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昨日8/5は奇数日、男性はかけ流し浴槽ありの「石の湯」ということで、さいたま市見沼区の
「小さな旅むさしの湯」へ行ってきました。本当は日曜が都合が良いのですが、桃猫さんやみみさん、
うつぼさんの各レポ、らくださんの掲示板で行かれた方のレポを読んで一刻も早く行きたくなり、
土曜に行ってしまいました(^_^;)。来週の日曜なら奇数日ですが、その頃はお盆休みで混むかな〜
とも思いました。天然温泉は7/21に開湯したばかり。
F市からはR17熊谷BP、第二産業道路経由で55km、1時間30分弱、川越に比べかなり時間がかかります。
東京方面の方は首都高速埼玉新都心線が8/4(金)に第二産業道路まで開通して便利になりましたね。
首都高速からは終点・さいたま見沼出入口下車左折、上尾方面に行って、南中野(南)交差点を
右折、右手です。バスは大宮駅東口7番乗車口から乗車、「南中野」下車です。5分おきに頻発。
最初に千円カットするため、大宮やまとの湯へ。むさしの湯には千円カットはありません。
プレオープンは大混雑でしたが、うそのようにすいていて駐車場も半分の入り。カットもすぐ
できました。清河寺温泉の影響か、はたまた今日は暑過ぎたせいでしょうか。当然、やまとの湯で
はカットのみで入浴はしていません。
次に染谷天然温泉「花みずき」を現場確認(未利用源泉一覧/住宅地図)。源泉ポンプはあり
ましたが、そこから農家みたいな「花みずき」に向ってホースが伸びているものの、門は閉ざさ
れています。工事の気配なし。さいたま清河寺温泉や大門の湯と同系列ですが、大門の湯と同様、
このまま未利用で終わってしまうのでしょうか?(染谷天然温泉の写真3枚)
いよいよむさしの湯へ。むさしの湯もやまとの湯同様、駐車場は半分の入り。さいたま市内の
温泉はどこも混んでいるというイメージがあったのですが、拍子抜け。むさしの湯の場合は真湯
時代は客の入りがかなり悪かったとウワサに聞いてますが、天然温泉導入後も厳しそうですね。
真湯でオープンせず、天然温泉になってからオープンした方が良かったかも。夕食時のレストラン
もガラガラです。再入浴券をもらわないと再入浴できないので、風呂との連携が悪いです。
レストラン風呂へ行く通路にないのも失敗、おまけにやや狭苦しい感じがします。
シューズロッカーはボタン式で落とした時気付くよう鈴がついています。1階奥はレストラン、
2階はほぐしや。階段下の券売機で入浴券(休日700円)を買い、番台に渡します。やまとの湯の
ように銭湯のような1回入り制に番台式が多く見られますが、再入浴可であれば館内入口に受付が
あった方がいいように思います。番台の奥が畳敷きなのは皆さんがご指摘の通り良いアプローチ
だと思います。和風旅館の趣ですね。
ヒーリングサウナ「四季の小径」(400円)を横目にいよいよ右手奥「石の湯」へ。内湯につい
ては真湯。露天風呂が天然温泉。内風呂の窓が開け放たれ露天風呂との間を自由に出入りできる
のは便利です。内湯も開放的で通気がいいです。
いよいよ露天風呂へ。露天大風呂「龍神の湯」はややカルキ臭がし、強力な吸込・注入あり、
投入あり、オーバーフロー少しありの循環仕様。強い塩味、ろ過は強力と見え、やや茶色みかかる
程度に透き通っています。
かけ流しの「神酒(みき)の壷湯」へ。ちなみにこの日、女風呂だった「木の湯」の樽風呂
「満天の湯」は循環らしいですので注意。本当は木の湯も新木鉱泉や金峰泉のような小型の
樽風呂にして、壷湯のようにかけ流しにしてもらえるといいのですが…。「石の湯」の壷湯は3つ
あって2つは1人用、1つは2人用。
壷湯の湯は黄土色に濃く濁り、透明度10センチ程度。太田湯源郷よりは薄いか?湯口では強い
アブラ臭ありで、個性を放っています。においは前橋の七福、においと濁りは東鷲宮百観音温泉や
久喜なごみに匹敵する強烈なものでビックリ。お湯の良さではさいたま市では恐らくトップ
でしょう。湯けむり横丁おおみやだけ未湯ですが…。さいたま清河寺温泉のようなアワ付は一切
ありません。
壷湯の湯使いは源泉温度35.8℃を39℃まで若干加温(温度計測係に確認済)、投入と加熱湯の
底面・側面注入あり。猛暑(35℃)のせいか、注入はほんの少ししか感じないくらい弱いです。
まさに加熱の少ない、ぬる湯状態の今が旬です。猛暑の夕方でもまったりと長湯できました。
幹部くさい男性従業員に聞いたところ、壷湯の投入についてはこれでも弱めのろ過が行われており、
カルキ臭は感じませんが、塩素注入もしてるとのことです。湯使いは清河寺温泉の方が上か?
それにしても、むさしの湯の石の湯壷湯に関しては想像以上に良かったです。お湯の素性は群馬
の温泉スパ銭と比べてもヒケを取らないと思います。東京や埼玉の方は是非、壷湯を狙って、
行ってみて下さい。本日は女性の番です。
温泉分析書は脱衣所を出た湯上り処の壁に掲示されています。
温泉分析書(山環温第17-16号)
1.申請者
氏名:マミーマートサービス(株)代表取締役
2.源泉名及び湧出地
源泉名:宮の湯
湧出地:埼玉県さいたま市見沼区大字南中野字海老沼427番(むさしの湯:南中野422-1)
3.湧出地における調査及び試験成績
(2)年月日:平成17年9月16日
(3)泉温:35.8℃(調査時における気温28.5℃)
(4)湧出量:461L/分(動力揚湯)
(5)知覚的試験:記褐色澄明、無臭、塩味
(6)pH値:7.3
4.試験室における試験成績
(2)終了年月日:平成17年9月29日
(3)知覚的試験:同上
(4)密度:1.0138g/cm3(20℃/4℃)
(5)pH値:7.34
(6)蒸発残留物:15600mg/kg
(7)電気伝導率:24100μS/cm(25℃)
Li=0.1
Na=4742.3 K=56.2 アンモニウム=13.1 Mg=243.8 Ca=255.2 Sr=1.7
Ba=0.6
Mn=0.5 鉄1=0.6 鉄2=4.1 陽計=5318.2
Cl=8236.3 Br=30.7 I=5.7
炭酸水素=356.3 陰計=8629.0
メタケイ酸=52.0
メタホウ酸=24.9 非解離計=76.9 溶存物質計=14.024g
遊離CO2=19.1 成分総計=14.043g
Cd・Pb・Cu・Hg=不検出
6.泉質:ナトリウム-塩化物泉(高張性中性温泉)
平成17年9月30日 株式会社 山梨県環境科学検査センター 代表取締役
※温泉利用状況(湯上り処及び通路に掲示)
非加水/一部浴槽(石の湯壷湯)を除き循環ろ過あり/塩素系薬剤による消毒あり
※源泉宮の湯由来のHPによると地下1500mより掘削。
※小さな旅むさしの湯の外観・館内写真・パンフ9枚
(お風呂の写真は携帯電話持込禁止のため遠慮しました)
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.musashinoyu.com%2F |
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