クチコミ 情報
2006年11月21日〜11月30日

Re. 増富  投稿者:みみ  投稿日:11月30日(木)00時09分51秒    編集済
  >トオルさん

こんばんは。
一昨年(だったかな?)10月のとある土曜日に、当日予約(一人旅)で不老閣に泊まれた私は
幸運だったのかもしれませんね。週末はともかく、平日は空きがあるとばかり思っていました。
私の場合、増富の温泉は入浴しても決して楽しいわけではないんですけど、体に効くのが実感できます。
浴後に鼻血が出たこともありましたし、ストレスで追いつめられている時に入浴すると、今まで悩んで
いたことが急にばからしくなったり、何とも不思議な温泉ではあります。
 

Re:増富温泉  投稿者:すなっち  投稿日:11月29日(水)22時29分55秒
  こんばんは。

トオルさんのご報告に圧倒されました。
実はワタクシ今年はいくつかの病気に見舞われました。
癌とか梗塞とか絶体絶命の病気ではないのですが、小さい病気をちょこちょこと。
病名も初めて聞くものばかりで、そんな病気があるのかと医学の深さに驚き、薬を飲んだら抗生物質でアレルギーが出て、かわりに処方されたステロイドに「ステロイドは嫌です」と必死で訴え、民間療法を認めてもらい、先生と本当に二人三脚で治療した感がありました。

病気になって実感したのは、日本の医療は診断・治療はできても治癒ができないということでした。これは私が感じることなので、気に障る方は聞き流してほしいのですが、病院で処方される強い薬は必ずなにかしらの副作用が出るんです。で、急性の副作用は問題にされても、長く薬を飲み続けた結果の副作用はあんまり取り上げられていないのかな、という印象を受けました。

副作用をできるだけ避けて治療ということになると、民間療法か湯治になります。増富は癌の再発予防のために訪ねる方が多いと聞きますが、湯当たりなんかは出るんでしょうか。出ないんでしょうか。
いずれにしても、日本の湯治文化の奥深さ、これからも伝えていけるといいですね。
 

増富ラジウム温泉金泉閣  投稿者:トオル  投稿日:11月29日(水)00時47分31秒
   山梨県に急用ができ、ついでに温泉に泊まることにしました。
  けれども紅葉シーズン最後の連休に直前予約では撃沈です。有名どころはみな満室。秘湯を守る会加盟の某旅館などは「いまごろの予約なんて・・」ってな感じで、鼻であしらわれてしまいました。石和温泉で湯が良いと評判の某旅館を調べたら、なんと休前日は平日の6000円増しなんですね。これには電話する意欲も薄れました。
  一度は行ってみたかった増富ラジウム温泉。ネット予約情報では満室だった金湯閣にダメ元で電話すると、キャンセルが出たのか意外にもOK。山梨の休前日としてはリーズナブルな10000円也で予約できました。10件電話してやっと泊まる場所が決まりました。
  北杜市須玉から増富ラジウムラインに入り、山中に切れ込むと全山紅葉の美しさ。増富は隠れ里の風情がただよう実に良いところです。金湯閣は川のほとりに立つRC5階建てで、観光旅館風の外観。隣には岩湯で有名な不老閣が並んでいます。さらに登ると津金楼や金泉湯があります。
  こんな辺鄙なところなのに宿は満室。人気ぶりが伺えます。お宿は少し古びが来ており、部屋もあちこちにガタが・・。鉄筋なのに異様に寒い宿です。
  さっそくお風呂。5階に展望湯がありますが、これは温泉じゃありません。1階に2つの浴場があり、こちらに温泉が注がれてます。浴場には大きさに差があり、手前の浴室が狭く、奥の浴室が広くなっています。朝に男女が入れ替わります。
  浴室内には、非加熱のラジウム泉(32度くらい)をそそぐ湯船と、白湯を加熱した上がり湯が並んでいます。手前浴室の源泉槽は無理に詰め込んで6人(ふつうなら2人槽)、奥の浴室は無理して15人(ふつうなら5人槽)といったところ。ともかく狭いです。みな静かに浸かっているのであまり気になりませんでしたが、声のでかい人がおしゃべりしだすとストレスかもしれません。
  源泉は間欠的に注がれ、掛け流し。うすく茶濁し、強塩味、金気臭あり。飲用可(まずい)です。思ったほど泡付きはありませんでした(人が多すぎか)。この宿では、はじめに源泉に30分、その後上がり湯に入ることを推奨しています。さほど冷たくはなく、不感温度でぼんやりと浸かっていると次第にホカホカしてきます。出たあとは温まり感と、疲労感がすごく、これは効くという感じです。入浴は10時までで終了、朝は6時から。
  食事は値段の割りに品数もありましたが、至極ふつうです。湯治宿はこんなものでいいのかもしれません。というか、こんなものでよいとお宿側が思っている節があります。お宿の人の対応も、ある意味素朴(洗練されていない)です。年寄り相手にあまり気を回す必要が無い(と思っている)のかもしれません。ある種、これまで泊まった宿のなかでは異質な感じを受けました。
  それにしても老人が多い。みなリピーターのようです。なかには深刻な病を抱えている方もいて、ここは湯治場なんだということをつくづく感じました。温泉に興味の無い人間が、観光気分で行く場所ではありません。
  温泉はなかり効きます。行く前に感じていた腰痛が1泊ですっかり回復しました。湧出量に応じた源泉槽は狭く、肩や膝頭を触れ合わせ、譲り合いながら、小さくなって入浴です。しかし、この温泉ではそれもあまり気になりませんでした。ある意味、癖になる温泉です。次回は別の宿にもチャレンジしてみたいと思います。
 

Re. 宮の湯天然温泉 「小さな旅 むさしの湯」(石の湯)  投稿者:みみ  投稿日:11月26日(日)20時36分4秒    編集済
  うつぼさんおひさです。


> お湯はやはり「石の湯」の壺湯がベストかと思いますが、「木の湯」の『満天の湯』『杜の湯』あたりと
>さして差はないので、ゆったり入れる「木の湯」のほうがなにげにおすすめかもしれません。

うつぼさんほど分析はできませんが、私もほとんど同じ感想を持ちました。
リニューアル当初は、混雑していたことあるのでしょうが、石の湯の壺湯がかなりいいという気もしましたが、
木の湯のほうが全般的に雰囲気がいいので、なにげに好きです。
ただ、うつぼさんがおっしゃる通り

>壺湯と大露天の落差が大きいので、温泉好きらしい客は一目散に壺湯をめざし長湯モードに入ります。
>で、ほとんど空きがなく、熾烈な争奪戦が展開されます(笑)。

これに嫌気がさして、最近はとんとご無沙汰しています。
ひどい人になると30分くらいずっと入っていますが、もう少し周りの空気も読んで欲しいなと思ったりも
しました。
 

強羅温泉 「薬師の湯 吉浜」  投稿者:うつぼ  投稿日:11月26日(日)15時00分49秒    編集済
  ひさびさに箱根いきます。箱根の湯巡りの10発目です。長文連打すみませぬ。

<強羅温泉「薬師の湯 吉浜」>(箱根町、10:00〜19:00 月休、850円、0460-2-2258)
箱根には大湧谷、早雲山、湯の花沢などで温泉が造成されていて、強羅エリアには大湧谷と早雲山の2系統が引湯されていますが、ここは早雲山造成泉をつかっています。(→箱根の造成泉リスト

強羅駅のすぐそばにある日帰り温泉施設。もとは旅館だったものを業態転換したもののようで、素泊まりもできます。YEBISUさんのレポあり。
場所はわかりにくく、強羅駅から強羅公園にのぼる細い一方通行の路地に入ってすぐの路地(駐車場?)を右折すると突き当たりに建物があり、Pは左に折れたところ。強羅駅のロータリーから入った方がわかりやすいですが、車両進入禁止。
こぢんまりとした旅館のつくりで、入ってすぐ廊下の右側に男湯と女湯。脱衣所・浴室ともによくメンテされています。

窓の小さいやや暗めの浴室に、みかげ石造4.5人のシンプルで入りごこちのいい浴槽と手前に北投石使用のミストサウナ。カラン5、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。休日11時で男女湯とも独占〜2人。

内湯は金気で赤茶に色づいたみかげ石の湯口から熱湯(たぶん源泉)を投入、槽内注排湯なしでオーバーフロー+切欠からの上面排湯はかけ流しでしょう。

あつめ43℃ほどのお湯は、かすかににごりを帯びて白と茶色の湯の花がただよいます。
僅微たまご味に弱焦げ臭で、総硫黄7.56mg/kgほどのイオウ気は感じられませんでした。
浴感は軽いですが、やわらかでよくあたたまる入り心地のいいお湯。浴後の温まり感も相当なものです。

サウナも入りましたが、ときおり頭上から霧雨状に冷たい水が降り注いできて、あまり気分のいいものではなかったので、すぐ出てしまいました。

女将さんは、温泉はたいしたことないけど、北投石サウナは自信がある旨の話をされていましたが、なかなかどうして良質なお湯なので、もっとお湯に自信をもってもいいのでは?

単純硫黄温泉(硫化水素型)(Na・Ca-SO4・Cl型) 58.6℃、pH=6.9、成分総計=0.202g/kg、Na^+=21.2mg/kg (51.14mval%)、Ca^2+=11.4 (31.55)、Fe^2+=0.02、Al^3+=0.07、Cl^-=23.8 (34.90)、HS^-=3.12、SO_4^2-=43.0 (46.53)、HCO_3^-=14.7 (12.52)、メタけい酸=69.8、硫化水素=4.44 <H14.7.31分析> (源泉名:強羅温泉4、5号井混合(宮城野第132、133号混合泉)=早雲山造成泉)(mval%は筆者の概算値)
 

宮の湯天然温泉 「小さな旅 むさしの湯」(石の湯)  投稿者:うつぼ  投稿日:11月26日(日)14時53分7秒    編集済
  7/31にレポした大宮「小さな旅 むさしの湯」ですが、かけ流し槽があるという「石の湯」に入ってきたのでレポです。

<宮の湯天然温泉「小さな旅 むさしの湯」(石の湯)> (さいたま市見沼区、10:00〜24:00(土日祝9:00〜)、600円(土日祝700円))、048-680-7634)
ここは男女日替わりで奇数日の男湯が「石の湯」です。
内湯は黒みかげ石と鉄平石と伊豆石を組み合わせた大浴槽(20人以上)、中浴槽(15人以上、ジャグジー付)、座湯、サウナに水風呂(冷たい、カルキ臭)。大・中浴槽は真湯だと思いますが浴槽のところどころが灰褐色に変色し、当たりもやわらかいので井水かも?
カルキ臭もほとんど感じられません。

露天は大露天(岩枠鉄平石敷12人以上、軒下タイプ一部屋根付き)、壺湯×3(1人用×2、2人用×1、陶製)、スチームサウナに寝ころび処で全浴槽温泉利用です。
大露天は石の湯口から大量投入で底面吸湯+弱いオーバーフロー。壺湯は木樋の湯口からの投入+底面注入(2人用はなし)。底面吸湯口は引いておらずかなりの量をオーバーフロー。露天は「石の湯」のほうがひろびろとしています。
カラン25(内セパ式4)、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。日曜18時で50人以上となかなかの盛況。

大露天のお湯は適温でやや黄色がかった透明。味不明で消毒剤系の強うがい薬臭があり、あまり感心しませんでした。
つぼ湯の3槽はややぬるめで透明度60〜70cmのにごり湯。湯口で強鹹味+金気だし味にアンモニア臭+金気貝汁臭。湯面ではアンモニア臭ベースに弱ヨード臭が臭います。
なぜかあまり温まりませんが、相当な濃度感があるのでのどが渇き発汗します。
ヌルすべがあって湯ざわりはやわらかです。

濃度や浴感じたいは「木の湯」と大差ないようにも思えましたが、「木の湯」にない金気がいいアクセントになっていてこれが高評価の理由では?。また、壺湯3槽では2人用がいちばん濃いように思いました。

壺湯と大露天の落差が大きいので、温泉好きらしい客は一目散に壺湯をめざし長湯モードに入ります。で、ほとんど空きがなく、熾烈な争奪戦が展開されます(笑)。
お湯はやはり「石の湯」の壺湯がベストかと思いますが、「木の湯」の『満天の湯』『杜の湯』あたりとさして差はないので、ゆったり入れる「木の湯」のほうがなにげにおすすめかもしれません。

Na-塩化物温泉 35.8℃、pH=7.3、461L/min(1,500m掘削揚湯)、成分総計=14.403g/kg、Na^+=4742.3mg/kg (85.39mval%)、NH4^+=13.1、Mg^2+=243.8、Ca^2+=255.2、Sr^2+=1.7、Fe^2+=0.6、Fe^3+=4.1、Cl^-=8236.3 (97.38)、Br^-=30.7、I^-=5.7、HCO_3^-=356.3、陽イオン計=5318.2 (241.56mval)、陰イオン計=8629.0 (238.58mval)、メタけい酸=52.0、メタほう酸=24.9 <H17.9.29分析> (源泉名:宮の湯)
 

白骨温泉「煤香庵」  投稿者:ONKEN21  投稿日:11月26日(日)00時06分14秒    編集済
   文化の日連休・休暇村めぐりの旅、休暇村乗鞍高原宿泊の翌日の〆は松本市の白骨温泉
「煤香庵」での“自遊人パスポシリーズ”です。やはり乗鞍岳界隈まで行くと硫黄臭白濁
湯は欠かせません。のりくら(乗鞍高原)温泉「せせらぎの湯」での入り比べもいいですが、
せっかく自遊人で入れるのですから、入れる時に入ることにします。

  乗鞍高原からは「上高地乗鞍スーパー林道」小型420円を通行。モミの木の黄葉が黄金色
に輝いて幻想的。晩秋の紅葉もいいものです。途中には泡の湯も。ここは15年くらい昔に
入浴していますが、また入ってみたかったです。今回は自遊人パスポに参加していない
のいで残念。その1km先、県道との合流地点、白骨温泉公共野天風呂入口の観光案内所の
駐車場に止めます。公共野天風呂の男子露天風呂は道路から望むことができます。
某雑誌のスッパ抜き事件(当掲示板を端に発した?)の現場ですね(^_^;)。なお、県道白骨
温泉線は12/11より冬季閉鎖、上高地乗鞍スーパー林道が無料で冬季通行可となります。
積雪時は雪崩に注意。

駐車場から200〜300m歩くと煤香庵に到着します。煤香庵は白骨温泉の名旅館・湯元齋藤
旅館&齋藤別館(別館のみ11/19〜4月下旬冬季休業)の食事処兼日帰り入浴施設。
某公共露天風呂と違って湯元旅館の運営ということでお湯については安心感があります。
実は煤香庵は10年ほど前にも訪れたことがありますが、その時は食事のみでお風呂には
入っていません。ざるそばか何か食べたかな?当時、食事すればお風呂はタダなのかな?
と勘違いしてました(~_~;)。予約制でしたが、温泉粥が当時は名物だったようです。
今は“投じ蕎麦(1200円)”が名物かな?今回は朝10:30頃だったのでお風呂のみです。
11/1にテレビ東京の「いい旅夢気分」で放送されたばかり。

  山の古民家風の玄関を入り、自遊人パスポートでの入浴を申し出ます。ロッカーが一杯
とのことで予約制になるとのこと。しかし、2〜3人待なので待ち時間は10分くらい
でしょう、とのことで名前を書いて待ちます。見覚えのある座敷は食事処でまだ誰も
いません。出る11時頃にはすでに食べている方がいました。時間になると受付から呼び
出され、パスポートにハンコを押し(通常入浴料700円)、ロッカーの鍵が渡されます。
受付の人からも言われますが、ロッカーの鍵の付けっぱなしや持ち帰りには注意。
受付のおばちゃんはパスポートの無料客の私たちに対してもきちんと愛想よく挨拶し、
非常に良い応対でした。齋藤旅館、泊まってみたい!それにしても、あの事件以来、
白骨温泉も信用回復のため、いろいろ努力していることがよくわかります。

  別棟の浴室棟へ。脱衣所は大変狭く、ロッカーも10個前後と少ないです。これでは待ち
時間もすぐに発生しそうです。午後はかなり待つのではないでしょうか。扉を開けると
内湯はなく、露天風呂のみです。浴槽は10人程度入浴可です。待たせるのでさぞかし
混んでるのでは、と思ったら11時前には貸切状態。晩秋ですが、連休というのが、信じ
られません。目の前には周囲の木々と山々、下の方に旅館の建物を望むことができます。
もはや紅葉する木はありませんでしたが、なかなか眺めの良い露天風呂です。

  お湯は見事に乳白色。と言っても、湯元齋藤旅館のお湯、詳細な温泉表示にもあり
ましたが、草津のハップなどとは無縁のすばらしい源泉本来の色だと思います。湯口は
無色透明で、新鮮なお湯は透明で時間の経過とともに乳白色に濁る旨表示がありました。
プ〜ンと強烈な硫黄臭もあって肌についた硫黄のにおいは翌日までにおいました。もちろん、
浴槽内に吸込・注入なし、大量の加熱湯投入で、浴槽の縁全体から豪快に溢れる、かけ流し
です。そして入浴後の肌の爽快感や火照り感はさすが名湯と思わせるものがありました。
実は弟が1日目〜2日目と風邪で発熱し入浴を控えていたのですが、休暇村乗鞍高原と
ここだけは入浴しました。3日入れば、3年風邪引かないと言われる白骨ですが、これで
今年はもちろん、来年も大丈夫かな?

  本当はこの後、中房温泉の日帰り湯「湯原の湯」が気になっていて、行きたいと思って
いたのですが、白骨温泉に入った時点でノックアウト、他のお湯に入る気が完全に失せて
しまいました。やはり事件でどんなことがあろうと、いいお湯なのですから、いいと
言わざるを得ないです。そんないいお湯にあぐらをかいたり、冒涜することなく、大切に
守り続けてほしいなと思いました。

  この後、県道白骨温泉線を下りR158と合わさったすぐ先の右手の「さわんど温泉スタンド
(中の湯より引湯;12/11〜4/9休止)でお湯を汲みます(前回レポ)。非常に熱いお湯
なので、やけど注意。ポリタンが変形しそう。汲むときはかすかに硫黄っぽいにおいが
しましたが、帰るまでには飛んでしまい、無色透明薬臭味で浴感はほとんどありません。
穂高温泉スタンド(有明温泉より引湯)に似たお湯です。さわんど温泉の分析書データは
こちら。この後、安曇野市(旧豊科町)の「おやじの道楽」というおいしい蕎麦屋で
せいろそば@600円を戴いて、下道のみで帰路につきました。

  煤香庵の温泉分析書ですが、自遊人温泉分析書図書館にある平成8年12月18日分析の
温泉分析書はなく、何と先月分析されたばかりのできたてホヤホヤの分析書が掲示されて
いました。きちんと10年に1度分析しているのですね。できたてホヤホヤの分析書と10年前
のデータは以下の通りです。さらに例の事件の反省からか、利用状況も今まで見たこと
ないほど、細かく表示されています。

温泉分析書(鉱泉分析試験法による分析)(中No.18-91号)
1.申請者
氏名 有限会社 湯元 齋藤旅館
2.源泉名及び湧出地
源泉名 湯元5号
湧出地 長野県松本市安曇4201-6(煤香庵住所:安曇4200-1)
3.湧出地における調査及び試験成績
(2)調査及び試験年月日:平成18年9月20日(平成8年11月27日)
(3)泉温:39.7(39.6)℃(調査時における気温17(6.2)℃)
(4)湧出量:94.6L/分(自然湧出)
(5)知覚的試験:ほとんど無色澄明、硫黄味・炭酸味・弱甘味・強硫化水素臭を有す。
(無色澄明渋味硫化水素臭)
(6)pH6.6(6.41)
4.試験室における試験成績
(2)試験年月日:平成18年10月2日(平成8年12月18日)
(3)知覚的試験:同上
(4)密度:1.0012(20℃において) 0.9994(0.9995)(20℃/4℃)
(5)pH6.39(6.72)
(6)蒸発残留物:983(964)mg/kg(乾燥温度180℃)
5.試料1Kgの成分(mg)
Li=0.5 Na=81.1(77.8) K=26.0(28.4) Mg=50.9(51.5) Ca=209.1(205.1) Sr=0.4 Ba=0.9
Mn=0.2(0.2) 鉄2=0.04(0.2) 陽計=369.1(363.2)
F=0.6(0.5) Cl=99.9(100.1) Br=0.1 I=0.1 HS=7.3(3.6) 硫酸=3.7(6.7)
炭酸水素=988.5(967.7) 陰計=1100(1079)
メタケイ酸=69.7(39.8) メタホウ酸=6.7(6.9) 非解離計=76.4(46.7)
溶存物質=1546(1489)mg/kg
遊離CO2=558.8(366.6) 遊離H2S=20.7(15.7) 溶存ガス計=579.5(382.3)
成分総計=2125(1871)mg/kg
その他微量成分:Hg・Pb・Cd・Cr=不検出 As=0.001
6.泉質 含硫黄-カルシウム・マグネシウム-炭酸水素塩温泉[硫化水素型](中性低張性温泉)
平成18年10月3日 社団法人 長野県薬剤師会 会長
(平成8年12月18日 財団法人 中央温泉研究所 所長)

※()内は平成8年12月18日分析・自遊人温泉分析書図書館データ

煤香庵 温泉利用状況 平成16年8月12日現在
湧出量:毎分102L
湧出時の温度:39.9℃(調査日H16.6.22)
源泉の色:無色透明
浴槽の色:乳白色(時間経過による)
浴槽の温度:42℃
レジオネラ菌検査:検出されず
利用状況
野天(男湯):かけ流し○/供給量毎分28L/加温○
野天(女湯):かけ流し○/供給量毎分24L/加温○

施設情報
浴槽の種類とその状況
(1)浴槽の数及び容量:(男湯)1ヶ所3.5m2/(女湯)1ヶ所3.5m2
(2)温泉以外の浴槽の有無及びその状況:無し
(3)浴用剤使用の有無及びその状況:無し
引湯の状況
(1)引湯方法:自家貯湯槽
(2)引湯量:60L/分(86400L/日)
加温・加水の状況
(1)加温の有無及びその状況:有(常時加温)/温泉温度を一定に保持する為、加温しております。
(2)加水の有無及びその状況:無し
循環、かけ流しの状況:かけ流し
換水の状況:2日に1回(完全換水)
浴槽の清掃の状況:2日に1回
殺菌処理の実施の有無及びその方法:無し
レジオネラ属菌の検査:有
温泉分析書の温泉採取場所:湧出口

※長野県食品環境課「旅館・ホテル等の入浴施設及び公衆浴場調査」旧安曇村No.756より
<ちなみに休暇村乗鞍高原No.857>
※白骨温泉加温なし:白船荘新宅旅館・山水観湯川荘(のみ不可)・内湯旅館まえだ(のみ不可)
※アルバム「北陸中部休暇村めぐりの旅」@煤香庵・さわんど温泉スタンド編6枚
※煤香庵・営業時間:9〜17時(食事Lo15時)/定休日:水曜(11月下旬〜4月下旬は軽食のみ)
白骨温泉公式HP

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww4.ocn.ne.jp%2F%7Esaitou%2Fbaikouan%2F

 

溝口温泉「喜楽里」と「大和の湯」  投稿者:すなっち  投稿日:11月25日(土)18時48分30秒
  「喜楽里」行ってきました。
うちからも近いです。

スモーキーな臭い、しませんでした (T_T) 最近耳鼻科でお墨付きをもらったので、嗅覚は大丈夫だと思うのですが…あぶくもそんなに出ていなかったので、コンディション悪かったかなあ
露天(上の湯)は掛け流しでも消毒ありと掲示されていました。スパ銭だといたしかたないですかね。

最近遠出ができないので、近場にばかり出かけています。
先週は千葉の「大和の湯」にいました。成田空港にはA380が来ていました。
千葉の輸入インテリアの代理店がやっている温泉施設ですが、連れによると10年以上前は今のようなセンスのよい建物ではなかったそうです。買い取って新規オープンさせたのかもしれません。

大規模温泉施設としては悪くないですよ。料金も800円でリーズナブルです。敷地に余裕がないので、1〜3階に内湯とかサウナとか分散してますけど、それも一興です。の割りには開放感があります。移動は内階段を利用しますが、滑り止めが設置されていないので、非常にデンジャラスです。

最近の健康ランドは内装がどこも同じという印象をうけますので、少しでも個性的な意趣を凝らしているとうれしくて長居したくなります。「大和の湯」はいわゆる休憩所はないのですが、輸入物のソファや椅子やテーブルが所狭しと置かれていて、インテリア好きの私としては興味深いところでした。

最近デザイナーズ温泉というのが各地で出始めているようですね。佐野の「湯処のぼり雲」、東京板橋の「前野原温泉さやの湯処」等。内装のセンスがいいに越したことはないので、この傾向(小京都的でもない)は歓迎しています。

追)温泉は消毒臭のある重曹泉でした。
 

re:細かいことでどうもすみませんが  投稿者:通行人  投稿日:11月24日(金)18時28分7秒
  とおるさん

皮脂のケン化に関係するのは、重曹を始め、アルカリ成分だと〜

のアルカリ成分って、な〜に?
 

川浦温泉「白龍閣」  投稿者:めがね  投稿日:11月24日(金)01時00分11秒
  仕事が忙しく、暫く書き込みを休んでおりました。ただ、連休の時は奥会津2回と御岳周辺1回 、日帰りだと仕事のからみで千葉と山梨が多いです。群馬、栃木、埼玉は暫くご無沙汰です。だいぶレポ溜めしていてどこから手をつけるか・・気まぐれで行きます。

<川浦温泉「白龍閣」>(三富村 0553-39-2613 時間要問い合わせ 500円)
国道140号線の西沢渓谷の手前、旅館数件の小さな温泉地。ただしその歴史は古く、湯村と並び甲斐武田軍団の湯治湯として戦国時代以前から開湯していたようです。
以前「山県館」はレポしましたが、値段も安く、湯も良いと下馬評の高かった「白龍館」に入浴してみました。うつぼさんのレポあり。
宿はなかなか堂々とした造り、浴室や脱衣所などもリニューアルされ綺麗ですが、ロビー周りなどに子供の遊具が置かれていたりとやや雑然としていたり何かB級感が漂うのはさすが山梨(^^)

浴室には内湯に4〜5人位の高温槽、15人位の適温槽、岩造り5〜6人位の露天風呂があります。いずれも竹筒湯口から豪快に投入。内湯は適温槽フチ全面からダイナミックに排湯、露天は浴槽縁上面切れ込みから排湯。槽内吸引なく掛け流しと思います。

お湯は無色透明、灰色の浮遊物多数浮遊。とろみのあるとても優しい感じのマイルドなお湯でやや熱めながら何時間でも入っていたくなる、そんな感じのお湯です。なんとも心休まるお湯で、このタイプのボウショウ、石膏タイプ北毛か伊豆あたりまで行かないと巡り合えないと思っていたのでこんな東京の近くで出会えるとはちょっとびっくり。なるほど下馬評通りのいいお湯だと思いました。
味、臭も良く、明瞭な甘いイオウ臭(気持ち露天の方が臭いが強い?)。甘イオウ味+塩味はまさにモーニングに出てくるゆで卵味は美味の一言。

今回、たまたま休日が休みだったのですが、空いていていいです。露天は暮れ行く晩秋の紅葉と滝をみながらしばらくボーッとしていました。時間を忘れて一日ゆっくり過ごすにはいい所だと思います。

ナトリウムーカルシウムー硫酸塩ー塩化物泉 pH 8.9 52.3度 368L/min動力 成分総計 メモ忘れ Na^+ 295.9(66.3) K^+ 3.8(0.52) Ca^+ 127.3(32.71) 陽計 428.5 Cl^- 255.3(37.01) So4^- 560.4(60) Hco3^- 9.5(0.82) Co23^- 9.0(1.54) 陰計 837.6 H2sio3 36  HBO3 14.5

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.hakuryukaku.jp%2F
 

Re:華ゆらり  投稿者:ONKEN21  投稿日:11月23日(木)20時54分15秒    編集済
  皆さん、こんばんは。レスありがとうございます。
>月光さん
車に乗られるようになったのですね。今後、北関東全体に行動範囲が広がるでしょうね。
でも、たまには鉄道の旅もいいものですよ。今週末は月光さんがお住い?の茨城県乗り放題切符
ときわ路パス2000円)で結城から茨城の温泉2ヵ所(袋田・鉾田)に行ってみようかな〜と
考えています。
  あっ、ウェルサンピア栃木の場所ですが、地図で言うとここになります。私はカーナビをセット
して行ってしまったのですが…

>一遊さん
以前、出会いの森福祉センターの鹿沼市温泉スタンドの話題を書いた時、ここに関するレスを
いただいたので気にかかっていました。未だに夜人間なんで朝一番は無理ですが、ようやく
行けました。福祉センター温泉スタンドの無味カルキ臭無色透明のお湯をイメージしていたので、
華ゆらりは完全に意表を付かれました。
>朝10時台では完全な無色透明、泡つき多しでした。
夜は泡つきはありませんし、鮮度は無色透明な方が上だと思います。午後は成分が酸化して
淀んで濁るのかと思います。ただ、その濁りの色が西方ロマンの湯とそっくりで驚いた次第です。
西方の場合、大きなタンクがあるので、タンクの中で淀んでしまうのでしょうか。西方はお湯が
安定していないことも大きいと思いますが。いずれにしても西方と比べてみるとおもしろいかと
思います。
  ウェルサンピア栃木はいつか泊まりで確かめてみたいですね。未明の0〜6時が入浴休止時間
なんでその間に湯の張替や清掃をしているのでしょうか?朝一のお湯を確かめてみたいです。
両親や障害者の弟が年金受給者で宿泊は20%割引になるし、夢ポイントカードもあるし、
年金施設として閉鎖になる前に是非、招待したいところですね。施設や食事も良かったし…
 

Re:華ゆらり  投稿者:一遊  投稿日:11月23日(木)17時44分48秒    編集済
  >ONKEN21さん
こんにちは。
昔のHNの「恵比寿」の字を見て懐かしく思いました。ありがとうございます。
最近は温泉通いにも迷いが生じて、遠出できない状態です。

>灰褐色で、においは瓜二つの粘土・肥料系です。肌が強烈にヌルヌルしてきて、翌日は一日
じゅう感触が良かったです。とてもアル単とは思えないすばらしい濁り湯でした。

常連客の親父たちが「午後には濁っちゃう」というのを聞いて、「淀む」の間違いだろうと思っていましたが、濁りもするんですかね。朝10時台では完全な無色透明、泡つき多しでした。

>栃木北部の那須・塩原・日光(湯元&奥鬼怒)と比べたらかなりレベルが落ちるとは思い
ますが…。

朝10時台に入ったときの感想ですが、決してレベルが落ちるどころか、重曹泉系単純泉No1候補かとも思ったくらいです。1年半前のことなので、そろそろ確かめないといけないですかね…。最近は混むところには行きたくないという想いが強いので、難しいです。

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fhiro33.cocolog-nifty.com%2Fichiyu%2F

 

ONKEN21さん  投稿者:月光  投稿日:11月23日(木)12時02分46秒
  お返事有難う御座います。
最近、方向音痴の私が、車で移動していまして、「喜連川温泉」「松島温泉乙女の湯」
は行けますが、鹿沼は行けなさそうですが、地図で調べてみます。では。
 

鹿沼温泉華ゆらり(ウェルサンピア栃木)  投稿者:ONKEN21  投稿日:11月22日(水)23時53分18秒    編集済
   とちぎ秋まつりの旅続きです。遅ればせながら、栃木県鹿沼市の鹿沼温泉華ゆらりに初めて
入浴しました。うつぼさん、恵比寿さんレポあり。

  「西方町いきいきロマンの湯温泉スタンド」からR293をさらに北上して鹿沼市へ。鹿沼市街地
を抜け、御成橋を渡り、市北部の山の中へ。看板の類は少ないので注意。山の中に忽然と巨大
ホテルが現れます。そこが厚生年金施設・ウェルサンピア栃木の「鹿沼温泉華ゆらり」です。
東北道利用の方は鹿沼I.C下車8km、15分。JR宇都宮駅・東武新鹿沼駅利用の方は荒針経由の
関東バス
乗車。宇都宮駅から40分、新鹿沼から20分。F市からは60km、R293下道ONLYで1時間45分。

  関東にもウェルサンピア・ウェルシティ・ウェルハートピアなど厚生年金施設はたくさんあり
ますが、天然温泉が導入されているのは栃木だけです。関東以外は湯河原・熱海(うつぼさんレポ
・佐久などで天然温泉が導入されています。厚生年金の宿で私が入浴済なのは立山つるぎ(富山)、
雲仙小浜(長崎/レポ)、新潟瀬波、長島(三重/レポ)の4ヶ所。日帰り利用は初めてです。
厚生年金・国民年金などの年金福祉施設は前総理の全廃方針のため、市町村や民間へ売却もしくは廃止が予定されています。今後の動向が気なるところです。

  駐車場に車を止め1階の鹿沼温泉華ゆらりと書かれた日帰り入浴専用入口を入ります。宿泊者は
2階に宿泊客専用フロントがあります。入口入ってすぐの廊下右手に軽食のできる休憩室、エステ
・整体コーナーあり。奥に番台があります。休暇村乗鞍高原同様、日帰り入浴客の取り込みを
狙った造りで、普通の日帰り入浴施設と何ら変わりありません。日帰り入浴料は大人500円ですが、
身障者は半額(250円)になります。普通入浴券は券売機で買って番台に渡し、障害者は現金で
払います。栃木の温泉で障害者割引を実施しているところは足利地蔵の湯東葉館くらいしか思い
つかず、かなり珍しいです。群馬の公共温泉では多くの施設で割引が行われていますが…。
再入浴も可能で、入浴後にフロントで手に透明なはんこを押してもらいます。再入浴時に青白い光
を当てるとハンコが浮き上がる仕組みようです。私も夕食前後2回も入浴しました。

  夕食は2階の「レストランおおるり」で「特撰鹿沼牛のハンバーグ」1260円をいただきました。
何とごはんのお代わりが可能で、食後にデザートもついてくるんです。さすがホテルの夕食、
とてもおいしかったです。ついでに厚生年金の「夢ポイントカード」で5%分のポイント加算と
2年間の有効期限延長にも成功しました。夢ポイントカードは休暇村のQカードと同じく宿泊時に
ポイント還元できます。Qカードと違って年齢制限はありません。

  いよいよお風呂へ。手前からミストサウナ、浴びせ湯(冷水)、ハーブバス(冷水)、ひのき
風呂、マッサージバス(真湯)、大風呂、露天風呂。ひのき風呂が非加水・非加温・掛け流し・
無塩素で、大風呂が非加水・加温・循環ろ過・塩素消毒、露天風呂が加水・加温・循環ろ過・
塩素消毒です。ひのき風呂以外は吸込・注入が数ヶ所あります。露天はオーバーフローもあります。
露天はぬるくてかなり薄くて水っぽいです。大風呂の投入口は恐らく源泉で、ひのき風呂には遠く
及びませんが、うっすらと茶色っぽい感じのするお湯です。

  圧巻はひのき風呂。無塩素などの湯使いはさすが温泉県。しかし、湯量に恵まれず、投入量が
少なく、間欠投入になってしまうのは残念。お湯の素性は西方町いきいきロマンの湯を薄くした
ような灰褐色で、においは瓜二つの粘土・肥料系です。肌が強烈にヌルヌルしてきて、翌日は一日
じゅう感触が良かったです。とてもアル単とは思えないすばらしい濁り湯でした。やはり、栃木
温泉湯楽の里の露天源泉浴槽でもそうですが、温泉県栃木の方たちの温泉を見る目はかなり肥えて
いて、ひのき風呂に入浴者が集中する傾向が顕著です。すき間を見つけて6人くらい常時入って
いる状況でした。

  西方ロマンの湯や湯楽の里も含め栃木の湯恐るべし、決して侮れないなと思いました。
まあ、栃木北部の那須・塩原・日光(湯元&奥鬼怒)と比べたらかなりレベルが落ちるとは思い
ますが…。割と近い栃木南部・茨城・埼玉・東京方面の方には十分オススメできると思います。

  温泉分析表と各浴槽のご案内が脱衣所にパネル板で掲示されていました。以下の通りです。

温泉分析表
1.源泉名及び湧出地
華ゆらり
湧出地:栃木県鹿沼市栃窪字西原1260番1(ウェルサンピア栃木住所:栃窪1255)
2.湧出地における調査及び試験成績
(1)調査及び試験年月日:平成14年6月27日
(2)泉温:40.5℃(気温17.0℃)
(3)湧出量:94.3L/min(動力揚湯)
(4)知覚的試験:ほとんど無色透明および無味無臭である。
(5)pH値:8.5
3.泉質:アルカリ性単純温泉(アルカリ性低張性温泉)
4.試験室における試験成績
(1)分析終了年月日:平成14年7月15日
(2)知覚的試験:同上(採取48時間後)
(3)密度:0.9988
(4)pH値:8.50
(5)蒸発残留物:573.7mg/kg(110℃)
5.試料1kg中の成分
Na=231.7 K=1.7 Ca=2.4 Mg=0.1 第1鉄=2.0 陽計=237.9
F=24.0 Cl=38.8 HS=0.2 硫酸=16.4 炭酸水素=437.1 炭酸=19.3 水酸化物=0.1
陰計=535.9
メタケイ酸=28.6 メタホウ酸=2.8 非解離計=31.4
遊離CO2=2.3 溶存物質計=0.805g/成分総計=0.808g

各浴槽のご案内
●ひのき風呂:源泉かけ流しとなっております。華ゆらり本来の泉質をご堪能ください。
【加水】なし 【加温】なし 【循環】なし 【消毒】なし
●大風呂:ゆったりとご入浴いただける広さとなっております。
源泉に地下水等を加えておりませんので、アルカリ単純温泉
の効能をお楽しみいただけます。
【加水】なし
【加温】入浴に適した温度を保つため加温しています。
【循環】衛生管理のため循環濾過装置を使用しています。
【消毒】衛生管理のため塩素系薬剤を使用しております。
●露天風呂:華ゆらりからの四季折々の風情を楽しんでいただけます。
屋外の施設となりますので、衛生管理のため加水・循環装置を使用しております。
【加水】温泉の供給量の不足を補うため加水しております。
【加温】【循環】【消毒】大風呂と同じ
※マッサージ風呂・ハーブ風呂:地下水

■営業時間:午前10時〜午後10時
■料金:大人500円(中学生以上)/子供300円(3歳以上)<入湯税・消費税込>
■入浴回数券(11枚綴):5000円
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.kjp.or.jp%2Fhp_41%2F

>月光さん
湯楽の里、確かに源泉風呂は熱めですね。残念ながら、昨年の開湯当初よりは少し薄くなって
しまったかも知れません。
>隣の岩風呂は、今は、源泉ではなく、保健所に言われて井戸水を使っているらしいです。
  今年の前半位までは源泉風呂から溢れた湯を岩風呂へ流し込んで強めの塩素投入しながら循環
ろ過していたわけですが、今は真湯ですか。保健所の指導理由は温泉資源の保護か、循環による
衛生管理を懸念したのかも知れません。残念ながら源泉風呂も塩素消毒と表示されています。
その点、鹿沼華ゆらりのひのき風呂は一枚上手ですね。無塩素でぬるめですし。バス乗車時間が
長いですが、月光さんもウェルサンピア栃木へ是非行かれてみて下さいね。
 

湯楽の里  投稿者:月光  投稿日:11月21日(火)16時57分46秒
  ONKENさんつながりで、書いてみますね。
今日、遅まきながら、初めて、「栃木温泉 湯楽の里」に行ってみました。
目的は、つるすべの「源泉風呂」ですが、温度が少し熱めと感じました。つるつるはしますが
皆さん、足湯状態でした。昼間で気温が高い日は、長湯は出来ません。隣の岩風呂は、今は、源泉ではなく、保健所に言われて井戸水を使っているらしいです。
なぜか、入湯税50円とられませんでした??

一周年記念プレゼントで、受け付けで、ハガキがもらえ、草津、鬼怒川温泉や、山梨日帰りバス旅行の抽選をしていました。12月17日までです。
今月末あたり、日にち控えてこなかったのですが、メンテナンスの為お休みがあります。
 

西方町いきいきロマンの湯温泉スタンド  投稿者:ONKEN21  投稿日:11月21日(火)00時56分59秒    編集済
   毎度お馴染み速攻レポシリーズ温スタ編です^^)。流れ星さんから第一報をいただいた栃木県
西方町の「西方町いきいきロマンの湯温泉スタンド」にお約束通り行ってきましたよ。
ポリタンに汲んで、昨晩お風呂に少しだけ入れてみました。

  行きは「とかの」という店で30分並んで佐野ラーメンを食べ、栃木市の「とちぎ秋まつり」へ。
祭り自体は10年前にも見たことがありますが、今回は生憎の雨。屋台の曳行はなく、屋台倉庫の中
で見ることしかできませんでした。でも埼玉で言う、川越まつりや秩父夜祭りに匹敵するような
立派な屋台や人形は見ることができました。5年に1回の祭りですが、次回は2年後に行われる
ようです。

  祭りの後の温泉は激コミが予想される「栃木温泉湯楽の里」(2回入浴済)は避け、鹿沼市の
「ウェルサンピア栃木」(鹿沼温泉華ゆらり)の初めての入浴をめざすことにします。
その途中の西方町にいきいきロマンの湯温泉スタンドがあります。
  ロマンの湯温泉スタンドへの行き方ですが、最寄は北関東道都賀I.C下車、R293足利・栃木市
方面から鹿沼・日光方面に北上。「(西方町)役場西入口交差点」(「ロマンの湯」の看板あり)
を右折してすぐです。西方町役場北側に位置します。地図はこちら

  ロマンの湯には黄色くて恰好のいい、大きなタンクと温泉スタンドが二機あります。ホースが
太い方と細い方があって、太い方は多分業務用で調整中、細い方は利用可です。この機械は埼玉
では「サイボク天然温泉スタンド」と同種のもので、北関東では初めて見かけました。
機械に100円玉を入れてスタートボタンを押すと連続給湯されます。途中停止は不可です。
表示では19L/100円となっていますが、実際は16〜17Lくらいか出ないでしょうか。温泉スタンドと
しては高めですね。掘削深度は1500m、温泉利用許可は11/6付となっています(西保第677号)。
利用開始は11/13から。

  出てくるお湯は夜でもわかるほど灰褐色に強烈に濁っていて、泡立ちがすさまじいです。
すごいお湯が出てきたので、一瞬、うわっ、何だこれは?とつぶやきそうになりました。においは
泥臭いような粘土か肥料系+微々硫黄系のにおいで、埼玉・群馬の平野部のアブラ臭・モール臭と
はかなり異質なにおいです。実はこれと似た色とにおいだったのは、この後入った鹿沼温泉華ゆら
りの檜浴槽だったりします。ただし、西方の方がかなり濃いです。よって西方温泉ロマンの湯は
栃木温泉湯楽の里よりも鹿沼温泉華ゆらりに近いお湯なのかなと思いました。佐野市温泉スタンド
(旧・田沼町温泉スタンド)でも湧出当初はこのような濁りがあったのですが(今は無色透明)、
恐らく湧きたてが一番濃いのでしょうか。お湯がまだ安定していないということも少しあるのかも
知れません。

  昨晩早速、自宅の風呂に8Lほど入れてみました。新築なので、あまり濃くすることができません。
一晩置くとさらに濃いコゲ茶色くなり、ポリタンが黒ずんで見えます。案の定たった8Lでも
かなり黄色く濁ってしまい濁り湯嫌いで浴槽の傷みを心配する家族の者が悲鳴を上げていました(^^ゞ
浴後は肌がサラサラし、非常に火照って湯醒めしません。

  西方温泉いきいきロマンの湯の感想ですが、流れ星さんがおっしゃる通りすばらしいお湯でした。
埼玉・群馬・長野の温泉スタンドを比較してみても、群馬県桐生市の猿川温泉スタンド(水沼駅
温泉センターの源泉)と双璧を成すくらいのお湯だと思いました。栃木の温泉スタンドとしては
No.1と言っていいと思います。源泉掛け流しの入浴施設の建設が待たれるところです。
ここは私も自信を持ってオススメします。うつぼさんを初め、皆さんも汲んでみてはいかがでしょう。
私のアルバム
栃木県自然環境保全審議会温泉部会のHP

↓所有者の(株)オリエンタルトラストのHP(温泉の話はありません)

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.cc9.ne.jp%2F%7Etrs%2F

 

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