭が入り混じった、化石海水系の王道的味臭。
スペック的には重曹分をかなり含んでいますが、土類成分がこれを抑えこみ、キシキシぺっとりとした湯ざわり。
濃度感、温まり感ともに強く、浴槽フチにトド続出。ただでさえ広くない浴槽は大人気で、しかもフチにトドが群がっているので、こやつらをかきわけていかないと浴槽にたどりつけません(^^;;;

すさまじく力感のあるお湯のイメージは「法典の湯」や三郷の「めぐみの湯」に似ていますが、さらにクセモノのような感じもします。

正直、あまり期待しないでいったのですが、強烈な化石海水温泉にびっくり。
混んでいなければ、温泉好きでもかなり満足できるお湯かと思います。
場所は京葉道路「蘇我IC」のそばなので、房総レジャーの帰りに立ち寄るのもいいかも。

Na-塩化物強塩温泉 29.0℃、pH=7.6、318L/min(1,498m掘削揚湯)、成分総計=21400mg/kg、Na^+=7236mg/kg (90.67mval%)、K^+=252.2、Mg^2+=214.2、Ca^2+=161.8、Fe^2+=3.4、Cl^-=12340 (95.35)、Br^-=110.7、I^-=47.8、HCO_3^-=926.6、陽イオン計=7872 (347.1mval)、陰イオン計=13430 (365.1mval)、メタけい酸=67.2、メタほう酸=8.9 <H19.5.17分析> (源泉名:湯楽の里 市原温泉)

<温泉利用掲示> 加水:なし 加温:あり 循環:上の湯/なし、下の湯/あり 塩素薬剤:使用あり
 

Re:四万の積善館のような・・・  投稿者:すなっち  投稿日:2008年 1月21日(月)02時01分40秒    編集済
  私自身は柏屋別荘は積善館の趣きとはかなり違うという感想を持っています。もっと現代的で改装もしてるんじゃないでしょうか。温泉は薄い硫黄泉ですね。別所は車で移動ができると近隣に温泉地がたくさんあるので、よいかと思います。  

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