クチコミ 情報
2007年6月21日〜6月30日

巣鴨のSAKURAの対応。  投稿者:すなっち  投稿日:2007年 6月30日(土)18時31分26秒
  巣鴨のSAKURAから葉書がきていました。

抜粋

「当館の温泉抑揚設備・脱ガス設備は完全屋外型で、温泉抑揚設備の近傍にガスセパレーターを設置し戸外で開放しえいる為、可燃性のメタンガスが一箇所に蓄積・滞留する事はありません。更に施設内では完全に脱ガス処理された温泉を使用しておりますが、各所にガス感知器も設置しております。

ご質問等が御座いましたたら、SAKURAまでご連絡いただけます様、お願い申し上げます」

SAKURAには、26日に消防庁、警察署、保健所、区清掃環境部環境課の立入検査が入ったそうです。「何れも検査結果に問題はありませんでした」とのこと。

東京の9割の温泉施設がガス探知機の設置をしていないそうなので、SAKURAは事故前から設置していた1割に含まれる貴重な施設ということになりますね。それで、顧客に対する対応も早いと。まぁ、葉書の文面を額面通りに受け取った場合ですが…

しかし、消防庁、警察署、保健所、区清掃環境部って何を検査したんでしょうね。いつも思うんですけど、行政って後手後手の対応しかできないんですね。
 

Re:Re:圏央道で行く正徳寺温泉「初花」  投稿者:ONKEN21  投稿日:2007年 6月30日(土)01時50分31秒    編集済
  大野あやさん、お久しぶりです。
日曜夕方の初花は男湯で20〜30人は入っていたかな、ずいぶん混んでいましたね。
近いうちに藤野やまなみ温泉へ行ったついでに、甲府市内の温泉も攻めてみたいと思います。

 実は中山平温泉琢eは1月に青春18きっぷでくりはら田園鉄道のさよなら乗車に行った際、
立ち寄りをかなり検討していたのです。しかし、陸羽東線の本数が少な過ぎてあきらめて
しまった経緯があります。今度は大曲花火競技会の行き帰りに立ち寄れないかな〜
と考えているところなんです。
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.travelog.jp%2Fuser%2Freport_j%2Freport.php3%3Fuserid%3DONKEN21%26seqno%3D16

ここで圏央道・関越道・中央道にやや絡む温泉情報です。
・北八ヶ岳松原湖温泉「八峰の湯(ヤッホーの湯)」(長野県小海町)7月1日オープン!(6/28付信濃毎日新聞
→源泉は小海リエックス内「星空の湯りえっくす」と同じ「北八ヶ岳松原湖温泉(松原湖高原カラマツの湯)」
・しんとう温泉ふれあい館(群馬県榛東村)6/26より温泉復活(6/28付上毛新聞
はまゆう山荘(群馬県高崎市倉淵町)今年度中に天然温泉導入(6/28付上毛新聞
・小野上新温泉センター(群馬県渋川市)着工、来年GWオープンへ(7/1付上毛新聞

http://9118.teacup.com/onken21/bbs

 

Re:圏央道で行く正徳寺温泉「初花」  投稿者:大野あや  投稿日:2007年 6月30日(土)00時52分49秒    編集済
  ONKEN21さん、こんばんは。
八王子JCT通って山梨へ行かれたんですね!
私はまさしく開通日に同じ山梨の初花へ久しぶりに行ってきました。
(温泉好きの行動パターンは同じってことでしょうか?)

>鳴子のうなぎ湯も気になるんですが…。

ちょうど2週間前に鳴子へ行って自遊人掲載の中山平温泉琢eにも入ったんですが、
ヌルヌル具合は初花のほうが強かったけど湯のとろみ感が琢eにある・・・という感想でした。

最近は混雑しているので足が遠のいていましたが、梅雨時だったからか土曜昼過ぎから
夕方にかけての女湯は、多くて10人ほどとのんびりと状態の良い源泉浴槽を楽しむこと
ができました。
カランも源泉利用だし、うなぎは美味しいし、なかなかに気に入った温泉です。

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fblog.goo.ne.jp%2Fayasen_latte%2F

 

圏央道で行く正徳寺温泉「初花」  投稿者:ONKEN21  投稿日:2007年 6月29日(金)23時53分45秒    編集済
   6月23日(土)、圏央道・あきる野IC〜八王子JCTが開通しました。開通を記念して
翌日早速、山梨へ日帰りで行ってきました。山梨では韮崎市の甘利山のレンゲツツジを見て、
甲府市の「風林火山博」を見物、山梨市の正徳寺温泉「初花」を自遊人パスポートで入り、
うな重を食べてきました。圏央道開通効果を見るために、日程を示しておきます。

自宅10:10→花園IC10:35(15km)→(関越道)→鶴ヶ島JCT10:52(44km)→(圏央道)
→八王子JCT11:22(84km)→(中央道)→談合坂SA11:36〜54(103km)→甲府昭和12:31(160km)
→双葉SAスマートIC12:35〜13:14(165km)→甘利山13:52〜14:04(186km)→
→風林火山博15:15〜16:15(216km)→初花16:48〜19:28(227km)→(R140)
→秩父21:03(300km)→自宅21:44(334km)

 埼北〜甲府間は圏央道経由で約2時間、高速料金4550円、R140で3時間弱、有料道路料金
1120円、うーん、時間も短縮され、雁坂越えの山道が高速道はない分、楽ですが、お金は
かかりますね。開通効果は八王子→群馬・新潟間の方が高いかも知れません。
圏央道の開通区間はトンネルが多く、自然保護や土地買収等でずいぶん難航したようです。

 山梨では双葉SAの軽食コーナーでほうとう680円を食べます。甘利山はレンゲツツジ
開花が100%で満開でしたが、雨が強くて駐車場付近しか見られませんでした。
甲府市内ではNHK大河ドラマ「風林火山」をテーマにした「風林火山博」を見ます。
駐車場は市街地のためほとんどなく市役所や民間の有料駐車場に止めることになります。
入場料600円。私は歴史好き・大河ファンなので興味深く見ました。

 甲府市内からはR140(彩甲斐街道・雁坂みち)を秩父方面に向かって30分。石和や春日居を
過ぎ、山梨小学校手前・交番のある信号を右折。山梨農協を右折、すれ違いの難しい狭い
路地を進むと「正徳寺温泉初花」がありました。山口温泉とそっくりなロケーションです。
初めて行く人は迷い易いので注意。私も近道をしようとR140の手前から入ったら、道が
細くなり通り抜けらずにUターンしてしまいました。参考までに自宅からは圏央道
(勝沼)経由150km・R140(雁坂トンネル)107km、共に2時間15分です。相模湖IC下車、
藤野やまなみ温泉の自遊人での入浴は時間の都合上、断念しました。
みしゅらんうつぼさんレポあり

 玄関を入り下足ロッカーに靴を入れ、キーを受付へ。自遊人パスポートに受付者のハンコ
を押してもらいます。通常は3時間600円(食事をすると+30分)、延長30分200円。
一日休憩1400円。受付で番号指定のロッカーキーを受け取ります。左手はうなぎを中心と
した日本料理に長い歴史があるというお食事処、右手が浴室への渡り廊下、正面の階段を
上ると個室や大広間があるようです。脇にあるウッドデッキのある小休処もあります。

 料亭風の渡り廊下を渡ると浴室入口前に「天恵泉」という温泉水の飲泉所があります。
飲泉所ではペッドボトル3本まで汲むことができます。ポリタンや浴室内での汲み取りは禁止。
私も3本汲んできました。飲むとまろやかな甘い味がします。やや黄色っぽい感じです。
なお、食事処の水も温泉水です。ちょっと古くて、湿気でムッとする脱衣所のロッカーに
服を脱ぎ鍵をかけます。ドライヤーは無料になってました。

 いよいよ浴室へ。手前に36℃の源泉浴槽、奥に42℃高温浴槽。中央に恐らく非加熱の
温泉かけ湯。右手のカランのお湯も肌がヌルッとする温泉使用。次に露天へ。内湯側屋根
の下に寝風呂、前に滝の打たせ湯から注がれる38℃大野天風呂、奥に洒落た蒸し蔵風呂、
サウナ、25℃の鉱泉風呂、17℃の冷水樽風呂。25℃の鉱泉風呂は他の温泉浴槽同様ツルスベ
だったので、別井戸もしくは浅いところから湧いている鉱泉でしょうか。ここがあまりに
気持ちよかったので冷水樽風呂には入りませんでした。各投入口に飲泉カップあり。
ゴミ取り・ヘアキャッチャー用の吸込・大量オーバーフローあり。

 いよいよ温泉のお湯についてです。まずは内湯の36℃源泉風呂へ。お湯の色は黄色っぽく
気泡浮遊、甘味無臭です。硫黄臭はないみたいです。驚いたのは肌の強烈なヌルスベと泡付。
まるでオイルを塗りたくったようにヌルヌルしてまるでウナギの肌みたいです。さすが
うなぎ屋さん(^_^;)。お湯で顔を洗ったら、カミソリ負け状態で一晩、強烈にヒリヒリ
してしまいました。このようなヌルスベは山形県の羽根沢温泉以来でしょうか?鳴子の
うなぎ湯も気になるんですが…。我が国有数のヌルスベ湯ここにありといいたい
秩父・雁坂の向こうにこのようなお湯があったとは驚きました。湯使いも贅沢に投入・
オーバーフローしています。またヌル〜いお湯で長湯できるのも山梨らしいです。
しかし湯上り後は山口温泉に負けず劣らず強烈に火照り、汗もとまらず夏は結構つらいです。
評判通りすばらしいお湯でした。

 湯上り後は自遊人と帰りの高速代で浮いた分で、評判のうな重(1750円)を奮発しました。
うなぎのほぐれるようなやわらかさ、その味は今まででも最高レベルでおいしかったです。
うなぎ屋のうなぎは貧乏人だったので、初めてでした。やはりスーパーで買ううなぎとは
ぜんぜん違います。ここほど、いい湯、いい味で満たされた温泉はこれまでなかったです。
かなわぬ夢ですが、廃業してしまった甲府の碇温泉や栃木の益子うな八温泉でも食べて
みたかったです。スタミナを十分に付け、雁坂・秩父越えで自宅に帰りました。

 温泉分析書は浴室の渡り廊下2ヶ所と飲泉所に掲示してありました。自遊人の温泉分析書
図書館に掲示がないので、温泉利用状況とともに掲示しておきます。

温泉分析書
2.源泉名および湧出地:山梨市正徳寺1093-1(初花:同番地)
3.湧出地における調査および試験成績
(ロ)調査および試験年月日:平成元年9月26日
(ハ)泉温35.8/38℃(気温25.4℃)
(ニ)湧出量:199L/分(自噴) 動力使用時800L/分以上
(ホ)知覚的試験:黄褐色、細かな気泡、無味、無臭
(ヘ)pH値:9.3
4.試験室における試験成績
(ロ)分析終了年月日:平成元年10月26日
(ハ)知覚的試験(24時間後):ごく僅かに黄褐色、澄明、無味、無臭
(ニ)密度:0.9985(20℃)
(ホ)pH値:9.33
(ヘ)蒸発残留物:0.3332g/kg
(ホ)導電率:460μS/cm
5.試料1kg中の成分
Na=89.7 K=5.5 アンモニウム=1.2 Mg=0.2 Ca=2.5 鉄2=0.8 陽計=99.9
F=2.7 Cl=61.2 硫酸=40.0 リン酸水素=0.5 メタ亜ヒ酸=0.3 炭酸水素=9.8
炭酸=39.0 ホウ酸=10.1 陰計=163.6
解離成分総量=02635g/kg
メタケイ酸=116.3
溶存物質・成分総計=0.3798
Pb=0.07 Cu=0.029 Mn=0.027 Zn=0.011
Ba・Al・Cd・総水銀・チオ硫酸・硝酸=不検出
6.泉質:アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性温泉)
平成元年10月30日 山梨県衛生公害研究所長
※地下945mより湧出

加水:源泉100%かけ流し、加水なし
加温:入浴に適した温度に保つために一部の浴槽に加温しています
循環ろ過:落葉等のゴミを取る為、一部の浴槽にヘアーキャッチャーを取付けています
消毒:温泉水は毎日換水。一週間に一度配管内の清掃の為、塩素系薬剤を使用

※「圏央道開通記念 山梨日帰り旅」ブログアルバム

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.hatsuhana.info%2F

 

Re:お湯が緑の訳は?  投稿者:うつぼ  投稿日:2007年 6月27日(水)12時51分51秒
  >やませみさん、パグ犬さん
横レスごめんなさい。

となると、青い湯色はレイリー散乱で、空が青くみえるのと同じ、白いにごり湯はミー散乱で、雲が白くみえるのと同じ原理ということになりますか・・・?。
空と湯色の意外な共通点(^^)。

あと、なまった硫黄泉にみられるバスクリンのような緑ですが、緑色硫黄細菌や藻類のクロロフィルは関係しませんか?
 

Re:お湯が緑の訳は?  投稿者:パグ犬  投稿日:2007年 6月27日(水)11時34分11秒
  やませみさん とても分かりやすい解説をどうもありがとうございます。

学生時代チンプンカンプンだった化学ですが、興味の対象と結びつくとグッと身近にかんじられるのもですね。
そういえば蔵王の共同湯がごく淡い緑色だったのを思い出しました。
月岡、熊ノ湯の源泉が透明だというのも驚きです。

まだまだ温泉には謎につつまれていることが多いのですね。
ますます温泉が好きにまりました。今後も神秘を感じながら温泉を楽しませていただきたいと思います。

たいへんありがとうございました。
 

Re:お湯が緑の訳は?  投稿者:やませみ  投稿日:2007年 6月26日(火)17時03分17秒
  パグ犬さん こんにちは

陽イオン(cation)のほとんどは金属なのですが、
とくに金属カチオンという場合、鉄、マンガン、銅、亜鉛などの遷移元素のことです。

第一鉄イオンFe(II)は緑色ですが、この発色はとても弱いので、
気もち緑がかっているかな?という程度の淡い湯色にしかなりません。
空気に触れると第二鉄イオンFe(III)に変わり、褐色の濁りを生じてきます。
銅イオンは鮮やかな青緑色で、鉄イオンの色よりはずっと濃いです。
ほかにもおもしろい発色の金属はいろいろありますが、
いずれにしろ咲花温泉の分析にはこれら成分はほとんど含まれないので、
緑の湯色をこれで説明するのはいささか苦しいかなと思います。

蔵王や万座などの酸性硫黄泉では、淡緑色から青っぽい白濁に変化します。
温泉が新鮮なときの淡い緑色は鉄イオンの発色です。
万座では微妙ですが、蔵王はとくに鉄分が多いので緑色が明らかです。
白濁になるのは、硫化水素(H2S)が空気酸化して微細な固体イオウをつくり、
湯中に粉を溶いたように懸濁するためです。コロイドといいます。
コロイドの粒子は、粒径におうじた波長の光を散乱する性質があり、
粒子が微細なうちは短い波長の紫〜青の光を散乱し、湯色は青っぽく見えます。
粒子がしだいに集まって大きくなると、全波長を散乱するので白く見えます。
なお、メタ珪酸が多いときも同じようにコロイドの光散乱をおこします。

アルカリ性の硫黄泉は、植物のような鮮やかな緑色が特徴的です。
ほとんどの場合、新鮮な源泉は無色で、浴槽に溜めるとすぐに緑が出てきて、
湯が著しくなまってくると白濁になるという経過をたどるようです。
 (月岡や熊ノ湯も源泉では無色澄明なんです)
湯色の濃さはHSの含有量に比例するので、硫黄分が原因なことは明白ですが、
さて発色のメカニズムはどうかといえば、まったく謎というしかありません。
硫化水素イオン(HS-)から固体イオウに変化する間に、中間的な分子イオンを
つくっているのかもしれません。
 

お湯が緑の訳は?  投稿者:パグ犬  投稿日:2007年 6月25日(月)15時38分32秒
  こんにちは、よろしくお願いします。

昨日の日曜日、お気に入りの咲花温泉に入ってきました。
各旅館?に、咲花温泉を考える会・温泉ソムリエ団が作成した「温泉ソムリエがそっと教える温泉成分分析書の読み方」というパンフレットが置いてあり、頑張っている姿勢にますます好感をもった次第です。

さてそのなかで「なぜお湯が緑なのか」という問いに「それは咲花温泉に含まれる金属カチオンという成分のためです。空気に触れるとお湯を美しい緑色にしてくれます。お風呂を掃除したばかりですとお湯は透明です。空気に触れてしばらく時間がたたないと色が付きません。」という答えが載っていました。

いくつか疑問があります。
金属カチオンってなんですか?陽イオンのことですか?
月岡とか熊ノ湯とかの緑系の温泉は湯口(掛け流しだと思いますが)ですでに緑色だとおもいますが、咲花とはちがうんでしょうか?
緑の温泉はいずれも硫黄泉のようですが、やはり硫黄と関係があるのでしょうか?
万座、蔵王など、白い温泉も硫黄泉が多いように思いますが、緑と白の関係は?
でも、蔵王の共同湯など、生まれたてのお湯は透明ですよね。

わたし的には、硫黄の香り(正しくは硫化水素臭?)に包まれて、緑や白の温泉にはいることが極上のぜいたくです。この緑、白のにごり湯のメカニズムをやさしく教えていただけたら嬉しいです。
よろしくお願いします。
 

シエスパ事故  投稿者:クマオ  投稿日:2007年 6月25日(月)00時59分1秒
  山の温泉の亜硫酸ガスは自然湧出の温泉でも昔からあったものなので、危険なものでも対処の歴史が積み重ねられてきていると思います。ガスを分離する装置を入れたり、湯溜りを通してガスを逃がしたりしてます。そういう泉質の温泉では浴室も通気性が保たれています。

一方、燃える天然ガスが出る自然湧出の温泉は大変稀ではないでしょうか。明治以降、天然ガスや石油開発でたまたま温泉が出た。このときから実質的に温泉と可燃ガスの問題が出現したのではないかと思います。それだけ温泉関係者全体に可燃ガスの危険性への対策の歴史が浅いのではないかと思います。

昔は高深度掘削はガスや石油開発が目的でしたが、現在は温泉開発が目的の方が多いと思います。可燃ガスの危険性は石油開発関係者ならあたりまえのことでも、温泉開発関係者では十分理解されていない恐れも大きいのではないかと思います。

古くからある新潟の瀬波温泉、千葉の青堀温泉などは、温泉の副産物の天然ガスをうまく分離して温泉を利用しています。シエスパのような地下に溜まるような造りにはなっていないようです。近年の温泉開発ではどんどん大深度の開発になって危険度が高まっているのに、関係者全体の経験値が少ないことも問題ではないかと考えています。

事故にあわれた方には気の毒ですが、大きな事故をきっかけに新たな対策がなされることを期待したいと思います。やませみさんの提唱されている温泉管理士の国家資格化もひとつの方策だと思います。(資格の認定機関だけが儲かるような国家資格もけっこうあるので、実効性のある制度になってほしいと思います。)

本当の意味の湯守が報われる仕組みがあると良いなあと一温泉ファンとして願っております。
 

むさしの温泉  投稿者:あっくん  投稿日:2007年 6月24日(日)01時50分11秒
  埼玉の所沢にむさしの温泉 がオープンしていました。
まだあまり知られていないのか、土曜の夕方にも関わらず人がすくなくのんびりできました。
お湯はほんのり黄色く色付いている程度、においはやや硫黄の臭いがする程度、
味もほぼなかったです。
が、その割りに肌がつるつるになり、露天広くて気分も良いです。

それはさておき、今までこちらの掲示板のぞくことはあまりなかったのですが、
「温泉みしゅらん」のリストに載ってない情報も投稿されているんですね、今更ですが。

>ONKEN21さん

湯郷白寿の件、どうもです。

それと、秩父好きの自分としては、星音の湯が今から楽しみです。
ありがとうございます!
 

事故なの?  投稿者:すなっち  投稿日:2007年 6月23日(土)03時30分2秒
  今回事業者はユニマットなんですよね。
ユニマットの社長は高額所得者の常連だとニュースが伝えていました。
温泉を経営するのが素人なら、それを認める行政も素人。
そして、遠巻きで見ている自称温泉ファンも素人。

地球を簡単に管理できるわけないです。
 

シエスパ事故をくり返さないために  投稿者:やませみ  投稿日:2007年 6月22日(金)17時43分44秒
  事故の犠牲者の方々のことを想うと本当に残念でなりません。
唯一の救いは、事故現場が営業本館とは別棟だったので、利用者に被害が出なかったことです。
源泉設備が建物の地下に入っている施設はちかごろ増えてきているので、
もしここもそうだったら大変な惨事になっていたかもしれません。

事故原因の調査はまだ進行中なので、確定的に言うのは早計なのですけど、
メタンガスの蓄積爆発でおそらく間違いないのじゃないかと思います。
  (もっと重いガスが突出した可能性は若干ありますけど)
事故直後からすぐに、マスコミ報道では地下資源や防災関係などたくさんの専門家が登場して
ほぼ一致した見解を述べており、めずらしく行政の対応もすばやいです。
これは、メタンガスの危険性や対策法について充分な知見が蓄積されているためです。
それゆえいっそうのこと、今回の事故は防げたはずだと無念さが強まります。

源泉設備にはガスセパレータが附属していましたから、少なくとも温泉開発の段階までは
メタンガス対策は考慮されていたようです。問題になるのは、上モノの設計や管理運営に
移るときに、ガス対策について伝達や注意喚起があったかどうかです。
関係者の記者会見はすでに裁判をにらんでいるので、この点については慎重ですが、
どうやら温泉管理についてはいずれもほとんど素人同然だったらしいと判ります。
法律やマニュアルにないからと責任のがれを主張するのは、プロの仕事とはいえません。

温泉業は、土地と資金さえあれば誰でも店を開ける業種なので、
これからも異業種からの参入はどんどん増える傾向にあると予想されるのですけど、
温泉を熟知して管理ができる人材はそう豊富に存在しないし、養成する機関もありません。
温泉の安全や衛生などを一括して担う「温泉管理士」を国家資格検定に制度化し、
営業施設には必ず一人以上は常駐するように義務化する必要があるように思います。
温泉はいろんな分野の知識を必要とする境界領域なので、個人的な勉強努力だけで修得は難しいです。
専門学校などで「温泉のプロ」を養成していくシステムが用意されるべきでしょう。

ほかにも様々な対応策はあるでしょうが、とりあえず今の想いを書いてみました。
 

ガス問題  投稿者:時津一輝  投稿日:2007年 6月22日(金)01時41分7秒
  東京都を含めた南関東の奥底には有数のガス田が眠ってるなんてのもずっと言われてました。
掘れば掘るだけでてくるという説もありますし、10年でなくなると言う説もあります、
ただ一つだけ言えるのは掘ったら地盤沈下が発生するのでガスを取り出せないそうで。
それに天然ガスと温泉とって密接な関わりがあるという話もある位ですし、ある意味今回の事件は起こるべくして起きたのかな?とも感じるところがあります。

今回の問題で改めて温泉法のザルっぷり?がクローズアップされれば、
同時に温泉法の諸問題への解決のための一歩にすることはできないものなのでしょうか。
宿泊施設だけの廃湯規制ですとか、
温泉の加水問題とか(加水自体は泉質や温度とかもあるので否定はしませんが)
どんな形にしろちゃんとしたガイドラインとかの策定とかが進むことを願っています。
 

早速、他のスパ銭は  投稿者:tamo  投稿日:2007年 6月22日(金)00時30分41秒
  今日、某スパ銭に行ったら、ちゃんとガス設備の安全性について謳ってました。
なんでも、ガス分離機を野外に設置するのが安全だそうです。シェスパは地下室にあったのでガスが充満したみたいですね。
まあ、行政の対応って、いつも何かあってからですから、、、文句言いたい気持ちもわかりますがね、、、
まあ、環境省が全国施設点検するそうですし、、そのうち法律も、、、
 

re:東京都、知事のせいって?  投稿者:ショウ  投稿日:2007年 6月21日(木)23時06分46秒
  >温泉施設のガスに対する安全基準や条例というのは、たしかに東京都にはなかったようです。
今のニュースでは、条例どころか法律すらないってさ。
安倍総理が悪いの?小泉政権のツケ?

すなっちさんの話、ちと言いがかり過ぎやしないか?
 

東京都、知事のせいって?  投稿者:ぷに  投稿日:2007年 6月21日(木)19時01分2秒
  >温泉開発も政治の一端
>温泉で人を呼ぶという政策
そんな話、東京都では聞いたことがないが?
アンテナ低いだけか知らん。

そんなこといったら、ある温泉での一家四人中毒死の事故は、その自治体の責任ですか?
もっと近い例、千葉県で起きた今回と同様の爆発事件は、千葉県政、千葉県知事の犠牲ですか?

温泉施設を経営するには、まずその温泉施設が
安全の管理をする義務があるのではないでしょうか?
(今回のことでは、やれどこに委託だの、施工会社がどうだの言っているが。)

温泉施設のガスに対する安全基準や条例というのは、
たしかに東京都にはなかったようです。
(ニュースの聞きかじり程度では。)
なら、温泉業界のほうから、自主的になんならかの申し出、申し合わせがあっても、いいでしょう。
すくなくとも温泉のプロなんですから。
 

TOP みしゅらん掲示板のご案内