クチコミ 情報
2007年4月21日〜4月30日

蔵の湯鶴ヶ島温泉「蔵の湯鶴ヶ島店」  投稿者:ONKEN21  投稿日:2007年 4月30日(月)23時28分24秒    編集済
   4/25に天然温泉が開湯した埼玉県鶴ヶ島市の「蔵の湯鶴ヶ島店」に昨日行ってきました。
桃猫。さんのオープン日レポあり。また蔵の湯支配人の事前情報(2/21及び昨年2月)もあり。

 F市からは同日オープンした花湯の森(4/29は駐車場が2/3入っていた程度)を通り、
川本・嵐山・笛吹峠・鳩山を経由して蔵の湯まで45分。自宅からはオール下道40km1時間。
学生時代はこの辺りまで通っていたので懐かしいです。東武越生線一本松駅の脇を通り、
ローソンの交差点を右折。右手に蔵の湯鶴ヶ島店がありました。

 駐車場は連休のせいかほぼ満車状態です。まずは裏手の駐車場にある源泉ポンプやタンク
を偵察。花湯の森と同じド○コ製ということで似てますね(^_^;)。一周して玄関を入ります。
下足ロッカーはボタン式で100円玉不要、キーは各自保管です。蔵の湯東松山店の会員カード
が期限切れになってしまったので受付で更新。5/6までは入会・更新とも無料です。
蔵の湯東松山店へ行かれる方は鶴ヶ島店へ行ってから更新した方がオトクですね。
小江戸はつかり温泉のカードは使えません。券売機に会員カードを入れ、土日祝日会員
600円(一般700円)の入浴券を買います。朝8時から10時まで370円で入浴可。
温泉導入後も値上げは行われておらず、埼玉県内のスパ銭としては安い方なので、
すばらしいですね。群馬の日帰り温泉施設でお馴染み「楽遊人・彩の国さいたま版創刊号」
をいただきます。参考までにさいたま清河寺温泉、やまとの湯各店、湯楽の里各店、
むさしの湯、ふるさとの湯、真名井の湯各店、蔵の湯各店・はつかり温泉、まきばの湯、
百観音温泉、なごみ、八幡の湯、ゆあみ、ゆの華、100の湯、かすかべ湯元温泉、白寿、
かんなの湯、こだま温泉、古代蓮物語、楽市楽湯などが紹介されています。

 中へ入ると右側に丸井健康室、ゴロ寝の座敷、お食事所蔵人(私は650円の○得セット
=ハンバーグ・そばをいただきました)、中央にベンチや椅子、左手にアカスリエステ、
脱衣所・浴室。構造的には蔵の湯東松山店やまめじま湯ったり苑にそっくりです。

 左手の暖簾をくぐり脱衣所へ。ロッカーはコイン不要、服を脱ぎ浴室へ。右手が内湯、
左手が野天風呂。内湯は「癒しのぬる湯」のみ温泉使用、非加水・38℃に加温・循環あり・
ろ過なし・消毒の温泉が備長炭の上から投入され、オーバーフローしています。
ここはろ過なしで露天のろ過温泉よりは茶色く濁っています。東松山店やはつかり温泉同様
のぬる湯で長湯可、気持ちいいです。各種機能浴槽(電気・ジェット)、北投石風呂、
掛け湯、湯腰掛、備長炭水風呂は真湯、スタジアムサウナあり。

 野天風呂は替り湯(この日は漢方薬湯)以外はすべて温泉使用です。内湯からも出入り可
の「洞窟風呂」、「打たせ湯(加熱)」と「生源泉つぼ湯」から源泉が注がれ、
「ふみ石湯」で合わさり、「岩風呂」や「寝ころび湯」にオーバーフローしています。
打たせ湯、洞窟風呂が40℃、岩風呂・寝ころび湯が41℃に加温、非加水・循環ろ過消毒
となっています。薄塩味で無色透明〜黄色でカルキ臭もあります。

 ここの注目すべきものは「生源泉つぼ湯」です。非加水・非加熱30℃・かけ流し・無消毒
のまさにマニア向けのお湯と言っていいでしょう。休日は子供の遊び場と化してしまい、
下のふみ石湯のぬる湯で数十分、待たされました。お湯は冷たく、普通の方は入らない人
も多いです。お湯はやや茶色くにごり、パイプからお湯が落下する際に発生する泡で気泡
もかなり見られます。泡付も清河寺仮設には遠く及びませんが、今の生源泉浴槽と同様、
若干あります。味は薄塩味、アブラ臭があります。お湯の感じは坂戸ふるさとの湯オープン
前の無料提供時のお湯や東松山もののふ温泉スタンドのお湯にそっくりです。
ここを上がり湯にしましたが、服を着る頃にはポカポカし、翌日まで肌の爽快感が残ります。
つぼ湯なら多く人が入浴できないので、おのずと入浴者数が制限され、かなりうまい方法で
塩素消毒も免れています。また、東松山店よりは薄いし湯量も多いのが幸いし、温泉浴槽
も多く、加水も行わずにすんだようです。非加熱である点は行田古代蓮物語「薬研の湯」
やさいたま清河寺温泉「生源泉湯」などの成功事例をよく見ていらっしゃいますね。
生源泉つぼ湯は温泉ファンには強くオススメします。

 温泉分析書と温泉利用状況は玄関先や脱衣所入口通路、野天風呂の3ヶ所にパネル展示、
受付に申し出れば東松山店やはつかり温泉同様、原本と別表のコピーを配布しています。
成分値は↓公式HPをご覧下さい。また各浴槽には利用状況の掲示が見られます。
やはり、温泉の情報公開の姿勢はスーパー銭湯業界でもトップ水準といっていいでしょう。
温泉利用状況は以下の通りです。

つぼ湯:非加水/加温なし30℃/かけ流し/無消毒
内湯ぬる湯:
非加水/源泉温度が低い為38℃加温/一定温度を保つため循環あり(ろ過なし)/衛生管理のため塩素系薬剤
岩風呂・寝ころび湯・打たせ湯・洞窟風呂:
非加水/40〜41℃加温/衛生管理及び一定温度を保つための循環ろ過/塩素系薬剤

泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物泉 掘削深度:1200m 泉温:30.1℃
湧出量:294L/分 pH値7.5

(参考)私のアルバム「埼玉周辺 新温泉写真集2007春編」(目次)

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.41-26.com%2Fturugashima.html

 

美肌温泉 ひまわり荘(房総の温泉その3)  投稿者:ナイジェル  投稿日:2007年 4月29日(日)21時16分52秒    編集済
   民宿こはらを後にして向ったのは今夜の宿、千倉の「ひまわり荘」です。みしゅらんクチコミ温泉情報リスト
千葉-2によると「美肌温泉ひまわり荘 炭酸水素ナトリウムによる規定泉」となっていますが、HPにも館内にも
温泉を強調する表現がありません。HPでは「天然水による美肌風呂」となっています。
 風呂は館内に1ヶ所、敷地内に湯小屋が1ヶ所あり、宿泊人数の男女比によって使い分けているようです。その他に
家族風呂があり、これはチェックイン後、予約簿に記入して入浴します。宿泊したので、立寄り入浴の詳しい事は
聞きそびれましたが、チェックアウト後の入浴は500円との事なので、500円で入浴出来ると思われます。
温泉は比較的薄めの褐色で、まぁまぁのツルすべ感がありなかなかの実力と思いますが、同じ日に入浴した、
飯岡温泉「グロリア九十九里浜」と比べるとパンチの弱さは仕方の無いところでしょう。当日は湯小屋が
男湯でしたが、館内の女湯に入った家内によると肌がつるつるになり、とても良いお湯との評価でした。
でも同じ館内の女湯に翌朝入った時は、前日に比べてパワーダウンしていたそうです。湯使いに敏感な泉質なのかも
しれません。
 宿泊は街中なので素泊まりとしました。夕食の、のれそれ(あなごの稚魚)や、まんぼうが美味しかったです。


美肌温泉ひまわり荘 千葉県南房総市千倉町北朝夷2832 TEL:0470-44-5224

  HPは、この投稿の最下段


 翌日は、岩婦温泉岩婦館と人見温泉神門コミュニティセンターへ行きました。ショートコメントです。

岩婦温泉岩婦館
  これまた強力なイオウ攻撃、しかし海岸から近いのに雰囲気は山の中。房総は海と山が近いです。

人見温泉神門コミュニティセンター
  うつぼさんのレポートに触発されて行きました。当方のNAVIには入っていたので、迷わず到着。
 かなり強力なお湯です。髪洗いはもちろん髭剃りも禁止、排水処理の関係でしょうか。料金は200円ですが、
 地元の人は無料。こんなお湯にタダで入れるなんて、うらやましい。

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.aco.co.jp%2Fhimawari%2F

 

小野上温泉  投稿者:えんぴつ  投稿日:2007年 4月29日(日)10時30分55秒
  今日は温泉祭りをやってます!
小野上温泉センター本日無料で入浴できます。閉館は午後6時です。
ヌルヌルの柔らかいお湯が待っておりますよ!
 

太海湯元温泉 民宿こはら(房総の温泉その2)  投稿者:ナイジェル  投稿日:2007年 4月28日(土)20時33分48秒    編集済
  >うつぼさん
 白岩館も爆撃していましたか。神出鬼没ですね。私のレポは雰囲気主体で伝わるものが少ないと
思いますから、うつぼさんの詳細レポート期待してます。

>とおるさん、ISOさん
 登隆館、私も非加熱の時間帯の方が良いように思いました。新鮮だからこそ、少しでも手を加えると
違いが出てくるのかな?
 大浴場と女性浴室は、浴槽の大きさに対して投入量の多い女性浴室の方が(私は)お湯が
良いと感じましたが、明るく開放的な大浴場もいいですね。


 で、白岩館の後は山を下って、太海湯元温泉「民宿こはら」を目指します。国道128号線で鴨川の
市街地(ちょっと渋滞)を抜けて太海海水浴場方面に車を進めます。こはら荘の場所はちょっと
分かりにくいですが、NAVIのお陰で無事に到着(月曜日の14:40頃)。入浴をお願いすると300円
との事(HPには500円となっているのですが)。料金を払って2階の大浴場に案内して貰いました。
大浴場は一つのみで男女交代制(男or女性入浴中の手書きの札を掲示します)です。今回、家内は
入浴しなかったので独占状態でしたが、夫婦で行くと一緒に入れるかな? 他に家族風呂もあるようです。
 浴槽は3.5m位の扇型(どちらかと言えば直角三角形に近いか)で、加熱循環湯口の他に源泉を1.5ℓ/min程
投入(カランを閉めるな! の表示あり)していました。HPの記載では湧出量は80ℓ/minとなっていますが
加温の関係で使用を絞っているのかも。
 湯色は黄色掛かっており、弱塩味にツルツル感もあって、これまた優しいお湯。湯温も適切でゆったりと
入いることができました。(循環ろ過、塩素系薬剤使用の表示あり)

 本日入浴した3湯は全て冷鉱泉ながら個性豊かで、千葉の温泉も奥が深そうです。


太海湯元温泉民宿こはら 千葉県鴨川市太海2288 TEL:04-7092-1080
  時間:要問合せ(聞きませんでした)
  料金:500円(HP記載)
  源泉名:太海湯元温泉 泉温:16.6℃
  湧出量:80ℓ/min pH:8.8
  成分総計:2024mg
   Na+ 614.2mg/kg K+ 8.3 Ca++ 1.8 Mg++ 1.2 Mn+++ 0.4 Fe++ 0.2 Al+++0.1
   HCO3- 915.2mg/kg Cl- 348.8 CO3-- 83.9 SO4-- 24.7 F- 3.3
   H2SiO3 14.3mg/kg HBO2 7.3 H2S 0.1

民宿こはらのHPは、下記リンク。

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fh-s-t.com%2Fkohara%2F

 

川治温泉 登隆館  投稿者:ISO  投稿日:2007年 4月27日(金)01時39分44秒
  はじめまして。私も川治温泉の登隆館に昨年の秋に泊まりました。ともかく湯船から大量にあふれ出ているお湯には感激しました。
源泉は独自源泉とエレベーターなどにも掲示してありますが、とおるさんやうつぼさんがおっしゃるように近くの柏屋との共用ですね。
この源泉の登隆館の分析書は平成14年のものですが、柏屋の平成16年の分析書では泉温が36.3度になっていたと思います。(柏屋のホームページにも出ています)
ともあれ、深夜から早朝にかけて加温されていないお湯は本当にぬるくて気持ちの良いお湯でした。ちなみに宿の入口前の駐車場はウナギの寝床のようで狭いですが、道路の反対側の少し奥まったところに、もうひとつ駐車場があります。ご参考まで。
 

御宿天然温泉 「元湯 美人の湯」  投稿者:うつぼ  投稿日:2007年 4月27日(金)00時32分22秒    編集済
  >とおるさん
> 甘〜い香りが湯面一杯に漂います。
料金も安いし、泊まってみたくなりました。

>ナイジェルさん
白岩館攻撃(^^)、おつかれさまです。
わたしも先日いきました。イオウ攻撃がなかなかですね。予想以上でした。
そのとき同時に攻めたお湯、レポいれときます。

<御宿天然温泉「元湯 美人の湯」>(千葉県御宿町、時間要問合せ、650円、0470-68-4126)
御宿の元湯じたいは古くからあったお湯のようですが、2006年7月、10室の宿としてリニューアルオープンし日帰り受け入れをはじめたもの。
R128「御宿漁港入口」信号のすこし南の路地を山側に折れてすぐ。国道沿いに看板がありますが唐突にでてきて小さいので要注意。看板には日帰り案内も出ていて日帰り受け入れに積極的なようです。
リニューアルまもない館内はきれいで、廊下の奥に男女別の浴室。手前が女湯、奥が男湯で固定制のようです。
こじんまりとした窓の広い明るい浴室に黒みかげ石枠タイル貼4.5人の浴槽がひとつ。
カラン8、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。休日14時で独占〜3人。

岩組から突き出たパイプの湯口から熱湯を投入、黒湯につき槽内注排湯不明(たぶんないと思う)でオーバーフロー。脱衣所掲示には循環消毒とありましたが、お湯の鮮度感はかなり高く、カルキも感じられませんでした。

ほぼ適温のお湯は透明度30cmほどの黒湯で、こげ茶色の浮遊物が大量に舞っています。
重曹味+微塩味に黒湯らしい有機肥料臭。かなり強いヌル(ツル)すべとつつみこまれるようなやわらかさにしっかりとした温まり感が加わる、入りごたえのあるいいお湯です。
浴後はしっかりと重曹がきいて肌がすべすべに・・・。「美人の湯」の看板に偽りなしです。

ヌル(ツル)すべや濃度感は「クアハウス御宿」に及ばないものの、湯づかいよく施設もきれい、料金も手ごろなのでおすすめします。

Na-炭酸水素塩泉 19.3℃、pH=8.5、159L/min動力揚水、成分総計=2.31g/kg、Na^+=654.1mg/kg (98.45mval%)、Cl^-=73.1 (7.71)、HCO_3^-=1400 (85.86)、CO_3^2-=34.3、陽イオン計=667.8 (28.90mval)、陰イオン計=1534 (26.73mval)、メタけい酸=93.6、腐食質=10.5 <H17.5.18調査試験>
 

薬師の湯「深谷花園温泉リゾート花湯の森」オープンレポ  投稿者:ONKEN21  投稿日:2007年 4月26日(木)01時06分22秒    編集済
  >深谷花園温泉リゾート花湯の森・施設見学会レポ(4/25オープン)
>投稿者:ONKEN21  投稿日:2007年 4月22日(日)00時09分54秒
の続きです。いよいよ温泉のレポです。

 昨晩、仕事帰りに早速行ってきました。10km、20分。
ここで一つ注意。私はフロントの料金表で気付いたのですが
>《ひとっ風呂コース》2時間入浴のみ 平日840円 土日祝日945円
は夜9時以降限定です。施設見学会のチラシでは夜9時以降とはなかったのですが、
急遽追加したのかも知れません。夜8時に行ってしまった私は1時間待機(^_^;)

 いよいよ浴室へ。温泉が使用されているのは露天風呂の「岩風呂・源泉薬師の湯」のみ
でした。他は全て薬師の霊泉という深層井戸水です。井戸水に関しては無味無臭で浴感も
ほとんどありません。多少肌はすべすべしましたが…。

 岩風呂・源泉薬師の湯は数十人可の大きな浴槽で、木筒と岩組からの投入2ヶ所、
吸込・注入多数、小量オーバーフローの「循環ろ過掛け流し併用」。カルキ臭も井戸水ほど
ではありませんが、ちょっとにおいました。投入湯についてはカルキ臭はほとんどしません。

 投入湯は某ブログによると4倍加水?らしくちょっと薄かったのですが、やや塩辛さを
感じました。鼻が悪いので自信はないですが、かすかにアブラ臭と気持ち硫黄臭があった
ように感じました。欲を言えば、蔵の湯鶴ヶ島店の壷湯のような非加水・非加温・掛け流し・
塩素なしの源泉浴槽があると良かったですね。浴後は非常に火照り、肌のスベスベ、
さすが天然温泉は違うなと感じました。

 あと埼玉北部にしては料金が高いせいか(地元人は群馬の温泉に入り慣れているので
値段には非常にシビアです)、さらに場所がわかりにくいことも手伝って、初日にして
は拍子抜けするほどすいていました。夜10時以降は露天風呂はほぼ独占状態。
このままでは秩父梵の湯といい勝負ですね。知れ渡れば休日は混んでくるとは思うのですが…
施設(内装)や雰囲気については全く申し分はありません。地元の温泉としてもっと
頑張ってほしいと感じました。

 源泉名:薬師の湯の温泉分析書はまだ掲示されていませんでした。
わかり次第また掲示します。
温泉の利用状況は源泉薬師の湯浴槽入り口脇に掲示してありました。
以下の通りです。

・ナトリウムの濃度が高いため加水しております
・入浴に適した温度に保つため加温しております。
・衛生管理のため循環ろ過と掛け流しを併用しております。
・衛生管理のため次亜塩素酸を使用しております。

花湯の森オープン日の写真(目次)

>桃猫さん
蔵の湯鶴が島店、私も今度の連休に行ってみます。
 

登隆館の想い出  投稿者:とおる  投稿日:2007年 4月26日(木)00時39分8秒
  1〜2年前になりますか。現場が近くにあり、宿泊していました。(4〜5泊ずつ)
お湯は、さすがに4つ星付くだけあって、良い物でした。
特に、加熱の止まる夜間がすばらしく、源泉そのものに浸れます。
泡付きも非加熱時の方が多く、甘〜い香りが湯面一杯に漂います。
表示には2℃ほど下がると書いてありましたが、早朝でも加熱時と大差がないように思いました。(1回は夏、1回は冬でしたが、体感的にはあまり差が無いように思います)
投入口は、単純に繋がっているだけのようで、底部の穴をふさぐと、その分だけ上から出てきます。加熱時、非加熱時ともに投入量は変わらず。と言うか出しっぱなし。
お父さん曰く、数分で換水してしまう、藻とかが生えたことがない。とのこと。
(当然1日に1回は掃除していますが)
右奥の露天のような所は単なるデッドスペースか、ポンプ、ボイラー等の機械室だろうと思います。(浴槽らしいあとは見られませんでした。扉の跡もありませんし)
源泉はうつぼさんのおっしゃるとおり、柏屋と半分半分に分けているそうです。
大浴場の左隣は普段女性用としている(宿泊客がいるときは時間によって交代制)小浴場があります。
こちらも同じく掛け流し。タイル張り、3〜4人用の小さな浴槽に側面からの投入。
形状はあまり記憶にありません。(笑)あまりに大浴場が良すぎて。

ただ、惜しむらくはB級を通り越してC級に足を突っ込んだような鄙び。
(我々の仲間は良いんですが、一般人方はちょいとね)
 

蔵の湯 鶴ヶ島店 天然温泉開湯  投稿者:桃猫。  投稿日:2007年 4月25日(水)18時42分1秒
  今日25日に蔵の湯 鶴ヶ島店に天然温泉が開湯とのことで、さっそく行って来ました。坂戸から、東武越生線に乗り換えてひとつめの駅=一本松で降りて、駅から歩くこと12分ぐらいで着きました。ここらあたりまでくると心なしか、空気も綺麗で気持ちいいですね。駅から、施設までの道行きは、羽生の湯ったり苑を思い出しました。さて、温泉ですが、屋外の壷湯ふたつに源泉掛け流しされていました。加温なしで、30度ぐらい。個人的には、良くぞやってくれましたと拍手を送りたかった英断でしたが、一般の方々には冷たいようで、長く浸かっていられる方と冷たいから入らないかたの2タイプに分かれていました。だんだんと、季節が夏になり、気温が上昇すれば人気も出るかとも思います。多少の泡付きも見られ柔らかな湯でした。ぬる湯好きには吉報です。内湯には、加熱・消毒ありの源泉掛け流し浴槽もあり、こちらは浅いため、常時、たくさんのお客さんが寝そべってゆっくりと浸かられていました、こちらのほうが人気浴槽です。生の源泉が浸かれる贅沢さをスーパー銭湯で味わえるのはありがたいことです。この施設、個人的には、内湯の雰囲気に、なかなか情緒があって気に入りました。こじんまりとした感じですが、要所ごとにツボを押さえた完成度合いの高い施設だと思います。  

白岩温泉 白岩館(房総の温泉その1)  投稿者:ナイジェル  投稿日:2007年 4月25日(水)00時15分17秒
  自宅(埼玉)からは、なかなか足が向かなかった千葉(房総半島)へ3月下旬に行って来ました。

 まずは観光モードで犬吠埼へ。でも渋滞対策で都内を早朝通過したため、湯めぐりカードを使って
入浴することは叶わず。最初の入浴は、うつぼさんレポの飯岡温泉「グロリア九十九里浜」へ。
かなりB級入ってますが、つるすべ黒湯で満足! 幸先の良いスタート。(ここを選んだのは、
飯岡荘は時間が合わず、旭市飯岡保険福祉センターは定休日(月曜)だったから。)

 次に、ながら温泉「長柄町福祉センター」(特集クチコミ情報、うつぼさん房総の湯巡り-1)に
向ったのですが、駐車場に車が無い。あれっ?と思ったら、ここも定休日だった。昼食の後、予定は
勝浦温泉(これも房総の湯巡り-2にレポあり)に行こうと思っていたのですが、黒湯系ばかりでは
面白くないと予定を変更して、太海湯元温泉「民宿こはら」をNAVIにセットします。その道すがら、
七里川温泉の前を通りましたが、車が駐車場からあふれ道端にも駐車しているのにびっくり。平日なのに
大人気ですね。(ここまでが前振りです。)

 七里川温泉を過ぎてしばらく走る(道は狭いです)と、白岩温泉「白岩館」に出くわしました。
予定にはありませんでしたが、雰囲気が良さそうだったので立ち寄る事にしました。入浴をお願いすると
女性(家内)はすぐ入れるが、夫婦なら少し待ってくれとの事。お湯が張ってあるのが露天風呂1箇所で
女性の先客が入浴中らしい。そこで囲炉裏端(宿の食事処)で、お茶を飲みながら待つことにしました。
 待つ間にパンフレットを見ると「上総の国と安房の国境」とありましたが、いかにも国境と言った感じの
山の中のロケーションです。ちなみに帰宅してから、みしゅらんクチコミ温泉情報リスト千葉-2を見ると、
源泉湧出地は君津市、施設所在地は鴨川市(旧天津小湊町)となっていました。

 待つことしばし、先客が上がったのでお風呂に向います。山の中とは言え、旅館の庭のような所に
作ったもので目隠しのための塀がありますがそれほど高くはなく、周りの山(木々)を眺めることが
でき、雰囲気は上々です。浴槽は石造りで岩も組んであり、4人程度が入浴できる広さです。
 お湯は源泉温度が15.7℃ですから当然加熱ですが、適温に加熱して注ぐのではなく、殆ど熱湯まで
沸かして貯湯し、入る人が湯と水(源泉かどうか確認せず)の蛇口を開いて浴槽に注ぎます。ですから
通常状態では浴槽は貯め湯となっています。泉温と湧出量から見れば仕方のないところでしょう。
 だからと言ってお湯がつまらないかと言えば、そうではありません。つるっとした肌触りとイオウ臭で
充分な浴感があり、優しく攻めてくる(ちょっと表現が変かも)お湯です。雰囲気もよく、気に入りました。
 宿にはもう1つ、小振りの露天浴槽がありましたが、当日はお湯が張ってありませんでした。内湯浴槽は
2m×1.2m程度の大きさでしたが、これも宿泊客に備えてお湯を張っている最中でした。日帰り時間帯に
行って入れるかどうかは、当日の宿泊客状況によると思われます。


白岩温泉白岩館 千葉県鴨川市四方木661-17 TEL:0439-39-2666
  時間:10時〜16時
  料金:500円
  源泉名:白岩旅館 泉温:15.7℃ 総硫黄・メタほう酸・メタけい酸による規定泉
  湧出量:35ℓ/min 自然湧出 pH:8.3(試験室では8.07)
  成分総計:437mg 蒸発残留物:323mg
   Na+ 74.6mg/kg Ca++ 20.2 Mg++ 6.0 K+ 3.0 NH++++ 1.0 Al+++ 0.1
   HCO3- 201.4mg/kg Cl- 34.4 SO4-- 17.1 CO3-- 6.6 HS- 0.8 S2O3-- 0.5 F- 0.1
   H2SiO3 65.7mg/kg HBO2 5.5
 

川治温泉 「登隆館」  投稿者:うつぼ  投稿日:2007年 4月24日(火)23時16分5秒    編集済
  What's new 4月22日は川治「登隆館」ですね。ここはいいです。なぜかレポしそびれていたので、ちょい古い入湯ですが入れておきます。

<川治温泉「登隆館」>(栃木県日光市(旧 藤原町)、11:00〜18:00、500円、0288-78-0006)
男鹿川の左岸に建つ41室の中規模旅館。みしゅらんあり。ナイジェルさんのレポをみてずっと気になっていた宿。かなり年季入った建物ですが、老舗温泉地ではこういうのに当たりが多いので期待が高まります。
浴場は大浴場と婦人浴場のふたつで、19〜21時の2時間は大浴場が婦人用になります。
窓の広いゆったりとした浴室に、ゆるやかにカーブを描く変形の青いタイル浴槽(数十人はいけそうな巨大なもの)が映えています。壁や柱面にもタイルがあしらわれたなかなか手のこんだ浴場で、窓のすぐ下を男鹿川が流れています。右手の軒下には半露天?っぽい浴槽?がありましたが、お湯は張られていませんでした。

柱をまいた皿状のタイル湯口(石膏の白い析出&鉄分の赤茶変色つき)からの投入と、底面から湯面が盛り上がるほどの大量の注入があります。槽内排湯はなく、ものすごい量をオーバーフロー、排水が追いつかず一部池状態になっています。
館内掲示には「当館の温泉は水が一滴も入らない本物の温泉です。(略)源泉より直接引湯した湯量溢れる温泉はそのまま『かけ流し』で捨て(以下略)」とあり、お湯の感じからしても非加水かけ流しでしょう。
また、館内掲示に「深夜12時より朝7時までの間、温度が2℃程下がります(源泉の温度)」とあるので、深夜〜早朝以外は2℃ほど加温していると思います。
カラン4(たぶん温泉)、シャワー・シャンプーあり、ドライヤーなし。土曜14時で独占〜2人。

無色透明のお湯は39℃ほどのぬるめで、ほぼ無味。ほこほことした芒硝石膏系の湯の香がほのかにただよいます。よわいキシキシととろみを帯びた湯ざわりやわらかなお湯は長湯仕様。鮮度感は高く湯口そばでは少量ながらアワつきもありました。
しかし、これだけの巨大浴槽で充分な鮮度感を保つとは、登隆館おそるべし!
数千L/minを自噴するという川治温泉の底力を実感する湯づかいです。
しっかりとした温まりがありますが、適度な爽快感がでる上品な湯あがり感も味わえます。

強烈なインパクトはないものの、妙に奥ぶかさのあるお湯でなかなか脱出できません。
ヘラブナ釣りじゃないですが、硫黄泉だ、明礬泉だ、いやさ炭酸泉じゃい!、とさんざ道楽(笑)したあげく、結局もどってくるのはこういうお湯なのかもしれません。

浴場に佇んでざあざあと流れていく源泉を眺めているだけで、豊かなきもちになれます。
栃木北部を代表するいやし系浴場としておすすめします。

単純温泉(Na-Cl・HCO3・SO4型) 41.9℃、pH=8.0、644.4L/min(自然湧出)、成分総計=0.296mg/kg、Na^+=65.1mg/kg (79.68mval%)、Ca^2+=12.4、Fe^2+=1.2、Cl^-=52.1 (40.19)、SO_4^2-=47.8 (27.22)、HCO_3^-=65.1 (29.19)、陽イオン計=80.4 (3.56mval)、陰イオン計=168.2 (3.65mval)、メタほう酸=5.1  <H14.12.9分析> (源泉名:共同浴場源泉)
※ここの源泉は自家源泉かと思いましたが、すくなくとも柏屋とは共同使用しているようです。

源泉の詳細は→こちら(温泉地巡り 川治温泉)
 

秩父川端温泉「梵の湯」新館レポ  投稿者:ONKEN21  投稿日:2007年 4月23日(月)23時12分7秒    編集済
   私の第ニの故郷、秩父は今、シバザクラが満開です。市内のそば屋も大行列。これからGWにかけて
の大賑わいがウソのような穴場の温泉スポットが秩父に誕生しました。

 埼玉県秩父市のオートキャンプ場スプラッシュガーデン秩父内に4月7日、秩父川端温泉
「梵の湯新館」がオープンしました。2004年のみしゅらん秩父オフで凡の湯へ入った時に
大規模施設を建設するという話を伺い、心配する声が参加者から上がっていましたが、
ついにオープンしたわけです。結論から言うと新館についても旧館以上にすばらしいお湯が
用意されていました。心配は全くの杞憂でした、皆さんご安心下さい。

 関越道花園I.C下車、寄居から皆野寄居バイパスへ。皆野町でR140号旧道に突き当たる
わけですが、今、直進する延長部分が平成20年開通に向け工事中です。延長部分は
新皆野橋で荒川を渡り、秩父市街対岸を雁坂峠・甲府方面へ抜ける西関東連絡道路となります。
その新皆野橋の対岸の河原に梵の湯新館がオープンしていました。新皆野橋の土台が
オートキャンプ場の敷地の端に引かかっているみたいで、その補償金を元に新館が建設
されたものと思われます。

 まずはスプラッシュガーデン秩父の一番北にある旧館へ。ここは「癒しの湯」別館凡の湯
(0494-62-0662)として従来通り入浴できます。旧館は要予約の貸切風呂としての利用や
小学生以下の入浴を歓迎しています。営業時間午前10時〜午後10時(冬季9時)、年中無休。
入浴料は600円、小人400円、2歳までの幼児250円と据え置き。入浴料が安くていいですね。
キャンプ場の南、新館の隣には「スパ・ドッグズラン秩父」という犬用温泉施設もオープン
しています。午前10時〜午後4時月曜定休。0494-62-3399

 新館へは一旦県道に戻り、500m秩父市街方面へ行って、新皆野橋工事現場の手前を左折、
荒川の河原へ下りていきます。駐車場は日曜夕方でも10台程度。本当にすいているようです。
玄関を入り靴をシューズロッカーへ入れ、券売機で3時間未満土・日祝日大人850円(障割
なし)の入館券を買います。中学生以下600円、平日は各100円引き、3時間以上は1200円
(平日1000円)、中学生以下700円(平日600円)、5歳以下は入浴不可、別館凡の湯
(旧館)を利用することになります。ただし、今は入浴客が少ないせいか、チラシの
5歳以下入浴不可の部分は黒ペンで消しており、あまり徹底されていないかも知れません。
下足キーと入浴券をフロントに渡すと引換札が渡されます。引換札をなくすと閉館時
(午後10時30分)まで退館不可になるそうで、紛失要注意。営業時間は午前9時〜
午後10時30分、月2回不定休。0494-62-0620

 フロントの奥の廊下の奥は浴室、右手は秩父名物の焼肉もできる食堂、畳敷の休憩室、
荒川のせせらぎが聞こえるベランダがあります。全館禁煙でここだけ喫煙可。
いよいよ浴室へ。入口にはカウンターや中庭があります。脱衣所は“100円回収式”の
コインロッカーや無料の脱衣籠があります。脱衣籠は目立つので使用に抵抗があります。
あまり貴重品は持ち込まない方が良いでしょう。ヘアトニック・リキッド・スキンローション・
乳液・櫛・冷水機など完備。将来的には秩父初?の岩盤浴の設置構想もあるそうです。

 いよいよ浴室へ。手前右は洗い場、奥は寝湯もできる大きな浴槽です。浴槽奥には
源泉水風呂もあります。浴槽からは半分は庭園、半分は露天風呂が望め、明るく開放的です。
浴槽左手の扉を空けて、左側は足湯サウナ、右側は露天風呂です。露天風呂は薄暗く
旧館に似た雰囲気を漂わせています。露天浴槽は岩が荒川石、風呂床は佐久の鉄平石
(これも旧館にもあったような?)と708号鉱石使用で、水質が変化するとか?

 内湯と足湯は旧館時代と同じ源泉を使用とフロントとのお言葉。しかし、薄緑白濁の
お湯に入った瞬間、旧館時代以上の塩辛さとオイルを塗りたくったような肌のぬめり感に
衝撃を受けました。これはこの前入った秋川渓谷瀬音の湯を軽く凌駕しています。
やはり、本場秩父に最もいいお湯があったと再認識させられました。それにしても旧館以上
このヌメヌメ感はなぜだろうと考えこんでしまいました。もしかしたら旧館が「凡の湯」で
2号井戸使用に対し、新館は「梵の湯」でより強烈な1号井戸を利用してるのでは?
それから、新館の住所の「小柱309-1」は両井戸の番地と同じ、旧館の住所は「小柱326-2」。
つまり新館が源泉地で、旧館は約500m引湯かも。引湯距離の違いもありそうです。
においは消毒のせいか、湯都里内湯でも感じたアンモニア臭。旧館の浴槽1辺でのお湯の
出し入れによる「特殊加熱循環」は新館の内湯・露天でも引き継がれていました。
ただし、新館では旧館のような浴槽のお湯汲出禁止とはなっていません。チョビチョビ
投入1ヶ所。足湯は投入・吸込各1の完全循環。露天は温泉利用状況の掲示のない真湯。

 あと新館が特筆すべきものとして、秩父では満願の湯、新木鉱泉に次ぐ3ヶ所目の源泉
水風呂が設置されていること。ただし蛇口のコックは外されていて投入も循環もないため湯。
鮮度的には?です。ここも薄塩味、肌は大浴槽ほどではないですが、多少ヌメヌメします。
この水風呂を上がり湯にしましたが、後で強烈に火照ってきます。埼玉では平野部の
行田古代蓮物語・蔵の湯東松山店・さいたま清河寺温泉・蔵の湯鶴ヶ島店などの非加熱
温泉や花和楽の湯・花湯の森など非加熱井戸水など源泉水風呂を設けるところが増えて
きましたね。古代蓮での提案者としてはうれしい話です(^^)v

 ここはとにかくすいていて浴槽も日曜夕方で私以外は2〜3人、ほぼ独占状態でした。
休憩所も独占状態。埼玉・秩父にこれ以上の穴場はないでしょう。お湯も旧館以上に良く
なって、秩父では文句なしのNo.1、断然オススメします。このレポがきっかけで、あまり
混まなければ良いですが…(^_^;)

 温泉の分析書は「梵の濃縮泉」(100ml 1,050円/180ml 1,575円)のものがありました。
成分値もかなり濃縮されていますね。以下の通り。普通の分析書は掲示されていません。
※()内はガウスさんの平成12年7月19日分析梵の湯(1号井戸)/凡の湯(2号井戸)データ

温泉水「梵の泉」分析報告書(写) 乙5332
 報 告
1.検水名称:秩父川端温泉 凡の湯(提出)
2.湧出地:埼玉県秩父市小柱309-1(施設同番地)
3.泉温:-℃ 4.湧出量:-L/min
5.性状:無色澄明微塩味無臭
6.水素イオン濃度(pH):9.99(ガラス電極法)(8.6/9.1)
7.蒸発残留物:4.813(g/kg)(2.896/1.434)
8.水1kg中に含有する主要成分及び分量
Na=1965(1077/523.3) K=3.6(2.3/1.2) Mg=5.0(5.6/1.1) Ca=2.0(1.9/1.4)
F=3.5(1.1/0.9) Cl=1704(1177/372.7) 水酸化物=1.7(-/-) 硫酸=1.6(3.0/24.6)
炭酸水素=864.4(723.7/488.7) 炭酸=639.7(91.8/121.8) メタホウ酸=60.4(21.6/15.6)
(陽計=1976(1088/527.3) 陰計=3215(1997/1010) 溶存物質・成分総計=5251(3119/1567))
9.判定
分析の結果、ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉に該当するものと推定される。
分析者:中央温泉研究所
平成18年8月22日

「梵の湯」内風呂は…
1.天然温泉100% 加水しておりません
2.入浴剤は一切使用しておりません。
3.入浴に適した温度を保つ為、加温しています。
4.衛生管理等、循環ろ過装置を使用しています。
5.衛生管理の為、塩素薬剤を使用しております。
                支配人
私の梵の湯新館の写真

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.sg-chichibu.co.jp%2F

 

強羅(早雲山)温泉 「五彩館」  投稿者:うつぼ  投稿日:2007年 4月22日(日)23時32分8秒
  箱根の湯巡りの17発目です。長文連打すみませぬ。

<強羅(早雲山)温泉「五彩館」>(箱根町、11:00〜20:00?(時間要問合せ)、680円、0460-82-5185)
早雲山駅の上にある元企業の保養施設だった全7部屋のこぢんまりとした湯宿。
道沿いに日帰り入浴の看板を出していて、日帰り受入れに積極的なようです。
強羅地区に落とす前の大湧谷造成泉に入ってみたくて行ってみました。

和洋折衷の建物はよくメンテされています。浴室はふたつで、手前が男湯、浴室の手前に休憩所もあります。
こぢんまりとした浴室は高台にあって、山々を見渡せるきもちのいいロケ。
伊豆石貼の浴室に赤みかげ石造の浴槽がひとつおかれた質感の高いもの。
カラン6、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。平日11時で男女湯とも独占。

石の湯口からさわれないくらいのゲキ熱湯を絞り投入+側面注入で切欠からの流し出し。
湯張り直後だったらしく、お湯は緑白がかった半透明で底に緑灰色の沈殿物。これだけ透明感のある大湧谷造成泉ははじめてみました。館内掲示には「当館の湯は大湧谷より引湯された100%源泉のかけ流しです。」とあります。

お湯はゲキ熱で入れず、湯かき棒でかき回すと白い湯の花が舞い上がり一気に透明度20〜30cmの乳白色にごり湯に。しばらく湯かき棒で格闘するも、どうしても入れず、やむなく冷水ホースで加水。
かなり強い酸性レモン味にしぶレモン?臭。で、イオウ臭はあまり感じませんが、浴後肌にかなり強烈な焦げイオウ臭が残ります。酸性泉特有のぬめりととろみが明瞭。ここのお湯は箱根の造成泉のなかでも屈指の酸性度では?
かなり荒削りな浴感のお湯で、強羅下や仙石原のとろ〜んとした造成泉とはかなりイメージがちがいます。イオウ泉好きは一度トライするのも面白いのでは?

箱根温泉供給(株) 供給温泉(大湧谷温泉) 湧出形態:造成温泉
酸性-Ca・Mg-硫酸塩・塩化物泉 64.7℃、pH=2.9、成分総計=1013mg/kg、H^+=1.27、Na^+=43.1mg/kg、Mg^2+=39.0、Ca^2+=104、Fe^2+=7.07、Al^3+=5.66、Cl^-=124、SO_4^2-=447、HSO_4^-=18.6、陽イオン計=206、陰イオン計=590、メタけい酸=213 <H11.9.17分析>

>晶です(^0^)さん
ど〜も、おひさしぶり
なんと、草津時間湯1年が経過ですか!
時間湯をやっているときは他の温泉は一切入れないとの由。
やはりそれほどのすごい力があるのでしょうか。

一郷一会の温泉格言(^^)、暫定ですがUPしました。よろしければご覧くださいませ。
 

柏湯元温泉 「天然温泉 柏湯元」  投稿者:うつぼ  投稿日:2007年 4月22日(日)23時19分26秒    編集済
  北総の住宅地のお湯です。

<柏湯元温泉「天然温泉 柏湯元」>(千葉県柏市、10:00〜24:00、700円、04-7171-4126)
マンションデベロッパーのリベレステが源泉を開発した、マンション「ベルドゥムール柏」併設の日帰り温泉施設。以前は「長寿の湯」(→レポ)という名前でしたが、小リニューアルをかけ「天然温泉 柏湯元」に名称変更、湯づかいもかわっているのでレポします。

えらく入り組んだ住宅地にあり、場所は説明できません(笑)(→ここ
マンションの裏手からもうもうと湯けむりがあがっているのは、ちょっと面白い風景です。

浴室構成の変更はなく、1階は遠赤サウナつき和風露天、2階はスチームサウナつき洋風露天タイプで、男女週替り交替制。この日の男湯は前回レポと同じ1階でした。
浴室は、右手に機能浴槽(真湯?)、寝湯、内湯温泉槽(赤みかげ石造、4.5人)、ボディバス(立浴槽)、奥にサウナ、水風呂(カルキ感じず肌ざわりよく井水では?)。露天ゾーンに温泉露天(赤みかげ石枠平石貼り10人弱、一部屋根つき)と多彩。
露天は塀に囲まれているものの、スペースがあるので閉塞感はありません。

内湯温泉槽は湯の花キャッチャーつきみかげ石の湯口から投入で、軽いオーバーフロー+底面吸湯。温泉露天は湯の花キャッチャーつき石の湯口から投入で、端の切欠からの上面排湯。
カラン14、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。土曜11時で男湯5〜10人程度とまあまあゆったり。

お湯は、翠がかった茶褐色のささにごり(内湯源泉槽はほぼ透明)で、露天のみ茶色の湯の花が浮かびます。強塩味で、以前より粘土系+墨系アブラ臭が強まっていて湯面でも香ります。
かなりの濃度感と食塩泉系の温まりがある入り応えのあるお湯で、特別な湯ざわりはないものの浴後は肌がさらさらになります。
内湯と露天では露天の方がいいですが、内湯もそれなりのコンディション。色味や味からみて、ともに除鉄・加水はあるかと思いますが、露天は鮮度感もあってかなりレベルの高いお湯になっています。
館内掲示やパンフには、露天は源泉かけ流しとあり、これは看板に偽りなしと思います。

平成15年に再分析をかけていて、Ca^2+が若干増えているほかはさしたる変化はありません。湧出量が400L/min→85L/minに減少しているのに源泉かけ流しに移行しているのは不思議な気もしますが、いろいろと湯づかいをくふうしたのでしょう。
また、源泉かけ流しに移行しながら料金値下げしているのは、温泉激戦地柏ゆえか?

正直、「ゆの華」ほどの力感はありませんが、空いてるし、お湯もよくなっているので、温泉好きは見逃せないお湯ではないでしょうか。

<新スペック>
Na-塩化物強塩温泉 45.0℃、pH=7.5、85L/min(1,500m掘削揚湯)、成分総計=18.78g/kg、Na^+=6624mg/kg (91.42mval%)、Mg^2+=112.6、Ca^2+=305.6、Fe^2+=1.9、Cl^-=11020 (98.36)、Br^-=37.6、I^-=11.6、HCO_3^-=275.8 (1.43)、陽イオン計=7126 (315.1mval)、陰イオン計=11350 (316.0mval)、メタほう酸=263.0  <H15.5.1分析>

<旧スペック>
Na-塩化物強塩温泉 45.7℃、pH=7.56、400L/min(1,500m掘削揚湯)、成分総計=18.76g/kg、Na^+=6728mg/kg (93.81mval%)、Mg^2+=121.4、Ca^2+=146.6、Fe^2+=1.7、Cl^-=11080 (98.47)、Br^-=27.8、I^-=9.9、HCO_3^-=268.5 (1.39)、陽イオン計=7074 (312.0mval)、陰イオン計=11390 (317.4mval)、メタほう酸=266.7  <H10.9.8分析>

<温泉利用掲示>
露天
*入浴に適した温度に保つ為
@温泉を熱交換器に通し、加熱しております。
A時折、加水(湯)する場合がございます。

内湯
*入浴に適した温度に保つ為
温泉に加温・加水しております。
*温泉資源保護と衛生管理の為
@循環ろ過装置を使用しております。
A塩素系薬剤を使用しております。
 

深谷花園温泉リゾート花湯の森・施設見学会レポ(4/25オープン)  投稿者:ONKEN21  投稿日:2007年 4月22日(日)00時09分54秒    編集済
   オラが町にもいよいよ温泉が誕生!埼玉県深谷市の深谷温泉薬師の湯
「深谷花園温泉リゾート花湯の森」の施設見学会(4/19〜21昨日まで)に行ってきました。
毎度お馴染み速攻レポ地元編です(^^)v。オープンして実際入浴できるのは
4月25日(水)〜で決定らしいので、皆さんは早まらないように…(^_^;)
昨日は入浴できなかったので、施設のレポのみとし、入浴レポは4/25以降に行います。

 花湯の森への行き方ですが、旧深谷市でも最も南、旧川本町との境付近です。
最寄のインターは関越道・花園ICです。R140を熊谷方面にむかい、ユニーの交差点を
看板に従い左折、1.2km先を右折、左手に花湯の森があります。北の旧深谷市のR17からは
看板も全くなく非常に行きにくいので、地元の方以外はオススメしません。
地元以外の方は必ず旧川本町のR140号から入ることをオススメします。
バスの方は深谷駅から市内循環バス南コース西循環「人見第2(南)」下車、徒歩5分。
私の家からは10km、20分。尾島利根の湯、ユーランド新田と並び近い温泉の誕生です。
深谷市内では赤口稲荷温泉「仁恵の湯」に次いで2ヶ所目ですが、現在はtake outのみ
なので、入浴施設としては初めてとなります。花園ICそばの湯都里は掘削未着手。

 花湯の森は潰れたショートコースのゴルフ場を地元の不動産業「フジケンホーム」が
買い取って再開し、温泉掘削と入浴施設を建設したもの。西側が入浴施設、東側がショート
コースゴルフ場となります。駐車場は140台。駐車場からの入口は左右二手に分かれ、
右手はショートコース受付経由、左手は森林浴コースです。玄関を入り、100円返却式の
下足ロッカーに靴を入れ、軽食コーナーを見ながら、キーをフロントへ。すると番号札を
いただけます。別料金ですが希望者は隣のカウンターで館内着をいただけます。

 フロントを左手へ行くと廊下があります。和風で太い梁の巡らされた民家風、非常に
雰囲気のある造りで、おがわ温泉花和楽の湯と瓜二つです。畳敷の大広間、地元食材の
味わえる個室・ダイニング付のレストラン(すでに営業中)、料金内の岩盤浴(かんなの湯
そっくり)、個室風呂2部屋があります。全館禁煙なので、たばこは縁側で。縁側で庭園を
眺めながら休むのも乙なものです。

 廊下の付き当たりから左に入ると浴室棟です。脱衣所を通り抜けるとジェット付大浴槽、
水風呂、サウナ、カランがあります。全面ガラス張りで開放感に溢れ明るいです。
屋外に出ると森に囲まれた露天風呂。「岩風呂・源泉薬師の湯」、ねころびの湯、檜風呂、
壷湯があります。特に檜風呂からはうっそうとした森に囲まれた池を眺められ、風流な
ことこの上ないです。ロケ的にはとても首都圏・埼玉とは思えません。これほど緑に
あふれた温泉は首都圏にはないのでは?次に、見学会でしか見られない、女湯へ。
男も女も浴槽の種類は全く同じで壷湯の位置や景色が若干違う程度。両方比べた感じでは
女湯の方が景色はいいですね。

 さて肝心の温泉ですが、露天風呂の「岩風呂・源泉薬師の湯」のみに天然温泉が入る
らしいです。それ以外の浴槽はすべて井戸水(非温泉)の“薬師の霊泉”となっています。
見学会では恐らく薬師の霊泉の加熱したお湯が張られていました。ややカルキ臭(^_^;)
内湯のサウナの水風呂は薬師の湯霊泉の非加熱だそうです。源泉薬師の湯は非加熱の霊泉が
張られていて、天然温泉のお湯には触れられませんでした。以前、フロントにお尋ねした
ところ、源泉かけ流しではないとのことで残念。正確にはらくださんの温泉ニュースBlog
によると、循環かけ流し式(一部放流循環)式らしい。ただ、竹筒の投入口付近では鮮度
の良いお湯が楽しめそうです。源泉薬師の湯と井戸水の薬師の霊泉の2刀流で行くやり方
も花和楽の湯の白金の湯(天然温泉)と金の湯(井戸水)と同じですね。

 天然温泉は男湯露天風呂横、駐車場の隣で掘削されていて、大きな温泉タンク2基や
低い塀に囲まれたドリコ製源泉ポンプを見ることができます。2度に渡って掘削しており、
最初は湯量が少なくて失敗、2度目の増掘ではまきばの湯と並び関東最深(ガウスさん
データ
)の2000mも掘って、源泉名:薬師の湯、泉質:ナトリウム塩化物泉を掘りあてて
います。温泉の分析書はまだ掲示されておらず、フロントにお尋ねしたところ、準備中との
ことでした。泉温はらくださん情報によると26.5℃とのことです。

 薬師の霊泉こと井戸水の分析書が各浴槽に掲げられていたので掲示します。
以下の通りです。

 天然炭酸水素イオン水 薬師の霊泉
花湯の森敷地・人見薬師堂内の深層井戸水天然アルカリイオン水「薬師の霊泉」には、
皮膚の表面を乳化・浄化し肌をすべすべ滑らかにする「炭酸水素イオン」
保湿・保温成分「メタケイ酸」
皮膚の古い層を取り除いてくれる弱アルカリ性「重炭酸ソーダ」が特に豊富に含まれております。

水質含有量(1kg中) pH=7.8
K=4.5 Ca=22 Mg=6.9 炭酸水素=260 メタケイ酸=38 重炭酸ソーダ=270

(参考)私の花湯の森の写真(従業員の方に撮影許可済)

利用料金
平日:一般料金1050円、会員料金950円
土日祝日:一般料金1200円、会員料金1050円
※料金には森林浴、温泉浴、岩盤浴利用と貸しタオル付
※会員限定販売回数券10枚9000円
※入会金1300円→事前会員登録なら300円、永久会員、1枚で4名利用可。
※100円で1ポイント付与、貯まればプレゼントあり。
《ひとっ風呂コース(夜9時〜)》2時間入浴のみ 平日840円 土日祝日945円

営業時間:午前10:00(土日祝9:00)〜深夜0:00 年中無休
(注)館内施設上、12才以下の方は入館不可
TEL.048−551−1126(イイフロ)(FAX048-575-3675)
埼玉県深谷市人見薬師堂888(地図
深谷花園温泉リゾート 花湯の森

>桃猫。さん
予想通り早速行かれましたね。桃猫さんからもいいお湯とのお褒めのお言葉をいただき
うれしいです。あそこなら清河寺以来のレポラッシュも夢でないかな(^^)
今度は深谷花湯の森や蔵の湯鶴ヶ島店(以上4/25開湯)や秩父梵の湯(新館4/7オープン)
などにもいらっしゃるのですか?

>うつぼさん
所沢市の埼玉スポーツセンターの公式HP右上の画像によると、むさし野温泉「彩ゆ記」
は5月下旬開湯のようですね。
 

秋川渓谷 瀬音の湯  投稿者:桃猫。  投稿日:2007年 4月21日(土)17時59分43秒
  こんにちは。この間、ONKEN21さん、おかざきさんがお薦めしていた秋川渓谷の瀬音の湯に、わたしも電車で行って参りました。バスだと、武蔵五日市から20分ぐらいです。足湯が入り口脇にあったのですが、そちらで既に軽いタマゴ臭が感じられたので、期待して浴室に望みました。ご両人のレポートにあるように、非常に素晴らしいお湯でした。施設は、華美な造りではなく、さっぱりとしたイヤミのない建築で、ニスの匂いが気になりましたが、掛け湯からしてタマゴ水みたいで感動しました。お湯は、やや白濁しかかっています。匂いは、タマゴ臭と鯵の干物を焼いた際の生臭い匂いみたいな両方が感じられますが、加熱ながら非常に鮮度が良い印象を感じました。このままの湯質であれば、これで東京なの?といった括りとして、すごくいいお湯加減ということになるでしょう。付近の秋川渓谷沿いにある茶屋や河原でのバーベキュー、鱒釣りなど、夏に向けて、相当賑わいそうですね。  

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