クチコミ 情報
2007年7月11日〜7月20日

湯けむり横丁みさと、本日オープン!  投稿者:ONKEN21@三郷  投稿日:2007年 7月20日(金)23時12分1秒
  皆さん、こんばんは。
速攻シリーズで埼玉県三郷市の湯けむり横丁にいます。
第一報は利根川温泉掲示板をご覧ください。
明日にも詳細レポします。

http://9118.teacup.com/onken21/bbs

 

海ノ口って4軒だけなんですかね?  投稿者:おかざき  投稿日:2007年 7月20日(金)00時59分47秒
  うつぼさん、こんにちは。毎度レポートご苦労さまです。
そうですか、湯沢館は休業ですか。聞いてみたら、湯沢館も和泉館もあの38.5度の
垂れ流しのところから引いているということでした。
和泉館の源泉かけ流し浴槽はフツーに温泉好きな方にも勧めていいものですかね?
なんとなしに溜め湯状態ちょっと清潔感に欠けるような気がして、だったら海ノ口では
子供用プール持参で垂れ流しのところで湯浴みをするのが一番!と思いました。
 

二ノ平温泉 「翠の宿」  投稿者:うつぼ  投稿日:2007年 7月20日(金)00時29分57秒
  さらにもう1発いきます。箱根の湯巡りの21発目です。

<二ノ平温泉「翠の宿」> (箱根町、9:00〜17:00時間確認要、550円、0460-82-2715)
箱根ではわりに新しい温泉地、二ノ平温泉。源泉は何本かありますが、確認した範囲では主力源泉は「亀の湯」でつかっている宮城野第28号で、ここもその源泉をつかっています。
強羅駅から小湧谷へ抜ける道沿い、「亀の湯」のトイ面にあるこぢんまりとした温泉宿。やませみさんのレポ情報で、非加水かけ流しということでいってみました。(註:かなり前の入浴です)

木造の民家風の建物。すっきりとかたづいた館内は湯治宿の趣。浴室はちいさなものがとなりあってふたつで、左のほうに貸し切りで入れました。
浴室は狭いですが、窓を開けられるので湯気は抜けます。
源泉カランと水カランがあり、源泉カランはホースをつけて注入状態にしてあります。タイル貼2人の浴槽に槽内吸湯はなく、全量をオーバーフローのかけ流し。
いったときは少量注入ながらゲキ熱。湯もみで対応。なお、源泉カランはMAXで15L/min程度でました。
カラン1(たぶん温泉、水はなし)、シャワー・ドライヤーあり、シャンプーなし。土曜12時で独占(貸切)。

無色透明のお湯は、微芒硝薬味+微苦味でかすかに芒硝臭。陰イオンの成分構成は複雑ながらキシキシと弱いとろみを帯びた硫酸塩泉の浴感。熱湯のせいもありますが、ビシっときてすっきりとあたたまります。寝起きにはいったらきもちよさげなお湯。
正直、北毛の硫酸塩泉などにくらべるとインパクトは弱いような気がしますが、硫酸塩泉の特徴がでたなかなかの実力派です。このお湯に非希釈かけ流しで鮮度よく入れる”箱根の良心”のようなお湯だと思います。

Na-塩化物・硫酸塩・炭酸水素塩泉 70.0℃、pH=8.6、湧出量不明、成分総計=1120mg/kg、Na^+=258mg/kg、Cl^-=232、SO4_2^-=169、HCO_3^-=195、メタけい酸=184、メタほう酸=9.27 <H10.12.7分析> (源泉名:宮城野第28号)

<温泉利用掲示> 加水:なし 加温:なし 循環:なし 消毒:なし
 

海ノ口温泉 「和泉館」  投稿者:うつぼ  投稿日:2007年 7月20日(金)00時26分50秒    編集済
  >ONKEN21さん
「八峰の湯(ヤッホーの湯)」はなかなかいいですね。センター系のお湯としては最上位のクラスでは? ということで、近くのお湯1発入れときます。長文ご免なさい。

<海ノ口温泉「和泉館」>(長野県南牧村、時間要問合せ(原則随時のよう)、350円、0267-96-2106)
海ノ口には、海ノ口、ウソ沢鹿の湯のお湯があります。海ノ口では「ホテル湯沢館」は入っているもののここは入りそびれ、しかも面白いお湯ということで気になっていました。

清里方面からR141で市場坂を下り、佐久海ノ口駅そばまでくると看板があるのでそこを左折、小海線の線路を渡って突き当たりを左に折れるとすぐ右手にあります。
和風と洋風がないまぜになった31室の比較的大きな湯宿で100年の歴史をもつ老舗。
玄関に日帰り入浴の案内がでていて、日帰りの受け入れに積極的なよう。ここは入浴500円だったはずですが、350円になっていました。
人気のない館内、フロントのベルをおすと、親切そうな女将?さんがでてきました。

休業に入った「ホテル湯沢館」もそうでしたが、館内は広くてゆったりとしています。
海ノ口はかつて佐久甲州街道の宿場で、交通の不便なころは商用での利用も多かったのかもしれません。往年の栄華が忍ばれるような寂びた雰囲気は、なんとなく西毛の八塩温泉に通じるものを感じました。

廊下を渡った奥に男女別の浴場。奥が男湯、手前が女湯。脱衣所はゆったりとして雰囲気があります。
浴場は鉄平石貼で窓の広いゆったりとしたもの。中央にメイン浴槽(タイル枠石敷、大きめ、たぶん真湯のわかし湯)と右手に源泉槽(タイル枠石?敷2人)とその横にナゾ浴槽。ぬるめですがサウナもあります。
露天は石枠鉄平石敷3-4人の軒下タイプ。やや荒れ気味ながら広い庭園に面しています。
カラン5、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。日曜15時で独占〜2人。

メイン浴槽は、無色透明ながら湯中で指先が青白く発光するのでただの真湯ではないかも。
露天は適温。石の湯口から大量投入で底面吸湯のオーバーフローなし。きもち茶色がかった透明で、黄褐色の浮遊物が少量ただよいます。これは源泉希釈の循環らしく、浴感うすめでなんとなく疲れた感じのするお湯。
ナゾ浴槽は、底面からごく少量のぬる湯を注入、1/5ほど溜まっていたもののゲキぬる。
お湯は無色透明で温泉かどうかは?。この浴槽がなんのためにあるのかまったく不明。

これらのなんとなく釈然としない浴槽にくらべ、源泉槽は際だっています。
緑褐色のにごり湯(透明度60-70cm)に黄土色の湯の花を大量にうかべたお湯は30℃前半の絶妙なぬる湯。
竹樋の湯口から15L/minほどぬる湯(たぶん非加温源泉だと思う)を投入で、湯口脇にはしっかり柄杓がおいてあります。
オーバーフローはなく湯口下の排湯口からの排湯ですが、かけ流しだと思います。
重曹味+微塩味+弱金気だし味+微苦味+旨味に弱い炭酸味をまじえた重炭酸土類泉系の複雑な味。焦げ臭+金気臭に独特なガス臭が加わる個性的な温泉臭。
温泉臭はこの前に入った増富(津金楼)に似ていますが、このガス臭は増富にないもの。
重炭酸土類泉らしいキシキシと弱いツルすべを帯びた肌に染み入るような湯ざわりと、少量のアワつきがあります。
新鮮なお湯ならではの雑味と絶妙な入り心地を兼ね備えたすばらしいお湯で、出るに出られず1時間近くも浸かっていました (^^)

「ホテル湯沢館」は休業に入り、海ノ口温泉の個性あるお湯が楽しめるのは(たぶん)ここだけになりました。料金も安いし、源泉槽は逸品なので温泉好きにはおすすめです。

Na・Mg-炭酸水素塩・塩化物温泉 35.3℃、pH=6.86、湧出量不明、蒸発残留物=1891mg/kg、Na^+=472.0mg/kg、Mg^2+=89.5、Ca^2+=71.2、Fe^2+=1.3、Cl^-=309.0、HCO_3^-=1420.0、メタけい酸=135.2、メタほう酸=60.0、遊離炭酸=407.0、硫化水素=0.1 <H5.1.12分析> (源泉名:南佐久郡南牧村海ノ口916-2源泉)

※女将?さんとすこし話をしました。泉質のすばらしさを誉めると、泉質には自信があるらしく、とても喜ばれていました。湯沢館と同一源泉かどうかは聞きわすれましたが、同系ながらなんとなく違う源泉のような気もします。(湯沢館のほうが塩分が濃い?)
なお、湯沢館前の泉源は、湯沢館が休業し利用量が減ったためか、さらに豪快にザコザコ垂れ流しされています。
 

おお、ONKENさん。  投稿者:おかざき  投稿日:2007年 7月18日(水)00時49分42秒
  ONKENさんさぁ、白くまアイスのベリー味は食ったことある?
あれをねぇ先日はR141を夜間走行中にベットリと黒いパンツに落としちゃって、
かなぁりヘコみました。
「やっぱオレ、いろんなトコ抜けすぎてる。お先真っ暗」って。

上田のホテルの温泉にはまだ誰も行かれていないのかな。

高原のぬる湯温泉はほんと気持ちいいでしょうね〜。さっそく数値、頂きます。
ありがとう。
 

Re:ONKENさん、どうもどうも。  投稿者:ONKEN21  投稿日:2007年 7月18日(水)00時20分40秒
  おかざきさん、すばやいお返事どうも。

>10度も温度が違うのですか。
車の温度計で埼玉を出る時は30℃でしたが、松原湖は20℃でしたよ。
まさに天然クーラー付の温泉ですね(^^)

>八峰の湯もかけ流し浴槽は非加熱のようで。
源泉温度は八峰のチラシもどきだと49℃、分析書は46℃ですね。
2km地点のりえっくすで43℃、4kmの八峰で40℃まで低下し、
八峰は熱くもなくぬるくもなく丁度いい温度です。
もし源泉地にあったら加水しなくてはならないでしょうね。

>↓うちのブログに成分分析の数値をもらっていいですか。
どうぞ、ご自由に…
 

ONKENさん、どうもどうも。  投稿者:おかざき  投稿日:2007年 7月17日(火)23時52分55秒
  10度も温度が違うのですか。それだけ涼しくなれば気持ちいいでしょうねー。
りえっくすの平らかな露天風呂が好きなのです。循環+アワアワ。

八峰の湯もかけ流し浴槽は非加熱のようで。土類成分+炭酸の効いた高温泉は
なかなか楽しめますよね。↓うちのブログに成分分析の数値をもらっていいですか。

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fblog.goo.ne.jp%2Fokazaki001%2Fe%2Fcaebb681950bcff9ad8401fafd9635e7

 

北八ヶ岳松原湖温泉「八峰の湯(ヤッホーの湯)」  投稿者:ONKEN21  投稿日:2007年 7月17日(火)23時19分37秒    編集済
   長文失礼します。
 毎度お馴染み新規オープン速攻レポシリーズは長野県小海町に7月1日オープン2週間後
の八峰の湯へ行ってきました。同じ源泉・松原湖高原カラマツの湯(仮称)を利用した
小海リエックス「星空の湯りえっくす」の速攻レポはこちら

 単に八峰の湯を往復するだけではつまらないので、R141を山梨県北杜市の清里方面に通り
過ぎます。清里から八ヶ岳高原ライン(現在無料)を小淵沢方面へ行く途中にNHK大河ドラマ
のオープンセット「風林火山館」(入場料300円〜来年1/7)を見物。大河ドラマで見た
建物が見られます。長屋の土産物屋では甲斐大泉温泉パノラマの湯やたかねの湯の前売券
を550円(通常700円)で売ってましたね。その下にある名水百選「三分一湧水」も久々に
汲みます。また引き返して小海の「八峰の湯」へ向かいます。40km45分。

 行き方ですがお昼ごろからふと思いたって出かけたので、往復とも上信越道、本庄児玉
-佐久ICを利用、120km、2時間。東京方面の方は中央道長坂ICから行けます。
佐久ICから35km、長坂ICから38kmとR141のちょうど中間点に位置します。
R141を松原湖駅前の交差点を松原湖方面へ。松原湖を通り過ぎ、小海リエックスの手前、
道路右手、小海高原美術館の隣に八峰の湯がありました。標高1270m、気温20℃(下界は
30℃)、霧が立ち込め、非常に涼しいです。夏は避暑+温泉で最高かも。

 なお、八峰の湯近くには100L100円八峰の湯受付販売の専用コイン式の温泉スタンドが
あります(写真)。駐車場の中を右へ、さらに右に行った右手の別荘とゴルフ場の一角に
温泉スタンドがあります。この日はポリタンが空いていなかったので汲みませんでした。

 エントランスの手前には無料の足湯があります。中へ入り下足ロッカーに靴を入れ、
キーをフロントに預けます。引換に飲食に使えるバーコード付キーバンドが渡されます。
入館料は500円(障割なし)、岩盤浴は浴衣・バスタオル付500円で、後精算となります。
関東の新しい民間スパ銭では後精算は増えつつありますが、公共温泉では珍しいです。

 受付に向かって左前がこの日男性用だった「白駒の湯」。左後がもう一方の「天狗の湯」
男女交代制で眺めが違うのでしょうか?フロント右手後が家族風呂(福祉浴室・入浴補助
リフト有)。その左手奥が食堂で一席ずつ区切られたテーブル席や堀こたつ席、
20席80人分の大広間があります。さらにその奥には10畳・15畳の個室が各1室あります。
外観は近代的な公共温泉センター系の造りですが、中は和風で、星空の湯りえっくすの
美術館系とはかなり違います。食事は信州そば500円〜と安めです。

 脱衣所へ入ります。脱衣所のロッカーは鍵が差し込んであるタイプ(持ち帰り注意)で、
場所は自由に選べます。キーバンドのバーコードの番号はとは連動していないので注意。
脱衣所手前には時間制限なく自由に入れる岩盤浴室があって、サウナスーツ着用でないと
入れません。今や関東のスパ銭では急増してますが、長野でこの手の施設は珍しいのでは?
岩盤浴場の出入口には「八ヶ岳山系 上智水系の水」があって岩盤浴を利用しなくても
飲むことができます。おいしい。洗面所にはドライヤー・綿棒・顔用・全身用角質落し
クリームあり。

 いよいよ浴室へ。入って右手に遠赤外線サウナ、正面は全面ガラス張りの美術館風、
40〜41℃の一般浴槽(源泉掛け流し槽)、左手に42度の高温浴槽、浴室中に抹茶のにおいが
香るボディーソープ、シャンプー、屋外が「露天ヤッホー」で長細い露天風呂となって
います。手前側に屋根あり、奥には寝湯あり。露天風呂の水中にはベンチが置いてあります。
露天風呂は前庭は広いですが、下に道路が走っているので壁は高めです。晴れていれば
壁の上に八ヶ岳連峰が眺望できるようです。眺めはりえっくすの方が雄大かな。
雰囲気的には休暇村乗鞍高原の安曇乗鞍温泉天峰の湯にそっくりです。

 お湯ですが、源泉掛け流し槽は投入2ヶ所で窓側の水路にオーバーフロー。吸込・注入
塩素臭なし。小海リエックスよりも茶緑色に濁っており、カルシウム(貼紙曰く)の小さな
結晶が湯中を漂っています。においは昆布茶のようなにおいです。40℃と適温なので
気持ち良かったです。お湯は稲子湯本沢分岐下の仮称・松原湖高原カラマツの湯(現在は
北八ヶ岳松原湖温泉に改称?)のポンプ小屋(足湯跡)から小海リエックス2〜3km60L、
八峰の湯4.3km180Lの割合で引湯しています。お湯の鮮度は小海リエックス、投入量は
八峰の湯の方が上でどっちもどっちでしょう。

 高温浴槽・露天風呂は昆布茶の味がする天然温泉の投入各1ヶ所、底面吸込・側面注入
多数で強カルキ臭、無色透明に成分ろ過されています。投入がなければ真湯みたいな感じ
です。実は投入がなく真湯と睨んでいた小海リエックスの露天はここと同じく天然温泉
らしいです。これが関東で数年前の温泉センターであれば真湯のような循環浴槽しか
なかったのでしょうけど、源泉浴槽があるだけでもさすが信州の新しい温泉だと思いました。
ただし、長野の公共温泉施設としては豊野温泉りんごの湯や御嶽明神温泉やまゆり荘の方が
全浴槽が掛け流しなので上かなと思いました。

 注目の民営・小海リエックスと町営・八峰の湯との比較ですが、お湯は互角(鮮度前者・
湯量後者が上)、施設は前者、料金の安さは後者が上だと思いました。入り比べると、
お湯的には同じなのでつまらないですが、施設や雰囲気は違うのでおもしろいと思います。

 しかし、全国で一番、温泉利用状況の情報開示が進んでいる長野県にあって、まだ間に
合わなかったのか、温泉利用状況の掲示がなかったのは残念。パンフも作成中とのこと
でした。星空の湯りえっくすのオープン当初になかった成分値入り温泉分析書はありました。
以下の通りです。

 温泉分析書(鉱泉分析試験法による分析)(中No.13-140号)
1.申請者
氏名:社団法人 小海町開発公社
2.源泉名及び湧出地
源泉名:松原湖高原カラマツの湯(仮称)
湧出地:長野県南佐久郡小海町大字稲子字稲子入1356-1
3.湧出地における調査及び試験成績
(1)調査及び試験者:長野県薬剤師会 検査センター 第二課長
(2)調査及び試験年月日:平成13年11月9日
(3)泉温:46.0℃(調査時における気温10℃)
(4)湧出量:L/分(掘削による動力揚湯)
(5)知覚的試験:ほとんど無色澄明、鉄味・炭酸味を有す。
(6)pH=6.8
4.試験室における試験成績
(1)試験者:同上
(2)分析終了年月日:平成13年11月22日
(3)知覚的試験:微黄白濁を呈し、鉄味・炭酸味を有す。
(4)密度:1.0012(20℃において) 0.9994(20℃/4℃)
(5)pH=6.71
(6)蒸発残留物:1144mg/kg(乾燥温度180℃)
5.本水1kg中に含有する成分
Li=0.1 Na=158.8 K=51.1 Mg=72.4 Ca=104.3 Sr=0.9 Ba=0.5 Mn=0.2 鉄2=2.7 陽計=391.0
F=0.2 Cl=75.4 Br=0.3 I=0.4 硫酸=1.9 リン酸水素=0.3 炭酸水素=1057 陰計=1135
メタケイ酸=149.3 メタホウ酸=17.9 非解離計=167.2 溶存物質計=1693
遊離CO2=298.8 成分総計=1192
その他微量成分:Hg・Pb・Cd・Cr=不検出 総ヒ素=0.002
6.泉質:ナトリウム・マグネシウム・カルシウム-炭酸水素塩温泉(中性低張性高温泉)
平成13年11月26日 社団法人 長野県薬剤師会 会長

(参考)信濃毎日新聞「信州日帰り温泉紀行」/読売長野版「湯遊探訪」/7/1付毎日新聞長野版

※7月20日〜8月19日は午前6時から8時30分まで早朝営業あり

私のアルバム@八峰の湯目次

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.yahho-onsen.jp%2F

 

西方の湯  投稿者:えんぴつ  投稿日:2007年 7月15日(日)17時21分51秒
  国道345号線を山形から新潟方向に向かっていると大きな親鸞像が見えてきます。
その横にこの施設はあります。
入浴料を払い中に入ると、なんともいえない微妙な空間(^_^;)
廊下の一番奥が脱衣場です 。
脱衣場は普通の広さで縦長のロッカーがあります。
浴室
開けた瞬間に充満しきったアブラの香りが鼻をつきます。
湯船はかなり広く、湯船は熱いお湯、温いお湯、水風呂に別かれています。
ビターチョコレートのようなお湯がプクプクと泡をだしていました。
熱い湯船は浴槽内で温度にムラがありました。黒い湯花がワサワさと浮いています。透明度は20cmぐらい。
お湯は予想と違ってサラサラしていました。露天もあります。
露天の方はアブラ臭よりも、アンモニアといいますか、あかちんの香りが強烈でした。
湯上がり後はベタベタしないので爽快感が残ります。でも体は臭いです。
アブラ及び異臭系が苦手な方にはオススメできません。
ここは個性の固まりのようなお湯でした。
 

湯河原  投稿者:すなっち  投稿日:2007年 7月15日(日)00時34分13秒
  サクっと書き込みます。
久しぶりに湯河原に行ってきました。花鳥風月さんの書き込みを見たら急に行きたくなりまして。
坂口屋旅館さんは時間切れで行けませんでしたけど、次回は必ず行きたいな。

「ままねの湯」で「熱いよ〜」と大騒ぎしながら(誰もいなかったので)30秒ほどつかりました。足もお腹も真っ赤赤。家に戻って一体何度あるんだろうとググッてたらリンクのHPが見つかりました。

非常に納得。エアコンと汗で身体を冷やす夏こそ彼の温泉のシーズンかも。

実は「ままねの湯」は初体験でした。野沢まで行かなくても、こんなにすばらしい激熱湯があったんですね。

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww21.ocn.ne.jp%2F%7Espa-mich%2Ftodofuken%2Fkanagawa%2F031_mamane.htm
 

Re:Re:圏央道  投稿者:ONKEN21  投稿日:2007年 7月12日(木)23時07分37秒    編集済
  >恵比寿さん
 お返事ありがとうございます。日本三大七夕は仙台、平塚、安城(愛知)みたいですね。
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fja.wikipedia.org%2Fwiki%2F%25E4%25B8%2583%25E5%25A4%2595
恵比寿さんご出身の仙台は別格です(^^)。平塚はハデさが湘南らしいというか…。
私の住む深谷の七夕も○十年前の幼い頃は飾りがスゴかったのですが、今は商店街の衰退で
見る影がないですね(^^ゞ。7/28の小川町の和紙飾りの七夕も風流でいいですよ。

圏央道ですが、高尾山の自然保護運動もありますし、かなり遅れているようですね。
東名絡みでは海老名JCTが2009年、東名〜中央道間のドッキングが2012年のようです。
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.kenodo.net%2Fwhat.html
東名ドッキング後は箱根・伊豆方面が日帰り圏に入ってくると思います。

私が圏央道以上に楽しみにしているのは北関東道の東北道とのドッキングですね。
栃木・福島のすばらしい温泉群が日帰り圏に入ってきます。
さらにその背後にある日本一の温泉地帯、みちのくがずいぶん時間短縮になります。
これは上信越道の開通で長野が日帰り圏になったこと(これが私の新しい道路に対する
興奮の原点^_^;)以来の喜びでしょう。改めて温泉に関してはいいところに住んでいる
と思っています。

(タイムリーニュース)らくださんの温泉ニュースBlog・流れ星さんの湯めぐり日記Blogより
以前お伝えした通りとちぎ観光ニュース)栃木県真岡市・北関東道真岡ICすぐそばの
真岡インター天然温泉森の泉「スパリゾート・フジ」が8月20日(予定)オープンします。
栃木県真岡周辺では珍しい民間の温泉施設です。タオル・館内着付680円、安い!
ここも北関東道ができれば1時間ちょっとでしょうか。
とりあえず北関東道宇都宮上三川IC-真岡ICが今年度中に開通予定みたいです。
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.sparesort-fuji.com%2F

>あまり温泉らしさが残っておらず、
うーん、私も内心それは感じました。お湯そのものはともかく、東京のすぐそばの安い公営
温泉で消毒なしの源泉浴槽を10年も昔から設けたということだけでもスゴイと思います。
今時の民間のスーパー銭湯なら当たり前の感がありますが…。
神奈川の温泉に対する意識って、箱根・伊豆や山梨が近いせいもあるかも知れませんが、
かなり高いものがありそうですね。
 

Re:圏央道  投稿者:恵比寿  投稿日:2007年 7月12日(木)00時29分31秒    編集済
  >ONKENさん
 こんばんは。平塚の七夕祭りは日本三大なのですか? 地図で見ても、どこで何をやっているかよく分からなかったのですが、7日の夜に国道1号が混んでいたのはきっとそのせいですね(泣)。
 新しい道路に興奮されているようですが、なんとも羨ましい限りです。交通事情の進展は生活様式さえも変える可能性がありますからね。
 先日、久しぶりに東名を下っていると、圏央道とのジャンクションがほぼ完成したような姿を見せていました。それにしては開通が先なのですが…。楽しみですね。

 藤野やまなみ温泉は、比較的近いということもあって、私が唯一温泉を汲み上げ輸送したところ。自宅で歩行不能な親父に温泉に入れ入れとしたものの、あまり温泉らしさが残っておらず、歯がゆさを感じたりもしたものです。そういえば、ご近所の大江戸東山温泉(既に閉店)も汲み上げはしていないので、少々悔いが残りますかね…?

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fhiro33.cocolog-nifty.com%2Fichiyu

 

圏央道で行く平塚七夕と「藤野やまなみ温泉」  投稿者:ONKEN21  投稿日:2007年 7月12日(木)00時15分4秒    編集済
   圏央道シリーズ第2弾として開通2週間後の7月8日に神奈川県平塚市の「湘南ひらつか
七夕まつり」と相模原市の「藤野やまなみ温泉」へ自遊人パスポートで入ってきました。
山梨に続き、神奈川への圏央道開通効果を見るために、日程を示しておきます。

自宅13:30→青梅IC15:20(64km)→(圏央道)→相模湖東出口16:00(99km)→(R412)
→平塚17:30〜19:05(140km)→(県道)→藤野やまなみ温泉20:15〜21:15(184km)
→相模湖(食事)21:32〜22:15(194km)→相模湖IC22:30→(圏央道他)
→花園23:15(280km)→自宅23:35(294km)

 F市からは通行料金をケチるために小川・飯能と下道を行き2時間、青梅から圏央道に
入ります。あっという間に神奈川県に入るものの、相模湖からが長くて自宅から平塚まで
4時間でした。圏央道が厚木まで通じるまでは、直通のJR湘南新宿ラインの方がかなり
便利で早いかな?湘南ひらつか七夕まつりはさすが日本三大七夕。幼い頃見た仙台七夕や
深谷七夕以来、見たことのない豪華さでした。夜の電飾もハデハデできれいですね。

 平塚からは伊勢原・七沢・宮ケ瀬湖を経由して44km、1時間の山道で「藤野やまなみ
温泉」に着きます。平塚を19時過ぎに出発したので、着いたのは受付終了5分前の20:15。
21:00閉館ですから、あまりゆっくりできなかったのは残念。みしゅらんうつぼさんなど
たくさんのレポあり。私は八王子付近の渋滞がネックとなっていたため初めてです。

 行き方は東京・埼玉方面からは中央道・相模湖IC下車。R20を大月方面に向かい、藤野駅
前を左折、山道を走ること15分で左に入ると「藤野やまなみ温泉」があります。
帰りは藤野温泉から自宅まで高速利用で100km、1時間40分、本当に近くなったものです。
藤野やまなみ温泉は今年3月11日に旧藤野町が相模原市に編入されたのに先立ち、2月より
指定管理者制に移行しています。こんな山の中まで政令市移行予定の相模原市とは驚きですが…。
それに伴い通常3時間大人600円、小学生300円のところ、夜7時(12〜3月6時)から大人
400円、小学生200円の夜間料金が、また3時間300円、1日500円の障害者料金も導入され
ています。館内でめん類やご飯類の飲食販売も始めたようです。キー付下足ロッカーに靴
を入れ、受付に自遊人パスポートを出すとハンコを押してもらい、3時間の時間制限が
あるため、時間の書かれた紙を受け取り、退館時に提出します。超過料金は別途1時間に
つき100円。夜間400円+障害者300円で二人で700円が無料になったに過ぎません。

 館内に入り左手が食事のできる中広間の無料休憩所、奥がこの日の男子浴室の森の湯です。
男女交代のもう一方は湖の湯で、露天風呂からは遠くにやまなみを望むことができるようです。
館内には特別室もあって、6畳3時間1200円〜22畳1日10000円で借りることもできます。
ロッカーはプールにあるタイプで100円玉は不要、キーの持ち帰りに注意。

 内湯へ。左手はバイブラ(湖の湯はジェット)浴槽でレジオネラ菌防止のためバイブラ
は中止しています。奥は大岩が組まれた源泉浴槽。造りが山梨にありそうな岩風呂を連想
させます。右手にはカランやウェット(湖はドライ)サウナと水風呂があります。
露天風呂は内湯の窓に沿ってL字型をしていてうなぎの寝床のように細長いです。

 お湯ですが、内湯旧バイブラ浴槽と露天風呂が投入1ヶ所、側面注入ありで、吸込や
オーバーフロー不明、強カルキ臭のチラシ曰く“源泉かけ流し・循環ろ過併用風呂”。
源泉風呂は一時加温投入ありのぬるいお湯、加水・吸込・注入・カルキ臭全てなし、
床にオーバーフローのかけ流し。やや薄塩味と重曹臭味があって、やや白っぽく濁って
います。投入口はコゲ茶色に変色。

 ここの特筆すべきは公共温泉としては群馬の南郷しゃくなげの湯や長野の豊野りんごの湯
のようにかなり珍しい消毒なしの源泉風呂となるでしょう。おまけに山梨の温泉を連想
させるようなぬる湯。やはりここは山梨に近い“ぬる湯文化圏”ですね。夏はとっても
気持ちいいです。ここでは常に常連さんが長湯を楽しんでおり、私も閉館時間ギリギリ
までぬる湯を楽しみました。帰るのが名残惜しかったです。藤野やまなみ温泉は循環浴槽
と源泉浴槽の対比があまりにも大きくおもしろいと思います。すべて強カルキの循環に
しがちな公共温泉施設は是非、藤野やまなみ温泉の源泉浴槽を参考にしてほしいです。
藤野やまなみ温泉の源泉浴槽の存在感は大きいものがあります。浴中は肌がややキシキシ
し、浴後はぬる湯でも火照ってきます。

 21時に退館した後は玄関隣の駐車場隅にある温泉スタンドをお湯をいただきます。
ナゾの温スタシリーズin初の神奈川編です。100円玉を入れても出ない、何と専用コイン式
でした。閉館してしまったのですが、フロントで専用コインを買います。閉館後はポンプ
を止めてしまうので汲むことができない場合があるそうですが、この日は汲めました。
100L100円専用コイン1枚です。コックや残量表示あり。
お風呂に10Lぐらいずつ加水して入れたのですが、入浴中の浴感はないものの、浴後の
ポカポカ感は強く、汗が引きません。冬は温まりそうですね。

 平成8年分析の古い温泉分析書が脱衣所に掲示してありました。()内は平成18年に分析
したばかりで館内掲示のなかった自遊人温泉分析書図書館のデータです。

(神奈川温研 第1007号)温泉分析書
1.申請者:藤野町長
2.源泉名:藤野温泉(源泉名:藤野やまなみ温泉) 台帳番号:津久井第2号
3.湧出、揚湯地:神奈川県津久井郡藤野町牧野字中尾4336(施設:牧野4225-1)
4.湧出、揚湯地における調査及び試験成績 現地試験日時:平成8年9月19日11時20分
泉温41.8(35.5)℃ 気温27.5℃
揚湯量:110L/min 湧出形態:動力揚湯
(動力)電動量:7.5KW、グルンドフォス式SP8A型50段水中ポンプ使用
掘削深度:1800m 海抜標高:310m
静水位:自噴(地表面基準) 水位測定日:平成8年9月15日
知覚的試験:無色透明無臭 pH値:9.29(9.4)
5.試験室における試験成績 分析終了日:平成8年11月8日
知覚的試験:無色透明無臭 pH値:9.33
密度:1.0017(20℃) 電導度:5170(5310)μS/cm(25℃)
蒸発残留物:3968(4041)mg/kg(110℃乾燥) 成分総計:4038(3866)mg/kg
6.試料1kg中の成分
Li=0.03(0.03) Na=807(768) K=6.77(5.46) Mg=0.07(0.02) Ca=535(513) Sr=0.08(0.14)
一鉄=0.05(0.12) Al=0.22(0.09) (アンモニウム=3.35) 陽計=1349(1290)
水酸=0.34(0.43) F=4.23(0.51) Cl=1010(1080)  (HS=0.15)  硫酸=1570(1380)
炭酸水素=15.6(33.9) 炭酸=2.38(6.49) 硝酸=0.31(0) メタケイ酸=15.6(15.3)
(メタケイ酸2=0.09) メタホウ酸=18.6(15.5) (Br=2.84) 陰計=2637(2535)
メタケイ酸=39.6(31.0) メタホウ酸=12.0(10.0) (遊離CO2=0.04) 遊離成分計=51.6(41.0)
As=0.003(0.003) Zn=0.03
7.泉質:ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉(旧泉質名:含塩化土類-芒硝泉)
アルカリ性 低張性 温泉
(ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉(旧泉質名:含石膏-食塩泉))
分析者:神奈川県温泉地学研究所
平成8年11月8日(平成18年10月16日)

(湖の湯・森の湯 内風呂・露天風呂)
温泉の加水について:行っていません。
温泉の加温について:行っています。(理由:入浴に適した温度に保つため加温しています。)
循環装置等について:循環装置等の使用あり
(理由:温泉資源の保護と衛生管理のため、循環ろ過装置を使用しています。)
入浴剤、消毒について
入浴剤の使用なし
消毒処理:行っています。(消毒処理を行う理由:衛生管理のため、消毒をしています。)
消毒の方法:塩素系薬剤(電解塩素)を使用し、消毒しています。

(湖の湯・森の湯 内風呂(源泉風呂))
温泉の加水について:行っていません。
温泉の加温について:行っています。
(理由:入浴に適した温度に保つため、一時的に加温しています。)
循環装置等について:循環装置等の使用なし
入浴剤、消毒について
入浴剤の使用なし
消毒処理:行っていません。

※「圏央道開通記念 平塚七夕」ブログアルバム

↓相模原市のHP

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.city.sagamihara.kanagawa.jp%2Fkeizai%2Fkanko%2Fshisetsu%2Fhtml%2Fyamanamionsen.html

↓相模原市観光協会のHP

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.e-sagamihara.com%2F

 

白岩温泉 「白岩館」  投稿者:うつぼ  投稿日:2007年 7月11日(水)01時57分47秒
  房総の続編です。長文連打すみませぬ。

白岩温泉「白岩館」(千葉県鴨川市、10:00〜16:00(時間確認要)、500円、0439-39-2737)
紹介HP

鴨川市と君津市の境にある温泉宿。ナイジェルさんのレポあり。鴨川市といっても旧天津小湊町の最奥で、ロケ的には君津のお湯です。君津と天津小湊をむすぶ県道81「清澄養老ライン」沿いにありますが、県道とは名ばかりの林道ばりの渓沿いの細道なので要注意。付近は七里川渓谷とよばれる紅葉の名所らしいので、紅葉時期にはたいへんなことになるかも。

七里川温泉から南下すること4-5q、鴨川市に入ってすぐの左手にある建物が一軒宿の「白岩館」です。Pの奥の木塀に大きく「露天風呂」の文字。途中道沿いに入浴可の看板をたくさん出していますが、混雑時には断られることもあるので事前TELがベター。
玄関で声をかけると宿の人が出てきました。ナイジェルさんレポやネット情報では日帰りはふつう露天風呂のようですが、この日は内湯に案内されました。露天にお湯は入っていたので、加温がされていなかったのでは?
なお、露天はふたつあり、いずれも岩組鉄平石造のようです。

廊下の奥に内湯がふたつ。この日は奥が女湯で手前が男湯。というか、臨機応変に案内しているようです。脱衣所、浴室ともに狭く、換気が悪いのには閉口。浴室の窓は広めですが閉め切りなのでそうとうにこもっています。
タイル貼3-4人の浴槽ひとつとシンプル。カラン2(温泉)、シャワー・シャンプーあり、ドライヤーなし。年始12時で独占。
底面のパイプからやや熱めのお湯を注入(湯量調整可)で、槽内排湯はなくオーバーフローの加温かけ流し。

やや熱めのお湯は、黄色がかった微濁で茶と白の湯の花が大量に浮遊しています。
湯面は弱いイオウ臭の残留臭。弱ヌルすべのお湯には強い温まりがあり、浴後は肌すべすべに。
カランの水はさらに優れもので、たまご味+弱重曹味にかなり強いしぶ焦げイオウ臭のヌルヌル水で、重曹硫黄泉のイメージばりばり。ほてった身体にイオウ臭香るたまご水を浴びるのが異様に快感。総硫黄=0.8g/kgでこの明瞭なイオウ臭は、かなり源泉が近いのでは。
浴場の手前にある洗面所のカランもイオウ臭ばりばりだったので、これも源泉でしょう。

正直あまり期待していませんでしたが、予想外のイオウ攻撃にびっくり。七里川、ここと廻ればイオウ泉マニアもかなり満足できるのでは?

規定泉(総硫黄・メタほう酸・メタけい酸)(Na・Ca-HCO3型) 15.7℃、pH=8.3、35L/min自然湧出、成分総計=0.437g/kg、Na^+=74.6mg/kg (66.26mval%)、Ca^2+=20.2 (20.65)、Cl^-=34.4 (19.84)、HS^-=0.8、HCO_3^-=201.4 (67.48)、陽イオン計=104.9 (4.89mval)、陰イオン計=260.9 (4.89mval)、メタけい酸=65.7、メタほう酸=5.5、硫化水素=0.1未満 <H16.9.21分析> (源泉名:白岩温泉)

<温泉利用掲示> 加水:なし 加温:あり 循環濾過:なし 消毒:なし

なお、このすぐそばに清澄温泉(単純S冷鉱泉 15.2℃ pH=8.01)というのが以前あったようですが、同一源泉かどうかは不明。
 

ふじやま温泉 「ふじやま温泉」  投稿者:うつぼ  投稿日:2007年 7月11日(水)01時55分12秒    編集済
  富士吉田の新顔施設です。

<ふじやま温泉「ふじやま温泉」> (山梨県富士吉田市、10:00〜23:00不定休、1,500円(土休日・繁忙期・夏季2,000円)(館内着、タオルセット付)、0555-22-1126)
2004年5月、掘削湧出した富士急ハイランドの新源泉は2005年夏にリゾートプールで利用、2006年11月28日に日帰り温泉施設「ふじやま温泉」として満を持してデビュー。高料金につき躊躇していましたが、面白い泉質なので意を決して突入(^^;)

富士急ハイランドやホテルとは別の入口とP。Pは温泉利用で無料です。
総工費約12億円の館内は広くて4層。1階がフロントと浴場(別棟)、2階が和風ダイニングとTV付リクチェア設置のリラックスルーム、3階が展望休憩室とボディケア、4階がレディースフロア(リラックスエリア、ヒーリングルーム、トリートメント)。

1階ロッカールームで館内着に着替え館内はこれで過ごします。
1階別棟の浴場は手前が男湯、奥が女湯。男女湯の構成はほぼシンメトリ。
脱衣所は意外にせまく、団体入場時にはごったがえしでは?
入って右手にかけ湯、左に洗い場、その奥に日替わり風呂(黒みかげ石造5-6人、温泉)とならんでバナジウム風呂(同7-8人、富士山の天然地下水使用)と窓側に大風呂(同25人以上、温泉)。右手には寝湯(ジャグジー×2、ジェット×3、たぶん温泉)と水風呂(たぶん井水使用、循環ながら入り心地いい、微カルキ微収斂味)。露天につづく廊下横にサウナと岩盤浴(別料金)。
100坪を越す内湯ゾーンは飛騨高山の伝統工法を駆使した梁組工法で、純木造の浴室としては日本最大だそう。高い天井、檜やケヤキなどがっしりとした柱や梁はたしかに圧巻。ただ、場内のタイルが不陸のうえに勾配がうまくとられていないので、あちこちに水たまりがあるのは不快。

露天はスパ銭の標準的な広さですが浴槽がひとつなのでわりにゆったり。石庭とデッキチェア配置のテラスあり。石枠伊豆石貼20人以上一部屋根つき露天は、温泉使用で深めで入り心地のいいもの。塀にかこまれた露天からは富士山はあまりよくみえないようです。「あれ?富士山みえないの?」「4階に露天つくればよかったのに」というお客の声。
カランセパ式16(少なすぎ)、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。金曜22時で20人以下とゆったり。

内湯大風呂・露天ともに湯口から投入、底面注排湯ありの循環仕様。露天の湯口には白い石膏の析出とクリーム色の石灰華がでています。

お湯は内湯大風呂と露天で大差なくどちらも適温、濃度感は露天の方があったような気がしました。ほぼ無色透明で浮遊物なし。湯口で弱めながら重曹味と芒硝味と微苦味と微塩味と弱薬品味がまじる複雑な味。微苦味はあとに残る正苦味泉的なもの。
味からみて、すくなくとも湯口は非加水加温の源泉かと思います。
湯口はほぼ無臭で、湯面では薬品臭(内湯はわずか、露天は中程度)。よわいとろみを帯びた硬めのお湯で、キシキシベットリとする独特な湯ざわりがあります。
Mg・Ca・Na-HCO3・SO4・Cl泉というストレートフラッシュ温泉ですが、各成分が調和しているというよりはお湯のなかで喧嘩しているような荒削りな感じのするお湯。
成分構成的には吾妻の名湯、平治温泉に近くさらに濃いのですが、お湯のイメージはぜんぜんちがいます。

無色透明だし、湯ざわりも硬めなので、「これって温泉?」と思われがちなお湯ですが、意外に力感があり長湯はつらいです。浴後は肌に弾性がついてさっぱり涼やか。
河口湖あたりのお湯はこんな感じのお湯が多いですが、おおむね温泉らしい雑味に欠けるので温泉好きはやや不満かも。これに鉄や硫黄が入ったら一気に面白いお湯になるような・・・。

露天湯口は湯だめになっていて、ここの湯ざわりはかなり個性的、源泉じたいはやはりかなりの実力派かと思います。露天は加水にして、浮いた湯量を日替わり風呂かバナジウム風呂で源泉かけ流しにすれば、温泉好きも満足できる施設になるのでは?

料金は、ホテル宿泊客は無料、ハイランド利用客は300円引、ポイントカード会員(無料)になると300円引、19時以降は平日1,000円、土休日1,500円になります。(ただし割引適用は次回から)
また、ホテル内のレストランで2,000円以上食事すると500円引で入場できます。ここの中華「上海菜館」の味はいいのでこれはおすすめかも。
あと、こんな割引券もあります。(当日はこれで1,300円で入場、焼け石に水ですが・・・(笑))

施設はそこそこ充実しているので、半日でもまったり過ごせば高料金もモトをとれると思いますが、「レジャーのあとに一風呂」には高すぎでしょう。河口湖あたりの日帰り温泉の相場は週末でも800円(クーポン利用)なので、この料金設定はどうでるか?
しかも現況、お湯の面白さでは「麗峰の湯」(500円)や「天水」(クーポン800円)の源泉槽のほうが上なので、平日の集客はどうなのかな?(ポイントカードのメリットがだんだん増えてきている ^^; ) 個人的には安価な一浴コースがほしいところです。(館内着もタオルもリラックスルームもいらない)

Mg・Ca・Na-炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物泉 26.0℃、pH=7.3、193.0L/min(1,500m掘削揚湯)、成分総計=3.655g/kg、Na^+=376.2mg/kg (31.65mval%)、Mg^2+=220.6 (36.11)、Ca^2+=341.4 (32.97)、Fe^2+=0.00、Cl^-=530.5 (29.17)、SO_4^2-=856.1 (34.74)、HCO_3^-=1128.9 (36.07)、陽イオン計=943.7 (51.69mval)、陰イオン計=2516.5 (51.29mval)、メタけい酸=92.5、メタほう酸=42.6 <H18.10.30分析> (源泉名:ふじやま温泉)

<温泉利用掲示> 加水:なし 加温:あり 循環濾過装置:使用 消毒系薬剤:使用
 

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