クチコミ 情報
2007年2月11日〜2月20日

池の平温泉「ランドマーク妙高高原」  投稿者:ONKEN21  投稿日:2007年 2月20日(火)23時52分23秒    編集済
   建国記念日連休・長野の旅では新潟県妙高市の「ランドマーク妙高高原」で入浴・仮眠
しました。長野市内ではまめじま湯ったり苑の近くの健康村温泉「信州健康村」でも仮眠
できますが、ランドマークに昨年7月7日に導入された「黒泥湯露天風呂」はどんなものか、
とても気になっていました。長野市内からR18で41km、1時間。妙高付近は圧雪路で雪も
降っていました。

 ランドマーク妙高高原は昨年7月7日より従来の健康ランドのイメージを一新し、2階に
ネットカフェの「温泉+かふぇアプレシオランドマーク妙高高原店)」に改装しています。
温泉はもちろん、30種類のフリードリンクコーナーやコミックライブラリー、インター
ネット、カラオケ個室、ビリヤード、仮眠室、個室ブース(TV・インターネット・仮眠可)
などが導入されています。また女性専用のゲルマニウム温浴・炭盤浴付feel(専用衣付
1,050円11〜23時)も導入されています。妙高観光物産館(冬季24時間営業)や食堂・
クレープパルフェもあります。

 料金体系も時間制となり1時間平日630円・休日735円〜仮眠パック12時間平日2625円、
休日3150円(チェックアウトの曜日)となっています。入館時に料金パックを指定します。
ちなみに延長料金は105円/15分です。私は温泉に入れて寝られればいいかなと思って
6時間パック1890円-100円引(スノーナビ割引券)で安上がりにしました。貸しタオル
(200円)や貸しウェア(250円)は別料金です。仮眠室は予約可ですが、予約がなくとも
場所を指定していただけます。私の場合、マット(毛布や枕付)が敷いてある大広間で
仮眠しました。但し朝方になると満席となってしまい予約がない方は仮眠不可となって
いました。スキーシーズンの休前日は予約した方が良いかも知れません。なお、24時間営業
は12月第4土曜日〜3月第4土曜日の冬期間のみです。非冬期間は日〜木が9〜25時(入館
〜24時)で仮眠不可、金・土・祝前日は9〜26時(入館〜25時)で仮眠可となっています。
55歳以上は9〜16時の入館に限り6時間平日630円・土日祝735円のシニアパックもあるようです。

 大浴場は1階・受付奥にあります。一面ガラスで明るく開放的でバカデカイ大浴槽には
透明ながらやや黒ずんでいて、アンモニア(肥料)っぽいにおいの温泉が循環利用(大量
投入・吸込・注入多数・オーバーフローなし)されています。アンモニアのにおいは拘泥
のにおいでしょうか?はたまた硫黄分と塩素のにおいが混じったものなのでしょうか?
サウナもありますが、深夜〜朝は利用を停止していました。

 注目は池の平温泉の湧出地である妙高南地獄谷の拘泥を混ぜたという「黒泥湯露天風呂」。
ろ過されている内湯よりは黒ずみが強いです。黒い湯の花がたくさん舞っています。
真っ白な雪景色に黒ずんだお湯の白黒の対比はおもしろいと思います。光景的にはかなり
変わった雪見風呂でした。でも、拘泥は入浴剤のように後から入れたものなのでしょうか?
夜は投入あり、朝は投入なしで強烈な吹出があります。こちらは循環してるけど、成分ろ過
はしていないのかも知れません。近くの燕温泉(北地獄谷)のようにススが肌につくと
いうことはなく、あまり期待したほどではなかったです。湯上り後の肌のスベスベ感や
汗が止まらないほどの火照り感は食塩泉と一味違う、硫黄泉独特のものを感じました。

 温泉付ネットカフェは私の経験でも初めてで非常に快適で良かったです。ネットカフェも
仮眠場所として近年注目を集めていますが、温泉施設や健康ランドにネットカフェを併設
するという新たな試みは今後増えるかも知れません。ただし時間制なので時間を気にせず
ゆっくりすることはできないですね。

 温泉分析書は成分値なしのものがありました。以下の通りです。成分値については
やませみさんデータをご覧下さい。

泉質
1.湧出地
中頸城郡妙高村大字関山妙高山国有林31にほ林班(南地獄谷 標高1800m)
2.泉質
単純硫黄温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)<公式HPでは泉温62.3℃>
泉質別適応症:慢性皮膚病・慢性婦人病・きりきず・糖尿病

お知らせ
当 露天風呂は池の平温泉の湧出地である妙高南地獄谷(標高1800m)の拘泥を混ぜること
により、その源泉を再現しております。
通常の何十倍もの温泉成分が含まれております。ゆっくりとその温泉香と効能をお楽しみ
ください。
尚、温泉成分が大変強くなっておりますので、肌の弱い方や合わないと感じられた方は
ご利用をご遠慮ください。                 ランドマーク妙高高原

◎加水:水は加えていません。
◎加温:貯湯槽を有するため、衛生管理の目的と入浴に適した温度に保つ為、加温しています。
◎循環・ろ過:衛生管理のため、循環ろ過装置を使用しています。
◎消毒:衛生管理のため、塩素系薬剤を使用しています。
◎入浴剤:源泉の色・臭いを体感できるように拘泥を加えています。(露天風呂)

※私のアルバム「長野・妙高新湯めぐり」@ランドマーク妙高高原9枚

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.alpen-blick.com%2F

 

Re:日帰り温泉 混浴について  投稿者:クマオ  投稿日:2007年 2月20日(火)08時09分53秒
  >ジョンさま
混浴の温泉は歴史のあるところが多くて、お湯も昔からの良いお湯のところが多いと思います。煩悩が高じて混浴を探していく人もいるかと思いますが、良いお湯を探していくとたまたま混浴だったというのが泉質派の温泉ファンのすなおな気持ちだと思います。
温泉の楽しみ方はいろいろですので彼女と混浴もありだとおもいますが、くれくれもマナーを忘れずにおねがいします。次回は温泉レポもよろしくお願いします。
 

日帰り温泉 混浴について  投稿者:ジョン  投稿日:2007年 2月20日(火)00時14分47秒
  普通温泉旅行となるとたいてい一泊か二泊でゆっくりしたいもの

ですが、温泉好きですが仕事が忙しい人には日帰りも選択肢の

一つに違いない。

全国に見てもどこの県でも、あるいは近県で日帰り温泉地があり

ます。ヤッフーかグーグルで検索すれば地元の混浴日帰り温泉地

を見つける事が出来ます。

日帰りで気をつけなければならないのは、あまり遠出すると

翌日の仕事に響くので近場がいいでしょう。

温泉旅館で休憩できるのか、入浴だけなのかも事前に調べて

置いたほうがいいのではと思います。

車で行くのかまた、電車で行くのかによっても違ってきます。

また、行く人数によっては予約をしておかなければなりません。

さらに女性も同伴の場合その混浴温泉が水着着用できるのか

バスタオルだ入浴できるのかの情報も事前に得ておく必要があり

ます。いずれにしろ楽しい旅行にするには事前調査は欠かせませ

んよ。

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fkonnyoku.seesaa.net%2F

 

強羅温泉 「文の郷」  投稿者:うつぼ  投稿日:2007年 2月19日(月)23時21分1秒
  もう1発いきます。箱根の湯巡りの14発目です。長文連打ごめんなさい。

<強羅温泉「文(ふみ)の郷」>(神奈川県箱根町、13:00〜17:00(時間要問合せ)、500円、0460-2-3513)
文京区の保養所が2005年5月リニューアルし、一般にも広く開放するもの。
強羅には大湧谷、早雲山の2系統の造成泉の他に、掘削系の塩化物泉が多数ありますが、ここも掘削系塩化物泉をつかっています。

強羅公園にもほど近い立地で、玄関前に日帰り入浴のノボリをたて、日帰り受け入れに積極的な様子。以前は日帰り1,000円だったようですが、いまは500円に値下げされています。

鉄筋箱形の公営保養所然とした建物ながら、館内はよくメンテされ居ごこちがよさそう。
脱衣所は広々。浴場の扉を開けると階段の下に浴場があります。
こもり気味の場内に、岩組石貼8.9人の浴槽ひとつとシンプル。そこに熱湯の源泉をザンザンかけ流しているので、ほとんど洞窟風呂状態(笑)。
カラン5、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり、日曜14時で独占〜3人。
竹樋の湯口から50℃近い熱湯を50L/min近くも投入。槽内注排湯はなく、全量をザンザコにオーバーフローのかけ流し。浴槽まわりには石灰華のイガイガ析出が出ています。

わずかに茶色の湯の花の浮かぶお湯はうすく懸濁したかなりのあつ湯。味からみても加水量はそれほど多くはないと思います。
弱塩味に弱い樹脂系アブラ臭。明瞭なツルすべととろみはあるものの、本質はかなりゴツゴツとした硬質なお湯で、「翠光館」をきもち凶暴にしたイメージかな。熱湯ということもあって長湯不可。お湯自体に力感があるので浴感的にはとても1.5g/kg程度の濃度には思えません。浴後は湯切れよくさっぱりとするなかなかにいいお湯です。

かなりプロ仕様入ったお湯なので、「強羅公園散策のあとにまったり」とはいかないと思いますが(笑)、強羅の塩化物泉の特徴がよくでたお湯は、温泉好きには見逃せないと思います。

Na-塩化物泉 62.4℃、pH=7.0、湧出量不明、成分総計=1.550g/kg、Na^+=333mg/kg、Ca^2+=60.1、Fe^2+=0.53、Cl^-=459、SO_4^2-=164、HCO_3^-=210、メタけい酸=225、メタほう酸=22.3 <H17.4.21分析> (源泉名:宮城野第35号)

<温泉利用掲示> 加水:あり 加温:なし 循環濾過:なし 消毒:なし

●にごり湯についてコラムを書いてみました。よろしければご覧くださいませ・・・。
 

王様温泉(花小金井の湯) 「おふろの王様 花小金井店」  投稿者:うつぼ  投稿日:2007年 2月19日(月)23時18分52秒
  東京都下の新顔スパ銭です。

<王様温泉(花小金井の湯)「おふろの王様 花小金井店」> (東京都小平市、9:00〜24:00、800円(土日休1,000円)(会員各50円引)、042-452-2603)
昨年11/28オープンの温泉スパ銭。大野あやさんのレポ(12/27)あり。
鈴木街道沿いにありますが、この道は東京方面から入ると逆側一方通行区間があり、Pに右折inもできないようなので、小金井街道「鈴木町交差点」経由のアプローチが無難。電車だと西武新宿線「花小金井」駅より徒歩13分。

絵に描いたような典型的和風スパ銭。日曜夕方に突入したので、Pは数台待ちでした。
あまり広くない脱衣所はごったがえし。素材のせいか、床の水切れが悪くて不快。
脱衣所から露天が見渡せるのは志木店と同様です。

内湯はこぢんまりとしてオーバーキャパ気味。手前から不感温泉(みかげ石枠石タイル貼10人弱、不感温度、ジェット付)、温泉あつ湯(同4.5人、42℃)と水風呂(冷たい、強カルキ臭)の3槽がならび、奥にサウナと機能浴槽(真湯)があります。
カラン28以上(内セパ式8)、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。日曜夕方につき、浴場全体でお子さま混じりで常時100人ほどもいる修羅場的大混雑。

露天もさして広くなく、岩風呂(石枠一部岩組鉄平石貼12人以上)とつながって寝湯×3、その上段に源泉「王様の湯」(同4.5人)。他に壺湯(陶製1人×3、温泉?、超人気で入れず詳細不明)、絹の湯(真湯、強カルキ臭)、寝ころび湯、珊瑚蒸風呂と多彩ですが、名物の高濃度炭酸泉はありません。

内湯不感温泉は石の湯口+ジェット注入、温泉あつ湯は石の湯口+底面注入。ともにオーバーフローはなし。(大混雑につき槽内排湯不明)
岩風呂は岩の湯口2ケ所からの投入+熱湯底面注入、軽いオーバーフローと槽内排湯?。「王様の湯」は岩の湯口から投入で、上面排湯口からの排湯+かなりの量のオーバーフロー。
内湯は透明度60cmほどの緑茶色うすにごり、味不明、弱モール臭+弱アンモニア臭+薬品臭。なまり気味のお湯はさして面白いものではありません。

露天は「王様の湯」と岩風呂でお湯のニュアンスがちがいます。
「王様の湯」は色不明(たぶん緑茶系)のささにごりで、湯口まわりは白くアワ立っています。塩味重曹味+金気だし味で成分濃度なりの味は出ていると思います。
湯口では金気貝汁臭+メタンガス臭+弱い化学系(?)モール臭+微アンモニア臭。湯面では、化学系(?)モール臭+アンモニア臭で金気は感じられず。
湯口で明瞭な金気が出ているのに、湯面ではにごりもうすく、金気が感じられないのは不思議。この化学系(?)モール臭は市川「江戸遊」市川「法典の湯」に近いもの。明瞭なツルすべと湯口そばではアワつきによるぬるぬるがあります。

岩風呂は、「王様の湯」よりにごりが強く透明度30cmほど。湯口そばでは白いアワ立ち。
湯面は有機肥料臭+弱い化学系(?)モール臭+微アンモニア臭+薬品臭。「王様の湯」よりなまった感じがするのに、なぜかツルすべは強くアワつきも多いです(このオイリーなツルすべは関東近県でも屈指だと思う)。なお、右手の湯口はときおり大量投入し、このときは「王様の湯」の湯口に近いコンディションになるので、間欠的に源泉投入があるのかも?

かなりの濃度感とあたたまりのある力強いお湯で適度に湯づかれします。温まるわりに冷めが早く、浴後重曹泉系のすっきりとしたすべすべ感が出るのでどちらかというと夏向きのお湯かもしれません。

ゲキ混みと高濃度炭酸泉がないのが難ですが、露天のお湯はかなりのツルすべ湯なので、平日空いているときなど、ツルすべ湯好きには納得の一湯になるのでは。

Na-塩化物温泉 42.8℃、pH=7.9、255L/min(約1,500m掘削揚湯)、成分総計=4781mg/kg、Na^+=1663mg/kg (95.80mval%)、Fe^2+=0.8、Cl^-=2219 (62.59)、Br^-=11.8、I^-=6.8、HS^-=0.02、HCO_3^-=737.5 (16.14)、陽イオン計=1747 (75.52mval)、陰イオン計=2977 (74.93mval)、メタほう酸=16.0 <H18.5.12分析> (源泉名:王様温泉 花小金井の湯)

<温泉利用掲示>
(源泉「王様の湯」(男女))
 加水:なし 加温:あり 循環濾過:なし 消毒:なし

(岩風呂、寝湯、寝ころび湯、壺湯、源泉あつ湯、不感温泉(男女))
 加水:あり 加温:あり 循環濾過:あり 消毒:塩素系薬剤使用
 

はじめまして、紹介させて下さい!  投稿者:ハイダルパシャ  投稿日:2007年 2月18日(日)15時04分14秒
  「温泉だいすき! 源泉かけ流しの全国温泉情報」

日本全国の温泉をブログ形式で掲載しているサイトです。
簡潔な情報ですが、自然湧出, 源泉かけ流しにこだわってます!
皆さんの旅の温泉えらびのお役に少しでも立てれば、と思い立ち上げました。
どうぞお気軽に遊びに来て下さいね。

http://sea.ap.teacup.com/onsen/

ありがとうございました!
 

平成18年度第2回埼玉県環境審議会(温泉部会)  投稿者:ONKEN21  投稿日:2007年 2月18日(日)00時42分57秒    編集済
   栃木の流れ星さんに負けず、埼玉の新規掘削及び新温泉情報です(^_^;)
つい先日、平成19年2月1日に埼玉県環境審議会(温泉部会)を開催し、その結果が埼玉県の
県政ニュースに公開されていました。以下の通りです。
なお→以降については私の方で推定される名称等を付け加えさせていただきました。

・温泉掘削許可について(6件)
1.(株)極楽湯→上尾店<新設>(上尾市)
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.gokurakuyu.ne.jp%2F
2.(株)ジョイント・コーポレーション→アデニウムマンション
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.jointcorporation.co.jp%2F
3.湯本内装(株)(2件)→茂美の湯2号店・3号店(伊奈町・新座市)
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.yumoto-g.co.jp%2FsiteFiles%2Fyumotonaisou.html
4.(株)城北製本
5.(株)楽久屋(東松山市)
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.rakuya-onsen.com%2F

・温泉動力装置許可について(5件)
1.繁田醤油(株)→蔵の湯鶴ヶ島店(天然温泉開湯日未定)(鶴ヶ島市)
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.41-26.com%2Fturugashima.html
2.樋口家治→農業生産法人(株)アグリ熊谷城(熊谷市)
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.bear-v.com%2Fkigyou.php%3Fmyid%3D184
3.セントラルスポーツ(株)→セントラルウェルネスクラブ北本店5月16日オープン予定(北本市)
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.central.co.jp%2Fnew_tenpo%2Fkitamoto%2F
4.ゼーレ(有)
5.フジケンホーム(株)→深谷花園温泉花湯の森、4月20日オープン予定(深谷市)
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.fujiken-home.co.jp%2F

↓埼玉県県政ニュース
http://prosv.pref.saitama.lg.jp/cgi-bin/scripts/news/news.exe?mode=ref&yy=2007&mm=2&seq=17

(追伸)
 先日は仕事帰りに深夜の「羽生湯ったり苑」に行ってきました。
長野市のまめじま湯ったり苑と比べ、お湯そのものと利用状況は似ているなと思いました。
羽生の方が肌のぬめぬめ感は上かな?羽生のにおいは以前より落ちているようです。
敷地と建物については同じ系列店でもずいぶん違うなと改めて思いました。
本日は美野の湯「コナミスポーツクラブ川越」が第3日曜日の“じゃぽんの日”で半額500円
のようですね。あっ、桃猫さんも先日行かれてますね。
 

塩原最新の露天風呂  投稿者:流れ星  投稿日:2007年 2月17日(土)11時02分19秒
  門前温泉「山口屋旅館」
オープン後1ヶ月以上経ちましたから「最新」でもありませんが、目で見て、入ってみて極楽でしたから報告します。

昨年までは源泉のパワーは感じるものの、男女別内湯(あまり個性的とはいえない)のみで、湯めぐり手形にスタンプ押して貰うために寄ったような記憶があります。
それが塩原温泉で最新の素晴らしい露天風呂を今年1月オープンし、一気に本格的な独自源泉掛け流し温泉旅館に生まれ変わりました。
隣の青木屋本館が廃業して取り壊され、その跡地に新しく木造りの男女別露天風呂と貸切露天風呂2つが作られ、広い駐車場も出来ました。
源泉はもともと青木屋との共有の独自源泉でしたが、配管を直し湯井の整備をしたら湯量も増え、掛け流しで毎日の湯換えでも全く問題は無いそうです。
湯温が高いため、熱交換で下げたり、1時間おきの湯温チェックなど、温泉管理には十分な神経を使っています。
成分分析もオープンと同時に行っています。

塩原温泉湯めぐり手形も相変わらず有効ですから、日帰り600円のところ、半額の300円で入れます。また貸切露天風呂は1室50分2000円で、人数制限はありませんが、最大子供連れで5人というところでしょうか。貸切に入ったときは内湯、露天風呂も別料金ではなく入れてもらえます。今だと100円引きの割引券があります。
今後人気の立ち寄り湯となること間違い無しです。お早めにどうぞ。

<施設名> 山口屋旅館
<所在地> 栃木県那須塩原市塩原703
<TEL> 0287-32-2051
<源泉名> 山口屋・青木屋共有源泉 谺(こだま)の湯
<湧出地> 栃木県那須塩原市塩原700番地2
<泉質> Na・Ca−Cl・HCO3塩泉(中性低張性高温泉)
<pH> 6.6
<泉温> 66.0℃
<湧出量> 73.2リットル/min
<成分総計> 1.676g/kg   <蒸発残留物> 1492mg/kg
Na:270.1 K:32.8mg Ca:81.2mg Mg:27.9mg Fe:0.2mg 計412.4mg
Cl:451.2mg F:0.3mg SO4:40.9mg HCO3:352.6mg Br:1.0mg 計846.0mg
メタ珪酸:240.6mg メタホウ酸:28.6mg
CO2:148.6mg H2S:0.0mg
<分析年月日> 平成19年1月17日
<立ち寄り時間> 14:00〜18:00
(土曜日は避けましょう。平日は電話確認でもう少し遅くても・・・)
 

大豆島温泉「まめじま湯ったり苑」  投稿者:ONKEN21  投稿日:2007年 2月15日(木)23時40分10秒    編集済
   連続投稿失礼します。
 建国記念日連休の第1湯目は3ヶ月前の昨年11月3日に天然温泉・大豆島温泉が開湯
した長野市の「まめじま湯ったり苑」に行きました。この日仮眠予定のランドマーク妙高
高原が時間料金制なので、夜12時の閉店まで時間制限のないスーパー銭湯で時間を潰す
ことにします。この日は午後から出発したので、夜遅くまで営業している施設を選びました。

 埼玉からはR17・R18千曲・R403松代のオール下道経由で151km4時間。上信越道利用なら
長野IC下車、五輪大橋(150円)を渡ってすぐです。私は五輪大橋もケチって落合橋で
千曲川を渡り、突き当たりを右折、少し先左手の「貴族の森」奥にまめじま湯ったり苑が
ありました。駐車場は地元や関東方面のナンバーでほぼ満車です。

 湯ったり苑の親会社でお土産卸の(株)タカチホの本社はまめじま湯ったり苑と同じ地区内
にあり、発祥地は羽生の新店と比較してどんなものか、興味がありました。
また、温泉王国で入浴料が安い長野でのスーパー銭湯はどんなものかも興味深いです。
湯ったり苑のオープンは2000年、天然温泉導入までは長野市小田切地区の「保玉湯乃花温泉」
含硫黄−ナトリウム−炭酸水素塩冷鉱泉 (低張性アルカリ性冷鉱泉)14.6℃、pH8.96を
ローリー運搬していました。ちなみに保玉湯乃花温泉は裾花峡温泉「元湯うるおい館
の内湯でも利用されています。

 玄関左手の浴室前の駐車場には源泉井戸もありました。いよいよ玄関を入ります。
下足ロッカーに靴を入れ、キーには埼玉の羽生店同様に落下時に気づくように鈴がついて
いて各自保管となります。受付前の券売機で入館券を買います。試しに羽生湯ったり苑の
会員カードを券売機に入れてみたら、何と使えました。土日祝日700円ですが、会員は
650円で買うことができました(新規入会料100円)。関東なら普通ですが、長野にしては
高いかも知れません。入館券を受付に渡します。

 中は羽生湯ったり苑など関東のスパ銭と比較するとかなりコンパクトです。埼玉でいうと
蔵の湯東松山店に似ている感じです。お食事処や休憩所は超満員でこれも蔵の湯並です。
夕食は特別メニューのハンバーグ定食600円をいただきました。こだま温泉や湯郷グループ
と同じく本業は食品卸ということで味もまずまずだと思いました。

 いよいよ浴室へ。入口に掛け湯、左手手前から源泉湯と常泉湯、奥の窓側に真湯の各種
機能浴槽があります。右手には水風呂・サウナ・カランがあります。造りは羽生湯ったり苑
よりもきぬの湯に似ているかなと思いました。源泉湯は投入1ヶ所、吸込・注入・塩素臭
なし、隣の常泉湯へ流し込みの掛け流し。常泉湯はカルキ臭の循環ろ過です。内湯にも
掛け流し浴槽があるのは羽生と共通しています。源泉湯は無色透明で若干お湯が劣化して
いるのか、わずかに混濁しています。常泉湯は完全に無色透明です。投入部は羽生や栃木
湯楽の里そっくりのモールっぽい硫黄臭があります。ここがすばらしいのは羽生での
ライバル・羽生華のゆも顔負けの大量ガス発泡が底面注入口からあること。間欠泉みたい
に時折、大きな泡が吹き出てきます。自噴泉の直投入を感じさせます。

 次は露天風呂。入口左手に壷風呂が2ヶ所。壷風呂も底からガス発泡があります。
なぜか左手(奥側)の壷の方が発泡が多いです。手前から寝湯、常泉岩風呂、コーナーに
源泉湯、脱衣側にも常泉岩風呂があります。羽生と比べるとかなり狭く、開放感にも
乏しいです。埼玉のやまとの湯に似た感じです。ただし、羽生のような露天に真湯浴槽は
ありません。源泉湯のコーナーに高い岩組があってそのてっぺんから温泉が滝のように
注がれています。岩組は茶色く染まっています。源泉湯は吸込・注入・塩素臭なし、
常泉岩風呂へ流し込まれています。常泉岩風呂は強カルキの循環ろ過です。

 湯使いはシ○クさんの提言を取り入れた羽生をモデルケースとしておりうれしくなりました。
また建物はだだ広い平野的な羽生に対し、まめじまは狭苦しくて山的かなと思いました。
お湯は長野市北部の若槻温泉や豊野りんごの湯の濁り湯と比べると無色透明で特徴が薄い
ように思いましたが、山の湯をイメージする硫黄臭、といっても戸倉上山田・別所とは
異質で平野の化石海水・モール系に近い臭いは関東であれば、最上級クラスと言って良い
ものでしょう。浴中ののぼせ感、浴後のポカポカ感もすさまじいです。そして、ここが
一番すばらしいのはガス発泡ですね。あれには圧倒されました。

 長野というと大自然の温泉をイメージするのですが、都市型のスパ銭も地元の人の間
では意外と人気が高いと思いました。田舎に住んでいると案外、都市型のものが好まれる
のはわかる気がします。私も秩父の山系の血筋なので、信州人には非常に親近感を感じる
わけですが…。長野への出張や転勤の際には利用してみると良いでしょう。

 温泉分析書は脱衣所入口に掲示、羽生同様に内湯源泉湯にコピーがパウチされ、
パンフレットにも記載されていました。以下の通りです。

温泉分析書(鉱泉分析試験法による分析)  中18-11(No.484)
1.申請者
住所:長野市大豆島5888番地
氏名:(株)タカチホ 代表取締役社長
2.源泉名及び湧出地
源泉名:大豆島温泉
湧出地 長野市大豆島1640番地1(まめじま湯ったり苑:大豆島1641)
3.湧出地における調査及び試験成績
(2)調査及び試験年月日:平成18年6月7日
(3)泉温:47.0℃(調査時における気温25℃)
(4)湧出量:383.1L/分(掘削自噴)
(5)知覚的試験:ほとんど無色澄明、塩味を有す
(6)pH7.9
4.試験室における試験成績
(2)試験年月日:平成18年6月16日
(3)知覚的試験:同上
(4)密度:1.0023(20℃において) 1.0005(20℃/4℃)
(5)pH8.03
(6)蒸発残留物:3371mg/kg(乾燥温度180℃)
5.本水1Kg中に含有する成分(mg)
Li=0.8 Na=628.4 K=15.6 アンモニウム=0.4 Mg=0.9 Ca=455.4 Sr=4.6 Ba=0.6 Al=0.1 Mn=0.1 鉄2=0.5 陽計=1107
F=0.4 Cl=1767 Br=5.7 I=5.0 硝酸=0.2 硫酸=1.3 炭酸水素=41.5 陰計=1822
メタケイ酸=39.4 メタホウ酸=34.5 非解離計=73.9 溶存物質計=3003
遊離CO2=2.2 成分総計=3005mg/kg
その他微量成分:Hg・Pb・Cd・Cr=不検出 As=0.03
6.泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉(弱アルカリ性 低張性 高温泉)
平成18年6月19日 社団法人 上田薬剤師会会長

当館は施設内から自噴した源泉(泉温47℃)を若干の熱交換をしパイプを通して
そのまま源泉浴槽に常時給湯し、この源泉浴槽よりかけ流された源泉を他の温
泉浴槽に給湯し、この浴槽では温度管理と衛生管理のため温泉を循環ろ過しな
がら使用し外部に排水しております。
 又、常時給湯している源泉と同じ量の温泉を外部に排水しておりますので、
浴槽内の温泉は常に新鮮・衛生的で温度も安定してます。

まめじま湯ったり苑 温泉浴槽一覧
内湯(源泉湯)/露天風呂(源泉湯・壷湯)→加水無・加温無・給湯方法源泉かけ流し・殺菌無
内湯(常泉湯)/露天風呂(常泉岩風呂2ヶ所・寝湯)→加水無・加温有・給湯方法循環ろ過・殺菌有

※私のアルバム「長野・妙高新湯めぐり」@大豆島温泉13枚

P.S.そろそろ深夜温泉シリーズで羽生湯ったり苑に行こうかな…

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.yuttarien.com%2Fmamejima%2F

 

角間温泉「立ち寄りの湯宝泉」2/5オープン  投稿者:ONKEN21  投稿日:2007年 2月14日(水)23時50分55秒    編集済
   建国記念日連休は長野と妙高の新湯3湯を巡ってきました。以下の通りです。
1.大豆島温泉「まめじま湯ったり苑」(長野市)
2.池の平温泉「ランドマーク妙高高原・温泉かふぇ」(新潟県妙高市)
3.角間温泉「立ち寄りの湯宝泉」(長野県山ノ内町)
4.関谷温泉「須坂市温泉スタンド」

 さて鮮度が命の“速攻レポシリーズin長野”です。何と2月5日にオープンしてわずか
一週間後の角間温泉の新施設「立ち寄りの湯宝泉」をレポします。情報源は当掲示板にも
飯山周辺の地域活性化についてご質問をされたことのある索さんの「らくだジャーナル」の
掲示板のレポからです(温泉ニュースBlog)。索さん、貴重な情報ありがとうございました。

 角間温泉から自宅へはR17・R406倉淵・二度上峠・R144・R406菅平・須坂・R403・R292
経由オール下道で160.7kmで4時間。R292オリンピック道路の佐野角間IC下車、車で5分。
古い旅館が数件並ぶ角間温泉街を奥へ、古風な造りの角間温泉大湯(みしゅらんレポ)を
過ぎ、温泉街を外れ、数百m行った先に宝泉があります。宝泉は角間最奥「角間荘」の
手前にあって、奥から2番目にあります。

 電話番号(0269-33-3303)・湧出地(山ノ内町大字佐野2158-2)・源泉名(紺六の湯)
検索の結果、元は旅館の「月光閣」だったようです(求人ジャーナルより)。月光閣を
閉鎖・取壊の上、新ピカの建物で日帰り専門施設の宝泉がオープンしました。地図はこちら

 駐車場は施設を通り過ぎた道沿いにあります。さすがオープン一週間後とあって、私の
車以外はすべて長野ナンバーです。長野県内の新聞ではもう取り上げられたらしく、20台
位の駐車場はほぼ満車状態です。建物は木造で料亭か洒落た公民館のよう。驚いたのは
「宝泉」という店の看板はどこにもなく、ただ玄関前の立看板に「立ち寄りの湯営業中」
とあるだけです。店名看板のない温泉は初めてです。そのうち出すのでしょうか。
1階奥と2階・地下は経営者の個人宅のようです。

 玄関を入ると休憩所があって、その奥に受付があります。受付で入浴料500円(小人300円)
を払います。障割は今のところなし。500円という料金は設備内容や地域相場を考えると
ちょっと高いかも知れません。休憩所では11〜14時及び18〜20時に限りきのことじ丼650円
やきつねうどん・山菜うどん500円などの食事もできます。メニューは今後追加するそうです。

 受付脇を奥へ行き左折し渡り廊下を歩くと浴室棟になります。途中、階段が3段くらい
あってバリアフリーは考慮されていません。脱衣所は100円返却式のロッカーです。
洗面所は有料のイオンドライヤーしかないです。浴室へ入ます。10人くらい可の小さな内湯
浴槽のみでモダンな共同浴場風の造りです。露天風呂はありませんが、湯量やスペースを
考えると無茶しなくても良いと思います。窓の外は立つと角間温泉街を見下ろすことが
できますが、入ってしまうと垣根しか見えません。浴室脇には源泉升があります。
ここは月光閣時代からの独自源泉のようです。浴室棟の屋根からは白い湯気が盛んに吹き
出ています。カランは5〜6ヶ所。

 温泉ですが、吸込・注入・塩素臭一切なしで投入湯が浴槽淵の切れ込みから床の排水口に
溢れる文句なしの掛け流しです。ただし温泉利用状況はまだ掲示されていません。
浴槽温度は適温で源泉温度87.3℃をどのようにして冷ましているのか気になるところです。
お湯は無色透明薄塩味無臭で肌にはとても良いそうです。まめじま湯ったり苑のような
硫黄臭を期待していましたが、ここではにおいません。意外とあっさり系ですが、さすが
塩分系とあって浴後の火照りはスゴイものがあります。近くの穂波温泉日野屋旅館
昔入ったことがありますが、こんな感じの湯だったように記憶しています。

 角間温泉というと古風な大湯が有名ですが、モダンな雰囲気をお好みの方は宝泉も行って
みると良いと思います。小じんまりとしていてお湯の利用状況も良いのでオススメします。
温泉分析書は脱衣書入口に掲示してありました。

温泉分析書(鉱泉分析試験法による分析)  中18-20(No.1084)
1.申請者
氏名:(株)宝泉 代表取締役
2.源泉名及び湧出地
源泉名:紺六の湯
湧出地 長野県下高井郡山ノ内町大字佐野2158番地2
3.湧出地における調査及び試験成績
(2)調査及び試験年月日:平成18年8月30日
(3)泉温:87.3℃(調査時における気温24℃)
(4)湧出量:(掘削動力揚湯)
(5)知覚的試験:ほとんど無色澄明、塩味を有す
(6)pH8.3
4.試験室における試験成績
(2)試験年月日:平成18年9月8日
(3)知覚的試験:同上
(4)pH6.45
(5)密度:1.0013(20℃において) 0.9995(20℃/4℃)
(6)蒸発残留物:1720mg/kg(乾燥温度180℃)
5.本水1Kg中に含有する成分(mg)
Li=1.7 Na=440.1 K=50.5 Mg=0.4 Ca=72.5 Sr=0.3 Al=0.04 Mn=0.03 鉄2=0.17 Zn=0.07 陽計=565.6
F=1.4 Cl=691.4 Br=3.3 I=0.7 硫酸=171.0 リン酸水素=0.1 炭酸水素=51.3 炭酸=10.8 陰計=930.0
メタケイ酸=212.2 メタホウ酸=94.0 メタ亜ヒ酸=3.2 非解離計=309.4 溶存物質・成分総計=1805mg/kg
その他微量成分:Hg・Pb・Cd・Cr=不検出
6.泉質:ナトリウム-塩化物温泉(弱アルカリ性 低張性 高温泉)
平成18年9月12日 社団法人 上田薬剤師会会長

営業時間:8〜21時(年中無休の予定)<食事営業は11〜14時、18〜20時>
料金:大人500円、小人300円(2歳以上)、回数券11枚5000円
TEL:0269-33-3303
※私のアルバム「長野・妙高新湯めぐり」@宝泉12枚

↓角間温泉のHP

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.kakumaonsen.jp%2F

 

週刊ポスト  投稿者:クマオ  投稿日:2007年 2月13日(火)23時54分15秒
  すなっちさん>
週刊ポストの記事読みました。ゴシップものも多い記事のなかで、しごくまじめに排水規制問題がとりあげられていて、温泉ファンとしてうれしい限りです。一般の方にも排水規制の問題を知ってもらって、なんとか良い方向に進んでもらいたいと思います。

すなっちさんが情報提供してくれたおかげで、この問題に世間の関心をひきつけることができたのだと思います。温泉ファンの一人として感謝しています。また、当サイトを紹介いただいた点は恐縮です。
 

週刊ポストの編集部の方へ  投稿者:すなっち  投稿日:2007年 2月12日(月)20時15分26秒    編集済
  “環境省「トンデモ規制」強化で草津・別府の「名湯」が消える!”

記事読みました。本当に本当にうれしかったです (T_T) ありがとうございます。また、よろしくお願いいたします。

掲示板ご参加の皆さまへ
今書店に出ている「週刊ポスト」で温泉の排水規制を取り上げた記事が掲載されています。
是非、ご購入をお願いします。

クマオさんへ
ご報告が後先になってしまったのですが、「週刊ポスト」に情報提供した際に、「立ち寄り温泉みしゅらん」を見てください、と伝えたのでした。
ということで、活動してしまいました。不都合ありましたら、メールください。(^^;)
 

カナダの温泉事情  投稿者:マイク佐藤  投稿日:2007年 2月12日(月)07時30分57秒
  海外に長く住んでいると,その国の良い面と悪い面が、日本に住んでいる人よりは、少しは理解できるようになります。逆に日本にいると見えてこない、日本の良さや不合理も見えてきます。ただその国や日本を。できるだけ冷静にみるバランス感覚を養えるのが、海外在住の良い点ではないでしょうか? ですから在住国の身びいきという言葉は、数十万人の北米に住む日本人に対して、不適切な言葉ではないかと思っております。

カナダは医療費は原則無料です。ですからガンで長期入院しても、入院費の心配はありません。初診料もなく、出産もすべて無料です。

私はバンクーバーから、1時間ほど北西にある、人口1万7千人の小さな町に住んでいます。この町でバスタブのない住居を見つけるのは、不可能だと思います。バスタブが無い住宅など、売れないと思います。住宅環境はカナダのほうが日本よりもレベルが高いはずです。これはたぶん、バンクーバーやトロントなどの大都市で、短期の留学生などが借りた部屋や、共同の施設に、シャワーしかないのがあると言う事だと思います。いくつもバスタブを、一軒の家の中に設置するスペースはありませんが、オーナーの居住区には、必ずバスタブがあります。日本でも何箇所もバスタブのある一軒家は,少ないのではないでしょうか?

カナダの温泉ファンの中では、今のところ、私が入湯の最多記録を持っているのですが、カナダ人が温泉に飛び込むのを見た記憶がありません。ただ温水プールでは、子供が飛び込んだりすることが時々あります。これは日本でも同じで、箱根や那須などの類似の施設で、過去にも目にしています。

カナダにも鉱泉に浸かる伝統があります。クートニー・インデアンなどは戦争でに負傷した傷を、この鉱泉で治癒していました。女性の神様が祭られております。これなどは武田信玄の隠し湯と類似してると思います。

カナダでも毎日のように温泉を楽しんでいる人はたくさんいます。バンクーバーから900キロほど東に、人口1400人のナカスップという小さな町があります。ここにカナダで唯一の、町営の温泉(Nakusp Hot Springs)があり、年間12万人の入浴客があります。この入浴客の半数は地元の人で、毎日通っている人もいます。ただ温泉は、町から15キロ離れていますし、次の町はフェリーで70キロも先です。この距離ですから、日本のように下駄履きという訳にいきません。この距離を考えると、この町の住民の温泉利用率は、日本と遜色ないのではと思っています。これがもしバンクーバーの近くにあれば、道後温泉の本館並みの賑わいになる可能性もあります。これは非日常的と言うより、国土のサイズが大きな要因です。、カナダ東部には温泉が無いので、温泉に入りたいとなると、トロントからBCまで5時間飛行機に乗ってこなければなりません。これは日本からだと、ベトナムやタイに行くような距離です。確かに温泉文化のちがいがありますが、これだけの距離があれば、日本の温泉マニアでも、場所によっては、生涯に一度、入湯できるかどうかではないでしょうか?

カナダで裸で入湯する人たちは、ナチュラル・ソーカー(Natural Soaker)と呼ばれています。Soakとは浸かるという意味ですから、日本の入湯に近いと思います。 Bathとか Batherは石鹸やシャンプーで泡だらけになり、シャワーを浴びますので、どちらかと言うと入浴に近いでしょう。温水プールの場合は、シャワーを浴びますので、適切かどうか分かりませんが、私はBatherを使用しています。日本でも石鹸やシャンプーで洗うので、入浴に近いような感じですがどうでしょうか? 私がカナダの温泉事情で述べているは、ナチュラル・ソーカーとしてのスタンスです。たぶん日本の野湯ファンに近いのではないでしょうか?
 

Re:Re:カナダの温泉事情  投稿者:すなっち  投稿日:2007年 2月12日(月)01時10分57秒
  クマオさん、わざわざ伝書鳩のように私の感想を伝えていただいて、ありがとうございます。
正直、海外に渡った方と議論はしたくないものです。絶対に在住国の身びいきになりますから。

え〜と、私のスタンスですが、最近ハーブや栄養素にこってるんですよ。実は。
で、今私が最も頼りにしているのが、ジーン・カーパーというアメリカ在住・アメリカ人の栄養学を専門としているジャーナリストなんですが、この人の本を読んだとき目からホントに鱗が落ちたというか、日本人がいかに薬漬け、手術漬けになっているかを思い知らされたんですね。日本は医療費が高い高いと言われてますけど、医療費を高くしているのは私達自身なんだと思います。

ジーン・カーパーという人は面白い人でこだわりや偏見というものが全くなく、日本人やイタリア人の食事内容も研究しまくっていて、いいと思ったことは何のてらいもなく肯定するので、とても面白いんです。

で、何故ジーン・カーパーを出したのかというと、私にとってハーブや温泉というのは、今の日本の医療で補いきれない空白部分を補ってくれるもの、という評価を崩したくないんですね。ハーブは日本独自の文化ではありませんが、湯治や療養泉という考え方は、これはもう日本が世界に誇ってよい地下水の利用方法で何百年と続いてきた日本人の知恵なわけです。オーバーに言うと、日本人が日本語を大切にするのと同じくらいに日本人独自の温泉の利用方法を大事にしてもらいたい、そう私は思っているのです。

さて、カナダ人は温泉に飛び込みますか? おそらく飛び込むでしょう。日本人は飛び込むか? いい歳の大人だったら飛び込まないでしょう。それがカナダと日本の差です。

カナダには冷たい温泉につかる伝統がありますか? ご存知だと思いますが、日本にはあります。

私はよく知らないのですが、カナダの一般的な住居にバスタブはありますか? 日本の住居でバスタブのない家は9割方ないのではないでしょうか。

それから、カナダ人は温泉を非日常と考えているようですが、日本人は温泉を日常と考えています。日本では野湯を楽しむのはごく限られた温泉マニアですし、その差は温泉に対する決定的な考え方の差異だと思います。

ただし、このような考え方をする人は日本人でも少なくなってきているかもしれません。色のついた温泉に違和感を感じる日本人も特に都心部に多くいるようです。残念なことです。

ということで、別にカナダ人の温泉の楽しみ方を否定するわけではありませんし、独特の楽しみ方があるというのはわかりますが、日本の伝統的な温泉の利用方法とは違いますね、ということです。私はあくまでも、温泉は「つかる薬」というスタンスです。
 

Re:カナダの温泉事情  投稿者:クマオ  投稿日:2007年 2月11日(日)19時28分48秒
  >すなっちさま
マイク佐藤さんの「カナダの温泉事情」ですが、私はカナダ人の自然を愛するのんびりした風土を感じています。温泉の楽しみ方も日本の野湯ファンに近いのではないでしょうか。アメリカのディズニーランドとはだいぶ違いそうです。

スナッチさんの投稿にマイク佐藤さんからメールでコメントが送られてきたので紹介します。


すなっちさんへ(マイク佐藤さんから)
----------------------------------------------------------
温泉ファンは日本人だけではありません。北米にも数千万人の温泉ファンがおります。北米の温泉ファン(Natural Soaker)は、源泉が本物で、天然の野天風呂があれば満足です。ただ日本の秘湯のような、便利な場所にある温泉?ではなく、ハイカーのロマンを誘うような、深山渓谷の本物の秘湯を好みます。カナダでは91%の温泉が大自然の中で湯煙をあげている原始温泉です。中にはため息がでるほど美しい野天風呂があります。すべてが温泉が自噴源泉ですが、国土が広大なのでアクセスが悪く、車で行けないハイカー向きの温泉が大半です。ですから本格的な登山装備の必要な温泉も多いので、温泉めぐりはアドベンチャーだと表現したので、アドベンチャーの意味が違うように思いました。

たしかにカナダの温泉の9%は温水プールですが、周囲の雄大な景色に溶け込み、精神的な開放感と安らぎを与えてくれる施設がほとんどです。行かれた方は分かると思いますが、バンフ国立公園のアッパー・ホットスプリングなどは、歴史的建造物で雄大なロッキーの大自然に溶け込んでいます。日本でも秋田県の乳頭温泉の鶴の湯のような温泉施設は、日本の温泉施設全体の何パーセントぐらいあるでしょうか?たぶん2%もないと思います。北米の温泉ファンは温泉地のロケーションにはこだわりますので、見せかけの部分だけが大きく、快適な自然の空間がない、東京や埼玉などの日帰り温泉施設のほうが、はるかにディズニーランド的だと思うのですがどうでしょうか?

カナダは国連への貢献度も高く、平和維持の為に率先して行動してきた事は、世界中の国が認めています。バンクーバーは、世界で一番住み易い都市のベストスリーに必ずランクされてます。ベトナム戦争では、多くの青年が徴兵を逃れる為に、アメリカから国境を越えて、カナダに逃れてきました。温泉の感想はあくまでも私の主観ですが、ベトナムとイラク、それにアメリカ資本の件も含めて、ミスリードなのでは感じています。
 

伊豆山温泉 「偕楽園」  投稿者:うつぼ  投稿日:2007年 2月11日(日)17時07分50秒    編集済
  お返事ついでに1湯いきます。名湯、伊豆山のおすすめです。

<伊豆山温泉「偕楽園」>(熱海市、14:00〜20:00、1,050円(タオル付)、0557-80-2111)
伊豆山温泉走り湯をつかう温泉旅館。走り湯は好みのお湯ですが、日帰りできる宿が少ないのと、ここは加えて独自源泉までもっているので前から狙っていました。
場所は走り湯や「うみのホテル中田屋」の上ですが、それらとはアプローチがちがい、1本湯河原寄りの小路(逢初橋北側)を海側に入って道なり。細くて段差の多い道なので大型車や車高の低い車は要注意。
旅館の前は少し開けていて、公園とその上に「浜浴場(共同浴場)」(みしゅらん)があります。Pの位置は宿泊客の状況によってふり充てるようなので、フロントに確認した方がベター。

海側からみるとかなり年季の入った建物ですが、玄関や浴場まわりは手がいれられていて綺麗。段階的にリニューアルされているような雰囲気。また、ここはスタッフの対応がとてもよくきもちがいいです。

浴場はフロント右手奥の露天(男女交替制)、家族風呂(別料金)と左手階下の内湯(男女別)。露天も日帰り入浴可ですが、この日は女湯だったので連れが入りました。
内湯の上には相模湾を一望できる休憩所もあります。

脱衣所はこぶり。壁に貼られた使用3源泉の分析書(&湯づかい掲示)は圧巻。
相模湾を見渡す眺望絶佳の浴室に、扇形黒みかげ石枠伊豆石敷5.6人の浴槽がとなりあってふたつ。手前が「走り湯」(たぶん走り湯、第2走り湯の混合泉)、奥が自家源泉(伊豆山63号泉)使用の「逢初の湯」です。
浴場奥から「走り湯」のお社が見下ろせます。この位置関係からすると、男湯はほとんど走り湯泉源の直上に当たるのでは?。
カラン8、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。年始15時で2〜5人とゆったり。

ふたつの浴槽はともに石の湯口からかなりの量を投入、「逢初の湯」はやや熱め、「走り湯」はかなりの熱さです。

「走り湯」と「逢初の湯」は、おのおのお湯のイメージがちがいます。
「走り湯」は、緑茶色透明で白〜うす茶の湯の花。走り湯特有の強苦味強鹹味とかすかな磯の香。掲示には”加水・循環”とありましたが、味は「浜浴場」の非加水熱湯槽とさほど変わらなかったので、加水はごく少量だろうと思います。走り湯らしい濃度感と強烈なほてり、塩化土類系のキシキシペトペトととろみがあります。
「逢初の湯」は、緑茶色透明(走り湯よりややうすい)で白〜うす茶の湯の花。はっきりとした芒硝塩味と弱いながら独特な焦げ臭(炊きたてのご飯のような湿りをおびたもの)があります。はっきりとした硫酸塩泉系のキシキシととろみがある、なかなかにすぐれもののお湯です。
「逢初の湯」は成分こそうすめなものの、硫酸塩泉特有の温まりがあります。調子に乗って2槽連チャンしてると、土類食塩&硫酸塩のホテホテ&冷めない攻撃に晒されてヘロヘロカラカラになるので要注意(^^;)

「走り湯」は予想を上回る湯づかいで満足。自家源泉「逢初の湯」もかなりの良泉なので、料金はちと高めですが、ここはおすすめです。
その後、走り湯泉源を見に行きました。以前より炭酸発泡が増えているような感じがしたのは気のせいかな。

Ca・Na-塩化物温泉 68.8℃、pH=7.6、湧出量不明、総成分=12.31g/kg、Na^+=1389.0mg/kg 、Ca^2+=2946.0、Fe^2+=0.8、Cl^-=6869、SO_4^2-=865.4、メタけい酸=95.5、メタほう酸=11.3 <H16.2.27分析> (源泉名:伊豆山1号泉(走り湯))

Ca・Na-塩化物温泉 71.6℃、pH=7.8、湧出量不明、総成分=10.18g/kg、Na^+=1098mg/kg 、Ca^2+=2525.0、Fe^2+=1.1、Cl^-=5524、SO_4^2-=814.2、メタけい酸=96.6、メタほう酸=11.4 <H16.2.27分析> (源泉名:伊豆山78号泉(第2走り湯))

Na・Ca-硫酸塩・塩化物温泉 70.3℃、pH=8.3、湧出量不明、総成分=1.726g/kg、Na^+=237.5mg/kg 、Ca^2+=242.6、Fe^2+=0.1、Cl^-=238.5、SO_4^2-=820.2、メタけい酸=94.4、メタほう酸=10.8 <H16.2.27分析> (源泉名:伊豆山63号泉)

<温泉利用掲示>(男子浴槽) 加水:有 加温:無 循環:有・濾過:無 消毒:無
 

Re.Re.関東周辺100名湯プロジェクト  投稿者:うつぼ  投稿日:2007年 2月11日(日)17時03分46秒
  >みみさん

お返事おくれました。
各県で一定量の名湯をチョイスするという趣旨です(各県ごとの割り振りはリストの県名よこにあります)。なので、北関東と南関東のお湯のレベルは当然ちがいますです。
「ゆ〜ゆ」はかなり議論がありました。ただ、最近はどうもお湯がなまり気味という意見が多く、「利久」に替えました。(個人的には「天神の湯」も同レベルにあると思います。)
 

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