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建国記念日連休・長野の旅では新潟県妙高市の「ランドマーク妙高高原」で入浴・仮眠 しました。長野市内ではまめじま湯ったり苑の近くの健康村温泉「信州健康村」でも仮眠 できますが、ランドマークに昨年7月7日に導入された「黒泥湯露天風呂」はどんなものか、 とても気になっていました。長野市内からR18で41km、1時間。妙高付近は圧雪路で雪も 降っていました。
ランドマーク妙高高原は昨年7月7日より従来の健康ランドのイメージを一新し、2階に ネットカフェの「温泉+かふぇ(アプレシオランドマーク妙高高原店)」に改装しています。 温泉はもちろん、30種類のフリードリンクコーナーやコミックライブラリー、インター ネット、カラオケ個室、ビリヤード、仮眠室、個室ブース(TV・インターネット・仮眠可) などが導入されています。また女性専用のゲルマニウム温浴・炭盤浴付feel(専用衣付 1,050円11〜23時)も導入されています。妙高観光物産館(冬季24時間営業)や食堂・ クレープパルフェもあります。
料金体系も時間制となり1時間平日630円・休日735円〜仮眠パック12時間平日2625円、 休日3150円(チェックアウトの曜日)となっています。入館時に料金パックを指定します。 ちなみに延長料金は105円/15分です。私は温泉に入れて寝られればいいかなと思って 6時間パック1890円-100円引(スノーナビ割引券)で安上がりにしました。貸しタオル (200円)や貸しウェア(250円)は別料金です。仮眠室は予約可ですが、予約がなくとも 場所を指定していただけます。私の場合、マット(毛布や枕付)が敷いてある大広間で 仮眠しました。但し朝方になると満席となってしまい予約がない方は仮眠不可となって いました。スキーシーズンの休前日は予約した方が良いかも知れません。なお、24時間営業 は12月第4土曜日〜3月第4土曜日の冬期間のみです。非冬期間は日〜木が9〜25時(入館 〜24時)で仮眠不可、金・土・祝前日は9〜26時(入館〜25時)で仮眠可となっています。 55歳以上は9〜16時の入館に限り6時間平日630円・土日祝735円のシニアパックもあるようです。
大浴場は1階・受付奥にあります。一面ガラスで明るく開放的でバカデカイ大浴槽には 透明ながらやや黒ずんでいて、アンモニア(肥料)っぽいにおいの温泉が循環利用(大量 投入・吸込・注入多数・オーバーフローなし)されています。アンモニアのにおいは拘泥 のにおいでしょうか?はたまた硫黄分と塩素のにおいが混じったものなのでしょうか? サウナもありますが、深夜〜朝は利用を停止していました。
注目は池の平温泉の湧出地である妙高南地獄谷の拘泥を混ぜたという「黒泥湯露天風呂」。 ろ過されている内湯よりは黒ずみが強いです。黒い湯の花がたくさん舞っています。 真っ白な雪景色に黒ずんだお湯の白黒の対比はおもしろいと思います。光景的にはかなり 変わった雪見風呂でした。でも、拘泥は入浴剤のように後から入れたものなのでしょうか? 夜は投入あり、朝は投入なしで強烈な吹出があります。こちらは循環してるけど、成分ろ過 はしていないのかも知れません。近くの燕温泉(北地獄谷)のようにススが肌につくと いうことはなく、あまり期待したほどではなかったです。湯上り後の肌のスベスベ感や 汗が止まらないほどの火照り感は食塩泉と一味違う、硫黄泉独特のものを感じました。
温泉付ネットカフェは私の経験でも初めてで非常に快適で良かったです。ネットカフェも 仮眠場所として近年注目を集めていますが、温泉施設や健康ランドにネットカフェを併設 するという新たな試みは今後増えるかも知れません。ただし時間制なので時間を気にせず ゆっくりすることはできないですね。
温泉分析書は成分値なしのものがありました。以下の通りです。成分値については やませみさんデータをご覧下さい。
泉質 1.湧出地 中頸城郡妙高村大字関山妙高山国有林31にほ林班(南地獄谷 標高1800m) 2.泉質 単純硫黄温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)<公式HPでは泉温62.3℃> 泉質別適応症:慢性皮膚病・慢性婦人病・きりきず・糖尿病
お知らせ 当 露天風呂は池の平温泉の湧出地である妙高南地獄谷(標高1800m)の拘泥を混ぜること により、その源泉を再現しております。 通常の何十倍もの温泉成分が含まれております。ゆっくりとその温泉香と効能をお楽しみ ください。 尚、温泉成分が大変強くなっておりますので、肌の弱い方や合わないと感じられた方は ご利用をご遠慮ください。 ランドマーク妙高高原
◎加水:水は加えていません。 ◎加温:貯湯槽を有するため、衛生管理の目的と入浴に適した温度に保つ為、加温しています。 ◎循環・ろ過:衛生管理のため、循環ろ過装置を使用しています。 ◎消毒:衛生管理のため、塩素系薬剤を使用しています。 ◎入浴剤:源泉の色・臭いを体感できるように拘泥を加えています。(露天風呂)
※私のアルバム「長野・妙高新湯めぐり」@ランドマーク妙高高原9枚
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.alpen-blick.com%2F |
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