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最近多忙続きで、ご無沙汰しております。
ニセ湯の花事件についてONKENさんが書かれていましたので、
私の個人的感想をひとこと。
今回大々的に報道されたことについて非常に良いことだと思っています。
ニセ湯の花は浴槽にも溶けにくく、ダマになるなどの悪い評判を聞いた
ことがあります。
湯畑の湯の花ではないものが、さも湯畑で採取されたように販売されて
いたのは今に始まったことではありません。
草津町商工会のサイトではかなり以前から、ニセモノに注意するよう
PRされていました。
ただ、今回大騒ぎになったことで、改めて商工会サイトを見てみると、
正規販売店一覧が公表されていますね。
つまり、たったこれだけのお店で、合計年間5,000個程度しかないわけですから、
常に店先に並べられる数ではないことは容易に予想できます。
ましてや特売で販売したり、露天で湯畑の湯の花が買えるわけがないのです。
(そのそも1袋500gの本物の湯の花が4袋1,000円で売れるわけがないですよね)
上毛新聞に
「
ある土産店主は「(湯畑以外で採れる)天然のものまで、
人工的に製造したものだと思われると困る」と困惑した表情。と書かれていましたが、
これも少々認識が甘いのではないかと思いました。
一般客には「草津温泉湯の花=湯畑の湯の花」と認識されていると思われますので、
湯畑以外で採取した天然の湯の花は、草津温泉○○源泉使用とどこかに表記するのが親切だと思います。
これをひとくくりにして草津温泉湯の花としてしまうからいかがわしくなるのだと思います。
草津温泉の場合、各源泉の成分が似ているいることもあり、効能はそれほど違わないにせよ、
誤解を生むような表記は改めるほうがいいと思っています。
天然の湯の花であっても、草津町以外で採取された湯の花を草津温泉湯の花と表記すれば
立派なインチキ商品となります。
草津温泉で湯の花を買う場合は、必ず発売元が「群馬県草津町」であることを確認して、
それ以外のものは買わないほうが賢明です。
本物の湯の花は
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww13.plala.or.jp%2Fiyashiya%2Fkusatu.htm
のような状態で、いつでも手に入るようなものではありません。
今後は予約販売や伝手を頼る以外は入手困難になるのではないでしょうか。 |
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