クチコミ 情報
2007年4月1日〜4月10日

感想  投稿者:すなっち  投稿日:2007年 4月 6日(金)15時32分26秒
  温泉トラベラーさん、こんにちは。HP拝見しました。
そうですか…療養泉の規定値を割るようになってるんですね。残念です。
ラジウムって枯渇(?)しやすい成分なんでしょうか?

増富は他に名物もなさそうで、ラジウムのキャッチコピーを外すのは営業的に苦しいでしょうね。とても難しい問題です。

ONKEN21さん、私は四万温泉のレポートを詳しくは書いていないのですが、「たむら」は「翠の湯」がいちばんいいですね。「翠の湯」だけ旧館にあります。なんてことないお湯かもしれないけど、大型ホテルのきらびやかさの中で、たったひとつ、ほっとできる浴槽だったと記憶しています。

クマオさんへ
情報提供なんてことを初めてやってみました。署名なんかを集めることができればいいんでしょうけど、時間がまったくない私にはできそうもなかったので、他の方法をとりました。

私が自分ができることをやらなくちゃ、と思ったのは、このHPに参加されている方(常連さんではない)の貴重な意見を拝見したことがきっかけになっています。表には表現しなくても、温泉を大切に考えていらっしゃる方が大勢いるのだなぁ、と。HPのリンクを沢山張ってくれた方、ありがとうございました。

週刊誌の編集部も性格は様々で、「週刊ポスト」は最も読者に近いと感じました。私は上手に説明できなかったのですが、わずかな情報からきっちり取材をしてわかりやすく文章にまとめていただいたのは、本当にプロの仕事ですごい! と思いました。うれしかったのは、安部首相のスキャンダルと同じ号に温泉の記事を掲載してもらったことです。あの号は売り切れた書店もあったはずで、多くの人に温泉の現状が届いたでしょうから。マスコミって公権力なんです。でも、それを今回正しく行使してもらいました。

やませみさんの情報で環境省のPDFを見ました。結論としては、安価な濾過装置が開発されていないので、見送るという内容で間違いないと思います。政治と企業が癒着しているってことですよ。悔しいですよね。本当に悔しいです。温泉に関する利権を勝手に作り出していい思いをしてる奴等がいるってことです。
 

四万温泉「山鳥の湯・湯の泉の湯混合泉」データ  投稿者:ONKEN21  投稿日:2007年 4月 5日(木)00時14分50秒    編集済
  四万温泉追伸です。
四万たむら入浴後、ゆずりは飲泉所と新・御夢想の湯(2006年1月21日改築)と足湯
(2006年12月20日完成)に寄ってみました。
ゆずりは飲泉所と御夢想の湯足湯は「山鳥の湯・湯の泉の湯混合泉」という新しい混合泉
になっていました。今から2年前の2004年12月に閉鎖された湯の泉の湯を引き湯して、
既存の山鳥の湯源泉と混合したものになっています。
ゆずりは飲泉所は2倍に希釈する必要があるそうです。
お湯は手で触ると熱いのですが、飲むと熱さを感じないのが不思議です。
四万たむらの飲泉所では飲んでも熱くて少しずつしか飲めないほどでしたから。

ゆずりは飲泉所と御夢想の湯足湯には同じ源泉の新しい分析書が掲示されていましたので、
以下の通り掲示します。()内は山鳥の湯単独使用時の私のデータ

 温泉分析書
1.依頼者:中之条町長
2.温泉地名・源泉名及びゆう出地:下記2源泉の混合泉
四万温泉(源泉名:湯の泉の湯):群馬県吾妻郡中之条町大字四万木根宿国有林14林班小班
四万温泉(源泉名:山鳥の湯):中之条町大字四万四万国有林中之条事業区23林班そ小班
(採水地点:ゆずりは飲泉所)
3.採水地点における調査及び試験成績
(2)調査及び試験年月日:平成17年10月13日
(3)泉温:47.0(64.5)℃(調査時の気温20.0℃)
(4)湧出量:測定せず(湯の泉の湯:掘削自噴、山鳥の湯:動力揚湯)
(5)知覚的試験:無色透明
(6)pH値:8.6
(7)電気伝導率:135mS/m(交流2電極方式、極板:チタン+白金黒)
4.試験室における試験成績
(2)試験年月日:平成17年10月26日
(3)知覚的試験:無色透明
(4)密度:0.9994(20.0℃)
(5)pH値:8.82
(6)蒸発残留物:1.09g/kg(110℃)
5.試料1Kg中の成分(mg)
Na=108(110) K=3.76(5.65) Mg=0.14 Ca=199(199.4) 鉄2=0.01 Mn<0.005 Al<0.05 陽計=311(315.051)
F=0.8 Cl=36.5(35.7) 硫酸=639(582) 炭酸=8.0(9.00) I=0.9 陰計=685(627.55)
メタけい酸=49.9(59.8) メタほう酸=1.0(5.14)  非解離計=50.9(64.94)
溶存物質・成分総計=1.05(1.01)g/kg
その他微量成分:総ひ素=0.064 銅=0.004(0.001) 鉛・総水銀・Cd=検出せず
6.泉質:カルシウム・ナトリウム-硫酸塩温泉(アルカリ性低張性高温泉)
平成17年10月26日(昭和54年5月8日) (社)群馬県薬剤師会(環境衛生試験センター)会長

(参考)めがねさんのこしきの湯・湯の泉単独データ
私の写真@ゆずりは・御夢想

 帰りはR353四万バイパス新湯入口(四万たむら入口)山側の「高野(たかや)山の沢水」
のおいしい水を汲んで帰りました。
 

Re:高林閣しばらく休業ほか  投稿者:クマオ  投稿日:2007年 4月 4日(水)05時35分40秒
  >とおるさま
塩沢温泉高林閣の紹介ページを掲載したばかりですが、休業中ですか。それなりに人気のある施設だと思っておりましたので驚いています。情報どうもありがとうございます。

>ONKEN21さま
四万温泉、ここのところしばらく行っていないので、流れ星さん情報の自由人温泉パスポートで行こうかなと思っておりました。先をこされちゃいましたね。四万たむらは泊まりでゆっくり行きたいところですが、高級旅館なのでやっぱり温泉パスポートにします。

>うつぼさま
新しい施設、手賀沼温泉「手賀沼観光リゾート 満天の湯」の詳細情報ありがとうございます。千葉県北部にも充実の温泉施設が増えてきましたね。強塩泉のお湯は鮮度がありそうなので行ってみたいです。ところで、人工炭酸泉は最近の施設にはよく見かけるようになりましたね。こまかい泡でお湯が白濁しているように見えるところもありますが、ここはどうでしょう。

>toshiさま
いらっしゃいませ。北海道の話題、どうもありがとうございます。これからもどうぞよろしく。裾野炭酸カルシウム温泉の方はは温泉なんでしょうか。もしかして二股ラジウム温泉の華石灰華を使っているだけかもと想像しておりますがいかがでしょう。(二股ラジウム温泉は昔近くに住んでいたのでなつかしいです。)

>やませみさま
大事な情報ありがとうございます。世論に押されてなのか、ついにあの非難ごうごうの温泉旅館ホウ素・フッ素の排出規制強化が延期となりましたね。弱小旅館いじめという側面が大きく、環境省のやりすぎを心配してました。しかしまだ規制強化の延期なので3年後にはまたこの問題が再燃しそうです。ともかく今回の延期にはすなっちさんの活動や温泉ファンの発言がもしかすると影響あったかもしれません。
 

四万温泉「四万たむら」  投稿者:ONKEN21  投稿日:2007年 4月 4日(水)00時44分18秒    編集済
   お風呂がたくさんありすぎて、長文失礼します。
 流れ星さんからお知らせがありましたが、3月26日に自遊人5月号の温泉パスポートを
買って、最初の日曜に第1湯として群馬県中之条町の「四万たむら」に入浴してきました。
四万たむらは通常日帰り入浴料金が1600円もするので、温泉パスポートであれば860円と
半額近い値段で入れます。今後、人気が非常に高まると思われるので、一刻も早いうちに
入浴してきました。自遊人パスポシリーズin初の四万編です。やませみさん晶さんレポあり。

 埼玉の自宅からR17上武バイパス・前橋市大胡・渋川経由オール下道で85km、2時間。
R353沿いの四万たむらの看板に従い右折、橋の手前を左折、河原の湯・萩橋・四万グランド
ホテル手前の河原の共同駐車場に止めます。

 まずは四万グランドホテルの裏にある落合通りを通って、昔、当掲示板にもよく書込
いただいた小枝子の父さんが作る「中島屋」のそばを食べることにします。
最近、秩父で仕事をしているので、そばは毎日のように食べておりますが、四万のそば
も決して引けをとりません。小枝子の父さん、ごちそうさまでした。
それと、NHK「ふだん着の温泉」ご出演おめでとうございます(^^)、まさに家庭的なそば屋ですね。
場所的にもたむらへの自遊人客が多数寄られると思われますが、よろしくお願いしますね。

 四万グランドホテルに戻り、田村坂を登って、古風な藁葺き屋根の四万たむらの玄関を
入ります。係員に靴を預け、鈴付の引換札をもらいます。受付でハンコを押してもらいます。
受付時間は10時〜15時までです。自遊人での入浴は要事前連絡なので出発前に連絡しま
したが、受付時も含め、その応対は丁寧ですばらしいので感心しました。ロビーでは
館内案内板の前であまりにお風呂の種類が多くて迷ってしまったのですが、すぐに従業員
がやってきて、
「森のこだまが一番のオススメです。是非、入っていってください」
とアドバイスしてくださいました。では、それに従い通路奥の木涌館エレベーターを川3階
に下り、甍の湯入口横の扉を空けて、屋外通路を通って「森のこだま」へ向かいます。

★森のこだま(男女別露天風呂)
 総木造りの脱衣所で服を脱ぎ、露天風呂へ出るとZ形の大きな浴槽があります。
浴槽からは新湯川の砂防ダムで作られた弁天の滝を目の前に望むことができます。
浴槽の下にある黒いフェンスがちょっと邪魔かな。人工の砂防ダムであることを考えなけ
れば森の中でザーザーと渓流の音を聞きながら入る露天風呂はよいものです。
 お湯は投入1ヶ所、側面注入数ヶ所、オーバーフローの掛け流し。やや緑色っぽい感じで
うっすら白っぽく確かに鮮度はやや悪いように思いましたが、そのせいか最も石膏臭が
感じられ、白く細かい湯の花もみられました。私は景色的にもお湯的にも悪くはないと
思いました。

★甍の湯(男湯内風呂)<賓陵館>
 次に一旦服を来てお隣の甍の湯へ。甍の湯は賓陵館という浴室棟になっていて、2階が
女湯、1階が男湯になっています。2階の女湯からは1階の男湯が見えるらしい。
脱衣所にはトニック・リキッド・ドライヤー・綿棒・貴重品ロッカー完備、浴室には
ボデーソープ・シャンプー、温泉カラン(すべて)あり。浴室奥にはぬる湯、中央には
かけ湯、手前にはあつ湯があります。浴槽には法師温泉のように丸太が並べてあります。
浴室は吹抜や壁がガラスになっていて明るく、大きく、開放感に圧倒されます。
お湯は投入口はありますがお湯は投入されておらず、すべて底面の穴から注入され、
そのままオーバーフローしています。森のこだまと同じ源泉で、石膏臭があります。
ぬる湯とあつ湯はお風呂の大きさで調節できるのでしょうか。
 湯上がり後は浴場出口で水を飲むことができます。次はさくらプールに出て(要水着・
私は入らず)、足湯・寝湯・ジャグジーを見て、飲泉所でお湯を飲んだ後、屋外通路を
通って、金涌館の下にある檜風呂に向かいます。

★御夢想の湯(檜風呂)
 金涌館から浴室棟へ入ると左手が岩根の湯、右手が御夢想の湯と甌穴になります。
御夢想の湯は総檜造で共同浴場「御夢想の湯」のような鄙びた趣。温泉ファンからすると
雰囲気的にはここが一番でしょうか。お湯は無色透明(やや緑色)無臭で森のこだまや
甍の湯とは別源泉、もっと薄い感じがしました。

★甌穴(庭園露天風呂)
 御夢想の湯の外にあって、脱衣所は御夢想の湯と共有、裸移動可です。手前は浅く、
奥が深くなっています。庭園の岩の上からの投入と浴槽奥の岩の下から気泡を上げながら
お湯が注入されています。ひょっとして岩の下から自然湧出してるのでしょうか?

★岩根の湯
 岩根の湯は御夢想の湯から出て直進した右手にあります。脱衣所は小さく、浴場は
タイル貼りになっています。ややくたびれた感じのする浴室ですが、雰囲気は悪くないです。
正面に大浴槽と打たせ湯、手前に蒸風呂と小浴槽があります。投入1ヶ所で浴槽の周りの
パスカルの穴から排水。巧妙な排水方法です。ここが源泉から最も近いお湯らしいです。
 次に花涌館の渡り廊下を渡り、翠の湯へ行きますが、生憎、12〜16時は清掃中で入れ
ませんでした。

★幻の湯「竜宮」
 次に甍の湯へ戻って、清掃が終わった竜宮に入ります。甍の湯の男湯と脱衣所は共有で
裸移動可です。浴槽は2つあって、手前側は浅めで水着可、奥は深めで水着不可になって
います。混浴のようですが、ほぼ男性用となっており、女性の方は昼間なら水着か、
夜間や朝など時間を見計らないと厳しいかも知れません。竜宮は森のこだまの新湯川が
カーブした下流に位置し、河原が広くなっています。森のこだまとは全く違う眺めです。
森のこだまが森閑として風情が深いのに対し、竜宮は荒涼としていてだだ広いです。
すぐ近くでこんなに景色が変わるとは…。なお、幻の湯竜宮とは新湯川が増水すると水没
してしまうことから名付けられたそうです。

 以上、8ヶ所中翠の湯、クリスタル風呂(別料金要予約)以外の6ヶ所に2時間30分位
かけてゆっくり入ってきました。パスポートでの利用は2〜3時間迄となっています。
なお、1600円の有料入場者及び宿泊客は姉妹館の四万グランドホテルのお風呂も利用できる
ようです。日帰り入浴時間帯は清掃中で入れない風呂も多いので要注意です。
特に翠の湯は自噴泉のようで是非入ってみたかったです。

 温泉分析書は源泉が七種類あって「自遊人おんせん倶楽部」の四万たむらのページにすべて掲載
されています。また、各浴室の脱衣所にはその七種類の源泉の混合された分析書が2種類
掲示されていました。以下の通りです。
 データは滝の湯・竜宮の湯・旭の湯の混合/岩根の湯・四季の湯の混合の順

温泉成分等掲示表
温泉利用施設名:四万たむら
浴室名:森のこだま(男湯露天風呂)・甍の湯(男湯内風呂)・プール前飲泉所/
    御夢想の湯(男湯内風呂)・甌穴(男湯露天風呂)
利用温泉
源泉名:四万温泉 滝の湯・竜宮の湯・旭の湯の混合泉/岩根の湯・四季の湯の混合泉
温泉の泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉

温泉1kg中の成分
泉温(源泉)76.1/81.6℃(利用施設)40〜42℃
水素イオン(pH)6.69/6.79
蒸発残留物:2.49/2.34g/kg
成分総計=2.53/2.33g/kg
Na=615/550 K=78.4/73.3 Mg=1.71/1.93 Ca=148/169 鉄2=0.25/0.44
Mn=1.01/0.85 Al=0.10/<0.05 陽計=845/796
F=1.0/0.9 Cl=1002/905 硫酸=355/336 炭酸水素=52.8/29.9 Br=7.0/- I=0.8/-
陰計=1419/1270
メタけい酸=175/178 メタほう酸=76.3/66.0非解離計=251/244
(溶存物質計=2.51/2.31g/kg)
遊離CO2=13.2/18 総ヒ素=2.03/1.87 鉛・銅・総水銀=検出せず
分析年月日:平成16年9月27日/平成13年3月26日 登録分析機関:(社)群馬県薬剤師会

温泉利用状況
加水の状況:
温泉は化学物質を多く含有しておりますが、時間がたつに従い、温泉成分が化学変化を
起こし変化してしまいます。当館の源泉は、温度が高温でそのままでは入浴できないため、
新鮮な温泉を満喫していただくために、三国山系を源流とする自然水で入浴に適した温度に
加水しております(飲泉所のみ、加水しておりません)
加温の状況:加温しておりません
循環・ろ過状況:掛け流しですので、循環ろ過装置は使用しておりません
入浴剤の有無:入浴剤は投入しておりません
消毒処理の状況:
掛け流しですので通常時は使用しておりません
ただし、浴槽内清掃時に衛生安全確保のため塩素系薬剤を使用しています
(飲泉所のみ、掛け流しですので使用しておりません)

甍の湯の天然温泉利用証あり(湧出量:307.3L/分)
源泉・引湯・泉質・給湯方式3/加水の有無・新湯注入率2(3点満点中)

※私のアルバム「自遊人07’春夏編

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.shima-tamura.co.jp%2F

 

手賀沼温泉 「手賀沼観光リゾート 満天の湯」  投稿者:うつぼ  投稿日:2007年 4月 4日(水)00時21分29秒    編集済
  もう1発いきます。桃猫。さんの速攻レポがあった新顔施設です。長文すみませぬ。

<手賀沼温泉「手賀沼観光リゾート 満天の湯」> (千葉県柏市(旧 沼南町)、9:00〜24:00、650円(土日祝750円)、3歳未満乳幼児入浴不可、047-338-4126)
3/15にオープンしたこの温泉スパ銭は、手賀沼を渡る手賀大橋南詰めの県道8号(船取県道)沿い、道をはさんで「道の駅しょうなん」もある交通の要衝に立地しています。住所は柏市ですが、旧沼南町地区で周辺は一面の農地です。
かなり大規模な施設でよく目立ち、駐車場脇にはかけ流しの足湯(無料、〜日没)や別棟の農産物直売所もあります。
日曜の昼間に行きましたが、まだあまり知られていないのか、けっこう空いていました。

館内は2層構成で、2階に有料ゾーン(岩盤浴)と茶屋、休憩所、展望の間など。手賀沼の眺望がすばらしい展望の間はレクチェア装備ながら無料なのは太っ腹。案の定、ここだけは満席でした。

メインの1階には浴場と飲食処、髪切処、手もみなどのスパ銭標準施設、脱衣所も広めで全体にゆったりとつくられています。
つくりはちがうものの、全体の雰囲気はなんとなく高崎の「湯都里」に似ています。コストにさほどこだわらず贅沢につくったという感じかな。「湯都里」はオープンまもなく強気な値上げに踏みきりましたが、ここは現行料金で頑張ってほしいです。また、ここはスタッフが親切で気分がいいです。

ふたつの浴場はほとんどシンメトリなので、男女の入れ替えはないと思います。(当日入ったのは右側)
内湯ゾーンに真湯の機能浴槽と絹の湯(超微細気泡風呂、カルキ臭)、主浴槽(温泉、みかげ石枠石敷12人以上、適温)、ドライサウナ、よもぎサウナに水風呂(井水、カルキ弱く入り心地いい)など。
露天ゾーンに、メインの岩風呂(岩組鉄平石敷12人以上、適温)、壺風呂(石造1人×3)、あつ湯(みかげ石枠石敷1.2人)、寝ころび湯(4人)と檜の湯(木枠石敷3人、人工炭酸泉、真湯だと思う)。露天の浴槽は、檜の湯以外すべて源泉かけ流しとのこと。
露天は塀に囲まれ展望はききませんが、和風庭園風で居ごこちがいいです。
あと、ここの人工炭酸泉はかなり強烈で、入るやいなやアワに包まれ、収斂感&炭酸冷感が楽しめます。
カラン27、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。休日14時で40人ほどでしたが、浴場は広いのでゆったり。

内湯主浴槽は、石の湯口からの投入+底面注入+ジャグジー注入でオーバーフローなし。緑がかった透明のお湯で、弱いうがい薬臭。典型的な濾過循環湯ですが、かなりの濃度感があるので入り応えはあります。
露天岩風呂は、赤茶に変色した岩の湯口から投入で2ヶ所の切欠からの流し出し。壺湯は檜臭香る木樋の湯口から投入でオーバーフロー。あつ湯はみかげ石の湯口から投入+熱湯注入で切欠からの流し出し。どの浴槽も掲示どおりのかけ流しかと思います。

露天各槽のお湯は緑褐色にごり湯(透明度30〜50cmくらい)でわずかにうす茶の浮遊物。壺湯とあつ湯は緑味よわく透明度も高くて岩風呂よりよさげ、とくに壺湯は鮮度感高く少量のアワつきがありました。
で、露天のお湯のよさは、壺湯(外側ふたつ) > あつ湯 > 壺湯(奥)> 岩風呂 かと思いますが、岩風呂でも相当なレベルを保っています。

強塩味+金気だし味に粘土系アブラ臭+金気貝汁臭。とくべつな湯ざわりはないですが、よく温まり浴後ややペトつきます。
どっしりとした重量感があるので、典型的なほてほてからから強食塩泉かと思いきや、意外に疲れのこない入り心地のいいお湯です。なんとなくお湯に奥行きがあるのは、メタほう酸=197mg/kgが効いているのかも・・・?
南関東ではかなり上位にくる強食塩泉で、お湯のイメージは「春日部温泉 湯楽の里」に近いかな。

お湯がよく施設充実のコストパフォーマンスの高い施設で、こっち方面にきたら立ち寄り必至。ただ、我孫子から手賀大橋経由で一走りなので、今後かなりの混雑施設になると思います。

※ここのHPは手作り感覚あふれていますが、分析書はおろか温泉井の構造、各浴槽のスナップ写真まで載っている充実の内容です。

Na-塩化物強塩泉 41.5℃、pH=7.3、600L/min(1,800m掘削揚湯)、成分総計=19.625mg/kg、Na^+=6820mg/kg (89.19mval%)、Mg^2+=136、Ca^2+=450、Fe^2+=3.5、Cl^-=11800 (99.72)、Br^-=43、I^-=9.8、HCO_3^-=14、陽イオン計=7491.0 (332.61mval)、陰イオン計=11872.30 (333.80mval)、メタけい酸=63、メタほう酸=197 <H18.10.4分析>
 

箱根湯本温泉 「弥坂湯」  投稿者:うつぼ  投稿日:2007年 4月 4日(水)00時17分41秒    編集済
  箱根の湯巡りの15発目です。

<箱根湯本温泉「弥坂湯」>(箱根町、8:00〜20:30(現在休業中)、450円、0460-85-5233)
運営団体の解散?により一時は閉鎖が噂されましたが、どうやら営業継続にこぎ着けたようです。ただし、4/1から休業中、改装後6月頃からの再開を予定しているようです。
湯本から畑宿に登る旧東海道沿いは湯本茶屋地区と呼ばれ、自家源泉の施設が多く点在しています。この旧東海道沿いにある共同浴場が「弥坂湯」です。
旧東海道は狭くて通行量が多く、駐車スペースは1台停めるのがやっとなので湯本のPに停めて歩いていった方がいいかも。
モルタル造の飾り気のない建物ながら、正面壁面の温泉マークと”弥坂湯”の文字、年季入った紺色の暖簾が渋い味を出しています。壁面には「湯本町生活協同組合利用施設」とあります。

番台形式で左が男湯、右が女湯。ゆったりとした脱衣所のむこうに浴室。薄紅色のタイルに円形4.5人ほどの青いタイル浴槽が映えて趣があります。
カラン2、シャワーあり、シャンプー・ドライヤーなし。年末9時で独占。
側面からのパイプ注入で槽内排湯なしのオーバーフローは、たぶんかけ流しでしょう。

無色透明のお湯はややぬるめで白と黒灰の湯の花を浮かべています。ほぼ無味無臭(ごく弱い温泉臭?)で、よわいヌルすべととろみのある湯本らしい清澄なイメージのお湯です。
番台のおじいさんの話しによるとお湯は道沿いに上の方から引いていて、夏は熱く加水することもあるが、それ以外は非加水とのこと。
さして個性のあるお湯ではないですが、穏やかなお湯をしみじみと味わえるいい共同浴場だと思います。

アルカリ性単純温泉(Na-Cl・HCO3型) 48.7℃、pH=8.7、湧出量不明、成分総計=0.441g/kg、Na^+=123mg/kg、Cl^-=119、SO_4^2-=53.2、HCO_3^-=71.6、メタけい酸=51.3 <H14.12.20分析> (源泉名:湯本第29号・第46号混合)
 

高林閣しばらく休業  投稿者:とおる  投稿日:2007年 4月 3日(火)02時13分35秒
  昨日、軽井沢塩沢温泉高林閣に行ってみたのですが、しばらく休業しますの張り紙があり、
ヒトの出入りはあるようですが、営業はしばらくしていない様子でした。

で、気を取り直して霧積温泉「きりづみ館」へ。(高峰にも行きたかったのですが、ノーマルタイヤだったので自粛)

まだ、加熱半循環になっていましたので、金湯館に比べるとちょっと新鮮味に欠けるようですが、それでも時折聞こえる鳥の声、風の音以外は湯の注がれる音だけ、と言った静かな良い気分のお風呂です。
 

裾野 炭酸カルシウム温泉 一の瀬  投稿者:toshi  投稿日:2007年 4月 1日(日)20時38分24秒
  約4年程前に建築された温泉施設です。
日帰り入浴も可能です。
長万部二股ラジウム温泉から直に移設した湯の華石灰華100%使用。
裾野駅後方、山の麓にあります。
道中は幹線国道は便利でしたが裾野駅から温泉へ到着するまでの道路が判り辛かったです。
裾野駅の後方面にあるローソンを目印にそこから山方向へ向かうといった感じでした。
駐車場傍の通路からは、お湯をラジウム鉱石に通すまでの工程が垣間見れます。
長万部温泉の鉱山だった頃の様な雰囲気が少し味わえる風貌です。
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.susono-ichinose.com%2Fhigaeri.html
 

北海道 野付温泉 浜の湯とニセコ 湯本温泉  投稿者:toshi  投稿日:2007年 4月 1日(日)18時07分21秒
  初めて書き込みます。神奈川県西部在住のtoshiです。皆様宜しく御願いします。

北海道道南方面へ行かれる際、岩内港でフェリー待ちの時間などある時にお勧めです。
山中に在る露天風呂が壮大ですよ。
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.walkerplus.com%2Fniseko%2Fevent%2Fon005.html

道東では野付のキャンプ場から車で5分程の海沿いに点在する野付温泉 浜の湯は銭湯感覚のこじんまりとした立ち寄り湯ですが
体を横にして入浴できるタイル製の露天風呂があり、晴天の日の夜空には星が降り落ちて来そうです。
キャンプ場の施設も清潔でした。浜の湯のお湯は透明で塩味でした。入浴中はぬるぬる 入浴後はつるつるでした。
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.joy.hi-ho.ne.jp%2Fma0011%2FT-Hokaido01.htm

私事ですが、溜まった疲れを癒しに5月中頃か6月中頃温泉旅行を予定しています。
関東圏で一泊二日の計画で探しましたがなかなか理想とは遠い現実。
新潟県 池ノ平温泉と長野県 小赤沢温泉に一応行ってみる予定です。
どこか素晴しい秘湯でもないものか・・・
またレポートします。
 

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