クチコミ 情報
2006年6月11日〜6月20日

西国分寺の蕎麦屋  投稿者:MAS  投稿日: 6月19日(月)01時28分13秒
  今日、車で国分寺付近をブラブラしているとき、良いお蕎麦やさんを見つけました。

店の名前は潮(うしお)。
場所は西国分寺駅の南側にある「泉」交差点を国分寺方面に曲がって100mの地点。
蕎麦は十割で、辛めのつゆで頂きます。薬味はワサビのみ。
極端に美味しいという訳ではないが、十分満足できるレベル。蕎麦湯は私の大好きな
トロトロ系。
話を聞いていると、ここのご主人は日本料理の板前出身ということで、蕎麦は店を
始めてから打ち始めたとのこと。その為か、壁に掲げられたメニューには酒の肴に
良さそうな一品料理が多数並んでいてます。蕎麦以外の料理を、いくつか頂いて
みましたが、どれも美味しかった。

お値段は少々高めですが、近郊の方は是非立ち寄ってみてください。
潮の近くには、有名な山泉(さんせん)もあります。

今日は、潮で蕎麦を頂き、深大寺温泉ゆかりで一風呂浴びてきましたが、サッカーの
影響か、空いてました。

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.edrive.jp%2F

 

さいたま清河寺温泉と長湯・七里田温泉  投稿者:ONKEN21  投稿日: 6月19日(月)00時24分9秒    編集済
   昨日、オープン(当時の過去ログ)以来4ヶ月ぶりにさいたま市西区の「さいたま清河寺温泉」
を再訪してみました。大分県の長湯・七里田温泉の詳細レポを書いていたら、無性に埼玉の
アワアワ湯に浸りたくなってしまいました。果たしてアワ付きはどうなったでしょう?
ついでに千円カットもしてきました。

  F市の自宅からR17、荒川西沿いの農免道路、上尾開平橋経由で54km、1時間10分で清河寺温泉
に到着。駐車場はほぼ満車状態でパチンコCubeの向こうの第2駐車場へ止めました。
  券売機で入会料100円の会員カード(期限なし)で土・日・祝日750円(一般800円)の入浴券を
買います。入口の床屋で待ち時間を尋ねると1時間15分後に予約を入れてくれました。カットの方
は無料で再入浴券をフロントで発行できるとのことなので、待ち時間の間にひとっ風呂可能です。
カット券は会員1050円(一般1150円)で予約時間直前に買うと良いです。

  さいたま市近郊の日曜とあって浴室も休憩所も大混雑。内湯30人、露天風呂30人は入っていた
でしょうか?これほど混雑するスパ銭も珍しいです。やはりお湯の力ですね。肝心のお湯ですが、
オープン時とそれほど変わっておらず、露天非加熱浴槽「生源泉湯」が32→39℃に上昇、今の
暑い時期にはとても気持の良いヌル湯になっています。温度上昇といっても人為的な加熱ではなく
投入量が少ないので季節的な気温上昇の影響が多いのでしょう。においはアブラ臭・磯の香り・
微々硫黄臭かな?

  泡付きですが、露天中央の「源泉岩風呂」投入口付近の泡付きがオープン時同様良いです。
ただし、長湯温泉ラムネ館や七里田温泉下湯の泡付きと比べたら、現在の清河寺はホントに微々
たるもので、あちらとはレベルが違います。ガス抜きが少なかった清河寺温泉仮設時代のお湯で
あれば、あちらと互角でしょう。あと寝湯・寝ころび湯の底面ガス発泡は長湯ラムネ温泉と
そっくりと言わざるを得ません。源泉あつ湯投入口のガス発泡のボコボコとした発泡音もスゴイ
ですね。非加熱「生源泉湯」については肌の泡つきはホントに微々たるもので、オープン時と
変わっていません。生源泉湯も寝湯・ねころび湯・長湯ラムネのような底面注入で発泡させれば
おもしろい感じがします。においはサビ臭というか鉄臭さに長湯と共通するものを感じました。
全体的には長湯・七里田の高温源泉よりは濁りが薄くやや黄色みがかかり塩を加えた感じで泡付
は良い、長湯ラムネ・七里田下湯よりは濁りは濃いがガス抜き装置稼動や源泉温度がちょっと
高いせいか泡付きがレベル違いで悪いという感じです。言わば長湯・七里田の高温源泉と低温源泉
を足して2で割った感じが清河寺温泉といえそうです。あと最大の違いはガスの成分で長湯・七里
田の遊離炭酸は500〜1200mgあるのに対し、清河寺は13.2mgしかないんです。清河寺はメタンガス
ということになりますが、火災やガス爆発の防止の観点からガス抜きが必要です。もっとも七里田
クラスになると高濃度炭酸で死者が出るくらいですから、どっちの方が危険ともいい難いわけですが。
万一の時、メタンの方が人数的に多くの人に影響を及ぼすので危険かな?

  温泉分析書(仮設レポと同じ)は脱衣所入口、エントランス脇、パンフレットなどに掲示されて
いました。また温泉利用状況もかけ流し・循環ろ過については各浴槽の看板に記載、脱衣所入口・
エントランス脇の温泉分析書には以下のような詳細なものが記載されていました。

3.源泉の温度:38.3℃
4.利用場所における源泉の温度
生源泉湯:37.5℃/源泉あつ湯43℃/桧湯42℃/源泉岩風呂・寝湯・寝ころび湯・足湯・壷湯41℃

12.各浴槽の温泉利用詳細
(1)生源泉湯:冬季加温
(2)源泉あつ湯・源泉岩風呂・寝湯・寝ころび湯・足湯・壷湯:加温
(3)桧湯:加温・循環ろ過・消毒
[理由]
加温:入浴に適した温度に保つため加温しています。(※露天の生源泉湯以外の全浴槽)
冬季加温:気温の低い冬期のみ入浴に適した温度に保つため加温しています。(※露天の生源泉湯)
循環ろ過:衛生管理のため循環ろ過装置を使用しています。(※内湯の桧湯)
消毒:衛生管理のため塩素系薬剤を使用しています。(※内湯の桧湯)

([理由]の※は私が入れた注。どの浴槽の理由を示したものかわかりずらいので…。
浴槽毎に加温だけでなく、循環ろ過や消毒についても書いていただけるとわかりやすいのですが…。
これではすべての浴槽が加温・循環ろ過・塩素消毒と勘違いされかねませんね。
実際は露天全浴槽が循環ろ過なし・塩素消毒なしのかけ流しです。)

  清河寺温泉が最も気持いい夏、クマオ&クマコさんのみしゅらんレポお待ちしています。
さいたまのヌル湯の名湯が呼んでますよ〜
 

所沢「湯楽の里」 壺湯かけ流し復活  投稿者:うつぼ  投稿日: 6月17日(土)22時36分36秒
  連打すみませぬ。

冬期加温循環となっていた所沢「湯楽の里」の壺湯が、先日行ったらついにかけ流しを復活していました。
冬場も月2ペースで通っていましたが、5月末でも「冬期加温循環」のシールをはったまま、お湯もぜんぜんアウチだったので、もう復活はないものとあきらめていた矢先の快挙。(冬場はかけ流しの露天もイマイチだった。)

お湯はかなり熱めだったものの、ささにごりで茶色の湯の花が舞っていました。弱重曹味+微塩味+金気だし味、金気貝汁臭にかすかな焦げ臭を交えたお湯は、ここらによくある化石海水や黒湯とはちがう、山の温泉のイメージのあるもの。アワつきはごくわずかで、鮮度感は絶好調時にはおよばないものの、こんないいお湯を近場で楽しめるのはほんとうに贅沢です。
6/24から回数券割引キャンペーンなので、Getして足繁く通うつもりです。
 

川口天然温泉 「ゆの郷の湯Spa Nusa Dua」  投稿者:うつぼ  投稿日: 6月17日(土)22時32分25秒
  突然ですが、埼玉の温泉健康ランドです。ONKEN21さんのレポあり。

<川口天然温泉「ゆの郷の湯Spa Nusa Dua」>(埼玉県川口市、10:00〜翌9:00、無休、1,050円(午前0時〜3時在館は深夜割増料840円)、048-254-1126)

以前からあった健康ランドが2003年11月温泉を掘削・導入し、名称も「ファミリー健康ランド ゆの郷」に変更、その後さらに「ゆの郷の湯Spa Nusa Dua」に改称しています。
場所は川口オートレース場のそば。JR「西川口」駅東口より徒歩約15分、無料送迎バス(2本/時)もあります。
健康ランドらしいがっしりとした建物で、にいざ「彩泉楼」に雰囲気が似ていますが、エスニック〜オリエンタルなイメージもあり、平塚太古の湯も思い起こしました。料飲施設が充実しているので会社の慰労会など、団体受け入れを積極的におこなっているようです。温泉導入時には2,310円と超強気な料金設定、その後1,890円となり、いまは1,050円のタオル・館内着なしコースが設定されています。(それでようやく行った(笑))

4層の施設で1階が受付、2階が浴場、3階が各種飲食処、4階にリクライニングコーナー&休憩室と施設的にはかなり充実しています。

脱衣所はロッカーが多くちょっとした休憩スペースなどもあって、ゆったりしています。
入ってすぐ右手にサウナ、正面に水風呂(カルキ臭、16℃冷たい)。左手奥に大浴槽(化石深層風呂)(石造25人以上、ジャグジー、電気風呂、寝湯×3付)、漢方薬湯風呂(石造5.6人)、いちばん奥に古代檜風呂(檜造8人、真湯、井水かも)。露天はなく、採光を抑えているので館内は暗め。全体に浴槽満載で休めるスペースが少ないです。
カラン26、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。洗い場は使い勝手がいいです。
女湯はやや構成がちがい、足湯、ミスト浴槽、塩サウナなどがあるようです。
土曜15時で30〜40人となかなかの盛況で客の年齢層はやや高め。

大浴槽にはライオンとふたつの壺、計3つの湯口からの投入。ふだんはチョロチョロ投入ですが数分に一度大量投入があり、このお湯は鮮度感があるので源泉かも。他に側面注入ありでオーバフローなし。排湯はなぜか確認できず。

お湯は大浴槽のみレポします。
ほぼ適温のお湯は、透明度50cmほどの黒湯で茶色の浮遊物。湯口大量投入時にはモール臭+アンモニア臭、湯面でアンモニア臭。アンモニア臭はとくにジャグジー&寝湯まわりで匂い立っています(刺激感あるが異臭ではない ^^; )。弱塩味+重曹味、黒湯らしい重曹泉系のツルすべにとろみが加わり、かなりあたたまる入りごたえのあるお湯です。お湯のイメージも、にいざ「彩泉楼」に似ています。

浴場に開放感がないのは難ですが、「わらびやまとの湯」より空いていそうだし、それなりの鮮度感もあるので穴場のお湯かも。

Na-塩化物温泉・炭酸水素塩温泉 38.3℃、pH=8.0、676L/min(1,265m掘削揚湯)、成分総計=3756mg/kg、Na^+=1213mg/kg (95.95mval%)、Fe^2+=0.8、Cl^-=1366 (70.15)、HCO_3^-=964.8 (28.79)、CO_3^2-=12.0、陽イオン計=1280 (54.99mval)、陰イオン計=2355 (54.92mval)、メタけい酸=91.7、メタほう酸=7.6 <H15.6.12分析>
 

七里田温泉「下湯共同浴場(ラムネ温泉)」(大分の旅7)  投稿者:ONKEN21  投稿日: 6月17日(土)01時13分48秒    編集済
   ここは感激ゆえ長文失礼します。

  日本無類の炭酸泉、大分県竹田市の七里田温泉の続きです。九州・大分温泉の旅の一番のめあて
は日本一の炭酸泉めぐりであったのですが、この旅一番のクライマックスとして七里田温泉下湯
共同浴場のレポに入ります。夕方に長湯温泉ラムネ温泉館に入り、その夜下湯に入ったので、両者
の比較も興味深いです。長湯・七里田といった炭酸泉めぐりレポにおいて、最後にもってきたのも
深い意味があるんです。感動はなるべく後にもってきたかったので…。

  七里田温泉下湯共同浴場はいろいろな名称を持っています。木乃葉の湯の看板では「下ん湯
(したんゆ)共同浴場」(ラムネの湯)、共同浴場入口の看板では「下湯温泉共同浴場」及び
「ラムネ温泉」、七里田温泉今昔物語(明治期)と木乃葉の湯パンフでは「下の湯(したんゆ)」、
公式HPのアドレスはsitayu(したゆ)。460年もの歴史があると人によっていろいろな呼び方
があるんでしょうね。村人から古くから呼び親しまれているらしい“ラムネ温泉”については
長湯温泉の大丸旅館の外湯でも使い出したので紛らわしくなってしまったと思います。
“したんゆ”という呼び方は九州訛りが感じられていいと思いますね。

  下湯共同浴場へ入浴を希望される方は七里田温泉館「木乃葉の湯」の駐車場に車を止め、
木乃葉の受付へ行きます。券売機で300円の入浴券を買い(木乃葉のレポで書いた通り4/1より
210円→300円に値上げしています)、受付のおじさんに入浴券かみやま入湯券を渡します。
おじさんから下湯の入り方や注意事項の説明を受けたあと、他に入浴客がいなければ下湯共同浴場
の鍵が渡されます。GWについては入浴客が多いせいか、特に説明もなく常時開放のため鍵も
渡されませんでした。なお、土日祝日については入場者が急増し、待ち時間が発生しているとの
ことです。GWも日中は入場制限が行われたものと推測されます。みやま宿泊者が入浴する夜でも
6人前後も入りほぼ満員状態でした。数年前までジモ専だったのに、有名になり過ぎるのもいろ
いろ問題ありますね。公式HPでも宣伝しているので、私もレポさせていただきますが…

  木乃葉の湯から下湯へは3〜5分位歩いて行きます。木乃葉の湯駐車場出入口を左へ、すぐ先を
看板に従い右折、七里田川・みやま別館(旧大船荘)手前で左折。数十m先に共同浴場があります。
文字通り川の下の方にあります。民宿みやまからの方が圧倒的に近く、みやまの主人によると
鍵が開いていれば入っても良いとのことでした。入湯券は受付時にもらってますし…。
私は律儀に家族の分と一緒に木乃葉の湯受付まで入湯券を持っていきました。

  民宿みやまで夕食後、いよいよ下湯へ向います。昭和40年築とかなり古くてボロイ外観の建物です
昼間に確認したところ下湯の隣の草叢に源泉のポンプらしきものを見つけました(地下64mより自噴)。
下湯の中へ入ると(資料2)にあるような入浴者へのお願いが掲示されています。数年前、炭酸ガス
により亡くなられたり、救急車で運ばれたりされた方がおられるようです。そのため一時、組合員専用
のジモ専になったようですが、平成11年、泉質調査にきた法政大の教授が炭酸濃度のすごさに驚き
「この温泉は宝だから、一般にも開放しては」との助言を受け、組合の努力で現在はまた入れる
ようになったそうです。ガスは7月中旬〜9月中旬の夏(特に雨の日)に発生するそうで、この日は
勝手を知る地元の方が入浴してたので扇風機もついていませんでした。鍵を開けて初めて入浴
する際はガス中毒や事故を起こさないよう絶対に注意を。事故が起これば再びジモ専に戻りかねません。
とは言え、皆さん、ぬる湯のせいか1時間以上、首までどっぷり浸かっておられる方がほとんど。
危ない気もするんですが、私もマネッコ…(^_^;)

  脱衣所で服を脱ぎ、扉を開けると階段があり、下方に10人くらい可の長方形のコンクリ造の
浴槽があります。奥の投入口付近だけ溶岩状の岩組になっています。投入口隣の壁一番下には
炭酸ガスのために換気扇があります。お湯は無色透明で加水・加温・循環ろ過・消毒すべてなし
の完全かけ流しで床に溢れて、茶褐色に染め上げています。お湯も染まり具合も島根県の小屋原
温泉「熊谷旅館」にそっくりです。温度も人肌程度のぬるさで長湯可です。冬は厳しいかも。

  お湯に浸かるとすぐに肌に泡がびっしり付いてきて、瞬く間に泡が大きくなり、湯面に浮かび
上がってきます。湯面に顔を近づけると炭酸ガスの泡が発泡してしぶきが跳ねるのがわかります。
耳をすませばシュワシュワと音が聞こえます。浸かっているうちに自分の体・肌が金魚鉢のエアー
のごとく発泡装置になったよう。大げさに言えば天ぷらとなって揚げられている気分(^_^;)。
これだけの泡はどこから湧いてくるのか不思議になってきました。長湯みたいに底面に発泡口は
ないか確かめましたが、下湯にはありません。とすると自然発泡+人の体を媒体にした発泡の両方
でしょう。それにしても七里田下湯のアワアワぶりは、長湯温泉ラムネ温泉館、小屋原温泉(島根)、
濁河・木曽周辺(岐阜・長野)、山口温泉(山梨)、清河寺温泉仮設(埼玉)、平治温泉(群馬)、
マルナカ温泉、大塩温泉(福島)、広河原間欠泉(山形)、森田温泉(青森)など私の経験した
アワアワ湯・炭酸泉と比較しても経験したことのなかったレベルであり、非常に驚きました。
強いていうなら、清河寺温泉仮設(現施設は問題外)と小屋原温泉、長湯温泉ラムネ温泉館が
一歩抜けてるように思いましたが、七里田温泉下湯はレベル違いでダントツのトップです。
下湯に入る数時間前に長湯ラムネ温泉館に入りましたが、肌の泡のつき具合や発泡具合どれを
とっても下湯は軽く凌駕しています。この下湯共同浴場は老朽化しており、いつ閉鎖・建替に
なっても不思議でない状況ですが、できうる限り現状のまま保存し、一人でも多くの方にこの
アワアワぶりを体験してほしいと願わずにいられません。はるばる九州まで行く価値は十分
あります。

  脱衣所に温泉分析書の掲示はなく、温泉利用状況と利用許可書が掲示されていました。

(資料1)温泉利用状況
加水・加温・循環ろ過・入浴剤・塩素消毒すべてなし
利用許可証(第大竹保55号) 平成16年8月13日
営業所所在地:久住町大字有氏字湯ノ上4059-1
名称:七里田温泉 下湯(ラムネ温泉)

※読売新聞九州発「しんぼうのお湯めぐり」によると
炭酸泉37.5℃、炭酸1250mg

(資料2)下湯(ラムネ温泉)入浴者へのお願い
この温泉に最近時折ガスが出て入浴者に危険な時があります。
又、建物の老朽化も進んでいますので入浴者に万一事故等のご迷惑を、お掛け
することがございましても当組合は、その責任を負うことができません。
念のためにお知らせいたします。              温泉組合

  ラムネ温泉の入り方 ※必ず守ってください
1.窓を開ける
2.扇風機をまわす(湯面に風を向ける)
3.10分待つ
4.つかる時は胸までにする

(資料3)七里田温泉の歴史の一部(七里田今昔物語より)<下湯入口横掲示>
当時(明治四年)の温泉は神の湯・御殿湯・上の湯・下の湯・新湯
など多くの温泉があった様で遠くからの湯治客や、商人
などが集まって賑やかな湯治場であったようで大変
歴史の古い温泉場※です。
  この下湯はその名残りを今に留めております。

※木乃葉の湯パンフより
460年前から利用され、岡藩の殿様も入ったと言われています。

(参考)はしご湯のすすめAll About郡司さんレポ秘境温泉神秘の湯熊谷温泉レポ
     1010温泉記炭酸温泉3湯比較/大原利雄著「誰も行けない温泉 最後の聖(泉)

※九州大分・温泉の旅アルバム@下湯4枚

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww006.upp.so-net.ne.jp%2Fmario%2Fkonoha%2Fsitayu.htm

 

Re:Re:Re:放射能泉について  投稿者:クマオ  投稿日: 6月16日(金)07時16分40秒
  >ともともかさま
前から気になっていたのですが、○○ラジウム温泉というのはあちこちにありますが放射能泉の基準とは関係ないところがけっこう多いのではないでしょうか。近いところでは綱島ラジウム温泉は普通の黒湯だと思います。どうしてそうなっているのかちょっと調べてみました。

キュリー婦人がラジウムを発見したのは1898年(明治31年)。ラジウムの有用性が知られるようになって、日本でも明治末期、大正時代から温泉のラジウムの含有量があちこちで測定されるようになりました。そのころは「ラジウム」は不思議な効果があるキャッチフレーズになって、ちょっとでもあればラジウム温泉と名乗る温泉が現れたようです。

第2次大戦後は原子爆弾のおかげで放射能は恐ろしいものと思われるようになって、「ラジウム」はキャッチフレーズとしては廃れてしまったので、新しくラジウム温泉を名のるところはほとんどないようです。放射能泉の基準は戦後にできたものですので、基準に満たなくても昔からある「○○ラジウム温泉」については固有名詞として認められているのではないかと思います。

ところで、鳥取県の三朝温泉は1916年(大正5年)に東洋一のラドン濃度と発表されています。今でもラジウムにちなんで、毎年「キュリー祭」を行っているそうです。

>熱海市民さま
訂正の訂正、いたしました。凡ミスつづきですみません。
 

Re:Re:放射能泉について  投稿者:ともともか  投稿日: 6月15日(木)00時23分50秒
  やませみ様。再度ありがとうございました。つまり常水と区分する基準として、ラジウム含有量は極めて微量で良いということなのですね。  

Re:日光湯元  投稿者:一遊  投稿日: 6月13日(火)22時34分26秒    編集済
  「はるにれの湯」をはじめ、何かと気になる日光湯元ですが、ここのお湯は源泉数は多くないはずなのに、入るたびに様子が違うので、お湯の素性を把握しづらいという印象があります。
「はるにれの湯」を訪れたときは、1時間でも入ってられそうなぬるま湯で、はじめて嗅ぐ甘ったるい硫黄の香りに驚きました。でも、「板屋旅館」でも再訪時にこの匂いを嗅いだことがあります(源泉は違うはずですが…)。行く度にまったく違うのですよ(笑)。
「ゆの香」は、宿の中では最も鮮度のいいお湯ということのようですが、激熱のため水で薄めざるをえなかったですね〜。
最近は足が遠のいてしまってますが、ロケーションが特に好きな温泉地です。
 

川古温泉 「浜屋旅館」  投稿者:うつぼ  投稿日: 6月13日(火)22時20分33秒    編集済
  春先に入った北毛の湯治温泉です。イッサキさん、めがねさん、やませみさん他のレポあり。長文連打すみませぬ。

<川古温泉「浜屋旅館」>(群馬県みなかみ町(旧 新治村)、10:00〜16:00、1,000円、0278-66-0888)
「川古の土産はひとつ杖を捨て」といわれ、古くから湯治客で賑わった川古温泉は「浜屋旅館」の一軒宿です。猿ヶ京、水上からの両ルートがありますが、今冬は豪雪で雪崩があったらしく水上ルートは通行止めでした。

猿ヶ京の手前を北側に入り、名湯の噂が高い高原千葉村(日帰り不可)を右に見て、しばらく行った分岐を左手の沢に向かっておりていきます。
下りきると茂倉の集落があらわれ(このあたり道がわかりにくいので要注意)、さらに右手の上流に向かって少し走ると橋のたもとに「浜屋旅館」が見えてきます。
赤谷川沿いにはこれより上流に人里はないので、まさにどんづまりの秘湯です。
鉄筋箱形の建物は、秘湯の風情にやや乏しいですが、湯治の快適度からするとこういう建物の方が実用的かも・・・。

冬場のこことて館内に客の気配はなく、すべての浴場を贅沢にも独占でした。
ロビー階からELVで階下におりると浴場階。館内にはあちこちに分析書や温泉利用の注意書きが貼ってあります。
手前から女湯、男湯、混浴風呂の3つの内湯と、それぞれの内湯からハダカ移動可の混浴大露天の計4カ所。大露天の手前には源泉と湧水の飲泉所があります。各内湯にカラン、シャンプー、ドライヤーあり。
赤谷川の河床にほど近い大露天は、岩枠コンクリ敷30人以上の大ぶりなもので野趣があります。

女湯、男湯、混浴風呂はすべて木枠で玉石敷。大きさはそれぞれ5人、3人、4人ほどで木の湯口からの投入+底面注入。サウナ槽内排湯はなく、全量をオーバーフローのかけ流し。
大露天は石膏の析出の出た木湯からの湯滝状投入&岩の湯口の2ヶ所の湯口と、べつに熱湯の側面注入。槽内排湯は見あたらず、おそらく全量を川側の上面排湯口から排湯のかけ流し。

お湯はややぬるめで37℃くらいはありました。今はぬる湯の自然湧出泉(川古の湯)から、約40℃の掘削自噴泉(浜屋の湯)に切り替えているらしく、以前よりはやや湯温が高めになっているようです。
お湯はほぼ無色透明で白い湯の花が浮かびます。ほこほことした石膏味にかすかな金気味、石膏臭+微甘イオウ臭+僅微金気臭。硫酸塩泉らしいキシキシ感ととろみがあり、湯中の手足が青白く発光しています。

あたたまり感はさして強くはないものの、浴後ぬくぬくとしてなかなか冷めません。これにここちよい爽快感が加わってすこぶる上質な浴後感が味わえます。やませみさんも指摘されていましたが、石膏泉らしさだけなら、霧積、諏訪峡などのほうがきっちりと出ているような気もしますが、上品な質感はけっして引けをとりません。刺激の少ないおだやかな浴感が、”ぬる湯の名湯”の評価を高めているのだと思います。
どの浴槽も鮮度感がありますが、なかでも投入量の多い露天の湯口そばはアワつきもあって、いちばん鮮度が高いような気がしました。

いわゆる”新秘湯の宿”とはいささか趣が違うものの、お湯は抜群だし、湯治向きに機能的につくられたいいお宿かと思います。

(源泉名:浜屋の湯/館内掲示)
Ca・Na-硫酸塩温泉 39.9℃、pH=7.9、成分総計=1.37g/kg、Na^+=140mg/kg (29.62mval%)、Ca^2+=282 (68.58)、Fe^2+=0.02、Cl^-=106 (14.11)、SO_4^2-=850 (83.53)、陽イオン計=401 (19.0mval)、陰イオン計=894 (19.2mval)、メタけい酸=64.8、メタほう酸=11 <H15.6.12分析>

<温泉利用掲示> 加水なし 加温なし 濾過循環なし 消毒剤使用なし

>温たまさん、瑞湯さん
はるにれの湯閉鎖ですか・・・。未湯だったので残念です。
日光湯元の源泉は、判明している限りこんな感じ(下のほう)です。
 

成田の命泉 「大和の湯」(リニューアル後)  投稿者:うつぼ  投稿日: 6月13日(火)22時17分10秒    編集済
  千葉のお湯、もうひとついきます。

<成田の命泉「大和の湯」> (成田市、10:00〜22:00、無休、800円、0476-28-8111)
好みのお湯で何回か入っていますが、2005年4月”デザイナーズ温泉”として、全面リニューアルしてからははじめてです。
建物前を通り過ぎた奥のP(前もあったかな?)に停めました。以前は前面の道路側にあったエントランスが、建物裏手の山側に移っています。

絵に描いたような”和モダン系”のつくりですが、館内はどことなくエスニックな香りも・・・。あまりに完璧な”いやし空間”がつくられているので、”大広間でゴロ寝”派にはかえって落ち着かないかも・・・(笑)
スペース自体はさほど広くなく、混雑したら入場制限入るかも? 限定3室の個室露天、フィットネスやボディケアも併設されています。

つくりの違うふたつの浴場は男女日替わり制。奇数日だったので男湯は手前A棟のほうでした。A棟の脱衣所はやや狭めですが、奥にセパレート式の豪華なパウダールームがあります。
入って正面に木樽のかけ湯、左手が2階への階段で、2階には展望サウナと水風呂(たぶん井水使用、肌ざわりなめらか)&サブの洗い場があります。階段が水気でぬるぬるしていたのはちと不快。

右手は内湯で手前からジェット槽(井水・消毒臭)、内湯(石造5.6人、温泉)、シャワールームに洗い場(セパ式7)。シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。
屋外に出て階段をおりた露天は石造10人以上の屋根付き浴槽で温泉。あちこちに意匠が凝らされ渋く落ちついたイメージ。露天脇には造りつけの腰掛けがあってなごめます。
ここの浴槽はすべて西側に面していて、印旛沼の向こうに沈む夕日を眺めることができます。土曜17時で浴場全体で20〜30人となかなかの盛況。
なお、B棟の浴場は3層で、1階”枳の湯”(内湯・岩露天)のお湯がいいようです。

さて、浴槽増設&拡張ときいて、その変化が気になっていた問題のお湯です。
内湯は、大きめの石の湯口からの投入+底面吸湯(槽内注入確認できず)で、ときおり奥側の側溝への上面排湯。
露天は、白と赤褐色の析出の出たオブジェ風石の湯口からの投入+側面注入。
どちらも湯口は加熱源泉かと思います。

コーヒー色のお湯は透明度70cmくらいで塩味+重曹味。湯口は弱モール臭で湯面は黒湯によくある化石肥料臭。つるすべのあるやわらかな湯ざわりと、しっかりとした濃度感も感じられます。アワつきは確認できず、リニューアル前よりはやや鮮度感が弱いような気もしますが、それでも内湯の湯口そばではかなりのお湯が楽しめます。
予想よりお湯がよくて、温泉好きも十分満足できるレベルだと思います。

上層階には和風ダイニング”あじ彩”と寿司バー”紫苑”があり、”あじ彩”で食事をしました。オープンキッチンでワインの品揃えも豊富な洒落たお店、そのわりに値段はまあまあ手頃で刺身はかなりいけました。おすすめです。
それにしても、これだけの大リニューアルをかけながら、料金を800円に据え置いたのは良心的、お湯もまあまあだし居ごこちもいいので、また行きたいと思います。

Na-塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉 18.1℃、pH=8.15、120L/min(およそ1000m動力揚湯)、成分総計=9.466g/kg、Na^+=3025mg/kg (92.09mval%)、Ca^2+=101.7 (1.82)、Mg^2+=90.3 (5.20)、Fe^2+=1.1、Cl^-=3759 (73.15)、HCO_3^-=2217 (25.07)、CO_3^2-=72.0、Br^-=10.4、I^-=2.3、陽イオン計=3242 (142.9mval)、陰イオン計=6061 (144.9mval)、メタけい酸=131.0、メタほう酸=12.7、有機物=18.6 <H9.2.10分析>
※再分析はしていないらしく、リニューアル前と同じ分析書でした。
 

Re.日光湯元  投稿者:瑞湯  投稿日: 6月13日(火)20時41分21秒
  はるにれの湯は晩秋,親父がもう閉めることにしたと言って閉めてしまったそうです.温泉寺の奥さんから聞きました.  

Re.日光湯元  投稿者:温たま  投稿日: 6月13日(火)18時50分58秒    編集済
  >流れ星@栃木さん、お返事ありがとうございます。
はるにれの湯は独自源泉だったのですね。小生が今回入浴した旅館は、「源泉の宿・ゆの香」です。湯の平湿原に面しており、源泉湧出場所に最も近い旅館です。主観的な表現で申し訳ありませんが、源泉投入量は悪くないと思います。はるにれの湯よりも温泉投入量は多かったですし、浴槽容積あたりの投入量もこちらの方が多いと思います。やや緑がかった乳白色のお湯で、大変良い温泉でしたが、はるにれの湯と比べると、苦味が無く、少し香りが薄いなあと感じておりました。はるにれの湯の営業再開を期待しております。
 

Re:放射能泉について  投稿者:やませみ  投稿日: 6月13日(火)15時55分2秒
  > ともともかさん
ご存じのようにラドン(Rn)はラジウム(Ra)の放射壊変でつくられるわけですが、
このとき親のラジウムからできる娘のラドン量は一定の比率に決まっていて、
物質中での親娘の量がこの比率に保たれていれば「放射平衡」といいます。

さて、日本の温泉の大部分ではラジウムとラドンは放射平衡になっていません。
ラドン量に比べてラジウム含有量が圧倒的に少ないのが普通で、
どこか別の場所で生まれたラドンが移動してきて温泉水中に濃集するとみられています。
というわけで、温泉法の規定値で常水から区別するときに、
ラドンとラジウムでは別個の規準をもうけてやる必要があると考えられたようです。

現行の温泉法規定は、1911年ナウハイム決議をもとに作成されていますが、
ナウハイム決議の項目にはラジウムは含まれておらず、日本独特の規準になっています。
戦前の研究で、日本の温泉のラジウム平均は0.3〜0.4 x10^8mg/L
とわかっていたので、1.0 x10^8mg/kgあたりが妥当とされたようです。

この文は下記文献を参考にしました。
  甘露寺泰雄(2001):温泉法第二条「別表」についての考察 温泉工学会誌.Vol.28,No.1
 

Re.日光湯元  投稿者:流れ星@栃木  投稿日: 6月13日(火)14時16分12秒
  >温たまさん、はじめまして。
去年あそこのご主人とお話した際、昭和7年に建てた店がどうにも雪に耐えられなくなってきたので建替えると言ってました。未だに工事に掛からないので心配はしているんですが。
あの辺りは国有地なので許可に手間取っているかもしれません。
「はるにれの湯」の源泉は日光湯元温泉でもあそこでしか使っていない「営林署源泉」です。湯元では同じような硫黄泉でも10種類ほどの源泉が使われています。また湯使いでも違いが出てきますから「あの独特な苦味が殆ど感じられません」ということになったのでしょうね。どこの旅館に立寄られたのか知りたいものです。

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fspa-tochigi.cocolog-nifty.com%2Fonsen%2F2005%2F07%2Fpost_a87e.html

 

日光湯元  投稿者:温たま  投稿日: 6月13日(火)12時39分30秒
    先週の土曜日に、竜頭の滝から戦場ヶ原を抜け日光湯元までのハイキングに行ってきました。戦場ヶ原では沢山のワタスゲの花を見ながら、また、森の中ではハルゼミやカッコウの鳴き声を聞きながら、新緑のハイキングを満喫することができました。いつもなら日光湯元では、小生お気に入りの「はるにれの湯」に入浴するのですが、どうも閉店してしまったようです(外見から判断しただけなので、詳しいことはわかりませんが)。はるにれの林を眺めながらの入浴ができなくて大変残念でした。
  代わりに、湯の平近くの旅館の露天風呂に浸かりました。眺望は殆ど得られないのですが、緑乳白色の大変気持ちの良いお湯でした。ただし、はるにれの湯とは若干泉質が違うのか、湯口においてもあの独特な苦味が殆ど感じられませんでした。
  一時休暇だったのでしょうか?それとも店を閉めてしまったのでしょうか?閉店してしまったのであれば、本当に残念です。
 

Re;草津・時間湯体験  投稿者:晶です(^0^)  投稿日: 6月13日(火)09時50分5秒    編集済
  >よしかサン♪
こんにちは!!早速、時間湯体験、レポしてくださってありがとうございます(^−^)
その後、ご主人のぎっくり腰と、よしかサンの胃痛の具合はいかがでしょうか?

ぎっくり腰はさすがに速攻に効果がでることはないと思いますが、よしかサンの胃痛に関しては、湯治された2日間は比較的楽だったようで、よかったなぁって思っています♪♪
(夜の宴会での飲みっぷりは、とても胃痛の人とは思えませんでした^。^;)

今回は週末ということで、時間湯も忙しく、湯長さんとゆっくりお話しする時間がなくて申し訳なく思っていますが、副湯長さん(千代の湯の湯長さん)とゆっくりお話ができて良かったなぁって思っています(^−^)

私も仲間がいるとはいえ、基本的に湯治は自分自身の病と向き合って淡々と高温のお湯に入る孤独な作業ですが、今回は皆といっしょに湯もみしたり、号令かけたり楽しい湯治となりました♪♪ありがとうございました(^0^*)

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2F%A1%A1%A1%A1

 

奈良県川上村入之波温泉  投稿者:トオル  投稿日: 6月12日(月)22時40分8秒
  奈良に所用があったので、一念発起し、入之波(しおのは)温泉山鳩湯に泊まってきました。
バスの便が悪いので、仲間3人で大和八木駅前からレンタカーを借り、飛鳥の古墳群を横目に見ながら、山を分け入ること1時間。ダムサイドに貼り付くようにして山鳩湯はありました。
日曜で、日帰り客がワンサカ。しかし泊まりは3組だけでした。
赤濁したカルシュウムこてこての湯が毎分500リットル掛け流し。豪快です。
湯船は千枚皿状の析出物でコーティングされ、嬉しくなります。
20人大の内湯は、打たせ湯状に源泉が大量投入され鮮度良し。
4〜5人大の露天風呂は内湯からの廃湯利用でややなまり気味。
しかし強烈な温まり感。浴槽からのダム湖の眺望がすばらしい。
食事は鴨鍋を中心として、素朴だが美味しいものでした。鮎の塩焼きの焼き加減が絶妙。

これは当日まで知らなかったのですが、清掃のため夜9時から朝7時までは入浴が出来ません。
家族経営でカルシュウムの除去などの手間を考えると止むを得ないのかもしれません。
泊まる場合は、早めのチェックインで、夜までに何度も楽しんでおくのがよいでしょう。
大人気のために日帰り客が多く、週末は駐車場も足りなくなるようです。さすがにお湯もなまり気味となるので、泊まりでじっくり入浴されることをお勧めします。
なお飲泉可で、鉄臭・微エグ味・発泡感の美味しいお味でした。
 

久住町七里田温泉館「木乃葉の湯」(大分の旅6)  投稿者:ONKEN21  投稿日: 6月12日(月)21時35分26秒    編集済
   大分県竹田市の七里田温泉、宿泊施設の民宿みやまの次は日帰り施設の久住町七里田温泉館
「木乃葉の湯」をレポします。七里田温泉と言いますと日本一のアワアワ湯・下湯共同浴場
(ラムネの湯)が圧倒的に有名で、木乃葉もみやまも下湯の陰に隠れがちです。その下湯の受付
は木乃葉の湯ということになりますが、その木乃葉のお湯は果たしてどんなものでしょう?
民宿で300円で買った入湯券が2回分あったのですが、前の晩下湯で使っただけではソン、翌朝
烏の行水で木乃葉の湯に入ってみました。

  長湯方面から斜め右折し、二車線の農道の終点に木乃葉の湯があります。民宿みやまからは
宿の前の道を別館(集落と反対)方面へ、突き当たりを左折、歩いて4〜5分です。
駐車場奥には“名水の大船山湧水”があって、非炭酸系で真水名水系のおいしい水を飲むことが
できます。玄関の脇には飲泉・飲水所あり。左手が木乃葉の湯の源泉で、右手は大船山湧水で
しょうか。木乃葉の湯を飲むと強烈な炭酸味と鉄味でウェッとなります。味そのものは長湯飲泉所
に似ているのですが、木乃葉の方がもう少しクセが強い感じがしました。温泉の流れるところは
真っ茶色に染まっています。

  玄関を入り気さくなおじさん(引退の話もあったようですが、今年も続投となったそうです)
にみやま入湯券を渡します。すると入湯券に日付を入れてました。一般の方は300円の入浴券を
券売機で買い、入浴券入れに入れます。昔は300円で木乃葉・下湯両方利用できたそうですが、
木乃葉310円・下湯210円の別料金となった後、2006年4月1日より木乃葉・下湯各300円(両方で
600円)に統一されています。下湯の混雑がすさまじいようなので、ついに下湯も値上げしたようです。

  玄関口には農産物直売所、中へ入って奥は畳敷の大きな休憩所で、名物の団子汁などの軽食も
やっています。民宿みやまのポスターも貼ってあります。玄関右手が浴室です。奥側が女子。
手前側が男子。脱衣所は籠式です。浴室に入ると窓辺から壁側にかけて大きな内湯があって、
屋外へ出ると露天浴槽と打たせ湯があります。内湯窓や露天風呂からは草原状で雄大な九重連峰を
望むことができます。全浴槽とも吸込・注入なし、内湯窓側、露天排水路にオーバーフロー、
時季加水あり・加温なし・循環ろ過なし・消毒なしのかけ流しです。今ドキの公共温泉にしては
かなり良い湯使い、さすが九州です。

  下湯の入浴客から伺った話では、木乃葉の湯は朝一番に湯面に浮かぶパリパリの湯の花の膜が
スゴイとのこと。膜を割って入る温泉というと、栃木の柳沢鉱泉清水屋あたりも有名でしたね。
私も宿泊客の特典で朝食前の8時頃に見ようとしましたが、何と通常9時オープンのところ8時前
にはオープンしてしまい地元の方が入って割ってしまったとのこと。破片は残っているだろうとの
ことで、受付に許可を得て破片だけ撮影してきました。お湯の中には薄っぺらな破片状・膜状の
析出物が大量浮遊&沈殿。こんな変わった沈殿物を生じる温泉は長湯も含め見たことがないです。

  お湯は内湯・露天ともやや熱めで茶褐色。浴槽の周りは析出物で茶褐色に染まっています。
下湯と違い熱くて炭酸成分が発泡してしまうのか、肌への泡付はほとんどなし。強烈な炭酸味
に炭酸の面影を感じます。長湯でいうところのラムネ温泉内湯やガニ湯を始め旅館のお湯と
同じ系統でしょう。下湯と一緒に入ると木乃葉の泡付きの少なさに拍子抜けされる方も多い
と思いますが、お湯自体の成分の強烈さは長湯の旅館にも負けていません。とにかく出た後は強烈
に火照りしばらく汗が止まりません。長湯を超えるといわれる七里田ですが、その由縁は木乃葉
でもよく実感できました。木乃葉だけ入る事なかれ下湯は絶対外せないですが、下湯や長湯の
ついでに木乃葉に入る価値は十分あると思います。

  温泉分析書は温泉名と泉質・禁忌効能のみで成分値は一切ありませんでした。利用状況は掲示あり。

(資料1)七里田温泉館温泉分析書<飲泉所・脱衣所・休憩所掲示>
温泉名:七里田温泉
泉質:マグネシウム・ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉(中性低張性高温泉)
泉質別適応症:切り傷、やけど、慢性皮膚病、動脈硬化症
飲用適応症:慢性消化器病、糖尿病、痛風、肝臓病、慢性胆嚢炎、胆石症、慢性便秘、肥満症

<温泉法施行規則改正(H17.2.24公布)に伴う新たな掲示>
加水有り:泉源温度が高いため夏季のみ加水
加温・循環ろ過利用・入浴剤・消毒すべてなし

※読売新聞九州発「しんぼうのお湯めぐり」によると
旧泉質名:含芒硝−重炭酸土類泉 泉温:54.2℃ pH6.8 150L/分
Mg=285 Na=325 Ca=178 K=64.9 鉄2・3=3.8 Sr・Mn・Zn=1.1 陽計=857.8
炭酸水素=2080 硫酸=516 Cl=136 炭酸=1.0 陰計=2733.6
メタケイ酸=215 メタホウ酸=8.9 非解離計=223.9 溶存物質=3820
遊離炭酸=572 成分総計=4390
ラドン=0.10キュリー、深さ500m

(資料2)七里田温泉の由来<駐車場掲示>
1.すでに原始時代、久住山、大船山、黒岳等、この地方の火山活動によって至る所にお湯が
湧き出ていた様である。
2.弥生時代から古墳時代には既に住民は温泉の恵みを受けていた事が想像でき、奈良時代には
記録も残っている
3.戦国時代、永禄四年には温泉を大切にするため朽網鎮則が西蓮寺の一作法印に温泉の守神として
六地蔵を刻ませていて現在も残り伝えられている
4.寛文三年(1662)年岡藩主入山中川久貴は七里田温泉にお茶屋を建てさせている
5.文化六〜七年(1809)十代中川久貴は約半月間の湯治をしているなどの記録がある
6.明治四年の七里田温泉湯銭井貸家賃銭定によると、四室二十二畳、一室十二畳のニ戸があって、
一日いくらの湯銭と家賃を払って一般の人達も利用していた
7.岡藩では湯守を付け湯守に給米一石五斗を与えて温泉の管理をさせていた
8.岡藩時代の温泉の賑いは明治以後の廃藩の後までずっと続いていた
9.明治以後の七里田温泉の様子
宿屋:岩屋・広瀬屋・かじ屋・エビス屋・成安旅館
料理屋:池田屋・ちくさ楼・エビス楼・都楼
その他:酒造場・理髪店・雑貨店・紺屋・飲食店・鍛冶屋・駐在所・天理教会・築山学校・
裁縫塾・慰霊碑等があった
成安旅館の主人・成安琢夫氏が初代の温泉組合長であったとか
10.大正時代にはいり県道が須崎経由したり昭和十四年十ニ月四日には十四戸を焼失する大火災等
が重なり昔の賑いは無くなった
11.平成十年四月二十三日現在の七里田温泉館が新築オープンとなり、これが地域発展の起爆剤
となって今後の発展が期待される

※私の九州・大分温泉の旅@木乃葉の湯7枚

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww006.upp.so-net.ne.jp%2Fmario%2Fkonoha%2F

 

放射能泉について(追伸)  投稿者:ともともか  投稿日: 6月12日(月)21時32分18秒
  やませみ様。ご教示有難うございます。カリウムと異なり、ラドンが気体で吸収されやすく、数日間効果を期待できることも一因なのでしょうか。ところで、もうひとつご教示頂ければ有難いです。放射能温泉の基準として、1キログラム中にラドンが20(100億分の1キュリー単位)以上というのがあります。1キュリーが1gのラジウムと放射平衡にあるラドン量という定義によれば、これは100億分の20g(1億分の200ミリグラム)のラジウムと放射平衡にあるラドン量ということになります。一方放射能温泉の基準として、1キログラム中にラヂウム塩(Raとして)が1億分の1ミリグラム以上というのがあります。両者の間には200倍の開きがありますが、なぜなのでしょうか。  

草津・時間湯体験  投稿者:よしか  投稿日: 6月12日(月)17時17分54秒
  みなさんこんにちは。
週末には晶さんに誘われて、貴重な草津の時間湯を体験してきました。
二日間掛けて、計四回の時間湯にチャレンジしました。
(晶さん、どうもありがとう!!)

印象としては厳かな場であると同時に、実際に時間湯で湯治を行っている方々の前向きな様子に驚かされました。
例えが巧くないかもしれませんが、スポーツで限界を目指す人々のように、目標を持っているので苦しくても日々自分が一歩ずつ先へ進んでいるのが実感できるからなのだと思います。
時間を区切って湯長さんの指導の元、高温の湯に入るということまでは知識として知っていましたが、実際にその湯の中に入ってどんな感じがするのかというのは、これはもう体験してみるしか判らないですね。
熱湯は自分の膚の下にある編み目のような血管を意識させ、それらが活性化されて膨張していくのが判るような気がします。
見えているのは湯気の登っていく天井だけで、研ぎ澄まされた湯が体中に浸透していくようです。
3分という時間は、最初の一回は短く感じましたが、四回のうち後半に行くほど引き延ばされたように長く感じました。

二回目の後に、千代の湯の湯長さんと少しだけお話しする機会がありました(千代の湯の湯長さんはもしかしたら正式には副湯長さんなのかもしれませんが、実質的には千代の湯の時間湯で湯長としてのお仕事をされています)。
若い女性の身で何故この大変なお仕事を選ばれたのかと伺うと、草津の湯で一人でも(辛い症状が和らぎ)救われる人がいるなら時間湯の火を消したくないからと教えて下さいました。
最盛期には六ヶ所で行われていた時間湯も、今はたったの二ヶ所に減ってしまっています(テルメテルメのものはのぞいてカウントしています)。

初めて千代の湯を訪れたとき、時間湯専用の扉に「こちらのお風呂は湯治用です。湯治目的の方以外は固くお断りいたします」と書かれていて、今、困っている疾患の特に無い自分には関わりのない、別世界のドアなのだと思いました。
しかしこの4月から、千代の湯では新しい試みとして、時間湯体験を始めました。
大滝乃湯でチケットも発売していますし、予約なども必要ないそうです。
それでも、千代の湯又は地蔵の湯(こちらは長期湯治専用)での正式な時間湯湯治を考えている方を前提としたお試し体験なのだろうと思っていたら、湯長さん曰く、「できるだけ多くの人に時間湯を知ってほしい。湯治を考えている人でなくても気軽に体験していただいて結構です」とのことでした。

これって結構すごいことだと思います。
時間湯に使われるお湯というのは、あの草津の湯の中でも、最も極上の部分だけ惜しみなく大量に使っているのです。
その湯の質は、正直、共同浴場で使われているものとは比較にならないそうです。
そのとびきりの湯を、100年以上の歴史から最も適していると思われる方法で湯もみし、その人その人の体調にあった温度に湯長さんが整えたものに、たったの550円で入れるんです。
大滝乃湯だって800円かかるし、湯もみと踊りショーは200円だけど湯もみのデモンストレーションだけで入浴はできませんよね。
もちろん冷やかしで体験するようなものではありませんが、草津の最高コンディションのお湯に興味のある方や、文化伝統としての時間湯に興味のある方でも、気軽に体験できるようになっています。

http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fspa.s5.xrea.com%2F

 

Re:放射能泉について  投稿者:やませみ  投稿日: 6月12日(月)16時20分9秒
  > ともともかさん こんにちは
我々の身近な環境にいつも存在している放射線を「自然放射線」とよびますが、
カリウム40は自然放射線のいちばん主要な元素です。
岩石や土壌はもちろん、生物体内にもカリウムは豊富に含まれています。

たとえば人体中でのカリウム濃度は体重1kgあたり2,000mgあり、
体重60kgの人間は体内に約4,000ベクレル(Bq)もの放射泉源をかかえて
生活していることになります。(他に炭素14からも2,500Bqある)

温泉水中でカリウム濃度が2,000mg/kgを超えることは少なく、
カリウム40放射線は人体中のバックグラウンド以下がほとんどなので、
放射能泉の規準対象とはなりにくいです。
有馬など一部の強塩泉にはカリウム濃度2000mg/kgのもあり、
K40放射線も無視できない量かもしれません。
 

放射能泉について  投稿者:ともともか  投稿日: 6月12日(月)00時51分28秒
  温泉法における放射能泉の基準は、源泉におけるラジウムまたはラドンの含有量だったと思いますが、他の自然放射性元素、例えばカリウム40が対象とならないのはなぜでしょうか。カリウムの中でのカリウム40の存在度が0.01%程度でも、地殻の中でのカリウムの存在度が2%ほどあり、また水溶性のために無視できないような気がするのですが。ご教示頂ければ有難いです。  

たびたびすみません  投稿者:熱海市民  投稿日: 6月11日(日)21時57分7秒
  >山の中腹に伊豆山(いづさん)温泉があります。
訂正していただき感謝です。
出来れば「いづ」から「いず」にしていただくと助かります。
ググッてみると
いずは
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.google.co.jp%2Fsearch%3Fnum%3D100%26hl%3Dja%26newwindow%3D1%26q%3D%25E3%2581%2584%25E3%2581%259A%26lr%3Dlang_ja
いづは
http://6717.teacup.com/kumao/bbs?M=JU&JUR=http%3A%2F%2Fwww.google.co.jp%2Fsearch%3Fnum%3D100%26hl%3Dja%26newwindow%3D1%26q%3D%25E3%2581%2584%25E3%2581%25A5%26lr%3Dlang_ja
となって「いず」が伊豆なんです。
よろしくお願いいたします。
 

秀明館で出くわしたのは  投稿者:クマオ  投稿日: 6月11日(日)08時20分19秒
  一遊さんが出くわしたのは小生でした。うわさの湯神殿を見たくて出かけたのでした。朝寝坊して出たので東名の渋滞にハマってしまい秀明館に着いたのは午後遅め。それでも新鮮なお湯にゆっくり浸かって大満足でした。

宿の人から話を聞くと、経営している天山の社長は秀明館を手に入れたときとても喜んだそうです。建物の外観は昔のままの雰囲気とのことですが、内部はすべて改装してトイレなども最新です。浴舎も建て替えたと見えて新しいヒノキの香りがまだ強く残っています。

クマ家が借りた部屋は10畳間、1人3000円でした。(タオル、バスタオル、浴衣つき)。日帰りのみの営業としては高めですが、改装費用を考えると元がとれているとは思えません。宿の人の話でも社長はここのお湯を所有していることを誇りにしているので採算度外視のようです。宿泊の営業の予定はいまのところないとのことでした。

>熱海市民さま
ご指摘ありがとうございます。凡ミスすみません。「いづさん」訂正しておきます。
 

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