クチコミ 情報
2006年9月11日〜9月20日

栄町天然温泉ポエムの湯「ポエム健康ランド」  投稿者:ONKEN21  投稿日: 9月20日(水)23時57分56秒    編集済
   新潟県片貝まつりの後は三条市の「ポエム健康ランド」で仮眠、一夜を明かしました。
昨年のようにお得意^_^;)の車中泊が安上がりで良いのですが、父にも片貝花火を初めて見せ
たいと思って一緒に行ったので、今回はさすがにそういうわけには行きません。ポエム健康ランド
は一応、5年前に「栄町天然温泉ポエムの湯」を掘削、露天風呂に導入されていましたが、
レジオネラ菌の検出により専門業者と殺菌方法を検討中のため、6月より温泉休止中とのこと。
真湯の健康ランドは●年ぶりで非常にがっかりでしたが、長岡周辺には他に健康ランドもないので、
仕方なくポエムにしました。関越道長岡JCTから北陸道新潟方面へ、最初の中之島見附IC下車、
R8三条方面へ。上越新幹線との交差手前です。

  通常入浴料は2310円とバカ高いですが、HP割引券・JAF・SDカード・各種法人割引で1680円
に割引されます。また、9月中は60才以上は敬老サービス月間で940円です。
なお、天然温泉が導入されていないので、今は三条市の入湯税100円が免除されています。
深夜料金として0〜5時在館者は+1260円です。朝5:00〜8:30は早朝割引で940円で入浴できます。

  本来、温泉が入るはずの「天然自噴温泉露天風呂」は和風風呂(この日男子)が滝となって投入
される自然石露天風呂。洋風風呂は庭園露天風呂となっています。残念ながら真湯でしたが、
加温のための吸込や注入はあったと思います。投入口や排水流路は茶色く染まっています。
また入館者以外も無料で入れる「ポエムの足湯」(写真)は温泉使用が継続されていました。
しかし、開設時間が朝11:00〜夜24:00までなのでシャッターや門に阻まれ足さえも浸かることが
できません(^_^;)。パンフの露天風呂の写真や遠目で足湯を見たところ、温泉のお湯は黄緑色〜
茶色で投入口付近は泡立っています。想像するに塩辛いお湯なのでしょうか?

  レジオネラ検出のため長期に渡って天然温泉を休止してしまったのは残念でしたが、再開後も
循環ろ過式で塩素濃度を高めるよりは1200Lもの膨大な湧出量の自噴泉を生かして豪快にかけ流し
式にしてほしいですね。これがレジオネラ対策にもなると思います。フロントに再開予定をお尋ね
したところ未定とのことでしたが、良質な天然温泉の再開を期待しています。ここはポエムからも
関越道つながりで割と近い群馬県の高崎天神の湯あたりの湯使いを参考にしてほしいです。
来年の長岡花火の帰りにでも復活した栄町天然温泉に入りたいですね。

  温泉分析書は浴室入口と露天風呂に簡略されたものが、足湯の健康ランド入館入口扉には詳細な
ものが掲示されていました。足湯に掲示されていたものは以下の通りです。

  栄町天然温泉ポエムの湯温泉分析表
1.申請者
住所:東京都荒川区西尾久町●丁目●●番●
氏名:協和リネンサプライ(株) 代表取締役
2.源泉名及び湧出地
源泉名:栄町天然温泉ポエムの湯
湧出地:新潟県東蒲原郡栄町大字新堀字浦田1033番(施設住所:新堀1025)
3.湧出地における調査及び試験成績
(2)調査及び試験年月日:平成13年10月12日
(3)泉温:38.2℃(調査時における気温20℃)
(4)湧出量:1237L/分(掘削による自噴)
(5)知覚的試験:微黄色を呈し、塩味・微鉄味を有す
(6)pH=7.3
4.試験室における試験成績
(2)試験年月日:平成13年10月22日
(3)知覚的試験:微黄白濁を呈し、塩味・微鉄味を有す
(4)密度:1.0034(20℃において) 1.0016(20℃/4℃)
(5)pH=7.33
(6)蒸発残留物:4423mg/kg(乾燥温度180℃)
5.本水1Kg中に含有する成分
Li=0.09 Na=1387 K=98.4 アンモニウム=2.0 Mg=78.4 Ca=115.2 Sr=0.9 Ba=0.7
Al=0.04 Mn=0.6 鉄2=2.8 陽計=1686
F=0.1 Cl=2371 Br=14.9 I=6.2 硫酸=0.2 リン酸水素=4.2 炭酸水素=497.3 陰計=2894
メタケイ酸=89.4 メタホウ酸=3.6 非解離計=93.0 溶存物質=4673mg/kg
遊離CO2=50.5 成分総計=4724mg/kg
その他微量成分:総水銀・鉛・カドミウム・総クロム=不検出 総ヒ素=0.078
6.泉質:ナトリウム-塩化物温泉(中性低張性温泉)
平成13年10月22日 社団法人 長野県薬剤師会 会長

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.land-poem.com%2F

 

何がいいかは…  投稿者:一遊  投稿日: 9月20日(水)01時01分44秒    編集済
  >昨日も施設を出る11時頃で駐車場を待つ車列がバーミヤンのある手前の交差点まで300mくらい伸びていましたから…

有名ラーメン屋にできる行列みたいで、あそこでしかお目にかかったことがありません。知らない人は舐めてかかるんでしょうが、この施設の数少ない欠点のひとつです。駐車場は広いほうですが、それでも足りません。

もともと多摩地区にこの手の施設が少ないこともあるんですが、この繁盛ぶりには理由があるわけで、スパ銭経営者なら鏡とすべきところでしょう。(設計者は某TV番組の日帰り温泉チャンピオンだそうですが…)
改装後のロテンガーデンにも行きましたが、比較するにはあまりに役不足です。

私はごくたまに平日夜に行くのですが、二十歳前後に見える若い人が多いのが不思議。
多摩センターに極楽湯ができると、少しは空くのかしらん。

お湯は塩化物泉ですが、某掲示板のやませみ氏コメントによると、最近はモール泉化しているそう。熱いアワアワ湯です。必ずしも私の好みではないのですが、不純なものを混ぜていないところに強く惹かれます。強塩泉の場合、消毒剤が入っていても微量だとよく分かりませんが、いこいの湯くらいの濃さだと分かっちゃいますからね。埼玉辺りのスパ銭はほとんどのところが掛け流しといいつつ混入しているはずです。


>高雄温泉
  >なかなかどうしてお湯は一級品

  昔の野天風呂は本当によかったですね。白濁せず透明でした。思い入れもあって何度か試しましたが、内湯はどうしても以前と比べると物足りません。夏にやっているらしい露天は未入湯ですが(手浴はしました)、いかんせん容積が大きすぎですか…。

  >ラムネ系イオウ臭
  そう言われればそんな気もしますが(特に野天時代)、(以前同じ表現をされていた)手白澤や高峰とはだいぶ違いません?

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fhiro33.cocolog-nifty.com%2Fichiyu%2F

 

那須高雄温泉 「おおるり山荘」  投稿者:うつぼ  投稿日: 9月20日(水)00時14分39秒    編集済
  栃木の湯巡りの8発目です。長文連打すみませぬ。

<那須高雄温泉「おおるり山荘」>(栃木県那須町、10:00〜19:00、500円、0120-582-865)
野湯派の間では有名だった露天よこに、かの”おおるりグループ”が旅館を建てたもの。
湯本から山道を登っていくと、あたりの雰囲気から浮きあがった白いアパート風巨大建物があらわれます。
館内は、”こまどり交通”で送り込まれたとおぼしき、お年寄りの団体客であふれています。12時ちょい前にいったので、ちょうどこれから昼の宴会(^^)がはじまるところ。
浴場は内湯、大露天、小露天の3ケ所。おそるおそるのぞくと、客はみな宴会場に集結してるらしく、内湯に2人、露天はどちらも無人。これ幸いと突入。

大露天は、那須野が原を見おろす好ロケ。露天の上手から幾筋もの湯川が流れ出し、このあたりが泉源地帯であることがわかります。
幾本かのパイプがここから引かれています。
手前に木製デッキ、その先に岩+石造25人くらいの露天。女湯とは木塀で仕切られています。
屋根はなく、木板の置き台が渡されているだけなので。内湯から脱衣カゴを持っていったほうがいいかも。
パイプ湯口からややぬるのお湯を投入でオーバーフローは、たぶんかけ流しかと。湯底はイオウの析出でぬるぬると滑ります。

窓の広い明るい内湯は、赤みかげ石枠石敷20人以上の浴槽がひとつ。パイプの湯口から42℃くらい(たまにもっと熱くなる)のお湯を投入で、手前への潤沢なオーバーフローはこれもかけ流しでは? カラン11、シャワー・シャンプーあり、ドライヤーなし。

お湯は大露天でぬるめ33℃、内湯で40℃くらい。大露天は青味を帯びた濃いめの白濁湯で、緑白色の湯の花。内湯は青味うすく透明度も60cmほどと露天よりにごりは弱く、クリーム色の湯の花。
微苦味たまご味にしぶ焦げ&ラムネ系イオウ臭が香り立ち、塩分がほとんど感じられない上品なお湯です。
キシキシベースながらとろみがきいた湯ざわりやわらかなお湯で、温まりは弱いものの浴後ほこほこと温もります。
重炭酸土泉系のあとひき感もしっかりとあって、個人的には酸性硫化水素バリバリの湯本鹿の湯より、こっちの方が好みです。

露天から内湯に移動してまったりしていると、ホロ酔い気分のお客が姿を見せはじめ、くるはくるは、あっという間に20人超の大混雑に・・・。たまらず撤収し、露天をのぞくと、そこでは酒盛りがはじまっていました(^^;;)
ロビーは団体向け巨大仕様、館内は簡素ながら集団移動できるようにつくられています。低価格で団体集客を狙う”おおるりグループ”ですが、ここまで徹底していると、もはや感動さえ覚えます。

なお、小露天は入りませんでしたが、ここは妙に開放的で、下手すると前の道から丸見えなので要注意(屋根はある)。お湯はいちばん白味が強いように感じました。

なにかと先入観が先立ち”スカ”と思いがちな施設ですが、なかなかどうしてお湯は一級品。800.01L/min自然湧出の底力をみせています。
混雑が難点ですが、昼食時を狙えばゆったり入れるのでおすすめです。

含硫黄-Ca・Mg・Na-硫酸塩・炭酸水素塩温泉(硫化水素型) 40.1℃、pH=6.1、800.01L/min自然湧出、成分総計=1.333、Na^+=55.3mg/kg (20.05mval%)、Mg^2+=44.8 (30.73)、Ca^2+=108.5 (45.09)、Mn^2+=1.6、Fe^2+=0.1、Cl^-=44.8 (10.47)、HS^-=2.9、SO_4^2-=359.9 (62.02)、HCO_3^-=196.5 (26.66)、陽イオン計=227.4 (12.01mval)、陰イオン計=604.4 (12.08mval)、メタけい酸=208.1、メタほう酸=4.8、遊離炭酸=261.8、硫化水素=26.2 <H15.12.12分析> (源泉名:高雄温泉)
 

高根沢城温泉 「元気あっぷむら」  投稿者:うつぼ  投稿日: 9月20日(水)00時13分17秒    編集済
  栃木の湯巡りの7発目です。
以前レポしていますが、新分析データをgetできたのと、かけ流し槽を見落として(?)いたので再レポします。

<高根沢城温泉「元気あっぷむら」>(栃木県高根沢町、10:00〜22:00、600円(17:00〜 400円)、028-676-1126)

広大な公園「元気あっぷむら」のなかにある町公社運営の公共日帰り温泉。
宇都宮方面から来ると小高い丘のうえに城郭のごとく巨大な施設がみえてきます。
温泉施設のある本館「いちょう」の外観は天守閣を備えたお城風ですが、館内はウッディな豪華施設。
本館じたいは入館無料で温泉ゾーン入口に券売機と受付。手にスタンプをもらうと浴場の入退場が当日内なら何度でもできます。
本館のまわりにもいろいろな施設があるので、ファミリーで一日遊ぶのにいいかも。客層も家族連れが多めです。

浴室は、内湯ゾーンに内湯(みかげ石枠造敷20人以上、ジャグジー付)、寝湯(鉄平石枠玉石敷6.7人)、こども用浅湯、薬湯槽、サウナ、水風呂。露天ゾーンに巨大露天(岩&石枠石敷35人以上)。露天は日本庭園風の池に面した開放感あるもので、休憩用の東屋もあってゆったりできます。セパレート式洗い場15(少なすぎ!)、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。平日20時で男湯30人以上と盛況でした。

露天はホタテ貝の殻のような巨大湯口からおそらく300L/min以上もの超大量投入で浴槽外縁の側溝への流し出し+槽内排湯?。
内湯も岩の湯口から滝状の大量投入で、浴槽フチの側溝への流し出し+オーバーフロー。
寝湯は底面2ケ所からの少量投入で全量を側面排湯穴から流し出し。

薬湯と水風呂以外は温泉利用のようで、うち、寝湯はかけ流しとなっています。
水風呂は湯口が茶変し、ごく僅かながら金気じみた味が感じられたので井水かも・・・。
お湯は、循環の内湯、露天とかけ流しの寝湯でイメージがちがいます。

循環槽のお湯は、黄色がかった透明、塩味にタール系アブラ臭+薬品臭で薬品臭がおもてに出ています。
館内掲示によると夏場以外は非加水とのことですが、7gの食塩泉の塩味は出ていないような感じもしました。それでも食塩泉らしい浴感&温まり感は充分。
かけ流しの寝湯のお湯は、黄褐色でわずかに懸濁。こまかなうす茶色の湯の花がたくさんただよっています。味不明、喜連川系の墨タール系アブラ臭+薬品臭で、こちらはアブラ臭が卓越しています。
ややぬるめのお湯にはかなりの濃度感ととろみがあり、加水の少ないかけ流しかと思います。少量かけ流しなので鮮度感はあまりなく、薬品臭も感じられたのは残念ですが、豪華施設で濃度感やアブラ臭が楽しめるのは貴重。

栃木南部の公共系温泉施設はバリ循カルキ湯が多いですが、ここはわりに湯づかいが良く、源泉スペックもかなりの実力派なので、それなりの満足感があります。
また、今回も2Fにある薬膳(中華)レストラン「青海」で食べましたが、やはり美味しく、ここからの夜景はなかなか見事です。ファミリーやグループでいくのにいい施設だと思います。

<新分析データ>
Na-塩化物泉 67.2℃、pH=7.6、220L/min動力揚湯、成分総計=7.620g/kg、Na^+=2694mg/kg (92.25mval%)、Ca^2+=184.7 (7.26)、F^-=6.7、Cl^-=4503 (98.40)、HS^-=---、陽イオン計=2900 (127.1mval)、陰イオン計=4615 (129.1mval)、メタけい酸=42.2、メタほう酸=61.1 <H11.10.28分析> (源泉名:高根沢城温泉)

<旧分析データ>
Na-塩化物泉 70.1℃、pH=7.8、400.0L/min動力揚湯、成分総計=7792mg/kg、Na^+=2818.3mg/kg (92.31mval%)、Ca^2+=192.8 (7.24)、F^-=5.3、Cl^-=4548.5 (98.58)、HS^-=0.1、陽イオン計=3033.0 (132.79mval)、陰イオン計=4645.3 (130.15mval)、メタけい酸=53.2、メタほう酸=57.0 <H7.4.18分析>

<温泉利用掲示>
  夏期のみ加水(大浴槽・露天)/加水(寝湯・子供湯)
  加温あり(大浴槽・露天) <寝湯はかけ流しのため除く>
  濾過循環あり(大浴槽・露天) <寝湯はかけ流しのため除く>
  塩素系薬剤使用
 

お返事その他色々  投稿者:週末田舎人  投稿日: 9月19日(火)23時54分6秒    編集済
  >>一遊さん
「多摩境・いこい」の周辺は黒湯風のお湯が多い中で、あの山梨を思わせるモール系重曹泉はピカ一の存在感ですよね。以前はロテン・ガーデン(改装前)や福々の湯にも行った事がありますけど、どちらも黒湯に消毒臭が混じっていたのがあまり気に入らなかったんです。

ここはまずいい源泉をピュアに感じられる浴槽があり、しかも消毒ナシの掛け流しで提供されている事…基本軸を外してないのが好きです。当たり前の事なのかもしれませんが。
まあ、偽装温泉問題などで湯遣いに関してクローズアップされてからの施設はどこもそこそこ気を使ってますけどね。
「いこい」は機能浴槽や変わり湯などの真湯浴槽を併設して源泉は温泉浴槽へ集中的に利用されているあたりが後発の利でしょうか。全浴槽温泉にこだわる必要はないと思います。温泉には興味なくて、ホントのスパ銭的に使う人もいるだろうし。

ロテン・ガーデンも改装し掛け流し浴槽を設けて巻き返しを図っているらしいのでちょっと様子を見てみたい気もしますが、そもそもの源泉スペックでこっちが上のような気がするし…

>>みみさん
早起きは三文の得ですね(笑)。
いや、マジメな話「いこい」は休日の場合朝一番で行く事をお勧めします。昨日も施設を出る11時頃で駐車場を待つ車列がバーミヤンのある手前の交差点まで300mくらい伸びていましたから…
元々多摩境周辺は道路整備が未熟なまま大型店舗が大量に作られ、休日ともなるとどこもかしこも大渋滞。温泉に着く前に疲れてしまうかもしれません。自分もあまりの渋滞に「いこいの湯」を諦めて「津久井青根いやしの湯」に切り替えた事もありました(笑)。
あそこの源泉浴槽もそこそこ良いので…(これからの時期は冷たいけど)

>>さざえぼんさん
初めまして。ですね。
「ンター湯」も随分ときれいになったなあ、なんて思ったら場所まで変わっているのですか。旧ンター湯時代に訪問したことがありますが、まだあの頃はそんなに温泉に興味が深くなかった時代で、蔵王に早朝ドライブに行った時に入ったのみです。湯口が壊れた貯金箱みたいだった記憶があります。何となくほうじ茶みたいなお湯だなあとの記憶も。
 

ご無沙汰してます  投稿者:紺碧七  投稿日: 9月19日(火)23時36分18秒
  今度の日曜日(24日)の朝7時よりフジテレビ系列の「晴れたらいいね」で草津温泉が取り上げられます。
私がここのところお世話になっている千代の湯の時間湯にもカメラが入りました。
時間湯にご興味がある方、是非ご覧下さいませ。
 

はじめまして  投稿者:さざえぼん  投稿日: 9月19日(火)01時39分13秒
  はじめまして。こんばんは。
東京都世田谷区在住、さざえぼんと申します。
  私も温泉大好きで、今年の夏は宮城の遠刈田〜青森の酸ヶ湯・温湯・小田川温泉(ちょっと怪しい。選挙に出るのが趣味の三上(羽柴)氏経営の温泉宿、国会議事堂形の建物)〜岩手で鉛温泉に立ち寄り、東京へ帰り際に再度遠刈田へ。東京から走行距離2000km、3泊4日の旅でした。
  さて、「みしゅらん」見ておりましたが、遠刈田のセンターの湯が場所移転して新築されておりましたので報告します。今までの役所・公民館的な建物から一変して檜の香りの「神の湯」になっていました。入浴料は従来の250円からちょっと上がって300円になっていましたが、脱衣場も広く、浴場も吹き抜けで清々しくなっており、満足でした。相変わらずの熱い湯・ぬるい湯と大書された2つの浴槽は健在で、よいリニューアルだと思います。
写真→ http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fphotos.yahoo.co.jp%2Fph%2Fsazaesan7277%2Flst%3F.dir%3D%2F93a5%26.src%3Dph%26.order%3D%26.view%3Dt%26.done%3Dhttp%253a%2F%2Fphotos.yahoo.co.jp%2F
公式HP→http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.e-zao.net%2Fkaminoyu%2F
 

Re:みみさん  投稿者:一遊  投稿日: 9月19日(火)01時20分54秒    編集済
  みみさん、休日は朝一か22時以降をお勧めします。
混雑度も洒落にならず首都圏一かもしれませんので…。

「いこいの湯」は私の住んでいるところからは遠いので、むしろ、溝口温泉喜楽里(きらり)や港北の湯が楽しみです。調べるたびに1ヶ月ずつオープンが延びてるんですけど…。
ただ、「いこいの湯」を凌ぐ施設は、東京・川崎・横浜には出ないような気がしています。そうそう、「さやの湯処」はいいところまでいってましたっけ。

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fhiro33.cocolog-nifty.com%2Fichiyu%2F

 

駒の湯温泉「駒の湯休憩舎」  投稿者:ONKEN21  投稿日: 9月19日(火)01時19分21秒
   新潟・片貝まつりの旅、翌朝に入った新潟県魚沼市の湯之谷温泉郷の一番奥、駒の湯をレポします。
毎度お馴染み“自遊人パスポシリーズ”第1発目です。みしゅらんレポあり。何と五つ★!

  花火の後、三条市のポエム健康ランドでは天然温泉休止中で真湯だったため、朝風呂には入りません。
それよりも午前中に入る予定の駒の湯を期待してました。北陸道・中之島見附IC-関越道・堀之内
ICを高速に乗り、小出へ出ます。小出からはR352を銀山平・枝折峠方面へ。途中、折立温泉や
栃尾又温泉についてはかなり昔に入ったことがあります。奥只見シルバーラインとの交差点を直進、
対岸に大湯・栃尾又温泉を見て、さらに山奥へ。枝折峠方面(一方通行は今年より解除)を左に
分ける灰の又分岐を右へ。すれ違い困難な狭い山道の終点に駒の湯がありました。
建物の近くは宿泊者専用駐車場で、日帰り入浴の方は上にある第2駐車場を指定されます。
関越道・小出ICより40分。

  手前には宿泊・休憩者専用の「駒の湯山荘」。こちらで入浴の受付を行います。自遊人パスポート
に領収印をおしてもらいます。ここ「駒の湯山荘」には混浴・女性専用内湯や混浴露天風呂、
貸切露天風呂(予約・別料金不要)があります。こちらへの入浴については11〜15時の間
お部屋代4名まで3675、4725、5775円+入浴料・入浴税一人500円
が必要になります。参考までに宿泊の場合、1室2名利用の場合、
9950、11000、14150(いろり付)円(一人一部屋+1050円/5/1〜6・8/1〜31除く3泊以上-1000円)
でチエックインは13時、チエックアウトは10時となります。自家発電でドライヤー利用不可です。
こちらは山小屋風でかなり鄙びています。いつか泊まりで行ってみたいな。一時期ダムに沈むと
いう話を聞いたことがありますが、今はどうなったのでしょうか?

  日帰り入浴の方は玄関を出て奥にある別棟の「駒の湯休憩舎」に行きます。休憩舎はダム建設の
見返り?で旧湯之谷村が建設した無機質なコンクリ造となっています。1階は浴室、2階は畳敷の
休憩所となっています。何となく山の避難小屋風。浴室は脱衣所は男女別で、浴室は混浴と女性
専用に分かれています。浴室部分は行き来が可ですが、混浴に女性の方はいませんでした。

  混浴浴室に入ります。入った瞬間目に飛び込んだのは、ザーザーと音を立てる温泉の湯柱・噴水と
床が排水が間に合わず洪水状態。こんなすさまじいかけ流し量の湯は久しぶりに見たような気が
します。噴水と洪水の大浴槽と小さな加熱浴槽があって、まずは大浴槽へ。というのも最初に
加熱浴槽に入ると大浴槽が冷たくて入れなくなります。これは岡山県の郷緑温泉(私のレポ)で
注意されたことです。大浴槽へ入るとウワサ通りぬるいというよりヒヤッとするくらい冷たいです。
この後入る渋沢温泉小屋の露天風呂よりは冷たくないですが…。真夏以外の入浴は寒くて厳しい
かも知れません。私が訪れた時は残暑だったので丁度良かったですが。しかし、これなら何時間
でも入っていられそうです。30分入っただけでも湯上り後は強烈に火照り、肌さらさらですばら
しい名湯だなと思いました。お湯は無色透明で味はちょっぴり甘い硫黄味と噴水付近では硫黄臭を感知。

  次に加熱浴槽へ。温度は50℃くらいで過加熱気味なくらい熱いです。春秋はここに入ることに
なるかと思いますが、2人程度しか入れない狭いものです。注入は不明ですが、どこかにあるん
でしょう。奥の排水口にオーバーフローのかけ流し。吸込や塩素臭はないので、注入湯に加熱のみ
で循環はしてないと思います。

  駒の湯は銀山平の最盛期である1700年頃は枝折峠登山口の休憩場として利用されていたそうです。
ある日、銀山平に向う馬引きが河原で一息ついていた際に温泉を発見、閉山後も湯治場として
利用されてきました。昭和28年河原を掘削し33℃のラジウム泉が湧き出し、現在に至っています。
ダム建設の動向はわかりませんが、未来永劫いつまでも残したいお湯ですね。

  全体として施設は簡素であり30分程度であれば、通常入浴料500円は高いかも知れません。
しかし、お湯に浸かって何時間も入れば、十分元はとれるし、この湯のすさまじい効能を実感
できるものと思われます。30分でもこの湯のすごさを感じましたから…。次回は夏の暑い時期を
狙って泊まりで混浴露天風呂で何時間でもマッタリしてみたいものです。クマオさんの★5つに
納得、ぬる湯好きには強くオススメします。

  温泉分析書は休憩舎入口に昭和61年新潟衛生公害研究所分析の分析書(()内データ)が、
脱衣所に平成6年長野県薬剤師会分析の分析書がありました。山荘と休憩舎は同じ源泉だそうです。

  温泉分析書(中No.6-163)
1.申請者
氏名:駒の湯山荘
2.源泉名及び湧出地
源泉名:駒の湯温泉2号源泉(仮称)(駒の湯温泉)
湧出地:新潟県北魚沼郡湯之谷村大字大湯字真山719-1(施設住所同じ)
3.湧出地における調査及び試験成績
(2)調査及び試験年月日:平成6年12月20日
(3)泉温:32.1(32.6)℃(調査時における気温1(19)℃)
(4)湧出量:1840L/分(掘削による自噴)
(5)知覚的試験:ほとんど無色澄明、微硫化水素臭を有す。
(6)pH=8.6(8.6)
(7)ラドン(Rn):3.79×10^-10キュリー/kg(1.04マッヘ/kg)
4.試験室における試験成績
(2)試験年月日:平成6年12月22日
(3)知覚的試験:同上
(4)密度:1.0002(20℃において) 0.9984(20℃/4℃)
(5)pH=8.59
(6)蒸発残留物:136(173.5)mg/kg(乾燥温度110℃)
5.本水1Kg中に含有する成分
Na=16.5(16.0) K=0.5(0.5) Mg=0.08 Ca=36.3(23.6) Sr=0.2 Al=0.03 鉄2=0.03 陽計=53.6(40.1)
F=0.8(0.8) Cl=8.2(13.0) HS=0.1 硫酸=91.2(73.1) 炭酸水素=23.2(23.1) 炭酸=1.2(0.7)
陰計=124.7(110.4) メタケイ酸=22.7 メタホウ酸=0.5 非解離計=23.2 (遊離CO2=0.1)
溶存物質・成分総計=201.5(150.6)mg/kg
その他微量成分:総水銀・鉛・カドミウム・総クロム=不検出 総ヒ素=0.016
6.泉質:アルカリ性単純温泉(アルカリ性低張性低温泉)
平成6年12月22日 社団法人 長野県薬剤師会 会長
(昭和61年8月26日 新潟県衛生公害研究所)

温泉利用状況
上がり湯のみ、源泉を加温して利用しております。
加水、循環はしておりません。

※駒の湯山荘混浴露天風呂の天然温泉利用証あり(3段階ですべて最高ランク)。
URL:google検索2番目


※アルバム「片貝まつりと渋沢温泉」駒の湯編5枚
(参考)日本秘湯を守る会

営業期間:4月下旬〜11月中旬
休憩舎入浴時間:8〜17時500円
衛星電話:090-2560-0305
 

Re:一遊さん  投稿者:みみ  投稿日: 9月19日(火)01時05分30秒    編集済
  >一遊さん

私は首都圏人なので詳しいことはわかりませんが、たぶん群馬県人は「群馬は首都圏」だと思っているのでは
ないかと想像しています(笑)。
ちなみに「はてなダイアリー」によると「日本では、東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県・栃木県・
群馬県・山梨県のこと。」って書いてありました。
(私も中学校の時に関東+山梨と習った気がします。)

首都圏の話はさておいて、一遊さんが強くおすすめするいこいの湯、こりゃ訪問しないわけにはいきませんな。
 

Re:みみさん  投稿者:一遊  投稿日: 9月19日(火)00時54分39秒    編集済
  >みみさん
>首都圏

う〜ん、またまた細かい突っ込みですね(笑)。
そうでしたね。間違えました。書いているときは、南関東くらいの気分で書いていましたよ。
ウィキペディアによりますと、国民の意識としては、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県を指す場合が多い、ということです。昔はそう習ったと思うんですが、そのせいかよく間違えます。

でもまあ、北関東を入れても、「いこいの湯」ならスパ銭として十分トップ候補だなと思います。店の設計、一般客受け、源泉、湯づかいのトータルな意味でね。
喜連川や氏家松島はスパ銭には入らないので大丈夫でしょう(笑)。

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fhiro33.cocolog-nifty.com%2Fichiyu%2F

 

Re:近場贔屓の良さ  投稿者:みみ  投稿日: 9月19日(火)00時22分49秒    編集済
  一遊さんこんばんは。

>いこいの湯は首都圏のスパ銭ではチャンピオンかもしれません。

一般的に首都圏とは関東地方1都6県+山梨県を指すことが多いようですから、
首都圏のスパ銭チャンピオンというのはどうかな?
近場贔屓といえば、私の場合は清河寺でしょうか。(ゆ〜ゆもありますよ。)
清河寺ができてからというもの、それまで頻繁に行っていた百観音にもあまり行かなくなってしまいました。
(尤も私が清河寺を持ち上げると、贔屓の引き倒しになりかねませんが。)
と言いつつ、最近いこいの湯は気になっている施設なので、近々攻めにいきたいと思っております。
敵を知らねば戦えませんし、知らねば比較のしようもない(自爆)。
一遊さんご推薦なら尚更早めの訪問をせねば…。
私の知っている施設だと、どこに近いのかな?



>週末田舎人さん
> 結構源泉って気圧が低い時に普段のスペックから離れたコンディションのお湯が出るような事ってありますよね。台風の接近のせいかなあ…

私も台風接近時とか、普段とお湯の感じが違うなあと思ったことがあります。
やはり気圧などで微妙に変化することがあるのかもしれないですね。

>近場贔屓のお湯だけに、それだけに細やかな変化に気が付く事が出来たのでしょうが

朝イチで突撃する元気さ、私も週末田舎人さんを見習わねば。


>とおるさん

先日はありがとうございました。
土曜日は私も秩父にいました。当初は凡の湯突入の予定だったのですが、
BBQをやっていて疲れてしまい、結局温泉には入らずじまいでした。

土曜日夜より群馬に行き、日曜日はT氏ご推薦の新中之条温泉観音の湯に人生2度目の突撃をしてきました。
3連休の中日、それも午後一だというのに、男性客は私の他には1人だけ。
女性客に至っては母親唯一人という状態でした。
無加水、加温、掛け流し。経営は大丈夫なのかと余計な心配をしてしまいました。
 

近郊のお湯  投稿者:とおる  投稿日: 9月19日(火)00時05分9秒
  先日、近郊のお湯2つ、行ってきました。

・都幾の湯「四季彩館」
  うつぼさんのレポ(8/20)あり。
  土曜日15:00で3〜4人。
  うつぼさんのレポ時には消毒臭がなかったとのことでしたが、連休時の午後と言うこともあり、露天はかなりの消毒臭あり。内湯もかなりなまっていて源泉で感じる油臭も全くありませんでした。新湯投入は10L/分くらい。(投入口でも油臭無し)
カルキ臭がしみこみそうだったので早々に退散。
只、浴後の火照りはかなりあり。

  そのまま「玉川」というのも手であったのですが、ちょっと離れたところにあるお湯をリベンジとしてチョイス。

・秩父川端温泉「凡の湯」
こちらもうつぼさん他のレポあり。

  駐車場へのアクセス道路に入ったとたんに渋滞(笑)。
オートキャンプ場は盛況、温泉も盛況でした。17:00で5〜6人。ほぼキャパシティ一杯。
ここは源泉が2本あり、1号井が浴槽とメインのカラン、2号井が浴槽脇の水道蛇口とシャワーに使用されていて、こちらのシャワーカランが絶品。
浴槽は循環仕様ですが、ツルスベはあり、鮮度はまあまあ。メインのカランの方では明確なツルスベと渋コゲ硫黄臭がほんのりします。
浴槽脇のシャワーカランはツルスベ、とろみ、微タマゴ臭+渋コゲ硫黄臭。
一時期より薄くなった感はありましたが、気のせいかもしれません。

>お湯の変化
埼玉南西部では変化が激しいのは「湯楽の里 所沢」ですかね。
白寿はいつだったか、お湯が真っ黒になったと言うことがありましたね。
2〜3日で元に戻ったとのことですが、(戻った日に行きました)関係がないかもしれませんが、その後まもなく、秩父を震源とした小さな地震があったように思います。
 

Re:近場贔屓の良さ  投稿者:一遊  投稿日: 9月18日(月)21時54分35秒    編集済
  いこいの湯は首都圏のスパ銭ではチャンピオンかもしれません。大混雑だけがネックでしょうね。
湯上りに回廊のようなところで休むのが粋な施設って、なかなかありませんし…。

>それだけに細やかな変化に気が付く事が出来たのでしょうが
近くなくても何度も通うと、違いが多くて気になるところがあります。
代表が山口温泉かな。泡つきはコンスタントですが。
湯の調子で天気予報ができるようなことをどこかで読んだ記憶があります。

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fhiro33.cocolog-nifty.com%2Fichiyu%2F

 

近場贔屓の良さ  投稿者:週末田舎人  投稿日: 9月18日(月)21時42分43秒    編集済
  どっか湯を求めてフラフラしようかな〜、なんて思いつつあっという間に本日は連休の最終日。天気も悪いんで近所(そんな近所でもないか)の「いこいの湯・多摩境店」へ朝イチで訪問し、無聊を慰めて来ました。

ここは最近3ヶ月に2回程度の微妙なペースで通ってます。お湯が良いのはオープン当時結構話題になった施設でしたよね。鮮度感のある露天のあつ湯は甲府盆地を思わせるアワアワモール風味で相変わらず良いですね。「全面無加水掛け流し」を標榜するここのお湯も真夏にはさすがに温度的に加水をしているのですが、夏を通り過ぎて湯温の調整もなくなった様子。間欠的に加水湯タイムはあるものの、投入時間のだいたいが源泉の掛け流しになっているようでこの湯のスペックの本領発揮と言ったところでしょうか。

さて、その「源泉あつ湯」ですが、今日はあつ湯の半分を覆うほどの気泡が漂い白濁して見えるほど。特徴である金気臭が湯面にプンプンに漂い、湯面の白い滓のような浮遊物も多量に出て、何回も通ってる中では一番の良いコンディションのお湯でした。
うつぼさんの「サイボクまきば」ではありませんが、ここも人気施設と言う事で朝から露天で30人程度の大勢の湯浴み客がおりましたが、私が入浴していた2時間の間は「あつ湯」の良さは崩れませんでしたね。いい源泉は受け止める懐も広いようです。
結構源泉って気圧が低い時に普段のスペックから離れたコンディションのお湯が出るような事ってありますよね。台風の接近のせいかなあ…何でなのかは分かりませんけど、満足しました。

近場贔屓のお湯だけに、それだけに細やかな変化に気が付く事が出来たのでしょうが、何となくそれも温泉を観察する楽しみかと自己満足ながら思いました。
 

神川温泉「天然温泉かんなの湯」プレオープン  投稿者:ONKEN21  投稿日: 9月18日(月)00時30分55秒    編集済
   4/1より休館したしていた埼玉県神川町の旧県営神川温泉保養センター「アカシアの湯」が
競争入札により秩父土建(株)に売却され、9/16午後から「かんなの湯」として5ヶ月ぶりに
プレオープンしたそうです。早速、行ってきました。9/23グランドオープンですが、9/22まで
プレオープンとして毎日営業してるそうです。最初、やってるかどうかは半信半疑だったのですが、
現地に行ってみると地元では割引券付チラシが入ったらしく、大変な賑わいぶりでした。
(私の住む市には入ってないです、泣)(9/17付埼玉新聞

  外観上は旧アカシアの湯と変わってませんが、入口看板や幟、玄関プレートや暖簾はすべて
かんなの湯の名称に変更されています。玄関を入ると会員への入会申込の受付が行われており
10月いっぱいまでは入会金300円が無料とのことです。これで会員料金980円で入浴することが
できます。2時間のクイックが1000円ですから、入会すれば時間制限なし・館内着や岩盤浴着
も付いてくるのでお得ということになります。さらに100円につき1ポイントついて、次回ポイント
分だけ割引されるようです。一人につきカード1枚で、有効期限は1年。更新には300円かかります。
なお、従来のアカシアの湯で行われていた障がい者割引は民営化のため断わられました。
同じ民営の白寿では手帳提示で100円引きですけど…

  100円返却式のシューズロッカーに靴を入れ、キーと記入済みの入会申込み書をフロントに提出し、
会員料金980円を払います。すると館内精算・岩盤浴用のキーバンドと岩盤浴予約表・リネン交換
券が渡されます。浴室棟入口で岩盤浴時間の予約を行い(1時間待)、脱衣所入口でフェイス
タオル・バスタオル・館内着セット入りのバックを受け取ります。

  まずは館内を見てみます。内装はアカシアの湯時代を一新し、和風になっています。特にアカ
シアの湯時代のレストランは居酒屋・蔵造り風の個室の座敷タイプに変更されています。内装は
小川の花和楽の湯を意識されてるなと感じました。ただし、外観がアカシアの湯時代の近代的な
ガラス張りのままですから、かなりちぐはぐな感じがするのは否めません。

  岩盤浴はアカシアの湯時代はリクライニング仮眠室だったところに設置されました。部屋は2種
類あるようです。私も入ったには入ったのですが、岩盤浴着が渡されないというハプニングが
あって、急いで着替えていたら開始時間を過ぎてしまいました(^_^;)。寝そべるタイプは満員、
腰掛け式の岩盤浴となってしまいました。所要時間25分。岩盤浴は花和楽の湯、熊谷温泉
湯楽の里、太田湯源郷で経験済みですが、湯源郷よりはぜんぜんいいように思いました。
汗の出具合は熊谷の方がよかったかな。

  いよいよ浴室です。フロントにお尋ねしたところ、新しい源泉は掘削していないそうで、アカ
シアの湯時代と変わっていないそうです。確かに分析書はアカシアの湯時代と同じ平成13年分析
の源泉名「神川温泉アカシアの湯」のままですし、入口前の掛け湯付源泉浴槽の湯も無色透明
カルキ臭、わずかに塩味を感じる程度で一切変わっていません。表示だけは「かんなの湯源泉」と
表示されています。他の浴槽は露天風呂も含めすべて真湯で以前と変わっていません(入浴剤に
よるイベント風呂は廃止)。少しガッカリしたのは浴室については内装・設備も含め、アカシアの
湯とは全く変わっていないことです。館内に合わせ和の鄙びた湯屋の雰囲気を出してもらえると
良かったと思うのですが…。この辺が統一感がないというか、ちぐはぐであると言わざるを得ない
です。埼玉県同様に新しい経営者もお風呂や温泉にはあまり理解はないですね。

  全体として従来のアカシアの湯に館内内装を変えて、岩盤浴を付けただけと思いました。
980円でも高いですが、1200円だとかなり厳しいのではと思いました。果たして今後、岩盤浴で
どの程度集客できるかミモノですね。湯源郷の二の舞にならないか心配なところもありますが、
県営アカシアの湯時代からのお客もいるせいか、湯源郷よりははるかに客の入りは良いようです。
旧県営アカシアの湯改め新生・民営かんなの湯の変身に期待したいと思います。
今後も岩盤浴を初め施設重視ならばかんな、価格と景色重視なら桜山、泉質重視なら白寿を
オススメします。

※温泉利用状況:加水・加温・循環ろ過・塩素消毒すべてあり

(参考)@nifty温泉かんなの湯アカシアの湯時代のレポ
※アルバム「埼玉・群馬 温泉写真集2006後編」にかんなの湯8枚(目次)

↓かんなの湯公式HP(9/15詳細公開)
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.kannanoyu.com%2F

>うつぼさん
>湯口直下でも消毒臭はあるものの、まだしも弱いので、
昨年時点では投入しているお湯については塩素消毒は一切していないはずですが…(今は不明)
>湯口からの投入湯温は25℃くらいのぬるめ、湯温が落ちてきているのかも?
昨年時点では投入湯についても設備上の関係で30℃〜40℃程度の加温は行われていました。
今は非加熱源泉になったのかも知れません。
あと「湯郷白寿」の名称変更とリンク変更もお忘れなく…(^^ゞ

P.S.さいたま清河寺温泉の公式HPも9/1より公開されています。
 

近場のお湯二題  投稿者:うつぼ  投稿日: 9月17日(日)23時52分19秒    編集済
  1.かんながわ温泉「白寿の湯」

夏にひさしぶりに入った白寿の湯の近況です。
以前より消毒臭が強まっています。とくに強烈というほどではないですが、もともとこのお湯は温泉臭が弱いので、どうしても消毒臭が前面にでてきてしまいます。
湯口直下でも消毒臭はあるものの、まだしも弱いので、露天湯口まわりでは争奪戦が繰り広げられています。

鮮度感は悪くなく、むしろ以前よりオーバーフロー量は増えています。
湯口からの投入湯温は25℃くらいのぬるめ、湯温が落ちてきているのかも?
味や浴感からみて以前より濃度が低くなっているように感じます。塩味が弱まっていて、その分前よりおいしく(^^;)なっています。

このところ、近くの「金井の湯」の調子がいいのでどうしてもそちらに入ってしまいますが、投入湯量は多く鮮度感もあるので、消毒臭が弱まればまた通ってもいいかな。
なお、4/1から料金600円→700円に値上げされています。

2.サイボク天然温泉「まきばの湯」

本日入ってきました。
巾着田の曼珠沙華ブームの影響か大混雑。19時で男湯の入り込みはなんと102人!。
子連れ指数高く場内はプール状態。内湯はあきらかになまり気味で、にごりが入っていましたが、この圧倒的な入場数を受けてもお湯が破綻していないのは驚異。露天の源泉槽は物理的にMAX4〜5人に限定されるので、かなりの鮮度感を保っています。

ここは最低でも月に一度はきてますが、このところ湯づかいが安定し、露天源泉槽と内湯の差がほとんどなくなっていました。源泉露天は入りごこちが悪い(熱湯注入の位置が悪く、階段を登ってきた通過客が浴槽内を通るので落ち着かない)ので、最近はほとんど内湯にいますが、本日はさすがに露天に避難(笑)してました。

総計7g弱の食塩泉は濃すぎず薄すぎず、すこぶる入り心地のいいもので、最近はしっかりとアブラ臭もあるので、とても好きなお湯です。施設も上質でゆったりしているし、18時からは土日でも1,000円で入れるので、定番化しています。
 

はじめまして  投稿者:のん  投稿日: 9月17日(日)20時12分43秒
  はじめまして大阪在住♂36♀26のカップルです。
温泉に行きたいのですが近畿付近には混浴がないですよね。
和歌山か兵庫方面で貸切の温泉に一緒に入って頂ける夫婦、カップルの方おられましたらお願いします。エッチ目的ではないのでご了承願いします。
 

渋沢温泉小屋・露天風呂「せせらぎの湯」  投稿者:ONKEN21  投稿日: 9月16日(土)01時44分24秒    編集済
   先週末は新潟県小千谷市の「片貝まつり」の世界一四尺玉の花火を見た翌日は3ヶ所の無料温泉
をはしご湯してきました。片貝花火は私の家族にとっては初めてでしたので、箱根のオフ会に参加
できず申し訳ありませんm(__)m
その代わり、長年憧れていた真夏限定の歩いていくレアな温泉を早速レポします。

その前に私が訪れた温泉は以下の通りです。
1.栄町天然温泉ポエムの湯「健康ランドポエム」(新潟県三条市)
2.駒の湯休憩舎(新潟県魚沼市)
3.渋沢温泉小屋・露天風呂せせらぎの湯(福島県檜枝岐村)
4.小豆温泉スタンド(福島県南会津町)
5.塩原元湯温泉「元泉館」(栃木県那須塩原市)
構成の都合上、渋(シボッ)沢温泉小屋露天風呂せせらぎの湯からレポします。

  東北道・西那須野塩原IC下車、R400・R121・R352で尾瀬・檜枝岐方面へ3時間。または関越道・
小出IC下車R352奥只見シルバーラインもしくは枝折峠、銀山平・樹海ラインを経由して2.5時間。
渋沢温泉へは小沢(こぞう)平「尾瀬口山荘」から1時間30分弱の歩きとなります。尾瀬ヶ原・
三条の滝方面への入山口である御池有料駐車場(駐車料1000円)からも渋沢温泉へ行けますが
2時間の歩きとなり、戻りは御池・尾瀬・三条の滝方面共に急な登りとなるので注意。小沢平の
入山口には尾瀬口山荘の駐車場とR352御池寄には渋沢温泉小屋専用駐車場もあります。6台可。
尾瀬口山荘の駐車場はかつて500円の有料でしたが、現在不明。今は料金を徴収していませんでした。

  いよいよ尾瀬口山荘の駐車場奥の登山道から出発します。小沢平口は尾瀬の入山口としては
最もマイナーなため、すれ違う人も5人前後、非常に静かなハイキングが楽しめます。ただし、
登山道は狭いし崖になっていたり、橋が傾いていたりするので注意。予想以上にアップダウンが
あって、大変でした。小沢平〜渋沢温泉間は思いのほか遠いです。帰りは遅くなってしまい、
あともう少し遅れたら猛烈な豪雨になるところでした。雷雨に遭わないためにも夕方4時までには
戻りましょう。只見川の不動大滝が見え、シボ沢の傾いた橋を渡ると、沢の上流の丘の上に渋沢
温泉小屋が木々の間から見えてきます。少し行くと天神田代(御池方面)とウサギ田代(三条の
滝・尾瀬方面)の登山道に分かれます。天神田代方面に左折するとすぐに温泉小屋に到着です。
渋沢大滝へはウサギ田代方面に右折して30分。小沢平からの距離は3km、行きは1時間30分弱、
帰りは急いで1時間。

  温泉小屋は登山道シボ沢側の斜面に建っています。9月日曜の温泉小屋は宿泊客もないと見え、
人っこ一人いません。70代の老夫婦が宿を守っています。宿の親爺さんが窓から顔を出し、
「どこから来た?露天風呂は泉温32℃とぬるいけど、よろしかったら入っていって下さい。」
と声を掛けられます。露天風呂めあてとは、よほど珍しいのでしょうか、ジロジロと見られました(^_^;)
帰りは「入ったんかい?」と驚かれた様子、「何とか入れました」と答えておきました(^^ゞ
帰りは無料にもかかわらず道の心配までしていただいて、本当にいい方です。今度は泊まりたいな〜。
ちなみに温泉小屋は営業期間が5月上旬〜10月下旬、宿泊料は8700円です。内湯への日帰り入浴
はできませんが、露天風呂は無料です。内湯は沢水加水・加温のようです。

  温泉小屋の建物を通り過ぎてシボ沢の上流へ2〜3分歩くとめざす露天風呂「せせらぎの湯」が
ありました。せせらぎの湯は湯達会命名。シボ沢の河原にありますが、天神田代方面への登山道の
脇なので注意。せせらぎの湯からはシボ沢の河原や周りの山々を望むことができます。露天風呂は
さすがしばらく入った形跡がなくお湯の流れる場所以外にはコケや温泉成分の油膜が浮いてました。
お湯は2〜3m上流の源泉小屋からパイプでダイレクトに投入(温泉小屋方面にもパイプで分湯)、
浴槽反対側からそのまま溢れています。加水も加温もない源泉かけ流しです。お湯も湯船も強烈に
茶褐色に染まりすばらしいです。

  いよいよ入ります。うひゃ〜冷たい!駒の湯と同じ泉温32度ですが、露天風呂で気温も低い分、
こちらの方がはるかに冷たいです。やはり真夏限定のお湯です。これでもこの日は残暑が厳しくて
小沢平でも気温が25℃くらいありました。まさに何とか入れるという感じです。秋春なら間違い
なく風邪引くでしょう。御嶽山中の湯同様ギリギリセーフでした。浴槽底には茶褐色の湯花が大量
に沈殿、かきまぜると真茶色の湯花が大量に浮遊します。底を手や足でこすると真茶色になって
しまいます。味は猿川系の強烈な炭酸味、においはかすかにサビ臭です。まさに上流の尾瀬ヶ原
赤田代(私のレポ)の鉱泉垂れ流しをより一層濃くした感じのお湯です。HPに河原が乳白色に染まる
という記述がありますが、硫黄分等は全く感じられませんでした。カルシウム分の白なのかな?
乳白色というより赤茶色なのかな?浴後は強烈に火照り肌も爽快、山の風に吹かれ気持ち良かったです。

  渋沢温泉小屋は真夏に三条の滝や尾瀬ヶ原へ行く際は立ち寄ってみると良いと思います。
私的には小沢平に車を置いてバスで沼山峠へ、→尾瀬沼→尾瀬ヶ原赤田代(宿泊)→三条の滝→
渋沢温泉小屋(宿泊)→小沢平が下り一方で良いように思いました。足にはかなり負担がかかり
ますけど…

分析書、露天風呂には掲示なし
泉質・泉温(公式HPより):食塩重曹泉33℃
※源泉33℃で内湯は沸かしなおし、露天は源泉のまま使用

(参考)無料温泉&寸志温泉真湯♪探訪
    「山歩きで楽しむ本物の温泉」(石川理夫著/アテネ書房刊)の本

※ブログ「歩いて行く秘湯、尾瀬・渋沢温泉小屋せせらぎの湯」及びアルバム渋沢温泉26枚

↓姉妹館七入山荘ブログ

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fnanairisansow.jugem.jp%2F%3Feid%3D80

↓渋沢温泉小屋公式HP

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww3.ocn.ne.jp%2F%7Enana777%2Fsibusawa.htm

 

Re.造成泉  投稿者:みみ  投稿日: 9月16日(土)01時32分57秒    編集済
  こんばんは。
造成泉の話でもりあがっているところ、誠にあいすみませぬ。

先日のオフ会での話の中にも出てきたのですが、温泉法 第1章 総則 第2条に

「温泉」とは、地中からゆう出する温水、鉱水及び水蒸気その他のガス(炭化水素を主成分とする
天然ガスを除く。)で、別表に掲げる温度又は物質を有するものをいう。

とあります。
ということは本来、蒸気による造成泉は温泉法による温泉に該当しないのではないかという疑問が湧きます。
つまり水蒸気やガスの状態では温泉であっても、水に溶け込ませた時点で温泉ではなくなってしまうのでは
ないかと。

また、水による加工がOKということになれば、土壌に穴を掘って水を流し込み、泥水を作って成分総量1g
以上の濃度にしたら立派な温泉ということになりませんかね?
また海岸の極めて近くに穴を掘って、浸透した海水を採取すると立派に温泉となるのではと思ってしまいました。
 

Re:Re:芦ノ湖温泉 「湖月」  投稿者:うつぼ  投稿日: 9月15日(金)23時09分3秒
  レスどうもです。

>一遊さん
> 個人的には、強羅地区の独自源泉が気になります。
強羅の独自源泉は迷宮的でよくわからん(保養所や寮での使用が多い)ですが、
下のやつはおすすめです。

■翠光館
宮城野第50号 Na-Cl 64.9℃ pH=7.5  1.88g 掛 12-16 1,100円 2-3351
■けやき荘
宮城野第88・126・130号混合/早雲山造成 Na-Cl 71.6℃ pH=7.3  2.07g 掛 11-15(16) 1,000円 2-2780
■文の郷
宮城野第35号 Na-Cl 62.4℃ pH=7.0  1.55g 掛 12-? 500円 2-3513

※「四季倶楽部 強羅スタイル」 15-18 1,050円  自家源泉らしいが詳細不明。

>桃猫。さん
> 山形屋のは、それよりは単純な印象でした。
そうすると、箱根町湯の花造成泉(第7号蒸気井)は中継(配湯)槽ごとにお湯のイメージが違っているのかも?
A.湯の花配湯槽ルート・・・「山形屋」(芦の湯周辺)
B.大芝中継槽/元箱根椿公園中継槽ルート・・・「湖月」(元箱根周辺)
C.大芝中継槽/箱根配湯槽ルート・・・(箱根町周辺)

ちかぢか、Cを攻めて確認してみます。(と、深みにはまっていく・・・(笑))
 

造成泉  投稿者:桃猫。  投稿日: 9月15日(金)02時19分13秒    編集済
  こんばんは。今回のオフ会では、造成泉といえども、従来の画一的なイメージとは掛け離れて、鮮度感が良いものを味わえて、認識を新たに致しました。
>山形屋は夕方、湖月は朝方の来訪ゆえ、お湯の状態と身体の状態で感覚的な相違等あるかとは思いますが、うつぼさんが下で述べられているように、もし同じ系列の温泉からの供給という仮定(過程)から判断すれば、別種のようなお湯に感じられました。

* 湖月の湯は、たしかにゴムのような臭いがあり、なかなか複雑で侮れない味わいがありましたが、山形屋のは、それよりは単純な印象でした。むしろ、山形屋をティピカルなバージョンとしたら、湖月の湯は、個性的、とびぬけてミュータント的ともいえるかもしれませんねぇ。
 

Re:芦ノ湖温泉 「湖月」  投稿者:一遊  投稿日: 9月15日(金)01時19分14秒
  うんうん、湖月のお湯はよかった。
なかなか個性的で、重厚なお湯は、造成とは思えません。
もう少し余裕のある浴室だったらよいのにな。
きのくにやも11月に変わるというし、箱根も目が離せませんね。
個人的には、強羅地区の独自源泉が気になります。

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fhiro33.cocolog-nifty.com%2Fichiyu%2F

 

芦ノ湖温泉 「湖月」  投稿者:うつぼ  投稿日: 9月15日(金)01時05分45秒    編集済
  今回の箱根オフで、いちばん想定外(^^)だったお湯。とりあえずレポいれときます。

<芦ノ湖温泉「湖月」>(箱根町、10:00〜19:00、600円、0460-3-6060)
元箱根港の目の前にある民宿&食堂のお湯。芦ノ湯方面からだと元箱根交差点を左折してすぐ右。Pは1〜2台。
玄関の裏手にある浴場(1ケ所?)は、脱衣所、浴室ともにこぢんまり。やや暗めの浴室ながら、3人は入れるみかげ石枠伊豆石?貼の入りごこちのいい浴槽があるのは立派です。
壁から突き出た金属パイプを樹脂製ザルで受けての投入。源泉温度が高いので、贅沢にも半分以上を金属パイプづたいに浴槽外に逃がしています。

槽内注排湯はなく、投入全量をオーバーフローのかけ流し。
カラン2、シャワー・シャンプーあり、ドライヤーなし。日曜10時で独占でした。

きもち微茶緑がかったお湯は熱めで、茶色の湯の花が少量ただよいます。
焦げイオウ臭にかなり明瞭な焦げ臭、これにゴムのような厚みのある臭いが加わります。
たまご味+焦げ味+微酸味収斂味+僅微苦味の特徴ある味。
硫酸塩泉系のキシキシと酸性泉系の微ぬるとイオウ泉系のするする?が混じる複雑な湯ざわりで、浴後は熱湯のわりにさっぱりとします。
重さも適度にあって、なかなか入りごたえのあるお湯です。
単純硫黄泉というよりは、むしろ酸性明礬泉のイメージのあるお湯で、新姥子から金気を抜いてイオウを強めた感じかな。

芦ノ湖温泉は、箱根町供給温泉(箱根、元箱根、大芝系列)をつかっていて、芦ノ湯の「山形屋」と同じはずですが、浴感も分析書も「山形屋」とはちがうものでした。(詳細末記)

一般受けする浴場ではないですが、元箱根界隈では稀少なかけ流しだし、現時点ではかなり面白いお湯になっているので、温泉好きは一浴の価値ありかと思います。

単純硫黄温泉(硫化水素型)(Ca-SO4型) 77.0℃、pH=3.7、成分総計=0.439mg/kg、Na^+=14.6mg/kg (16.31mval%)、Mg^2+=9.28 (19.60)、Ca^2+=32.4 (41.51)、Fe^2+=0.01、Al^3+=5.61 (15.99)、Cl^-=4.16 (3.19)、HSO_4^-=8.32、SO_4^2-=165.6 (93.58)、HCO_3^-=-、陽イオン=64.2、陰イオン計=180、メタけい酸=110、硫化水素=82.9 <H17.8.23分析> (源泉名:元箱根温泉「元箱根第44号」(箱根町営第7号蒸気井に水道水を混合した蒸気造成泉)(mval%は筆者の概算値)

<温泉利用掲示>  加温:なし 加水:なし 濾過:なし 消毒処理:なし

〔参考〕
【箱根町供給温泉(箱根、元箱根、大芝系列)】(「山形屋」浴室掲示他より)
単純硫黄温泉(硫化水素型)(Ca・Na・Mg-HCO3・(HS)・SO4型) 94.1℃、pH=6.4、成分総計=147.8mg/kg、Na^+=5.0mg/kg (27.12mval%)、Mg^2+=2.0 (20.52)、Ca^2+=7.8 (48.53)、Fe^2+=0.01、Al^3+=0.02、Cl^-=3.4 (11.81)、HS^-=7.5 (27.92)、SO_4^2-=9.3 (23.84)、HCO_3^-=17.7 (35.72)、陽イオン計=15.9、陰イオン計=38.2、メタけい酸=46.8、硫化水素=34.1 <H5.2.18分析>(mval%は筆者の概算値)

【箱根町蒸気井7号】(箱根町HPより)
単純硫黄温泉(硫化水素型)(Ca・Na-(HS)・HCO3・Cl型) 84.6℃、pH=6.3、成分総計=199mg/kg、Na^+=6.91mg/kg (29.70mval%)、Mg^2+=2.29 (18.81)、Ca^2+=9.19 (45.55)、Fe^2+=0.05、Al^3+=0.19、Cl^-=7.52 (20.19)、HS^-=11.8 (34.62)、SO_4^2-=9.47 (19.23)、HCO_3^-=15.3 (24.04)、陽イオン計=20.1、陰イオン計=45.3、メタけい酸=54.2、硫化水素=66.8 <分析日不明>

※「湖月」の分析書と「箱根、元箱根、大芝系列」の分析書では泉質がかなりちがい、前者ではpH=3.9の弱酸性Ca-SO4型と姥子的なスペックになっています。
昨年8月末の台風11号で、箱根町蒸気井7号関係施設は被害を受け操業を停止しました(秋に復旧)。復旧後、蒸気井7号の性格が根本的に変わったのか、あるいは造成用の用水が変更されたのかもしれません。たとえば、かつて造成用につかわれていたらしい阿字ヶ池湧水は弱酸性のCa-SO4型ですから、これが復活しているとするとつじつまが合います。
「山形屋」に入ったのは復旧後の昨年暮れですが、「湖月」のお湯とは異質(単純硫黄泉のイメージ)のお湯に感じました。「山形屋」と「湖月」は配湯ルートはちがうものの、同一源泉(箱根町蒸気井7号)をつかっているはずなので腑に落ちません。

今回のオフで「山形屋」と「湖月」両方制覇された方がおられますが、お湯の違いはどうでしたか?
 

芦の湯温泉「きのくにや旅館」  投稿者:めがね  投稿日: 9月12日(火)00時14分22秒
  今回のオフ会で3回目にしてようやくここの真髄を見た気がするのでレポします。

<芦の湯温泉「きのくにや」>(箱根町 0460-3-7045 時間要問い合わせ 1000円)
「芦の湯温泉」といえば「松坂屋本店」ですが、自家源泉を持つ宿、「きのくにや」もなかなかのものです。「松坂屋」がなかなかにシャープな湯だとするとこちらは自然湧出+ぬる湯まったりモードがウリかなと思います。今までどうもどこがきのくにやのオリジナル源泉なのかイマイチ分かり辛い部分があったのですが、今回、宿泊で攻めてきてとりあえずここのオリジナルの良さを発輝してる浴槽をレポします。

・本館浴室「湯香殿」内露天神遊風呂 本館の日帰り入浴可能な湯香殿の露天風呂の一画にある陶器?製の壺風呂。1人用で湯口から投入、オーバーフローによる源泉非加熱掛け流し。
やや青味のある透明、白色の浮遊物大量浮遊。アワつきあり。とろみ+ぬるすべの大変快適な入り心地。やや冷たいと感じる位なのでいくらでも長湯できます。浴後適度な爽快感が秀逸。入っているうちに段々と肩の力が抜けていくようなリラクゼーション湯。
臭いもまろやかで甘い菓子系のイオウ臭が鼻を抜けていく感じがたまりません。イオウ味+甘味+微苦味。思ってた程クセがなく飲みやすい感じです。なかなかの美味

単純硫黄泉 pH 7.6 34度 Na^+ 41 K^+ 4.53 Mg^+ 19.7 Ca^+ 65.5 Cl^- 6.79 Hs^- 21.2 So4^- 266 Hco3^- 43.1 成分総計 メモ忘れ

・貸切風呂「正徳の湯」 本館から道を隔てた向かい側、旧館(現在資料館)並びにある貸切風呂。総木製ながらシンプルな湯小屋。脱衣所と浴室の階段が椅子なのが渋いです。浴室には総木製の浴槽1人〜2人用が2つ。2槽とも鉄パイプが3本引かれており、中央が正徳源泉、左が町営源泉、右が沸かし水という配管。コックによる任意投入でオーバーフローの掛け流し。町営と沸かし水は加熱のためだとか・・ぬる湯好きの小生には不要ですが・・
お湯は右側浴槽が灰色ささ濁り、左が僅か緑透明。白色の浮遊物大量浮遊。弱いぬるすべととろみのあるなかなか軽快な入り心地。絶妙な湯温と濃さと相舞って時間制限がなければ3時間は余裕で入っていられそうです。浴後は爽快感が出ますが、後でかなりの眠気に襲われるのでやはり宿泊向きの湯かなと。不感温度の長湯向きの温泉は日頃の寝不足や疲れに最適。美人の湯よりは快眠温泉のキャッチで売る方がいいかも。
臭いは甘いフルーティーなイオウ臭、ただ、総硫黄45mgの割りにはやや弱く感じるかもしれませんが、十分ないい臭いです。甘いイオウ味はなかなか。このテのお湯は東信あたりでは飲用必至?
全体的にはとろろ〜〜んとしたまったり系のいいお湯だと思いました。今回のオフ会ではやはり間違いなくトップです。ただし、このレポはあくまでも町営源泉を極力入れないでのものです。個人的にはこの湯温であれば冬でも全然OKだと思うのですが・・

単純硫黄泉(硫化水素型) pH 6.6 37.9度 Na^+ 47.0 K^+ 8.19 Mg^+ 35.6 Ca^+ 71.5 Cl^- 6.31 So4^- 344 Hco3^- 66.7 Hs^- 11.9 H2sio3 179 Co2 28.3 H2s 33.8

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.1715.net
 

箱根オフ会おわりました  投稿者:やませみ  投稿日: 9月11日(月)15時00分52秒
  行った人
   クマオ、クマコ、とおる、みみ、あさゆ、めがね、のび太
   takayama、うつぼ、ナイジェル、一遊、桃猫、やませみ 13名ご一行

行ったところ
9/9 湯本「大和旅館」 二の平「箱根みたか荘」 芦之湯「きのくにや」(泊)
9/10 元箱根「民宿湖月」 湖尻「山越旅館」「箱根高原ホテル」 仙石原「伊藤山荘」
 

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