クチコミ 情報
2006年10月11日〜10月20日

王様温泉(志木の湯) 「おふろの王様 志木店」  投稿者:うつぼ  投稿日:10月20日(金)23時58分29秒    編集済
  ONKEN21さんに負けずに(^^)速攻レポです。

<王様温泉(志木の湯)「おふろの王様 志木店」>(埼玉県志木市、10:00〜翌1:00、700円(土日祝800円)(会員各50円引)、048-485-2603)

昨日10/19から自家源泉の温泉を導入した大手不動産DV東京建物系列のチェーン系スパ銭。浦所バイパス上宗岡信号を南下し、市民総合センター前の信号を左折してすこしいったところ。周辺は住宅密集エリアです。駐車場はかなり広いですが、平日22時でもほぼ満車。
典型的な和風スパ銭で、休憩スペースはあまりありません。脱衣所は狭いうえになんと4〜5段ロッカーなので、ごったがえしています。脱衣所壁に貼られた湯づかい表示の”循環濾過”掲示に気分が沈んでいきます。
入ってすぐ、内湯と露天ゾーンの2つの入り口があります。これだと身体を洗わずに露天に直行する不心得者がでるかも・・・。

内湯ゾーンはすべて真湯で、各種機能浴槽、高濃度炭酸風呂、高温サウナ、蒸風呂に備長炭水風呂(18℃、カルキ臭、とろみあり井水かも)。高濃度炭酸泉はかなり強烈で、炭酸浴感とアワつきがあって楽しめます。
露天ゾーンに、源泉「王様の湯」(鉄平石造、7.8人)、岩風呂(岩+鉄平石造、12人以上、足湯3人付)、寝ころび湯、寝湯(×3、石造)、壺湯(陶製1人)×3と絹の湯(超音波風呂、真湯)、絹の湯以外はすべて温泉使用です。
露天はけっこう広いですが、混んでいるので開放感はさしてありません。
カラン32、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。平日21時で60人以上とかなり混んでいました。

王様の湯は、褐色&黄土色に色づいた岩の湯口から44℃くらいのお湯(たぶん源泉)を大量投入、槽内注排湯は不明で下段の岩風呂への大量流し出し。
掲示は循環濾過ですが、お湯のイメージは完璧にかけ流しです。
岩風呂は王様の湯からの流し込み+側面注入で側溝への上面排湯。

壺湯と寝湯はほぼ同様のお湯で、紅茶色?うすにごり、あざとい消毒臭でかなり明瞭なヌルすべがあります。
岩風呂は茶褐色のささにごりで、うがい薬系消毒臭があるものの、ツルすべ系の湯ざわりとしっかりとした浴感があって悪くないです。

源泉「王様の湯」は、すばらしいものです。
やや熱めのお湯は緑褐色のにごり湯(透明度40〜50cm)。湯口まわりでは、圧倒的なメタンガス臭+金気貝汁臭+弱モール臭に重曹塩味+金気だし味。湯面でも好ましい温泉臭が香り立ちます。味臭からみて、湯口は貯湯なしの源泉直引きでは?
湯口まわりではかなりの量のアワつきがあり、浴槽のはしでもアワつきがあったのにはおののき。アワつきのヌルが強いですが、鉄分のギシギシが本質のような湯ざわり、pH低めのせいか重曹系のツルすべはあまりでてきていません。
とにかくお湯の鮮度感が抜群でお湯に勢いがあるので、湯温以上の温まり感があり長湯できません。総計2.5gのお湯とはとても思えない力感があります。
王様の湯に限っては、「湯都里」をきもち薄くしたようなイメージ。このコンディションが続くことを祈りたいです。

天然ガスのアワつき(王様の湯)と炭酸系のアワつき(高濃度炭酸泉)の比較ができる貴重な施設でもあります。炭酸系の方がアワつきによる滑性が弱いような感じがしました。

平日夜でも混んでいて、しかも21時ころまではしつけの悪いガキどもが荒れ狂っているので(^^;)、あまりゆったりできません。週末はたぶん修羅場でしょう。
で、狙い目は平日の夜おそくかな?
自宅からいちばん近いお湯がこんなすばらしいお湯とは、正直びっくり。
ただし、癒し系ではなく戦うお湯系(笑)なので、まったりしたいときは「湯楽の里所沢」や「清河寺」、ビシっといきたいときには「志木」と、贅沢なつかいわけができそうです。

Na-塩化物・炭酸水素塩温泉 34.4℃、pH=7.8、313L/min(1500m掘削揚湯)、成分総計=2469mg/kg、Na^+=786.8mg/kg (95.13mval%)、Fe^2+=1.3、Cl^-=864.0 (67.19)、Br^-=2.9、I^-=3.4、HS^-=0.03、HCO_3^-=712.3 (32.17)、陽イオン計=822.5 (35.93mval)、陰イオン計=1590 (36.27mval)、メタけい酸=39.5、メタほう酸=9.6 <H18.4.3分析> (源泉名:王様温泉 志木の湯)

<温泉利用掲示>
(王様の湯) 加水:なし 加温:あり 循環濾過:あり 消毒:なし
(他の浴槽) 加水:なし 加温:あり 循環濾過:あり 消毒:塩素系薬剤使用
 

おひさしぶりです。  投稿者:月光  投稿日:10月20日(金)22時04分27秒
  PCが壊れてしまい。新しいPC(中古ですが)購入しました(^o^)丿
私は、茨城人ですが、体が無理なので、遠出ができませんが、自分なりに、楽しんでいます。

>>うめ子さん、初めまして。
つい、先日、筑波山温泉「江戸屋」さんに立ち寄りしてきましたので、詳細をかきます。
江戸屋さんの立ち寄り営業時間は、AM11:30〜PM3:00です。
お風呂だけなら、江戸屋さんの前にお土産屋さんがありまして、100円の割引券がもらえます。
タオル付きで900円です。
お食事も出来ますが、2人からだと思います。
自販機がありますので、私は、「足湯」しながら自販機で買った物を飲みながら、
まったりと足湯しました。
お風呂も温めで、貸切状態でよかったですが、景色は、期待しないで下さい。
もし、景色を楽しむ場合は、「筑波山温泉センター つくば湯」がいいです。
(足湯はありません)ここは、平日1050円、土日祝1260円で、観光案内所で、
105円引きの割引券がもらえます。紅葉の時期は、ここの温泉がいいです。
他にも、温泉旅館があります。
 

新潟下越の良泉めぐり  投稿者:やませみ  投稿日:10月20日(金)16時29分59秒
  10/15〜18は秋晴れの新潟をのんびりまわってきました

  ■岩室温泉「シンユ館」
  ■やひこ桜井郷温泉「高齢者総合生活支援センター」
  ■観音寺温泉「長生館」(宿泊)
  ■雲母温泉「雲母本館」
  ■飯豊温泉「飯豊山荘」
  ■湯沢温泉「角屋旅館」(宿泊)
  ■瀬波温泉「龍泉」
  ■新胎内温泉「ロイヤル胎内パークホテル」
  ■新発田温泉「あやめの湯」
  ■月岡温泉「浪花屋」
  ■真光寺温泉飲泉所
  ■村杉温泉「角屋旅館」(宿泊)
  ■出湯温泉「華報寺の場」
  ■三川温泉「湯元館」
  ■咲花温泉「湯元館」
  ■秋葉温泉「花水」

  TOPICS
  ・だいろの湯は新源泉を掘削中でまもなく完工 大露天増設工事中でした
  ・弥彦温泉は新源泉を掘削中でまもなく完工
  ・やひこ桜井郷温泉は「さくらの湯」新設により一般利用は10/22で止め
  ・湯沢温泉は1号泉が衰弱して単純温泉になりました
  ・出湯温泉華報寺は分析表が出ていました 弱加温とのこと
 

ありがとうございます  投稿者:うめ子  投稿日:10月20日(金)08時56分57秒
  >ONKEN21さん
情報が少ない中、こんなに沢山ありがとうございます!
この中で一番良さそうなのは、筑波山温泉でしょうか。
ドライブしながら行ってみたいと思います!
ありがとうございました。
引き続き情報がございましたら、よろしくお願いします。
 

Re:茨城県内の足湯を  投稿者:ONKEN21  投稿日:10月20日(金)00時45分31秒    編集済
  >うめ子さん
確かに茨城は足湯が少ないですね。検索した限りでは

・筑波山温泉双神の湯「江戸屋」(つくば市)
日帰り入浴1000円、足湯+コーヒー(足湯セット)500円
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.tsukubasan.co.jp%2Fedoya%2F

・袋田温泉?「こんにゃく御会所」(大子町)
トップページコピーを持参の方に資料館見学、足湯無料サービス致します。
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww18.ocn.ne.jp%2F%7Egokaisho%2F

・やまがたすこやかランド三太の湯ひがし館(山方町)
奇数日がにし館:男性、ひがし館:女性になります。
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww6.ocn.ne.jp%2F%257Esantaspa%2Findex_p.htm

・平潟港温泉「平潟港朝市」温泉足湯(北茨城市):無料
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.minsyuku.jp%2Fasa%2Fspa.htm

(おまけ)
・いわき湯本温泉「駅の足湯」JR常磐線湯本駅一番ホーム(福島県いわき市):入場券140円or乗車券で入場可
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fja.wikipedia.org%2Fwiki%2F%25E7%2594%25BB%25E5%2583%258F%3AJouban_Yumoto_eki_2.jpg
 

茨城県内の足湯を  投稿者:うめ子  投稿日:10月19日(木)20時03分8秒
  探しています。
栃木の「湯っ歩の里」や伊豆熱川駅にあった足湯を体験し、感動してしまいました!
地元にないかと探しているのですが、
ネットでもなかなか見つけられません。
是非、情報をお願いします。
 

Re:(無題)  投稿者:一寡言  投稿日:10月19日(木)09時10分0秒
  源泉パトロールさん

これ以上続けるとあまりこの掲示板にそぐわない内容になりそうですが、
「温泉掲示板とビジネス領域」って一体何???
あなたがどのようなお立場で書かれているのかは見当もつきませんが、
たとえ第三者が虚業といっても、当事者にしてみればビジネスでしょう。
たぶん、あなたはご自身ではまっとうなビジネスをやっていると自認(錯覚)
されていて、意にそぐわない客は「趣味」で片付けて「商売の邪魔をするな!」とでも
言いたいのかなと、勘ぐってしまう言い方ですね。
あなたのビジネス領域では、おそらく温泉マニアは邪道なのでしょう。
しかし程度の差はあれ、ビジネス領域に該当する客や意見の根幹は
個人の趣味や嗜好であり、その上でビジネスが成り立っているのだということを
再考願いたいものです。

>誰も銭湯の塩素について記述しておりませんね

発言には責任持ってくださいね。
 

Re.  投稿者:みみ  投稿日:10月19日(木)01時13分11秒    編集済
  >源泉パトロールさん

>湯が湧いていてそれを注いでありました、それを評価するだけが趣味の領域だと思います。

持論は尊重いたしますが、これはあくまでも源泉パトロールさんの趣味であり、必ずしも私の趣味と同一では
ありません。
そもそもここで言っている趣味とは「どういうものに美しさやおもしろさを感じるかという、
その人の感覚のあり方。好みの傾向」ということですから、どの部分に興味を持つかは人それぞれ自由ではないですか?
極端な話、興味の対象が温泉そのものではなくてもいいわけです。
人によっては浴槽の形であったり、或いは食事の美味さや、マッサージの上手さで評価する人がいてもいい
はずです。
他人の趣味、嗜好性に口をはさむのは不粋だと思います。そもそも嗜好性は他人からどうこう言われたところで、
簡単に変わるものではないですから。

>カカクドットコムなどを始めとして同じ商品でも何故にか最安値の商品だけに発注が起きないのが大方の人間の
>行動でございます

この場合の“最安値の商品”とは同一商品で比較した場合の、最安値店舗と解釈していいですか?
であれば、大変貴重なデータをお持ちなのですね。
データのソースをお教えいただければ有り難いのですが。
私の知る限りでは、カカクコムは一部のクチコミで悪く書かれている店舗を除けば、ほとんど1店集中に近い
ようなんですけどね(苦笑)。
もっとも、購入方法について量販店を選ぶのか、ネット通販を選ぶのかという話になれば
別の視点もあるかとは思いますが。
 

北温泉/循環湯の投入は原則禁止  投稿者:ONKEN21  投稿日:10月19日(木)00時29分22秒    編集済
   皆さん、こんんばんは。
  最近、風邪気味のため、ご無沙汰してしまっています。
というのも、先週末は茨城県土浦市の「全国花火競技大会」(東京新聞)を2年連続で観覧、
筑波山で車中泊して、栃木県の北温泉へ自遊人パスポシリーズで入浴してきました。
お昼は5年前のみしゅらんオフ御用達?(私は参加していません)の塩原「美乃福」のにおいを
かぎかぎしながら発見、ようやく食べることができました。おいしかったですよ〜。
本当は奥塩原新湯温泉「渓雲閣」に入りたかったのですが、受付時間にギリギリアウトで断念。
北温泉に向いました。詳細はまた後日、箱根の後にでも。
※アルバム「箱根・伊豆長岡・富士・土浦花火・那須

>うつぼさん
木の間温泉 「渋川市小野上地域福祉センター」のレポありがとうございました。
残念ながら循環でしたか。折を見て行ってみたいと思います。
温泉スタンドについては機械の不具合のため現在では汲めなくなっていると思います。
昔は汲めたのですけどね。

>D.循環濾過湯を投注入、浴槽から溢れさせたお湯を循環濾過利用。(再使用あり)
循環湯の(水面上からの)投入は厚労省や保健所の指導等で禁止されているはすです。
誤飲防止や飛沫の飛散防止のためです。循環湯のジャグジーや打たせ湯も同様の観点から禁止され、
撤去された施設が多いですね。循環湯については浴槽内に注入しなくてはなりません。(レポ
しかし、新規施設については循環湯の投入はないと思われますが、既存の循環施設では既得権も
あってか、投入のまま残存している施設もあるのが実態だと思われます。

P.S.埼玉県志木市の「お風呂の王様志木店」、本日天然温泉オープン!

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.tatemono.com%2Fousama%2Fshiki%2F

 

(無題)  投稿者:源泉パトロール  投稿日:10月18日(水)23時40分12秒
   一寡言さん
誰も銭湯の塩素について記述しておりませんね
詐欺まがい商法は虚業といいます、再度よく考えていただき
もう一度温泉掲示板とビジネス領域についてお考え下さいね。

みみさん
ご意見ありがたくちょうだいします、但しカカクドットコムなどを始めとして
同じ商品でも何故にか最安値の商品だけに発注が起きないのが大方の人間の
行動でございます。 本当に幸せな方々は別に最安値でなくとも良いのです。

温泉ビジネスとは
>温泉とは湯が湧いていました、宿が出来ました、その頃にかけ流しという言葉はなかった

上記の演出、サプライズだと思います。

趣味は趣味です、湯が湧いていてそれを注いでありました、それを評価するだけが趣味の領域だと
思います。
 

Re.塩素の前に温泉とは?  投稿者:一寡言  投稿日:10月18日(水)10時02分55秒
  源泉パトロールさんは、何か勘違いをされているのでしょう。
「他人様のビジネス領域を犯していないでしょうか?」だというのなら、
おそらく一般的な詐欺まがい商法に対しても同様のお考えということなのでしょう。

同様に前回の発言にもあった

>あまりにも酷い塩素拒否は銭湯文化を否定することになルト思います。

もピントがずれてますね。ここの掲示板の人はおそらく誰も銭湯の塩素について
拒否も否定もしていないはずです。塩素について言っていることの意味が違うのです。
銭湯文化を否定することにはナリません。
 

Re.塩素の前に温泉とは?  投稿者:みみ  投稿日:10月18日(水)00時44分8秒    編集済
  源泉パトロールさん、こんばんは。
書き込み大変参考になりました。
ただ1点
>それは他人様のビジネス領域を犯していないでしょうか?
だけ、私と考え方が違うかなと思いました。

商品である以上、商品のさまざまな批評が行われることは当然であり、支払対価の検証を行うことは消費者の権利
だと考えています。たとえば食べ物やさんに行き、「あの店はおいしかった」「火の通し方が絶妙だった」
「接客態度が悪かった」「有機野菜だからおいしかった」「素材が新鮮ではなかった」「値段の割にイマイチだった」
「店頭のサンプルと出て来た料理が全く違っていた」などと批評するのはお客の自由だと思います。

一方、「この料理の原価は○○円なのに値段は○○○円、儲け過ぎだ」「この商品の仕入れ値は○○円だ」
というのはビジネスの領域を侵しているのではないかと私は考えています。
しかしこれとてカカクコム等の出現により、一部崩壊しはじめています。
家電製品などは一部業者がカカクコムを参考に販売価格を決めるという逆転現象まで起きています。

ビジネス領域って何なのだろうと、ちょっと考えさせられました。
 

塩素の前に温泉とは?  投稿者:源泉パトロール  投稿日:10月17日(火)23時35分38秒
  温泉とは湯が湧いていました、宿が出来ました、その頃にかけ流しという言葉はなかった。

鉱泉では薪をくべて湯を宿の客に提供した。

掘削温泉を自噴で味わった=マニアの極み

上記の温泉をガス抜き動力揚げの施設で味わった。

温泉趣味の方はどこまでを望んでいるのか?
それは他人様のビジネス領域を犯していないでしょうか?
まぁ、なくなるところはなくなりますね
どんなに源泉が良くても。。。
 

草津方面  投稿者:温たま  投稿日:10月17日(火)19時16分49秒
   先日、白根火山バスターミナルから芳ヶ平を経由し、草津温泉街まで遊歩道を歩きました。今年は七月の長雨と先々週の豪雨による影響か、例年に比べると葉の色が鮮やかではなかったのが残念でした。しかしながら、森林浴を満喫し、良い休日を過ごすことができました。先週は殆ど雨が降っていないと思っていたので、途中いくつかの野湯に挑戦しようと計画しておりました。ところが、どうも山では雨が降っていいたようで、沢が増水していました。条件があまり良くなかったため、常布ノ滝下温泉のみの入浴となりました。ただし、ここもいつも以上に滝水が「加水」されていました。まあ、この滝水も素は温泉なのだから・・・と半ば強引の入浴でした。
  草津温泉では、小生の気に入っている凪の湯にて汗を流し、草津温泉バスターミナル1階で舞茸天ぷらそばをいだたきました。味と香りの強い舞茸で、値段も750円とそれ程高くなく、お勧めです。

― 掛け流しについて ―
  温泉地から遠い場所に住んでいる小生にとっては、近場のスパ泉は大変ありがたい存在です。循環・加温されていることは百も承知ですが、普通のお湯に比べれば、くつろぐことができます。掛け流しに越したことはないのですが、そもそも自然の状態では温泉が湧出しない場所から汲み上げているのですから、循環・加温は仕方がありません。ただし、有名どころの温泉地に行って、新鮮でない、しかも塩素臭がする温泉に浸かるとがっかりしますね。やはり事前に詳しい情報が得られるとありがたいです。その点で、クマオさんのレポートとみしゅらん掲示板の口コミ温泉情報には大変お世話になっております。
 

【訂正】掛け流し  投稿者:みみ  投稿日:10月17日(火)01時31分57秒    編集済
  >うつぼさん、MASさん
どうもです。
すみません。いろいろ書き直しているうちにおかしくなっちゃいました。
(最初はもっと細かく分けて書き込みしていたのを5つに絞ったんです。穴があったら入りたい(^^;;;;;)

AとBの間を1行空けてみたのは、個人的にはここで線引きしたいってことです。
むしろうつぼさんの当初案より厳しいかもですね。
理由は浴槽内で一度体に触れた温泉が加熱目的であれ、ヘアキャッチャーによる清掃であれ、一度使ったお湯が
パイプを通過して、再び浴槽内に戻ることを問題にしています。
このパイプには湯垢がたっぷりつくはずなので、レジオネラの発生原因となりかねかいと思うからです。
で、やっぱり絞りすぎちゃったみたいです。
Bは加熱目的、Cは衛生面で濾過器使用ですが、そのほかに基本的にはため湯であるが、使用(排湯分だけ新湯注入というのがあると思います。それをDとしてみます。

【訂正】
S.源泉を常時投注入、全量を放流。(再利用なし)(=完全放流式)加熱なし。冷却は自然冷却または熱交換方式。
A. 源泉を常時投注入、全量を放流。(再利用なし)(=完全放流式)ただし、浴槽投入前の加熱、加水による冷却あり。
  <以上S、Aのみ掛け流しと表示する。(または完全掛け流しと表記)>

B.源泉を常時投注入、槽内循環(加熱用)あり全量を放流。(充分な投入量があり、循環目的は加温ならびに保温。)
  <Bを掛け流し循環加熱併用と表示する。>

C.源泉を常時投注入、循環濾過装置使用。(浴槽内再使用あり。目的は濾過ならびに湯量確保。)
  <Cは循環濾過(但し、新湯投入量○○L/分、)と表示する。>
D.不足分のみ源泉を投注入、循環濾過装置使用。(浴槽内再使用あり。主な目的は湯量確保ならびに濾過。)但し、浴槽外に溢れたものは再使用しない。
  <Dは循環濾過と表示する。>

F.循環濾過湯を投注入、浴槽から溢れさせたお湯を循環濾過利用。(再使用あり)→禁止!
<Fは誤解を生む可能性があるので禁止する。(下水と勘違いし、タンやつばを吐いたり、歯磨きをしたりする人がいるため)>

掛け流しについての判断基準は、お湯の再利用があるかどうかで決める。
もちろん、消毒殺菌したものはその旨を必ず併記する。加水率も併記する。

うつぼさん、MASさん、これでどうでしょうか?
 

那須湯本温泉 「元湯 鹿の湯」  投稿者:うつぼ  投稿日:10月17日(火)00時22分51秒    編集済
  連日の連打すみませぬ。このところマイナー湯ばっかりだったので、超メジャー1発いきます。

<那須湯本温泉「元湯 鹿の湯」>(那須町、8:00〜19:00 (季節により変動、要問)、400円、0287-76-3098)
北関東を代表するこの超メジャー共同浴場は、殺生石の反対側、湯川の川沿いにあります。
橋を挟んで母屋と浴場棟が対峙する見応えのある外観、硫黄が香り、湯けむり立ちのぼるあたりのロケは抜群。総木造の浴室に万人ごのみのイオウ白濁湯ときては、人気が出ないわけがありません。みしゅらんの他レポ多数。

受付のスタッフは親切、パンフや案内も完備され、受入体制は共同湯というより観光施設。
橋を渡った右手が男湯。案の定、脱衣所は大混雑で廊下で着替えている人もいます。
脱衣所は暗く、床がビチャビチャなのには閉口。私も廊下に避難しました。
脱衣所から見渡せる浴場は総木造でさすがに風格があります。天井は低くはないものの、窓が小さく湯気がこもって場内は暗め。

手前から大きめのかけ湯槽(打たせ湯×2付、48℃)、その奥、左手前から、41、42、43、44、46℃、一番奥右手のやつがかの有名なプロ仕様(笑)の48℃で計6つ。
すべて総木造で多少大きさが違いますが、だいたい4.5人。浴槽の脇に透明な源泉を湛えている小さな湯だめ槽があります。
カラン、アメニティ類なし。土曜14時で浴場内40人ほどと大盛況。若いグループ客メインですが、まわりの客に講釈たれている温泉マニアらしき客もいて一種独特な客層。
お湯に浸かっている客より浴槽まわりのトドのほうが多いので、場内の移動に一苦労。
手前の41℃、42℃槽と奥の48℃槽が人気で、43℃、44℃、46℃のはわりに空いています。

すべての浴槽はイオウの黄色い析出のでた木樋の湯口からゲキ熱源泉を少量投入で、槽内注排湯はなく少量のオーバーフロー。しぼり量のみで1℃キザミに湯加減を調整していると思われ、これは職人芸です。

問題の48℃槽ですが、混んでいるうえに、頻繁に湯掻き棒でかき回されるので、湯温は46℃槽とさほど変わらなかったように思います。
2〜3分ほど数回入りましたが、体感温度からすると、川原湯笹湯、高崎天神の湯の源泉槽、猿ヶ京や湯宿の共同湯の方が熱いです。

お湯は混んでいる41℃、42℃、48℃槽の白濁が強く、43℃、44℃、46℃のにごりは薄め(透明度20〜50cm)。だいたい44、46、48℃の浴槽にいましたが、44℃のやつがいちばん鮮度感を感じました。
ただし、このお湯は、当たりの強い新鮮湯よりも多少寝かせてまろみのでた白濁湯の方が実際いいのかもしれず、酸性白濁硫化水素泉を苦手とする私には、どの浴槽がいいのか正直判断がつきませんでした。(このへんのことは、takayamaさんの説を参照ください。)

苦味+たまご味+酸性レモン味にしぶ焦げイオウ臭で、成分量より味が濃い感じ。メタけい酸系の強いとろみと硫酸塩泉系のキシキシがまじり、酸性泉特有の肌が溶けるようなぬるぬる感はさほど強くありません。

イオウの裏に硫酸塩が渋く効いているお湯は名湯ですが、あまりにも混雑が激しく、落ちついて入れませんでした。
鹿の湯・行人の湯混合泉は、「鹿の湯」だけでなく、周辺の旅館でも日帰りで入れるので、ゆったりと入りたい向きにはそちらをおすすめします。

酸性・含硫黄-Ca-硫酸塩・塩化物泉(硫化水素型) 68.4℃、pH=2.5、湧出量不明、成分総計=1.040g/kg、H^+=3.2、Na^+=39.2mg/kg、Ca^2+=70.1、Fe^2+=1.4、Cl^-=79.9、HSO_4^-=42.4、SO_4^2-=398.2、陽イオン計=149.9、陰イオン計=521.3、メタけい酸=338.3、硫化水素=28.8  <H11.3.15分析> (源泉名:鹿の湯・行人の湯 混合源泉)
※パンフ記載の分析書は「御所の湯」。
 

Re:”掛け流し”のインフレ? / 水上で割引パスポ  投稿者:うつぼ  投稿日:10月17日(火)00時16分10秒    編集済
  >MASさん、お忙しそうですね、ご愁傷さまです。

> やっぱり、信じられるのは、多数の人の口コミ情報です。
そうですね。ネットで有名なお湯はハズレが少ないですね。

> ただ、匂いの表現(ミシン油とか何とか)だけは、未だに訳判らんですが…(^^;)
書いてる本人がワケわからなくなるときあり、気にしないでくださりませ(^^;;)

>みみさん レスどうもです。
こんなとこで、いかがでしょう。

Aは、加水・加温の表記が必要。
Cは、”掛け流し”とするのはどうかしら? お湯の再利用(循環濾過器使用)があった時点で、掛け流しではなくなるような気がしますが・・・。
(=掛け流しについての判断基準は、お湯の再利用があるかどうかで決める。)
Fは論外ですね・・・(笑)

ところで、水上温泉郷でシャトルバス「温泉ぶらり号」パスポートを発売中です。
500円で奥利根全域のシャトルバス1日乗り放題、さらに23の温泉施設(水上温泉10、谷川温泉3、うのせ温泉1、湯檜曽温泉4、向山1、宝川1、上の原1、湯の小屋2 旅館がメイン)で入浴料金が割引になります。
たとえば宝川「汪泉閣」通常1,500円→1,000円、うのせ「奥利根館」通常1,500円→1,000円など、1湯でモトがとれます。割引利用券は5枚ついています。(観光施設や飲食施設でも利用可)
このあたりはこれからが紅葉の盛りなので、道の駅「水紀行館」に車をとめて、バスでゆったり湯巡りするのもいいかも。(発売期間〜11/26)
 

Re:”掛け流し”のインフレ?  投稿者:MAS  投稿日:10月17日(火)00時07分27秒
  > Cは掛け流し循環濾過併用と表示する。
> 掛け流しについての判断基準は投入される温泉が口に含めるかどうかで決める。

この理屈が通るなら、ガンガン循環させていても、ちょろちょろっと源泉を足していれば、「かけ流し」の文字を使えることになります。流石に駄目じゃないかな?

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.edrive.jp

 

re.”掛け流し”のインフレ?  投稿者:みみ  投稿日:10月16日(月)23時32分53秒    編集済
  >うつぼさん
ご無沙汰です。

>私が気になっている言葉に”掛け流し”があります。
そうですね。うっかりしてましたが、この言葉、胡散臭い使い方のところが多いですね。
私も概ねうつぼさんの分類に概ね賛成ですが、うつぼ式分類法をベースに私流の分類にしてみますと、

S.源泉を投注入、全量を放流。(再利用なし)(=完全放流式)加熱なし。冷却は自然冷却または熱交換方式。
A. 源泉を投注入、全量を放流。(再利用なし)(=完全放流式)ただし、浴槽投入前の加熱、加水による冷却あり。

B.源泉を投注入、槽内循環(加熱用)あり全量を放流。(再利用なし)
C.源泉を投注入、循環濾過装置使用。(再使用あり)

F.循環濾過湯を投注入、浴槽から溢れさせたお湯を循環濾過利用。(再使用あり)→禁止すべき。

この分類でS、Aのみ掛け流しと表示する。(または完全掛け流しと表記)
Bは掛け流し循環加熱併用と表示する。
Cは掛け流し循環濾過併用と表示する。
Fは誤解を生む可能性があるので禁止する。(下水と勘違いし、タンやつばを吐いたり、歯磨きをしたりする人がいるため)

掛け流しについての判断基準は投入される温泉が口に含めるかどうかで決める。
もちろん、消毒殺菌したものはその旨を必ず併記する。

うつぼさん、こんな分類方法はどうですかね?
 

Re:”掛け流し”のインフレ?  投稿者:すなっち  投稿日:10月16日(月)02時57分55秒    編集済
  MASさん、こんばんは。
お互い遅い投稿ですね。

>そもそも論として、現地取材もなしに本を出す出版元にもあると思います。

欧米では新聞などの記事は署名記事がほとんどだという話を聞いたことがあります。韓国もそうらしいですね。「情報誌」は日本ならではの様式なのでしょうか?

吉本隆明に「メディアを疑え」という著書がありますが…私は情報はもともと玉石混合。玉か石かを見分ける必要があると思っているので、メディアに裏切られた思うことはあまりありません。読者を最初から裏切るメディアもそうでないメディアもあると思っています。でも、温泉を利用する多くの方はそういう手順はふまえないのですよね。

ハップを使用している健康ランドで湯船に浸かっている人が、「温泉だから、流さない方がいいのよね」と言っているのを昨日聞いたばかりです。もちろんハップの温泉もどきの循環湯です。おしゃべりしているおばちゃんにはおばちゃんたち独自のクチコミ情報が流通しています。

温泉経営者にも言いたいことはたくさんありますが、自分が生活している範囲の衣食住の出自を見極める努力も多少は必要なのではないのかな、そういう消費者の努力が施設の環境を向上させる銃爪(なつかし〜)になるのではないのかなと思う次第です。
 

Re:”掛け流し”のインフレ?  投稿者:MAS  投稿日:10月16日(月)01時57分28秒
  うつぼさん、ご無沙汰しております。

おっしゃるとおり、最近、かけ流し+循環併用という訳のわからない施設がありますね。

この原因は、掲載される情報を提供している施設側にもあるのですが、そもそも論として、現地取材もなしに本を出す出版元にもあると思います。
やっぱり、信じられるのは、多数の人の口コミ情報です。特に、面識のある方々の口コミ情報は、信頼がおけますね。元々、その人が、どういう視点で温泉を見られているかとか判っているので、書き込みをみて、ある程度想像がつきますから…

ただ、匂いの表現(ミシン油とか何とか)だけは、未だに訳判らんですが…(^^;)

P.S.
忙しかったプロジェクトの終わりが、ようやく見えてきました。
次も、既に火が付いているプロジェクトらしいですが…
夏休み欲しい…。

# 「湯らく」や「ゆかり」は、もう行き飽きたので、
# 最近は、温泉ハップ+草津湯畑の湯の花の混合で我慢しているのですが
# 結構、いい感じです。

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.edrive.jp

 

木の間温泉 「渋川市小野上地域福祉センター(旧 小野上村福祉センター)」  投稿者:うつぼ  投稿日:10月16日(月)00時09分28秒    編集済
  連打すみませぬ。群馬吾妻のマイナー湯です。

<木の間温泉「渋川市小野上地域福祉センター(旧 小野上村福祉センター)」>(渋川市(旧 小野上村)、11:00〜20:00、火・土休、町外300円、0279-30-8008)
旧小野上村(現渋川市)の福祉センターが浴場を一般開放するもの。小野上の木の間温泉はこれまでジモ専の温泉スタンドのみの利用と思っていましたが、おかざきさんの情報でここを知り、突入してみました。ONKEN21さんのレポ(温スタ)あり。

R353を渋川方面から行き、上越新幹線の高架をくぐって少し走った左手の狭い坂道を鋭角に左折します。看板なくわかりにくいので要注意。
地図上では”振興”という小字のあたり、道の駅まで行ったら行きすぎです。

坂の下右手、吾妻川の河畔に数棟の真新しい建物が並んでいます。
浴場棟は一番奥で、絵に描いたような公共福祉系施設。
建物にも入浴施設の看板はなく、玄関前にようやく入浴受付の案内がでています。
町外者は入浴300円ですが、ほとんど入る人がいないらしく、受付の人がしばらく町外者用の入浴券を探していました(^^;)

左手、ホールの奥に男女別の浴室。脱衣所は狭く、ゲキ狭浴場か?と思いきや意外に広く、軒下タイプながらゆったりとした露天まであります。
ただし、福祉施設らしく浴場はやや無機質。
カラン9、シャワー・シャンプーあり、ドライヤーなし。日曜11時で独占〜2人。

内湯はみかげ石枠タイル貼10人以上、みかげ石の湯口から適温のお湯を大量投入し、底面吸湯オーバーフローなしの循環仕様。
露天は石造10人の壺庭付き。石灰華のでた岩の湯口からぬる湯を10L/minほど投入+熱湯の側面注入。
湯口のぬる湯はお湯の感じからたぶん源泉かと思います。
底面からの弱い吸湯と若干のオーバーフローで、お湯は内湯より露天のほうがいいです。

お湯は内湯と露天でやや違います。
露天はほぼ適温で無色透明、白と黒(少量)の浮遊物、微重曹味にかすかな重曹泉系のセメント臭。弱いツルすべととろみのある重曹泉系の浴感。
内湯は無色透明で味不明、弱いカルキ臭。ツルすべととろみがありますが露天より弱いです。
スペック上はけっこう鉄分があるものの、浴槽のお湯からは金気が感じられなかったので、除鉄していると思います。

お湯の個性は小野上村温泉センターのほうがありますが、カルキ臭の感じられない露天はなかなかいいです。マイナー湯マニアは攻める価値大かと。

Na・Ca-塩化物温泉 42.8℃、pH=7.4、1.9L/min(動力揚湯)、成分総計=2.08g/kg、Na^+=487mg/kg、Ca^2+=190、Fe^2+=3.28、Cl^-=954、SO_4^2-=104、HCO_3^-=236、陽イオン計=716、陰イオン計=1294、メタほう酸=15.2 <H7.1.6分析> (源泉名:木の間温泉福の湯)

<温泉利用掲示> 加水:あり 加温:あり 循環濾過:あり 塩素系薬剤使用:あり

※土曜休館なので要注意。
 

”掛け流し”のインフレ?  投稿者:うつぼ  投稿日:10月16日(月)00時04分9秒    編集済
  みみさんが”言葉の定義”について提起されていましたが、私が気になっている言葉に”掛け流し”があります。
これは法的な規定がなく、キャッチコピーとしての効果が高いので、ちかごろ世の中に氾濫しています。
ちなみに先日発売された「日帰り温泉関東周辺'07」(るるぶ情報版)をみると、温泉利用欄に”掛け流し”の記載がある施設は、埼玉で33(46掲載施設中)、千葉で19(同33)、茨城で14(同24)・・・。
湯づかいの悪さで定評のある(^^;)茨城でさえ、じつに半分以上が”掛け流し施設”ということになります。
じっさいバリ循カルキに閉口した施設でさえ、”掛け流し”とされているのには疑問を禁じえません。これらの施設で湯づかいが改善されたというニュースは聞きませんから、”掛け流し”の定義の問題でしょう。

A.源泉を投注入、全量を放流。(再利用なし)(=完全放流式)
B.源泉を投注入、槽内循環(加熱用)あり全量を放流。(再利用なし)
C.源泉を投注入、循環濾過装置使用。(再使用あり)
D.循環濾過湯を投注入、浴槽から溢れさせたお湯を循環濾過利用。(再使用あり)

個人的には”掛け流し”はA、譲ってもBまでだと思ってますが、どうやら、CやDを”掛け流し”と称しているケースが多いようです。
要は「湯口から源泉を入れていれば”掛け流し”」「浴槽からお湯が溢れていれば”掛け流し”」ということです。
上記の本で、温泉浴槽ひとつなのに「加水、加温、掛け流し、循環」という施設がかなりあるのはこのことを物語っています。

競合施設がつぎつぎと”掛け流し”を謳うなか、「循環」と掲載するのは営業的にリスクを伴うように思えるので、安易に使ってしまう気持ちはわからなくもないですが、湯づかいの実態をきっちりとお客に説明し、納得して利用してもらうほうが長い目でみると良策のような気もしています。
 

塩素消毒とスパ銭経営者  投稿者:みみ  投稿日:10月13日(金)23時54分23秒    編集済
  >ヽ(*бvб)ノ さん

>ファミレスでもアレルギーの方の為に「この製品は卵由来成分を使用しています」と表記している所が増えた様に、
>温泉業についてもきちんと事前に情報公開してくれる事が本当の「お客様側のリスク」低減ではないかなぁと思います。

私もそう思います。

>個人的には塩素使用循環・週1清掃より非塩素掛け流し・毎日清掃の方が、循環機導入/運転コストや塩素代などの
>面で、安上がりなのだと錯覚していました。
私もそう思っていました。

>もし塩素による被害が完全に証明された場合でも「我々も気になってはいたが、お役所がやれといったから仕方なくやった」
>と責任転嫁する事が可能であり、お役所のお墨つきとなっている塩素消毒は誠に都合のよい方法なのかもしれません。
このあたりが多くの経営者の本音なのかもしれないと思ってしまいました。

ところで地理的な問題もあり、なかなか行く機会が少ないのですが、蔵の湯系の情報公開に対する姿勢にはいつも感心させられます。蔵の湯では看板の源泉浴槽への加水率も公表しています。
そして公開されている情報は適切な言葉で書かれており、利用者が勘違いすることはないと思われます。
すべての事業者が蔵の湯のように情報公開してもらいたいものです。
きちっと情報公開していれば、塩素風呂に入る入らないはお客の選択すればいいことだと思っています。

>湯狂い@上越さん
>結局保健所と厚生労働省を何とかしないと塩素問題は片が付かないんでしょうね〜
県単位で基準が変わるのは仕方ないとしても、所轄の保健所が違うだけで許可基準が違うというのも変な話です。
埼玉などは保健所の根拠なき指導によって事業者はさぞ大変でしょうね。元をただせば埼玉県が無能だと言えなくもありませんが。


人体に及ぼす悪影響を把握しつつも商売を優先し、塩素まみれの温泉をさも効能があるかのように錯覚するキャッチコピーで
集客をはかることのないよう願ってやみません。
 

Re:塩素消毒  投稿者:すなっち  投稿日:10月13日(金)21時06分50秒
  湯狂い@上越さん、ご挨拶もしっかりせずにすみません。某掲示板ではお名前をよくお見かけしております。

ですか…私は都内西多摩地区で著名なYという日帰り温泉によく行くのですが、最近消毒方法などを具体的に壁に掲示するようになったので、あれれ、と思っていたんです。
単純な塩素による消毒方法ではなかったので、不思議だなぁ、と思っていたところにタイミングよく湯狂い@上越さんの書き込みがあったので、思わず投稿しちゃいました。
唐突ですみません。

そのYという温泉は塩素の匂いはしないんですね。他の日帰り施設では記憶にない匂いで、アロマオイルかなんかを使用しているのかな、と、それもず〜っと不思議だったんですよね。。。今度スタッフに聞いてみよう。

それでは、お返事どうもありがとうございました。
 

Re:塩素消毒  投稿者:湯狂い@上越  投稿日:10月13日(金)18時50分43秒
  すなっちさん、はじめまして<(__)>

>フミン酸を多く含む温泉っていわゆる黒湯のことですよね?

と言うことになりますね(--;
 

Re:塩素消毒  投稿者:すなっち  投稿日:10月13日(金)00時47分3秒
  ご常連の皆さまお久しぶりです。

湯狂い@上越さん、フミン酸を多く含む温泉っていわゆる黒湯のことですよね?
そうすると、東京に住む私としては、ちょっと考え込んでしまうのですが…
(違ってたら、ごめんなさい)
 

塩素消毒  投稿者:湯狂い@上越  投稿日:10月12日(木)12時47分40秒
  以前北軽井沢近辺の温泉について尋ねた者です。

塩素消毒については以前ちょっと調べたのですが
まず塩素が水に溶けると以下のような反応を示すそうです。
Cl2 + H2O → HClO + H+ + Cl-
HClO → H+ + ClO-
殺菌作用は主としてHClO(次亜塩素酸)によるものと考えられるのですが、「pH5.6以下ではClO-は存在しない pH9.5以上ではHClOは存在しない」そうです。と言うことはpH9.5以上のアルカリ性の泉質ではいっさい塩素消毒が効かないってことだし、アルカリ側の泉質では結局中和されるだけで消毒作用は少ないってことですよね。
また、フミン酸のような水中有機物を多量に含有する温泉水では、塩素系消毒剤添加によるトリハロメタンやその他の有機塩素化合物の生成が懸念されるらしいです。

結局馬鹿役人は水道水と同じ消毒方法しか提案していないのだろうし、泉質によっての消毒方法を変えるということを考えることが出来ないし、もしかしたら塩素消毒剤を作っている会社から実弾攻撃を受けているのか?と勘ぐってしまいます。。。

参考文献「監修通商産業省環境立地局、五訂・公害防止の技術と法規(水質編)、p165(1995)、(社)産業環境管理協会」

結局保健所と厚生労働省を何とかしないと塩素問題は片が付かないんでしょうね〜
 

塩素消毒と人気と加水  投稿者:ヽ(*бvб)ノ  投稿日:10月12日(木)11時25分14秒
  >塩素注入無しを認めてもらった施設側は莫大な衛生管理費を抱えることになっていると思います。
その莫大な衛生管理費は、何れ入浴料金の値上がりにつながる事と思います。
もし衛生管理費が増えていないとすれば、私は利用するお客様のリスクを心配します。

多くの場合、スパ銭事業者様にとって、塩素消毒した方が塩素注入なしよりも衛生管理費が安く上がるという事でしょうか?
個人的には塩素使用循環・週1清掃より非塩素掛け流し・毎日清掃の方が、循環機導入/運転コストや塩素代などの面で、安上がりなのだと錯覚していました。(浴槽数と浴槽面積にもよるのかもしれませんね。スパ銭の場合浴槽数が多い事から、うるさいマニア向けに掛け流し浴槽を1つ作って、あとは循環週1入れ替え清掃の方が労働費も含め安上がりなのかな?)

だとすれば、仮に保健所が「塩素消毒をするかしないかは各事業者に任せる」としても、利潤追求を求める事業者は安上がりな塩素消毒を続けると思います。
「お客様の安全のため」と謳って。

さらに事業者の皆様も塩素消毒の弊害もご存知の様ですが、もし塩素による被害が完全に証明された場合でも「我々も気になってはいたが、お役所がやれといったから仕方なくやった」と責任転嫁する事が可能であり、お役所のお墨つきとなっている塩素消毒は誠に都合のよい方法なのかもしれません。

東京都の場合汲み出し制限もあるし、そもそも湧出量には限界があります。
その処理能力を超える客が来てしまった場合、ラーメン屋さんなら「本日スープ切れの為閉店」かもしれませんが、同じく利潤を追求する立場のスパ銭業者の場合はどの様に対応するのか興味があります。
「鈍った湯でも構わないからとりあえず客を入れて稼ぐ」「どうせわかんないし加水する」「その分『お客様の健康を考えて』塩素増し」なんて事態になっているとしたら悲しいです。

ONKENさんも書いていらっしゃいましたが、塩素注入の有無やできればその使用量、さらに加水している場合は温泉と真水の比率(5:5とか3:7とか)を玄関やHPに記載してもらえると信用できるというものです。ファミレスでもアレルギーの方の為に「この製品は卵由来成分を使用しています」と表記している所が増えた様に、温泉業についてもきちんと事前に情報公開してくれる事が本当の「お客様側のリスク」低減ではないかなぁと思います。
 

Re:塩素消毒について  投稿者:スパ銭事業者  投稿日:10月11日(水)23時57分33秒
  再びの登場で申し訳ございません。

日頃よりONKEN21様の知識には頭が下がる思いで拝見させていただいております。
しかしながら、私が冒頭に書かせていただいた「お客様側のリスク」「経営者側のリスク」をご理解いただいてないようですね!
温泉施設の運営に携わった経験をお持ちでしたら、このリスクの意味はお分かりかと思います。

>茂美の湯の塩素注入を中止させることに成功しました。
とありますが、利用する一部のお客様は喜んでいると思いますが、塩素注入無しを認めてもらった施設側は莫大な衛生管理費を抱えることになっていると思います。
その莫大な衛生管理費は、何れ入浴料金の値上がりにつながる事と思います。
もし衛生管理費が増えていないとすれば、私は利用するお客様のリスクを心配します。

また、「まきばの湯」「森のせせらき・なごみ」を塩素消毒無しにこだわっていて立派だと評価されていますが、自分の評価した施設で事故が起こり裏切られることの無きよう願うばかりです。

>利用者・温泉運営者一緒になって塩素なしに向けいろいろ努力していきたいものです。
塩素無しでも十分衛生管理が行き届き、お客様に対しての安全が保障できるのであれば私も大賛成です。
しかしながら、スパ銭系で一日1000人超を集客する施設には塩素無しに向けての努力は利用者にも温泉運営者にもしてほしくないです。

塩素が人体に及ぼす悪影響は私も把握しております。
ですが、保健所が認める※唯一の消毒方法である以上使わざるを得ないと言うのが現状です。
※ 銀イオン殺菌等の色々な方法もありますが、泉質等による効果がまちまちなので現在のところお墨付きでないものが数種類あります。

日本の温泉文化において、一律「塩素消毒」ありきの行政指導については断固反対です。
しかしながら大型温泉施設の開業により衛生管理の必要性は感じております。
だからこそ、来客規模に応じた衛生管理基準の制定を望んでおります。
私は保健所とも闘っておりますが、これはあくまでもお客様の安全第一を考えての闘いです。
早く塩素に代わる画期的な消毒方法が開発されることを願うばか
 

上河内温泉 「上河内町地域交流館 ほたるの里 梵天の湯」  投稿者:うつぼ  投稿日:10月11日(水)23時42分49秒    編集済
  栃木の湯巡りの9発目です。長文連打ご免なさい。

<上河内温泉「上河内町地域交流館 ほたるの里 梵天の湯」> (上河内町、10:00〜21:00、木休、500円、028-674-8963)
2002年7月にオープンした公共センター系施設。めがねさん、ONKEN21さん(温スタ)のレポあり。
宇都宮市内から北上する県道63宇都宮藤原線沿い、上河内町役場を過ぎたすぐの路地を右折した西鬼怒川の河畔にあります。駐車場手前には温泉スタンド(1L/1円)もあります。
窓面を広くとった斬新な建物。館内も木を多用した質感のあるつくり。土曜夕方だったので、館内はスパ銭なみに混雑していました。
廊下の奥に浴場、他に個室風呂(1,000円/90分)や砂風呂もあります。
脱衣所は規模のわりに狭め。脱衣スペースと通路がうまく分離されていないので、つかい勝手はいまいち。

浴場は内湯ゾーンに内湯(黒みかげ石枠タイル貼12人位、温泉)とよこにジャグジー・ジェット槽(同6人、真湯?)反対側に寝湯(同、5.6人、ジャグジー付、真湯?)、サウナに水風呂。
庭園造り、東屋もあるゆったりとした露天ゾーンに露天(檜枠石敷12人位、温泉)。
カラン16(待ち続出)、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。土曜18時で常時50人以上と大盛況。
内湯は石の湯口から大量投入でオーバーフローなし。混雑につき槽内注排湯は確認できず。
露天は檜の湯口から大量投入。底面吸湯+切り欠きからの上面排湯。

ほぼ適温のお湯は無色透明で弱塩味に強カルキ臭。弱いヌルすべとそれなりの濃度感はあるものの、私には温泉の面白みはまったく感じられず、早々に退散。
この源泉はかなりの優良スペックで、脱衣所掲示は、「非加温、非加水、かけ流し」でしたが、個人的には総計4.2g/kgの非希釈かけ流しにはどうしても思えませんでした。
公共施設が虚偽表示をするとは思えませんから、源泉の性状が変化しているのかもしれません。
浴後に寄った温スタでも総計4.2g/kgの味が出ているかは?でした。(塩味+微苦味に弱いながらなにやら複雑な温泉臭)

意外によかったのは真湯?槽。とくにザンザコ投入&オーバーフローの内湯ジャグジー・ジェット槽はカルキ臭もないやわらかなもので、井水使用かも・・・?

周辺には喜連川をはじめすぐれもののお湯がたくさんあるのに、強カルキ臭のこの施設がここまで混むのは不思議。
料金は安いし設備も充実しているので、お湯にさほどこだわらない人にはいい施設なのかもしれません。

※かなり前の入浴なので、いまは改善されているかもしれません。

Na・Ca-塩化物・硫酸塩温泉 50.1℃、pH=8.9、400.0L/min掘削揚湯、成分総計=4.256g/kg、Na^+=873.1mg/kg (55.73mval%)、Ca^2+=602.0 (44.08)、F^-=3.7、Cl^-=1568.5 (64.39)、HS^-=1.1、SO_4^2-=1147.4 (34.77)、CO_3^2-=7.3、陽イオン計=1479.4 (68.14mval)、陰イオン計=2734.3 (68.71mval)、メタけい酸=41.5 <H11.1.6分析> (源泉名:上河内町有源泉)

<温泉利用掲示> 加温:なし 加水:なし かけ流し 塩素系薬剤投入
 

富士河口湖温泉(秀麗の湯) 「丸弥(まるや)荘」  投稿者:うつぼ  投稿日:10月11日(水)23時35分40秒    編集済
  突然ですが河口湖のお湯です。

<富士河口湖温泉(秀麗の湯)「丸弥(まるや)荘」> (富士河口湖町、時間要問合せ、600円、0555-72-2832)
「富士の見えるところに温泉は湧かない」といわれ、ながらくその代表例としてとりあげられてきた河口湖ですが、'97年4月、待望の温泉が湧出し、富士河口湖温泉郷が開湯しました。
「天水(てんすい)の湯」 、「麗峰(れいほう)の湯」、「霊水(れいすい)の湯」、「芙蓉(ふよう)の湯」の4つの源泉に加え、最近、5つめの源泉が開発・供用開始されました。先日、この新源泉「秀麗の湯(しゅうれい)の湯」に入ったのでレポします。

今回入ったのは温泉民宿「丸弥荘」。R139「東恋路」交差点から県道を河口湖大橋に向かい、スカイラークの角の交差点を右折、すぐの路地を左折した正面。日帰り可ですが、家族経営のようなので事前連絡要です。「24時間入浴可」なので、日中、宿の人がいれば入浴できそうです。

廊下の奥に「富士桜の湯」、手前にもうひとつ浴室がありますが、こちらはやや小ぶり。
今回は「富士桜の湯」に貸し切りで入浴できました。
保温用のスタイロフォームを外すと、赤みかげ石造3.4人の思いのほか立派な浴槽があらわれました。この浴槽はジェット槽で脱衣所にスイッチがあります。
赤みかげ石の湯口から投入し、切り欠きからの上面排湯+底面吸湯。
鉄分の析出で赤茶に染まった湯口の奥には2本の金属パイプがあり、1本は循環湯、もう一本は源泉ラインかと思います。
カラン5、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。土曜13時で独占。

HPによると茶褐色にごり湯とのことでしたが、入ったときはごく薄く茶色がかっている程度で湯中には赤茶の浮遊物がただよっていました。
しばらくすると、湯口から赤茶のぬる湯が数10秒ほど大量に注がれ、以降は赤茶のうすにごり湯になりました。
微塩味でかすかに渋さを感じさせる臭いがあり、カルキ臭は感じられません。
濃度感はさほどないものの、きもちキシキシしてよくあたたまるお湯です。
富士河口湖温泉は無色透明のお湯が多いですが、ここの源泉は鉄分がよく出て赤茶のにごり湯となるようです。

浴後オーナーとの立ち話によると、これまでは芙蓉の湯源泉を運搬使用で、今年4月から新源泉に切り替え(※)。泉源は小立の町営ふれあいセンターのそばにあり、その枝線を引いているとの由。現在、この新源泉をつかっているのは、町外者入浴不可の町営施設とここだけではないか、とのこと。
お湯はふつうは循環濾過使用だが源泉直投入もでき、そのときはあか茶のにごり湯となる。
水位が減ると源泉を自動投入するとのことなので、さきほど急に赤茶変したのはそのせいでしょう。
また、脱衣所には”加水あり”とありましたが、加水はふつうしていないそうです。

これまでお湯のよさについてはあまりきかなかった富士河口湖温泉ですが、「霊峰の湯」(ぬる湯源泉かけ流し)、「野天風呂 天水」の源泉槽(最近調子がいい)、そしてここなど、だんだんと面白いお湯が増えてきたのは嬉しいことです。

Ca・Na-塩化物・硫酸塩泉 28.8℃、pH=7.2、125.0L/min掘削揚湯、成分総計=2.137g/kg、Na^+=272.7mg/kg (35.19mval%)、Ca^2+=424.8 (62.91)、Fe^2+=1.4、Cl^-=569.7 (49.69)、HS^-=0.3、SO_4^2-=706.6 (45.49)、陽イオン計=707.6 (33.70mval)、陰イオン計=1371.1 (32.34mval)、メタほう酸=6.0 <H18.3.20分析> (源泉名:秀麗の湯(富士河口湖町第3号源泉))

<温泉利用掲示> 加水:あり 加温:あり 循環濾過:あり 塩素系薬剤使用:あり

※「丸弥荘では、以前は「芙蓉の湯」を使用してきましたが、2006年4月より河口湖で一番新しい源泉、第3号源泉「秀麗の湯」が稼動したのに伴い、この温泉を引き、使用しています。淡黄色澄明塩味金気臭の温泉は、鉄イオン等が含まれるため、褐色に色着いています。」(HPより)

<5つの源泉のスペック>  ( )は分析年月
■天水の湯 / (旧)河口湖町河口
  Na・Ca-硫酸塩・塩化物温泉 45.2℃ pH=9.04 162L/min 総計=4.271g/kg (H6.10)
■麗峰の湯 / (旧)河口湖町河口
  Ca・Na-硫酸塩温泉 33.7℃ pH=9.36 151L/min 総計=1.616g/kg (H10.6)
■霊水の湯(町営第1号源泉)/ (旧)河口湖町浅川
  Ca・Na-塩化物・硫酸塩温泉 43.2℃ pH=7.8  70.8L/min  総計=4173mg/kg (H8.1)
■芙蓉の湯(町営第2号源泉)/  (旧)河口湖町船津
  Ca・Na-硫酸塩・塩化物泉 36.1℃ pH=9.4 220L/min 総計=2.890g/kg (H9.6)
■秀麗の湯(町営第3号源泉)/ 富士河口湖町小立
  Ca・Na-塩化物・硫酸塩泉 28.8℃ pH=7.2  125.0L/min  総計=2.137g/kg (H18.3)
 

Re:塩素消毒について  投稿者:ONKEN21  投稿日:10月11日(水)19時25分24秒    編集済
  >みみさん、温泉トラベラーさん
私自身はアトピー性皮膚炎でないのでその深刻さというのはよくわかりませんでした。すいません。
かつての私がそうだったのですが、温泉マニアのレベルで塩素注入を反対しているのであれば
という前提でお話をしてしまいました。話にはアトピーやトリハロメタンの深刻さのことは以前より
聞いていましたが、本当に頭の痛い話です。温泉施設経営者には塩素注入の有無をHPや玄関先な
どできちんと公開し、利用者が選択するということはとても大切なことに思います。
塩素消毒の有無を決める上で最も大事なのは、循環ろ過を行っているかどうかです。残念ながら、
吸込(オーバーフロー含む)・注入(投入含む)ありの循環利用が行われているところは保健所
から塩素消毒が義務付けられていると考えて間違いありません。温泉県、先進県といわれる県の
条例もそうなっていると思われます。またレジネラ発生防止策としては塩素消毒だけでは安全とは
いい難く(その塩素消毒自体問題あるのが歯がゆいです)、むしろ日々の清掃がとても大切だと
思います。また源泉注入率も多くしなければいけせんね。あと愛媛県の道後温泉本館や兵庫県の
有馬温泉金の湯がそうなのですが、利用者数が異常に多い施設も要注意です。

>温泉行政のいい加減さがこの問題を深刻にしています。
実はもっと深刻なのは営業自体の許認可を保健所を初めとする役所が握っているというところ
ですね。役所の指導に従わねば営業自体の許可、認可がおりません。温泉施設経営にとっては
それはリスクとなります。リスクはありますが温泉施設からの交渉はもちろん、利用者=納税者側
から役所に意見をいうということも大切なように思います。
いい例として群馬県の塩素条例における意見公募のHPをリンクしておきます。
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.pref.gunma.jp%2Fshokukaigi%2F02task%2Faboutus%2Fseikatu_eisei%2Fpublic%2Fpubcom_kekka.htm

  一応、私も埼玉県行田市の行田湯本天然温泉「茂美の湯」(循環器・ろ過機使用なし)の公式
掲示板
にこのHPを紹介することで塩素注入を中止させることに成功しました。
あと日高市のサイボク天然温泉「まきばの湯」や久喜市の「森のせせらぎ・なごみ」は塩素消毒
なしに大変こだわっており、立派だと思っています。各リンク先を読んでみて下さい。
利用者・温泉運営者一緒になって塩素なしに向けいろいろ努力していきたいものです。
 

塩素消毒について2  投稿者:温泉トラベラー  投稿日:10月11日(水)17時25分53秒
  北海道の日帰り入浴施設で札幌市の定山渓温泉の近くに豊平峡温泉というのがあります。
ここは日帰り温泉ですが完全な掛け流し温泉で塩素消毒も一切していません。
数年前にできた温泉施設ですが、行政に負けずに塩素など一切入れずに努力されています。
ここのホームページに塩素消毒について書かれてありましたので以下載せておきます。
「塩素は、強力な殺菌力を持つだけに肌の細胞を破壊し、老化を進める大きな原因ともされております。
塩素にさらされると肌は紫外線の影響を受けやすくなり、女性にとって大敵のシミ、ソバカスなどが出やすくなってしまうのです。
そればかりではなく、近年増えつづけるアトピー性皮膚炎の人達にとって特に注意すべきものであります。
また、水に含まれている物質と化合して発ガン性物質トリハロメタンを発生させるのです。」
というように塩素は恐ろしいものなのです。
ここまで知っている日帰り入浴施設の経営者がいて少し安心しました。

みみさんこのような現状なので「最近吹き出物が出てくることがよくあるのですが、思い返すと塩素入り入浴のあとだったりします。自宅の浴槽でも沸かしたてのものは肌がかゆくなったりします。体質の変化でもあったのかもしれません。入浴時に気付かず、後々気付いたりするので困っています。一時的なものならいいのですが、ちょっと困っています。」と言われている理由はこれではないかと思います。

何回も濃い塩素の入った日帰り温泉や銭湯に行く人も特に注意したほうが良いと思います。
後になって被害者になり後悔しても、日帰り入浴施設は責任まで取ってくれないでしょう。
そこまで考えてから塩素風呂に入るなら何も言いません。
ただその怖さを知らないで塩素風呂に入るなら考え直したほうが良いと思います。
これも温泉行政のいい加減さがこの問題を深刻にしています。
みなさんはこれでも塩素風呂に入りたいですか?

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fonsentoraveler.hp.infoseek.co.jp%2F

 

Re.スパ銭の件  投稿者:みみ  投稿日:10月11日(水)02時39分28秒
  >ONKENさん

こんばんは。
私の書きこみに関連するところだけ、注釈させていただきます。
あくまでもこれは私のスタンスなので、全てが正しいとは言うつもりはありません(笑)。

私の場合、無塩素ならいいということではなく、塩素はダメだと思うようになりました。
というのも、最近吹き出物が出てくることがよくあるのですが、思い返すと塩素入り入浴のあとだったりします。
自宅の浴槽でも沸かしたてのものは肌がかゆくなったりします。体質の変化でもあったのかもしれません。
入浴時に気付かず、後々気付いたりするので困っています。一時的なものならいいのですが、ちょっと困っています。

掘削温泉については、環境への影響という問題は考えられますが、掘削だからという理由でマイナスに評価すること
はありません。自噴か掘削かは浴感にはあまり関係ないと思いますので。
最近お気に入りの鳴子温泉などは大半が掘削ですし、逆に高峰温泉などはよくぞ掘ったというを感じすらします。
一方、自然湧出の有り難みを感じることもあります。先日のオフ会でお世話になった箱根芦の湯のきのくにやの
源泉などは希少性を感じました。このあたりはケースバイケースです。
この点について前回の書きこみで言いたかったことは、「掘って汲み上げたものを湧出というのはおかしいぞ」っていう、
言葉の使い方についてのものです。(文章の下手な私が言っても説得力がない気もしますが(苦笑))。
 

箱根・伊豆長岡・富士の旅/スパ銭の件  投稿者:ONKEN21  投稿日:10月11日(水)00時31分58秒    編集済
   皆さん、こんばんは。この連休は私にとっては泊まりでないと行けない地、箱根・伊豆長岡・
富士山・山梨と周ってきました。自遊人パスポシリーズin箱根・山梨と行きたかったのですが、
混雑のため断わられ、実際入れたのは2/5湯という結果でした。やっぱ連休の箱根・山梨は敷居
が高いですね(^_^;)。今まで北関東や長野では断わられるなんていうことはなかったですし…
でも、山梨では山口温泉に10年ぶりに訪問、ネットでは有名な番頭さんともお会いし、お話する
ことができ、大変思い出に残りました。10/8-9に訪れた温泉は以下の通りです。

1.仙石原温泉「ウェルテル俵石」(神奈川県箱根町)
2.伊豆長岡温泉「ゆもとや」(泊)(静岡県伊豆の国市)
3.山口温泉(山梨県甲斐市)
4.三富温泉スタンド(山梨市)

詳細は後日レポします。

>スパ銭事業者さま
初めまして。私も少しの間でしたが、温泉施設の運営に携わったことがありますので、
スパ銭事業者さまのご苦労が身につまされるようによくわかります。
また私自身、温泉が好きになって以来、約20年近くに渡る温泉愛好歴もあるせいか、温泉ファンの
ご意見もそれ以上によくわかるところもあります。
私はスパ銭の掘削温泉でも、ローリーでも、公共温泉でも、山奥の秘湯でもどんな温泉も好きです。
塩素消毒についてもきちんと書き評価は少しはマイナスにしますが、それ以上にお湯の素性の良さ
をきちんと見抜きプラス評価としてバランスを保つように努めています。掘削温泉・塩素消毒
だからダメ、自然湧出・無塩素だからいいという、端から頭で決め付けたような極論は私はしない
ようにしています。掘削でもお湯が良ければそれでいいのではないでしょうか。安全第一が基本
ですが、お湯の面でもスパ銭事業者さまも是非、頑張って下さい。私もできなかった夢ですが、
スパ銭事業者さまには実現してほしいです。
  もしスパ銭の温泉の利用法についてご関心をお持ちであれば、日本一競争が激しいと言われる
群馬の高崎・前橋あたりのスパ銭をよく研究してみて下さい。山口温泉を初めとする山梨の温泉も
いいです。特に群馬では多くのスパ銭が切磋琢磨している地域ですが、やはりスパ銭でも最も大事
なのは温泉のお湯であることに気付かされるはずです。まあ湧出量の多さが前提とはなりますが…。
  また、温泉に限らずどんな商売でも群馬で成功すれば日本中で通用すると言われています
(ヤ○ダ電機・カ○ンズ・ベ○シアが良い例)。新製品の試作品等もまず群馬で試してみるケース
も多いと聞いています。温泉ビジネスのご成功をお祈りしています。
 

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