クチコミ 情報
2007年1月11日〜1月20日

岡谷温泉スタンド  投稿者:ONKEN21  投稿日: 1月20日(土)21時58分42秒    編集済
   最近、掲示板を独占気味ですいませんm(__)m
 毒沢鉱泉神乃湯入浴後は“ナゾの温スタシリーズin諏訪”。長野県岡谷市の諏訪湖畔に
温泉スタンドがあるとの某旅行雑誌の記事を読んで気になっていました。中信の温スタ
としては芹沢(蓼科/業務用)・高遠・さわんど・穂高(有明)などありますが、さすが
に諏訪湖畔にあるとは最近まで知りませんでした。もっとも日本有数の温泉地帯、諏訪に
ない方が不思議と言った方が良いでしょうか?

 まずは下諏訪で諏訪湖畔に出て岡谷方向にむかって探してみます。カーナビに岡谷温泉
マークのあった「諏訪湖ハイツ」へ。雪捨て場はありましたが、温泉スタンドはありません。
なお、日帰り温泉施設としては岡谷温泉「ロマネット」(みしゅらんレポ)が湖畔道路の
山側(市街地側)にあります。次に横河川の対岸、昨年9月20日に閉鎖された
旧・ヘルシーパル岡谷(長野日報記事)の廃墟の周辺を探索。廃墟といっても
隣の岡谷市民総合体育館は営業しています。駐車場入口には案内看板があってそこに
温泉スタンドの文字を発見。駐車場を通り抜け湖畔に出る途中に「岡谷温泉スタンド」が
ありました。

 温泉スタンドは4機もあって大きな屋根がついています。夜でしたが、2台くらい
汲んでいる軽トラがありました。さすが諏訪、今まで見たことがないほど立派な
温泉スタンドです。排水溝には湯気を上げながら温泉が大量に流れていました。
温泉を汲もうとするも何と専用コインが必要とのこと。栃木県の鹿沼温泉スタンドと
同じですね。面倒くさいし、買うのが少量過ぎて恥ずかしい感じです。
ヘルシーパルが閉鎖となったせいか、新たに市総合体育館が専用コインの販売場所に指定
されていました。その他、諏訪湖ハイツや早川酒店・市役所水道課・支所でも買うことが
できるようです。詳しくは文末のリンク先をご覧下さい。一番近い総合体育館で買います。
100円でもきちんと名前入り領収書を書いていただけます^_^;。200L100円、300L150円。

 温泉スタンドに戻り、機械に専用コインを入れます。ボタンを押すと温かいお湯が大量
に出てきました。途中での停止は不可能です。私の手持ちのポリタンは40Lなので、
あっという間に満杯。あとは排水溝に大量に捨てるしかありませんでした。隣で汲んで
いた軽トラのおじさんが不思議そうにこっちを見ています^_^;。地元の人にとっては
軽トラで汲むのが常識なのでしょう。観光客・部外者はまず汲ないでしょう。

 お湯は適温で無色透明。まろやかな味、ほのかに香るアブラっぽい重曹臭。ただし、
翌日には何も臭わなくなりました。お湯の感じとしては上諏訪・下諏訪・高遠にそっくり。
薄くて浴感も薄いです。ただし浴後の火照り感はさすが温泉と言った感じでポカポカします。
 お湯的にはアル単で特徴が薄いですが、話の種に汲んでみるのもおもしろいと思います。
やはりこんな立派な温泉スタンドがあるとはさすが諏訪湖です。

 温泉分析書は温泉スタンドのポンプ室の壁にパネル展示されていました。以下の通りです。

温泉地名:岡谷温泉
源泉名:岡谷市長地字湖畔水中八ツ口汐ヨリ雨乞場迄939-50
泉質:単純温泉(アルカリ性低張性高温泉)
泉温:源泉45.5℃(気温21℃)
含有成分
蒸発成分:675mg/kg 水素イオン濃度(pH)8.04
Na=218.9 K=28.0 Mg=1.3 Ca=13.3 鉄2=0.3
F=0.7 Cl=136.4 Br=0.3 硫化水素=0.8 硫酸=12.6 リン酸水素=0.2 炭酸水素=417.4
メタホウ酸=128.4 メタケイ酸=2.8 溶存物質=961.3 遊離CO2=3.4 遊離H2S=0.1
成分総計=964.8 総ヒ素=0.04
温泉分析年月日:平成14年10月
社団法人 長野県薬剤師会 会長

営業時間:夏期(5/1〜10/31)午前8時〜午後9時 冬季(11/1〜4/30)午前10時〜午後9時

岡谷温泉スタンドの写真5枚

↓岡谷市のHPより
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.city.okaya.nagano.jp%2Ftourist%2Fspa%2Fonsen.htm

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.city.okaya.nagano.jp%2FMACHI%2Fonsen.htm

 

Re:>ONKENさん/グーレスイン前橋、駒寄温泉利久の湯利用開始  投稿者:ONKEN21  投稿日: 1月20日(土)20時37分45秒    編集済
  山田さん、こんばんは。訂正すいません。
立正大学公式HPの建学の精神や由来を読ませていただきましたが、
日蓮聖人の『立正安国論』に由来しているのであって、某宗教法人とは関係して
いないようですね。
私の大学受験期を振り返って見ても、その点、地元でも昔から偏見というか、
誤解があったみたいです。いずれにせよ、仏教学部以外の学部は宗教とは全く無関係です。

地球環境学部は地理学科を母体として環境分野を加えて1998年に設立された新学部ですね。
私が大学生だった時は(大学は立正大とは無関係です)立正大は地理学科を除いては
皆、文系学部だったので勘違いしてました。
いずれにせよ、地元にキャンパスのある大学として立正大学の新しい取り組みは
応援していきたいと思います。
以上、訂正・補足させていただきます。
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.ris.ac.jp%2F

★グレースイン前橋、12/10湯の道利久の駒寄温泉ローリー運搬開始!
 先日、深夜の湯の道利久(群馬県吉岡町)に行ったところ、
姉妹店で、上毛電鉄中央前橋駅前(JR前橋駅より徒歩10分)にある「グレースイン前橋」
の1階に増設された天然温泉大浴場に昨年の12月10日より運搬した利久の温泉を利用を
開始したとのことです。午後3時〜午前10時まで大人3時間525円で入浴できるそうです。
また、利久の新しいチラシがありましたので5枚ご覧下さい。

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.grace-inn.co.jp%2F

 

>ONKENさん  投稿者:山田  投稿日: 1月20日(土)16時42分7秒
  立正大学は某巨大宗教法人とは関係ありません。
地球環境学部は、理系学部です。
よくお調べになってください。
 

Re:Re:立正大学熊谷キャンパス  投稿者:ONKEN21  投稿日: 1月19日(金)00時22分3秒    編集済
   すなっちさん、お返事ありがとうございます。連続投稿失礼します。
 全国の大学で少子化で学生が減る中で、大学淘汰の時代に入り、生き残りをかけて各大学
ともいろいろと苦労されているようですね。奇をてらった名前の学部名が誕生するのは
そんな背景があるようです。ただし、学生は思いの他、堅実のようで、人りたい学部という
のは法・商・薬・医など伝統的な“一文字学部”であると伺ったことがあります。
要は名前がどうこうでなく、中身がどうであるかが重要だと思います。

 さて立正大学というのは宗教系の大学でしたね。立正大学というのは医学部、薬学部、
付属病院等は設置されておらず、文・法・経済・福祉・心理・仏教学部などを中心とした
文系の大学であったと思います(地球環境学部のみ理系)。そんな大学で温泉が
どのように教えられるのか、とても興味深いところもあります。

 毒沢温泉の効能でも痛切に感じたのですが、効能というものはいろんな温泉に入って
経験することがとても大事ですね。西洋医学のように机上の学問だけで絶対に身につく
ものでないと思います。もし立正大に温泉の効能を扱った学部が誕生するとしたら、
そこの教授も学生も自分の大学で掘った温泉に入るばかりでなく、全国各地のいろいろな
温泉に入って、湯治する人の姿を見て、効能というものを実感してほしいと願わずに
いられません。幸い埼玉県熊谷市は地元に住んでいる者としては、温泉県の群馬・長野・
栃木に近いですし、全国どこへ行くのにも非常に行きやすい場所だと思います。
温泉の効能学は経験医学=東洋医学的アプローチがキーワードだと思いますね。

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.ris.ac.jp%2F

 

毒沢鉱泉「神乃湯」  投稿者:ONKEN21  投稿日: 1月18日(木)23時41分58秒    編集済
   今年最初の自遊人パスポシリーズは長野県下諏訪町の「毒沢温泉神乃湯」へ日帰りで
行ってきました。毒沢温泉はその名からしてパスポで是非、入ってみたかった温泉です。
山梨市の金峰泉(ブログレポ)の飲用温泉と似た味とのことで、どんなものかと思いました。
埼玉から下諏訪までは上信越道佐久I.C下車、R142和田トンネル経由で120km、2時間30分、
下道で3時間30分。埼玉の三郷に比べると距離こそ遠いのですが、時間的には近いという
ことを実践してしまいました^_^;。帰りにナゾの温スタシリーズで岡谷温泉スタンドに
初めて寄りました。

 和田トンネル長和町・料金所横の名水「ほし降る里の黒耀の水」を汲みます。新しい
水汲み施設ができたのですね。和田トンネル@600円(旧道も冬用タイヤで通行可)を
下諏訪側にずっと下ります。六峰温泉のある食亭「六峰」を過ぎ、R142旧道を斜め左へ。
すぐに右折、毒沢温泉宮乃湯みしゅらんレポ)の先の突き当りを右折、坂を上り沢乃湯
めがねさんレポ)を右に見て、つづらおりの坂道を登った終点に「神乃湯」がありました。
雪が降った時はつづらおりの坂の下に降雪時専用駐車場ありで、普段は旅館の手前の道路
端に10台位止められます。この日は雪が降ってから一週間後で雪は意外とあったのですが、
道路は一部凍結しているものの何とか大丈夫でした。ロケ的には3軒でも最も奥にあって
一番湯元に近そう。

 夕暮れ時、雪をかぶった鉱泉宿は幻想的です。玄関先には日帰り入浴客が多いため
1時間待との掲示があっておののきますが、遠くから折角行ったので待つことにします。
後でわかったのですが、浴室内の6名までしか入れないようにしているようです。
フロントに入浴希望を伝えると名簿に申込時間と名前を書いていただけます。ここの旦那
さんは非常に応対も良く、丁寧で感心しました。事前に電話で入浴の可否を問い合わせた
のですが、「待ち時間は発生するものと思われますが、21時まで受付しています」と
断られることもなかったです。一応、土曜・休前日のみ15時〜18時30分まで入浴不可と
なっていますが、日曜だから入れたのでしょうか。結構、融通も利くようです。
箱根・山梨のパスポ参加某施設とは雲泥の差です。こう言った宿は泊まってみたいと
思わせるものがあります。結局、ロビーで備付けの雑誌を読むこと、30分待で入れました。
館内は秩父・新木鉱泉に似た民芸調で風情があります。ちなみに通常の日帰り入浴料は
700円となっています。

 フロント前から一旦外に出てサンダルを履き渡り廊下を渡って浴舎へ。手前が男湯の
「竜神の湯」、奥が女湯の「弁天の湯」。暖房のきいた脱衣所で籠に服を脱ぎ浴室へ。
6人可の「鉱泉風呂」と左側に1人用「冷泉水風呂」と「飲泉所」があります。鉱泉風呂
は適温に加熱され、吸込・投入各1ヶ所の循環。吸込をふさぐと投入が止まります。
時々源泉を入れているのでしょうか、たまに溢れます。塩素臭は一切なし、サビ臭がします。
お湯の色は夜なのでよくわかりませんでしたが、濃い赤茶色の濁り湯で浴槽底には
ドロドロの沈殿物があるようです。透明度は数センチでしょうか。

 一方、冷泉水風呂は飲泉所の源泉がしたたり落ちて注がれています。お湯の色は黄褐色
で透明感があります。冷泉は透明で、加熱や循環で酸化して強烈に濁るようです。これは
伊香保や白寿でも同様のことが言えます。水は大変冷たいことは冷たいですが、源泉温度
の2度(日本一泉温の低い温泉では?)まで冷たくないような気がしました。温冷浴する
人がいるので水風呂の温度も若干上がるのでしょうね。ただし、心臓発作等の危険もある
ので、体調の悪い方の入浴は控えるよう貼り紙があります。やはり尋常でない冷たさかも
知れません。西の大分・寒の地獄、東の長野・毒沢と言っていいほどかも?私は鉱泉風呂
でよく温まったあと5回冷泉水風呂に入りました。初めての1回目は入るのに大変でしたが、
何回か繰り返すうちに平気になり、肌に刺さるような冷さに快感を覚えるまでになりました。
上がりも水風呂。しかし冬にしては震え上がるような寒さを感じず、すぐに強烈に
火照ってきました。冷泉あがりでこうですから、かなり強烈なお湯のようです。

 いよいよ飲泉所で味見。味はレモンのような強烈な酸っぱさで山梨の金峰泉の販売用
飲用源泉にそっくりな味です。何と翌日は便が真っ黒。体の老廃物が排出されるので
しょうか、こんなことは初めてで驚きました。群馬・奈女沢温泉(釈迦の霊泉)で
末期ガンから生還された方の体験記に何となく似ています。別にガンではない健康な私
なのに…。実際にガンに効くかどうかはわかりませんが、諸病に対しすさまじい効能を
発揮するものと思われました。また、山梨の金峰泉の販売用飲用源泉の湯は入浴すると
どんなものか?と思っていたのですが、毒沢でそれと似た冷泉に入ることができたので、
よい経験となりました。病気に悩まされる方には強くオススメできると思います。
自遊人参加施設でも恐らくトップクラスのお湯ではないでしょうか?そんなお湯にタダで
入ってしまうのは悪いというか、恐縮するようでした。今度は真夏の暑い日に冷た〜い
水風呂に入ってみたいですね。

 温泉分析書は公式HPと脱衣所に陽・陰イオンのみ掲示されています。全分析書データは
自遊人の温泉分析書図書館に掲載されています。温泉利用状況は特に掲示されていません。
データの一部は以下の通りです。

源泉名:毒沢鉱泉 湧出地:下諏訪町東山田社7963番地丙拾号(神乃湯:社7083)
泉温:2.0℃、7.5L/分、pH2.6、蒸発残留物=1677mg/kg(180℃)
Mg=31.7 Al=120.0 鉄2=132.4 鉄3=5.6 硫酸=1107 メタけい酸=96.3 遊離CO2=666.6
成分総計=2273mg/kg
泉質:含鉄(U)-アルミニウム-硫酸塩冷鉱泉(酸性低張性冷鉱泉)
平成10年1月6日長野県薬剤師会

※アルバム「温泉写真集2007前編」より

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.kaminoyu.com%2F

 

Re:立正大学熊谷キャンパス  投稿者:すなっち  投稿日: 1月18日(木)02時10分5秒    編集済
  >リハビリ療法など湯水の効能を学問的に研究する学部新設の構想も動き出す。

ONKEN21さん、これは鹿教湯の例に倣って、という感じですね。看護とかそういうニュアンス。温泉を利用してのリハビリを否定するわけではありませんが、温泉と健康をもっと広い視野で見ることができるような、そういう学問体系ができると嬉しいんですけれど。でも、それは病気とその治療(対症療法)を根本的に考え直すということなので、今の大学には無理かもしれませんが…

病気→薬の投与或いは手術→リハビリというと、病院を中心とする考え方ですよね。リハビリを具体的に考えるとアル単がメインになるだろうし、文句を言うわけじゃないのだけど、なんか腑に落ちないです。

すいません。ちょっと愚痴でした。
 

いろいろお返事  投稿者:クマオ  投稿日: 1月18日(木)01時00分14秒
  >すなっちさん
レスどうもありがとうございます。さやの湯処は確かに源泉の良さがわかります。源泉浴槽では黄色透明なお湯が、下流の浴槽に行くと褐色の濁り湯になります。建物の雰囲気も良く星4つクラスかなと思っています。ちょっと値段が高めなこととあんまり混んでほしくない所ですのでその意味もこめて3つにしました。

>ONKENさん
鳴子温泉のホテル瀧嶋の薬湯は興味をひかれました。また鳴子ツアーに行きたくなってきました。詳しいレポありがとうございます。

>みなさま
カルトクイズはいかがでしたでしょう。今回はカルトが過ぎてしまったかなと思っておりましたが、意外にもほとんどできた方もいらしたので驚いております。来年もお楽しみに。
 

立正大学熊谷キャンパスの温泉掘削続報  投稿者:ONKEN21  投稿日: 1月16日(火)23時28分2秒    編集済
   毎度おなじみ、今年初めての地元スクープネタです。
 2005年10月15日付掲示板でお知らせした埼玉県熊谷市立正大学熊谷キャンパスの温泉掘削ですが、
本日付朝日新聞北埼玉版によると、地下1500mの源泉とみられる地層まで到達、湯水の成分を
分析中とのことです。以下、朝日新聞北埼玉版の記事を一部紹介します。

見出し:学内温泉、期待も熱く(立正大熊谷キャンパス)
    源泉到達か成分分析中 効能の学術研究も

(記事の冒頭部分)
> 熊谷市にある立正大熊谷キャンパス(学生数5300人)で、温泉掘削が進んでいる。
>すでに地下1500m地点の「源泉」とみられる地層まで達し、現在、湯水の成分を分析中
>という。正式な「温泉」と認められれば、温泉療法などを学術的に探究する学部創設など
>個性化に弾みがつくものと大学関係者の期待は高まっている

(記事概要)
>一昨年から本格的な調査を始め、温泉含有につながる活断層がキャンパス内を走っている
>ことを確認した。地下水学が専門の学長自ら太鼓判を押し、昨年夏から掘削が始まり
>秋までには完了。温泉法に基づく「温泉」と認められれば、県への利用許可申請をはじめ
>運用に向けた手続きを始め、リハビリ療法など湯水の効能を学問的に研究する学部新設の
>構想も動き出す。敷地内には特別養護老人施設「立正たちばなホーム」も併設しており、
>わき出た湯の配湯も検討している。

(私より)
 どうやら当初計画されていたプールの設置の話には触れられていないので、老人ホーム
への配湯を最優先し、一般利用は期待できないかも知れません。我が地元・熊谷に温泉関係
の新学部ができるかも、ということでとても楽しみにしています。
 ところで学校の温泉というと、近くでは群馬県高崎市の創造学園大学の三福温泉TESLA
例がありますね。

(参考)毎日新聞H17/10/28記事/立正大学@milkcafe「温泉掘削工事
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.ris.ac.jp%2F

P.S.本日付埼玉新聞によると、飯能市(旧名栗村)の「さわらびの湯」1/18営業再開だそうです。
 

 投稿者:すなっち  投稿日: 1月16日(火)00時33分54秒
  板橋前野原温泉さやの湯処>クマオさん行かれたんですね。
実は都内でベストだと思ったので、敢えてネットで紹介しませんでした。
私は好きです。
 

鳴子温泉「国民宿舎ホテル瀧嶋」  投稿者:ONKEN21  投稿日: 1月15日(月)23時24分12秒    編集済
   先週の成人の日連休は青春18きっぷで荒天の中、宮城県大崎市の鳴子温泉に泊まり、
登米・栗原市のくりはら田園鉄道の乗り納めに行ってきました。鳴子温泉で泊まった宿は
“薬湯”で有名な「国民宿舎ホテル瀧嶋」です。めがねさんレポあり。がんきちさんも薬湯に
入ったようですね。鉄道レポについては「青春18きっぷさかなのページ」の鉄道掲示板1/13付
ローカル線ファンの投稿をご覧下さい。

 夜行快速ムーンライトえちご・新潟・余目・新庄経由で陸羽東線に乗ります。この日は
強風のため代行バスで鳴子温泉入り。R47沿いのホテル瀧嶋の建物を眺めながら、右折。
また瀧嶋の玄関前を通り、少し走り当初より2時間遅れの18時前にJR鳴子温泉駅へ到着しま
した。列車代行バスなので途中下車はできないんで…(^^ゞ。実は青春18きっぷで鳴子へ
行くのは2回目で前回は約10年前に早稲田桟敷湯へ夜行日帰り^_^;で行った記憶があります。
あの時は若かった(^^ゞ。鳴子温泉駅の足湯で硫黄臭を嗅ぎながら、暴風雨の中、東へ
向かってこけしのいある土産物街(駅前通り・仲町通り)を歩きます。陸羽東線のガードを
くぐった先、左手にめざすホテル瀧嶋がありました。鳴子温泉駅から傘さして歩いて10分。
車の方はR47沿いで便利ですがそこへ止めると、仲町通り側の玄関まで歩いて回り込まなけ
ればなりません。玄関脇にも駐車場はあります。仙台からの高速バスや古川からの路線バス
利用の方は「車湯」バス停から温泉街へ歩いてすぐです。

 16時過ぎにホテル瀧嶋から足のことを心配して電話いただきましたが、18時過ぎ何とか
チェックイン。気さくで若い女将さんと天候や運行状況などいろいろと話をします。
夕食は18〜20時くらいまでで、お風呂の後に夕食とします。1〜3階にある部屋は国道側に
面していて走行音はうるさいものの、江合(荒雄)川の向こうに鳴子温泉のホテル群や周り
の山並が望め、旅情的なすばらしい景色です。以前泊まった姥の湯も国道や川に面して
いましたが、湯治部からは窓からの景色は一切なかったので、余計良かったです。建物は
古いビジホ風で壁などははげかけてしまっているほどボロイです。あとタオル・歯ブラシ等
の提供はないので、持参する必要があります。浴衣はつきます。ふとん敷はセルフサービス、
暖房については姥の湯同様、全館でパイプを通る温泉熱を利用しているのでしょうか、
かなり暖かいです。暖房料も一切かかりません。夕朝食は1階の大広間でいただきます。
夕食は鉄板焼などもついて値段の割においしくて良かったと思います。小食な私にとって
量は多くもなく、少なくもなく丁度良かったです。大食いには少なく感じるでしょうけど…。
一泊二食付で休日割増なし税込6650円はゲキ安ですね。素泊だと4150円もして鳴子にしては
割高かも知れません。日帰り入浴は10〜15時(夕方まで)500円となっています。

 温泉のレポです。地下に男女別浴室・家族風呂、またその下に薬湯があります。地下と
言っても玄関の下であって、川・国道側は窓があります。夕食前後は薬湯が2〜3人並んで
いたので男子浴室へ入ります。入った瞬間に松之山温泉やH温泉Kの湯そっくりの焦げ
アブラ臭・重油臭が鼻をつきます。そのアブラ臭は平野部とは異質なもので、やはり山系の
においだと思いました。ただ、めがねさんのご指摘通り、群馬・埼玉平野部のアブラ臭を
嗅ぎ慣れた者にとっては弱くて拍子抜けしました。Kの湯が強烈過ぎて余計かも?長方形で
二方向が石組の壁、その壁の横・窓の下にカルシウムと鉄分が漏れて析出した「湯」と
書かれたバルブがあって、これを捻ると石垣の穴からお湯が出てきます。一方、左手の石垣
の横、壁の下に「水」とかかれたバルブがあって、温泉とは別の石垣の穴から水が出てきて、
セルフ加水で冷ますことができます。私が入った時は温泉投入も加水もされておらず溜め湯
状態でした。仕方ない、お湯バルブを捻って絞り投入にしたら、ようやく溢れてきました。
当然、浴槽内には吸込・注入はありません。投入口は真っ茶色に析出、お湯はやや黄色み
かかった透明なお湯でした。出た後は強烈に火照り汗が止まりません。源泉は瀧嶋3号で
国道側駐車場一角の祠から湧出しているそうです。

 いよいよ薬湯に入ます。薬湯は貸切制のため、男子浴室前のベンチに座って、おしゃべり
しながら待っています。男女別浴室・家族風呂に入っている人がいなくてもベンチにはいつ
行っても待ってる人がいます。夜10:00過ぎと朝6:30頃の2回ようやっと空いたので、
入ることできました。宿泊でこんな状況ですから、日帰りだとかなり待たされるかも。
薬湯の階段は男女別浴室とは反対側(つまり玄関側)の階段を下りたところにあります。
入浴者が階段を上がってきたら、入口手すりにつけられた「入浴中」の札を表のまま
(空いている場合は「入浴中」にして)階段を下ります。下った先に扉があって、脱衣所で
服を脱ぎ浴室のサッシを開けます。すると上からすさまじく蒸気が噴出してきます。
サッシを閉めると浴室の上半分に蒸気がこもり、その境目ははっきりとわかります。
これぞホテル瀧嶋名物の“雲海”です。浴槽は4人くらい可の小さなもので、1面だけ上に
半円の穴が空いた石組の壁となっています。半円の穴をのぞくとパイプが2本はっている
大きな湯溜めとなっており、お湯がうごめいています。激しい蒸気の発生源はここです。
瀧嶋1号・2号混合泉はここで自噴しているようです。石組には蛇口がついていて、この
蛇口から壁の向こうの湯溜の湯が注がれています。脱衣所側に加水用蛇口がありますが、
薬湯とあって出ていません。そのため、完全オーバーフローのかなり熱めになっています。
臭いは焦げアブラ臭ですが、男女別浴室よりはかなり弱く、うっすら臭う程度。色も無色
透明で黄色みを帯びていません。湯面付近の壁にはイボ状析出物あり。男女別浴室の3号
源泉よりおとなしいのかなと思っていたら、とんでもない入ってすぐにノックダウン、
長くは入っていられません。3号源泉より明らかに強烈で浴後はいつまでも火照り感が
引かず、ぐったりと疲れる感じです。寝る前に入ったのですが、本当によく眠れた感じです。
また翌朝も入ったのですが、雪の降る寒い冬なのにホント湯冷めしませんでした。

 宿の主人曰く、鳴子には日本一420種の源泉があって、薬湯はその中でも人気No.1
(byじゃらん)と自慢するのがよくわかる気がしました。なお、チェックアウトの会計の
前に手に薬湯のスプレーをしていただけます。スプレー後、よく手をもみ、3分位換気扇
で乾かすと、手がしっとりしてくるのがわかります。そして薬湯のスプレーボトルを
プレゼントされます。これは日帰り入浴客でももらえるらしいです。実はアトピー等の
肌の疾患には効果覿面だそうです。薬湯の強烈さにはホント驚き圧倒されました。
鳴子に行かれた際はホテル瀧嶋の薬湯を強くオススメしたいと思います。

 温泉分析書は各浴室前にあります。屋代さんのHPにも分析書はありますが、私の場合は
比較しやすいように1・2号混合/3号データと並べて書いてみました。温泉利用状況は加水
となっていますが、源泉に常時加水ではなく、お客のセルフサービスで加水ということ
みたいです。寒い冬場なら、加水が少なくてすむのでオススメです。

 瀧島1号泉・瀧島2号泉(浴室名:薬湯)
/瀧島3号泉(浴室名:男子浴室・女子浴室・家族風呂)

温泉施設名:国民宿舎ホテル瀧島
源泉名:瀧島1号泉・瀧島2号源泉混合泉/3号源泉
(湧出地:鳴子町字新屋敷28-2/28-1=ホテル瀧島28-1)
密度(20℃/4℃)1.0019/1.0012 pH値7.3/7.8
知覚的試験:無色透明で、微かに甘みを有し、臭気ほとんどなく、中性である
/薄黄色にして、濁り、味、臭気ともほとんどなく、弱アルカリ性である。
Li=0.7/0.3 Na=567.7/265.4 K=15.9/19.4 アンモニウム=0.1/0.2 Mg=1.5/22.3
Ca=46.8/63.3 Sr-/0.3 Mn=0.2/1.0 鉄3=0.3/1.1 陽計=633.2/373.3
F=0.8/0.1 Cl=233.9/108.8 チオ硫酸=0.2/0.3 硫酸=659.6/217.6 リン酸1水素=0.4/0.7
炭酸水素=529.0/586.8 陰計=1423.9/914.3
メタケイ酸=202.7/242.2 メタホウ酸=38.0/19.5 メタ亜ヒ酸=0.3/- 非解離計=241.0/261.7
溶存物質=2298.1/1549.3 遊離CO2=27.4/37.9 成分総計=2325.5/1587.2 総ヒ素=0.24/0.033
分析年月日:平成16年11月4日 公衛検705/706号
利用許可・決定年月日・番号:平成17年3月18日
利用許可:指令第1535/1533号 決定:第793/791号
利用許可の種別:浴用(飲用の許可は受けておりません)

この温泉の泉質は、
ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物泉(Na-SO4・CO3・Cl泉)
低張性中性高温泉(旧泉質名:含重曹・食塩-芒硝泉)
/ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉(Na-HCO3・SO4泉)
低張性弱アルカリ性高温泉(旧泉質名:含芒硝・重曹泉)
泉温は(分析時)72.0/70.7℃、(使用位置)65.1/57.3℃です。
泉質別適応症:動脈硬化症・きりきず・やけど・慢性皮膚病/きりきず・やけど・慢性皮膚病

この温泉は、源泉温度が高温のため浴槽にて加水しています。
注湯口においては源泉のままとなりますのでご注意ください。
尚、加温・ろ過・循環・入浴剤及び消毒液等の投入は行っておりません。

温泉登録分析機関:財団法人 宮城県公害衛生検査センター

※さよなら、くりでんの旅(青春18きっぷ鳴子温泉泊)のブログ瀧嶋の写真18枚

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.hds-net.co.jp%2Ftakisima%2F

 

お返事  投稿者:うつぼ  投稿日: 1月13日(土)00時24分48秒
  >桃猫。さん
「ゆあみ」の分析書、完璧に見落としたです。駐車場側の通用口から入ったもので・・・(と言い訳をする(笑))

> 成分合計が21.61など、細かい数値はずいぶんと変化していましたよ。
これはどうかな? 成分合(総)計は「細かい数値」ではありませぬ。とくに化石海水型の強食塩泉は地下水の侵入などにより、一気に成分濃度の低下をともなう泉質変化をきたすことがあります。東毛の桜山(うしおの湯)、昨年暮れに営業を休止した大江戸東山温泉などはその一例かと思います。(大江戸東山はその泉質変化を逆に売り物にしようとしていた。)
吉川の成分濃度は、ほとんど変化していないようですが・・・。

>温泉トラベラーさん
情報ありがとうございます。そうですか、「「KKR青風荘」 は循環式で塩素消毒しています。」ですか・・・。昨夏の時点では、お湯はレポのとおりよかったし、掲示されていた(温泉法施行規則にもとづく温泉)「成分に影響を与える項目の掲示事項」には、「循環装置等の使用 → なし、消毒処理 → 行ってません」と明示されていました。その後湯づかいが変更されたのかな?
 

箱根湯本温泉 「KKR青風荘」  投稿者:温泉トラベラー  投稿日: 1月12日(金)20時23分41秒
  箱根湯本温泉 「KKR青風荘」 は循環式で塩素消毒しています。
掛け流しをうたっているので源泉掛け流しと思っていたのですが
実際は循環式で塩素消毒しているとのことです。

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fonsentoraveler.hp.infoseek.co.jp%2F

 

ゆあみ  投稿者:桃猫。  投稿日: 1月12日(金)18時11分43秒    編集済
  >うつぼさん・こんにちは。わたしも、実は正月の4日にゆあみに行ってきたんですよ。なかなかキレイな施設で薬草湯の効き具合には舌を巻かざるを得なかったのですが、温泉のほうは、まずまずという感想でした。もちろん源泉のよさは、いまいち発揮されていなかったので残念でしたが。

 掲題の分析表ですが、湯使いのスペックとともに、玄関を入ってすぐのところ=右側に木製の看板とともに、デカデカと、大きく掲げられていましたよ、最近は浴室付近では無く玄関に飾られている施設が多数、見受けられますので、うつぼさんも眼光するどく見てみてください。

* 最新データは、平成18年 10月5日のものが掲示されていました。個人的にデーター主義には疑問を抱いているので、ここに詳細は書きませんが、メタホウ酸178.6、成分合計が21.61など、細かい数値はずいぶんと変化していましたよ。温泉は生き物ですので、あまり気にするとキリがありません。
 

箱根湯本温泉 「KKR青風荘」  投稿者:うつぼ  投稿日: 1月11日(木)23時54分50秒    編集済
  つづいて箱根の湯巡りの13発目です。長文連打すみませぬ。

<箱根湯本温泉「KKR青風荘」>(箱根町、時間要問合せ、500円、0460-5-5124)
須雲川沿いの通称”滝通り”沿いにあるKKR(国家公務員共済組合連合会)系の宿泊施設。自家源泉かけ流しということで攻めてみました。
建物はなんということもないRC造の箱形ですが、館内はよくメンテされています。
階段をおりると浴場階。男女別の浴場と家族風呂があります。家族風呂は日帰り入浴可かどうか聞きわすれましたが、当日は先客がいたので入らず。

浴場は露天つきと露天なしがあり、当日の男湯は露天なしの方でした。
須雲川の渓流を見おろす明るくきもちのいい浴場で、対岸に天成園の飛烟閣がみえます。
この浴室のすぐ脇に温泉櫓が建っています。HPに「KKR箱根青風荘敷地内より湧出」とあるのでこれが自家泉源でしょう。
浴槽は黒みかげ石枠タイル貼4人位。岩の湯口+側面注入と思われますが、なぜかどちらからも注投入はなし(湯口から数秒間だけお湯がでたきり)。底面吸湯口がありますが、これも引いておらず。オーバーフローはなくため湯状態ながら湯温はややぬるめで安定していたので、入れたてだったと思います。
ちなみに女湯のほうは内湯(黒みかげ石枠タイル貼4.5人、熱め)、露天(鉄平石造2人、ぬるめ)ともお湯の投入がありかなりのオーバーフローだったそうなので、男女湯交互に投入しているのかも?。
カラン5、シャワー、シャンプー、ドライヤーあり。平日13時で男女湯とも独占。

きもち懸濁したお湯にはうす茶の浮遊物。味不明で弱いながら石膏系のやわらかな湯の香が香ります。ヌルすべと弱いとろみを帯びたやさしいお湯で入りごこち抜群。ぬるゆながらよくあたたまり、イメージ的には「大和旅館」のお湯に似ています。濃度感はないですがどこか後をひくような質のよいお湯で、かけ流し状態で入れたら、すこぶるきもちがよさそう。

ここは日帰り受付時間が短く、しかも宿泊客優先ということなので、事前TEL必須かと。料金も安いし、OKだったら迷わず突入をおすすめします。

アルカリ性単純温泉 38.9℃、pH=9.1、湧出量不明、成分総計=0.259g/kg、Na^+=70.1mg/kg、Cl^-=56.5、SO_4^2-=33.9、HCO_3^-=38.2 <H18.4.21分析> (源泉名:湯本第16号)

<温泉利用掲示>  加温:あり 加水:あり 濾過循環:なし 消毒処理:なし
 

よしかわ天然温泉 「ゆあみ」  投稿者:うつぼ  投稿日: 1月11日(木)23時50分41秒    編集済
  リニューアルのお湯1発いきます。

<よしかわ天然温泉「ゆあみ」>(埼玉県吉川市、10:00〜23:00、850円(土日祝 950円)、048-982-2647)
JR武蔵野線「吉川」駅前にあった日帰り温泉「エメラルド・マリン」がリニューアル、「ゆあみ」と改称し、昨年12/7にオープンしたもの。ONKEN21さんの情報で知り行ってみました。
エントランス、フロントまわり、食事処などが大幅リニューアル、和風に演出されています。前回入ったとき(→レポ)とちがう浴場だったので断言できませんが、浴場構成に大きな変更はなさそうです。なお、前回入った露天の広い浴場はリニューアル後、女湯固定となっています。

2Fが脱衣所で浴場フロアは2Fと3F、内部階段でハダカ移動するのは以前とおなじ。
2F浴室は小さめで智光薬湯(これけっこう好き)、五行石五色の湯(ストーンパワーの湯、真湯、カルキ)、温泉槽(タイル貼4.5人)に色彩浴(?)。カラン10。
メインの3F浴室は手前から、洗い場(カラン20、スペースゆったりでつかいやすい)、機能浴槽(真湯、カルキ)、蒸し風呂、サウナ、水風呂(冷たい、強カルキ)、源泉槽(タイル貼3人)、温泉槽(同12人以上)、噴き出し湯(真湯、カルキ)と多彩。
露天ゾーンに寝ころび湯×2(真湯、強カルキ)と露天(自然石枠石タイル敷15人以上)。露天は軒下タイプながらよく造り込まれていて雰囲気があります。年始21時でけっこう空いていました。

2・3Fの温泉槽は、石の湯口から投入(3Fは+側面注入)、オーバーフローなく、底面からの自然流下?
源泉槽は石の湯口から投入で槽内注排湯はみあたらず、オーバーフロー。
露天は龍神のモニュメント付岩の湯口(当日は投入なし)と木樋からの投入+強力側面注入でオーバーフロー+ごく弱い側面吸湯?

お湯は緑茶色透明、露天と源泉槽で濃いめ。温泉槽2槽は中塩味+薬品味、源泉槽は強塩味+強薬品味、露天は強塩味+重曹まろ味+微金気だし味+僅微苦味。ほとんどの湯口と湯面で強いヨードチンキ臭ないしは薬品臭ですが、露天湯口のみ金気貝汁臭+メタンガス臭のやわらかなものなので、ここは薬剤投入がないかも?
で、お湯は”源泉槽”よりも露天湯口そばのほうがいいと思います。
露天はかなりの濃度感とほてりをともなう攻撃力(^^)の高いお湯で、長湯する客はほとんどいません。

それにしても、2Fは智光薬湯臭+カルキ臭、3Fは病院を思わせる消毒臭がたちこめ、臭いに敏感な人は露天しか逃げ場がないかも? シャワーで洗い流したのに、浴後肌にカルキ臭が残ったのにも辟易。

周辺には早稲田天然温泉「めぐみの湯」越谷天然温泉「ゆの華」大谷田温泉「明神の湯」など、湯づかいに定評のある施設がメジロ押しなのに、この湯づかいは疑問。1,200L/min自噴(日量・8,640本/200Lドラム缶 - 泉源よこ掲示より)の実力を感じられる浴槽がひとつでも欲しいと思いました。
それでも温浴施設としてみればメニュー充実しているし、料金もそこそこなのでお湯にこだわらなければリーズナブルな施設では。あと、4Fの食事処は日帰り温泉施設にしてはまあまあの味だと思います。

私の確認した範囲では館内に分析書や湯づかい掲示はみあたらず。以前ゲットしたデータを載せておきます。(リニューアルチラシには「噴出量/1分間に1,200L 源泉温度47.4℃」とあるので、再分析はしていないかもしれません。)

Na-塩化物強塩温泉 47.4℃、pH=7.39、1,200L/min(1,500m掘削自噴)、成分総計=21.69g/kg、Na^+=7740mg/kg (90.22mval%)、Ca^2+=362.0 (4.84)、Fe^2+=2.1、Cl^-=12720 (98.17)、Br^-=42.8、I^-=8.7、陽イオン計=8381 (373.2mval)、陰イオン計=13130 (365.5mval)、メタほう酸=138.2 <H9.9.24分析>
 

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