クチコミ 情報
2006年8月1日〜8月10日

日帰り温泉花湯の森、来春オープン!  投稿者:ONKEN21  投稿日: 8月10日(木)21時54分2秒    編集済
  地元からスクープです!
今朝の新聞折込チラシ(4枚)によると埼玉県深谷市初の日帰り温泉施設「日帰り温泉・花湯の森」
(深谷温泉薬師の湯)が来春オープンするとのことです。
本日、旧深谷ゴルフクラブが「花湯の森ショートコース」としてオープンしたようです。
日帰り温泉については昨年は湯量不足のため、今年にまた増掘削が行われたせいか(写真3枚)、
ずいぶん遅れてしまったようです。かなり深く掘ったお湯みたいなので、どんなお湯だか楽しみな
ところです。オーナーは不動産会社のフジケンホームです。
場所がわかりずらいのが最大の欠点かも知れません。知る人ぞ知る温泉になりそうです。
関越道・花園ICから4.5kmです。

花湯の森ショートコース
深谷市大字人見薬師堂888(住宅地図
TEL048-551-1126
 

人口炭酸泉(?)  投稿者:温たま  投稿日: 8月10日(木)19時34分53秒
  青春18きっぷが使える時期なのに、残念ながら温泉に行くことができません。そこで、昨日はアイスクリームを買って、こぶし大のドライアイスをもらい、人口炭酸泉(?)を試してみました。まず、お風呂の温度は温めに設定して、ドライアイスを投入、直ちに湯船に浸かります。大小の泡が体を刺激し、家庭でも簡単にバイブラバスが楽しめます。科学的な検証は一切しておりませんが、なんとなく温まり方もいつもよりも良いような感じがしました。よろしければ、一度お試し下さい。ただし、低酸素で倒れて溺死しないよう、換気には十分ご注意ください。  

喜連川温泉(おおるり源泉) 「ベルセルバCC&ホテルベルセルバ」  投稿者:うつぼ  投稿日: 8月10日(木)01時07分23秒
  つづいて栃木の湯巡りの3発目です。長文連打ご免なさい。

<喜連川温泉(おおるり源泉)「ベルセルバCC&ホテルベルセルバ」> (さくら市(旧 喜連川町)、14:00〜23:00、800円、028-685-1511)
喜連川東部、鹿子畑地区にあるゴルフ場が温泉入浴施設を日帰り開放するもの。すこぶる情報が少ないですが、流れ星さんの情報をたよりに攻めてみました。
喜連川から小川へ抜けるR293旧陸羽街道沿いにあります。

クラブハウス設計はかの丹下健三氏によるもので、さすがに存在感があり、ロビーから望むフェアウェイの眺めは圧巻。浴場はゴルフ場お約束のロッカー室の奥、脱衣所には日帰り客も使える無料ロッカーがあります。当然のごとくタオル&バスタオルは備え付け。

窓の広い明るい浴場はメンテがきいて綺麗、落ちついた雰囲気のあるいい浴場です。
内湯(みかげ石造10人以上、ジャグジー付)、備長炭風呂(ぬるめカルキ臭、たぶん真湯(井水))、水風呂(井水、15℃位で冷たい)、サウナに露天(みかげ石造10人以上)という構成。露天は軒下タイプながら手入れされた前庭をもち、風が通ります。
カラン8、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。平日14時で独占〜10人。

内湯と露天はガラス越しにとなり合ってお湯の行き来あり。湯口はみかげ石半球状で内湯、露天両サイドに投入口があります。お湯の感じからしてこれは源泉かと思います。
内湯は他にジャグジー注入と側面注入があり槽内排湯はなくザコザコのオーバーフロー。露天は側面注入・吸湯ありでオーバーフローなし。

ほぼ適温のお湯は無色透明で微たまご味、微かに甘いイオウ臭と焼けタイヤ系の微アブラ臭が香ります。カルキ臭はまったく感じませんでした。
内湯の湯口そばでは弱いアワつき、露天でもわずかなアワつきがありお湯の鮮度は悪くないです。ヌル+ツルすべととろみがあり、肌ざわりやさしいお湯でよくあたたまります。「美人の湯」として売り出しているようですが、看板に偽りなしでしょう。

浴槽は厳密にいうと循環仕様に思えますが、湯口そばのお湯は鮮度感高く、ほとんどかけ流しのコンディション。スペック以上に入り応えのあるいいお湯は、さすがに喜連川エリア。
ここは、幾度か経営主体が変わり、「王門倶楽部オオルリコース」→「ザ・ミレニアムゴルフクラブ」→「ベルセルバカントリークラブ」と2回も名称を替えています。ゴルフ場厳冬の時代を象徴するような施設ですが、こういう時世でもなければ、とても日帰り開放はされないでしょう。
お湯はいいし、施設内容のわりに料金も手頃なのでここはおすすめです。
公式情報では日帰り開始は14時からですが、当日は13時ごろから受付していたようなので早めに攻めるのがベター。14時過ぎると、プレーを終えたゴルフ客が団体で入浴してきます。

なお、クラブハウス内にある沖縄料理「やんばる」で食事すると当日は半額で利用できるようですが、こちらの営業時間は17:00〜です。

アルカリ性単純温泉(Na-HCO3・(CO3)・Cl型) 49.7℃、pH=9.4、102.3L/min(1,500m掘削揚湯)、成分総計=0.555mg/kg、Na^+=141.0mg/kg (98.72mval%)、F^-=2.0、Cl^-=57.3 (23.28)、HS^-=0.1、HCO_3^-=181.9 (42.96)、CO_3^2-=55.7 (26.73)、陽イオン計=143.4 (6.21mval)、陰イオン計=314.1 (6.94mval)、メタけい酸=97.6 <H17.1.12分析>  (源泉名:喜連川温泉(おおるり源泉))

<温泉利用掲示>(要約)
加水あり(気温の高い期間のみ) 加温あり(気温の低い期間のみ) 循環濾過あり 塩素系薬剤使用あり
 

大平台温泉 「対岳荘」  投稿者:うつぼ  投稿日: 8月10日(木)00時56分34秒    編集済
  箱根と栃木の渋めのやついきます。
まずは箱根の湯巡りの5発目です。

<大平台温泉「対岳荘」>(箱根町、12:00〜16:00、750円、0460-2-2094)
大平台の温泉街から少しはなれた国道1号沿い* にある私学共済事業の直営施設。大平台の温泉施設はほとんどが共同配湯ですが、ここは自家源泉を使っているので攻めてみました。
国道沿いですが、建物は奥まっているので喧噪はなく館内は別世界。シックな和風の建物はとてもよくメンテされていて居ごこちがよさそう。
階下に男女別の浴室と家族風呂。家族風呂は日帰りで利用可かわからず、先客もいたのであきらめました。

浴室は黒みかげ石枠伊豆石貼10人弱の入りごこちのいい内湯ひとつとシンプル。
窓の外は早川の渓谷を見下ろすもので一面の緑。秋の紅葉はすばらしいのでは?
カラン6位、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。日曜16時で前の国道は大渋滞なのに、独占〜2人とゆったり。

白い石膏の析出がわずかに出た石の湯口から30L/minほども適温のお湯を投入し、槽内注排湯はなく全量をオーバーフローのかけ流し。
お湯は38℃ほどとかなりぬるめ。泉温61℃に加水をかけて湯温調整していますが、ここまで湯温を落とさなくてもいいのでは?(分析書に浴槽温度42℃とあるので、ふつうはもっと熱いのかもしれません。)

無色透明で微薬味無臭。分析書データほどの塩味が感じられないのは加水のせいか。やわらかな湯ざわりはあるものの、浴感は淡泊。おだやかにあたたまり、浴後は爽快感が出ます。
箱根では標準的なお湯ながら施設はきれいだし、料金も手頃。空いていて落ちついて入れそうなので穴場のお湯かもしれません。

*)週末PMの国道1号線は渋滞の名所です。実はこの沿道には、函嶺(底倉)、太閤湯(宮ノ下)、塔ノ沢大衆、和泉、湯蔵などの日帰り可施設があり、さりげにかけ流し率も高いのですが、施設が小さいのとPが小さく停めにくいので意外に使われていません。底倉に大きめの日帰り施設「ての湯」ができましたが、ここも高料金がネック。そのなかで、対岳荘は広めで停めやすいPがあるので、利用しやすい施設かと思います。

Na-塩化物泉 61.2℃、pH=9.3、湧出量不明、成分総計=1122mg/kg、Na^+=357mg/kg、Cl^-=448、SO_4^2-=152、HCO_3^-=18.9、メタけい酸=65.9、メタほう酸=8.99  <H9.1.23分析> (源泉名:対岳荘 第1号源泉(温泉村第123号))

<温泉利用掲示>
加水あり(源泉(61℃)が高いため) 加温なし 濾過循環なし 消毒処理なし
 

山形屋旅館のホームページ見つけました  投稿者:九尾  投稿日: 8月10日(木)00時29分42秒
  山形屋旅館
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.zao-kinosato.com%2Fyamagataya%2Findex.htm

姉妹館の豪華プラン(米沢牛すきやきorしゃぶしゃぶ)もあるようです。
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.zao-kinosato.com%2Fplan%2Fyamagatagyuu.html

地図
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.zao-kinosato.com%2Faccess%2Fmap2.html
 

と〜っても難しい存在?よりMASさんへ  投稿者:九尾  投稿日: 8月10日(木)00時09分41秒
  七篠さん、皆さん、塩原温泉情報の節は大変お世話になりました。

岩手までという条件の精確な意味が良くわからないのですが
山形新幹線の山形駅からは山形交通路線バスが、
仙台空港から直行バス(山形蔵王号)もあって便利なので
私ならこちらへ行ってみたいです。
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fweb.travel.rakuten.co.jp%2Fportal%2Fmy%2Ftoukou.iken%3Ff_hotel_no%3D19277

天然温泉にごり湯の源泉かけ流しだし、蔵王地鶏鍋おいしそうだし、
温泉街ど真ん中だし、対応もなんとなくよさそうで好感がもてます。

●夕食が選べる、山形や旅館の大人気の定番プランです。
1.山形名物いも煮鍋膳 2.代吉鍋膳(蔵王地鶏鍋)からお選び頂けます。
2名利用時   8,190円〜11,340円 /人
 

(無題)  投稿者:長良川ウー  投稿日: 8月 9日(水)23時01分12秒
  8/8 クマオさん 万座の駐車場の情報ありがとう
    ゆっくり、全宿の湯を楽しんできます。万座温泉ホテルとプリンス以外入ったことな   いんですよ 草津はもうOKなんですが、万座はどう楽しむかなぁと少し期待しとり   ます。もっと何か情報ありましたら教えてくださいな。

    ★あと8/8の渋温泉外湯のお話ですが、温泉好きの一人として残念ですね。何が?
     山登りと同じですよ、みんなが押しかけたら夏の富士山と同じことに。かといって    乗鞍や上高地みたいに規制すると味気ない。
     「愛読者の一人」さんの書き方は別に普通ですよ、気げん直してね。
 

(無題)  投稿者:おかざき  投稿日: 8月 9日(水)07時46分50秒
  女のこさんって、と〜っても難しい存在なのですけど(笑)
受身というか自分ひとりだけだと己の存在感が薄くなり不安に
なっちゃうというか、とにかくよくしてもらいたがりのようでして(笑)
カネを持っていようが持っていまいが、無料やら(いいものが)格安やら
クーポンがお好きなようですね〜。

興味深い。

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fblog.goo.ne.jp%2Fokazaki001

 

Re:東北の温泉  投稿者:MAS  投稿日: 8月 9日(水)01時38分33秒
  >一遊さん、クマオさん
レスありがとう御座います。

実は、訪問するのが私ではないのです。(^^;)
私だったら、温泉さえあれば、それでOKなのですが…

女性2名ということで、混浴は不可となっています。
玉子湯は良さそうなのですが、露天は外から見えるので、おそらく却下されると
思います。

鳴子は確かに良いですね。
GWにメジャーなところは入浴してきたので、白濁湯の旅館・ホテルのお風呂の
雰囲気とかは、ばっちり抑えているのですが、立ち寄りで利用したのが
殆どの為、その宿が鍋料理を出すかどうかが判りません。
こればかりは、めぼしい宿に問い合わせてみるしかないですね。

条件が白濁だけだと良いのですが、+鍋という条件がつくと、
非常に難しくなりますね。(^^;)

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.edrive.jp%2F

 

Re大谷地温泉  投稿者:めがね  投稿日: 8月 9日(水)00時44分50秒
  >うつぼさん
知り合いが大谷地鉱泉に行った時、男湯に婆ちゃんが入っていてギョっとしたそうです。やはり一般人に鳴子モードは厳しいかな?それとも男湯と女湯で源泉が違うとか・・(んなわけないか・・^^)個人的にはかなりカチっとしたいい湯のように思いましたが、やませみさんの解説で「高峰を薄くしたイメージ」は私も同様の感想を持っています。
庭先のスバル360は健在でしたか?

あっ・・先日は思いがけない所でどうもです。まさかあのような所でお会いできるとは・・
 

日光湯元温泉  投稿者:すなっち  投稿日: 8月 9日(水)00時20分44秒
  こんにちは。久しぶりにレポート(笑)します。
というのは、とってもいい夏休みを過ごせたので。
目的地は日光湯元温泉。完全に穴場です。中禅寺湖のあたりまでは、観光客も来るのでしょうけど、その先の湯元は、林間学校の小学生か、ハイキング目的の中高年しかいやしません。
旅館もシーズンだからといって変に殺気立っていないし、マイペース。中禅寺湖を過ぎると、土産物屋もほとんどないし、「関東の冷蔵庫」は温度も湿度も適温で快適。
とっても落ち着いた雰囲気の中でくつろぐことができました。

余談ですが、私は滝が大好きなんです。「竜頭の滝」と「湯滝」。この二つはバツグンにいいですよ。お勧めします。

さて、私が日光湯元&中禅寺湖で回った温泉は四つ。「湯の家」「温泉寺」「中善寺金谷ホテル」「日光湯元休暇村」。「美や川旅館」は、繁忙期の立ち寄り入浴はやめたみたいです。
いちばん最初に入ったからかもしれませんが、温泉寺のお湯がよかったです。「湯の家」は湯元一の湧出量(626.5L/分)をうたっていて、確かにとてもいい温泉でしたが、観光客向けに常時加水しているようで浴感はそこそこ。温泉成分がかなり薄まっちゃってるかな、という印象でした。日光湯元の温泉は約70度あるので、相当な量加水しないと42度程度に落ちないと思うんですよね。
まぁ、どこも温度調節はしているのですが、「温泉寺」は湯口と水道蛇口が別で湯温熱め。浴槽が小さいとか、泉源がすぐそこという条件の影響もあるのか、浴感はしっかりあるように感じました。

「中善寺金谷ホテル」と「日光湯元休暇村」は流石にきれいで、特に休暇村は人気。洗い場で待つような状況でした。ただし、温泉自体はあんまり面白みがありません。特に「休暇村」は湯量が足りないのか、女湯は温泉の供給がストップしてました(男湯の方は、相応の供給があったそうです)。

「中善寺金谷ホテル」は私が個人的に大好きなイギリスの匂いがプンプンするリゾートホテルでした。イギリスから家具を輸入して、そのまま置きましたって感じじゃなくて、建物と家具が調和していて、品があってよかったな〜
スイートはどんな様子なのかしらん。
温泉は「空ぶろ」という入浴施設を試験的に開放しているとのことで、うれしい1000円のサービス料金。「タオルをお貸ししましょうか」とフロントで言ってくれます。でも、敷居が高いのか、私達がいた一時間くらいで立ち寄り入浴客は私達のみでした。

日光湯元温泉の泉質は、「含硫黄-ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉(硫化水素型)」という長ったらしいもの。純粋な硫化水素泉や硫黄泉と比較して、ちょっと七色に変化するというか、面白い温泉だなぁ、と思いました。白濁しているのに、浴後ヒンヤリするとか、硫化水素泉ほどあたりが強くないのに後を引く浴感とか、パサパサしないとか。長期の湯治に向いているかもしれません。日光湯元は温泉も環境もやさしいところでした。
 

多宝温泉「だいろの湯」  投稿者:ONKEN21  投稿日: 8月 8日(火)23時52分9秒    編集済
   この前は海水浴&温泉に新潟まで日帰り強硬軍で行ってきました(^_^;)。場所は弥彦山・越後
七浦海岸の浦浜海水浴場です。越後七浦海岸のなかなかの景勝地で海水浴が楽しめました。

  海水浴後はもちろん温泉です。新潟市内や弥彦周辺ではもっとも評判の良い「多宝温泉だいろの湯」
へ行ってみました。うつぼさんめがねさんレポあり。多宝山の麓、岩室温泉の少し南側の県道2号沿い
に位置します。埼玉から関越道・北陸道三条燕ICで下車して岩室方面へ30分、全部で225km、3時間15分。

  だいろの湯では2本の櫓が建っていて一つは看板代わり(源泉地に立つ元掘削櫓)、もう一つは
今まさに掘削中で別源泉を掘ってるところみたいです。かなり強力なお湯が出そうですね。
ここは入浴料800円(タオル・バスタオル付)と高いですが、気温33℃の猛暑にも関わらず満車に
近い状態。埼玉より人口が少なく、いいお湯の多い新潟でそんなに混んでるとは大いに期待させて
くれます。やはり地方では泉質が決め手なんですよね。

  玄関を入りボタン式シューズロッカーに靴を入れ受付に渡します。入浴料は800円ですが、平日
に限り18時以降600円となります。但し8/12〜20までのお盆期間は割引なしです。民間経営なので
身障者手帳による割引はありません。タオル・バスタオルの入った手提袋、男女別番号指定の脱衣
ロッカーキーが渡されます。家族はタオルをつけないで、安くして欲しいと文句言ってました(^_^;)。

  いよいよ浴室へ。内湯は掘削櫓の隣の井戸地下300mから200L湧き出す37℃の湯で、高温源泉と
熱交換で8℃(45℃に)加熱。やや白っぽい湯で、少し塩味・硫黄臭があります。投入・オーバー
フローありのかけ流しですが、浴槽内は攪拌(循環あり・ろ過なし)のため、吸込・注入があります。
他にサウナ・18℃の天然ミネラル水の水風呂あり。

  次に渡り廊下を渡って「大庭園露天風呂」へ。建物の中にありながら、四方の扉が外され半露天
風呂になっています。冬の降雪時には閉められるようになっているのでしょうか。浴槽は50畳に
及ぶほど大きいもので、豪快です。関東のスパ銭では見られないタイプのつくりですね。お湯は
掘削櫓の下1209mから55.2℃のお湯が162L湧出。内湯の源泉と熱交換により8℃(47℃に)冷却。
男女各80L投入。温泉の成分で真っ黒になった岩の湯口からガスとともに大量に投入されいています。
昔は飲泉用の柄杓があったそうですが、今は保健所の指導が入ったのか撤去されています。内湯同様、
投入・オーバーフローあり、攪拌(ろ過なし)のため注入・吸込があります。ここのお湯は強烈で
強塩味・苦硫黄味・強硫黄臭・ガス臭でスゴイ味とにおい。この香りは喜連川早乙女と同じ思われます。
硫化鉄と硫黄分で足の裏が真っ黒。これは津軽湯ノ沢秋元・古遠部以来の経験です。海水浴で
日焼けした肌がヒリヒリとしみました。湯上り後の肌は感触が変わって翌日も気持ち良かったです。
アトピーに効くというのは伊達ではないみたいです。肌に付いた硫黄臭は翌日まで残りました。

  打たせ湯は庭園露天風呂と同じお湯を循環しています。こちらはお湯が酸化して緑色しています。
循環湯の打たせ湯って禁止じゃないのかな?また、子供遊び用に作ったという「滝風呂」は内湯と
同じ源泉を30℃まで冷まして150L注いでいます。ここも鮮やかな黄緑色で月岡温泉美人の湯や
志賀高原熊の湯を連想させる色とにおいです。多分、循環や熱交換したり、外気に触れて鮮度が
落ちると黄緑色に濁るのでしょうね。月岡でもそんな現象がみられます。日によっては早乙女の
夕方のように乳白色に濁ることもあるそうです。あと温泉利用の情報によると、塩素系薬剤による
消毒ありですが、源泉には入れずに循環や攪拌の際に浴槽内に入れてるのでしょうか。塩素臭こそ
ありません。草津や万座みたいに酸性ではないですが、硫黄系温泉に塩素なんか入れて大丈夫
なんでしょうか?確かに秩父方面に弱タマゴ硫黄臭を塩素消毒してるところもあるにはありますが…。
泉質に関わらず塩素消毒を強いている点に県や保健所の杓子定規ぶり、強硬姿勢ぶりが伺えます。

  多宝温泉だいろの湯は月岡温泉に匹敵するよいお湯だと思います。関東では喜連川早乙女温泉と
瓜二つなのですが、月岡・中条や新津も含め新潟・弥彦周辺も恐るべしと感じました。ウワサ通り
のスゴイお湯です。新潟市まで行かれた際は是非寄ってみて下さいね。

  温泉分析書は浴室入口、男女別脱衣所入口にありました。温泉利用に関する情報は脱衣所入口に
あります。以下の通りです。

多宝温泉だいろの湯の成分
1.源泉名:多宝温泉だいろの湯
2.泉質:含硫黄-ナトリウム-塩化物温泉(弱アルカリ性低張性温泉)
3.泉温:源泉55.2度/使用位置47.0度
4.湧出量:自噴162リットル/分
5.温泉の成分
Li=0.07 Na=561.9 K=8.8 Mg=1.2 Ca=93.6 Sr=1.8 Ba=0.3 Al=0.06 Mn=0.05 鉄2=0.4 陽計=668.2
F=4.2 Cl=863.9 Br=2.3 I=0.6 HS=71.6 硫酸=9.4 炭酸水素=161.7 陰計=1114
メタケイ酸=61.6 メタホウ酸=9.5 非解離計=71.1 溶存物質計=1853
遊離CO2=8.8 遊離H2S=12.8 溶存ガス計=21.6 成分総計=1875
Hg・Pb・Cd・Cr=不検出
6.温泉の分析年月日:平成6年4月5日
7.分析者:社団法人 長野県薬剤師会

温泉利用に関する情報
1.入浴に適した温度に保つため熱交換機で冷却しております。
2.循環濾過装置は使用しておりません。
3.入浴剤は使用しておりません。
4.衛生管理のため塩素系薬剤を使用しております。
5.温泉水は毎日1回入換を行っています。
6.浴槽は毎日入換時に清掃を行っています。

※分析書3.4.のデータより「大庭園露天風呂」及び打たせ湯の源泉のデータであることが判明。
湧出地は岩室村大字石瀬字一本杉3247(だいろの湯3250)のやぐら地下1209mより平成6年3月湧出。
他に櫓隣の井戸の地下300mから湧出する内湯・滝湯の別源泉あり。分析書なし。

(参考)@nifty温泉熊谷温泉
※私のアルバム「新潟海水浴とだいろの湯

新潟県新潟市石瀬3250番地(住宅地図
TEL0256-82-1126(ヤニ・イイフロ)(FAX1122)
■営業時間10:00〜22:00年中無休
■料金(タオル・バスタオル付)
大人800円/子供3〜12才迄400円
浴衣レンタル200円/回数券11枚綴り8000円
 

Re:佐久一萬里温泉  投稿者:うつぼ  投稿日: 8月 8日(火)23時34分27秒
  >めがねさん
おお、怒濤の広域集客看板で有名な「佐久一萬里温泉」ですな(笑)
先日、佐久を攻めて、なんと4連続ロスト*し、一瞬「佐久一萬里温泉」が頭をよぎりましたが、なんとなくパスして大谷地鉱泉に行ってしまいました。
かなりよさげですな。やはりB級系ホテルにハズレなしか? ^^)
なお、ここはサービスエリアでgetできる「軽井沢&上信越沿線遊Youガイド」のクーポンで料金500円になります。(10月末まで)

*)1.初谷温泉:改装中につき日帰り休止中、2.内山鉱泉:3月をもって閉鎖、3.せせらぎ温泉:休業中、4.湯川温泉:休業中
軒並み休業とは、やはり原油価格高騰が響いているのかな?
 

Re:Re:信州渋温泉が外湯巡り不可能に  投稿者:愛読者の一人  投稿日: 8月 8日(火)23時17分56秒    編集済
  湯人さん、あなたのような発想って何を偉そうに言っているんですか。
渋の駐車場では車1台に外湯巡りの手ぬぐい1枚を買えばいいという
形になっていたんだよ。駐車受付に2人で行って支払ったんだよ。
それで300円支払う形で、キーを貸してもらえたんだよ。何もあなたに
批判される筋合いはないよ。
それが、今回は大湯以外の外湯が日帰りで入れなくなって残念だと
書いただけ。しかも共同浴場が1つだけで500円とえらく高くなった
と書いているだけ。渋の宿泊者を大切にする姿勢はいい、と書いていて
何の批判も渋温泉に対ししていないけどね。大湯以外の外湯に日帰りで
入れなくなったのが残念と書くのがどこが悪いんだね。あなたみたいな
自分だけが正義の固まりのような意識の人物はいやだね。
きっと、あなたなら温泉関係の雑誌などに付いているような
無料クーポンなども一切使用しないのでしょう。偉い方です。
 

Re:信州渋温泉が外湯巡り不可能に  投稿者:湯人  投稿日: 8月 8日(火)22時45分55秒
  >車で一緒に行った複数の人間が300円で9つの湯を利用でき
たのですが、今回からは二人なら500円×2必要になった
わけで

↑あなた様のような発想の方が多いからこそ、共同湯の開放がどんどん減っているのではないでしょうか。
例えば、ワゴンに6人乗っていったとしても、〆て300円で9湯入り放題ですか?
温泉そのものと、管理してくれている地元の方に感謝して(本来地元民の財産を好意で開放しているのです)、節度をもって人数×300円を、言われなくても払うべきではなかったでしょうか。
共同湯だから安く入れて当然・・ではなく、ありがたいと思いつつお湯をいただき、地元の方や、
本当の療養者に配慮する姿勢を忘れず、応分の対価を払ってほしいものです。
渋温泉の形式は、昨今のマナーを見れば、自分たちの財産と療養者(宿泊者)の権利を保全するため、やむをえない仕儀で、残念ではありますが決して批判できないと思います。
 

信州渋温泉が外湯巡り不可能に  投稿者:愛読者の一人  投稿日: 8月 8日(火)11時03分41秒    編集済
  先週草津、万座へ行ったので、ちょっと足を伸ばして信州渋温泉
へ寄り道しました。9つの外湯巡りが目的でした。
しかし、残念なことに宿泊者以外は7月1日から外湯巡りは
不可能になっていました。外湯で日帰り利用できるのは
一番大きな大湯だけでした。それも以前のようにキーを
借りるのではなく、入浴券(500円)を買って、近辺
の店に見せて大湯の錠を開けてもらう形式です。

以前なら駐車(500円)して、そこで300円で外湯巡り
手ぬぐいを買えば9つの外湯の共同キーを借りることが出来て、
車で一緒に行った複数の人間が300円で9つの湯を利用でき
たのですが、今回からは二人なら500円×2必要になった
わけで、大湯に入るだけで駐車料金500円、入浴料金一人
500円とえらく散財することになります。

宿泊者を大事にする姿勢はいいとしても、これでは
渋温泉に日帰り入浴で立ち寄る楽しみはゼロになり
ましたね。大湯よりほかの外湯が好きでしたしね。
外湯巡りは草津温泉で楽しめばいいのですが。また
長野に行くなら、宿泊も含めてこれからはますます
野沢温泉ということになりそうです。
 

Re:東北の温泉ほか  投稿者:クマオ  投稿日: 8月 8日(火)08時28分8秒
  >MASさん
MASさんお久しぶりです。白濁の温泉というのは案外どこを推薦するのかはむずかしいです。宿周辺でブラブラできるという条件もムズカシめ。
温泉街がある白濁湯ということであれば、鳴子はよい所でしたよ。空いてるし比較的安いし。

>長良川ウーさん
万座温泉空噴の駐車場は広いですよ。各宿の駐車場も広めですが、キャンピングカーは敬遠されるかも。

>ナイジェルさん
お久しぶりです。珍しいところの紹介ありがとうございます。

>愛読者さん
ご愛読ありがとうございます。しおじの湯の情報ありがとうございました。

>そのほか常連の皆様
夏まっさかりですが、ぬる湯に良い季節ですね。お体に気をつけて湯めぐりしてください。レポお待ちしてます。
 

佐久一萬里温泉「ホテルゴールデンセンチュリー」  投稿者:めがね  投稿日: 8月 8日(火)01時27分40秒    編集済
  4日休みが取れたので信州に行ってきました。意外に良かったのでレポ入れておきます。

<佐久一萬里温泉「ホテルゴールデンセンチュリー」>(佐久市 0267-63-3355 10時〜23時まで 1000円より)
佐久市の中心部、2車線の県道沿いにある高級ビジホ?が日帰り開放するもの。今回は宿泊で攻めてきましたが、日帰りも広く受けています。
ここは以前から気にはなっていたのですが、なにせ練馬の目白通り沿いにもデカデカと看板を出していて、佐久界隈も怒涛の看板攻撃にちょっと引いてしまっていたのですが、今回は意を決して突入・・・

ホテルは10階建てのなかなか立派な建物ですが、中はなかばスーパーマーケットと化した売店ややや古びれたコインランドリーなど、なかなかのB級感。それでも団体を広く受け入れていたりと結構、盛況な様子。甲府のビジホに比べるとちょっとばかし立派かな?部屋はシングルだったのですが、まずまずの広さでなかなか快適。

風呂は1階にあり、脱衣所、エントランスともに清潔感もあり、広くここも快適。脱衣所もまずまずの広さで明るく居心地は悪くないです。

浴室内湯の浴槽はかなりの槽が温泉を利用しているようですが、ほとんど濾過+循環利用。ただし、中央に飲泉用の源泉が流されています。露天は通常の露天風呂は濾過+過加熱+循環使用ですが、圧感は12m×1.5m深さ110cm歩行浴槽。恐らく非濾過+消毒も抑え目+非加熱なのかな思いました。鮮度感もここが一番で群を抜いている感じ。
塩ビの無骨なパイプから源泉投入で浴槽上面の排水穴から排水。槽内投入もあるので循環と思うのですが、かなり掛け流しに近いのではないでしょうか?

お湯は緑茶ささ濁り、黒い浮遊物大量浮遊、泡付きもあります。適度なぬるすべ感とサラサラ感が非常に気持ち良く、浴後も肌がサラサラします。歩行浴槽でなければ長湯し放題といったところでしょうか?濃度感もあり、歩行浴槽という事もあって結構ヘロヘロになりますが、浴後爽快感(Hco3^-1256,Co2 501の仕業か?)もあるので夏向けのいいぬる湯のように思いました。
臭いは飲泉所の方が強いですが、歩行浴槽湯口で結構臭いまして、金気臭+微イオウ臭+薄いアブラ臭(臭素臭?)味は濃くないのですが、金気味+重曹味+微エグ味+微炭酸味+微塩味。増富のエグ系の味を薄くした感じでなかなかの美味です。

各種濾過槽は全体的に消毒臭が強く、あまり面白みはないですが、洞窟風呂だけはアブラ臭の残欠みたいなものは感じました。湯量もまずまずありそうなので通常の非加熱掛け流し槽があると良いと思いました。

なんとなくスカのイメージがあったのですが、見事に裏切られました(^^)ここいらあたりに仕事がある方、利用されても損はないと思います。

ナトリウム-塩化物泉 pH 6.67 38.4度 353L/min動力 成分総計 8532mg/kg Na^+ 2204 K^+ 136.3 Mg^+ 206.8 Ca^+ 221.4 Cl^- 3801 Br^- 11.3 I^- 6.7 Hco3^- 1256 H2sio3 118.4 HBO2 57.1 CO2 501.4 (!)

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.ichimanri.co.jp
 

万座温泉の駐車場  投稿者:長良川ウー  投稿日: 8月 8日(火)01時00分56秒
  万座温泉へキャンピングカーで行き日帰り湯を楽しむ予定です。
草津のように探せば適当な駐車場所は見つかるでしょうか。
キャンピングカーと言っても小型タイプで、少しくらい歩いても構いません。
また、各宿では日帰り客の駐車場はあるのでしょうか。
 

Re:東北の温泉  投稿者:一遊  投稿日: 8月 7日(月)01時42分18秒    編集済
  いやあ、ホンダの14年ぶり優勝おめでとうございます。初めて表彰式で君が代が流れたそうです。
私はルノー贔屓ですので、アロンソがシューマッハを周回遅れにしたときはニンマリしていましたが、アロンソもシューマッハもリタイアした大波乱のレースになりました。いやあ、参った!

あ、すみません、温泉ですよね。

>MASさん
白濁は深い。通は白濁をなめるべからず。
私は東北のほうがお湯がいいという意見には疑問を持ちますが、北の方角では福島の高湯温泉などは結構気にかかる存在です。玉子湯は茅葺屋根の外湯は通受けするんじゃないかな〜?
もし行かれるなら、折角なので、ぬる湯温泉や横向温泉中の湯旅館も超お勧めです♪

温泉巡りに専念できるなら、鳴子もよいかと思います。白濁もありますし(滝の湯)、緑色の硫黄泉(西多賀旅館)もあります。

白濁に拘らず、酸性硫黄泉ということなら、蔵王のおおみや旅館がお勧めです(日帰り入浴では日によって入れない源泉もあるので、宿泊か場合によっては連日立ち寄りをお勧めします)。また、すぐ近くのかわらや旅館は、無色透明ですが、得体の知れない酸性泉を求める方には1泊をお勧めできるかもしれません(自分としてはまだ理解しきれていないため、こんな表現ですみません)。すぐ横の共同浴場とは別物ですので、念のため…。

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fhiro33.cocolog-nifty.com%2Fichiyu%2F

 

東北の温泉  投稿者:MAS  投稿日: 8月 6日(日)23時56分13秒
  ご無沙汰しております。

久しぶりに顔をだして、いきなり質問で申し訳ないのですが、

東北地方(岩手までかな)の温泉で、湯は白濁で適温、混浴不可、
料理は鍋(芋煮など)、公共交通機関+送迎程度で訪問可能な立地
宿周辺で、ブラブラできる。

に合致する温泉はないでしょうか?

# 乳頭温泉の鶴の湯などがイメージにあうのですが、あそこは主浴槽が混浴
# ですし、周りに何もないので候補から外れています。

宜しく御願いします。

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.edrive.jp%2F

 

浜平温泉 「しおじの湯」  投稿者:愛読者  投稿日: 8月 6日(日)23時14分53秒
   初めまして、いつも参考にさせていただいております。
今回は、題名の「しおじの湯」から始まり「草津大滝の湯」「万座プリンスホテル」「佐久壱萬里温泉」「星野温泉トンボの湯」と回ってきました。ここにまだ載っていない情報がありましたので書き込みをさせていただきます。7月29日に行きました「しおじの湯」ですが以前に掲示板に書かれていた、2種ある源泉の白濁の硫黄臭のする方ですが、8月からこのお湯だけの湯船(樽のような物かもしれません)を作る準備をしているとのことです。現在は日に3回くらいこれを混合しているのだそうですが、ろ過器を通すと、この白濁も臭いも無くなってしまうそうで、やはりこのお湯の特色を出したいとのことのようです。予算(合併で藤岡市になったそうで市の予算)は取れているとのことでした。8月のいつからかわからないので、私は9月に再訪してみたいと考えています。今回は11時半頃に着いて、12時を少し回ったところで、待望の白濁の湯が出てきて感激しました。
  以上、報告まで・・・・・・。
 

萌芽の湯  投稿者:ナイジェル  投稿日: 8月 6日(日)21時41分38秒
  続いてもう一つ

栃木県那須郡那須町高久乙586-10 Tel:0287-78-3480
営業時間:11:00〜21:00 水曜定休
料金:500円

  清水屋さんの後に行きました。広野地の交差点の近くですが、入口が分かりにくいです。
割と新しい施設なのでNAVIに無い場合は、「那須高原教会」を目安にされるといいでしょう。

  5月末にあった某オフ会で知り、先日再訪しました。日帰り施設ですが設備が整っているとは言えず
万人にお勧めする温泉ではありませんが、お湯がお気に入りです。

  入口近くの係員小屋(笑)にある券売機で、入浴券を買います。入浴券と引き換えにロッカーキーを
貰い浴室へ。浴室は男女別にちょっと離れた位置にあり、ログハウス風です。男性内風呂(3〜4名)を
通って露天(5〜6名)へ。露天には珍しく洗い場があり、石鹸・シャンプーが置いてありました。
(ちなみに女湯には内湯、露天とも石鹸・シャンプーは無かったそうです。)
お目当てのお湯ですが、弱アルカリ性(pH 8.4)で成分総計が3.2gと言ったスペックです。浴感は
ツルツルを通り越して、トロッーと言う感じがあります。成分的に目を引くのは、メタホウ酸:342.7mg
ですが、これのせいかな。源泉の投入は絞り気味でしたが、湯温は43℃と熱め。夏(当日も結構暑かった)は
長湯はちょっとつらいですね。でも休憩室(但し冷房なし)もありますので、少し入って休んでと言った
感じでのんびりするのもいいかなと思いました。(飲み物自販機はありますが、食べ物はありません。)

  なお女性内湯は大きな石のくりぬき浴槽だそうです。
 

柳沢鉱泉 清水屋旅館  投稿者:ナイジェル  投稿日: 8月 6日(日)21時39分46秒    編集済
  久しぶりにレポート書きます。

栃木県那須郡那須町高久乙1894-20 Tel:0287-78-0703
日帰り入浴時間:(概ね) 10:00〜16:00 訪問する前に電話で確認する方がよいでしょう。
料金:350円

(清水屋さんの方が先にあったのでしょうが、今となっては)那須ハイランドパークの別荘地に隣接する
鉱泉旅館です。場所は非常に分かりにくく、板室温泉から09:10頃電話を入れ、入浴可能かどうか聞いてから
向かったのですが、結局到着したのは10:00でした。NAVIがあっても別荘地内の通行止めの道を案内されたり、
最終アプローチがNAVIの地図に無いので、川向こうのポイントを案内されたりして苦労しました。
旅館の方の話によれば「そば匠ふくろう」が道のあちこちに看板を出しているので、目安にして走ると
清水屋の看板を見つけることが出来るそうです。

  浴室は1つ(別に小さめの浴室がありましたが、最近お湯が張った形跡がなく今は使っていないようです。)で、
浴槽は3人程度の大きさ。他の入浴客がある時は待つことになります。当日(夏休みに入った土曜日)は
待ちませんでしたが、その日一番の入浴とはいかず、噂の湯膜(炭酸カルシウム?)をバリバリと割って入る
ことは出来ませんでした。それでも湯の花が浮かんだ薄茶色のにごり湯にはそそられます。冷鉱泉ですから
ため湯状態となりますが、カランから源泉を継ぎ足すことも出来ます。これが「エグあま」と言った感じの
独特の味でした。
  入浴すると刺激はあるけど柔らかい不思議な浴感。でも実は後でどっと来るので、あまり長湯しない方が
いいかも。(ナイジェルはやられました。) こんなお湯があるとは、那須も深いですね。

  入浴後は客室で麦茶を振舞っていただきました。源泉加熱コストも掛かるのに低料金で日帰りに
開放してもらい、応対も素晴らしいこんな宿が何時までも続くことを願ってやみません
 

宮の湯「小さな旅むさしの湯」  投稿者:ONKEN21  投稿日: 8月 6日(日)01時29分16秒    編集済
   昨日8/5は奇数日、男性はかけ流し浴槽ありの「石の湯」ということで、さいたま市見沼区の
「小さな旅むさしの湯」へ行ってきました。本当は日曜が都合が良いのですが、桃猫さんやみみさん、
うつぼさんの各レポ、らくださんの掲示板で行かれた方のレポを読んで一刻も早く行きたくなり、
土曜に行ってしまいました(^_^;)。来週の日曜なら奇数日ですが、その頃はお盆休みで混むかな〜
とも思いました。天然温泉は7/21に開湯したばかり。

  F市からはR17熊谷BP、第二産業道路経由で55km、1時間30分弱、川越に比べかなり時間がかかります。
東京方面の方は首都高速埼玉新都心線が8/4(金)に第二産業道路まで開通して便利になりましたね。
首都高速からは終点・さいたま見沼出入口下車左折、上尾方面に行って、南中野(南)交差点を
右折、右手です。バスは大宮駅東口7番乗車口から乗車、「南中野」下車です。5分おきに頻発。

  最初に千円カットするため、大宮やまとの湯へ。むさしの湯には千円カットはありません。
プレオープンは大混雑でしたが、うそのようにすいていて駐車場も半分の入り。カットもすぐ
できました。清河寺温泉の影響か、はたまた今日は暑過ぎたせいでしょうか。当然、やまとの湯で
はカットのみで入浴はしていません。

  次に染谷天然温泉「花みずき」を現場確認(未利用源泉一覧住宅地図)。源泉ポンプはあり
ましたが、そこから農家みたいな「花みずき」に向ってホースが伸びているものの、門は閉ざさ
れています。工事の気配なし。さいたま清河寺温泉や大門の湯と同系列ですが、大門の湯と同様、
このまま未利用で終わってしまうのでしょうか?(染谷天然温泉の写真3枚

  いよいよむさしの湯へ。むさしの湯もやまとの湯同様、駐車場は半分の入り。さいたま市内の
温泉はどこも混んでいるというイメージがあったのですが、拍子抜け。むさしの湯の場合は真湯
時代は客の入りがかなり悪かったとウワサに聞いてますが、天然温泉導入後も厳しそうですね。
真湯でオープンせず、天然温泉になってからオープンした方が良かったかも。夕食時のレストラン
もガラガラです。再入浴券をもらわないと再入浴できないので、風呂との連携が悪いです。
レストラン風呂へ行く通路にないのも失敗、おまけにやや狭苦しい感じがします。

  シューズロッカーはボタン式で落とした時気付くよう鈴がついています。1階奥はレストラン、
2階はほぐしや。階段下の券売機で入浴券(休日700円)を買い、番台に渡します。やまとの湯の
ように銭湯のような1回入り制に番台式が多く見られますが、再入浴可であれば館内入口に受付が
あった方がいいように思います。番台の奥が畳敷きなのは皆さんがご指摘の通り良いアプローチ
だと思います。和風旅館の趣ですね。

  ヒーリングサウナ「四季の小径」(400円)を横目にいよいよ右手奥「石の湯」へ。内湯につい
ては真湯。露天風呂が天然温泉。内風呂の窓が開け放たれ露天風呂との間を自由に出入りできる
のは便利です。内湯も開放的で通気がいいです。

  いよいよ露天風呂へ。露天大風呂「龍神の湯」はややカルキ臭がし、強力な吸込・注入あり、
投入あり、オーバーフロー少しありの循環仕様。強い塩味、ろ過は強力と見え、やや茶色みかかる
程度に透き通っています。

  かけ流しの「神酒(みき)の壷湯」へ。ちなみにこの日、女風呂だった「木の湯」の樽風呂
「満天の湯」は循環らしいですので注意。本当は木の湯も新木鉱泉や金峰泉のような小型の
樽風呂にして、壷湯のようにかけ流しにしてもらえるといいのですが…。「石の湯」の壷湯は3つ
あって2つは1人用、1つは2人用。
  壷湯の湯は黄土色に濃く濁り、透明度10センチ程度。太田湯源郷よりは薄いか?湯口では強い
アブラ臭ありで、個性を放っています。においは前橋の七福、においと濁りは東鷲宮百観音温泉や
久喜なごみに匹敵する強烈なものでビックリ。お湯の良さではさいたま市では恐らくトップ
でしょう。湯けむり横丁おおみやだけ未湯ですが…。さいたま清河寺温泉のようなアワ付は一切
ありません。
  壷湯の湯使いは源泉温度35.8℃を39℃まで若干加温(温度計測係に確認済)、投入と加熱湯の
底面・側面注入あり。猛暑(35℃)のせいか、注入はほんの少ししか感じないくらい弱いです。
まさに加熱の少ない、ぬる湯状態の今が旬です。猛暑の夕方でもまったりと長湯できました。
幹部くさい男性従業員に聞いたところ、壷湯の投入についてはこれでも弱めのろ過が行われており、
カルキ臭は感じませんが、塩素注入もしてるとのことです。湯使いは清河寺温泉の方が上か?

  それにしても、むさしの湯の石の湯壷湯に関しては想像以上に良かったです。お湯の素性は群馬
の温泉スパ銭と比べてもヒケを取らないと思います。東京や埼玉の方は是非、壷湯を狙って、
行ってみて下さい。本日は女性の番です。

  温泉分析書は脱衣所を出た湯上り処の壁に掲示されています。

温泉分析書(山環温第17-16号)
1.申請者
氏名:マミーマートサービス(株)代表取締役
2.源泉名及び湧出地
源泉名:宮の湯
湧出地:埼玉県さいたま市見沼区大字南中野字海老沼427番(むさしの湯:南中野422-1)
3.湧出地における調査及び試験成績
(2)年月日:平成17年9月16日
(3)泉温:35.8℃(調査時における気温28.5℃)
(4)湧出量:461L/分(動力揚湯)
(5)知覚的試験:記褐色澄明、無臭、塩味
(6)pH値:7.3
4.試験室における試験成績
(2)終了年月日:平成17年9月29日
(3)知覚的試験:同上
(4)密度:1.0138g/cm3(20℃/4℃)
(5)pH値:7.34
(6)蒸発残留物:15600mg/kg
(7)電気伝導率:24100μS/cm(25℃)
Li=0.1 Na=4742.3 K=56.2 アンモニウム=13.1 Mg=243.8 Ca=255.2 Sr=1.7 Ba=0.6
Mn=0.5 鉄1=0.6 鉄2=4.1 陽計=5318.2
Cl=8236.3 Br=30.7 I=5.7 炭酸水素=356.3 陰計=8629.0
メタケイ酸=52.0 メタホウ酸=24.9 非解離計=76.9 溶存物質計=14.024g
遊離CO2=19.1 成分総計=14.043g
Cd・Pb・Cu・Hg=不検出
6.泉質:ナトリウム-塩化物泉(高張性中性温泉)
平成17年9月30日 株式会社 山梨県環境科学検査センター 代表取締役

※温泉利用状況(湯上り処及び通路に掲示)
非加水/一部浴槽(石の湯壷湯)を除き循環ろ過あり/塩素系薬剤による消毒あり
源泉宮の湯由来のHPによると地下1500mより掘削。

※小さな旅むさしの湯の外観・館内写真・パンフ9枚
(お風呂の写真は携帯電話持込禁止のため遠慮しました)

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.musashinoyu.com%2F

 

なるほど・・・  投稿者:飯山@索  投稿日: 8月 3日(木)10時49分28秒
  参考になる意見ありがとうございます。
元々地元向けに作った施設が多い(暁、望、湯滝)ので
洗い場が狭かったり、ハード面の問題も多いのですが
ハード面の改善はなかなか大変だと思います。
無人の古民家も沢山有るんですが・・・移設は難しいかなぁ(過疎は進む)
逆にソフト面の充実は色々出来るんじゃないかなぁっと思っています
「このサービスはうれしかった!」という思い出ありませんか?!

食事所はほぼ全ての施設に併設OR近設されています
食事に関しては自信有りですよ〜
アスパラの生産日本一 後、富倉蕎麦はめっちゃうまいです
連絡もらえれば穴場に案内しますよ〜
 

Re:悩ましき温泉  投稿者:みみ  投稿日: 8月 2日(水)23時41分28秒    編集済
  飯山@索さん、はじめまして。

温泉好きの一人としては、湯量に見合った規模の施設がいちばんかと思います。
個人的には湯量が少ないのに大型の浴槽を作ってしまうのは好きではありません。
最近は大型浴槽がそこらじゅうにできており、単に大きいだけでは有り難みが全くなくなって
きましたからね。
小さくてもいいので、温泉を大切にして、必要以上にいじくりまわさないほうがいいと思います。
ご自身も「3秘湯は基本的に地元用なので観光客をわんさか入れては雰囲気が壊れて
しまうし」と書かれているとおり、本来持っているキャパシティ以上の集客を求めると、
あまりいいことはない気がします。

一方、純粋に集客だけを考えると泉質(濃い薄い)はあまり関係ないのではないかと思います。
井戸水を沸かしたところで、温泉かどうかなんて判別できない人がほとんどでしょうから。
そのくせ「掛け流し」「循環」「源泉100%」「加水」「塩素」といった流行語には
異常なくらい敏感です。
一遊さんも書かれていますが、私の考えはもっと極端かもしれません。
極論を言ってしまえば「ムードとオリジナリティ」なんじゃないかなと思っています。
昨今の温泉開発ブームのなかで、もはや泉質や施設の豪華さで客を呼べるとはとても思えません。
「循環」や「塩素」という言葉は「循環していること」や「塩素を投入していること」が
問題なのではなく、ムードをぶち壊す響きを持っていることが一番の問題ではないかと
思うのです。(高濃度の塩素投入時は不快な臭いが発生し、嫌が応にもわかってしまいますが)
私もその一人で、泉質なんてほとんど判別できませんが、循環仕様とわかっている温泉には
あまり行きません。たとえヘアキャッチャー機能、温度調節と説明されても、
気分が乗らないのです。
温泉は掛け流しじゃなければ温泉じゃないと勝手に思いこんでいることもありますが。

また、みしゅらん常連の皆様方のようなマニア層に焦点をあてても、
決して儲かる商売にはならないと思います。
強烈な個性でもあれば、ネット等で話題になってお客も来るようになるかもしれないですが、
泉質にうるさい割に、あまりお金を落とさないでしょう(自爆)。
その上少しでも泉質が落ちると途端に行かなくなります。
現にマニアが褒めている温泉で儲かっているところは少ないように思います。

ところで飯山市といえばお米と山菜では全国屈指ですよね。
囲炉裏のある部屋でおいしい食事が食べられたら行きたいですねえ。
その上で小型の浴槽、掛け流しだったら雰囲気が最高でしょうね。
 

Re:悩ましき温泉  投稿者:一遊  投稿日: 8月 2日(水)22時47分44秒    編集済
  源泉が30℃あるなら、非加熱掛け流し槽を設けることは得策かと思います。
そればかりというのではなく、加熱循環と併設することにより、いろいろなニーズに応えられるのではないでしょうか。サウナが付くと、より効果的かと思います。
サウナ室の出入口にはシャワーを設け(30℃より冷たくする)、非加熱源泉浴槽との距離もワンクッションおくのが理想。
なぜかというと、汗を流さずに(汗まみれで)浸かる人が多いからです。
非加熱源泉浴槽より低温の水風呂をサウナのすぐ横に設けるともっとよいです。
もっとも、個人的にはサウナがなくても、40℃と30℃の二つの風呂があれば、それだけで楽しめます。

あとはやはりムード作りですね。研究は大事だと思います。よく分からないなら、人気施設の真似でもよいと思います。
よくいる温泉マニアはとかくムード軽視ですが、商売するなら考えないと…。
日帰り客を見込めるなら、食事処ないし喫茶室なんかがしっかりしていると理想的なんですが…。

それから、循環する場合でも、塩素殺菌など一般ユーザーでも気になるくらいの塩素臭ぷんぷんだけは避けて下さい。他にもっとましな殺菌方法があるはず。コストはかかるのかもしれませんが…。


温泉クイズ作りました。
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fhiro33.cocolog-nifty.com%2Fichiyu%2F2006%2F08%2Fpost_7ead.html
 

Re:悩ましき温泉  投稿者:うつぼ  投稿日: 8月 2日(水)22時44分42秒    編集済
  泉温低めの規定泉、ないしはうすめの単純温泉というと、どうしても非力な印象を受けますが、なかなかどうしてあなどれないお湯もあります。
そのうち代表的なケースを考えてみました。

1.湯量が多く、非加温ないし微加温ぬるめでかけ流している。(ウリ=お湯の鮮度)
   ex.大塚(群馬)、行田古代蓮(埼玉)、寺宝(新潟)

2.pHが高い重曹泉系でツルすべがある。(ウリ=つるつる美人の湯)
   ex.真沢(群馬)、足尾(栃木)、塩江(香川)

3.メタけい酸が多い。(ウリ=とろみのやさしいお湯)
   ex.馬頭温泉郷(栃木)、浜平しおじ(群馬)、正徳寺(山梨)

4.鉄分が多い。(ウリ=にごり湯、温まりの湯)
   ex.地蔵の湯(栃木)、総社鉱泉(群馬)、小滝(栃木)

5.イオウの風味がある。(ウリ=硫黄のお湯)
   ex.濃溝(千葉)、下部湯沢(山梨)、寄居金山(埼玉)

6.なんだかわからんが神懸かり的な深い浴感がある。(ウリ=うす湯の名湯)
   ex.湯岐(福島)、華報寺共同(新潟)、沓掛(長野)

1は、相当量の湯量がないとできません。また、冬場は加熱槽がないときびしいです。
2は、pHが高いこと、3〜5は、特定の成分を含んでいること(規定以下でもでてくることがある)が条件となります。(6は不明 ^^; )
飯山あたりはわりにpHが高いお湯が多いので、2の美人の湯コース(笑)でいけるかも・・・。半循ぐらいでもけっこうツルすべが残ることが多いので有望です。
やませみさんご指摘のとおり、非加温or微加温とし、冷湯〜ぬる湯で売っていくのもありかと。原油価格高騰の折りでもあり・・・。

皆さん書かれているように、泉質よりも雰囲気を重視するお客は多いですから、居ごこちのいい環境を創ることも大切だと思います。とくに暖色系照明&木の浴槽はポイントが高いです。(それと美味い蕎麦)
 

Re:悩ましき温泉  投稿者:ONKEN21  投稿日: 8月 2日(水)22時09分29秒    編集済
   飯山@索さん、こんばんは。らくださんの掲示板では書き込みを拝見致しております。

  私は生まれ育った地元の近くで温泉施設を運営した経験がありますが、その運営はホントに
大変なものでした。湯使い改善は索さんがおっしゃられる通り、私の経験からしても非常に難しい
と思います。加温かけ流しや消毒なしは特に…。もちろんそれができれば温泉ファンとして
うれしいに越したことがありませんが…。お察し致します。

  今、はやっている温泉施設というものはどういうものなのでしょう?埼玉にはそう言っては
失礼ですが、泉質云々でなく(いや、泉質も中々)はやっている施設があります。
小川町の「花和楽の湯」です。私と同年代の若い社長は九州・熊本県の黒川温泉の造りとか雰囲気を
徹底的に研究したようです。私も黒川温泉に泊まっていますが、一番大切なのはおかざきさんの
言われる通り雰囲気づくりかも知れません。
  逆に今、不振なのは公共系温泉センターもしくは健康ランド系と言った、全国どこにでもある
没個性のセンター系ということになってしまう気がします。無機質・殺風景・お役所的なものを
感じをさせないことが重要だと思います。非加熱かけ流しを実施して湯使いを良くしても、
ガラガラで閑散としている施設を立地に恵まれた首都圏でさえ散見しています。一般受けする施設
造りも大切です。

  長野というのは埼玉で言う秩父同様、閉ざされた山国で非常に独特な文化を持った地域ですね。
この点、私にとって長野は親近感を覚える地域なんです。かつ関東では絶対考えられない雪国です。
施設にしても、料理にしても、サービスにしてもその地域にしかないものを打ち出すと良いと
思います。具体的に何をしたら良いかは私は長野に住んでいないのでわかりませんが、そこに長年
暮した地元の方に何か良いアイデアが出るかも知れません。それがまた地域興し(つまり、その
地域にある温泉作りに参画できる喜びのようなもの)につながると思いますし、都会にないもの
を求める都会人の誘客につながると思います。
  前回レポした通り、私の地元、埼玉の外秩父の山あいにも古民家を休憩室にし、足袋プレゼント
サービスを実施した公共温泉施設がオープンしました。こんな例を参考に長野・飯山にしかない
温泉をめざしてリニューアルしてみてはいかがでしょう。

  施設サイド的な意見(今は完全な一温泉ファンです)&あまり具体性がないお返事になって
しまい、どうもすいません。索さん、“地域興し”頑張って下さい。
 

Re:悩ましき温泉  投稿者:やませみ  投稿日: 8月 2日(水)16時13分59秒
  飯山市は優れた有名温泉地に囲まれているので苦しいですね。

周囲の温泉は泉質的には優秀ですが、熱いお湯ばかりなので、
泉温が低いのを逆手にとり、「ぬる湯の温泉郷」を看板にしてはいかが?
   いいやま湯滝 37.5℃
   いいやま北竜 26.9℃
   戸狩 暁の湯 33.9℃
   戸狩 望の湯 28.3℃
加温槽と低温の源泉槽を併設すると良いだろうと思います。
燃料代の節減にもなりますし・・・
ただし、源泉直結の温泉を潤沢な投入量で使用し、
毎日換水清掃しての衛生確保が必須です。

現在はいずれの施設も半循環仕様になっていますが、
源泉はそれぞれに弱いながら良い個性をもっており、
わざわざ消して使っているのはもったいないです。
成分が薄くても大人気の温泉はけっこうありますよ。
 

レスありがとうございます  投稿者:飯山@索  投稿日: 8月 2日(水)11時18分33秒
  加温かけ流しは理想なんですが原油価格が高騰していてコスト面で厳しいです。
現状、戸狩温泉(暁、望)は露天風呂を休日限定にしてなんとか経営しています。
北竜温泉は施設が新しいので景観派にはウケると思います
湯滝温泉はレジオネラ菌を出してから塩素濃度が・・・
斑尾高原ホテル温泉はホテルのオマケ的温泉だし
不動、希望、金平の飯山3秘湯は基本的に地元用なので観光客をわんさか入れては雰囲気が壊れてしまうし、地元の方に迷惑かけるし観光商材には使えそうにありません。
 

(無題)  投稿者:おかざき  投稿日: 8月 2日(水)10時20分52秒
  >索さん
はじめまして。神奈川の温泉好きです。

らくださん宅で文化北竜館を紹介なさっていたのは索さんだったかな。
仰るようにお湯にあまり面白味がないとすれば、残るは照明暗めで
お洒落な雰囲気の風呂場&美味しい創作料理ですよね?

てフツーすぎるか?

あるいはナイスロケな露天風呂。先日行ってきましたが、飯山ですと不動の湯が
山に面しためちゃいいロケーションの露天風呂。気に入りました。

温泉施設サイドにはいろいろとご苦労がおありのようで、大変だろうなぁ、と
想像します。

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fblog.goo.ne.jp%2Fokazaki001

 

Re:悩ましき温泉  投稿者:クマオ  投稿日: 8月 2日(水)07時51分45秒
  飯山@索さま

いらっしゃいませ。
飯山の温泉というと戸狩温泉でしょうか。温度が低く加温循環、温泉成分も弱いというと、温泉の性質としてはかなり厳しい状況ですね。当サイトは泉質重視の方が多いので、レスがつきにくいかもしれません。

どうしようもない温泉達とおっしゃいますが、不出来なものほどかわいいと言うこともありますから、お話に温泉に対する索さんの愛情を感じます。泉質以外の設備にこる方向もあるとは思いますが、当サイトらしく泉質方向について考えてみました。

温泉成分もとても弱いとお嘆きですが、成分が強烈でない温泉でも体に効くところはたくさんあります。それよりも循環はやっぱりお湯の劣化につながるので、循環しない方がうれしいです。燃料代がかかるとは思いますが、加温かけ流しにしてはどうでしょうか。鮮度の高いお湯はやっぱり違うと思います。

即効性のある話ではないですが、共同浴場を中心にして泉質重視の対策をクチコミで広げていけば温泉ファンは支持してくれるのではないかと思います。(地味なレスでどうもすみません)
 

悩ましき温泉  投稿者:飯山@索  投稿日: 8月 1日(火)15時50分36秒
  はじめまして。長野県の北の外れ飯山市で温泉関連の仕事をやってる索です。
飯山の温泉はどれも泉音が低く(30℃前後)加温、循環です。
その上、温泉成分もとても弱いんです(メタケイ酸だけがなんとか規定量以上)
こんなどうしようもない温泉達をなんとか客の呼べる物にする良い方法ないでしょうか・・・
皆様の知恵を借りたいです
 

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