クチコミ 情報
2006年10月21日〜10月31日

北温泉と熱海共同浴場  投稿者:すなっち  投稿日:10月31日(火)01時49分3秒    編集済
  ONKEN21さん
北温泉は以来訪問しておりませんが、私は印象はとってもよかったです。
清掃や宿泊で辛い評価もあるようですが、とにかくいい温泉を体験したいという欲望追求派なので、入ってしまえば、色々なことが気にならなくなってしまいます。。。
先日も日光湯元の温泉寺の脱衣所で、これは厳しいなぁ、と思いながら、でも温泉に入ってしまえば、そのよさで満足してしまう野生児の私(笑)
そういうところを引っ張り回して連れにぼやかれることもあります。
「相の湯」はONKEN21さんのお墨付きももらえたようでよかったです。あの場所をみんな知らないので、他の浴室が満員でも「相の湯」は独占できて、ONKEN21さん同様とても気持ちよかったのを覚えています。

私は昨日熱海の共同浴場にいました。以前カワさんがいいよ〜と書いていたのが印象深くて沼津から寄りました。分析表をちゃんと見ていないのですが、沢渡に少〜し似ている感じがしました。
あったまりました。いいお湯でした。でもジモティー100%でかなり気を遣いました。
源泉は50度以上あると思うのですが、地元の方はかなり薄めて入っています。40度ぎりぎりくらい? いいお湯はもう少し熱いお湯で、さっと入ってさっと出てくる方が好みなんですけどね。。。
 

小久保鉱泉 「つりと鉱泉 さざ波館」  投稿者:うつぼ  投稿日:10月30日(月)23時51分46秒    編集済
  内房の渋いお湯です。

<小久保鉱泉「つりと鉱泉 さざ波館」>(富津市、14〜20、500円、0439-65-3373)
大貫漁港のそばにある昭和6年開業の老舗宿。R465大貫駅前から1kmほど南、小久保川の小さな橋を渡ってすぐの路地を右折しつきあたった右側の海辺。このあたりは国道から引き込んでいて静か。あたりの家並みは昭和のそれ。
釣り宿ということで、民宿に毛のはえた程度の宿を想像していましたが、思いのほか立派。ここは近代日本児童文学の始祖といわれる巖谷小波(いわや・さざなみ)(漣山人)ゆかりの宿で、名付けは小波によるとの由。玄関脇に小波の句碑があります。
帳場で入浴を乞うと奥に入浴客用の入り口があるとの案内を受けて移動、Pもそちらにあります。

入るとバーかスナックのような一角がありそこで料金を払います。扉を開けると別世界。黒光りする木の廊下が走る味のある和風の建物です。
廊下の奥に男女別の浴場。木枠の脱衣棚に洗面台がふたつ。

二面採光の浴場に、内湯(石造7.8人)がひとつとシンプル。洗面所は銭湯仕様で押下式カランに固定式シャワーがレトロ。
カラン6、シャワーあり、シャンプー・ドライヤーなし。土曜17時で独占〜3人。

中央のパイプ注入+ジェット×2の注入でオーバーフローは少量。で、槽内排湯があると思いますが確認できず。手前にカランがあって捻ると冷たい源泉がでます。

やや熱めのお湯は透明度70cmくらいの黒湯(湯色は紅茶色)で源泉は微重曹味に弱い化石肥料臭。ツルすべと染み入るような浴感があり、飯岡をうすくした感じのなかなかに渋いお湯。熱湯ということもありますが、相当な温まり感があります。浴後は重曹がきいているのかすっきり爽やか。

浴後、上品な感じの女将さんと言葉を交わしました。もともと網元の家柄で船宿だったものが釣り宿になったが、最近は釣り客も少なくなったとのこと。廊下に宿泊客の郵便受けらしきものがあったので、長期滞在の湯治客がメインなのかもしれません。

ここは温泉分析をしておらず、小久保鉱泉といわれているようです。浴感からするとNaHCO3で規定泉になるような気もしますが、固定客で成り立っているようなこの宿では、温泉でも鉱泉でも大勢に影響ないのかもしれません。(パンフでは「鉱泉超音波風呂」と謳っています。)

近くには大貫中央海水浴場もあるし、地魚料理も自慢のようです。こんな宿でひがな一日まったりするのも目先が変わっていいかもしれません。鄙び好きにおすすめ。

「湧き出る鉱泉は、コーヒー色で肌滑らかに温め心和みて、客仁と語らい釣人と交わる。季節の魚を追い、船頭と共に船元守る。〜 海に暮して一世紀。」(パンフより)

>桃猫さん
ゆーワールド桶川、温泉休止ですか・・・。10/3にレポしたときにはすでに休止してたですな(^^;)
ローリーにしては入り応えのあるお湯だったので残念です。

>トオルさん
湯河原「中屋」、「ままねの湯」にいく途中の突き当たり正面ですな。ここよさげで惹かれました。湯河原、温泉場界隈は風情があって私も好きなところです。
 

川古温泉「浜屋旅館」  投稿者:とおる  投稿日:10月29日(日)23時33分28秒
  日曜日の午後になってから「いきますか〜」といった感じで40おじさん2名でぶらりと紅葉はじめの三国街道へ。
三国街道から県道に入り、「千葉高原村」の先、橋のたもとを河原へ下りていきます。
街道から少し入った感じの川古温泉「浜屋旅館」さんへ。
やませみさん、うつぼさん、イッサキさんのレポがありますので、蛇足な部分だけ。
日曜日14:30〜で、男女取り混ぜて6〜8名。
男湯内湯は3名分。玉石敷き、石張り木縁浴槽。底面2カ所、横2カ所の注湯。全量オーバーフロー掛け流し。注湯量は少ないですが、浴槽が小さいのでお湯は新鮮そのもの。
シャワーカラン2つ、カランの真ん中に「掛け湯、上がり湯にお使い下さい」と書かれた陶器湯桶があり、底面から源泉が注入されていました。
混浴内湯はこちらも3名分、カランは1つ。陶器湯桶1つ。
各脱衣所からいったん外に出て混浴露天へ。露天の入り口に飲泉所あり。降雪時はここからパイプを使って露天への通路を融雪する仕掛けになっています。
露天は湯口2つ、200L位を注入、全量オーバーフローの掛け流し。
お湯は石膏臭+わずかに硫黄臭、甘みのある味、浴感はきしきし感が強くとろみがあるもの。内湯と露天湯口付近で泡つきあり。この時期、露天はぬる湯になっており、いつまでも入っていたい気分です。
2時間ほどゆっくりしていると、10名前後の宿泊客が来たので退散。

帰りに月夜野インター近くの農産物販売所でリンゴを売っていたので試食。甘かったので実家に送る分も迷わず購入。
関越道は藤岡JCT付近から東松山IC付近まで断続的に渋滞との情報だったので、藤岡ICで下りてR254で自宅のあるK市まで帰りました。
 

まきばの湯  投稿者:たまさま  投稿日:10月29日(日)23時31分5秒
  サイボクのまきばの湯へ行ってきました。温泉湧出前には食肉加工品の買出しで何度か訪れましたが、久しぶりに来て、駐車場が拡充されて立派な「レジャー施設」に生まれ変わった感があります。泉質よろしく、内湯が狭く感じましたが、箱庭のようなしつらえの露天は広く、のんびりできました。温泉をなめてみたところ海水のようにしょっぱい。清潔感もあり、館内広々としており首都圏の温泉としては非常に満足できました。  

ゆーワールド桶川  投稿者:桃猫。  投稿日:10月29日(日)23時00分12秒
  こんばんは。評判を聞きつけ、羽生温泉をローリーで輸送している桶川の健康ランドゆーワールドに行ってみましたが、残念ながら、天然温泉は9月29日を持って停止されていました。告知、文面上は、機械等の故障のためとなっていましたが、諸般の事情があるようで、当面、開始の予定はないということでした。古代檜風呂等、しっかり温まる浴槽もあり、満足はしたのですが、また、温泉給湯される日が訪れるのを心待ちにしたいと思います。  

小谷村・来馬温泉「風吹荘」  投稿者:週末田舎人  投稿日:10月29日(日)11時55分41秒    編集済
  先日訪問した小谷村の温泉のお話の続きです。異常に遅いですが(笑)。

大雨に祟られた小谷行では何も出来ず、結局先日ご紹介した島温泉以外には「来馬温泉・風吹荘」と言う村営施設でお湯に浸かったのみ。施設は大糸線の北小谷駅から姫川とR148を挟んだ対岸の小高い崖沿いで、この日は大雨で歩く気にはならなかったのですが、駅から歩いて行けない距離ではないと思います。
駐車場の横では源泉がホースでどうどうと捨てられていました。見た目は小さな役場と言う感じのモルタル2階建ては、町内会館とも見える外観。4部屋ながら宿泊施設も兼ねているようでしたが、特に何がある訳でもないこぢんまり&シンプルとした様子。

お湯は玄関口から食堂の前を過ぎた階下にあり、5〜6人が入れる程度の内湯×1のこちらもシンプルなもの。窓際の箱型湯口からかなりの量を掛け流しで使用しており、洗い場にお湯が流れ去って床を赤茶に染めています。
お湯の温度は結構熱めの浴槽で43℃程度?湯口はもっと高めで、湯口では金気臭+炭酸臭にほんのり硫黄の香りも感じられます。味は金気に炭酸らしい酸味が残り、ほんのりダシ味と塩味が残ります。基本スペックは「島温泉」とそう変わりないですが、硫黄分と温度が決定的に違いますね。島温泉の熟成された枯れた味わいに比べ、来馬温泉の湯は若さと勢いがあると言う感じでしょうか。思い出すのは同じ長野では渋沢温泉?あの温泉が泉温を上げた感じに近い印象です。

浴槽内での色は白雲がかった透明で、ドコドコと投入されている量に比して浴槽が小ぶりなせいか、素晴らしく新鮮なまま浴槽で利用されておりそれが嬉しいです。赤褐色の細かい湯花と、高温にもかかわらずお湯の中には炭酸分はたっぷり残っていて、肌を薄く気泡が包みそれが視覚的にも鮮度感を高めます。肌には引っかかりのあるような鉄泉の感触で暖まりが強く、ほてりも出るのでなかなか長湯は厳しいです。ただ、源泉をそのまま男らしく掛け流したスタイルが悪かろうはずもなく、奥会津の共同浴場を思わせる武骨な掛け流しが素晴らしいと思いました。
この源泉は国道沿いの「道の駅・おたり」にある「深山の湯」にも送湯されているそうで、非常に湧出量が多いのでしょうねえ。

<源泉名>風吹荘源泉 ナトリウム・カルシウム・炭酸水素塩・塩化物泉 56.2℃
Na=642.1 K=20.3 Mg=23.4 Ca=169.5 Fe2=3.0 Cl=442.1 SO4=51.9 HCO3=1567
成分総計2206mg/kg PH6.57

>>トオルさん
湯河原温泉とか塔之沢温泉は、東京から近いながらもしっとりとした雰囲気が残っていて、旅心がそそられますよね。
以前トオルさんの秩父・柴原鉱泉「菅沼館」の投稿をお見かけした事がありました。1泊1万円以下のチョイスといい、お湯が良ければその他にはあまり拘らない立ち位置が私と共通する部分が多く…
湯河原温泉の「中屋」さんですね。泊まってみたくなりました。
 

湯河原温泉中屋  投稿者:トオル  投稿日:10月29日(日)00時37分49秒
   なんか湯河原温泉って好きなんですよね。
  細長い谷合いに随所で湯煙があがり、歓楽色がなくてしっとりしてるし、かつて文人墨客が通ったのもわかる気がします。
  たまに週末に東京に出て早く用事が終わった時など、「明日は休みだし、行っちゃおうかな」ってなことで、東海道線の快速に飛び乗って1時間30分。湯河原で1泊して疲れを癒してきます。
  といっても1人だし、ついでの温泉だし、宿はお安いに越したことはありません。いつも、2食付1万円未満のお宿を探します。
  今回泊まったのは温泉場地区の中屋さんです。
  湯河原駅からバスで15分。温泉場中央で降りて、素泊まり旅館「ゆっくり」の脇を進むと突き当たり。右に行くと上野屋さん(木造の感じの良い宿。2年前に宿泊。循環かけ流し併用)、左にいくと唐破風造りが重厚な伊豆屋さんです。
  伊豆屋さんの手前を山側に曲がると、路地の奥に激熱で有名な「ままねの湯」がありますが、その途中にあるのが中屋さん。石畳のアプローチに打ち水、奥に木造の建物というしっとりとした風情。
  戦後の建築と思われる木造本館の6畳間に通されます。ちょっと畳がふけた感じでエアコンもなにも無い部屋ですが、オヤジ1人にはこれで充分。温泉は、独自源泉の硫酸塩泉で、宿の規模の割りには大きなタイル張りの内湯(10人大)にゆるくかけ流し。飲泉可。毎日喚水で、加水は全くせず投入量と窓の開け閉めで湯温を調整するお湯は、やや温めでじっくり浸かれます。火傷に卓効とのこと。たしかに、まとわりつくような浴感があり効きが違います(喚水のため夜10〜朝7時は入れません)。
  お食事は、湯治食で豪華ではありませんが、手作りで飾らない家庭的な内容です。金曜日、泊まりは私一人でお風呂独占。これで8000円を少し下回る金額。
  高級旅館が居並ぶ湯河原にも、こうした湯治宿がまだいくつかあるようですよ。
 

北温泉「北温泉旅館」  投稿者:ONKEN21  投稿日:10月29日(日)00時29分39秒    編集済
   最近、掲示板を独占気味にしてしまいすいませんm(__)m

  次のレポは連休翌週10/14の茨城県・土浦全国花火競技会の翌日に行った栃木県那須町の北温泉
をレポします。自遊人パスポシリーズin栃木です。栃木の湯としては9/10に入った塩原元湯温泉
「元泉館」に続き2ヵ所目です。みしゅらんやますなさんレポあり。

  土浦花火の後は筑波山中腹で車中泊。関東平野の夜景や朝の眺望を楽しんだ後はお隣、栃木へと
向かいます。栃木には自遊人対象施設が
1.北温泉 2.大丸温泉 3.奥塩原・渓雲閣 4.塩原元湯・元泉館 5.川治・薬師の湯
と5ヶ所も集中しており、入浴済の元泉館を除く4ヶ所の入浴を目指します。
しかし、笠間-茂木-那須烏山-那珂川を経由して那須の北温泉と大丸温泉のはしごを目指すも、
十数年前に入浴経験のある大丸温泉を捨て、塩原の渓雲閣の硫黄白濁系の湯に入りたくなり、
行き先変更。R400で大田原から塩原方面に向かいます。途中、千本松牧場の先の小道を左折して、
「美乃福」のざるそばセット700円(やませみさん・ナイジェルさんオフ会レポ)をいただきます。
おいしかった〜。結局、渓雲閣は日帰り入浴受付終了時間の15時の到着だったので、断わられて
しまいました(^_^;)。茨城〜栃木の下道は時間がかかります。次に川治の薬師の湯へ行くか迷い
ましたが、薬師の湯も十年以上昔に入浴済なので、未湯の北温泉に作戦変更します。

  塩原から那須湯本温泉方面に向かい、那須有料道路へ。帰りに360円払います。料金所の先の
分岐を甲子・白河方面に右折、その先をロープウェー方面に左折、「北湯温泉」の看板に従い右折。
途中、怖そうな旭温泉の廃墟を眺めながら小道を進むと、北温泉の駐車場で終点。旅館に向って
渓谷を下りていきます。10/15現在、紅葉が点々と始まっており、きれいでした。10分くらい
歩くと真っ赤に色づいた紅葉した木のある温泉プールの向こうに古い木造旅館の建物が見えて
きました。入浴はしたことはありませんが、十数年前旅館まで下見したことはあります。
当時と全く変わっていない佇まいに感激。帰りは甲子方面の料金所を出て、那須高原SAのETC
ゲート
から東北道に入りました。那須高原SAまで18km30分の抜け道です。F市まで、168km3時間。

  古い扉を開けて玄関を入ると帳場があります。帳場の一角には神社へ参拝する方のための、足洗
い場(湯)があって、そこは鉄分で真っ茶色に染まっていて、期待が高まります。入場時刻は受付
終了時刻16時を10分過ぎてしまいましたが、入れていただきました。もしダメだったら、鹿の湯へ
行こうと思っていましたが…。入浴時間は18時まで。受付終了から2時間もあるのはなぜかなと
思ったのですが、お風呂が3種類もあると説明されて納得。ハンコを押してもらった後(通常
入浴料700円)、3ヶ所の場所をすべて教えていただきます。

  まずは帳場を直進して右へ進んだ先にある「河原の湯」という露天風呂へ。余笹川のほとりの
上流側に男性用、下流川に女性用の露天風呂が各々あります。男性用からは余笹川の巨大な砂防
ダムを見上げるような立地。人工の砂防ダムが景観をぶち壊していますが、ダム自体は温泉の
流れ込みが多いのか、真っ茶色に染まっています。上流に川全体がお風呂となっている大丸温泉が
あるからでしょうか。お湯は無色透明で茶色い湯花がかなり舞っています。投入1ヵ所、オーバー
フローの文句なしのかけ流し。加水のパイプはありますが、水は出ていないので加水もなし。
H14.7.10付やますなさんからもご指摘がありましたが、
>北温泉の「川原の湯」で匂いを感じたのですが、どう表現してよいのかわかりません。
というにおいは私も感じました。7/11付やませみさんのお返事は
>重曹成分の多い泉質では、露天風呂をこまめに掃除しないと緑藻が繁殖してコケのような
>カビのような匂い
と書かれておりますが、まさに埼玉の羽生・行田あたりの重曹系の温泉で匂うにおいでした。
このにおいで重曹系とわかったくらいです。私は温泉成分のにおいだと思っていたのですが…。
しかし、北温泉は保健所から塩素注入が指導されながら、断固反対して注入はしなかったという
ような話を聞いたことがあるので、やませみさんのお話も一理あるかもと思いました。もちろん
塩素臭は一切ありません。ここだけ温泉分析書の掲示はなく源泉名は不明。砂防ダムの上には紅葉
した山々や立つと山側に湯滝(天狗の湯・打たせ湯の源泉)も見え、なかなか景色のいい風呂でした。

  次に北温泉の一番の名物といっていい「天狗の湯」に向かいます。帳場に戻り、足洗い場の上を
右方向に歩きます。途中、左側に「芽(目/女)の湯」という独自源泉使用の内湯がありますが、
女性専用。女性の方のレポ、お待ちしています。その先に混浴の天狗の湯、一旦外に出たところに
不動の湯の打たせ湯と女性用?の湯小屋があります。天狗の湯の浴室内に脱衣場があります。
脱衣場一体型の浴室は野沢温泉や飯坂温泉鯖湖湯などで見かけますね。脱衣場の反対側には大きな
天狗が、正面の投入口の上には小さな天狗がおあします。時間的に夕方17時前。暮れなずむ薄暮の
中の天狗の湯は実に幻想的でした。薄気味悪いような、お化けが出そうな妖しい雰囲気もはらみ
ながら…。投入量は3ヶ所中でもズバ抜けて多く滝のような大量投入、オーバーフローして床が
洪水状態です。このような豪快なかけ流し風呂は久々であったと感じました。加水は天狗側の
パイプに少しだけあります。隣の不動の湯の打たせ湯にも行って頭から浴びてきました。
多分、河原の湯露天から見えた湯滝が天狗の湯と不動の湯にダイレクトに注がれているのでしょう。
お湯は鮮度が高いせいか、河原の湯ほど湯花が出ていません。においはかすかにサビ臭がありますが、
河原の湯のような重曹系のにおいは相の湯も含めてありません。

  最後に温泉プール隣の「相の湯」へ。一旦帳場に戻り、玄関左側の通路を下りて行きます。
右側の出口を出てサンダルに履き替えます。屋外に共同浴場風に鄙びた「相の湯」と温泉プール
がありました。温泉プールも大量投入。相の湯源泉の60L弱ではあんなに出ないと思いますので、
温泉プールの湯は天狗の湯源泉から分湯されているのかも知れません。最後に独自源泉の相の湯
浴室へ。手前が男子用、奥が女子用浴室です。近年まで混浴だったため相の湯と名付られたとか。
相の湯に入ると4〜5人用の小さな浴槽に樋から多めの投入1ヵ所で床にそのまま溢れています。
あまり人が入らないのか満水状態、私が入るとゴウゴウと音を立てて溢れていき、気持ち良かったです。
加水は不明。成分的には天狗の湯とほとんど変わらないですが、こちらの方が鉄分の析出が多い
のか、床や浴槽がわずかに茶色っぽいです。茶色い湯花は河原の湯や天狗の湯ほどはないです。
鉄分量は足洗い湯>相の湯>河原の湯>天狗の湯となるでしょうか。投入量と鮮度は天狗の湯が
ズバ抜けています。みちのくの共同浴場を思わせる鄙びといい、体に負担にならない程よい薄さ
のお湯といいとても良かったです。こんないいお湯、もっと早く入りたかったです。

  温泉分析書は天狗の湯と相の湯に各々ありました。温泉利用状況は掲示なし。
  天狗の湯は暗くて撮影不能でしたが、自遊人温泉分析書図書館があります。()内の「相の湯」
データは撮影できました。女性専用「芽の湯」データは自遊人温泉分析書図書館を参照。

温泉分析書(鉱泉分析試験による試験成績) No.H12-泉-55(天狗)
1.申請者 住所:栃木県那須郡那須町湯本151番地
      氏名:株式会社 北温泉旅館
2.源泉名及び湧出地
那須温泉(源泉名:天狗の湯(相の湯))
湧出地:那須町湯本151番地内
3.分析者 栃木県薬剤師会検査センター所長
4.湧出地における調査及び試験成績
(1)調査及び試験年月日:平成13年1月16日
(2)泉温:56.0(49.6)℃(気温-5.0℃)
(3)湧出量:481.2(59.4)L/min(自噴)(量は平成12年度実態調査による)※
(4)知覚的試験:無色澄明および無味無臭である。
(5)pH値:6.2(6.7)
5.試験室における試験成績
(1)分析終了年月日:平成13年1月24日
(2)知覚的試験:同上(採取48時間後)
(3)密度:0.9987
(4)pH値:6.15(6.69)
(5)蒸発残留物:502.6(490.6)mg/kg(110℃)
6.試料1kg中の成分
Na=49.1(49.6) K=12.0(12.0) Ca=56.6(56.2) Mg=12.6(11.6)
Mn=0.5(0.4) 第1鉄=1.2(0.4) 陽計=131.9(130.1)
F=0.3(?) Cl=5.2(?) 硫酸=156.0(153.5)
炭酸水素=176.4(179.5) 陰計=337.9(336.6)
メタケイ酸=205.6(205.6) メタホウ酸=4.0(3.1) 非解離計=209.6(208.8)
遊離CO2=186.7(60.1) 遊離H2S=0.2(0.1) 溶存ガス計=186.9(60.2)
溶存物質計=0.679(0.675)g/成分総計=0.866(0.736)g
7.泉質:単純温泉(中性低張性高温泉)
平成13年1月24日 社団法人 栃木県薬剤師会 会長
※北温泉全体(源泉3本)の湧出量は1620L/分
※天狗の湯は10mの引湯

※アルバム「箱根・伊豆長岡・富士・土浦花火・那須」@北温泉20枚

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.kitaonsen.com%2F

 

なんだか…  投稿者:ROM人  投稿日:10月28日(土)14時19分30秒
  いつも楽しく拝見させていただいていましたが、
何だかこの掲示板も最近寂れて来ましたね…
 

明日土曜は群馬県民の日  投稿者:ONKEN21  投稿日:10月27日(金)23時20分27秒    編集済
   明日10/28(土)は群馬県民の日です。以下の入浴施設で無料開放もしくは料金割引が行われる
予定です。土曜なので行ける方も多いとは思いますが、この機会に是非行って見て下さい。
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.pref.gunma.jp%2Fcts%2FPortalServlet%3FDISPLAY_ID%3DDIRECT%26NEXT_DISPLAY_ID%3DU000004%26CONTENTS_ID%3D24311
なお、草津温泉や榛名湖温泉など、群馬県民の証明を必要とする施設もあります。県外の方は
気を付けて下さい。伊香保は県外でも大丈夫だと思いますが…
電車派の方は群馬県内JR乗り放題の「ぐんまフリーパス」1100円も発売されます。
(参考)2001年(敷島・平治)2002年(甘楽・伊香保)各レポ

  さらに11/14(火)は埼玉県民の日です。
越谷ゆの華や花和楽の湯・平成楼・百観音温泉(子供のみ)・春日部湯元温泉(子供のみ)等で
入浴料の割引が行われます。
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.pref.saitama.lg.jp%2FA01%2FBQ00%2Fkenminnohi%2Fpdf%2Fomote1.pdf
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.pref.saitama.lg.jp%2FA01%2FBQ00%2Fkenminnohi%2Fpdf%2Fnaka1.pdf
 

山口温泉  投稿者:ONKEN21  投稿日:10月26日(木)00時36分7秒    編集済
   10月連休の旅翌日は伊豆長岡温泉から富士山富士宮口新五合目・宝永山散策後、山梨へ向います。
この日は天気が良く初冠雪の富士山や山頂、眼下の駿河湾まできれいに望むことができました。
富士宮口から富士山頂へは5年前の夏登ってますが(過去ログ)、宝永山は初めてです。
火口の規模には圧倒されました。

  富士宮市白糸の滝付近で富士宮名物の焼きそばを食べた後、自遊人パスポートで最も近い下部
温泉「本湯 大市館」に入浴できるかどうか電話。なかなか電話に出ないので、時間をおいて
掛けなおし。“休前日”は利用不可となっていますが、“休日”のこの日も「本日は入浴できません」
と断わられました。後で山口温泉の番頭さんとも話したのですが、山梨県の自遊人パスポート施設
は「はやぶさ温泉」「奈良田温泉白根館」も含め4軒あるそうですが、
「うち(山口温泉)以外はみな土日は使えないので、うちが一番敷居が低いですよ」
とおっしゃっていましたが、まさにその通りです。ホント箱根・山梨は自遊人が使いにくいです。

  しかし、山口温泉も月曜定休、この日は3連休法で月曜の体育の日です。休みかもと思って
やはり山口温泉へも電話しました。何とやってるとのことで決まり。月曜の祝日はやったり、
やらなかったりするそうです。温泉みしゅらんやますなさん番頭さんうつぼさん
レポ&書き込みあり。私自身は約10年ぶりに訪問。番頭さん、長らくお待たせしました。

  本栖湖から甲府市となった上九一色村を経由し、甲府盆地をやや北西方向に向っていきます。
甲斐市(旧竜王町)から甲府方面に向う県道の旧道(R20バイパス西側)を左折。小道を看板に
従って進みます。さすが10年前の道など覚えていようもなく相当迷ってしまいました(^_^;)
しかし山口温泉の建物を見た時は10年前とほとんど変わってないな〜と感じるほど、記憶が蘇って
きました。玄関前の飲泉所も変わってない。10年前はあそこでペットボトルに汲んで、誰かが中で
汲んでいきな〜と話し掛けられたっけ。

  玄関をのぞくとゴッツイ感じの番頭さんご本人が受付におられました。自遊人パスポート
差し出すとスタンプを押してくれました。ちょっと恥ずかしかったので、押してもらいながら、
遅れて「私、ONKEN21です^_^;」と名乗りました。番頭さんも私のHNを聞いてすぐにわかりました。
「はじめまして」じゃなくて「10年ぶりですね」という感じ。そそくさと自遊人パスポートや
温泉仲間のことを立ち話。番頭さんとお話できてうれしかったです。今度はクマオさんも再訪して
番頭さんとお話してみて下さいね。入浴料は500円ですが、2名まで400円で入れる「インター
ネット割引
」あり。

  早速、受付左横の浴室へ。脱衣所から内風呂と露天風呂へ通ずる扉あり。内風呂-露天風呂間の
直接の行き来は不可。まずは内風呂へ。岩組の飲泉コップ付の投入口から大量投入1ヵ所、
床に大量にオーバーフロー、露天風呂も大量投入2ヵ所、手前へオーバーフロー、加水・加温・
循環ろ過・塩素消毒すべてなしで非の打ち所のないかけ流し。山梨に多い非加熱のぬる湯で
10年前は真冬に入ったので寒かったですが、秋の今は寒いというほどではないです。投入口付近
ならほんのり温かいです。10年前は夜入ったのでよくわかりませんでしたが、お湯はかなり黄色み
がかっていて、泡付きがすばらしいです。もっとも番頭さん曰く、天気のいい日は泡付は悪いとの
こと。それでも関東甲信越に限ればトップクラスの泡付きだと思われました。10年前にはわから
なかったのがにおい。そうですね、埼玉で言うと羽生市内の温泉で感じられるモール臭が明瞭に
感じられました。そして10年前も感じた浴後のすさまじい火照り感。伊豆長岡温泉のとは比べ物
になりません。山口温泉の実力を感じずにいられませんでした。総じて言えばお湯の質感は10年前
とほとんど変わっておらず、番頭さんにもその旨を伝えると喜んでおられました。ホント良かったです。

  山口温泉の温泉分析書は脱衣所に掲示されていました。自遊人の温泉分析書図書館をご覧下さい。

泉質:ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉(低張性弱アルカリ性温泉)41.6℃
686L/分(自噴)、pH7.65、蒸発残留物1.021g、成分総計1.389g(遊離CO2=48.8mg)
地下930mより湧出

★山梨市営(旧三富村営)温泉スタンド
  番頭さんとは再会を約してお別れ。帰りは甲府市内からR140山梨市・雁坂トンネル・秩父市を
経由してF市に帰りました。120km3時間弱。
  途中、上九の湯・泉温泉・大菩薩の湯に続く“ナゾの温スタシリーズin山梨編”、三富温泉
笛吹の湯の駐車場にあって金峰泉(7/27レポ)に行く途中に下見した「山梨市営温泉スタンド」です。
お湯がほんの少しずつ出っ放しになっていますが、ポリタンに汲むには不十分なので100円(200L)
入れます。すると小豆温泉スタンドと同じくものすごい勢いでお湯が出てきます。途中で止める
ことができません。小豆温泉では懲りたので、ポリタンの蓋を両側とも開けてなんとか入れる事が
できました。それにしてもこんなに大量に出ては使いずらいな〜。お湯があり余ってるのはわかる
として。お湯は無味無臭で肌を浸けると多少つるつるします。お風呂に入れてもほとんど浴感は
ありません。

↓山口温泉公式HP
(クマオさん、みしゅらんレポの山口温泉オフィシャルページのURLが変わったので、
変更お願いします)

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fonsen.chu.jp%2F

 

王様気分  投稿者:桃猫。  投稿日:10月24日(火)23時43分59秒
  こんばんは。平日の昼間、もっともコンディションが良いであろう志木・王様の湯・源泉浴槽に早速、浸かりに行って来ました。うつぼさん&ONKEN21さんも言うように、スゴク良かったですよ!湯出し口から離れたところでも、かなりの泡付きが見られました。春日部や越谷よりいいかもと内心、思いました。加熱だというのに、臭素の匂いは浴槽じゅうに漂い、泡が肌にまとわりつくような感覚で柔らかく、とても良かったです。カランにシャンプーの設置が少なかったのが気にかかりましたが、食堂も分煙されてたし、平日の空いているときなら良い施設かもしれませんが、土日あるいは、夕方以降では、お湯はどうなってしまうのか・見守りたいところです。とにかく久々の心地よさに、埼玉では王様クラスの湯だと感じました。  

真岡井頭温泉 「真岡市健康増進施設 真岡井頭温泉」  投稿者:うつぼ  投稿日:10月24日(火)00時48分22秒    編集済
  真岡の話題が出ていたので、レポします。連打すみませぬ。

<真岡井頭温泉「真岡市健康増進施設 真岡井頭温泉」>(栃木県真岡市、10:00〜21:00、700円、火休、0285-83-8822)
真岡市の北部、県立井頭公園に隣接する巨大センター系施設。以前、露天フリーク(笑)だったころ何度か行ってますが、ここ数年足が遠のいていました。
栃木南部有数の高張泉の湯づかいが良くなっているかな? という淡い期待をもって突入してみました。みしゅらんあり。

建物は増設されて、さらに巨大化しています。およそ温浴施設に考えられるものはほとんどすべて網羅され、別料金ながらバーデプールもあります。玄関に10周年記念の横断幕がかかっていました。
階下にある浴場には、内湯ゾーンに内湯(みかげ石枠タイル敷30人以上、ジェット×5付)とジャグジー槽(同7.8人)とジェット槽(同、超強力ジェット×5)がつながってあります。他にサウナ(狭い)と水風呂(17℃くらいで冷たい、カルキ臭)。
自動ドアを通って出た露天ゾーンに、露天(軒下タイプ、巨大三波石組石敷30人以上、パラソル付)と薬湯(10人位、屋根付、真湯使用強カルキ臭)の2槽。露天は大きな三波石をダイナミックに組んだもので豪勢。手入れのいきとどいた庭園造りで風がとおります。
カラン17(内セパ式6)、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。土曜20時で男湯30〜40人とまあまあの入りですが、以前より空いている感じ。

内湯・ジャグジー槽・ジェット槽は、石の巨大湯口から適温のお湯を大量投入+側面注入+ジャグジー注入+ジェット注入。底面吸湯+窓側側溝への少量流し出しでオーバーフローなしの循環仕様。
露天は赤茶に色づいた巨大な岩の湯口からぬる湯を湯滝状に大量投入+岩間からの熱湯側面注入で底面吸湯数ヶ所。

お湯はやや茶色がかった透明。内湯、露天ともにかなり強い塩味+苦味で加水は少ないと思います。内湯で鼻につくうがい薬臭、露天でかなり強いカルキ臭。
湯口からも薬品臭が元気よく立ちのぼっているので、薬品臭が苦手な人は逃げ場がありません(^^;)
土類食塩泉らしいペトペトとした湯ざわりと濃度感があり、よくあたたまり発汗します。内湯のほうが濃いような感じがしました。浴後は温まりが残り肌がややペトつきます。

かなりの濃度感はありますが、温泉らしい含蓄は感じられず、塩水に浸かっているよう。化石海水系と思われる源泉はかなり強力なスペックをもっているのに、この湯づかいは残念。
お湯は感心しませんが、設備はすこぶる充実しているので、お湯にこだわらない人にはいい施設なのかも・・・。

しかし、栃木と群馬の平野部センター系施設の湯づかいを比べると、群馬のほうが圧倒的に上です(食事処のレベルは栃木の方が上)。真岡で2湯目の新施設ができ、しかもかけ流し導入となると、ここも安閑としていられないのでは?。湯づかいが改善され、他の施設も刺激を受けて、栃木南部のお湯の底上げがされるといいですね。

Na・Ca-塩化物泉 56.6℃、pH=7.7、414.04L/min(約1,500m動力揚湯)、成分総計=15854mg/kg、Na^+=3467.3mg/kg (54.84mval%)、Ca^2+=2457.6 (44.59)、Fe^2+=0.9、Cl^-=9770.4 (99.84)、HS^-=0.1、陽イオン計=5963.4 (275.01mval)、陰イオン計=9795.3 (276.04mval)、メタほう酸=57.8 <H6.11.28分析> (源泉名:真岡井頭温泉)

<温泉利用掲示>
加温:あり 加水:毎週2回の濾過器・配管逆洗時に一部加水 濾過循環:あり 塩素消毒:あり
 

Re:箱根仙石原俵石(大湧谷)温泉「ウェルテル俵石」  投稿者:うつぼ  投稿日:10月24日(火)00時45分20秒
  >ONKEN21さん
志木、王様の湯、お疲れさま。
やっぱり日曜はP待ち発生か・・・ (∵)

箱根の有名施設はほんとに敷居が高いですね。
でも、箱根は一部の有名施設に日帰り客が殺到する傾向が強いので、ちょいとハズせば、連休でも意外や独占だったりします。

「晴遊閣 大和屋ホテル」、平日昼におそるおそる事前TELしていきました。ロープウェイのおじさんの敷居は高めだったけど(笑)、帳場はそれなりに親切でした。内湯、露天とも独占だったけど、期待した堂ヶ島源泉じゃなかったのが無念。(底倉です)

大湧谷造成泉は公共系や民宿などでもつかってるので、わりに安く入れます。
とくにおすすめなのが、「五彩館」(11-20、650円)、強羅に落とす前のできたて造成泉が楽しめます。あぢいけど・・・。
 

津軽より  投稿者:風来坊  投稿日:10月24日(火)00時10分22秒    編集済
  いつも拝見しお世話になっているものです
先日、久しぶりに津軽エリアを訪問した際、奴温泉に行ったところ火事で全焼して営業廃止しておりました
昨年後半に出火全焼との事で再建の目処は立っておらず、残念ですがこのまま廃業と地元では囁かれておりました

なお、同じ津軽は金木エリアですと、津軽鉄道金木駅より徒歩10分で金木温泉があります
入浴料390円で昔ながらの銭湯スタイルですが新たに掘った源泉により掛け流し100%を謳っておりました
弱アルカリで弱塩味の鉄っぽい湯です
アップローダーに画像をアップしておきましたので、興味のある方はどうぞ


http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fkasamatusan.sakura.ne.jp%2Fcgi-bin2%2Fsrc%2Fichi57896.jpg.html
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fkasamatusan.sakura.ne.jp%2Fcgi-bin2%2Fsrc%2Fichi57897.jpg.html
お邪魔様でした

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fkandelaar.huuraibou.com%2F

 

王様温泉志木の湯「おふろの王様志木店」  投稿者:ONKEN21  投稿日:10月23日(月)23時22分55秒    編集済
   うつぼさんの10/20レポに負けましたが、予告通りの速攻オッカケレポです(^^)
  ということで、9/15休館後、10/19に天然温泉「王様温泉志木の湯」が開湯してリニューアル
オープンした埼玉県志木市の「おふろの王様志木店」行ってきました。うつぼさんのレポを
プリントアウトして現地で読みながら…(^^)

  埼北・群馬方面からの行き方として関越道三芳PAのETCゲート下車(東京方面利用不可)で、
三芳町、富士見市経由でお風呂の王様まで10km25分。または川越IC下車R16→R254富士見川越有料
道路(200円)で、川越はつかり温泉を横目ながらですが^_^;便利です。有料道路突き当たりを
左折、すぐ先を右折、その先を左折という感じ。R17新大宮バイパスから北浦和駅と反対方向に
曲がって、羽根倉橋を渡っても行けます。F市からは花園IC-三芳PAを高速に乗り68km、1時間10分。
おふろの王様はいまはやりのロードサイドでなく、住宅地のどまん中にありました。

  駐車場は日曜夕方18時で満車、10台以上空き待でした。玄関を入り100円返却式のシューズ
ロッカーに靴を入れ、キーはフロントに預けます。まずは会員登録。キャンペーンのため10/25
(水)まで登録料100円が無料です。家族も利用可。有効期限なし。券売機で休日会員750円の
入館券を買い、フロントに渡すと番号指定のロッカーキーが渡されます。私は1000円カットも
行なうので、時間の予約も行います。予約時間が1時間後でしたので、まずはお風呂へ。
カット後の再入浴はフロントを通さず自由に可。

  天然温泉は露天風呂の源泉「王様の湯」・岩風呂・壷湯・寝転び湯・寝湯に使用されています。
露天絹の湯(伊勢崎湯楽の里と同じ)と内湯全浴槽は真湯です。湯使いは源泉「王様の湯」
(真湯時代は洞窟風呂だったようです)と他の温泉浴槽で若干違います。源泉「王様の湯」は大量
投入・岩風呂へのオーバーフローあり、浴槽内吸込・注入なしのかけ流しですが、表示は循環ろ過
となっています。多分、循環ろ過装置はあっても朝を中心に、たまにお湯を攪拌するときしか
使っていないのでしょう。群馬にそういうスーパー銭湯があります。でも吸込・注入は濁っていて
見えないし、結構大きい浴槽なので触った感じではわからなかった可能性もあります。後で発見
された方がいましたら教えて下さいね。従って塩素注入なしもとりあえず納得。他の浴槽は大量
注入・強カルキの循環です。源泉浴槽に比べ色も薄いです。循環の岩風呂のカルキ臭が無塩素の
「源泉王様の湯」まで漂ってくるのは残念ですが、投入口か壁に近いところであれば臭いません。

  やはり特筆すべきは「源泉王様の湯」です。見た目茶褐色・薄塩味で百観音温泉や前橋ゆ〜ゆ
のよう。においは強烈でサビ臭+臭素・モール・アブラ臭がすさまじく、硫黄のようなにおいも
若干します。においをかいだ瞬間に七福の湯、ゆ〜ゆ、湯都里、荻窪温泉、湯楽の里伊勢崎店を
思い起しました。まさにレベルの高い地元・群馬平野部の湯にヒケをとらないのでは?感じました。
間違いなく埼玉県南・県西ではトップクラスで個性的な良湯と思われました。うつぼさんのご指摘
通り非常に湯疲れがして戦うお湯だと思います。川越はつかり温泉やさいたま清河寺温泉よりも
個性的かも。温泉は開湯直後が一番よく、時期がたつと薄くなってしまう傾向があるようです。
東京や埼玉お住いの方はなるべく早く行かれることをオススメします。

  惜しいと思った点としては内風呂の不感温度風呂が上げられます。残念ながら真湯ですが、
温度が34℃とぬるいのでとても気持ちがいいです。実は王様温泉志木の湯の源泉温度が34.4℃です
から、あそこに非加熱源泉が入っていればすばらしかったし、もっと人気が出たかも知れませんね。
行田古代蓮物語みたいに…。内風呂に温泉を使用した非加熱源泉かけ流し浴槽は体の不自由な方
からも喜ばれることでしょう。あと源泉王様の湯に半分程度、雨よけや日焼け防止のための屋根も
あるといいですね。あと無塩素の源泉浴槽に行くのに、岩風呂のカルキの強い循環湯に足を浸して
歩かないと入れないのもちょっと残念です。

  温泉分析書と温泉利用状況は脱衣所通路、脱衣所日焼けマシーン横、浴室入口の3ヶ所もあり
ました。以下の通りです。

  温泉分析書 (中No.17-187号)
1.申請者 氏名:株式会社 ホットネス
2.源泉名及び湧出地
源泉名:王様温泉 志木の湯
湧出地:埼玉県志木市上宗岡五丁目869(施設住所:五丁目11番6号)
採水地:同上
3.湧出地における調査及び試験成績
(2)調査及び試験年月日:平成18年3月28日
(3)泉温:34.4℃(調査時における気温19℃)
(4)湧出量:313L/分(掘削による動力揚湯)
(5)知覚的試験:黄色を呈し、塩味・鉄味を有す
(6)pH=7.8
4.試験室における試験成績
(2)試験年月日:平成18年4月3日
(3)知覚的試験:同上
(4)密度:1.0018(20℃において) 1.0000(20℃/4℃)
(5)pH=7.80
(6)蒸発残留物:2116mg/kg(乾燥温度180℃)
(7)腐植質:0.1mg/kg未満
5.試料1Kgの成分(mg)
Li=0.01 Na=786.8 K=14.0 アンモニム=0.04 Mg=9.9 Ca=10.0 Sr=0.07 Ba=0.1 Al=0.2 Mn=0.06 鉄2=1.3 陽計=822.5
F=0.2 Cl=864.0 臭素=2.9 I=3.4 硫化水素=0.03 硫酸=2.5 リン酸水素=5.0 炭酸水素=712.3 陰計=1590
メタケイ酸=39.5 メタホウ酸=9.6 非解離計=49.1 溶存物質=2462mg/kg
遊離CO2=6.8 成分総計2469mg/kg
その他微量成分:総水銀・鉛・カドミウム・総クロム=不検出 総ヒ素=0.01
6.泉質:ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉(弱アルカリ性低張性温泉)
平成18年4月4日 社団法人 長野県薬剤師会 会長

※地下1500mから湧出
※「埼玉・群馬 温泉写真集2006後編」@おふろの王様(写真チラシ

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.tatemono.com%2Fousama%2Fshiki%2F

 

ONKEN21さんへ  投稿者:月光  投稿日:10月23日(月)14時55分55秒
  流れ星様からの説明で、真岡市の新しい温泉の詳細がわかりました。
では。
 

真岡の温泉  投稿者:月光  投稿日:10月22日(日)18時01分12秒
  >ONKEN21さん。
ご無沙汰しております。情報有難うございます〜♪
私は、真岡市に新しい、施設ができたのを、全く、知りませんでした。
真岡と言っても、広いですからね、どこにあるのか不明ですが、
市に問い合わせ、してみようかな。
又、新情報がありましたら、宜しくお願いしますm(__)m

数日前、地図を見ながら、方向音痴の私が、やっと
古河「老人福祉センター」に行って来ました。
きみどり色のお風呂が綺麗でしたが、掛け流しではなく、循環でして、ちょっと残念でした
300円だから、許してあげます。
 

湯宿温泉  投稿者:温泉トラベラー  投稿日:10月22日(日)16時41分50秒
  こんにちは温泉トラベラーです。
今回は10月20日から一泊二日で湯宿温泉湯本館に行ってきました。
ここの温泉は自然湧出泉で掛け流し、塩素消毒なし、
循環なし、加水・加温なしの本物の温泉です。
詳しい成分はホームページに載せてありますのでご覧ください。
泉質はナトリウム・カルシウム・硫酸塩泉です。
源泉の温度は62.7度もあるので湯船の中もかなり熱いです。
ただ1200年も前から湧き出ている本物の温泉なので、
成分は濃いと思います。
湯本館は裏庭に源泉があり、見ることができます。
今回3回目の宿泊になりましたが、
いつもゆっくりできる落ちついた雰囲気の宿です。
湯宿温泉のすべての宿が掛け流しで塩素消毒なし、
循環なし、加温なしというのもすばらしいです。

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fonsentoraveler.hp.infoseek.co.jp%2F

 

真岡2ヵ所目の温泉、来年7月オープン!  投稿者:ONKEN21  投稿日:10月22日(日)02時13分12秒    編集済
   3連投失礼します。毎度恒例のスクープです。
  10/6付下野新聞31面によりますと、栃木県真岡市に真岡井頭温泉に次いで2ヵ所目の温泉が湧出、
来年7月に複合レジャー施設がオープンするそうです。場所はR408東側で建設中の北関東自動車道
の真岡IC近くだそうです。下野新聞と全く同じ記事が「栃木観光ニュース」に掲載されていますので、
ご覧下さい。
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.soon.co.jp%2Fgogo%2Fkanko%2F0610%2F1006-3.html
  掘削したのは真岡市内の産廃業者の「富士田商事」です(住宅地図)。産廃業者の温泉というと、
埼玉県羽生市の羽生温泉(ゆ〜ワールド桶川へローリー)と群馬県伊勢崎市の上武大橋の温泉
(掘削成功は未確認)と同じケースですね。
H17/10/27付栃木県自然環境保全審議会温泉部会の審議結果のHPにも
>2、兜x士田商事 代表取締役田上冨美子 真岡市長田字北原1715−1 掘削 許可答申
と掲載されています。
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.pref.tochigi.jp%2Fmenu%2Fpress%2Fp_17d%2Fd191800_00000030.html
  昨年末掘削開始、4月下旬、地下1500m地点でアルカリ性単純温泉52℃、300L/分の湧出量と
なっています。弱塩分でぬるぬるするお湯とのことです。記事には
>弱塩分で、ぬるぬるしているという。
>地下一階は、掛け流しの温泉を主体
とあるので湯使い的にも結構期待できそうです。栃木県の塩素条例は掛け流しについては塩素注入
を除外されてますしね。
  ただ、一点心配なのは栃木平野部の日帰り温泉は東京や埼玉に次々と温泉施設がオープンして
いるため、都会からの日帰り温泉の利用客が年々減っているところ(例:高根沢や真岡の公営施設)
や廃業に追い込まれたところ(益子町内)まであるようです。キーワードとして北関東道沿線、
茨城や栃木南部からいかに集客するかということになるかと思います。
群馬では吉岡町で民間の利久オープンにより、公営のリバートピア吉岡が来月より値下げする
そうですが、栃木の真岡市でも同様に民間の新温泉オープンで真岡井頭温泉が苦しくなりそうです。
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.fujita-rc.co.jp%2F

★お返事
>月光さん
お久しぶりです。江戸屋はまだ入ったことがないので、経験者の貴重なフォローありがたいです。
月光さんも真岡の新温泉は期待するところもあるでしょうね。とっくに卒業されたかもしれませんが、
岩盤浴もあるそうですよ。

>うつぼさん
速攻レポがくるとは予測してましたが、期待通りありがとうございます。近所にいい湯が
登場していいですね。おめでとうございます。
ところで、「源泉王様の湯」はかけ流しに見えても、表示は循環とのことで気になります。
表示上は源泉王様の湯のみ塩素消毒も行なわれていないようですね。
循環の表示の方が間違いで、実際はかけ流しなので、消毒を免れている可能性も考えられます。
すぐにでもオッカケ調査させていただきます(^^)。10/25まで入会料100円も無料ですね。

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.tatemono.com%2Fousama%2Fcampaign%2Fshiki0610.html

 

伊豆長岡温泉「ゆもとや」  投稿者:ONKEN21  投稿日:10月22日(日)01時30分32秒    編集済
   連休の旅は神奈川県箱根町から静岡県中伊豆・伊豆の国市の伊豆長岡温泉に入ります。
箱根スカイラインでは夕暮れの富士山と駿河湾や芦ノ湖の光景に感動します。夕食は内陸に住む
人間としては海のそばで新鮮な海の幸を食べたいと思いながら沼津市へ。沼津港魚市場前の
かもめ丸」でまぐろの刺身定食1300円をいただきます。刺身の鮮やかな色と新鮮な味にはビックリ。

  海の幸で腹を満たした後は温泉に泊まりたくなりました。当初、伊豆長岡温泉の会社の保養所を
飛び込みで狙うもリストラのため閉鎖、修善寺温泉の終夜営業の健康ランド「万福 百笑の湯」での
仮眠も候補に登るも、同行者が畳で寝たいとのことで伊豆長岡温泉を当ってみることもしました。
さすが連休、4-5軒すべて満室です。しかし「ゆもとや」なら空いてるかもとの情報を得て交渉。
通常、4人の素泊で休前日6300円のところ、4200円に値切り成功。税込で4330円でした。
夜21時急遽チェックイン。連休で絶望的でしたが、よくぞあるものです。まあ、ゴロ寝の百笑の湯
も深夜料込で3500円ですから、部屋・布団付で4200円なら高くありません。

  伊豆長岡温泉は源氏山を挟んで東側が古くからある古奈地区、西側に新しくできた長岡地区が
ありますが、ゆもとやは長岡地区の南端、温泉駅バス停前にあります。ゆもとやの隣には「長岡
南大衆浴場」もあって300円程度で入れるようです(くろちゃんの秘湯レポ)。目の前にはコン
ビニもあって夜食や朝食には事欠きません。布団の敷いてある部屋に入り、茶菓子をいただきます。
館内はさすがかなり老朽化しています。窓からの景色もなし。早速お風呂へ。「ゆもとや」という
屋号や共同浴場の隣という立地からして期待が高まります。

  浴室は2階にあります。男性用が露天付で滝風呂の「源氏の湯」、女子用が狭い内湯のみの
「あやめの湯」。これでは女性から不満が爆発してしまうのか、19〜22時は男女が入れ替わります。
循環風呂なので24時間入れるそうです(^_^;)。
  21時なので、まずは入って左手の「あやめの湯」。楕円形の浴槽で5人位入浴可で狭い。
吸込2ヵ所、戻し湯投入1ヵ所、オーバーフローなしでカルキ臭のする循環湯。注入なし循環湯
投入なのでかなり古いタイプの循環装置ですね。浴槽底にはジャグジー用の穴が塞がれていました。
  朝は右手「源氏の湯」。内湯は長方形で、20人以上入浴可、バカデカイです。なるほど一昔前の
団体の男性宴会客を意識した古いタイプの造りですね。浴槽の角の天上付近までうずたかく積まれ
た岩組から滝のように大量に注がれています。オーバーフローなし、吸込は4ヶ所にも及びます。
カルキ臭も強め。使いまわし量があまりにも多すぎて鮮度も悪めです。
  次に内湯のサッシを空けると小さな庭先の庭園の池みたいな感じの露天風呂がありました。
露天風呂は5人位可と小さめ、目の前が壁で景観もありません。露天の中央に岩が配され、その裏
にある石の樋から少しずつ投入されています。あつ湯の注入1ヵ所、隅からオーバーフローして
排水口に流れ込んでいます。お湯は無色透明ですが、露天だけは白い湯花(ゴミの可能性あり)
があって浴槽縁と投入口が若干白く染まっていました。それが温泉成分か塩素かは不明(^^ゞ
でも湯使い的には少し塩素入り循環はしてると思いますが、3ヶ所でも最も掛け流しに近く、
いいように思えました。
  お湯は3ヶ所とも無色透明無味で循環もあってか、入浴中の浴感は薄いです。しかし、湯上り後
は強烈に火照り、肌もサラサラ、真湯とはかなり違うと思いました。やはり古くからの湯は違い
ますね。

  翌朝、出発後は古奈地区の観光会館前の「飲泉所」と「姫の足湯」に寄ります。飲泉所にある
分析書はゆもとやのものと同じ源泉のものだったので、長岡地区と古奈地区は集中管理の混合泉
で同じお湯であることに気付きました。お湯を飲んでみてもカルキ味がないこと以外は両者とも
同じでした。ふと兵庫県の城崎温泉と同じ方式が伊豆長岡でも採られているのだなと思いました。
これでホテルの塩素臭は納得ですが、温泉のバラエティーという面からも残念だなと思いました。
やはり伊豆長岡温泉は一昔前の歓楽温泉街でお湯云々にはあまり向かないかなと思いました。
まあ、沼津の海の幸や三島の三嶋大社からは近いので、その辺に行ったついでには便利で良いですね。

  温泉分析書はゆもとやには平成17年分析の最新の分析書が、飲泉所には平成8年分析の古い
ものがありました。平成8年(飲泉所)→平成17年(ゆもとや)でデータを表します。
また()外は第一貯湯槽、()内は第二貯湯槽のデータです。

  温泉分析書 第M05021号
1.申請者:伊豆長岡町温泉事業協同組合
2.源泉名及び湧出地:混合泉
       採水地:第一貯湯槽 伊豆の国市長岡字原掛堰1157番地の2
           第二貯湯槽 伊豆の国市長岡字車坂1378番地の4
          (ゆもとや:長岡1093-5)
3.採水地における調査及び試験成績
(2)調査及び試験年月日:平成17年5月26日
(3)泉温:59.8→59.9(62.1→62.3)℃(外気温24.2(26.2)℃)
(4)知覚的試験:殆ど無色、透明、無味、無臭、ガス発生なし
(5)水素イオン濃度(pH値):9.0(9.0)
4.試験室における試験成績
(2)分析終了年月日:平成17年6月17日
(3)知覚的試験:同上
(4)密度:0.9988(0.9992)(20℃/4℃)
(5)水素イオン濃度(pH値):9.07(9.13)
(6)蒸発残留物:0.598(0.629)g/kg(110℃)
5.試料1kg中の成分
Na=165.8→157.2(164.8→163.5) K=1.8→2.9(2.2→2.5) Ca=12.7→17.7(15.5→19.6)
陽計=180.3→177.8(182.5→185.6)
F=1.1→-(1.1→-) 炭酸水素=23.3→30.1(22.8→14.4) 炭酸=15.7→10.8(15.7→16.3)
水酸化物=0.1→0.2(0.1→0.2) Cl=108.9→120.5(112.8→116.6)
硫酸=168.6→178.4(188.2→196.4) (Br=-→0.1) 陰計=317.7→340.0(340.7→344.0)
メタ亜ヒ酸=0.2→0.2(0.2→0.2) メタケイ酸=75.4→71.0(76.0→74.1)
メタホウ酸=7.0→5.7(5.1→6.3) 非解離計=76.9(80.6)
溶存物質・成分総計=0.581→0.595(0.506→0.610)g/kg
その他微量成分(平成17年データ)
Mg=0.05(<0.04) Al=0.08(0.06) Mn<0.01(<0.01)
鉄2<0.05(<0.05) 鉄3<0.05(<0.05) 銅<0.01(<0.01) Br=0.06 I=0.08(<0.05)
リン酸水素=0.09 (総リン酸態リン=0.08)
6.泉質:アルカリ性単純温泉(低張性・アルカリ性・高温泉)
7.平成8年8月16日→平成17年6月20日 財団法人静岡県生活科学検査センター 理事長

ゆもとや温泉利用状況
加水理由:源泉が高温の為。
加温理由:温度一定の為。
循環理由・ろ過理由:浴槽内の汚れ。
消毒方法・理由:塩素系 レジオネラ・その他

※500円で日帰り入浴可。時間は未確認。宿泊・日帰りとも食事付プランもあり。
※伊豆長岡温泉の画像12枚

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.yumotoya.info%2F

 

箱根仙石原俵石(大湧谷)温泉「ウェルテル俵石」  投稿者:ONKEN21  投稿日:10月21日(土)01時39分52秒    編集済
   10/8-9と行った箱根・伊豆長岡・富士の旅のレポです。自遊人パスポートで入れる温泉は全国
各地にたくさんありますが、箱根方面は特にパスポートの機会がないととても入れない高額施設が
目立って多いです。湯本温泉「天成園 別館 飛烟閣」1630円、堂ヶ島温泉「晴遊閣 大和屋ホテル
2000円、仙石原俵石温泉「ウェルテル俵石」土日祝2150円。貧乏人の定めか、これら3ヶ所に
入って5780円分の豪遊しようと企てました。自遊人パスポシリーズin箱根編です。

  関越道鶴ヶ島JCTから圏央道あきる野ICで下り、八王子BPを経由して神奈川県入り。
大磯から西湘バイパスに入り、箱根湯本に向います。箱根湯本では恒例の渋滞が約3km。
自宅から箱根・堂ヶ島まで163km5.5時間。朝8時に出てついたのは14:30でした。
東京から近い箱根も北関東からは渋滞もあって異様に遠いです。箱根天成園に電話すると、
午後は宿泊客が多く敢え無く入浴を断われてしまいました。

  次に堂ヶ島温泉の「晴遊閣 大和屋ホテル」。30分以内無料の町営有料駐車場に入れ(つまり、
30分以上は有料になるので注意)、ロープウェイの入口まで行くも係員に「土日祝日は無料パス
ポートはダメ、今度は電話で確認して下さい」と断わられました。2000円出せば入れるのかも
知れませんが、そんなお金ありません(^_^;)。自遊人のパスポートには記載がありませんが、
温泉倶楽部のHPの「宿からのお知らせ」を確認すると
>9月から11月までは土曜・日曜・祝日の利用不可。
>平日でも宿泊客が多いため、混雑時は利用不可になる場合あり。事前に要連絡。
と項目が追加されているので注意。事前に読んどけば良かった(^_^;)

  残るは仙石原の「ウェルテル俵石」のみです。連休の箱根全滅かとダメもとで電話すると、
大丈夫とのこと。R1から直進してR138を御殿場方面へ。看板に従い右折した山の中にウェルテル
俵石がありました。道筋には日帰り入浴の幟が立っていて、日帰りに積極的で敷居が低いことが
伺えます。

  駐車場から二手に分かれますが、右が受付、左はレストランです。受付玄関を入るとフロントで、
パスポートに判を押してもらいます。なお、入浴の際、DM送付用のアンケート用紙が渡される
ので住所・名前等を記入します。フロント横のロビーはガラス張りで池や周りの緑が美しいです。
近代的なリゾートホテルの趣。一旦、ロビーから屋外に出て、宿泊棟やレストラン棟、日帰り休憩棟、
浴室棟が山の中に各々散らばっています。春〜秋はいいとして、寒い時期や年寄りは移動が大変
かも知れません。なお、ウェルテル俵石は健康ドックができるホテルとして建設されたようです。

  浴室は山の中にポツンとあって木造で一見共同浴場のような渋い造り。以前、自遊人で入った
日光中禅寺湖の「中禅寺金谷ホテルの空ぶろ」(5/25レポ)にそっくりです。男性「金時の湯」
女性「乙女の湯」。暖簾をくぐり籠式ロッカーに服を脱ぎます。なお、有料入場者にはタオルと
バスタオルが付くようです。自遊人パスポートの方にはつきません。当たり前か(^^ゞ

  内湯は長方形で20人可の大浴槽。白いお湯越しに窓から箱根の山々が望め絵になる光景です。
吸込・注入なし、オーバーフローのかけ流し。硫黄系かつ酸性なので塩素消毒もしていません。
硫黄臭あり、白い湯花浮遊。ぬるめで適温。大湧谷の造成を感じさせない、すばらしいお湯に感激。
まさに中禅寺温泉・日光湯元温泉にそっくりな感じでした。大湧谷温泉は強羅の某社の保養所に
泊まって以来、20年ぶりで懐かしくなりました。泉質的には堂ヶ島や湯本よりも良いかも。
なお、露天風呂はラベンダーオイルのハーブ湯でカルキ臭の強い真湯でした。眺めは最高ですが…

  全体として北関東の料金に慣れてしまった私には2150円も出して入ろういう気は起こらないですが、
人口の多い東京方面の方であれば、近くて便利、交通費も安いので、2150円で混雑具合も丁度いい
という感じでしょうね。もし群馬・栃木であれば500〜1000円くらいでしょう。本代だけで入って
しまった私には文句のつけようもないですが。お湯的には関東では草津・万座や日光湯元・塩原
元湯に次ぐすばらしい硫黄泉であると思われました。はるばる行った甲斐はありました。

  温泉分析書は脱衣所にあります。また自遊人の温泉分析書図書館ウェルテル俵石のものが
掲示されていますので、そちらをご覧下さい。

源泉名:箱根温泉供給(株)供給温泉(大湧谷温泉)
泉質:酸性-カルシウム・マグネシウム-硫酸塩・塩化物泉(旧泉質名:酸性-含塩化土類石膏泉)
泉温:源泉64.7℃ pH2.9 成分総計=1013mg
平成11年9月17日 神奈川県温泉地学研究所

成分に影響を与える項目の表示事項 (H17.5.19神奈川県小田原保健所受付済)
1.温泉の加水について…源泉が高温のため一部加水しています。
2.温泉の加温について…一切行っていません。
3.循環装置等について…循環装置等は使用していません。
4.入浴剤・消毒剤について…一切使用していません。消毒処理も行っていません。

日帰り入浴(展望風呂)
食事付(俵石弁当):平日4775円 休日・休前日5300円
入浴のみ(バスタオル・フェイスタオル付):平日1625円 休日・休前日2150円
入浴時間:11〜17時

※ウェルテル俵石の画像7枚

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.weltelhyoseki.com%2F

 

TOP みしゅらん掲示板のご案内