クチコミ 情報
2006年12月11日〜12月20日

鳴子温泉  投稿者:ハラ  投稿日:12月20日(水)23時39分9秒
  こんばんはニューカマーのハラです。
さすがに奥州三名湯の1つ鳴子温泉は人気が高く多くの方が情報を寄せてくれています。
実は小生も一番好きな温泉が鳴子温泉で、毎年何回か温泉三昧に訪れます。
僭越ですが少しだけ知っている範囲で情報を…
まず鳴子温泉は新幹線では古川駅(仙台より1つ北)下車です。秋田からのこまちでは古川駅に停車しませんので
盛岡乗換えか仙台まで行ってから戻ることになります。古川駅からは在来線の陸羽東線で鳴子温泉駅まで行きます。
仙台からは鳴子温泉まで直通のバス(始発は仙台空港)が日に2本出ていたと思います。14:30くらいの仙台駅前発
があり、利用したことがあります。1時間30分くらいの所用時間です。

鳴子温泉、東鳴子温泉、川渡温泉と温泉街が続きますが、立派な宿は別にして湯治棟でなくても旅籠形式で2食付で
大体7500〜8000円で泊めていただけます。

おすすめは予算が許すなら
ゆさやさん:駅から徒歩3分「共同湯滝の湯」の隣、滝の湯の湯守です。その横は温泉神社おそらく鳴子温泉の発祥の地か?この旅館にも「うなぎの湯」として有名なエメラルドグリーンのつるスベ泉があり1日何回も滝の湯とうなぎの湯を堪能できます。2食付(1名)10000円〜〜高いけどここはいいですよ
名前から想像できるかたは歴史に詳しい方ですがここのご先祖様は鳥海山麓遊佐地方の豪族だったとか、越後上杉氏の家臣で戦国時代の戦乱で一族滅亡に見舞われここに流れてきたとか。芭蕉が奥の細道で「…此路旅人稀なる所なれば、関守にあやしめられて、漸として関をこす」と関守に咎められて難渋したとの関守はこの遊佐氏の一族とか〜〜多少記憶が曖昧ですがそのような由緒を主人作成のパンフなんかが品よくロビーに並べられています。

初音旅館:東鳴子温泉(ヤマセミさんもメモってました)鳴子御殿湯駅から徒歩30秒〜〜車でないのならお薦めです。ここを拠点に鳴子温泉まで1駅です。
鄙びた宿というよりは鄙びすぎた宿です。綺麗系がお好みの方には不向き〜〜温泉に入って寝るだけで満足する方専用です。
2食付7000円くらい(食事はできないと云われるかも知れませんが近くに歩いていける食堂あります)素泊まり4500円くらいです。館内温泉は3つ石油臭の漂う黒湯です
女主人のおばちゃんは古川の方で気さくないい方ですよ。

川渡温泉:(藤島旅館、越後屋旅館)2食付1人8000円真鍮の湯として有名。鳴子温泉から少し離れますが鳴子に行ったらここにも寄った方がいいです。
中山平温泉:丸進別館:超有名なつるスベ温泉(つるスベ度では奥熊野についで全国第2位?)素泊まりのみ?4000円〜実際確かにつるスベ感じますよ。
ただし車がないと不便です…陸羽東線は新庄行きと鳴子温泉止まりですが2本に1本は鳴子温泉までですので

以上まだいろいろ書きたいのですが、これくらいにします。
いずれにしてもこの界隈にはいい温泉が沢山あります。そのよさに触れて女房も何度か連れて行ってあげましたが、女性はやはり宿の造作とか雰囲気とかの綺麗系で物事を評価するようで泉質のよさなんかには無頓着でした(⌒⊥⌒)///

どうぞ「がんきちさん」いい旅をご堪能ください。
 

湯の花  投稿者:みみ  投稿日:12月20日(水)22時23分16秒    編集済
  最近多忙続きで、ご無沙汰しております。

ニセ湯の花事件についてONKENさんが書かれていましたので、
私の個人的感想をひとこと。

今回大々的に報道されたことについて非常に良いことだと思っています。
ニセ湯の花は浴槽にも溶けにくく、ダマになるなどの悪い評判を聞いた
ことがあります。

湯畑の湯の花ではないものが、さも湯畑で採取されたように販売されて
いたのは今に始まったことではありません。
草津町商工会のサイトではかなり以前から、ニセモノに注意するよう
PRされていました。
ただ、今回大騒ぎになったことで、改めて商工会サイトを見てみると、
正規販売店一覧が公表されていますね。
つまり、たったこれだけのお店で、合計年間5,000個程度しかないわけですから、
常に店先に並べられる数ではないことは容易に予想できます。
ましてや特売で販売したり、露天で湯畑の湯の花が買えるわけがないのです。
(そのそも1袋500gの本物の湯の花が4袋1,000円で売れるわけがないですよね)

上毛新聞に
「 ある土産店主は「(湯畑以外で採れる)天然のものまで、
人工的に製造したものだと思われると困る」と困惑した表情。と書かれていましたが、
これも少々認識が甘いのではないかと思いました。

一般客には「草津温泉湯の花=湯畑の湯の花」と認識されていると思われますので、
湯畑以外で採取した天然の湯の花は、草津温泉○○源泉使用とどこかに表記するのが親切だと思います。
これをひとくくりにして草津温泉湯の花としてしまうからいかがわしくなるのだと思います。
草津温泉の場合、各源泉の成分が似ているいることもあり、効能はそれほど違わないにせよ、
誤解を生むような表記は改めるほうがいいと思っています。
天然の湯の花であっても、草津町以外で採取された湯の花を草津温泉湯の花と表記すれば
立派なインチキ商品となります。

草津温泉で湯の花を買う場合は、必ず発売元が「群馬県草津町」であることを確認して、
それ以外のものは買わないほうが賢明です。
本物の湯の花は
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww13.plala.or.jp%2Fiyashiya%2Fkusatu.htm
のような状態で、いつでも手に入るようなものではありません。
今後は予約販売や伝手を頼る以外は入手困難になるのではないでしょうか。
 

ありがとうございました  投稿者:がんきち  投稿日:12月20日(水)22時21分50秒
  ありがとうございました。  

(無題)  投稿者:がんきち  投稿日:12月20日(水)22時20分46秒
  ヤマセミさん。ONKEN21さん。

旅の参考にさせていただきます。とても助かりました。
 

RE:申し訳ありません  投稿者:ぬらりひょん  投稿日:12月20日(水)20時37分44秒
  ONKEN21様こちらこそ個人的考えを一方的に示してしまい申し訳なく思っております。またこの件に関し早い対処をしていただき感謝しております。自分の書込みもONKEN21様にならいアルファベット表記と訂正しました。

このような個人的考えを掲示板で申し上げるのは良質なレポの妨げになってしまうのでは?ONKEN21様に対しあまりに身勝手で横柄な行いだったのでは?と自問自答の最中でございます。

どうぞこれからも詳細で楽しい温泉レポ楽しみにしております。
 

申し訳ありません  投稿者:ONKEN21  投稿日:12月20日(水)18時58分6秒    編集済
  >ぬらりひょんさま
ご指摘の件、誠に申し訳ございません。
詳しい場所や名称についてはただ今、編集機能にて修正致しました。
地名と場所は伏せて(検索対策のため)、温泉スタンドのお湯を中心としたレポのみとします。
万一、問題があるようでしたら、ご指摘ください。
温泉ファンや地元住民の方々に心よりお詫び申し上げます。
今後、マイナーな場所については気をつけて慎重にレポしたいと思います。

>がんきちさん
鳴子温泉の宿ですが、GWに飛び込みにて姥の湯旅館湯治部に素泊3150円にて泊まった
ことがあります。4種類のお湯がある旅館です。参考までに私のレポをリンクしておきます。
来年は「くりはら田園鉄道」の3月末廃止前に乗りに行きたいので、鳴子は検討していた
ところでした。

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.asahi-net.or.jp%2F%7Eue3t-cb%2Fbbs%2Fspecial%2Fonken_mitinoku3%2Fonken_mitinoku3_1.htm

 

Re:秋田〜仙台  投稿者:やませみ  投稿日:12月20日(水)16時36分39秒
  > がんきちさん こんにちは
> 鳴子温泉で出来る限り安い宿(素泊まりでも・食事つきでも)

鳴子には自炊湯治むけの宿がたくさんあります。
基本的には一人泊も可ですが、料金は少し割高になります。
旧前日や年末年始の繁忙期にはお断りされることもあるかと思います。
また、素泊まりで外食しようとすると、鳴子は案外に食事処が少なく、
駅前からはずれると食料の調達もけっこう大変です。
1泊なら食事付きのほうがいいでしょう。

定番になっているのは以下のような宿です。
<鳴子>
   農民の家 河原湯5-6 0229-82-2121
     団地のような大型宿で自炊湯治の殿堂 駅から遠いのが難
     館内だけでいろんな源泉を湯巡りできる
   西多賀旅館 新屋敷78-3 0229-83-2117
     緑色のお湯です 男性一人は断られる?
   東多賀の湯 新屋敷160 0229-83-3133
     白濁のお湯です けっこう満室のことが多い
   岡崎荘 新屋敷51 0229-83-4050
     地味なお湯です 温泉街なので散策には便利
<東鳴子>
   高友旅館 鷲の巣18 0229-83-3170
     熱烈ファンが多い 黒湯やあぶく湯など珍湯ぞろい
   いさぜん旅館 赤湯11 0229-83-3448
     ぬる湯の炭酸泉がよいです ネコ好き阪神ファンむけ?
   初音旅館 鷲の巣90 0229-83-2166
     アブラ臭のモール泉 古いけど静かです

鳴子温泉郷公式HP
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.naruko.gr.jp%2F
 

RE:H温泉Kの湯スタンド  投稿者:ぬらりひょん  投稿日:12月20日(水)11時42分48秒    編集済
  楽しいレポに水をさすようで申し訳ありませんが、H温泉はあくまでも地区のために掘削された温泉という経緯を御存知であればみしゅらん様のような日本でも有数のロムが多い掲示板にてむやみに“無料の温泉スタンド”とアピールするのはどうかと思いました。

掲示板をロムされるのは必ずしも良識のある方ばかりとは限りません。“無料”という認識が広がり、中には大量に湯を持ち去る、夜中に訪問しバカ騒ぎを行う、そのような酷い経緯を辿った共同浴場や野湯はいくらでもあります。

H温泉共同浴場ですらマナー違反の訪問者が増え困った事があると聞きました。この上あのようにひっそりとした温泉スタンドまで荒らされては、湯を提供してくださる地元の方に温泉ファンとして申し訳ない思いがあります。

確かに温泉スタンド部分には料金箱も利用規制の提示もありませんが、これまでは訪問者もなくその必要もなかったのかもしれません。でしたらせめてこれからのためにレポートの片隅にでも地元の方に一言お断りを入れるなどの一文を添えられてはいかがでしょう。例えその必要がないとしても、ある程度の壁を記す事で訪問者の認識もまた違ったものになりましょう。

温泉レポは変に規制ばかりかけていては、まったくつまらないものになってしまいます。ただ温泉地と温泉レポートの関係が変な方向にこじれないようデリケートな場所のレポには、ちょっとした気遣いも必要なのかと思いました。
 

鳴子温泉  投稿者:ハラ  投稿日:12月20日(水)23時39分9秒
  こんばんはニューカマーのハラです。
さすがに奥州三名湯の1つ鳴子温泉は人気が高く多くの方が情報を寄せてくれています。
実は小生も一番好きな温泉が鳴子温泉で、毎年何回か温泉三昧に訪れます。
僭越ですが少しだけ知っている範囲で情報を…
まず鳴子温泉は新幹線では古川駅(仙台より1つ北)下車です。秋田からのこまちでは古川駅に停車しませんので
盛岡乗換えか仙台まで行ってから戻ることになります。古川駅からは在来線の陸羽東線で鳴子温泉駅まで行きます。
仙台からは鳴子温泉まで直通のバス(始発は仙台空港)が日に2本出ていたと思います。14:30くらいの仙台駅前発
があり、利用したことがあります。1時間30分くらいの所用時間です。

鳴子温泉、東鳴子温泉、川渡温泉と温泉街が続きますが、立派な宿は別にして湯治棟でなくても旅籠形式で2食付で
大体7500〜8000円で泊めていただけます。

おすすめは予算が許すなら
ゆさやさん:駅から徒歩3分「共同湯滝の湯」の隣、滝の湯の湯守です。その横は温泉神社おそらく鳴子温泉の発祥の地か?この旅館にも「うなぎの湯」として有名なエメラルドグリーンのつるスベ泉があり1日何回も滝の湯とうなぎの湯を堪能できます。2食付(1名)10000円〜〜高いけどここはいいですよ
名前から想像できるかたは歴史に詳しい方ですがここのご先祖様は鳥海山麓遊佐地方の豪族だったとか、越後上杉氏の家臣で戦国時代の戦乱で一族滅亡に見舞われここに流れてきたとか。芭蕉が奥の細道で「…此路旅人稀なる所なれば、関守にあやしめられて、漸として関をこす」と関守に咎められて難渋したとの関守はこの遊佐氏の一族とか〜〜多少記憶が曖昧ですがそのような由緒を主人作成のパンフなんかが品よくロビーに並べられています。

初音旅館:東鳴子温泉(ヤマセミさんもメモってました)鳴子御殿湯駅から徒歩30秒〜〜車でないのならお薦めです。ここを拠点に鳴子温泉まで1駅です。
鄙びた宿というよりは鄙びすぎた宿です。綺麗系がお好みの方には不向き〜〜温泉に入って寝るだけで満足する方専用です。
2食付7000円くらい(食事はできないと云われるかも知れませんが近くに歩いていける食堂あります)素泊まり4500円くらいです。館内温泉は3つ石油臭の漂う黒湯です
女主人のおばちゃんは古川の方で気さくないい方ですよ。

川渡温泉:(藤島旅館、越後屋旅館)2食付1人8000円真鍮の湯として有名。鳴子温泉から少し離れますが鳴子に行ったらここにも寄った方がいいです。
中山平温泉:丸進別館:超有名なつるスベ温泉(つるスベ度では奥熊野についで全国第2位?)素泊まりのみ?4000円〜実際確かにつるスベ感じますよ。
ただし車がないと不便です…陸羽東線は新庄行きと鳴子温泉止まりですが2本に1本は鳴子温泉までですので

以上まだいろいろ書きたいのですが、これくらいにします。
いずれにしてもこの界隈にはいい温泉が沢山あります。そのよさに触れて女房も何度か連れて行ってあげましたが、女性はやはり宿の造作とか雰囲気とかの綺麗系で物事を評価するようで泉質のよさなんかには無頓着でした(⌒⊥⌒)///

どうぞ「がんきちさん」いい旅をご堪能ください。
 

湯の花  投稿者:みみ  投稿日:12月20日(水)22時23分16秒    編集済
  最近多忙続きで、ご無沙汰しております。

ニセ湯の花事件についてONKENさんが書かれていましたので、
私の個人的感想をひとこと。

今回大々的に報道されたことについて非常に良いことだと思っています。
ニセ湯の花は浴槽にも溶けにくく、ダマになるなどの悪い評判を聞いた
ことがあります。

湯畑の湯の花ではないものが、さも湯畑で採取されたように販売されて
いたのは今に始まったことではありません。
草津町商工会のサイトではかなり以前から、ニセモノに注意するよう
PRされていました。
ただ、今回大騒ぎになったことで、改めて商工会サイトを見てみると、
正規販売店一覧が公表されていますね。
つまり、たったこれだけのお店で、合計年間5,000個程度しかないわけですから、
常に店先に並べられる数ではないことは容易に予想できます。
ましてや特売で販売したり、露天で湯畑の湯の花が買えるわけがないのです。
(そのそも1袋500gの本物の湯の花が4袋1,000円で売れるわけがないですよね)

上毛新聞に
「 ある土産店主は「(湯畑以外で採れる)天然のものまで、
人工的に製造したものだと思われると困る」と困惑した表情。と書かれていましたが、
これも少々認識が甘いのではないかと思いました。

一般客には「草津温泉湯の花=湯畑の湯の花」と認識されていると思われますので、
湯畑以外で採取した天然の湯の花は、草津温泉○○源泉使用とどこかに表記するのが親切だと思います。
これをひとくくりにして草津温泉湯の花としてしまうからいかがわしくなるのだと思います。
草津温泉の場合、各源泉の成分が似ているいることもあり、効能はそれほど違わないにせよ、
誤解を生むような表記は改めるほうがいいと思っています。
天然の湯の花であっても、草津町以外で採取された湯の花を草津温泉湯の花と表記すれば
立派なインチキ商品となります。

草津温泉で湯の花を買う場合は、必ず発売元が「群馬県草津町」であることを確認して、
それ以外のものは買わないほうが賢明です。
本物の湯の花は
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww13.plala.or.jp%2Fiyashiya%2Fkusatu.htm
のような状態で、いつでも手に入るようなものではありません。
今後は予約販売や伝手を頼る以外は入手困難になるのではないでしょうか。
 

ありがとうございました  投稿者:がんきち  投稿日:12月20日(水)22時21分50秒
  ありがとうございました。  

(無題)  投稿者:がんきち  投稿日:12月20日(水)22時20分46秒
  ヤマセミさん。ONKEN21さん。

旅の参考にさせていただきます。とても助かりました。
 

RE:申し訳ありません  投稿者:ぬらりひょん  投稿日:12月20日(水)20時37分44秒
  ONKEN21様こちらこそ個人的考えを一方的に示してしまい申し訳なく思っております。またこの件に関し早い対処をしていただき感謝しております。自分の書込みもONKEN21様にならいアルファベット表記と訂正しました。

このような個人的考えを掲示板で申し上げるのは良質なレポの妨げになってしまうのでは?ONKEN21様に対しあまりに身勝手で横柄な行いだったのでは?と自問自答の最中でございます。

どうぞこれからも詳細で楽しい温泉レポ楽しみにしております。
 

申し訳ありません  投稿者:ONKEN21  投稿日:12月20日(水)18時58分6秒    編集済
  >ぬらりひょんさま
ご指摘の件、誠に申し訳ございません。
詳しい場所や名称についてはただ今、編集機能にて修正致しました。
地名と場所は伏せて(検索対策のため)、温泉スタンドのお湯を中心としたレポのみとします。
万一、問題があるようでしたら、ご指摘ください。
温泉ファンや地元住民の方々に心よりお詫び申し上げます。
今後、マイナーな場所については気をつけて慎重にレポしたいと思います。

>がんきちさん
鳴子温泉の宿ですが、GWに飛び込みにて姥の湯旅館湯治部に素泊3150円にて泊まった
ことがあります。4種類のお湯がある旅館です。参考までに私のレポをリンクしておきます。
来年は「くりはら田園鉄道」の3月末廃止前に乗りに行きたいので、鳴子は検討していた
ところでした。

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.asahi-net.or.jp%2F%7Eue3t-cb%2Fbbs%2Fspecial%2Fonken_mitinoku3%2Fonken_mitinoku3_1.htm

 

Re:秋田〜仙台  投稿者:やませみ  投稿日:12月20日(水)16時36分39秒
  > がんきちさん こんにちは
> 鳴子温泉で出来る限り安い宿(素泊まりでも・食事つきでも)

鳴子には自炊湯治むけの宿がたくさんあります。
基本的には一人泊も可ですが、料金は少し割高になります。
旧前日や年末年始の繁忙期にはお断りされることもあるかと思います。
また、素泊まりで外食しようとすると、鳴子は案外に食事処が少なく、
駅前からはずれると食料の調達もけっこう大変です。
1泊なら食事付きのほうがいいでしょう。

定番になっているのは以下のような宿です。
<鳴子>
   農民の家 河原湯5-6 0229-82-2121
     団地のような大型宿で自炊湯治の殿堂 駅から遠いのが難
     館内だけでいろんな源泉を湯巡りできる
   西多賀旅館 新屋敷78-3 0229-83-2117
     緑色のお湯です 男性一人は断られる?
   東多賀の湯 新屋敷160 0229-83-3133
     白濁のお湯です けっこう満室のことが多い
   岡崎荘 新屋敷51 0229-83-4050
     地味なお湯です 温泉街なので散策には便利
<東鳴子>
   高友旅館 鷲の巣18 0229-83-3170
     熱烈ファンが多い 黒湯やあぶく湯など珍湯ぞろい
   いさぜん旅館 赤湯11 0229-83-3448
     ぬる湯の炭酸泉がよいです ネコ好き阪神ファンむけ?
   初音旅館 鷲の巣90 0229-83-2166
     アブラ臭のモール泉 古いけど静かです

鳴子温泉郷公式HP
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.naruko.gr.jp%2F
 

RE:H温泉Kの湯スタンド  投稿者:ぬらりひょん  投稿日:12月20日(水)11時42分48秒    編集済
  楽しいレポに水をさすようで申し訳ありませんが、H温泉はあくまでも地区のために掘削された温泉という経緯を御存知であればみしゅらん様のような日本でも有数のロムが多い掲示板にてむやみに“無料の温泉スタンド”とアピールするのはどうかと思いました。

掲示板をロムされるのは必ずしも良識のある方ばかりとは限りません。“無料”という認識が広がり、中には大量に湯を持ち去る、夜中に訪問しバカ騒ぎを行う、そのような酷い経緯を辿った共同浴場や野湯はいくらでもあります。

H温泉共同浴場ですらマナー違反の訪問者が増え困った事があると聞きました。この上あのようにひっそりとした温泉スタンドまで荒らされては、湯を提供してくださる地元の方に温泉ファンとして申し訳ない思いがあります。

確かに温泉スタンド部分には料金箱も利用規制の提示もありませんが、これまでは訪問者もなくその必要もなかったのかもしれません。でしたらせめてこれからのためにレポートの片隅にでも地元の方に一言お断りを入れるなどの一文を添えられてはいかがでしょう。例えその必要がないとしても、ある程度の壁を記す事で訪問者の認識もまた違ったものになりましょう。

温泉レポは変に規制ばかりかけていては、まったくつまらないものになってしまいます。ただ温泉地と温泉レポートの関係が変な方向にこじれないようデリケートな場所のレポには、ちょっとした気遣いも必要なのかと思いました。
 

H温泉Kの湯スタンド  投稿者:ONKEN21  投稿日:12月20日(水)00時49分42秒    編集済
   連投失礼します。草津の帰りは“ナゾの温スタシリーズ”です。全国のアブラ患者^_^;
を唸らせたN町の「H温泉Kの湯」に待望の温泉スタンドがあると聞いたので探してみること
にしました。

  まずはジモ泉的入浴施設の共同浴場「Kの湯」(未湯)。ここまでは数年前から知って
います。その共同浴場の近くに温泉スタンドはあります。実はこの場所がなぜわかったか
と言えば、道路の側溝から立ち上る湯気。湯気の元をたどったらついに発見できました。
温泉スタンド探しには冬が適していると言えましょう。

  温泉スタンドにはフェンスに覆われたポンプ室があって周りの配管の1本から塩ビパイプ
が外へ伸びています。もう一本別の配管にはバルブがついていて、これは排水用です。
排水用の湯溜からは湯気がモウモウと噴出しています。排水用バルブは通常開いていて、
これを閉じると外へ伸びた塩ビパイプからお湯が出てくる仕組みです。

  さっそく汲んでみます。お湯の温度は70℃以上あるらしく、あぶくや気泡とともに沸騰
したように吹き出てくるので火傷にはくれぐれも注意。それにしてもすごい泡立ちで、
これはガスでしょうか。すぐに石油のようなきつい油のにおいが鼻をつきます。
さすがアブラ臭で名をはせるH温泉。松之山や新津、渋川きらめきに似たすさまじい石油
臭・焦げアブラ臭にブッたまげました。このにおいは群馬・埼玉平野部のアブラ臭とは
明らかに異質で、かなりドぎついにおいです。渋川のにおいに近いと言えば近いですが、
渋川を軽く凌駕してますね。お湯自体は無色透明でかすかに黄色みを帯びる程度。

  それにしても熱さはすさまじく3時間かけて帰宅した後も熱くて手を入れるとヒリヒリし
入れていられません。夜中にやっと手を入れられました。手からアブラが香ります。
なめるとすさまじく苦いです。塩味というより硫黄っぽい苦味です。

  翌日の夜は15Lほど入れてみました。さすがに薄まり過ぎでアブラ臭は気持ち香る程度。
濁りはほとんどありません。しかし、お湯が温かくなるとすぐにのぼせてきます。
10分も入ると指にシワが出てきて早くも草津状態。お湯に入っていられません。
すごい強烈でパワーのあるお湯です。翌後のポカポカ感は温泉スタンド最高レベルで寒い冬
でもすさまじい火照り感です。まさに真冬向きのお湯だと思いました。夏はつらいでしょうね。

  H温泉Kの湯温泉スタンドは見た目の濁りは一切ないのですが、浴感的には温泉スタンド
でもNo.1だと思います。今年のベスト温スタとしては荒城温泉恵比須之湯(岐阜)・
西方いきいきロマンの湯(栃木)と並んでトップ3に入れたいと思います。

※源泉標識より
源泉名:Kの湯
所在地:群馬県N町大字H字●●●●番
掘削許可年月日及び番号:平成7年10月5日 群馬県指令薬第110号
・湧出口:口径311.2mm/深さ1039.8m
温泉権利者:地主?とN町長
温泉管理者:N町長

(追伸)後日、文章を修正しました。
温泉スタンドを見つけて汲まれる方はマナーに気を付け、地元住民にくれぐれも迷惑が
かからないよう利用されてください。今回、幸運にも汲むことができましたが、
N町や地元の方には感謝します。
 

草津温泉「草津町健康増進センター大滝乃湯」と湯の花  投稿者:ONKEN21  投稿日:12月19日(火)23時39分28秒    編集済
   草津よいとこ一度はおいで、あ〜ドッコイショ♪
今週のNewみしゅらんは草津温泉の新・地蔵の湯ですね。
偶然ですが、私も自遊人パスポシリーズで久々に草津温泉へ行ってきました。
実は私自身、草津温泉は刺激が強すぎてあまり得意ではないです。のぼせてすぐに頭が
くらくらしてしまいます。でも最近、関節などの痛みで調子の悪い家族が珍しく温泉へ
行きたがっていたので、ここは草津が一番と思いました。
みしゅらんめがねさんレポあり。

  埼玉からR17を高崎からR406榛名・倉渕・長野原経由下道ONLYで草津まで2.5時間。
これだけ草津に近いところに住んでいるのはやはりありがたいですね。今年の草津は雪が
少なくまだスキーはできません。ベルツの湯の横を通りましたが、駐車台数2〜3台、
ガラガラですね。午後になってようやく雪が舞っていました。

  私自身、大滝乃湯は学生時代の1988年以来18年ぶりの訪問です。この時が初めての草津
での入浴で、入浴数のカウントは14ヶ所目でした。18年もたつと当時の記憶の面影は残って
ますが、さすがに細部は忘れています。群馬の公営日帰り温泉施設としては伊香保石段の湯
に続くものと記憶しています。その次あたりが群馬の公営日帰り温泉ブームの火付け役と
なった「小野上村温泉センター」が続くでしょう。

  さすが草津、全国のナンバーの車がほぼ満車状態で駐車しています。下足ロッカーに靴を
入れ(キーは各自保管)、受付に自遊人パスポート2冊と障害者手帳を提示します。
2人分スタンプをもらって無料、障害者は1割引の720円(通常800円)で入れました。
観光施設のせいか障害者の割引率は他の群馬の福祉的な公営施設よりは低いようです。

  受付左側は有料貸室、奥が食堂、ラウンジ、脱衣所、大浴場と続きます。地下は畳敷の
休憩室、自販機コーナー、合わせ湯(脱衣可)となっています。脱衣所は鍵が撤去された
ロッカー式です。盗難に注意。ヘアリキッド・フェイスリキッド・綿棒備え付け。

  大浴場は大きな内湯、カラン(草津向けのボディーソープ・シャンプーあり)、掛け湯、
サウナ、水風呂があって、内湯はpH2.0の煮川源泉の大量投入とpH1.5の万代鉱源泉の
打たせ湯の絞り投入が各1、吸込・注入なしオーバーフロー。お湯はほぼ無色透明で細かい
湯花が舞っています。なめると強烈に酸っぱく、目に入ると沁みます。硫黄臭も漂います。
やはり草津の湯は温泉にきたな〜と感じさせるお湯です。

  露天風呂は大浴槽、中浴槽、歩行湯の3槽があって源泉名不明、酸化の度合いが強いのか
においや湯の花も多めです。大浴槽はパイプによる水中注入1ヶ所、中浴槽に流れ込み、
中浴槽から溢れたお湯が歩行湯に流れ込んで、温泉を側面注入しながらすべてオーバーフロー
しています。

  男女時間交代制の「合わせ湯」は男の場合、露天で出入り可です。ちなみに午後の男性
時間は12:00〜2:00、4:00〜6:30となっています。合わせ湯は6槽あって5槽は煮川、
打たせ湯付の1槽は万代鉱です。煮川の5槽は皆温度が違い42℃→46℃→40℃→45℃→44℃
の順で入ります。時間湯用の湯もみ板もあります。問題は46℃でしたが、天神の湯や利久、
湯楽の里伊勢崎店、やすらぎの湯の各源泉槽でゲキ熱に慣れたせいか、何とか入ることは
できました(^_^;)。46℃槽は大量投入、45℃槽は絞り投入、パイプを伝わって、42〜44℃
槽に側面注入されています。側面吸込もあり、まさか草津で循環かと思いかけましたが、
吸込力は弱いので自然流下かも知れません。まあ、高温槽から低温槽へという流れで温度
調節されているようです。

  さすが草津のお湯は刺激が強いです。手の皮がシワだらけになってしまい、何か自分の
皮膚でないような感触に陥りました。ノックダウン系のお湯ですぐに眠ってしまう感じでした。
合わせ湯の寝床ではホント寝てました(-_-)zzz。最近、時間湯が大変なブームですが、
ちょっと私には体力的にきつ過ぎかなと感じました。ものすごく疲れる感じですね。

  脱衣所には煮川源泉の温泉分析書が掲げられていました。自遊人の温泉分析書図書館
ご覧下さい。煮川源泉は日帰り施設としては共同浴場煮川の湯と大滝乃湯でしか味わえない
のでかなり貴重だと思います。温泉利用状況は加水・加温・循環ろ過・入浴剤・消毒すべて
の項目で該当なしです。加水はあるのかと思っていましたが、自然冷却やカランの水との
熱交換で冷ましているのでしょうか。湯の鮮度は落ちるかも知れませんが、草津にしては
かなり良い湯使いだと思います。
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.kusatsu.ne.jp%2Fotaki%2F

  帰りは草津の湯の花が切れてしまったので買うことにします。参考までに湯の花購入歴
先日、新聞報道(上毛15日/16日付)でもありましたが、人工のニセ湯の花がたくさん
出回っています。私も昔、人工の湯の花を買ったことはあります^_^;(購入歴1)。
草津2度目は台形のプラスチック容器に入った草津町公認のものを買いました(購入歴7)。
今回もそれを買おうしたのですが、やはり流通量が少ないのか、小さなお土産物店でしか
見かけません。湯畑近くの大きなお土産物店では人工湯の花を撤去したのか、湯の花自体
全く扱っていない店が多かったです。悪貨が良貨を駆逐するではないですが、イメージ
ダウンで本物の湯の花まで売れなくなってしまうのではと心配になってしまいました。
一応プラスチック台形容器は本物(1500円)、ビニール円錐型や袋入りは人工物(1000円くらい)
と考えていいと思います。

※私のアルバム「埼玉・群馬・栃木 温泉写真集2006後編」草津編17枚
 

秋田〜仙台  投稿者:がんきち  投稿日:12月18日(月)23時38分31秒
  東京からJRのツアーで秋田の乳頭温泉郷に行きたいと思います。鶴の湯希望でしたが、蟹場しか開いていませんでした。帰りは新幹線を仙台で降りて 鳴子温泉に寄ってみたい
と思います。鳴子温泉で出来る限り安い宿(素泊まりでも・食事つきでも)
ありましたら教えてください。よろしくお願いします
 

菅野温泉  投稿者:あさひかわせぶん  投稿日:12月18日(月)20時49分26秒    編集済
  12/16日、北海道然別温泉郷菅野温泉に一泊してきました
噂には聞いていたのですがものすごいボロいとこでした
しかし五種類の泉種のちがう湯は最高でした
一度は行ってみてください。

PS,天人峡の天人閣は昨年より立ち寄り入浴を廃止しました
また、旭川発の直通路線バスはなくなりました。

伊香保は最近価格破壊の宿が現れて
安かろう悪かろうに向かいつつあります
源泉の開湯は500年前ですが昭和以後に立った宿は
皆そんなものです通であれば階段街周辺以外は避けたほうが良いですよ
 

伊香保温泉にいってきました  投稿者:温泉トラベラー  投稿日:12月17日(日)16時11分49秒
  みなさんこんばんは温泉トラベラーです。
伊香保温泉に12月15日(金)から一泊二日で行ってきました。
宿泊先は金太夫で500年の歴史のある宿です。
今は伊東園グループに吸収され、365日7800円でやっています。お湯は黄金の湯で茶褐色です。鉄分が多く含まれる温泉です。
ただ残念なことは大変部屋はきれいでよかったのに、温泉に塩素を
投入している点です。
予約する前に宿のフロントに「塩素消毒はしていません」と何度か確認の電話をしているのにかかわらず、塩素消毒している実態です。塩素消毒をしているのなら別の宿に宿泊するのに残念です。http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fonsentoraveler.hp.infoseek.co.jp%2Fこちらのホームページに詳しく書いておきました。

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fonsentoraveler.hp.infoseek.co.jp%2F

 

仙女の湯  投稿者:あっちゃんの娘  投稿日:12月15日(金)13時14分35秒
  はじめまして。おじゃまします。<(_ _)>
2月に那須塩原に行くので、いい温泉はないかなーと検索していたら、
このHPを見つけました!母と一緒にほぼ毎月どこかの温泉に行くので
大変参考になります!!
(でも私は公共交通手段なので行動範囲が限られるのが残念なのですが…)
ここに載っている温泉で、行ったことのあるのが岩手網張温泉(休暇村)の
野天風呂(仙女の湯)です。自然に囲まれてほんとに気持ち良かったです!
行ったのは去年の秋でしたが、今年もまた行こうとして電話したら、
今年の夏の大雨で土砂が崩れ、湯船が埋まってしまったので再開は未定ですと
思いがけない返事が返ってきてショックでした。
是非再開していただき、また行きたい所です。
新幹線やタクシーなどの交通費もけっこう大変なので、このHPで
近場(都内)でもなかなかよさそうな天然温泉があると知り、
いろいろと行ってみるつもりです。(*^0^*)
 

自遊人パスポート利用その22、青森の青荷温泉  投稿者:kabumasa  投稿日:12月14日(木)19時58分24秒    編集済
  9月20日の朝、下風呂温泉のさつき荘をチェックアウトして、さて
今日はどうするかと考えながら下北半島を野辺地まで下り、野辺地か
らは国道4号線を青森方面へ、途中右側にはずっと海が広がり気持ち
よいドライブが楽しめた。岩木山麓の湯治宿に素泊まりで宿泊する予
定にして、どうせ空いているだろうからと午後遅くになって予約して
も食事なしだから大丈夫だろうと判断。

それまでは温泉巡りなのだが、「自遊人」無料パスポート使用で入れ
るランプの宿「青荷温泉」にとにかく入浴と、酸ヶ湯温泉方面へ走り
途中萱野高原で長生きの茶を飲んで、黒石方面へ。酸ヶ湯温泉、蔦温
泉、谷地温泉、猿倉温泉さらに温川温泉と入っていきたい温泉もいっ
ぱいなのだが、かなり以前にはなるものの一度はいずれも入っている
ので今回はパス。とにかく青荷温泉へ一直線。

青荷温泉は国道から6.5キロほど山の中へ入った1軒宿。ランプの
宿として全国的に有名だ。途中の山道には方言で様々なことが書かれ
た看板があり、案内板かわりになっていて楽しい趣向だ。

駐車場に車を停めて、さらに思い切り急な下りを少し歩いてようやく
玄関に到着する。帳場に無料パスポートを見せてスタンプを押しても
らう。館内は思っていたよりこぎれいで、秘湯のイメージはまったく
ない。4カ所あった風呂も奇麗だし、館内を歩いてもどこも清潔感溢
れる。伊豆辺りにあってもそのまま通用しそうな民芸調旅館で、女性
ならかなりのお気に入りになりそうだ。館内ですれ違った従業員もみ
んな挨拶をして来るし対応も良い。

風呂が4カ所あるので、先ずは写真でも良く出て来る混浴露天風呂
へ。館内を抜けて橋を渡って右側にある。誰もいなくてさっそく入
浴。脱衣所も一つで女性は利用しにくいだろう。そばには木樽の子
宝の湯があった。湯はさらりとしたとくに特徴はない単純泉。ここ
は雰囲気を味わう旅館だろう。

露天風呂のさらに奥に新しい建物の「滝見の湯」が。昨年完成した
ばかりのようで、以前の混浴風呂「竜神の湯」を建て替えたものら
しい。ここは1階が浴室で、2階は宿泊部屋になっているようだ。脱
衣所も内湯もその外の小さめの露天風呂もこぎれいで気持ち良さそ
うだ。ただ、たまたま内湯にヤーさん風の二人が一生懸命体をごし
ごし洗っていて(温泉でそんなにごしごし洗うことはないだろう
に)、こんにちはと声をかけても返事もせず。なんだか気分悪くて
ちょっと入っただけ。まあ、どこも同じ湯だしね。

次は館内の内湯へ。ロビーから左へちょっと行ったところの男女別の
小さめの浴室。全面的に木で造られており、雰囲気ある浴室。ここも
さっと入って、最後は玄関前に独立建物としてある「健六の湯」へ。
ここも1階が浴室で、2階はどうも部屋のようだ。ここはかなり大き
めで、広々とした脱衣所にすべてが木で造られた外光がさんさんと射
す明るい浴室。青森ヒバが香るようだ。この湯は気持ち良い。4カ所
の中では一番気に入った。

ランプの宿と言ってランプ使用するのは一種のパフォーマンスです
ね。電気引くぐらいはあの整った設備を作るほどだから大したことは
ないしねなどと考えていたら、確か自販機も置いてあったななどと思
うのだが、どうもおぼろげな記憶。風呂にも電気照明があったようだ
しね。昼間だからどうもわからない。そう、照明だけのまさしくラン
プは雰囲気作りのためのギミックなんですよね。商売上手です。電気
は自家発電でも大丈夫だしね。ここは本当に青森なのとあまりにこ
じゃれた雰囲気に秘湯感はまるでなし。秘湯感はただ遠いことだけ
か。混浴露天風呂も思ったほどではなかったし、個人的には今回の一
度の体験でもう十分な気分。料金もそれほど高くなさそうだからカッ
プルなどでランプの夜の雰囲気を楽しむには対応も良さそうだし、料
理がまずまずだといいかもね。一人で宿泊する宿じゃないね。

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自遊人パスポート利用その21、秋田最北の日景温泉  投稿者:kabumasa  投稿日:12月14日(木)19時57分22秒
  鳴子温泉に2泊はあらかじめ予約していたのだが、その後はまったく
日程も未定のいい加減な旅行。9月17日の朝に明日の宿泊はどうし
ようかなと考えていて、今まで何回も宿泊を考えたもののやはりあま
りに遠すぎていつも却下状態だった青森は秋田県の県境に近い山懐に
ある古遠部温泉に宿泊してみようかと決定。17日午前中にさっそく
電話して18日宿泊を予約。ネット情報でも湯も料理も評判のいい宿
で、一人泊も問題なし。

ということで、鳴子から青森碇ヶ関近辺はやはり遠い。高東旅館に
2連泊した18日朝は素泊まりの便利なところで、前日中に支払いを
済ませておいて午前6時半頃チェックアウト。そのまま47号線を古
川に出て、国道4号線を青森方面へ一直線。もちろん高速道路なんて
もったいなくて使用せず。途中の街などを楽しみながら北上。

雨がかなり激しく降る中順調に走って、午前10時20分には盛岡の
ちょっと先で4号線から国道282号線へ。この道路は八幡平へ行く
ときには必ず通る道だが、今回は時間の都合で八幡平の好きな温泉は
パス。一直線で安代、鹿角、十和田、小坂へ。小坂は昨年5月に街を
散策したが、歌舞伎小屋や西洋館が残っていて面白い街で見学の価値
大。その小坂にはあの有名な奥々八九郎野天風呂があり、昨年は行け
なかったので今回行きたかったのだが、天候の悪さと時間の都合で残
念ながらパス。小坂から県道で大館へ。大館から国道7号線に右折し
てすぐに日景温泉だ。282号線に入ってから日景温泉入り口まで快
適な走行が出来て楽しいドライブコースだ。

日景温泉は7号線から500メートルほど入った林の中にある。突き
当たりが旅館の駐車場みたいになっていて、適当に駐車。かなりのに
ぎわいを見せていて、車も数多く駐車していた。橋を渡ると旅館玄関
だ。湯治部と旅館部がありかなり大規模のようだ。玄関入ってすぐ右
には休憩室や売店があり、その右奥が湯治棟になっている。

旅館部の風呂はフロントから左奥へ行く。橋を渡ってすぐ見える建物
が男性用大浴場になる。館内は食堂があったり複雑になっているが、
こぎれいであり旅館部は女性でもかなりお気に入りになる造りだ。ち
なみにこの日景温泉も「自遊人」無料パスポート使用で入浴、感謝で
す。湯治部にも男女別内湯があるようだが、フロントで風呂の場所を
聞いたときに旅館部の大浴場だけを案内されたので、湯治部の方の風
呂は遠慮しておいた。大浴場は全面的にヒバ作りで雰囲気溢れる造り
になっていて、天井部分を見ているだけでも楽しい。湯船はかなり大
きめの木枠のものと、小さい深さが20センチ程度の寝湯湯船がる。

床は石板で滑らない、感じのいいものだ。湯は細かい湯の花によって
奇麗に白濁しているちょっと温めの湯。飲泉も出来、苦みのあるゆで
卵風味の塩味でわりに飲みやすい。源泉自体がそれほど高温でないの
もあって長湯がたっぷりと楽しめる。肌触りはツルツル感はあまりな
く、肌に引っかかるような感じ。内湯からドアを開けて出れば女性用
内湯との間のちょっとした空間に造ったような小さめの混浴露天風呂
が。源泉投入量が少ないのか超温湯というより冷たいほどで、あまり
に寒くてすぐに内湯へ逆戻り。この露天はまあおまけ程度のものか。
素晴らしい内湯だけで十分だ。1時間以上もダラダラと楽しんだ。

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自遊人パスポート利用その20、川渡温泉のみやま旅館  投稿者:kabumasa  投稿日:12月14日(木)19時53分24秒
  鳴子温泉には何度も来て様々な風呂に入っているのだが、まだ知らな
い旅館もあるのが奥深い鳴子温泉。お気に入りになるとその旅館の風
呂に何回も入ってしまって、新しい旅館の風呂になかなか手が伸びな
い。しかも5つもの大きな温泉地があるのだからますますいろいろと
体験するのは大変だ。川渡温泉もいくつかの旅館の風呂に入っている
が、一番のお気に入りはとにかく共同浴場。あの美しい白濁気味の黄
緑色のちょっと熱めの体にじんじんと来る湯は堪らない魅力だ。今年
に入って川渡温泉の湯治宿「高東旅館」に素泊まりしてからは共同浴
場なみにお気に入りになってしまった。

その川渡温泉で今まで場所が47号線沿いにあるためにまったく気づ
かなかった旅館があった。それが「自遊人」無料パスポートで知った
「みやま」旅館。47号線はかなりのスピードで走ってしまうので気
づかなかったのだが、さりげなく実に目立たない看板があるだけ。そ
の道を入ると100メートルほどの場所にある。

外見はごく普通の民宿のような感じで冴えない。しかし、玄関を入る
と清潔感漂うなかなかの雰囲気。さらに驚くのは風呂を案内しても
らって、玄関から右の方に行くと、外見からは想像できないようなオ
シャレな空間が広がる。全面的に木で造られていて、そこは新館に
なっているよう。廊下も広く気持ちいい。

風呂は新館に入ってすぐの右側に。脱衣所もピカピカで気分良い。湯
船は木枠のそれほど大きくない湯船が一つだけ。板の仕切りがあっ
て、洗い場の湯が湯船に飛んでこない配慮もされている。湯はわりに
温めで、肌を優しく包み込むような柔らかさがある。薄い紅茶色をし
ていて、微かにオイル系の芳香があるがあまり強くはない。湯として
は東鳴子温泉の高友旅館や田中旅館などに近いものがある。

ここは泊まりでゆっくりとしたい旅館だ。新館は5室しかないし、玄
関のある本館の方も5室とこじんまりとしているので、カップルで泊
ると気分良く過ごせるのではないだろうか。新館の方は高級感漂うだ
けに私にとってはかなり高い料金で、本館なら私の財布の範囲内。
初音旅館、みやまと薄茶の紅茶のような色合いの湯が続いたため、鳴
子に来るといつも入浴するお気に入りの田中旅館には同じ傾向の湯が
続くのもあるし、駐車場を見ると意外に多くの車でいっぱいで今回は
パス。

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自遊人パスポート利用その19、中山平温泉の琢秀  投稿者:kabumasa  投稿日:12月14日(木)19時50分31秒    編集済
  9月17日は雨で遠出する気が起きず、鳴子温泉でのんびり湯巡りす
ることに。午前中は宿でダラダラとして、湯に入ったり出たりでゴロ
ゴロ。鳴子でも「自遊人」無料パスポートを使用出来る旅館が2軒あ
り、しかもいずれもまだ未入湯なのでそれらをとりあえず制覇するこ
とに。

まずは中山平温泉の「琢秀」へ。鳴子では珍しい秘湯を守る会の宿
で、女性好みのなんだか民芸調の奇麗な宿らしくて人気もあるとか。
しかし、入浴料金が800円とちょっとお高めで敬遠していた。中山
平のヌルヌル湯なら鄙び系の「東蛇の湯」か「丸進別館」で味わえる
からね。でも、無料で入れるんだから飛んで行きます。

日帰り専用入り口があるらしく、その駐車は琢秀専用かどうかは判然
とはしなかったが、熱帯植物園前にある大きな駐車場へ。その奥に入
り口が。本来のロビー入り口は反対側にあるようでどんな玄関かは結
局わからずじまい。それにしても混んでいた。日帰り入浴受付にかな
りの人が並び、靴入れはすでに入れるところがないほど。入り口に
入ったのが午前11時半頃だから、普通の旅館の日帰り感覚では日曜
日でも当然のことにまだ空いているだろうと予想していたし、がら空
きがほとんどの日帰り時間帯の鳴子でのあの激混みは、鳴子にも客が
いるところでは客がいるではないかという点では新鮮な驚きだった。

混む理由はよくわかる。とにかく館内がきれいで設備が整っているの
だ。こけし人形などを品よく飾ったインテリアセンスもかなりいい。
鳴子で一番数多く宿泊した鳴子一番の大型旅館鳴子ホテルにも負けな
いほどだ。鳴子ホテルに宿泊したときには。日帰り時間帯はいつも車
でどこかへ出かけていたので日帰り客がどの程度いたかはわからない
が、鳴子ホテルの素晴らしく大きく雰囲気のあるそして湯質抜群の湯
ではきっと人気があるとは思うが。琢?では日帰り客の休憩室も完備
されていて、1000円で利用できるようで、受付すぐそばの休憩室
もかなり混んでいて客がゴロゴロしていた。

風呂場は基本的に3カ所だ。受付すぐそばに男女別内湯が。受付は3
階のようで、1階に男女別内湯とそれに続く混浴の大露天風呂のある
「長生の湯」と男女別露天風呂のある「鶴亀の湯」がある。鶴亀の湯
はいったん外へ出てさらに階段を下りた場所にある。湯自体はすべて
同じもののようだし、露天二つにじっくりと浸かったので受付そばの
内湯はパス。そのパスした風呂を見るだけは見たが、4〜5人程度の
大きさの石作りの湯船だった。

まずは小雨の降る中草履に履き替えて、階段を下りた「鶴亀の湯」
へ。入ってびっくり、受付の混みようから想像はできたが、あまり大
きくない脱衣所はすでに服を入れるスペースもなく、ベンチに置くし
かなし。そして、亀の甲らの形をした露天風呂は入る余地のないほど
の混み方で裸の男がぎっしり。こんなに混んだ湯船の状態を見たのは
初めてだ。しばらく掛け湯などしていたら、一気に人数も減ってよう
やくゆっくりと浸かれる状態に。注入量がそれほど多くなく、入浴客
が多すぎるのか確かにヌルヌル感はあるが、湯温も低く、「丸進別
館」などに比べると期待はずれ。

もう少し熱いのを期待して、今度は混浴大露天風呂のある「長生の
湯」へ。こちらはガラ好き状態。あのいっぱいいた人たちはいったい
どこへ行ったのという感じ。小さめの内湯もあるが、なんといっても
売り物の大混浴露天風呂へ。こちらは岩作りで周りは庭園風になって
いて「鶴亀の湯」よりは雰囲気もいいし、何より大きめがいい。それ
に湯の注入量もかなりあり、注入口の近くではほどよい熱さの湯が味
わえる。湯は透明で女性にとっては入りにくい露天なのだが、わりに
若い女性が大きめのタオルを使用して入っていた。湯船が大きく、女
性内湯から入る部分がなんとなく女性スペースみたいな感じで、男性
陣も露天風呂の男性側だけに陣取る感じ。ほどよいヌルヌル感もあ
り、肌に優しい湯だけにこの大露天風呂でののんびり入浴はかなり気
分良好。湯も一番良いのになぜか不思議に空いていたのも良かった。

ここが500円なら中山平ではここが良いかとも思うが、800円と
なるとちょっと思案のしどころ。館内は設備的にも充実していて、清
潔だし宿泊して食事が良ければ最高の宿だろう。しかし、値段は14
000円からちょっと高め。

この琢秀と言う旅館は鳴子温泉としては唯一「秘湯を守る会」に入っ
ているから相当の老舗だと思っていた。しかし、この原稿を書いてか
らネットで知ったのだが、違うようだ。売りに出されていた旅館を生
命保険会社で働いていた女性が買い取って16年ほど前から新たに
「琢秀」と名付けて経営を始めたかなり新しい旅館のようなのだ。し
かし、鳴子温泉では珍しいセンスの良さなどやはり経営者の手腕が現
在のような人気に繋がっているのだろう。素晴らしい鳴子の温泉と言
う資産を活かせばいくらでも旅館を活性化できる良い見本だ。東鳴子
温泉の大沼旅館なども新しい行き方を模索して上手く行っている例かも
知れないが、鳴子には素晴らしい温泉資産を活かせずに旧態依然のま
まその資産を腐らせている旅館がいくらもある。まったくもったいない。

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自遊人パスポート利用その18、秋の宮温泉の鷹の湯温泉  投稿者:kabumasa  投稿日:12月14日(木)19時43分46秒
  9月16日の「自遊人」無料パスポート使用湯巡りの最後4つ目は秋
の宮温泉郷でももっとも歴史ある「鷹の湯温泉」へ。秋の宮温泉へは
泥湯温泉から山の上をかなり上って行く15キロほどのショートカッ
トがあるのだが、情報ではかなり狭い道のようで、それが15キロも
続くのはうんざりだなと思っていたのだが、いったん国道13号線に
出て国道108号線で秋の宮へ行くのはかなりの遠回り。天気も雨で
はないのでまあいいかと今回はその秋の宮小安峡ルートを泥湯温泉か
ら行くことに。

泥湯温泉からは道は一気に上って行く。道もかなり狭く、カーブもき
つく、運転はホンマかなり疲れる。しかし、途中には川原毛地獄も見
られるし、かなりの高さに上るので眺めは抜群だ。ただ、運転だけは
慎重に。雪の時期は通行止めの道でもある。

25分ほどで秋の宮温泉郷に到着。「鷹の湯温泉」は横道を少し入っ
たところに。この横道が大した距離ではないが、かなり狭く、対向車
があると難儀しそうなので、車が反対側から来ないのを確認して一気
に通過。

秋の宮温泉は、現在はリゾートホテルのように豪華になった「秋の宮
山荘」がまだ国民宿舎だったボロ時代の30年ほど前に一度宿泊した
ことがあるが、基本的には単純温泉であまり湯自体に惹かれず、これ
まで何度も通過しているものの日帰り入浴してこなかった。

今回は無料パスポートありなので喜んで利用。鷹の湯は本来なら外来
入浴料は630円だ。まったくもって「自遊人」様々だ。こぎれいで
上品な造りの旅館で、廊下も広く気持ちいい。休憩できる椅子なども
数多く、旅館サイドの気配りが感じられる。

風呂はフロントから奥へ行く途中に混浴の内湯と女性用内湯が、さら
に奥へ行くと混浴露天風呂と女性露天風呂が。さらに、いったん外へ
出て川沿いにグンと奥へ行くと途中には足湯もあり、さらに奥の川の
すぐそばに岩で造った混浴野天風呂がある。そばには砂防ダムの滝な
どもあり、雰囲気抜群の野天。湯は基本的にすべて同じようですべて
掛け流しで、かなりの高温なので加水で適温にしてある。弱食塩泉と
のことだが、それほどの味もなく、単純泉と言えるもの。ちょっとヌ
ルヌル感も感じる程度で肌に優しい湯。四万温泉に近いか。

まず、鷹の湯の素晴らしさの第一は混浴の内湯。木製の長方形の湯船
がコの字型に配置され、それぞれが微妙に湯温が違う。とくに脱衣所
から入って左側の湯船は一番深いところで130センチもあり、いわ
ゆる立ち湯で入る湯で、浮遊感もあり腰の痛みなどに効きそう。この
内湯には岩で造った浅めの湯船もあり、湯三昧できる。宿泊すれば女
性専用時間帯もあるようだ。

露天風呂は混浴の方が岩作りと木造りの二つが並び川を眺めながらノ
ンビリ入れる素晴らしい環境だ。その露天の素晴らしさを野天の雰囲
気にしてワイルド感のあるのがさらに奥に行くとある川のすぐそばに
ある混浴の露天風呂。脱衣所も湯船のすぐそばに露にあるので女性は
ちょっときついか。

それにしても、メインになる内湯、露天、野天とすべてが混浴タイプ
という旅館だ。こういうところはやはり日帰りではなく、カップルで
泊って夜に星空を眺めながら二人でゆっくりと入るのが良いようで。
ほかの秋の宮の温泉にも入っていこうかなとは思ったが、4カ所に
ゆっくり入浴して十分過ぎで、湯疲れもあり、それに深夜出発だった
ので眠いのもあって、そのまま鳴子へ行きチェックイン。部屋に入っ
たら布団を広げて、2時間ほどすぐに眠ってしまった。

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自遊人パスポート利用その17、泥湯温泉の奥山旅館  投稿者:kabumasa  投稿日:12月14日(木)19時38分30秒    編集済
  今回入浴した阿部旅館には数年前に2度入湯しているし、28年ほど
前にこけし人形集めで東北を回っていたときに、泥湯温泉の手前の木
地山まで来て、木地山こけしをただ一人の制作者だった小椋老人自身
から買ったことがあった。しかし、その時は泥湯温泉はさらに奥にあ
るとかで何となく面倒くさくて行かなかったのだ。木地山までの道路
もかなり狭かったこともあるからだが。ここは昨年末に親子4人が硫
化水素で死亡したことでも話題になった温泉。

温泉ファンの間では認知度も人気も高い泥湯温泉だけに一度は行きた
かったのだが、これまでちょっと遠いこともあり、鳴子まで何度も来
ているのにこれまで来なかった。それだけに一番の楽しみだった温
泉。今回は「自遊人」の無料パスポート使用で入浴。

小安峡温泉を過ぎたちょっと先で左折して、途中のT字路での案内看
板を見て行けば泥湯温泉に行く道は一つで迷うことはないが、途中が
ちょっと狭いのが難点。小安峡温泉からは10キロほどか。

泥湯温泉に近づくと硫黄臭が強烈に漂い、噴煙が上がるガレ場が突然
登場。立ち止まると危険だからとの立て看板も。昨年暮れには奥山旅
館の駐車場で家族が硫化水素で亡くなった事故もあったし、あまりの
強烈な匂いにさっさと通り過ぎる。

そのガレ場を過ぎたらすぐに泥湯温泉街。街と言っても3軒の旅館が
あるだけで、ちょっと江戸時代かと思えるような佇まいの建物が並
ぶ。その中で一番大きくて新しいのが奥山旅館で、入浴料金を支払う
場所も旅館フロントでなく、旅館建物前に設置された土産物なども
売っている奥山旅館の外部売店みたいな場所。その売店の左、旅館と
並んであるのが天狗の湯の名が付く男女別内湯と混浴露天風呂。そし
て、売店とは道を挟で右にあるのが巨大な男女別露天風呂。良く写真
などが出てくる露天だ。この辺り一帯はなんだか奥山旅館温泉テーマ
パークのような感じになっている。

まずは内湯の方へ。薄暗い浴室の中にわりに小さめの湯船が。茶色の
まさに泥と言えそうな濁り湯が満たされている。白濁の硫黄泉が茶色
になったような感じで、いわゆる泥とはイメージが違う。色さえなけ
ればあまり強力な特色はない湯だ。この内湯から出ると、2つの同じ
泥湯が満たされた露天風呂が。こちらは混浴で、女性内湯からも入っ
てこられる。その道はヨシズがあるだけで女性にとってはちょっと厳
しい感じ。ただ、湯船に入ってしまえば濁りでまったく見えないので
問題はないが。

いったん服を着て道路を渡って、大露天風呂へ。内湯の泥湯がさらに
でかい露天風呂に満たされているのかと思いきや、まったく違う湯
が。温めだった泥湯に比べ大露天風呂の方はかなり熱めだ。湯自体も
透明の微かな白濁でなんだか草津か岳温泉、あるいは中丿沢温泉の湯
のイメージで、体にもびしっと来る感じでこちらの方がお好みちょっ
と広すぎて落ち着かないのが玉にきずだが。

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自遊人パスポート利用その16、大湯温泉の阿部旅館  投稿者:kabumasa  投稿日:12月14日(木)19時34分6秒
  栗駒山荘のあとは元来た道を戻り、まっすぐに小安峡方面へ行けば、
小安峡のちょっと手前にあるのが大湯温泉「阿部旅館」で、道を挟
んで反対側には温泉民宿もある。阿部旅館を訪れるのは3度目だが、
前に訪れたのはすでに4年前。

今回来てみてまずビッックリしたのは、かなりのボロ建物だった宿
舎がいわゆる民芸調というのか女の子好みのかわいいオシャレな建
物に大変身していたこと。3年ほど前に完全に建て替えをしたよう
だ。しかし、入湯料金自体はたしか以前と同じだと思う400円。
ただ、今回は「自遊人」無料パスポート使用で感謝です。

受付は宿舎部分のフロントでだが、風呂自体はいったん外へ出て、宿
舎の左側を奥へ。宿舎内にも内湯はあるようだが、それは宿泊者専用
のよう。浴室は川近くにあるのでかなり下の方になるのだが、改築で
下りる階段部分もグンと雰囲気のある渡り廊下風になっていて、気分
を盛り上げるのに効果絶大。

風呂は内湯の脱衣所で脱ぐ形になり、内湯から露天風呂へそのまま行
ける。内湯はかつては混浴だったのが想像できるような造りで、湯船
は男湯と女湯は一体で、仕切りがあるだけ。湯船部分はほとんど仕切
りがないので相手方の湯船のかなりの部分まで見えるから女性は(男
性もだが)注意が必要。ただし、この内湯はなぜか循環。

露天風呂は石作りのものとそのちょっと下にさらに大きな岩作りのも
のがある。岩作りの方は以前入った時より大きさが2倍ほどに拡大し
ていた。とにかくこの露天は気分最高だ。川の流れを直下に見ながら
の野天気分横溢だからだ。岩造り露天から階段があってそのまま川に
行けるのだが、その川には熱い湯が流されていて、沢水と混合して
ちょっと温めの湯加減の川風呂になっているのだ。女性露天風呂から
も川露天には降りてこられるのでカップルなどほかに人がいなければ
ご機嫌な湯浴みとなる。ただ、川露天は夏の間だけで、9月末には駄
目になるそう。

前回もそうだったが、今回も露天はほかに客もいなくて、独占状態
で、川露天にも入って遊んでしまった。ここの湯は単純硫黄泉という
ことになっているが、あまり硫黄臭などもせず、無臭に近く無味透明
だからあまり特徴のある湯ではない。少し肌に微かなぬめり感がある
程度。湯質より、山と川に囲まれた環境を楽しむ温泉だろう。

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自遊人パスポート利用その15、須川温泉の栗駒山荘  投稿者:kabumasa  投稿日:12月14日(木)19時30分35秒    編集済
  9月16日から東北への温泉巡りドライブ一人旅で下北まで6泊
のドライブへ。宿泊予約を確保してあるのは16日と17日の鳴子
川渡温泉の「高東旅館」の2泊のみ。あとはその時の気分でさらに
北へ行くかどうかは未定の旅。結局は16日から22日までの6泊
7日(うち1日は車泊)となり、最遠地は青森下北半島の下風呂温
泉となった。帰宅したのは22日の午後11時過ぎとなった。

深夜の方が空いているだろうと、16日深夜の午前0時半過ぎに東京
の家を出発。国道4号線をいつもの通りまっすぐに行くだけ。やはり
ガラ空きで気持ちよく走行。2時間弱で宇都宮市に。午前5時頃には
福島市と順調。午前8時頃には国道4号線から鳴子温泉へ通じる国道
47号線に左折。ここまでの走行距離は約380キロ。途中ちょっと
休憩したりしながら7時間半ほどで380キロ走行はかなり早い方だ
ろう。

台風13号が来襲して来ているのだが、まだ東北の方には影響がない
ようで、晴れ時々曇り状態。天気も崩れそうもないので、今日は一に
「自遊人」無料パスポート使用で秋田県の4つの温泉を制覇すること
に。秋の宮温泉郷の「鷹の湯温泉」、須川温泉の「栗駒山荘」、小安
峡大湯温泉の「阿部旅館」、泥湯温泉の「奥山旅館」の4つで、わり
に近くに散在しているので、今日宿泊の鳴子は川渡温泉「高東旅館」
のチェックインまでにすべて回れそう。というわけで午前8時30分
に「あ・ら伊達な道の駅」に到着して、駅内のコンビニでパンやヨー
グルトなどを購入。道の駅を出て鳴子温泉方面へ進めばすぐに国道4
57号線を右折して花山村方面へ。途中で湯沢方面へ国道398号線
を左折。

この道沿いにも湯の倉、温湯、湯浜と雰囲気抜群の温泉があるのだ
が、一応過去に3つとも入湯しているので今回は残念ながらパスし
て、先ずは第一弾の無料パスポート使用は栗駒山荘に決定。そのあ
と、阿部旅館、奥山旅館、鷹の湯温泉と回ることにする。

398号線は山間の道を走るご機嫌なドライブコースで、途中短い距
離が2車線でなくちょっと狭い部分もあるがかなり気分爽快なドライ
ブが出来る。途中に「栗駒神水」という湧水が出ているところがある
のでペットボトルに入れて確保。清冽な冷たさのピュアな水で美味し
い。398号線沿いにあってすぐにわかる。この道は以前にも2回
走ったことがあるが、いつもこの神水はいただいている。

この神水からちょっと走ると、道路はT字路に。右に行けば栗駒山荘
方面、左に行けば小安峡・大湯温泉から湯沢方面だ。今日は右折して
栗駒山荘へ。右折して栗駒山荘までは2車線の走りやすい道を約9キ
ロ。山の上に栗駒山荘の大きな建物が見えて来る。午前10時過ぎな
のだが、駐車場はかなりの車がすでに来ていて、さすがに人気の温泉
らしい。

館内も広く、木が贅沢に使用されている。風呂はフロントからすぐ左
を奥に行ったところ。普通は券売機で入湯券を買って、風呂受付で渡
す。風呂は脱衣所も広く使いやすい。内湯は洗い場が湯船から少し離
れた場所にあるのは配慮ある設計だ。内湯の湯船は横に長いかなりの
大きさで、分厚い木枠が温泉気分を高める。透明な湯が掛け流されて
いて、湯は細かく白い硫黄の匂いがほのかに香り立つ湯の花がたっぷ
りで、白濁気味。白濁と言っても高湯温泉や万座温泉ほどの際立つよ
うな白濁ではなく、ちょっとグレイっぽい白濁。

浴室自体がすべて木造でご機嫌な雰囲気だ。さらに全面ガラスになっ
ているので山の景色が一望だ。すぐ外には内湯の湯船とほぼ同じ大き
さの露天風呂が。こちらは内湯ほど濁っていなくて、肌にはこちらの
方がきつくて好みだ。気温も15度ほどでちょっと寒さを感じるほ
ど。しかし、あまり熱くない湯なので長湯が出来、露天の方は顔に風
が当たるとちょうどいい感じ。遠くには鳥海山も微かに見えるし、ま
さに天上の湯だ。眺めは万座より上かもしれない。紅葉の最盛期はさ
ぞ素晴らしそう。オシャレな雰囲気もあるので女性もお気に入りにな
る旅館だろう。湯自体も優しい湯質だし、宿泊してじっくりと湯浴み
するのに最適か。シングルベッドの部屋もあるようだけど、こんな山
の上で一人では寂しいよね。やはりカップルで来るのが最高の場所。

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自遊人パスポート利用その14、七味温泉の山王荘  投稿者:kabumasa  投稿日:12月14日(木)19時29分25秒
  七味温泉での「自遊人」無料パスポート利用の湯浴み次の旅館は3軒の
旅館が並ぶ最深部の「山王荘」だ。玄関部分は改築されたのかかなりの
オシャレな雰囲気が漂う。しかし、増築を重ねた旅館らしく内部は古め
かしい部分も。左側の旧館建物部分などは湯治主体のような雰囲気が。

風呂はロビーから左の奥へ行ったところ。ここは日帰り入浴が午前8時
から午後8時まで受け付けており、七味温泉を味わいたいときには便利
な旅館か。風呂場は思ったより新しくきれい。雰囲気のある内湯からは
階段を10段ほど下りた渓谷を望む場所に円形の岩作りの露天風呂が。

湯自体の泉質は「紅葉館」とほぼ同じで、露天もちょっと熱めで気持ち
いい。最初は宿泊していた方が二人ほど入っていたが、しばらくして部
屋に戻ってしまい、あとはまたまた貸し切り状態で贅沢な時間をたっぷ
りと過ごせた。白濁硫黄泉だが、意外に七味温泉の湯はあっさりとして
いて疲れない。湯上がり後もさっぱりとして爽やかだ。紅葉時期はさぞ
素晴らしいと思えるロケーションで、高山村温泉郷のどこかに泊っての
んびりと湯巡りをしたい温泉だ。これで「自遊人」無料パスポート使用
で入浴した旅館は14カ所に。まったく感謝しかない「自遊人」と旅館
さまです。

七味温泉をあとにしたのは午後5時頃。菅平から嬬恋村、中之条町へ
出て、そのまま来た道を東京へ。途中夕食などしながら自宅に着いたの
は午前0時過ぎに。

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自遊人パスポート利用その13、七味温泉の紅葉館  投稿者:kabumasa  投稿日:12月14日(木)19時24分39秒
  長野県の温泉は東京からだとどうも道が混みそうで敬遠気味。これ
まで行ったのは野沢温泉、湯田中温泉、渋温泉、下諏訪温泉、上諏
訪温泉、別所温泉ぐらい。前から五色とか七味とかなんだか興味津
々の名前の温泉があるので一度行きたいなと思っていた。「自遊人」
無料パスポートに七味温泉の旅館が2軒も入っていたので草津温泉
に宿泊したのを機にちょっと回り道して行ってみることに。

草津温泉からは湯田中・渋を経由して小布施の先から県道66号線
に左折して15キロほど。草津からは75キロほどだった。意外に
近い。道もほとんどが2車線で途中蕨温泉、山田温泉、五色温泉な
どを通過していくのでまさに温泉街道。その道の一番奥にあるのが
七味温泉。旅館が3軒に日帰り施設が1軒ある。

今回はそのうち「紅葉館」と「山王荘」が無料利用できる。メイン
道路から1キロほど下ったところにバス停があり、そのそばに駐車
場が。その先の細い橋を渡ったところに3軒の旅館があり、それぞ
れにも駐車場はもちろんあるが、バス停駐車場から橋を渡って歩い
ても3軒それぞれは数分だ。

まずは橋を渡ってすぐ右にあるのが「紅葉館」で、日帰り利用時間
が午前10時から午後4時まで。すでに午後3時半近くになってい
たのでまずはこちらから入浴。鄙びとまでは行かないがちょっと古
びた旅館。売りは洞窟露天なるものだが、日帰り時間帯はそれは女
性用。内湯から露天へ行く途中が洞窟風の露天風呂になっているら
しい。

男性用に行ってみると誰もいなくて独占。思った以上にこぎれいだ。
内湯は木造の3〜4人程度が入れる小ぶりな湯船。熱めの湯が掛け流
しされ、細かい白い粒状の湯の花が多量にあって奇麗に白濁。湯の感
触は肌に優しく、あっさりとしたもので、日光湯元の湯を薄くした感
じ。戸を開けると眺めのいい内湯の倍ぐらいの広さの岩造りの露天
が。こちらは内湯より湯温が少し温く、長湯が出来る。気持ちいい硫
黄の匂いに?
山の眺めで極上の湯浴み。入っている30分の間も貸し切り状態で
ここでも大満足。

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自遊人パスポート利用その12、草津温泉の大滝の湯  投稿者:kabumasa  投稿日:12月14日(木)19時22分13秒    編集済
  草津温泉では18ある共同浴場をそれぞれ何回も入浴利用したり、宿泊もし
ているのだが、草津温泉を代表する入浴施設である「大滝の湯」はまだ利用
したことがなかった。理由は簡単。素晴らしい共同浴場が山の?ようにあり、
それを利用するだけでも大変な時間と体力がいるのに、有?料施設であり、し
かも入浴料金が800円と旅館以外の共同浴場的施設としてはかなり高いと
いうことだけ。しかし、今回は無敵の「自遊人」無料パスポートがあるのだ。
遠慮がちに利用させていただくことに。万座で2時間ほど白濁硫黄泉にどっぷ
りと浸かって、草津温泉に戻ってまずは宿泊先の旅館「上州の宿」へ直行して
午後4時半過ぎにチェックイン。そして、素泊まりなので、夕食を先ず確保と
レストランに予約電話を入れてから、歩いてすぐの「大滝の?湯」へ駆けつける。

夕食時間帯に入っていて空いているだろうとの予測だったが、大きい駐車場に
は予想以上の車が。中に入ってみて、想像以上の大きさにびっくり。ロビーも
広いし、食堂もある。男女別浴室はかなり大きなちょっと深めの湯船の内湯と
露天風呂がある。露天風呂のほうは熱めの大きい湯?船と温めの小さい湯船、そ
れに続く歩行浴のような長細い湯船がある。とにかく内湯はでかい。かなりの
人が入浴しているのだが、余裕たっぷりだ。使っている湯は煮川源泉が主体の
ようで、それに加えて万代鉱源泉が適時使われているよう。煮川源泉主体の内
湯も独特の酸味は変わらず、ちょっと熱めの適温。激熱のことも多い煮川共同
浴場と比べてさすが有料施設らしい管理が行き渡っている。露天のほうは白濁し
ていて温泉気分も満足させる。

かなり満足度の高い内湯・露天風呂だが、「大滝の湯」のなによりの目的は地下
にある「合わせ湯」だ。浴室全体が木で作られていて雰囲気満点で、46度から
40度程度までの温度の違う湯船が並んで順番に入浴していく独特の浴室。那須
温泉の「鹿の湯」にも相通じる温泉好きを魅了する要素がたっぷりだ。ここは基
本的には混浴で、男性露天風呂からは裸状態で行き来できる。

温度の違ういくつかの湯船以外に、入り口すぐに目あらいの湯が、さら?にその右
横には打たせ湯もある段差の付いたちょっと大きめの湯船がある。目あらいの湯
はどんな源泉を使っているのかわからないが、顔を洗ってみても、草津の湯はた
いてい目にしみるのが、それもない。打たせ湯のある湯船は万代鉱源泉のみ使用
だが、湯温調節が絶妙でかなりお気に入りに。湯温違いの1分間ずつ入浴して行く
湯船群の方では、真ん中にある高温湯のうち46度とされる湯船はあまりの熱さに
足を入れてもすぐに出してしまうほど。入れないのが悔しいので、桶に汲んでは何
回も掛け湯してしまった。この合わせ湯は女性専用時間も1日に3回設定されてい
るので、女性も絶対逃さないように。気に入ること必定。

無料休憩室も完備され、食事も出来るセンター湯的に使えるので、カランなど設備
がない共同浴場はちょっとという人には草津温泉をじっくりと味わえる良い施設だ
ろう。しかし、草津のあの極上の湯が堪能できる共同浴場が好きで、あれで必要十分
以上な私には大滝の湯の内湯の大きさにはちょっと落ち着かないものもあった。今
回は入浴したのが夕方で暗かったし、人も多かったので、合わせ湯などぜひ画像を欲
しかったが、撮影は断念。

このあと、食事時間までに時間があるので共同浴場にどれか入っておこうとなり、湯
畑方面へぶらぶら散策。湯畑はライトアップされ、浴衣姿の客たちでにぎやか。千代
の湯をたまたま覗いてみたら、男女とも入浴客がいない。チャンスと連れとともに千
代の湯入湯。ちょうどいい湯加減でしばらくまったりとしてしまった。入浴後は浴舎
前の清水でのどを潤す。冷たい水が体に染み渡る。

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自遊人パスポート利用その11、万座高原ホテル  投稿者:kabumasa  投稿日:12月14日(木)19時20分16秒    編集済
  9月初め大好きな温泉の一つ草津温泉に宿泊して、草津温泉と万座温泉で
まったりして、長野県のまだ行ったことのない七味温泉に行くのが一つの
目的の1泊旅行へ。草津は数知れず日帰りでも行っているし、宿泊も何度
かしているので、何となく温泉巡りの基地的存在に。そのため今回は激安
ネット予約サイトで直前に素泊まりで予約。

道路の混むのを少しでも避けるために東京を午前5時30分すぎに出発。国
道4号線、125号線、122号線、50号線といつものルートを快調に走
り、桐生の先から国道353号線で赤城山麓の快適な道を走って一気に中之
条町へ。この赤城山麓の道路は走る車も少なく、森林浴をするような感覚で
バラエティに富んだ景色の中を走れるお好みのルート。途中の大胡町の道の駅
に寄って野菜をたくさん買い込むのも楽しみの一つ。

のんびり走って、午後1時頃には草津経由で万座温泉に到着。山の下ではうん
ざりするような残暑だが、標高1800メートルの万座はすがすがしい風が吹
き最高の気持ち良さ。途中はかなり霧が深くて視界がまったくないような場所
もあったが、万座に着いた頃には青空も見えて来て、露天風呂に入るにはご機
嫌な状態に。

天は我らを見放さなかったというわけで、さっそく「自遊人」無料パスポート使
用で入浴できる「万座高原ホテル」へ。万座では豊国館が私にとっての日帰りで
は最高の極楽湯なのだが、無料で入れるのを無視するわけには行きません。あり
がたく利用です。ちなみに万座で宿泊では湯治的雰囲気と夕食のおいしさもあって
万座温泉ホテルがお好み。

万座高原ホテルは豊国館の左となりに位置するプリンス系列のあまりオシャレな感
じのないまさに山の温泉ホテル。ロビーも広いがなんとなく寂れ感が漂う。5月に
同じ無料パスポート使用で利用した万座プリンスホテルと兄弟なのだが、雰囲気は
まるで違う。まあ、?宿泊する訳ではないので、風呂さえ良ければ何の問題もなし。

ロビー左には内湯が。先ずそちらへ。素っ気ない雰囲気の内湯でわリに大きめの浴槽
にたっぷりの湯が溢れる。外には殺風景な作りの屋根で覆われた露天風呂が。湯は新
鮮な感じが伝わる透明感のある硫黄泉で湯自体には文句はないが、作りがあまりに素
っ気なくて標高1800メートルの温泉にいる感覚が湧いてこない。というわけでこ
こは体験入浴的に軽くすまして、本命の石庭露天風呂へ。

エレベーターで確か地下へ。脱衣所も内湯より新しく奇麗だ。脱衣所に続いて壁で仕
切られた洗い場が並ぶ。清潔感もあり、この洗い場はかなり評価が高い。その洗い場
を抜けると一気に大露天風呂が目の前に広がる。山に囲まれたような中にあり、万座
プリンスホテルの大露天風呂のような視界はないが、高原にいる雰囲気満点で、大き
な岩を各所に配置して、混浴の湯温と湯質の違う7つの湯船が並んでいるのは壮観。女
性用にも仕切りの裏側に露天風呂が一つあるらしいが、ここは女性でも混浴に勇気出
して入浴しないともったいない。湯浴み着みたいなものもあるらしく、それらしきもの
を付けたり、バスタオル巻きにしたりして女性もかなり入浴していた。

左側に並ぶ湯船は白濁、右側に並ぶ湯船はあまり見たことのない黄色に近い白濁湯。内
湯に比べて各湯船の投入量が少ないので湯の新鮮さは期待できず、ちょっと疲れ気味の
湯。しかし、湯温が少し温めもあり、風に吹かれながらの長湯をじっくり楽しめる。あ
まりの気持ちよさに2時間近くも出たり入ったりしてダラダラと過ごしてしまった。湯
自体を味わうというより、高原で白濁の硫黄泉に浸かる雰囲気重視の入浴だろう。10
00円とちょっと高い入浴料金がネックで、500円なら万座に来たら豊国館と一緒に
必ず利用なのだが。プリンスさん、露天利用だけ500円なんてなりませんか、お願い
します。

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自遊人パスポート利用その10、只見川沿いの玉梨旅館  投稿者:kabumasa  投稿日:12月14日(木)19時19分0秒
  今回の湯巡りドライブ旅行の締めは裏磐梯に泊っているならやはり
只見川沿いの国道252号線を走り、玉梨温泉など金山町の濃厚な
温泉を味わって行くしかないと、24日は裏磐梯から喜多方経由で
252号線へ。途中道の駅「裏磐梯」のちょっと先のキャンプ場の桧原
湖そばにエゾミソハギの群生しているところがあるとの情報で見物に
行く。赤紫の花が湖と磐梯山を背景に可憐に咲く姿は絵になる美しさ。
なのにデジカメがお釈迦状態で撮影も出来ず。

午前11時半頃柳津の圓蔵寺の駐車場に到着。ここの本尊虚空蔵尊
は、およそ1200年前に徳一大師によって開創されたという古刹。虚
空蔵さまに「年3回お詣りするとお金に不自由しない」と言われ年間約
100万人近くの参拝客が訪れるとか。年に3回参拝したことがないか
らかいまだに金には不自由していますが。ここの本堂からは只見川や
柳津の町並みが眼下に眺められて絶景眺望ポイント。あとは名物の
「あわまんじゅう」を食べる。しかし、あまりうまいものじゃなかった。そ
れに粟のはずなのに、どぎつい黄色い色で着色してあり最悪。自然の
ままの粟の色でいいのにまったくアホな菓子屋どもだ。土産に買おうか
とも思っていたが、不味いのと、あまりに気持ち悪い着色で止め。連れ
のほうは着色が気持ち悪くて、半分だけ食べてあとは捨ててしまった。
こんな気持ち悪いまんじゅうを売っているなんて、虚空蔵さんが怒る
でほんまに。

と、あわまんじゅうなんてものを食わなければ良かったのだが、まあそ
れはそれとして、柳津は温泉もあり、以前一度入ったこともあるがあ
まり特色がないので今回は止め。また、同じ柳津町内の西山温泉に
入って行こうかと考えたが、東京まで裏磐梯から走ると、過去の経験
では約390キロほど。かなりの距離になるので今回は金山町の温泉
だけにしておく。

そして、午後0時50分頃金山町の「こぶし館」に到着。ここではそば
で食事するのが習わし。というより252号線にはあまり店がないし、
ここのそばがちょっと美味しいからだが。

食事を終えて「こぶし館」から10キロほど走った国道400号線沿いに
ある玉梨温泉へ。ここには玉梨と八町というふたつの共同浴場があり
鉄分豊富な濃厚な温泉が味わえ、素晴らしいドライブコースと相まって
何回来たかわからない場所。今回は「自遊人」の無料パスポートで
玉梨の「旅館玉梨」が利用できるのだ。2年ほど前に利用したときには
内湯が工事中だったのでそれがどうなったかも興味あったところ。

玄関で何回呼んでも誰も出てこない。仕方なく奥の方まで行ってさらに
呼んでみたらようやく宿の方が。スタンプを押してもらって浴室へ。以
前は廊下をそのまま奥へ進んで行ったはずだが、今回はいったん外へ
出るのだとか。出てさらに奥へ行ってみてびっくり。以前の鄙びというよ
りぼろかった浴室が別棟になっていて新築のピカピカ。入ってみてテレビ
まで置かれた休憩所まである。その奥に男性用、女性用、混浴の露天
風呂と並んでいる。女性用に一人入っていたようだが、男性用は独占状
態で、ドカドカと注入される熱々の湯が小ぶりの石作りの湯船から溢れ、
溢れた湯は只見川の支流野尻川にそのまま排出される。

川に面して大きな窓ガラスが全面にあり、眺めをたっぷり味わえる気持ち
のいい浴室。薄茶色っぽい湯が全身に染み渡る。ただ、窓ガラスが大きい
ので川を挟んで反対側の国道からは丸見えだが。露天風呂もかなり奇麗
に整備され、休むための椅子まで置いてある。ただ、今回はアブがあまり
に多かった。先日塩原元湯で入浴したときにアブにいくつも刺されて大変
な目にあったので、今回はそれを教訓にまともに入浴することもなく直ちに
退散。アブのいない紅葉時期などにのんびりと入浴したい素晴らしい露天
風呂だ。

このあと、400号線をまた252号線に戻って、共同浴場の「湯倉温泉」に
入浴。こちらは金山町のほかの共同浴場に比べグンと熱めで浴感抜群
なのだが、今回はすでに入っていた男性客二人が加水しすぎていて超
温湯に。湯倉温泉の良さが台無し状態だったので、がっくりとしてさっさ
と退散して東京へ。途中建物が改築されたばかりのはずの大塩温泉も
あるのだが。時間も遅くなって来たので寄らずに塩原経由で帰京。帰宅
したのは午後11時過ぎになった。今回は「自遊人」の無料パスポートを
2冊持参して、6カ所の旅館を利用。二人で普通なら入浴料金合計で
7800円払うのを節約できた勘定。「自遊人」凄いです。

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自遊人パスポート利用その9、奥土湯温泉の小滝温泉  投稿者:kabumasa  投稿日:12月14日(木)19時17分56秒
  9月23日の「自遊人」無料パスポート使用の節約温泉巡りの3湯目は土湯
温泉のさらに奥に位置する奥土湯温泉の「小滝温泉」旅館。これまで
土湯温泉自体は何回来たかわからないほどだが、さらにその奥にある
小滝温泉、東海温泉、川上温泉には行ったことがなかった。土湯温泉と
同じ単純泉ということもあったのだが、今回は無料利用できるのであり
がたく入浴させていただくことに。

奥土湯温泉は土湯温泉の奥の方にある旅館「天景園」の前の橋を渡っ
てさらに左奥に入って1キロほど行ったところ。途中の道はかなり狭くて
車一台分のようなところもあり、走るのは十分な注意が必要。

小滝温泉は瀟洒な旅館で、右の方には鉄筋5階建ての新館が。そちら
のほうは全10室がベランダに露天風呂を設置してあるようで、カップル
で静かに温泉情緒に浸るには最高の旅館かも。さらに奥には東海温泉
と川上温泉があるようだ。東海温泉の建物が見えていた。

日帰り入浴料金は600円。この手の旅館としては珍しくも午後8時頃ま
でとわりに遅くまで日帰りを受け付けている。館内は清潔感があり、いた
るところにアンティーク家具が置かれていて、感じがいい。

風呂は右奥の方にあり、内湯に続いてすぐ露天がある。露天風呂のすぐ
そばを川が流れ、ちょっと大きめの滝が左側にあり、露天にいるとかなり
その滝の音が聞こえる。ちょっと音はうるさいが、森と川の音に浸りながら
の湯浴みは気分爽快。

湯は土湯温泉のとくに共同浴場の「中の湯」なんか激熱なのだが、ここは
ちょうどいい湯温。のんびりと入っていられる。まあ、それだけ入浴感は薄
いのだが、泊って何回か入り、美味しい食事してのんびりにはちょうどいい
湯だろう。1泊16000円ぐらいからだからちょっと私には高すぎるが。

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自遊人パスポート利用その8、高湯温泉の安達屋旅館  投稿者:kabumasa  投稿日:12月14日(木)19時16分43秒
  「自遊人」無料パスポート使用の福島県温泉巡りの次の目標は高湯
温泉の「安達屋」旅館。ここは8年前に1泊、7年前に2泊したあとも
時間の都合が合えば日帰り入浴で何回も利用している大のお気に入
りの旅館。高湯の湯は白濁の硫黄泉なのだが、同じ白濁硫黄と言って
も真っ白というのではなく、ちょっと青みがかったコバルトブルーと言っ
てもいいような美しい色の湯で惚れ惚れするような湯だ。

土湯峠から国道115号線を一気に下って左に土湯温泉を眺めながら
福島市が見える地点で県道フルーツラインを飯坂温泉方面へ左折。
この辺りの道は115号も含めて空いていると道も広くてかなりのスピー
ドを出せて気持ちいいドライブコース。フルーツラインの途中で蔵王
スカイライン方面へ左折。スカイライン入り口の手前が高湯温泉だ。
走っている間すでに硫黄臭が漂って来て気分最高。

最近出来たばかりの共同浴場「あったか湯」はいつも混んでいるよう
で、今回もかなりの盛況のようだ。その向かいが安達屋。高湯では
一番の老舗で400年の歴史がある旅館。宿泊した時も夕食が個室
形式の囲炉裏のある部屋で、囲炉裏で焼いた魚などなかなか美味
しい料理だった。数年前に内湯の外に大露天風呂を作って、それまで
500円だった入浴料金が700円に上がった。

混浴の大露天風呂の方に客がほとんど行くので、先ずは以前からあ
る建物右奥にある男女別露天風呂へ。いったんスリッパを履き替えて
外に出たところにある露天風呂だ。10人前後は入れるちょうどいい大
きさの石作りの湯舟にざばざばという感じで透明な湯が注がれ、湯船
はまさにコバルトブルーの白濁湯。湯船からは湯が気持ちよく溢れて
いる。湯温も41度ぐらいの適温でのんびりと長湯できる。予想通りに
こちらは入った時は誰もいなくて独占状態。30分ほどダラダラといた
が、その間入って来たのは一人だけ。大満足でした。

内湯のちょっと熱めの湯も味わっておこうと、今度は建物左奥にある
内湯の方へ。こちらも誰もいなくて独占状態。木の簀の子が広い洗い
場にひかれていて、あまり大きくない湯船とのバランスが絶妙なすばら
しい浴室。まったく「自遊人」様々です。

内湯の脱衣所から外へちょっと行けば混浴の大露天風呂。ここへは女性
露天から女性も入ってこられる。大きさは奥行き40メートルはあろうかと
いうもので、洞窟なども作ってちょっとした温泉ランド風。ただ、湯船の
深さがかなり浅く、投入量が大きさに比べて少ないせいかかなりの温め
なのだ。まあ、温泉を楽しむというより、お遊び感覚の露天。

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自遊人パスポート利用その7、野地温泉ホテル  投稿者:kabumasa  投稿日:12月14日(木)19時14分50秒
  8月22日、23日はネットの激安予約サイトでとった裏磐梯のペンションに宿泊。
裏磐梯界隈のペンションにはかなりの数宿泊しているが、今回のペンション
は料理の評価ではベスト3に入る良さ。日本料理店で調理人の仕事をして
いた料理のプロがオーナーだけに日本料理にイタリアンテイストを入れた
美味しい料理が並んで大満足。これで1泊5000円でいいのだから直前
予約で安くなるネット予約は本当に便利だ。

裏磐梯宿泊ということで温泉巡りにも便利そのもの。23日も「自遊人」の
無料パスポート使用で福島の温泉を3カ所回る予定。先ずは土湯峠近辺
の1軒宿群の中でも人気一番の「野地温泉ホテル」へ。日帰り入浴は午前
10時から。宿に着いたのは午前10時20分。すでにかなりの日帰り客が来
ているようで、駐車場には車がいっぱい。

土湯峠近辺には6軒の宿があり、これまでこの「野地温泉ホテル」以外は
すべて入浴したことがあり、それぞれが特徴のある湯を持ち、温泉好きに
は楽しい場所。一番入った数の多いのは「野地温泉ホテル」のすぐそばの
新野地温泉「相模屋旅館」で、ワイルドな野天風呂が大のお気に入り。歩
いてすぐの「野地温泉ホテル」は入浴料金が800円とこの近辺がすべて
500円なのにちょっと高めということと、人気がありすぎて人が多いと聞い
ていたのでこれまで入ることがなかった。湯も相模屋と同じ泉質だしね。

そんな「野地温泉ホテル」だが、無料で入れるなら入らないわけにはいか
ない。という訳で、空いている可能性の高い早めの時間帯に突撃。しかし、
駐車の車の数の多さにちょっと落胆。日帰り客はこのホテルでは入り口が
専用にあるほど人気が高いようだ。専用口で靴を履き替え、すぐそばの
フロントでパスポートにスタンプを押してもらう。フロントマンから今日は
まだ大露天風呂「鬼面の湯」が清掃中で使用できないと言われる。この
ホテルはわりに最近に新装しただけあり、館内はピカピカ。センスも品が
あり、上質なリゾートホテル気分。これでは女性にも人気があるだろうし、
人気の高いのもうなずける。

まあその露天が使用できなくても、いくつも風呂があり、時間制で男女
交替して、時間調整がうまく行けばすべて入れる仕組みになっている。
ただ、湯はすべて同じなので湯巡りを楽しむだけだが。男子専用が「剣
の湯」、女子専用が「扇の湯」で、「扇の湯」には露天も付く。そして、時
間制で男女交替になるのが、大露天風呂「鬼面の湯」、趣のある木造の
自噴泉の湯船3個が並ぶ「千寿の湯」、内湯から湯に入ったまま屋根付
きの露天に移動できる面白い作りの「天狗の湯」の3つ。それぞれがすぐ
そばに並んでいるので移動距離もほとんどなく楽しく湯巡り出来る仕掛
けになっている。

今回は男性の使用できるのは当然に「剣の湯」と男性時間になっていた
「天狗の湯」のふたつ。まずは「剣の湯」へ。駐車の車が多かったので
さぞ混んでいるかと思いきや誰もいなくて独占状態。あまり特徴のない
浴室だが、広々とした湯船にほんのりと鼻を刺激する気持ちのいい硫黄
臭が漂い、白濁の湯が静かに注がれて溢れる。湯温も41度ぐらいの
ちょうどいい湯加減で、肌触りも優しくいつまでも入っていられる。

入ったり出たりを繰り返して20分ほど。その間誰も入ってこなくて極楽
気分。ちょっとソファーで休んでから次は「天狗の湯」へ。こちらは野地
温泉ホテルが紹介されるときに良く写真が使われる風呂で、大きめの
木製内湯の湯船から入浴したまま屋根付きの8角形の木製露天風呂へ
移動できる面白い作りの風呂。人気があるだけにこちらの方は10人を
超える客が。内湯にも露天にも湯が注がれていて掛け流しで気持ちい
い。屋根が付いているのできつい日差しも気にならないで、高原の風
を体に受けながらの湯浴みがじっくり楽しめた。奇麗な建物で、広い
湯船にたっぷりの白濁の硫黄泉を味わいたい人には超お勧めか。ただ
人気があるので混んでいない時期、時間ならだが。私の好みはやはり
野天と言ってもいいようなワイルド感のある相模屋の方かな。内湯の
鄙びた感じもいいしね。連れはこちらが断然のお気に入りでした。

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自遊人パスポート利用その6、沼尻温泉の田村屋旅館  投稿者:kabumasa  投稿日:12月14日(木)19時13分23秒
  カメラがお釈迦になってちょっと傷心なのだが、それを癒すにはやは
り温泉だと気を取り直してスカイバレーを一気に裏磐梯へ。まだチェッ
クイン時間にも早いので、またまた「自遊人」無料パスポート利用で沼
尻温泉で入浴することに。沼尻温泉は山の上の方の源泉から木の樋でか
なりの距離を源泉そのままに配湯して来ている正真正銘の掛け流しの温
泉で、長い距離を流れて来る間に強烈で危険な硫化水素ガスは抜け、湯
もまろやかにちょうどいい湯温になっている。同じ源泉はさらに下の方
の中丿沢温泉にも引かれていて基本的には沼尻と中丿沢は同じ温泉。

pHで2以下というような強酸性硫黄泉で、草津温泉にも通じるような強
力な湯。草津と違いこちらの湯は飲泉も可能なのが強みで、飲むと胃腸
などに効果抜群のようだ。ただ、レモン汁のような酸っぱい味で受け付け
ない人も多いだろう。しかし、私はこの湯が凄く大好きで、裏磐梯界隈に
来ると必ず中丿沢温泉に立寄り、10軒ほどある旅館のうちどれかには日
帰り入浴するほどの好みの湯。湧出量も福島県ではほかに比べるものがな
いほど多く、それがわずかの数の旅館などで利用しているので湯の新鮮さ
はダントツ。

いつもは中丿沢温泉を利用しているのだが、今回は「自遊人」無料パス
ポートがあるのでありがたく沼尻温泉の代表的な旅館「田村屋旅館」を利
用させていただくことに。ここの利用料は800円。「自遊人」が860
円だからここだけ利用してもペイしてしまう訳だ。

中丿沢温泉からちょっと山の方に入るので、これまで行くことのなかった
沼尻温泉だが、数軒ある温泉地区までの道は森林浴するかのような森の中
を貫く気持ちのいい道で、これまで走らなかったのを反省したほど。「田
村屋旅館」はその中でももっとも奥にある一番大きな旅館。

浴室は2カ所あり、ロビーから左の方に行くと、内湯だけのちょっと小さ
めの浴室が。小さめと言っても10人以上は楽に入れる大きさで、木造の
湯船も感じがいい。外には庭が見える。入浴したときにはほかに誰もいな
くて、独占状態。露天風呂がないせいか、ロビーから右に行った方にある
露天風呂付きの大浴場ほど人気がないよう。しかし、湯自体はまったく同
じなのでのんびり過ごしたいときにはこちらの方がベターか。

といっても、せっかく来たので露天もある大浴場へ。こちらもさらにどっし
りとした分厚い木枠の大きな内湯で外には広々とした庭が見え、屋根に覆
われた露天風呂が。こちらの方は客が数人。露天風呂は内湯から出ても屋
根があるので雨にも濡れることなく内湯より少し温めの湯がじっくりと楽
しめる。ここは周りの環境も素晴らしく、800円というちょっと高めの
値段がネックだが、これから中丿沢温泉かここかと悩むことになりそうだ。
飲泉もコップに3杯ほども飲んでしまった。

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自遊人パスポート利用その5、白布温泉の西屋  投稿者:kabumasa  投稿日:12月14日(木)19時11分56秒
  8月下旬に蔵王・福島方面へ3泊の温泉旅行をした時に自遊人パ
スポート利用で入浴したのが西屋、田村屋旅館、野地温泉ホテル、
安達屋、小滝温泉、玉梨旅館。蔵王温泉、小野川温泉でたっぷり湯
を浴びてからは白布温泉は西吾妻スカイバレーを一気に上へ。「自
遊人」の無料パスポートであの茅葺き屋根の印象深い旅館「西屋」の
溢れ返るような豊富な湯量の温泉に入れる。白布温泉では最近日帰り
入浴で利用するのは火災から立ち直って新築なった東屋ばかり。東屋
は西屋にない露天風呂と日帰り入浴客でも利用できる家族風呂が二つ
あるためだ。

午後1時過ぎに西屋に到着。いつ来ても、茅葺き屋根の趣の
ある建物は見ているだけで和んで来る。風呂の方もあまり人も
いなくてご機嫌に入浴。滝のように轟々と流れる3本の打たせ
湯はほかにはないものだ。あまりの湯量に痛みさえ感じるほど。
しかし、肩に当てていると何とも気持ちいい。

しばらく滝湯に打たれていて、400年ほど前に作られたという
石作りの大浴場でのんびりと過ごす。透明な湯の中には白く
細かい湯花がびっしりと。滝湯の方から大浴場に入って来た
湯は湯船から溢れ、狭い洗い場全面を覆い、湯船と洗い場の
境もわからないほどの湯量。ここでトドになってウトウトしている
幸せな気分。「自遊人」に感謝です。

ところが、その幸せが一瞬のうちに吹き飛んでしまった。浴室を
デジカメで撮影していたのだが、あまりの湯量とそれに合わせて
突然降って来た土砂降りの雨で浴室内に湯と雨のしぶきあった
のか、そのうちのしずくが一粒でもかかったのか、カメラがまった
く反応しなくなり、完全に死亡状態に。別にとくに濡れている訳で
もないし、こんなに簡単に頓死じゃ危なくて、いつ雨が降るかも
知れない外では一切使えないね。

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自遊人パスポート利用その4、塩原元湯の元泉館  投稿者:kabumasa  投稿日:12月14日(木)19時10分11秒
  塩原新湯で入浴後は奥塩原高原ホテルの先を少し塩原方面へ降
りた左側に目立たない「元湯方面」の標識が出ている道へ左折して
塩原でもっとも好きなバラエティに富む温泉の塩原元湯へ車を走ら
せる。この山道を行けば3キロほどで元湯に出る。道は走る車も少な
く、意外に走りやすい道。数分で元湯に到着。

元湯には「えびすや旅館」「大出館」それに今回またまた「自遊人」パ
スポートで無料利用となる「元泉館」と3軒のそれぞれ湯質がまったく
違った旅館があり、塩原でももっとも濃厚な湯が堪能できるすばらし
い温泉地。これまでそれぞれに何回も入浴してきて楽しんでいるが、
今回はせっかくの無料パスポート使用ができるので「元泉館」であり
がたく利用させていただくことに。日帰り利用できるのは大きな別棟
にある内湯と露天風呂。ふつうなら800円なので「自遊人」様々です。

フロントでパスポートにスタンプを押してもらって、いったん外へ出
て奥のほうへ。何回か利用しているので慣れたもの。奥のほうに入
り口があって、そこから入って左の方へ行けば「高尾の湯」と名付け
られた大浴場と露天風呂がある。脱衣所も清潔広く気持ちいい。

内湯は木製枠の20人程度は余裕で入れる大きめの湯船で、黄緑
色気味の白濁湯が溢れる。ほのかな硫黄臭が気分を和らげる。こ
この湯は体にじんわりとしみ込むような穏やかなきめのこまやかさ
があり、いつまでも浸かっていたい気になる。大きな窓があり日差し
がたっぷりで明るいのも心地よい。ただ、眺めはあまりない。洗い場
も広々としていて、体を洗った泡などが湯船まで届くこともまったく
なく素晴らしい作りの浴室だ。入っては出てをくりかえし湯を満喫。

露天風呂は内湯に比べると4分の1ほどで、囲いがあって、立ち上が
ると駐車などが見えるだけ。湯質は内湯とは微妙に違うが、はっきり
とはわからない。湯温が少し温いので長湯でまったりするには最高。
しかし、今回はそのまったりがまったく出来なかった。夏の露天の大
敵アブが一斉に攻撃してくるのだ。那須の大丸などではほとんどアブ
はいなかったので場所による違いがかなり大きいようだ。尻など数カ所
をあっという間に刺されて即内湯へ退散。帰宅してからも腫れはまだ
引かず、痒いこと痒いこと。

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自遊人パスポート利用その3、塩原新湯の渓雲閣  投稿者:kabumasa  投稿日:12月14日(木)19時08分14秒    編集済
  足湯のあとは大好きな塩原新湯温泉へ。ここを利用しだしたのはほぼ30年
ほど前から。「むじなの湯」「寺の湯」「中の湯」と白濁の硫黄泉が味わえ
る共同浴場が楽しみで何回来たことか。しかし、最近は「むじなの湯」が趣
きある混浴から何の変哲もない別浴に改造されてから共同浴場のほうの利用
は激減し、塩原湯巡り手形を利用しての旅館での日帰り入浴ばかりに。とくに
好きで利用するのは「白樺」と「奥塩原高原ホテル」の二つ。いずれも入浴料
金が500円というのもいい。しかし、最近高原ホテルのほうは800円に一
気に値上げしてがっくり。

というわけで、今回「自遊人」パスポートで無料利用する「渓雲閣」はタオル
付きで1000円とかなりのお高めで、しかも露天は利用できず内湯だけなの
でこれまで利用したことのない旅館。利用できるのも「自遊人」 のおかげで
す。ただし、自遊人パスではタオルは付きません。

この旅館はなぜか知らないが、イメージキャラクターというのか名付けてたぬき
のお宿。玄関から玄関ホール、風呂場の中にまでたぬきだらけ。館?内などはこぎ
れいでたぬきのイメージはなし。利用できる内湯は思っていたよりかなり小さめ。
大きな窓ガラスからはぐっと下のほうにある民宿などや山が見えて眺めは良好。

ちょっと痛んでいるところもあるが、全体はこぎれいだ。湯船は端のほうにたぬ
き像を置いた湯口があり、透明な硫黄泉が硫黄臭を漂わせてちょびちょびと注が
れている。硫黄泉は空気に触れ白濁するのだが、ここの湯は那須ほど強烈な白濁
ではなく、上品な感じの微白濁。肌にも優しい感じだ。湯温もむじなの湯などに
比べて加水が多いのかちょっと低めで、長湯にはぴったり。連れによると、女湯の
ほうは改造されたようでかなり奇麗になっていたとか。でも、この小さな湯船利
用だけで1000円はやはり少し高いよね。500円ならまた利用する気にもなる
のだが。奥塩原高原ホテルの800円の値上げもちょっとね。この新湯は全体的に
日帰り客には冷淡な印象が強い。日帰り客は将来の宿泊予備軍なんだけどね。

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自遊人パスポート使用その2、那須の北温泉  投稿者:kabumasa  投稿日:12月14日(木)19時05分36秒
  大丸温泉旅館に1時間半ほどのんびりしたあとはちょっと下ったところに
ある北温泉旅館へ。有料道路本線から1キロほど山の中に入ったところ
に駐車場が。そこに車を置いて、500メートルほど緑豊かな小道を下って
行くと、目の前に数棟の建物が集まる北温泉旅館が見える。

玄関や玄関左に位置する宿泊棟などかなり年期の入った味わいいっぱい
の建物。玄関を入るといろいろなものがごっちゃに置かれていて、ちょっと
薄暗いのもあってなんだか異次元空間にさまよい込んだよう。しかし、その
空間の入り口そばには入浴料金700円を払う自動券売機があり、かなり
アンバランスな感覚。ここも「自遊人」の無料パスポート使用なので無料。

風呂場は何カ所かあるのだが、それを探すのがちょっとした冒険気分。館
内は薄暗く、民具や様々なものが飾られ、神社までまつられたりしている
のでそれらを見物しながらの楽しい館内探検となる。先ず最初に目につく
のは玄関右横に大きく広がるプール。滑り台まであるからまさにプール
なのだが、源泉が注がれていて、ちょうどいい湯加減のでかい温泉湯船
なのだ。裸でもいいのだが、丸見えだし誰も入る人はなし。水着でもここ
はいいらしい。その温泉プールの前には男女別の内湯のある湯小屋が。

今回はこの二つはパスして、何より有名な混浴の内湯「天狗の湯」へ。玄
関左を奥へ行くと玉すだれの奥に「天狗の湯」が存在。戸も何もなく突然
に湯船が。湯船にはかなりの量の湯がなみなみと注がれていて、岩作りの
湯船からは湯が溢れかえっていて気持ちいい。湯は無色透明無臭でちょっと
熱めで肌が引き締まるような感触で、湯浴み後はポカポカ感が強い。湯船
の周りの壁には馬鹿でかい天狗の面や絵馬が多数飾ってあって独特の雰
囲気。夜などちょっと怖いかもしれない。しかも、脱衣場所が湯船のすぐ目
の前にあり、女性にはかなりの難易度高い浴場だろう。しかし、一度は体験
したくなる湯船ではある。

その「天狗の湯」を出たとなりにはこれも混浴の打たせ湯浴場と温い湯が
張られた寝湯も出来る浴場が並ぶ。その奥にはまた温泉神社が。打たせ湯
と寝湯もせっかく来たのだからと体験。打たせ湯は湯量もあり気持ちいい。
寝湯はかなり温いので夏場はお薦め。

女性用としては玄関左をさらに左に行ったところに「目の湯」というのが
あるらしい。さらに玄関フロント前を奥に行ったところに「河原の湯」だ
ったか忘れたのだが、わりに最近作られたばかりの男女別の川を望める岩
作りの露天風呂がある。脱衣所もその外の休憩所も奇麗でお薦め。歴史あ
る温泉だが、その独特の雰囲気もあり、拒絶反応を起こす人もいるかもし
れない。那須有料道路周辺にあるこの北温泉、大丸温泉、それに混浴の露
天や樽温泉などのある弁天温泉の3つはそれぞれ個性豊かで楽しめる。た
だ、泉質は3つとも単純温泉でそれほどの特色がある訳ではなく、山間の
雰囲気を楽しみながらの温泉。

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自遊人パスポート利用その1、那須の大丸温泉  投稿者:kabumasa  投稿日:12月14日(木)19時04分18秒
  いつもはロムだけで楽しんでいるこの掲示板ですが、たまには投稿もして
見るかなと思い、自遊人パスポートを使用して回った温泉がかなりありま
すので、自分のブログに書いたのを元にここに一気に投稿したいと思いま
す。多すぎてすみません。

東京のあまりの暑さに耐えきれず、東京からも近いが高原の涼しさもあ
る那須・塩原方面へ8月4日から5日の1泊2日で温泉巡りドライブへ。
2日間ともギンギンの太陽が肌に突き刺すような快晴。

朝7時前にゆっくりと東京を出発。4号線パイパス経由で大きな渋滞
もなく那須有料道路(360円)に入って、那須大丸温泉旅館に到着。
旅館は駐車場から100メートルほど小道を下ったところに立派な建
物が建っている。川をまたぐ小さな橋を渡ったところが玄関で、例の
秘湯を守る会の提灯が下がっている。

入浴料金はタオル付きで1000円だが、今回は発売になったばかり
の「自遊人」の無料日帰り入浴パスポートを持参なので無料。感謝
です。もちろんタオルは付きません。これまで何十回と那須に来なが
ら、日帰り料金の高さから遠慮していた旅館だけに今回の「自遊人」速
攻利用です。玄関も玄関ホールも雰囲気のあるこぎれいなもので、館内
のインテリアも女性好みの優しさがある。風呂への途中には休憩所的な
場所に飲泉所もある。

風呂はフロントから左へ曲がり、右奥に行けば女性用、左側奥が男
性用となっている。脱衣所も広く奇麗で清潔だ。内湯はかなり大きい
湯船が二つで、美しい石板タイル張りで、湯船の縁などは木製で肌
触りも実に心地よい。無色無臭無味の透明な柔らかい感触の湯が
静かに注がれている。特色のない湯だが、のんびりと入るにはこのよ
うな湯が気持ちを和らげる。

内湯を出ると目の前にかなり大きな露天風呂が広がる。周りの歩く
部分の岩などは日差しで激熱になっていて足の裏が痛いほど。湯は
内湯より少し温めで、いつまでも入っていたいほど。風も気持ちいい。
ここの露天はこの一番広い露天を下にして、階段を少しずつ上って
2段目の小さめの露天、3段目の中ぐらいの露天とあり、これら3つは
混浴で、女性の内湯からも入ってこられる。さらに3段目の露天の上
には板塀を境に女性用の2つの露天がある。女性は入る気になれば
5つの露天を楽しめる訳だ。これらの露天は川の流れをせき止めた
ような形になっており、最下部の大きな混浴露天からはゴウゴウと湯が
川へ流れて行く。館内すべてが清潔で奇麗だし、宿泊してのんびり
するには最高の旅館だろう。ただ、料金は18000円からとちょっとお
高めのようだが。一緒に宿泊の女性も夜なら自然に露天で混浴でき
るんじゃないかな。

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夜の群馬スパ銭  投稿者:ONKEN21  投稿日:12月12日(火)00時27分43秒    編集済
   ここ最近、群馬の高崎・前橋のスパ銭を中心に夜、入っています。
  吉岡町の利久から始まり、湯都里、天神の湯(以上、高崎市)、さいたま清河寺温泉
(埼玉県)、七福の湯(前橋市)、昨日は群馬温泉やすらぎの湯(高崎市)。
皆、生き残りをかけ、お湯のレベルも価格もすさまじい競争をしています。
やはり、骨休めは近くてお湯もいいお隣・群馬が一番だと再認識させられます。
埼玉県内は埼玉在住ながら遠くて高いしお湯もそれほどでもないのでちょっと足が遠のいて
ますが、たまたま東京に用があったついでに寄った、さいたま清河寺温泉だけは群馬レベル
に達していると思います。多分、さいたま市内でも一番ではないでしょうか?

  今夜は群馬温泉やすらぎの湯の温泉利用状況が新たに判明したので報告します。みしゅらんあり。
昨年5月、やすらぎの湯第2源泉湧出という新聞報道があったので、導入されたのか気に
なってました。

  まずはJR東日本の駅で3時間400円の入浴券(通常・土日祝日600円)を買います。
高崎の三福温泉で飲用の水を汲んだり、箕郷温泉湯遊乃郷で浴用のお湯を汲んだりしながら、
向かいます。この前オープンした「イオン高崎」の脇のバイパスを直進すれば、そのまま
群馬温泉やすらぎの湯に着いてしまいます。

  100円返却式下足ロッカーまたは靴棚に靴を入れ、受付にJRの入浴券を渡すと、
時間入りのレシートと番号札を渡されます。館内で夕食を食べます。定食類は大盛無料です。
食事もメニュー豊富でおいしいです。

  脱衣所入口の分析書を見ますが、平成5年分析のもので、従来と変わっていません。
ということは第2源泉は多分、導入されてはいないのでしょうね。注目の温泉利用状況。
加水あり・加温なし・掛け流し循環ろ過併用・塩素消毒なしです。ロッカーは100円投入
なしの無料になってました。

  浴室に入ります。今回は右手岩風呂タイプ。大浴槽は両サイドに吸込・注入各2ヶ所、
掛け湯アツ湯槽は吸込・注入各1ヶ所、なるほど前橋ゆ〜ゆ同様、温度調節やゴミ取の循環
をしています。ただし、飲泉カップありの新鮮なお湯が投入され、その分はきちんと溢れて
います。露天風呂は吸込・注入とも確認できませんでした。投入とオーバーフローはあり。

  お湯は石油臭ですが、七福の湯ほどは強くありません。茶色というより黄色い濁りは加水
のせいか最近の温泉施設としては薄めで天神の湯と同じくらいでしょうか。箕郷温泉より
ちょっと濃くした感じです。掛け湯アツ湯槽は草津には遠く及ばないかも知れませんが、
天神の湯や利久源泉槽並に熱いです。

  さて、群馬の都市部のお湯を湯使いと湯の個性でランク付すると
湯都里>七福の湯>ゆ〜ゆ>天神の湯>利久>やすらぎの湯
という感じでしょうか。ただ、やすらぎの湯はJRなら400円で入れるので、ズバ抜けて
安くていいですね。群馬の温泉は価格競争が熾烈ですが、やすらぎの湯は影響が少なく、
ご高齢の常連さんの支持が厚そうです。やすらぎの湯は群馬の民間日帰り温泉としては老舗
になりますが、新顔スパ銭に負けないよう頑張ってほしいです。

  温泉利用状況
利用許可を受けた日(許可番号):平成6年3月7日(第2098号)
温泉の温度:源泉59.8℃/利用場所54.8℃
・源泉温度が高いので、入浴に適した温度にする為、冷却用に水を加えています。
・加温していません。
・掛け流し、循環ろ過併用です。常時、源泉を掛け流し、追加していますが、衛生管理の為、
又浴槽の温度を一定に保つため、循環・ろ過装置を併用しています。全浴槽とも、毎日
完全に排水し充分に清掃した後、温泉を入れ替えています。
・レジオネラ菌対策として、定期的に薬剤による配管清掃を実施しています。(普段は塩素消毒なし)
※平成5年の温泉分析書はメモし忘れました^_^;
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww5.gunmanet.ne.jp%2Fyasuragi%2F

★群馬関係お返事
>めがねさん
オオー、太田の旧・湯源郷は復活の目途ありますか。閉店の原因は設備の問題とか言われ、
今度は結婚式場になるとかというウワサもあったのですが…。
旧・湯源郷はR407号に面していますが、先日、北側にR354の尾島バイパスが開通しました。
しかし、すでに湯源郷はなく、集客的には閉店を早まったかな?と思いました。
太田市民は300円で入れる公営施設が2ヶ所あります。前橋市・吉岡町・渋川市周辺や
藤岡(旧鬼石)・神川町周辺のように官民入り乱れた価格競争になってると思われます。

>うつぼさん
10年以上昔、ホテルふせじまと非温泉の1軒(今まで温泉だと思っていた^_^;)に入った
ことがあります。ホテルふせじまは無色透明であまり浴感がなかったような。
実は当時まだ営業していた「旧・ホテル室田」(現・室田内科医院)に入浴しようとして、
たまたま混んでいたのか、断られた経験があります。医院になってしまってから、早く
入っておけばよかったなと後悔しました。現在は通所リハビリ施設として介護保険者のみ
入浴できるようです。
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.citydo.com%2Fprf%2Fgunma%2Fguide%2Fsg%2F215000545.html
 

>薮塚温泉  投稿者:みみ  投稿日:12月11日(月)22時22分11秒    編集済
  >うつぼさん
こんばんは。
タイムリーな話題で驚きました。

今週末(金曜)、薮塚温泉で会社の忘年会です。
宿の名前は聞いておりませんが、インチキ温泉で話題になったところという噂(^^;;;;;
今の仕事場には温泉好きはほとんどいないため、こんな悲惨な(?)選択になってしまったようです。
聞くところによれば薮塚温泉は会社帰りに忘年会やって一泊するというお客が多いそうですね。

正直言ってちょっぴり鬱ではあります。
時間が許せばせめて薮塚館に入浴したいなと思います。
 

閉店のお知らせ  投稿者:えんぴつ  投稿日:12月11日(月)09時08分3秒
  おはようございます。
池尻大橋の黒湯の温泉「大江戸東山温泉」が12月31日をもって閉店するそうです。
行ける人がいたら是非足を運んでくださいませ。

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やぶ塚温泉 「湯元 藪塚館」  投稿者:うつぼ  投稿日:12月11日(月)00時02分21秒    編集済
  つづいてレポです。長文連打すみませぬ。

<やぶ塚温泉「湯元 藪塚館」>(群馬県太田市(旧 藪塚本町)、時間要問合せ(要予約)、800円、0277-78-2518)
紹介HP
メイン道路からやや奥まった16室、創業80余年の老舗宿。こぢんまりとした玄関ながら前景にかたちのいい松を配した和風のつくりは老舗らしい落ちつきがあります。
要予約ということを知らずに突入。玄関で声をかけるも反応なし。車にもどって携帯からTELするとつながって入浴OK。小さい宿だとこういうことがよくあります。

廊下の奥に男女別の浴室。上部が開放されているので声がとおります。
タイル貼4.5人の舟形浴槽(女湯はひとまわり小さい)ひとつとシンプル。壁面のタイル画がいい味をだしていて、浴槽まわりには少量ながら石灰華も出ています。
岩の湯口から熱湯を投入でオーバーフローなしで側面吸湯の循環仕様。
手前にカランがあり捻ると冷水が出ます。これは味臭からして源泉かと思います。
カラン3、シャワー・シャンプーあり、ドライヤーなし。3つあるカランのうち一番奥のは源泉かもしれません。土曜11時で男女湯とも独占でした。

ほぼ適温のお湯はやや茶色がかった透明で茶色の湯の花と細かな気泡が舞っています。湯底には茶色の沈殿物がうっすらとつもっています。
鉄サビ味+あぶらっぽい味+微重曹味に鉄サビ臭+ガス系の特有な臭い+僅微イオウ臭+微アンモニア臭のデリケートな味臭。塩素系薬剤の投入がなく源泉のよさが残っているのがなにより。重曹系のツルすべと金気のギシギシが入り混じる複雑な湯ざわりで、かなり強い温まりがあります。
正直いってやぶ塚のお湯にあまり期待はしていませんでしたが、予想を上回る入り応えのあるお湯でした。

冷鉱泉の湧かし湯なので、原則要予約です。湯巡りではなかなかいかないエリアですが、スペック以上に個性の感じられるお湯なので、近くにいったときには攻めてみるのもいいかも。
なお、このお宿は野鳥料理で有名ですが、食事つき日帰りプランがあるかどうかは不明です。

規定泉(メタけい酸)(Na-HCO3型) 16.3℃、pH=7.3、湧出量不明、成分総計=0.45638g/kg)、Na^+=70.6mg/kg、Mg^2+=48、Ca^2+=21.2、Fe^2+=0.72、Cl^-=18.0、SO_4^2-=52.3、HCO_3^-=189、メタけい酸=86.2 <H2.2.9分析> (源泉名:藪塚温泉)

<温泉利用掲示> 加水:なし 加温:あり 循環ろ過:あり 消毒処理:なし
 

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